NTT西日本への転職方法!中途採用の難易度・求人情報を徹底解説!

NTT西日本への転職方法!中途採用の難易度・選考対策を徹底解説!

    NTT西日本(西日本電信電話株式会社)へ転職するコツを就職・転職支援のプロである現役転職エージェントが徹底解説します。

    また、中途採用の転職難易度や求人情報、採用倍率の高い企業から内定獲得するためのポイントも紹介します。

末永雄大 この記事を書いた人

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現インディードリクルートパートナーズ)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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NTT西日本への転職難易度

NTT西日本は転職希望者からの人気が高く、転職難易度も非常に高い企業です。

転職難易度が高い理由は主に2つあります。

NTT西日本の転職難易度が高い理由

  • 転職希望者からの人気が高い

    dodaの「転職人気企業ランキング2026」では、安定性や働きやすさを評価され総合トップ30入りを果たしています。

  • 中途採用の枠が限られている

    新卒では年間201〜300名を一括採用していますが、中途採用は職種ごとの欠員・増員に応じたポジション単位の募集です。1つの募集で採用する人数が少ないうえ、希望する職種の募集が出ているタイミングでなければ応募できません。

一方でNTT西日本が中途採用に消極的というわけではありません。NTT西日本の公式HPによると、中途採用比率は34%(2025年度)です。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

即戦力のスキルさえ合えば、人気企業でも十分にチャンスはあります。


「大手だから無理」と決めつける前に、自分の経験と募集要件がどこで重なるかを1つずつ確認してみてください。

とはいえ、自分の経験がどのポストの要件に合うのかを一人で判断するのは難しいものです。

NTT西日本は職種ごとに求める経験も年数も異なるため、求人票を見ただけでは応募できるかどうかの見極めがつきにくいのが実情です。

そこで役立つのが転職エージェントです。職務経歴を渡せば、募集要件との重なりを客観的に判断してもらえます。

まずは求人を多く保有している大手転職エージェントに登録して、これまでの経験を整理したうえで、狙えるポストを教えてもらいましょう。

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NTT西日本の中途採用比率

前述したとおり、NTT西日本の中途採用比率は2025年度で34%です。以下は3年間の中途採用比率の推移になります。

年度 中途採用比率
2023年度 23%
2024年度 21%
2025年度 34%

出典:NTT西日本会社概要

2024年度から2025年度にかけて中途採用比率が13ポイント上昇しています。

なお公式の注記によると、この比率には医療系の採用や、契約社員から正社員への内部登用・無期転換も含まれます。

それでも3年連続で20%を超えており、一時的な増員ではなく、継続的に外部から人を受け入れている企業だとわかります。

NTT西日本が中途採用に求める人物像

NTT西日本の中途採用は、大きく2つのルートに分かれます。

ルートによって、求める人物像の示され方も異なります。

採用ルート 応募の仕方 求める人物像
ポスト別採用 募集中のポストを選んで応募 ポストごとに設定
リージョナル社員・
ビジネス社員
職種を選んで応募 全職種で共通

出典:NTT西日本 中途採用サイトをもとに作成

そのため、ここからは2つに分けて解説します。

ポスト別採用に求める人物像

ポスト別採用で求められる経験やスキルは、ポストごとに異なります。

ただし、人物像として共通して挙げられている軸があります。

ポスト別採用で求めるもの

  • 社内外の関係者と調整できるコミュニケーション力
  • 困難な状況でも粘り強く推進する力
  • 未知の領域に挑戦する意欲

なかでも多くのポストで求められているのは、コミュニケーション力です。

NTT西日本の案件は、営業・開発・設備・販売といった社内の複数部門と、システム構築や運用を委託する外部企業を巻き込んで進むものが中心です。

関わる相手は顧客だけではありません。技術力や実績に加えて、それを関係者と合意しながら形にする力も問われます。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

細かな求められる人物像はポストによって異なります。専門分野での定着志向が重視されるポストもあれば、人物像より専門知識そのものが前面に出るポストもあります。


応募を検討する際は、志望するポストの募集要項を必ず個別に確認してください。

リージョナル社員・ビジネス社員に求める人物像

まず、リージョナル社員とビジネス社員の違いを確認しておきましょう。

社員区分 募集職種 転勤
リージョナル社員 コンサルティング営業、セールスエンジニア、マンション営業、システム監視運用の4職種 転居を伴う転勤なし。地元で働き続けられる
ビジネス社員 コンサルティング営業、セールスエンジニアの2職種 採用ブロック内と本社(大阪・東京)への転勤あり

