
既卒が派遣社員になるのはあり?正社員との違いを転職のプロが解説!
この記事では、既卒者が派遣社員になるメリット・デメリットから正社員との違い、正社員になるための具体的なステップまで、転職のプロが徹底解説します。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
既卒が派遣を選ぶ主なケースとは
既卒者の中には新卒就活で失敗してしまったり、早期離職して既卒になってしまったりして、派遣社員を検討している人もいると思います。
ここでは既卒者がどのようなときに派遣社員を選択肢に設けるのか、それぞれ詳しくお伝えしていきます。
正社員になるまでの繋ぎと考えている
正社員就活をしたものの、なかなか内定が出ず「とりあえず派遣で繋いで考えよう」と思う人もいます。これはおかしなことではなく、生活を安定させたいと考える自然な判断です。
また、空白期間が長くなるほど面接でどう説明すれば良いのかという焦りも募ります。しかし派遣なら働きながら就活も継続できるため、一見合理的な選択に思えるのも無理はありません。
社会人経験を積んでから正社員を目指したい
「職歴のない状態で正社員に応募しても採用してもらえるのか」と不安に感じて、まずは派遣で社会人経験を積んでから正社員を目指そうと考える人もいます。
具体的には、ビジネスメールの書き方や報連相といった基本的な仕事の進め方などに自信がなく、いきなり正社員として採用されてもついていけないのではないかと感じているケースが多いです。
ただ、派遣で積んだ経験が正社員採用の際に評価してもらえるのか、結果的に派遣のまま年齢だけを重ねてしまわないかという不安を感じている人も多いですね。
生活費のために早く勤務する必要がある
正社員就活に取り組みたい気持ちはあれど、今すぐ収入を得なければならない状況の場合、すぐに働き始められる派遣を選ぶのは現実的かつ合理的な判断だと思います。
例えば、親への経済的負担をこれ以上かけたくない、奨学金の返済がすでに始まっており一刻も早く収入が必要、または1人暮らしで家賃や生活費を自分で賄わなければならない、といった状況が挙げられます。
ただ、派遣で積んだ経験が正社員採用の際に評価してもらえるのか、結果的に派遣のまま年齢だけを重ねてしまわないかという不安を感じている人も多いですね。
とはいえ、今は収入確保が最優先だと理解していても、このまま派遣を続けて正社員になるのか、生活が落ち着いたタイミングで改めて正社員を目指せるのかという不安を感じている人も多いです。
既卒が派遣社員になるメリット・デメリット
既卒者が派遣なる最大のメリットは「選考ハードルが低く、すぐ働き始められる」ことが挙げられます。一方、最大のデメリットは「派遣期間が長くなるほど正社員への道が遠のく」ことですね。
ここでは、既卒者が派遣社員になるメリット・デメリットについて、それぞれ具体的に挙げてお伝えしていきます。
派遣を選択するメリット・デメリット️
派遣を選択するメリット
既卒者が派遣社員として働く際には、主に下記に挙げたようなメリットがあります。
派遣を選択するメリット
- 選考のハードルが低く、すぐに働き始められる
- 勤務地や職種など働く条件を柔軟に選びやすい
- 複数の職場を経験することで自分に合う仕事を見つけやすい
- 派遣会社のサポートを受けながら働ける
正社員採用と比較して応募から就業までのスピードが早いので、書類選考や面接回数も少ないのがメリットです。職歴がない既卒者でも採用されやすいため、早く働きたい人には嬉しいポイントですね。
また、派遣は自分の希望に合った求人を選びやすく、契約期間ごとに職場が変わるので、さまざまな業種や職種を短期間で経験できます。そのため、自分に合う仕事を見極めたい人にはプラスに働きます。
さらに、派遣会社によって就業前の研修やスキルアップ講座を無料で受けられる場合があります。
社会人経験がない状態でも一定のサポートを受けながら、働ける点は心強いポイントですね。
派遣を選択するデメリット
既卒者が派遣社員として働く際には、主に下記に挙げたようなデメリットがあります。
派遣を選択するデメリット
- 派遣期間が長くなるほど正社員採用に不利になる
