営業転職でキャリアアップする方法・オススメの業界&職種
営業職は顧客との関係作りや社内の他部署との折衝を通して、ヒアリング能力や交渉力、プレゼンテーションスキルや目標達成能力などビジネスパーソンとして総合的に成長できる仕事です。
しかし、財務・経理職やエンジニアなどの専門職と違い、資格がなくても業務がこなせるため、キャリアアップの道筋をイメージしにくい仕事でもあります。
そこで今回は営業職がキャリアアップする方法を書いていきます。
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キャリアアップとは「市場価値を高める」こと!
「キャリアアップ」とは様々な使い方をされる言葉ですが、ここでは「自分の市場価値を高める」ことをキャリアアップとしたいと思います。
ちなみに市場価値は「今の会社でなくても評価されるかどうか」=「他の企業でも同じ給料がもらえるかどうか」ということです。
市場価値が高いということは、働く場所を問わず評価される、言い換えると会社の看板に寄りかからずとも生き残れるということです。
つまり、会社が変わっても給料が変わらないのです。私はこの「市場価値が高い」人材のあり方の1つに「自立型人材」というキャリアがあると考えています。
営業職のキャリアアップには2つの方向性がある
営業職のキャリアアップには、2つの方向性があります。
「マネジメントスキルを伸ばす」方向と「スペシャリストスキルを伸ばす」方向の2種類があります。
これらのスキルが高い人材は少ないですから、転職市場でも優位を築きやすいです。
マネジメントスキルを伸ばす
マネジメントは、部下をまとめてチームとしての成果を引き出す能力のことです。
仕事の振り分けや、業務・人間関係の部下フォローだけではありません。
会社の規模に合わせたワークフローの整備(仕事の仕組み化)や部下の採用・教育、業務の改善、社内制度の整備もマネジメントに当てはまります。
マネジメントスキルは、長く仕事をしていれば身につくわけではないのです。
スペシャリストスキルを伸ばす
スペシャリスト(専門職)とは、専門性の高いスキルを駆使して課題解決に貢献する職種のことです。
人事や財務、マーケティングやエンジニアなどが挙げられます。
マネジメントスキルを伸ばす方法
転職でマネジメントスキルを伸ばすには3つ方法があります。
成長可能性の高い会社に早期から入る
成長性の高い会社(いわゆるベンチャー企業)では、会社の規模が小さく、ワークフローや社内制度も整っていないからこそ、採用・教育から仕事の仕組み化)=マネジメント経験)までを経験することができます。
また、成長性が高く、ポジションが空きやすい企業では、早期の段階でリーダーに抜擢されマネジメントを経験できる可能性が高いです。
ただ、ベンチャー企業は社風がはっきりしており、人によって合う・合わないが明確に分かれます。
さらに、大手企業に比べて社内制度(とくに教育制度や福利厚生)が整っていない企業も多く、入社するハードルもそれなりに高いので誰にでもオススメできる方法ではありません。
ベンチャー企業は、社内情報が公開されていないことが多いので、ベンチャー企業を転職先として考える場合は、転職のプロである転職エージェントを利用してしっかりと社風や実際の仕事内容などの内情を理解することが必要です。
転職エージェントは何百もの会社を見てきていますので、成長が見込める企業かどうかを教えてくれます。
新規事業に積極的な企業に入る
成長している会社では、新規事業を展開している場合があります。大抵は新規事業のマネジメント職は、既存社員に担わせます。
例えば、私が在籍していたサイバーエージェントでは私の部署は中途社員だらけでした。新卒で入った人は新規事業を担う部署に異動になるからです。
既存社員を新規事業へ回していると、既存事業をまわすのに社員が足りなくなるため、即戦力となるキャリア採用をおこないます。
新規事業へ移ったマネジメント職のポストが空くので、短期間でマネジメント職につくことを前提としてキャリア採用をします。
ただ、こういった資金力を持ち、新規事業を展開していける急成長の会社は少ないので、転職して採用されるのは難易度が高いでしょう。
ブラック企業に入って生き残る
特殊な方法ですがブラック企業は激務だからこそ人の出入りが激しくすぐに人がいなくなります。
生き残ることさえできればリーダー職が与えられ、マネジメントを経験することができます。
ただ、「生き残ることが前提」であり、多くの場合は心身をすり減らして離脱してしまうリスクが高いでしょう。
ですので、長時間労働の代名詞でもあるブラック企業は健康を損なう危険性が高いため、この方法はあまりオススメできません。
マネジメント経験を積みたいなら、極端な環境に飛び込むのではなく、しっかりと戦略を立てて「続けられる職場」を選ぶことが重要です。
弊社エージェントのポイント
❐企業別の徹底した選考対策が可能
❐書類通過率は大手の8倍、内定率は6倍