出典:NTT西日本 中途採用サイト

働き方は異なりますが、募集要項に示された求める人物像は両区分で共通です。

次の4つが挙げられています。

求める人物像

  • 気持ちの良いコミュニケーションがとれる
  • ICTへの興味・関心が高い
  • 困難な場面でも「やりきる力」がある
  • リーダーシップを発揮した経験がある

いずれも特定の技術や資格ではなく、仕事への向き合い方を問うものです。

この2区分が担うのは、自治体や地域企業の課題をICTで解決する仕事です。社内の技術部門やパートナー企業と連携しながら進める場面も多くあります。

だからこそ、周囲と協働しながら最後までやり遂げる姿勢が求められます

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

なお人物像とは別に、応募には実務経験や資格の要件が設定されています。


職種ごとに条件が異なるため、募集要項で個別に確認してください。

NTT西日本の選考フロー

NTT西日本の中途採用の選考は、書類選考と2回の面接で構成されています。

NTT西日本の選考フロー

  1. 応募(公式サイトまたは転職エージェント経由)
  2. 書類選考
  3. 現場面接
  4. WEB適性検査
  5. 最終面接
  6. 内定

出典:NTT西日本 経験者採用 募集要項

面接は原則2回ですが、ポジションによって3回目が設定される場合があります。適性検査は最終面接の前に実施されるため、書類選考の段階では必要ありません。

ここからは、各ステップで見られるポイントと対策を解説します。

書類選考の特徴と対策

ポスト別採用の応募は、募集ポストを1つ選んで行います。

公開されているポストは営業・コンサルティング、セールスエンジニア、インフラエンジニア、AIエンジニア、研究開発など多岐にわたります。

そのため書類選考で見られるのは、応募したポストの要件と経験が一致しているかです。

書類選考の対策

  • 募集要項の必須要件と職務経歴書の記載を1対1で対応させる
  • 担当業務の羅列ではなく、誰と組んで何を実現したかを書く
  • 複数のポストが該当するなら、経験の重なりが最も大きいものを選ぶ
  • 社員紹介制度が使えるなら活用する(書類選考がスキップされる)

職務経歴書は使い回さず、応募するポストごとに書き分けるのが基本です。

現場面接の特徴と対策

1回目の面接は、配属先の実務部門が担当する現場面接です。

ここで確認されるのは、これまでの経験を配属先の仕事でどこまで再現できるかという点です。

前述のとおり、NTT西日本の案件は社内の複数部門と外部の委託先を巻き込んで進みます。

そのため実績そのものより、関係者をどう動かしたかを深く聞かれます

現場面接の対策

  • 実績は「課題→自分の判断→巻き込んだ相手→結果」の順で整理する
  • 数字で語れる成果を最低1つ用意する
  • 応募ポストの業務と自分の経験の接点を1分で説明できるようにする
  • 逆質問では配属チームの体制や進め方を確認する

職務経歴の説明が業務内容の紹介で終わると、再現性が伝わりません。

WEB適性検査の特徴と対策

WEB適性検査は現場面接の後、最終面接の前に実施されます。

応募や書類選考の段階では不要なので、事前に構える必要はありません

ただしNTT西日本は検査の形式を公表していません。特定の問題集に絞った対策はしづらいのが実情です。

WEB適性検査の対策

  • 現場面接の通過連絡が来たら、受験する時間をすぐ確保する
  • 言語・計数の基礎問題に一度目を通しておく
  • 性格検査は募集要項の求める人物像と矛盾しない回答にする

この検査は最終面接の判断材料にもなるため、面接準備と並行して進める必要があります。

最終面接の特徴と対策

最終面接は適性検査の後に行われます。

ここまでで実務面の適性は確認済みのため、志望動機とキャリアの方向性が中心になります。

経験者採用の勤務地は大阪や京都だけでなく、愛知・石川・広島・愛媛・福岡・沖縄など西日本各地に広がっています。

地域に根ざした事業だからこそ、他の通信キャリアではなくNTT西日本を選ぶ理由が問われます。

最終面接の対策

  • 「なぜ通信業界か」ではなく「なぜNTT西日本か」を用意する
  • 地域の課題をICTでどう解決したいかを自分の経験と結びつける
  • 入社後に伸ばしたい専門分野と5年後の姿を言語化する
  • 転職理由は前職の不満ではなく、実現したいことに接続する

NTT西日本は経験者採用サイトで15の専門分野を示し、入社後のキャリア支援を打ち出しています。

どの分野で専門性を高めたいかまで答えられると、キャリアビジョンに具体性が出ます。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