- ボーナスや退職金がなく、収入が正社員より低くなりやすい
- スキルアップの機会が少なく、キャリアが積みにくい
- 雇用が不安定で契約終了のリスクがある
空白期間と同様に派遣期間が長くなると、面接で「なぜ派遣を続けていたのか」と質問される場面が増え、採用担当者にマイナス印象を与えてしまうリスクがあります。
また、派遣はボーナスや退職金が支給されないため、年収ベースで比較すると正社員との差が数十万円単位で開くケースも珍しくありません。任される業務も書類整理やデータ入力など補助的作業になりやすく、スキルや実績が積みにくいです。
さらに、派遣契約は3ヶ月・6ヶ月単位での更新がほとんどです。景気の悪化や派遣先企業の都合により突然契約を打ち切られるリスクも伴います。
派遣社員と正社員の違い
派遣社員と正社員の違いは大きく「業務内容」「将来性・キャリア」「雇用条件」の3つが挙げられます。
それぞれ具体的にどのような違いが生じるのか、詳しくお伝えしていきますね。
業務内容
派遣社員と正社員では、任される業務内容に大きな差があります。
| 業務内容 | 派遣社員 | 正社員 |
|---|---|---|
| 専門性 | 低い | 高い |
| 規模感 | 小規模 | 中・大規模 |
派遣社員の業務は、データ入力・書類整理・電話対応・来客応対など、マニュアル化されたルーティーン作業がメインである傾向があります。特別なスキル・経験がなくてもこなせますが、市場価値が上がりにくい側面があります。
また、派遣社員は同じ職場で働ける期間が原則3年までと法律で定められており、せっかく積んだ経験やノウハウが途切れてしまうリスクもあります。
一方、正社員は企画立案・プロジェクトの進行管理・取引先との折衝など、会社の業績に直結する業務を任されることが多いです。そのため、担当できる業務幅が広がり、転職の際に評価されるスキルが積めます。
将来性・キャリア
派遣社員と正社員では、将来性やキャリアの積み方にも大きな違いがあります。
| 将来性・キャリア | 派遣社員 | 正社員 |
|---|---|---|
| キャリアアップ | 難しい | 目指せる |
| 研修・教育制度 | 少ない | 充実している |
| 社会的信用度 | 低い | 高い |
派遣の場合、派遣先企業から見ると短期間しか在籍しない外部スタッフという位置付けになり、研修や教育に注力してもらえるケースが少ないです。ルーティーン作業が中心のため、キャリアアップの選択肢も限られます。
一方、正社員は長期的な戦力として育てる前提で採用されるので、入社後の研修やOJTを通じて実務スキルを段階的に習得でき、主任・係長・課長といったキャリアパスも描けます。
さらに、派遣より正社員のほうが社会的信用度も高いため、住宅ローンや自動車ローンの審査も通りやすいといった、日常生活でのメリットがあります。
雇用条件
派遣社員と正社員では、雇用条件にも大きな違いが生じます。
| 雇用条件 | 派遣社員 | 正社員 |
|---|---|---|
| 収入 | 少ない | 多い |
| 安定度 | 不安定 | 安定 |
| 福利厚生 | 低い | 充実している |
派遣社員はボーナスや退職金が支給されないため収入が不安定になりやすく、契約更新のたびに雇用が途切れるリスクがある点は正社員と大きく異なります。
一方、正社員はボーナスや退職金が支給される上に雇用期間の定めがないため、収入が安定しており長期的な生活設計が立てやすいです。
福利厚生の面でも正社員なら住宅手当・家族手当などのサポートが受けられます。
しかし、派遣は派遣会社の福利厚生が適用される場合もありますが、正社員と比べると内容が手薄になりやすいです。
既卒が派遣より正社員を目指すべき理由
既卒者が派遣よりも正社員を目指したほうが良い最大の理由は「若いうちにしか正社員として採用されるチャンスが限られているから」です。
ここでは、なぜ若いうちにしかチャンスがないのかを含めて、さらに詳しく正社員を目指すのが良い理由をお伝えしていきます。
正社員を目指すべき理由
派遣期間が長引くほど正社員採用に不利になる
