2019.08.14

コマツ(小松製作所)へ転職(中途採用・求人)するには?

この記事を書いた人

アクシス株式会社 代表取締役

末永雄大

Suenaga Yuta

Profile 新卒でリクルートキャリア入社。その後、サイバーエージェントにて集客支援を行う。
2012年転職エージェントとしてアクシス株式会社を設立。
Yahoo!ニュース(個人)・オールアバウトガイドなどのメディアに転職のプロとして記事を寄稿している

今回は、建設機械や車両を製造をしている「コマツ(小松製作所)」に転職を検討をしている方向けに、「コマツ(小松製作所)」ノウハウをレクチャーしていきます。

その前にどのような事業を展開をしているのか企業情報を見ていきましょう。

建設機械・車両大手のコマツ(株式会社小松製作所)は連結売上高が2兆円に迫る国内有数のメーカーです。

現在製造業で働いている人であれば、コマツに転職することでステップアップを図りたいと考えたこともあるのではないでしょうか?

世界中に拠点があるのでグローバルに働きたい人の転職先としても魅力が大きい企業といえるでしょう!

コマツ(小松製作所)って何している会社?(事業内容・ビジネスモデル・サービス内容)

コマツの創立は大正10年(1921年)で、本社は東京都港区にあります。

コマツグループはコマツ(株式会社小松製作所)を筆頭に182社で構成されています。

建設機械・車両の生産拠点は世界に38カ所あり、販売代理店は300社以上に及びます。

従業員数は連結で約5万人、コマツ単独でも約1万人という規模です。

建設機械・車両がメーン、リースでも稼ぐ

コマツの売上高構成は、建設機械・車両86.9%、産業機械他10.5%、リテールファイナンス2.6%となっています(2016年度)。

コマツが製造している建設機械・車両には、油圧ショベルやホイールロダー、フォークリフト、トンネル掘削機などがあります。

産業機械としては、プレス機やレーザー加工機などをつくっています。

リテールファイナンスとは、コマツの建機を使うユーザーにリースなどのサービスを提供する事業です。

コマツの顧客は「全世界」

コマツの顧客は全世界にいます。

コマツの2016年度の建設機械・車両の売上高は1兆5,663億円で、そのうち国内売上は19%にすぎません。

コマツの建設機械・車両を最も多く買っているのはアメリカで、売上高に占める割合は22%です。

その他の地域の売上占有率は次の通りです。

  • アジア13%
  • 中南米13%
  • 欧州9%
  • オセアニア(オーストラリアなど)7%
  • 中国6%
  • アフリカ5%
  • CIS(ロシアなど)4%
  • 中近東2%

コマツ(小松製作所)の直近の業績や事業課題は?