選考の段階ごとに見られる観点は変わりますが、軸は一貫しています。


「関係者を巻き込んで、最後までやりきった経験」を1つ用意しておけば、現場面接でも最終面接でも使い回せます。

NTT西日本の面接対策

NTT西日本の面接では、募集要項に書かれている内容がそのまま評価軸になります。準備しておきたい3つのポイントを解説します。

関係者をまとめた経験を語れるようにする

面接で重要になるのが、社内外の関係者をまとめて仕事を進めた経験です。NTT西日本の募集要項では、多くのポストでこの力が求められています。

単に「コミュニケーション能力があります」と伝えるだけでは足りません。誰と誰の間に立ち、どんな課題があり、どう合意に持ち込んだのか。この流れを説明できるかどうかで伝わり方が変わります。

面接前に整理しておきたい視点

  • 関わった相手(社内の他部門、顧客、委託先など)
  • 調整が必要になった理由(利害の対立、認識のズレなど)
  • 自分がとった行動
  • 結果として何が動いたか

特に社内の他部門との調整は、顧客対応の実績に比べて語られにくい経験です。

募集要項でも社内の複数部門との連携が繰り返し挙げられているので、意識して準備しておきましょう。

成果は数字と再現性をセットで話す

中途採用は即戦力の採用です。募集要項の採用背景にも「即戦力人材の採用」という表現が使われており、これまでの成果をどう再現するかが問われます。

ただ「売上を伸ばしました」では伝わりません。次の3点が揃うと、聞き手が状況を想像できます。

成果を伝えるときの3点セット

  • 組織の規模:どのくらいの規模の組織・チームだったか
  • 自分の担当範囲:そのなかで自分が何を担ったか
  • 結果の変化:数字がどう動いたか

同じ営業の実績でも、書き方によって伝わり方はまったく違います。

伝わり方の違い

  • 伝わりにくい例:担当エリアの売上を伸ばしました
  • 伝わる例:10社を担当し、うち新規3社を開拓して、担当エリアの売上を前年比120%にしました

後者には10社という規模、新規3社の開拓という自分の担当範囲、前年比120%という結果が入っています。3点が揃っているので、面接官は仕事の状況を思い浮かべられます。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

さらに重要なのが、なぜ達成できたのかを言葉にしておくことです。即戦力として採用される以上、その成果を入社後にも出せるかどうかが見られます。


成功の理由を説明できれば、再現性が伝わります。

募集要項の採用背景を読み込む

ポスト別採用の求人には「採用背景」の欄があり、その組織がいま何に困っていて、なぜ人を採るのかが書かれています。

採用背景の記載例

  • 道路インフラのポスト:道路の維持管理に関する知識やノウハウが社内にないため、経験者採用を強化したい
  • AI基盤のポスト:社内育成では時間がかかるため、即戦力を外部から採用したい

会社が何に困っているのかがわかれば、自分の経験のどこを前に出すべきかが決まります。

「安定しているから」ではなく、会社の課題と自分の経験を結びつけた志望動機を組み立てられます。

あわせて「伸ばせるスキル」の欄も確認しておきましょう。そのポストで何を身につけられるのかが具体的に書かれているため、入社後のキャリアをイメージしやすくなります。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

ただ、これらの準備を現職と並行しながら一人で進めるのは簡単ではありません。


とくに面接は、自分の回答が相手にどう聞こえているかを自分では判断できません。準備したつもりでも、本番で「それは具体的にどういうことですか」と掘られて答えに詰まるケースは珍しくありません。

その点で有効なのが、転職エージェントの模擬面接です。第三者に聞いてもらえば、説明が足りない部分や深掘りされそうな箇所が事前にわかります。

リクルートエージェントdodaでは選考対策のサポートを受けられるので、面接前に相談しておくと安心です。

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NTT西日本の年収

NTT西日本の平均年収は、2024年度で約871万円です(平均年齢43.0歳)。

同社がサステナビリティレポートのデータ集で公表している最新の数値です(2026年7月時点)。

平均年収の推移

年度 平均年収
2022年度 約795万円
2023年度 約836万円
2024年度 約871万円

出典:NTT西日本「サステナビリティレポート データ集(社会)2025」(2022〜2024年度)

3年間で約76万円、率にすると9.5%上昇しています。

国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」によると同じ期間の国民全体の平均給与は458万円から478万円で、伸びは4.4%でした。

