広告営業の志望動機のコツを徹底解説!【転職エージェント監修】
こんにちは!すべらない転職エージェントの末永です。
広告営業に転職したい人向けに志望動機の書き方やポイントを、サイバーエージェントで広告営業の経験のある転職のプロが解説します。
志望動機は転職成功のための設計図となるものです。しっかり考えていきましょう!
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広告営業の志望動機は自己分析が重要
広告営業へ転職する際、志望動機の明確化が重要なポイントになります。
「なぜ広告営業に転職したいのか?」という部分を自分なりの言葉に置き換え、自分だけの表現でしっかりと伝えることで履歴書も書きやすくなりますし、面接で伝えるべきことも整理することができます。
志望動機を明確にするためには、深いレベルの自己分析が不可欠です。
ここでは、広告営業への転職を考える際に意識しておきたい自己分析のポイントについて詳しく解説していきます。
強み・弱みを整理する
広告営業への転職にかぎった話ではありませんが、自己分析では強みだけでなく弱みについても客観的に見つめることが必須です。
社会人であれば、自分の強みやセールスポイントについてはある程度見えてくるかもしれませんが、弱みについては意外とわかりにくい場合があります。
また、自分では弱みだと思っているポイントが実はあなたにしかない強みだったり、貴重な武器だったりすることもあります。
自己分析を深いレベルでおこなうことによって自分の強みや弱み、広告営業職としての武器を整理することができ、転職活動における課題が見えやすくなります。
強みや弱みを具体的に把握することにより、職業適性を知ることにもつながります。
自分なりのストーリーにする
自己分析をただのデータとして終わらせてしまったのでは、転職活動の資料として活かすことができません。
企業側が本当に求めているものは、あなただけのストーリーです。
「前職では一般営業が中心だったが、転職後は広告営業に携わり、よりクリエイティブな仕事がしたい」など、感情の動きをストーリーにのせて伝えることによって人柄が見えやすくなり、オリジナルの言葉として相手の心を揺さぶることができます。
ストーリーには、原体験が不可欠です。
原体験とは「あなたの心に深く根ざしている体験」のことで、ほとんどの場合、それは子どもの頃の体験と密接に結びついています。
子どもの頃から社交的で、リーダーシップに恵まれていた人は成長してからもプレゼン能力に長け、営業職に向いている可能性があります。
自己分析でも原体験を振り返ることで、あなた自身も気づかない本当の性格や資質が見えてきます。
面接での質問を想定する
面接対策の一環としておこなわれることの多い自己分析では、面接での質問を具体的に想定しておくことがポイントです。
面接での質問をあらかじめリストアップしたうえで自己分析を繰り返すことで、「面接で本当に伝えるべき内容」を具体的に整理することができます。
面接がもともと苦手な人は、質問をシミュレーションすることで自信につながるかもしれません。
広告営業の面接でよく聞かれる質問としては、以下のようなものが挙げられます。
- 前職での経験
- 将来のビジョン
- 前職を通して得られたスキル
- 前職を辞めることになった理由
面接での質問にはさまざまなバリエーションがありますが、基本的には上のようなカテゴリに分類できるとされています。
最近では変化球に近い質問を取り入れる企業も増えていますが、自己分析を繰り返して面接内容をシミュレーションしておけば対応力もあがりますので、その意味でも自己分析は面接対策において不可欠であると言えます。
客観的な意見を参考にする
自分ひとりで自己分析をおこなうことは、あまり効果的ではありません。
自己分析では客観性が不可欠であり、専門的なメソッドを理解しないかぎり、「主観的な自分探し」で終わってしまいます。
そこでおすすめなのがプロの力を借りることです。大手転職エージェントではプロのキャリアアドバイザーによる面接指導が受けられます。
キャリアアドバイザーに自己分析の添削も依頼することができ、プロによる客観的な添削を受けることによって「他人から見た強み・弱み」を視覚化することができます。
履歴書や面接では「客観的な自分」をアピールすることで実績やスキルを伝えることができ、「物事を客観視できる人材」という印象を強めることができます。