次にコマツの業績や事業課題を見ていきます。

売上、利益ともに減少傾向。円高の影響を受けやすい

コマツの連結売上高は2007年度には2兆2,430億円ありましたが、リーマンショックの翌年の2009年度には1兆4,316億円にまで縮小しました。

直近3カ年の売上高は次の通りです。

  • 2014年度1兆9,787億円
  • 2015年度1兆8,550億円
  • 2016年度1兆8,030億円

3期連続で減収となっていて、リーマンショック前の水準に戻るにはまだ時間がかかりそうです。

純利益も2007年度の2,088億円から2016年度には1,134億円へとほぼ半減してしまっています。

ただコマツは「中国、ロシア、インドネシアでは需要が増加していて、現地通貨ベースでは増収を維持している」と強調しています。

2016年度の減収減益は業績不振によるものではなく、円高の影響であるとみているのです。

鉱山機械受注に商機を見出す

コマツが期待を寄せているのは、海外での鉱山向けの機械受注です。

世界経済の好調を受け鉱山での増産が期待され、コマツ製品の販売にも明るい兆しが見えそうです。

コマツ(小松製作所)の仕事内容・職種

コマツは2018年3月現在、経験者採用として、法務職と顧客サポート職を募集しています。

法務職の仕事内容

グローバル企業だけあって、コマツは法務職の強化を狙っています。

コマツの法務の仕事は、M&Aや事業提携での法的支援、契約書の審査と作成、訴訟への対応となっています。

顧客サポート職の仕事内容

コマツの顧客サポート職の仕事は、施工現場にICT(情報通信技術)を用いたソリューションを提供することです。

具体的な業務は、

  • 施工管理システムに関する顧客問い合わせへの対応
  • ICT建機や施工現場のデータ登録
  • ICTソリューション営業

となっています。

研究開発、設計

コマツでは現在、研究開発や設計部門の経験者採用は募集していませんが、コマツといえば「建設機械・車両づくり」ですので、この部門の業務内容も紹介しておきます。

コマツでは新人にも積極的に開発の重要な仕事を任せています。

新人にキャリア7~8年の中堅社員を指導員としてつけるので、新人でも設計業務ができるのです。

コマツの製品は作業現場で使われるので、開発担当者がユーザーの現場に赴いて実際の作業を見ることもあります。

そこで作業員が困っていることがヒントとなり、新製品の開発につながることも珍しくありません。

また開発担当者が自社工場に赴任して量産の支援をすることもあります。

若手技術者にとっては、大きなチャンスを得やすい会社といえるでしょう。

コマツ(小松製作所)の仕事のやりがい

コマツでの仕事のやりがいは「世界の現場に役立っている」ことを実感できることでしょう。

世界の鉱山、世界の建設、世界の土木をコマツの機械が支えています。

コマツの仕事は、地図に載る場所をつくる人を支える仕事です。

また海外拠点が多いことから、海外で活躍したい人にはやりがいを感じられる職場が多数用意されています。

コマツ(小松製作所)の評判・社風・カルチャー・口コミ(転職会議)

コマツ社員の自社に対する評価は高いといえそうです。

マーケティングを担当しているコマツ社員は「ボトムアップとトップダウンがほどよく混ざっている」と話しています。

ボトムアップが強すぎると「指導・教育体制が弱い」という欠点になり、トップダウンが強すぎると「押しつけが強い」という欠点になるので、その両者が絶妙にマッチングしているコマツは、とても働きやすそうです。

コマツ社員のポジティブな意見

コマツ社員の満足度を高めているのは、やはりグローバル展開です。建設機械の開発者がドイツの自社工場に転勤する、といった人事異動も頻繁に行われています。

また、建設機械・車両の世界トップ級メーカーでありながら「経営陣や管理職の意思決定が速い」と評価する社員もいます。この風通しの良さはコマツの社風になっていて「部下が失敗しても上長が責任を取ることは当たり前。

若手でもチャレンジしやすい」と言う社員もいます。

コマツ社員のネガティブな意見

コマツ社員の中には「革新的なものが生まれる土壌がない」と嘆く人もいます。

この方は「パクリ体質」と厳しい見方をしています。

また別の社員は「開発部門と工場部門の対立がひどい」と打ち明けます。

部門間の連携の弱さについては別の社員も「開発、生産、営業が、それぞれ自分たちの世界で完結している」と批判しています。

また年功序列が色濃く残っているところに不満を感じている社員もいます。

「若いころは業績を上げても評価されない」とこぼしています。

コマツ(小松製作所)の面接・SPIなど選考難易度

コマツの経験者採用(中途採用)では、法務職と顧客サポート職を募集しています。

ただ即戦力を求めているので、どちらもかなりの難関といえるでしょう。

法務職

コマツの法務職に応募できるのは、

  • 司法修習を修了した方または修了予定の方または修習生
  • 企業の法務経験者

のいずれかとなっています。つまり司法試験に合格した人か、法務について知識と経験を持っている人しか応募できないというわけです。

顧客サポート職

コマツの顧客サポート職に応募できるのは、

  • 土木現場の施工管理者
  • 建設コンサルタント
  • ICT技術やシステムに抵抗のない方

のいずれかとなっています。

こちらもハードルはとても高いといえそうです。

コマツの経験者採用のプロセス

コマツの経験者採用に応募するためには、まずは履歴書と職務経歴書をメールまたは郵便で送ります。

書類選考を通過すると、1次選考として面接と筆記試験が行われます。

筆記試験の内容は一般教養と適性検査です。

1次選考をパスすると2回目の面接とSPI検査が行われます。この結果によって内定が決まります。

コマツ(小松製作所)の年収相場(給与)は?

コマツの年収相場は次の通りです。

大卒事務系社員、勤続8年30歳

基本給月32万円、扶養手当月2万円など、年収600万円

大卒事務系社員、勤続16年38歳

基本給月42万円、扶養手当月2.5万円など、年収760万円

大卒開発系社員、勤続3~5年20代後半

年収550~600万円

残業代や扶養家族の人数などによって年収は変動しますので、あくまで目安としてお考えください。

コマツ(小松製作所)への転職をお考えの方へ

コマツ転職を成功させるためには自己分析が欠かせません。

一人で自己分析をするのは、非常に困難かと思いますので、転職エージェントの利用をおすすめします。

ただ、キャリアコンサルタントは経験もスキルも正直ピンキリなので、優秀なキャリアコンサルタントに出会うためには、複数の転職エージェントに登録してみるべきだと考えています。

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