つまりNTT西日本の賃金の上がり方は、世の中の平均の2倍以上のペースです。

KDDI・ソフトバンクとの比較

871万円が高いのかどうかは、同じ通信大手と並べると見えてきます。

企業 平均年収 平均年齢
KDDI 約1,018万円 42.0歳
NTT西日本 約871万円 43.0歳
ソフトバンク 約849万円 41.7歳
全国平均 478万円

出典:NTT西日本「データ集(社会)2025」/KDDI・ソフトバンク各社の有価証券報告書(2025年3月期)/国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」

ソフトバンクを約22万円上回る一方、KDDIには約147万円届きません。

しかもNTT西日本は3社で最も平均年齢が高く、年齢をそろえれば差はさらに開きます

通信大手の中では中位、ただし全国平均と比べれば約1.8倍という位置づけです。

中途採用で提示される年収

ここまでは全社員の平均です。中途採用で実際に提示される金額は、募集要項に記載されています。

中途採用の予定年収

  • ポスト別採用:539万円〜841万円(ポストごとに設定)
  • リージョナル社員:約360万円〜441万円
  • ビジネス社員:約452万円〜698万円

ポスト別採用の求人には、想定年収874万円〜という記載もあります。

ただしこれはリーダークラスで採用され、時間外勤務が月20時間、22歳以下の子どもを2人扶養している場合の金額です。

注目したいのは、この提示レンジと平均年収871万円との差です。

データ集によるとNTT西日本の平均勤続年数は20年で、871万円は長く勤めた社員を含んだ数字にあたります。

そのため中途入社の提示額は平均を下回るところから始まると考えるほうが現実的です。

とくにリージョナル社員の360万円〜441万円は、全国平均の478万円を下回ります。

転勤のない働き方とのトレードオフになるため、年収だけで判断すると入社後にズレが生じます。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

平均年収871万円という数字だけを見て応募すると、提示額とのギャップに驚くことがあります。


見るべきは平均ではなく、応募するポストのレンジと、3年で9.5%という昇給ペースのほうです。

年代別・役職別の年収について詳しく知りたい人は、こちらの記事もあわせて確認してみてください。

NTT西日本の働き方と福利厚生

年収と並んで気になるのが、実際の働き方と待遇です。データ集(社会)2025に公表されている数字をもとに解説します。

NTT西日本の働き方と福利厚生

NTT西日本の働き方

NTT西日本の働き方に関する数字は、以下のとおりです。

NTT西日本の働き方データ(2024年度)

  • 平均残業時間:月14.7時間
  • 有給休暇取得率:90.8%(年20日中18.1日を消化)
  • リモートワーク実施率:50.2%
  • 平均勤続年数:20年
  • 離職率:2.2%
  • 新卒入社者の定着率:99.6%

※有給休暇取得率・リモートワーク実施率・離職率はNTT西日本グループ全体の数値。リモートワーク実施率はオフィスワーカーが対象

残業が月14.7時間に収まっていて、有給もほぼ使い切っています。離職率2.2%、平均勤続年数20年という数字からも、長く働き続けやすい環境であることが読み取れます。

勤務時間は9時から17時30分(所定労働時間7時間30分)で、コアタイム10時から15時のフレックス制が導入されています。

リモート勤務の比率はポストによって異なり、出社とリモートが5対5のポストから、フルリモート可のポストまであります。

NTT西日本の福利厚生

福利厚生は、充実した制度が揃っています。

NTT西日本の主な福利厚生

  • 各種手当:通勤手当、家賃補助、子育て・介護手当
  • 寮・社宅:世帯用、単身・独身用
  • 退職金・年金:退職金制度、企業年金基金
  • カフェテリアプラン:社宅、持家取得支援、財産形成支援、人間ドックなどから選択
  • 教育・資格支援:業務スキル向上研修、e-ラーニング、資格取得奨励金
  • 休暇制度:年間休日126日、有給20日(初年度13日)、ライフプラン休暇、育児・介護休職

とくに家賃補助と社宅は実質的な手取りを押し上げる要素で、勤務地が都市部になるぶん効果は小さくありません。

育児支援も実績が出ており、グループ全体で男性の育児事由休暇等の取得率は90.0%です。教育面では、社員一人あたりの年間研修時間37.8時間、研修コスト10.6万円が公表されています。

NTT西日本への転職を成功させるには

ここまでの内容を踏まえて、応募前にやっておきたいことを整理します。

キャリアの棚卸しをする

キャリアの棚卸しとは、これまでの仕事を書き出して整理する作業のことです。頭の中にある経験を文字にすることで、自分に何ができるのかがはっきりします。

NTT西日本の選考では実績を数字で示す必要があるため、この作業が職務経歴書と面接回答の土台になります。過去5年に関わった仕事について、次の4点を書き出してみてください。