派遣期間が長くなるほど、正社員採用の面接で「なぜ派遣を続けていたのか」「その期間に何を身につけたのか」と質問される場面が増えます。
なぜなら、採用担当者からすると派遣期間が長い応募者に対して「正社員として採用しても長く働いてもらえるのか」という懸念を抱くケースが多いからです。
とくに既卒者の場合、派遣期間が1年を超えると空白期間と合わせた経歴説明が難しくなる上に、ルーティン作業中心の派遣経験では正社員へのアピール材料も作りにくくなります。
ただ、20代前半であれば既卒・職歴なしでもポテンシャルを評価してもらえる求人が多く、今すぐ動き出すことで正社員として採用されるチャンスは十分にあります。
若いうちが正社員になれる唯一のチャンス
企業が既卒者を採用する際に重視するのは「若さ」「ポテンシャル」です。25歳前後を採用のボーダーラインとして設けているケースが多いため、年齢が上がるほど応募できる求人数が少なくなります。
また、20代前半なら「経験はなくても今後育成できる人材」として評価してもらいやすいです。しかし20代後半になると即戦力採用が中心になるので、職歴のない既卒者にとってハードルが一気に上がります。
だからこそ、若さとポテンシャルが最大限の武器になる今のうちに、正社員への一歩を踏み出すことで、大手・優良企業への就職やその後のキャリアアップの選択肢も大きく広がりますよ。
既卒でも大手・優良企業に就職できるのか
既卒者の中には「既卒でも大手や優良企業に就職できるの?」という疑問を抱いている人もいると思いますが、結論としては条件次第で十分可能です。
この先では、既卒者が狙える大手企業や狙い目の優良企業について、さらに詳しく解説していきます。
おすすめの大手・優良企業
大手を狙えるケース
既卒者が大手企業への就職を狙えるケースは、主に下記に挙げたような特別な事情がある場合です。
大手を狙えるケース例
- 学生時代に起業し卒業後に就職の道を選んだ人
- 海外の大学を卒業して日本での就職を選んだ人
- 留学や資格取得のために卒業後の就活を選んだ人
上記のような職歴がある場合、大手企業の採用担当者に対して「既卒になった明確な理由」を説明しやすくなります。ポテンシャルや行動力をアピールできるので、既卒であっても選考突破できる可能性があります。
一方、上記のような事情がない場合は難易度が高く、限られた採用枠に留学・起業経験者といった強力なライバルが集まるため、現実的には厳しいと言わざるを得ません。
その場合は無理に大手にこだわるのではなく、既卒者にとって狙い目の優良企業に絞って正社員を目指すほうが、採用される可能性が高まります。
既卒には狙い目の優良企業
大手企業への就職が難しい場合でも、既卒者が狙いやすい優良企業があります。とくに狙い目なのは知名度が高くないBtoB企業です。
BtoB企業とは一般消費者ではなく企業を相手に事業を展開している会社を指し、製造業・物流・システム開発・人材サービスなどが代表的な業種です。
既卒採用に積極的な優良企業の見分け方
- 求人票に「既卒歓迎」「第二新卒歓迎」と明記されている
- 設立から年数が経っているにもかかわらず継続的に採用活動をおこなっている
- 従業員数に対して売上規模が大きい(収益性が高い)
- 離職率が低い・平均勤続年数が長い
- 研修制度や教育体制が整っている旨が求人票に記載されている
隠れた優良企業とも言えるBtoB企業は、応募者が集まりにくい分だけ採用ハードルが下がりやすく、事業基盤がしっかりしているため、待遇や福利厚生が充実しているケースも多いです。
つまり、企業名を知らないだけで実態は優良企業というケースが多く、既卒者にとっては正社員として採用されながら、安定した環境で働けるチャンスが広がっています。
既卒者が大手企業の内定を獲得できるのか知りたい人は、下記の記事も合わせてご覧ください。
既卒が知っておきたい3つの派遣タイプ
既卒者が派遣として働く上で大事なのは、派遣社員の種類をしっかり把握した上で、その働き方を選択するのか決めることです。
働き方によってその後のキャリアも変わってくるので、この先では下記に挙げた3つの派遣タイプについて解説していきます。
3つの派遣タイプ
登録型派遣