自己分析は繰り返しおこなう
自己分析を1度きりで終わらせてしまったのでは、自己分析の効果を充分に引き出すことはできません。
面接対策の一環として自己分析を何度も繰り返すことで強みや弱み、セールスポイントがより具体的に見えるようになり、面接でもゆとりをもって面接官にアピールすることができます。
自己分析をより効果的におこなうポイントは、フェーズごとに目標を設定することです。
「強みや弱みを整理する」「性格について深く掘り下げる」「原体験を深掘りする」など、それぞれのステップごとにゴールを設定し、少しずつ自分について知っていく、というイメージすることで自己分析の効果がより向上し、有効な面接対策につながります。
フェーズ終了後はキャリアアドバイザーによる添削指導を受け、課題をその都度アップデートすることで分析の精度を高めていくことが理想的なパターンです。
末永
末永
広告営業といっても企業によっては自分に合わないこともあります。そのため徹底的な自己分析をおこない転職後のミスマッチを防ぐことが大切です!また弊社は営業職の転職サポートも得意としているため、自己分析のサポートだけでなく、企業ごとに合わせた面接対策のサポートも提供することができます。
広告営業に挑戦してみたいけで自分自身でできるか不安、、
という方はぜひ弊社のすべらないキャリアエージェント
にご相談ください。
すべらないキャリアエージェント について詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。
広告営業の志望動機の書き方
転職活動の志望動機で人事が重視しているのは以下の3つです。
人事が重視していることは、評価のポイントになるので志望動機を考える際に意識して入れる必要があります。
広告営業を志望する理由
まずは、広告営業を志望する理由についてわかりやすく書きましょう。
方法として未経験者の場合は、広告営業になぜ興味を持ったのか、なぜ広告営業に志望しようと思ったのかということを洗い出しましょう。
経験者であったら、前職で得た経験やスキルをどう活かしていくのか、なぜまた広告営業を選んだのかを考えましょう。
例としては未経験者の場合「新たな分野にチャレンジすることで視野を広げたい」、経験者の場合は「前職の経験を活かしてさらなるキャリアアップにつなげたい」などが挙げられます。
この例を参考にして自分なりに考えてみましょう。
応募企業を選ぶ理由
業界への転職理由以上に重要となるのが企業への志望動機です。その企業になぜ志望したいのかは絶対に書きましょう。
企業側も転職者がなぜここで働きたいのかという部分を知りたいと思っています。そのため、「企業のこの部分に共感したからこの企業で働きたい」や、「企業のこの事業に興味を持ったから」などその企業独自のことに着目して志望動機を書きましょう。
また、どの企業も熱意ある人材を求めています。企業の公式Webサイトやパンフレットから企業の業績、実績、主力事業をチェックすることで志望動機が固まっていきますので、事前のリサーチは充分な時間をかけておこないましょう。
過去の実績や活かせるスキル
広告営業では、専門的なスキルや資格が必須となる場面はそれほどありません。
しかし、これから生かすことができるスキルや能力はきちんとアピールしていきましょう。
広告営業の経験者、営業職の経験者は今までの得たスキルや能力をどうその企業で活かしていけるのか具体的にアピールしていくと良いです。また企業は即戦力になる人を求めているため経験者はその辺りもアピールできると良いです。
未経験者でも、広告営業に生かすことができるスキルや能力はきちんとアピールすることが大切です。また、自分にはどんなスキルや能力があるのか分からないという人は先ほどまでも述べてきたように徹底的な自己分析をおこないましょう。
広告営業の志望動機の差別化ポイント
転職活動では「履歴書の段階でいかに差をつけるか」がポイントとなります。履歴書の志望動機で「おっ」と思わせるポイントについて見ていきましょう。
数字を積極的に使う
先ほども述べたように、広告営業経験者や未経験者関係なく自分の持っているスキルをアピールすることは大切です。しかし、ただアピールするだけでは企業側には伝わりません。
また実績やスキルは、言葉で説明するだけでは上手く伝わりません。数字によって根拠を示すことで説得力が増し、ライバルとの差別化をはかることができます。
