検診センター看護師の転職事情!1日のスケジュールや平均年収を紹介!
検診センター看護師の業務は一般看護師業務と異なる部分があります。そのことを事前に確認しておくことが大切になってきます。
ここでは、仕事内容はもちろん、1日のスケジュールやメリット・デメリットについて紹介します。
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この記事では検診センターの転職事情についてプロが徹底解説します。
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検診センター看護師の仕事内容・やりがい・大変なこと
検診センターは健康な人の検診・人間ドックをおこなう場所で、治療ではなく、受診者の健康管理・病気の早期発見をおこなうことを目的としています。そのため、一般看護師業務とは違いもあります。
ここでは、以下の4つについて説明していきます。
検診センター看護師の仕事内容
検診センターに勤める看護師の仕事内容は大きく分けると、以下の2種類です。
- 検査の処置やサポート
- 事務作業
検査の処置やサポートでは、採血・血圧測定・身長や体重測定などが主な業務として挙げられます。胃カメラの検査を実施している場合は、内視鏡検査のサポートもおこないます。
また、学校検診・出張検診など検診センター外で業務をおこなうこともありますが、仕事内容はほぼ変わりません。
末永
末永
パソコンでデータ管理をおこなうことも多いので、ある程度のパソコンスキルも必要です。
検診センター看護師の1日のスケジュール
検診センターでは夜勤がなく、日勤のみの職場がほとんどです。そのため勤務時間は8~17時・9~18時ぐらいと考えてください。
土日祝日・年末年始・お盆なども休みのケースが多く、月1回程度は土日出勤を求められるかもしれません。ただ、その場合は午前勤務のみで、お昼過ぎには帰宅できる可能性もあります。
8~17時勤務の具体的な1日のスケジュールを見ていきましょう。
検診センター看護師1日のタイムスケジュール | |
---|---|
7:30-7:45 | 出勤 |
7:45-8:00 | 受診者数確認・事前準備 |
8:00 | 開院時間 |
8:00-12:00 | 検診業務 |
12:00-13:00 | 休憩・午後業務の準備 |
13:00-15:00 | 検診業務 |
15:00-17:00 | 書類作成・データ入力などの事務作業 |
17:00 | 退勤 |
まず、8時には検診センターが開くので、15~30分前くらいに出勤します。出勤したら当日の受診者人数などを確認し、スムーズに検診を始められるように準備を進めます。
8~12時までの午前中は検診業務をおこなうのが一般的です。昼休憩の後は午後の業務に移り、午後の検診予約がなければ書類作成・データ入力などの事務作業をおこないます。
そして、17時になれば定時で退勤することが可能です。
検診センター看護師のやりがい
検診センター勤務は検診を目的としているので比較的健康な人が多く、精神的に楽な特徴があります。何より健康な人の病気を早期に発見し、重篤な症状になることを未然に防げることが検診センター勤務の看護師のやりがいです。
「いつも検診してくれるから安心」「病気を発見してくれてありがとう」など、受診に訪れた人から直接お礼を言って貰える機会があることも検診センターの魅力です。
検診センター看護師の大変なこと
1日に何十人もの採血をすることも珍しくなく、ある程度の採血技術が求められます。検診センターに訪れる人は受診者であると同時に、お客様でもあります。
そのため待ち時間に対するクレームなど、受診者から厳しいことを言われるかもしれません。看護師としての基本的な知識・技術を駆使して効率良く、丁寧に仕事をおこなうことが非常に重要です。
また、看護師としての知識だけではなく、社会人としての一般常識やマナーも求められます。
検診センター看護師になるには
実際に検診センターの看護師になるには正社員として勤務する方法もあれば、単発のアルバイトなどに応募することも可能です。
双方の求人情報を見てみると、勤務時間や仕事内容はほとんど違いがありません。つまり、アルバイトでも正社員と同様の専門的な知識・技術が求められるということです。
業務内容は同じですが、単発の仕事であれば看護師としてある程度の経験が応募要件に記載されていることもあります。逆に正社員は未経験でも応募できる可能性があり、自分の経験に応じて雇用形態を選択することが可能です。
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ただ、給料面に関しては、正社員のほうが賞与や退職金など基本給以外の部分が充実しています。
それ以外にも正社員なら看護師の経験年数に応じて、職務手当を貰えることもあります。
末永
検診センターでの勤務を考えているなら以下のような転職サイトの利用がおすすめです。
なぜなら、検診センターは人気の職場だからです。日本看護協会によると求人倍率は0.3倍、つまり3人に1人しか受からない狭き門です。
以下のような転職サイトでは、書類の添削や面接対策も無料でおこなってくれるため、転職成功率が格段にアップします。
