JTBへ転職ってどう?面接難易度や評判などについて解説!
コロナウイルスの影響により、残念ながら現在JTBでは積極的に中途採用に力は入れていません。
今後採用活動が動き始めたときのために、プロが転職ノウハウを解説します。
JTBに転職するためのポイント
JTBに転職できる人の特徴は「自立創造型社員」という人物像のある人が、条件として求められています。
自立創造型社員とは?
- 新しい情報やスキルを継続的に習得し、自己成長への努力を惜しまない人
- 物事や組織の課題を認識し、その解決に向けて、自律的・主体的に考え、行動できる人
簡単にまとめると、コミュニケーション能力・ホスピタリティ精神・主体性・発想力・ポジティブ思考を持っている人が求められています。
JTBの事業内容・ビジネスモデル
会社名 | 株式会社 JTB |
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本社所在地 | 東京都品川区東品川二丁目3番11号 |
代表者 | 取締役会長 髙橋 広行 |
設立 | 1963年11月12日 (創立年月日 1912年3月12日) |
資本金 | 払込資本 23億400万円 (授権資本 32億円) |
連結売上高 | 2020年3月期 1兆2885億6900万円 |
従業員 | 27,212名 (グループ全体 2020年3月31日現在) |
事業内容 |
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JTBの直近の業績や今後の事業課題
JTBの事業課題について調査した結果、リスクを分散させることが重要だという結果になりましたので、詳しく説明していきます。
事業のリスク分散
親常態(ニューノーマル)では1つの事業に依存していては生き残っていけません。
皆さんは航空会社の現状を見てお気づきの通りかと思います。メインの事業に過度に依存していると新型コロナウイルスのような不測の事態に陥ってメイン事業で利益が激減した場合、国を代表するような大企業であっても倒産の危機にさらされます。
メイン事業に頼っていけない訳ではなく、不足に事態に陥ったときでも、メイン事業に頼らずに持ち堪えられるような第二・第三の事業が必要なのです。
実はJTBは新型コロナウイルス以前から脱旅行会社化に向けて動き出していました。理由は、旅行会社を通さず、ネットやアプリで自由に旅行を手配する人が若い世代を中心に増えてきたからです。
旅先を選ぶにも、旅行会社のパンフレットに頼るのではなく、旅行サイトやSNSを活用する傾向が強くなっています。こうした変化を背景に、JTBは、旅行以外の分野にも事業を広げられないか、脱“旅行会社”を掲げて模索を続けていたのです。新型コロナウイルスで旅行の需要そのものがしぼむ中、その取り組みを加速させていく必要があります。
その1つとして力を入れているのが、海外出張ができなくなった企業などを対象にしたオンラインイベントの開催です。5月には、中国の企業を集めた商談会をオンラインで開きました。直接顔と顔を合わせたやり取りが難しい中、映像のライブ配信などを活用することで、商談をサポートしました。
JTBの山北社長は「株主総会やセミナーの開催など、イベントの種類も広げていて、今後、新しい事業の柱の1つとしたい。こうした脱“旅行会社”の取り組みは、まだ始まったばかりで、試行錯誤の段階。ポストコロナに向けて新たなビジネスを創出していきたい」と話しています。
大手旅行会社として築いてきた顧客、企業、団体との関係性をベースにどのようなビジネスをしていくかが今後の鍵になるでしょう。
JTBの仕事内容・職種
JTBの中途採用はキャリア採用になっています。旅行が有名なJTBですが、多くの事業を展開しているので、様々な職種があります。大きく分けると、以下の通りです。
- 旅行業営業
- 旅行業関連
- 企画・マーケティング関連
- ITサービス関連
- 商事関連
- 教育・健康・福利厚生・調査関連
- 出版・印刷関連
- 金融・保険関連
- 不動産管理・店舗設計関連
- ホテル・リゾート・レストラン関連
- 運輸・物流関連
- 事務・スタッフ関連
職種によって求められるスキルは変わってきますが、旅行業界の経験があると優遇されます。
とはいえ、旅行業界で必要な資格である「旅行業務取扱管理者」の資格は絶対に必要というわけではありません。資格取得のための研修や通信教育が用意されており、入社後でも資格取得をすることが可能です。
コーディネーター職などは、コミュニケーションを取れる程度の英会話ができるなどのスキルが必要な職種もあります。