「前職では1年間で成約率を5%上昇させました」のように、過去の実績を数字で示すことができればより効果的です。
実績やスキルをアピールする際は具体的に示しましょう。
業界・職種に関する経験を書く
広告営業の経験者であれば、履歴書の段階で具体的な経験をアピールをしていきましょう。
実績をただ示すのではなく、「業務の経験から人間的な成長へとどのようにつなげているのか」をひとつのストーリーとしてアピールすることで人柄が伝わり、入社後の働き方を具体的にイメージしてもらうことができます。
また広告営業は未経験者でも、前職で得た経験を広告営業で活かすことができるのか具体的に示しましょう。未経験だから書くことが無いという事はありません。しっかりと前職で得た経験を振り返り、どの経験を次に活かすことができるか考えましょう。
広告営業の志望動機を書く際の気をつけるべきポイント
続いて広告営業の志望動機を書く際に気をつけるべきポイントをいくつか説明していきます。
これから説明していくような書き方で志望動機を書いてしまうと企業からの評価も下がってしまいます。
そうならない為に広告営業の志望動機を書く際に気をつけるべきポイントをしっかりと頭に入れて書き始めましょう。
待遇を理由にするのはNG
まず初めに、その企業の待遇がいいからと露骨に待遇を志望動機に書くことはNGです。
実際に広告業界は給料が高いと言われており、年収アップを期待して広告営業に転職したいと思っている人もいるでしょう。しかし、そのことを志望動機や面接を通して露骨に出すことは評価には繋がりません。
そのため待遇の良さではなく、自分自身の仕事に対する熱量を伝える方がいいでしょう。
また、待遇の良さを志望動機にどうしても入れたいのであれば、「働きやすい環境が整っている」程度にしておきましょう。
その企業ならではの部分に着目する
広告営業として働くことができる企業は一つではありません。企業側は転職者がなぜうちの企業で働きたいのか、ということを知りたいのです。
まず転職者はなぜその企業で働きたいと思ったのか明確にし説明できるようにしておきましょう。
また「他の企業でも達成できそうな目標だな」と思われないようにするためにも、なるべく具体的に書くことが大切です。
具体的に書くためには事前に広告営業について、またその企業についてもしっかりと分析することが大切になってきます。
学びたいという姿勢を押し出しすぎない
学びたいという姿勢は一見ポジティブなものと捉えられがちですが、志望動機を書く上であまり押し出しすぎるのは逆効果となってしまいます。
「学びたい」という姿勢を押し出しすぎると受動的な印象を持たれてしましうことが多いです。
企業側は採用したらすぐに即戦力となって働いてくれる人に魅力を感じる為受動的な姿勢は逆効果になってしまいます。
つまり企業は受動的な人ではなく能動的な人を求めている為、受動的な表現ではなく能動的な表現で志望動機は書きましょう。
【ケース別】広告営業の志望動機の例文
ここでは実際に広告営業の志望動機を書く際の例文を紹介していきます。
今回は広告営業「経験者」と「未経験者」に分けて、2つ例文を紹介していきます。
ここでの例文は参考程度にして自分なりの志望動機も考えましょう!
広告営業経験者の場合
1つ目の例は広告営業経験者の志望動機です。
この志望動機では今まで広告営業で得たスキルや能力をどう活かしていくのかということを詳しく書いています。
私は広告営業経験者として、常にお客様のニーズに合わせた最適な提案を行い、信頼関係を築いてきました。この経験を生かし、新しいチャレンジを求め、貴社の広告営業部門で働きたいと考えています。
貴社は、私が尊敬する企業の一つであり、その企業理念に共感しています。貴社であれば、お客様に真に必要な提案を行うことができ、より良い製品やサービスを提供することができると信じています。
また、広告営業にはクリエイティブな要素も含まれるため、常にアイデアを出し合い、チームで協力してクライアントのニーズに応えることが求められます。私はチームワークを重視し、コミュニケーション能力にも自信があります。貴社で働くことで、新たなチャレンジを通じて成長し、貢献できると考えています。
以上が、私が広告営業経験者として貴社に入社したいと考える理由です。貴社での仕事に情熱を持ち、日々努力を重ね、お客様に価値を提供することで、貴社の発展に貢献したいと思います。
広告営業未経験者の場合
2つ目の例は広告営業未経験者の志望動機です。