スペシャリストスキルを伸ばす方法
スペシャリストスキルを伸ばすことで市場優位を獲得するには、以下の3つの要件を満たすキャリアを積むことが大切です。
需要と客単価が大きな市場にいく
ビジネスは個人または法人のいずれかにお金を貰ってビジネスは成立します。
個人相手では1回の取引額が小さいため、多くの人に売らないといけないので、薄利多売方式となります。
そういった会社では激務な上に給料も高くなりづらいです。
一方で、法人との取引では、顧客単価が高いので生産効率性が高くなり、短時間で収入も高くなります。1回の取引でで数千万円動くケースもあります。
なので、スペシャリストとして市場優位性を獲得したいなら、BtoB企業や会社相手の部署で働くことがオススメです。
法人向けのビジネスの中でも成長のための投資としてお金が使われる分野は、特に需要があります。
企業が成長投資を惜しまない分野として、具体的には以下の4つが挙げられます。
- 人材採用&育成
- 集客&販売促進
- IT&システム化による業務改善
- 資金繰り&財務会計
希少性が高い職種につく
「希少性が高い=競争相手が少ない」ということです。競争相手は少ないほうが勝ちやすいので、自分の力を試して、経験と知識を積むことができます。
具体的には「企画」「マーケティング職」「教育担当」「採用担当」などが挙げられます。
熟練度を高める
熟練度とはスキルや経験のことです。
その業界での経験やスキルがあればあるだけ、市場優位な人材になることができます。
実は転職市場では、1つの会社で2年半以上勤務していないと「経験」とは認めません。
最低でも2年半以上勤務し、知識と経験と実績を増やしていくことがキャリアアップには重要です。
営業職のキャリアアップなら無形商材の法人営業職がオススメ
アクシス株式会社では、スペシャリストになる要件を満たした仕事として「無形商材の法人営業職」をオススメしています。
「無形商材の法人営業職」と言われても、ピンとこない人もいるかもしれませんが、要は「形のない商材・サービスを、個人ではなく企業に提案する営業職」のことです。
具体的には以下のような業界になります。
- 人材業界
- 広告・メディア業界
- インターネット業界
- IT業界
- 金融業界
- コンサル業界
無形商材の法人営業職は「需要・客単価が大きい市場」であることはもちろん、以下の2つの理由でもオススメできます。
- 無形商材はビジネスが商品の質ではなく、営業自身の能力に依存するため、自分で提案できる幅が広くなり、やりがいが感じやすい
- 法人営業は組織的な決済となるため、複数の人を説得できる論理的・合理的な提案が求められ、営業スキルが高まる
無形商材の法人営業職がオススメな理由は他にもあるのですが、長くなるので気になる人は下記の記事をお読みください。
営業の人がキャリアアップをするには?
無形商材の法人営業でも人材・広告・コンサル・金融・ITなど様々な業界がある中で、どの業界に進むかを明確にさせたい人は転職エージェントの利用をオススメします。
どの業界に進むべきかは「どんなキャリアを描きたいのか」によって変わってきます。
例えば「将来的に人事を目指したい」という人の場合、人材業界での営業職を経験すべきです。というより、それ以外の業界の営業を経験しても人事になることは難しいからです…
また「メディアのマーケターを目指したい」という人の場合は、広告・メディア業界やインターネット業界での営業で似たような経験を積むことが大切です。
とはいえ、自分ひとりで「どの業界が将来につながるか」を見極めるのは簡単ではありません。
情報が多すぎて迷ったり、目先の条件だけで選んでしまえば、数年後に「思っていたキャリアと違った」と後悔することもあるでしょう。
だからこそ今、ゴールから逆算して「進むべき業界・企業」を正しく選ぶ視点を持つ、転職エージェントの力が必要です。
すべらないキャリアエージェントでは、SaaS・人材・広告・コンサル・DXといった成長業界に精通し、それぞれの先にあるキャリア像を把握した上での提案が可能です。
平均10回以上の面談で、あなたの価値観・将来像・スキルを丁寧に棚卸しします。
本当にやりたいことに直結するキャリア戦略を一緒に設計しましょう。
営業の人がキャリアアップしたいなら、ぜひ転職のプロにお気軽にご相談ください。
リクルートをはじめとする人材業界に特化した転職エージェント
ポイント
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すべらないキャリアエージェントでは、SaaS・人材・コンサル・DXなど、マネジメントポジションが拡大している成長企業への転職支援に多数の実績があります。
平均10回以上の面談を通じて、あなたの強みやキャリア志向を明確にし、リーダーを目指せるポジションや職場フェーズもあわせて提案可能です。
無理をしてブラックな環境で「機会待ち」をするよりも、転職のプロと一緒に、自分の力を正当に発揮できる道を選びましょう。