サイトによって保有している求人やサポートに違いがあるので、2~3社同時登録した方がより希望の求人に出会える可能性が高まります。
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検診センター看護師の労働環境
基本的には8~18時内が勤務時間なのですが、月に20時間程度の残業がある職場も見られます。
企業に対して雇用者の検診が義務付けられているので、新入社員が就職する3~6月頃は比較的忙しいです。学校検診も4~6月頃に実施されるケースがあり、この時期は多少の残業があるかもしれません。
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検診は午前中におこなうことが多く、午前中のほうが忙しいです。
逆に午後は検診があっても数が少なく、事務作業をおこなう余裕があります。
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しかし、これは勤務している職場によって様々です。契約している事業所の繁忙期が3~6月であれば、検診を7~8月にずらすこともあります。
事業所の雇用者が100人規模であれば7~8月も繁忙期になるかもしれません。
検診センター看護師のメリット・デメリット
検診センター看護師の仕事はやりがいが多いものの、デメリットも存在します。ここからは、検診センター看護師として働く際のメリットとデメリットについて解説します。
メリット
検診センター看護師の最大のメリットは日勤のみなので、ワークライフバランスが取りやすいことです。
休日も年間120日以上を実現している職場が多く、プライベートな時間をしっかり確保できます。健康的な人が多く精神的負担も少なく、看護師経験が少ない人でも働きやすいです。
また、アルバイトや単発の仕事など、融通がききやすいメリットもあります。
デメリット
仕事で求められる看護師技術に関しては採血など基本的なものが多く、スキルアップを考えている人には物足りないかもしれません。
ルーティンワークがメインなので、人によって向き不向きもあります。また、夜勤がない分プライベートな自由度は高いものの、収入面ではどうしても低くなりがちです。
検診センター看護師の平均年収は545万円
2020年7月28日時点の看護師ワーカーの「全国の看護師の平均年収」によると、あくまでも目安ですが、検診センター看護師の平均年収は約545万円と言われています。
看護師の平均給与が年収518万円前後なので、平均より少し上くらいです。
月収は25~40万円くらいで、経験やポストによって変動します。ちなみに、内科は年収541万円、リハビリテーション科は548万円ぐらいです。
末永
検診センターは他の診療科とほぼ同じくらいの給料ですが、夜勤の多い診療科よりは低い傾向にあります。
ちなみに、アルバイトや単発の仕事なら時給は1500円前後です。
検診センター看護師はこんな人に向いている
検診センター看護師のメリットやデメリット、やりがいなどからどんな人が向いているのか・向いていないのかについて説明していきたいと思います。
こんな人は向いている
ルーティンワークがメインになるので、検診センター勤務は黙々と同じ作業を続けられる人に最適です。コミュニケーション能力も活かせることから、人と関わることが好きな人にも向いています。
また、日勤のみ・年間休日120日以上の労働環境になっていることが多いので、家庭と仕事を両立したい人からも人気です。
とくに結婚・出産などによってブランクがある女性から「働きやすい」と支持されています。未経験の人も看護師の基礎技術を磨けるので、最初の職場として活用することも可能です。
こんな人は向いていない
逆に、夜勤をしてしっかり稼ぎたい・治療によって患者の命を救いたいと考えている人には向いていないかもしれません。
なぜなら検診センターは基本的に日勤のみ、治療ではなく検診による健康管理を目的としているからです。
事前に検診センターの業務内容を確認していればミスマッチを防げるので、しっかりデメリットまで把握しておきましょう。
検診センター看護師に転職するならプロの力を頼ろう
先ほども述べましたが、日本看護協会によると、検診センターの看護師の求人倍率は0.3倍、つまり3人に1人しか受からない倍率です。
かなり狭き門なので、検診センターへの転職を成功させるには転職サポートつきの転職サイトを利用して万全の準備をしておく必要があります。
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転職者の求める条件と、その人の持っているスキルや経験から、希望にマッチした勤務先を紹介してくれます。
他にも必要な履歴書作成や面接対策など、転職活動のあらゆる面をサポートしてくれます。
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とはいえ、転職サイトによって保有求人に差があります。
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