棚卸しで書き出す4項目

  • 役割:担当者だったのか、チームをまとめる立場だったのか
  • 規模:予算、チームの人数、顧客数、拠点数など
  • 成果:数字がどう変わったか
  • 使ったスキル:技術、資格、業界知識など

あわせて、社内の他部門やパートナー企業と調整した経験も書き出しておきましょう。

NTT西日本の募集要項では、多くのポストで社内外の関係者と調整できる力が挙げられています。誰と誰の間に立ち、どう合意に持ち込んだのかを整理しておくと、面接で答えやすくなります。

グループ会社の中途採用も検討する

NTT西日本本体のポスト別採用は、募集ポストも応募要件も限られます。

合うポストが見つからない場合は、NTT西日本グループの事業会社という選択肢があります。

会社名 事業内容 中途採用の入口
NTT西日本ビジネスフロント グループのICTサービスの提案・導入支援。営業拠点は全国72カ所 4区分で募集あり
NTTマーケティングアクトProCX コンタクトセンターの運営とBPO 新卒と契約社員が中心
NTTフィールドテクノ 通信ネットワークの構築・運用・修理 新卒と契約社員が中心

出典:NTT西日本「グループ会社」/各社採用サイト

この3社のうち、中途採用の入口がはっきりしているのはNTT西日本ビジネスフロントです。

募集は4区分あり、そのうち正社員採用はセールスエンジニアです。残りはカスタマアテンダントなど契約社員での採用になります。

NTT西日本グループのICTサービスを中堅・中小企業に提案する仕事なので、本体のコンサルティング営業と顧客層が近い点も特徴です。

ただし、グループの体制は動いている最中です。

NTT西日本は2026年7月1日、法人向けICTを担っていたNTTビジネスソリューションズを本体に統合しました。

グループの事業をNTT西日本ブランドへ集約する方針も示されており、中核業務は本体側に集まる流れにあります。

出典:NTT西日本 ニュースリリース(2026年5月8日)

グループ会社は本命ではなく、本体で合うポストが出るまでの選択肢と考えるのが現実的です。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

グループ会社は本体とは別法人なので、給与テーブルも人事制度も異なります。


「NTTグループだから待遇は同じ」と考えず、応募先ごとに募集要項で確認してください。

転職エージェントに相談する

キャリアの棚卸しと募集要項の確認は、自分で進められる準備です。一方で自分では確認しづらい部分もあります。

書き出した経験が要件を満たしているのか、書類でその経験が伝わっているのか、面接での答え方が相手にどう聞こえているのか。これらは自分では判断がつきません。

転職エージェントに相談すると、こうした部分を客観的に見てもらえます。

転職エージェントに頼めること

  • キャリアの棚卸しを一緒におこなう
  • 自分の経験に合う求人を探してもらう
  • 職務経歴書を添削してもらう
  • 面接の練習をしてもらう
  • 入社日や年収の交渉を代行してもらう

どのサービスも無料で受けられ、転職するかどうか迷っている段階で話を聞くだけの利用もできます。

業界最大手のリクルートエージェントdoda、20代の支持を集めるマイナビ転職エージェントは、いずれも大企業の求人を扱っています。まずは登録して、話を聞いてみてください。

NTT西日本転職に関するよくある質問

ここではNTT西日本の転職について、よくある質問をまとめました。

NTT西日本の中途採用に学歴フィルターはあるのですか?

公式に学歴フィルターは公表されていません。ポスト別採用は募集ポストごとに必要な経験とスキルが設定されているため、要件と職務経歴が一致しているかが判断軸になります。

NTT西日本のリ・チャレンジ採用とは何ですか?

NTT西日本またはNTTグループ会社で過去3年以上の勤務経験がある人を対象とする採用枠です。2015年1月に始まった制度で、一度退職した元社員に再び活躍してもらうことを目的としています。

通信業界未経験でもNTT西日本に転職できますか?

法人営業や事業企画など、通信業界以外でも応募可能な職種があります。ただし通信インフラやSEのポジションは即戦力性を求められるため、ITスキルや関連資格の有無で書類通過率が変わります。

NTT西日本ではリモートワークは可能ですか?

職種によって異なります。NTT西日本グループのリモートワーク実施率は50.2%(オフィスワーカー)で、出社とリモートを組み合わせる働き方が中心です。ポストによってはフルリモートも可能です。

まずは大手転職エージェントに登録し、求人数を確保することから始めましょう。

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