営業職であれば、未経験でもチャレンジできます。
JTBの求人情報
JTBでは、各社総合職と各社基幹職のコースに分けて求人募集をしています。
各社総合職
あらゆる業務に従事する社員を募集対象としたコースです。事業の領域を広げ成長を推進していくことを期待しています。
各社基幹職
従事する業務や、勤務地などを特定する社員を募集対象としたコースです。
高い生産性の実現に貢献してくことを期待しています。
各社総合職と各社基幹職のコースで、それぞれエントリーできる企業が違いますので、JTBのコーポレートサイトを確認してみてください。
JTBの仕事のやりがい
JTBで働いている人のリアルな声を集めましたので、自分の求めるやりがいが満たせそうか判断するのに参考にしてください。
JTBの社風・カルチャー
JTBの企業文化の特徴をまとめたので、自分に合いそうな社風かどうか確認してみてください。- 法令遵守の徹底 年間労働時間もしっかり管理されている。休暇取得もほぼ確実にできる。
- 年功序列 昇進・昇給は年功序列の傾向が強い。
- 裁量を持って働ける 案件取得・企画提案からイベント・旅行の終了まで主体性を持って仕事ができる。
- 社内制度の充実 教育制度、資格取得援助が充実しているので成長意欲があれば多くの自己研鑽が可能。
- 異動や勤務先を希望できる やりたい仕事・挑戦したいことを毎年面談の際に希望できるので、実績を残せている人であれば望んだ異動や海外勤務が可能。
- 体育会系 コロナ禍で変化の風潮が出てきているが、現時点ではアナログな作業・泥臭い作業が多い。
- リスクを最優先 経営面ではリスクを最優先しているためイノベーションは生まれにくい環境。
もちろん、部署やチームによって雰囲気やルールは変わってくるので、転職する際は事前に内部の人と話す機会を作ったり、JTB に詳しい転職エージェントに頼るなどして、入社前後のギャップをなくせるように努めましょう。
JTBの選考の流れ
JTBの選考フローは以下の通りになります。
Club JTBに登録、応募
↓
自己PR動画の登録
↓
コース選択・WEBエントリーシートの登録
↓
WEB適性検査の受検
↓
WEB選考合否通知
↓
面接選考
2種類のコースは、併願が可能です。また面接回数は、コースによって異なります。
また、JTB に登録する以外にも転職エージェントから応募する方法もあります。
現在は、新型コロナウイルスの影響で中途採用求人はかなり減っていますが、転職エージェントは非公開求人を持っていますので、登録して非公開求人を探してみましょう。
リクルートエージェント、マイナビエージェントが求人数が豊富でおすすめです。
求人がなかったとしても求人が掲載されたら通知をもらうことができます。人気企業の求人は応募が殺到する可能性が高いので、求人が掲載されたら即応募できるように準備しておきましょう。
JTBの面接
JTBの中途採用の面接でよくされる質問をまとめたので、JTBの選考を受けるか考えている人は自分ならどう答えるか考えてみてください。
- 入社して発揮できる強みは何か
- あなたなら集客を上げるためにどのような企画を立案しますか
- これまでの人生で夢中になったことはあるか
- 社会人になったらどのような人間になりたいか
- なぜJTBを選んだか
他にも、旅行業界に関することをプレゼンすることもあるようです。社会人スキルや企画力がしっかり見られている印象です。
ピリッとした雰囲気で圧迫面接の傾向が強いです。特に、集団面接で圧迫面接されると精神的に厳しいと思いますが、そこでしっかりアピールできれば採用に向けて大きく前進するはずです。
JTBは企画力や主体性を持った人材を求めているので、緊張や他の面接者の雰囲気にのまれずにアピールできるように対策しておきましょう。
JTBの年収・給与相場
OpenWorkの情報によると、JTBの平均年収は約454万円です。
JTBは非上場企業なので、OpenWork(回答者257人)、キャリコネ(回答者83人)に口コミを寄せた回答者の平均年収を算出しました。
また、男女別、年代別に平均年収を算出した結果以下のようになりました。- 女性 410万
- 男性 467万
- 20代 374万
- 30代 475万
- 40代 682万
あくまでも2020年11月時点でのデータなので、時期によって変わる可能性があります。
JTBでは、年に1度評価改定があるので、成果が評価されれば給与アップが見込めます。実際に営業部はインセンティブの比率が大きいです。