先ほども述べたように、未経験者は広告営業でない業務で得たスキルや能力をどう活かしていけるのかを書くことがポイントです。
私は、広告営業という職種に魅力を感じています。その理由は、お客様のビジネスやブランドの成長に直結する仕事であり、常に新しいアイデアを出し、クリエイティブな発想を活かすことが求められるからです。また、お客様とのコミュニケーションを通じて、お客様のニーズを理解し、最適な提案を行うことで、信頼関係を築くことができる点にも魅力を感じています。
さらに、貴社は私が尊敬する企業の一つであり、多様な業種のクライアントを抱え、広告業界におけるリーディングカンパニーとして、多くの実績を持っています。貴社であれば、専門的な知識やスキルを身につけることができると思います。
私は、これまでの職務経験や学習を通じて、コミュニケーション能力や問題解決能力を身につけてきました。また、チームでの協力や目標達成に向けた努力を重視しており、貴社の広告営業チームでの活躍が期待できると自負しています。
以上が、私が広告営業未経験者として貴社に入社したいと考える理由です。貴社での仕事に熱意を持ち、積極的に学び、成長し、貴社の発展に貢献したいと思います。
広告営業の仕事内容
ここまでは広告営業の志望動機の書き方について説明してきますたがここからは広告営業の仕事内容について紹介していきます。細かい仕事内容も頭に入れておくことで、より良い志望動機を書くことができます。ぜひ最後まで読んでいってください!
広告営業の業務は主に、「自社メディアのクリエイティブ」、「クリエイティブの広告制作代行」の2つに分けられます。
最近では後者の広告制作代行がメインの業務となっていますが、規模の大きい企業では自社メディアによって何本もの広告を配信し、企業ブランドを高めている場合もあります。
広告営業に共通する主な仕事内容についてひとつひとつ詳しく見ていきましょう。
ブリーフィング・オリエンテーション
広告営業では、入念なブリーフィングが不可欠です。
ブリーフィングやオリエンテーションに充分な時間をかけるほどクリエイティブのクオリティが向上するといっても過言ではありません。
広告営業におけるブリーフィングでは背景の説明や情報共有、資料の整理が中心となります。
事前のヒアリングで収集したクライアントのニーズをいったん資料に落とし込んだうえで、もう一度説明をおこなっていきます。
ブリーフィングやオリエンテーションは日本ではあくまでも「仮の打ち合わせ」といった程度に認識されており、完成された資料を用意する必要はありません。
ただ、ブリーフィングやオリエンテーションの段階でクライアントと広告に関するニーズや運用戦略を共有しておかなくてはならないため、あらかじめ資料や基礎データをリサーチする必要があります。
ブリーフィングのスキルによって営業スタッフとしての力量が問われるとまで言われていますので、「広告営業は最初が肝心」とおさえておきましょう。
コンペ
企画コンペは広告業界では当たり前におこなわれています。コンペは、企業との契約を結ぶための非常に重要なイベントであり、営業職がその力を発揮できます。
企画コンペで成功をおさめるためには、事前にしっかりとした戦略と計画を立てる必要があります。
とくに、準備段階では徹底したリサーチが不可欠であり、コンペ後のヒアリングをスムーズにおこなううえではずせないプロセスでもあります。
営業職の仕事内容は会社や役職によって異なりますが、幅広い分野での情報収集活動が重要であると言えます。
収集した情報は実際の広告制作の土台になりますし、もちろん、コンペでライバル企業に差をつけるうえでも大きな意味を持ちます。
競合他社とは違った存在感を示すことが重要であるため、クライアントのニーズや要望をしっかりと把握しているかどうかが結果に影響を与える可能性があります。
コンペでは、どのようなイメージの広告をつくりたいのか、どのような分野の広告制作が得意なのか、ということをグラフとともにアピールすることがポイントです。
プロジェクトチームのアサイン
広告制作は、原則としてチームでおこなわれます。
案件は基本的にプロジェクト単位でおこなわれ、外資系企業ではプロジェクトごとに違うメンバーが割り振られるケースもあります。
クライアントへのヒアリングを含めると、広告制作は数ヶ月から数年単位の期間が必要となりますので、プロジェクトメンバーとの連携が重要な意味を持ちます。
メンバーひとりひとりの特性や能力を理解し、苦手分野を互いにカバーしながらアフターフォローまでつなげるのが基本的な流れです。