JTBの給与やボーナス、残業代について詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。
JTBの評判
実際に、JTBで働いている人の口コミがありますので、参考にしてみてください。
JTBで働いていると言うと、周りからは「ブラック企業なんでしょ?」と言われていましたが、僕のいた部署では週休2日制がきちんと守られていました。
サービスを提供する会社なだけあって、福利厚生は充実していると思います。
上司が積極的に有給を使ってくれるので、部下も休みが取りやすい環境です。
自分の提案したアイディアが活かされるので、やりがいが感じられ、女性でも活躍できる職場です。
「産休検診休暇」を取ることができたので、妊娠中も心配はなく、出産後も仕事復帰ができました。
働きがいを感じられることができるので、長く働きたいなと思える会社です。
仕事をやった分だけ報酬をもらえるようにはなりましたが、その分仕事量が増えて精神的にツラくなることが多くなりました。
僕のいた部署はそうでもなかったんですが、部署によっては長時間労働を強いられることがあるみたいなので、組織体制をどうにか改善してほしいなと思うことはありますね。
実績を評価することをかなり重視しているので、成果を出せない人にはとても厳しいです。
「大手だから安定している!」と思って入社して、成果を出せず給料が少ないと嘆いている若い社員をたくさん見てきました。
また、職種がたくさんあるので、思わぬ部署に異動になることもあり、自分のやりたいことじゃないと戸惑うかもしれません。
JTBの転職は転職エージェントへの相談がおすすめ
JTBへの転職を成功させたいのなら、コーポレートサイトや転職サイトから直接応募するのではなく、転職エージェントの利用をおすすめします。
なぜなら転職エージェントには、コーポレートサイトや転職サイトに掲載されない「非公開求人」があって、マネジメント職などの条件の良い求人と出会える可能性があります。
また転職エージェントではJTBへ転職した後のキャリア形成に関するアドバイス、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策などのサポートもおこなってくれます。面倒なスケジュール管理・調整も無料でおこなってくれるので、利用して損はないです。
ただ転職エージェントは、担当者によってサポートの質が異なるので、大手転職エージェントの中から2〜3社、特化型転職エージェントの中から1社程度、複数登録して、その中から転職活動を一緒に頑張れそうなところを選ぶと、転職を成功させやすいですよ!
また、転職するべきか迷っている人は、大手企業から直接スカウトされる可能性があるビズリーチに登録するのがオススメです。
そこで、筆者がおすすめする転職エージェントをいくつかご紹介します。気になるところがあれば、ぜひ登録してくださいね!
大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント
大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。
業界No.1!転職者の8割が利用している
国内最大の定番エージェント
ポイント
- 求人数が業界No.1!人気企業・大手企業の非公開求人を多数保有
- 数の強みを活かした幅広い業界・職種の提案が可能
- たくさんの求人の中から比較検討できる
20代の登録者数No.1!
20代・第二新卒向けの非公開求人を多数保有
ポイント
- 新卒サイトの掲載社数No.1!若手層を採用したい企業とのコネクションが豊富
- 20代向けの全業界・職種の求人を網羅
- 若手層の転職サポート・アドバイスに強い!転職サポートの手厚さに定評あり!
年収500〜600万円以上の転職を目指す人向け
ハイクラス求人は全体的に少ないため、転職サイトと転職エージェントは両方に登録しておくのがオススメです。
年収600万〜1500万の優良求人を多数掲載している転職サイト
登録しておくだけでスカウト機能が使えるので、どんな企業からどんなスカウトが来るかで、気軽に自分の市場価値を確かめることができますよ。
ポイント
- 企業の採用責任者やヘッドハンターから直接スカウトが届く!
- 中小のエージェントとのコネクションも作れるので、大手エージェントと併用して利用するのがオススメ
- 大手エージェントで取り扱っていないような隠れた優良求人が見つかる
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