もちろん、ただ単にコミュニケーションを取るだけでなく、他部門のメンバーとも信頼関係を築き、アンテナをつねに張っておくことでクリエイティブの精度を高めることができます。
スケジューリング
広告営業の世界で重要となるのがスケジューリング能力です。
ここまで見てきたように、広告制作では事前のヒアリングからクリエイティブの制作、入稿、納品まで、長期戦であれば半年以上の期間がかかる場合があります。
ほとんどの場合、一連の工程がストレートに進むことはなく、入稿までにクリエイティブの再考、ヒアリングのやり直しが数回入るのが一般的なパターンです。
広告営業担当者はまず、案件をオファーされた段階で全体のプロセスを俯瞰し、それぞれの工程でどのくらいの時間が必要になるのかをシミュレーションします。
大まかなクリティカルパスを想定しておくことで細かいプロセスを把握することができ、また、クライアントからの差し戻しなど、突発的なスケジュール変更にも柔軟に対応することが可能になります。
また、最近ではウェブ広告の普及によって広告制作のスパンも短くなっており、「納品まで約1ヶ月」という短期戦でのオファーも増えてきています。
広告営業担当者としては、どのような制作期間になっても対応できるよう、若いうちからさまざまなパターンの案件を経験しておくことが重要です。
広告営業に求められるの特徴
広告営業の世界で歓迎される人材の特徴について整理しておきましょう。これらの特徴を実際の経験を含め志望動機で書くと評価されます。
無形法人営業の経験がある
広告営業は企業を相手にする業界ですので、法人営業の経験があれば現場でもアドバンテージとして活かすことができます。
営業職の中でもとくに無形営業はプレゼンテーションが難しく、営業担当者の力量が問われる分野と言われています。
言い換えれば、無形法人営業の経験と実績は広告業界でも大きな武器となり、スキルと資質の証明としてアピールできるのです。
頭の回転が早い
広告営業にかぎらず、人を相手にする仕事では臨機応変さが何よりも求められます。
広告営業にオーソドックスな商談はもはや存在せず、クライアントに合わせたきめ細かい「オーダーメイド営業」ができなければ務まらない業界とも言えます。
ヒアリングから入稿まで、クライアントからの想定外の質問・要求に迅速に対応できるだけのゆとりをもち、トラブルをつねに想定しておくことで臨機応変力は自然ときたえられます。
情緒的コミュニケーションができる
広告営業は数字やデータを扱う職種ですが、理論だけではクライアントに納得してもらうことはできません。
広告営業は「顔の見える仕事」ですから、気持ちの通った、心が伝わるコミュニケーションが自然と実践できるかどうかがポイントになります。
一般的な感覚で考えても、数字だけに説得してくるような相手に人間味は感じられませんよね。
情緒的コミュニケーションに向いている人は、「雑談力」に長けています。
新聞や雑誌、テレビ、ウェブなど、あらゆるメディアにアンテナを張り、つねに最新の情報をアップデートすることで雑談力はきたえられていきます。
もちろん、ただの雑談で終わらせず、何気ない会話から本題である商談につなげ、クライアントに納得感を与えられるスキルを持っている人材が広告業界では重宝されます。
好奇心がある
広告営業は、ある意味で時代と寄り添う仕事でもあります。マーケティングとはつまり消費者ひとりひとりの心理であり、希望であり、流行です。
半年前に通用していた当たり前の常識が永遠に通用するとはかぎりません。流行り廃りの激しいIT業界などでは数週間単位でトレンドが移り変わっていくケースもあります。
好奇心が強く、世間の小さな動きをもらさずキャッチアップできる敏感さを持っておくと、広告営業の世界でも有利に業務を進めることができます。
人と関係構築ができる
広告営業で重要となるのは、クライアントとのコネクションだけではありません。
規模の大きいプロジェクトでは他部門のメンバーと連携を取り合う必要が出てきますし、場合によっては他業種のプロフェッショナルから角度の違うアドバイスを取り入れる場面が出てくるかもしれません。
業種の垣根を超え、シームレスにコミュニケーションを広げられるスキルを磨いておくことで広告営業でも大きなアドバンテージとなります。
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