登録型派遣とは、人材派遣会社にあらかじめ登録しておき、派遣先企業が決まった際に雇用契約を結ぶ形態です。
派遣社員の中でもっとも一般的なタイプで「派遣社員」と聞いて、多くの人がイメージするのがこの登録型派遣です。
就業までの流れ
- 人材派遣会社に登録
- 派遣先企業の紹介
- 就業開始
- 契約期間終了
- 次の派遣先へ
登録型派遣の特徴は、派遣先企業との契約期間中のみ雇用関係が発生する点です。契約期間は3ヶ月・6ヶ月が一般的で、契約終了後は次の派遣先が決まるまでの間、収入が途絶えるリスクがあります。
また、同じ派遣先で働ける期間は労働者派遣法により原則3年とされているので、長期的に働き続けられません。正社員登用制度を設けている派遣先企業もありますが、保証されているわけではありません。
繋ぎとして登録型派遣を利用するのは選択肢の1つですが、正社員を目指すなら常用型派遣・紹介予定派遣のほうがおすすめです。
常用型派遣(特定派遣)
常用型派遣とは、派遣会社に正社員または契約社員として雇用された上で、派遣先企業に派遣される形態です。
登録型派遣とは異なり、派遣先企業との契約が終了しても派遣会社との雇用関係は継続されるので、収入が途絶えるリスクがありません。
就業までの流れ
- 派遣会社に正社員・契約社員として入社
- 派遣先企業に派遣
- 就業開始
- 契約終了後も派遣会社との雇用は継続
常用型派遣の最大の特徴は雇用の安定です。派遣先企業との契約が終了しても派遣会社から給与が支払われるため、登録型派遣のように契約終了のたび収入が途絶える心配がありません。
また、派遣会社の正社員として雇用されるので、ボーナスや社会保険・福利厚生も正社員と同等の待遇が受けられるケースが多いです。
一方で、派遣先や担当業務は派遣会社が決定するため、自分の希望通りの職場や職種を選びにくい点は覚えておきましょう。
紹介予定派遣
紹介予定派遣とは、最初から正社員への直接雇用を前提として、最大6ヶ月間派遣社員として働き、企業と本人の双方が合意した場合に正社員として採用される形態です。
3つの派遣タイプの中でも、正社員を目指す既卒者にとってもっともお勧めできる選択肢ですね。
就業までの流れ
- 派遣会社に登録
- 派遣先企業で最大6ヶ月間就業
- 企業・本人双方の合意
- 正社員として直接雇用
紹介予定派遣の最大のメリットは、正社員として入社する前に実際の職場環境や業務内容を体験できる点です。入社後のミスマッチを防げるのは既卒者にとって嬉しいポイントです。
また、派遣期間中に仕事ぶりを直接見てもらえるので、履歴書・面接だけでは伝えきれない自分の人柄・仕事への姿勢をアピールできる点も大きなメリットだと言えます。
ただし、その一方で派遣期間終了後に必ず正社員になれるわけではなく、企業側が合意しない場合は正社員採用されない場合もある点に注意しましょう。
派遣社員から正社員を目指したい人は、こちらの記事も参考にしてみてください。
既卒が正社員を目指すのにおすすめの職種・業界
既卒者の中には「職歴がない自分でも採用してくれる職種・業界はあるの?」と不安に感じている人が多いと思います。
結論から言うと、既卒者でも正社員として採用されやすい職種・業界はあります。この先では既卒者が挑戦しやすいおすすめの職種・業界を紹介します。
おすすめの職種・業界
未経験歓迎の職種
既卒者が正社員を目指す際、まず検討してほしい職種は営業職です。その理由は、職歴がない既卒者でも採用されやすく、入社後の研修制度が充実している企業が多いからです。
既卒者におすすめの職種
- 営業職(無形商材営業)
- エンジニア職(未経験歓迎のIT企業)
- 販売・サービス職
とくに無形商材を扱う営業職は未経験歓迎の求人が多く、汎用性の高いスキルが身につく上に、営業実績を数字で示せるため転職活動でも評価されやすいです。
未経験歓迎のIT企業であれば採用されるケースがあり、入社後の研修でJavaやPythonなどのスキルを身につけられます。ただ、論理的思考力や学習意欲が求められるため向き不向きがあります。
販売・サービス職は未経験から挑戦しやすい一方、シフト制・土日勤務が基本となるケースが多いです。
そのため、離職率も高い傾向にあるので十分に考慮した上で検討しましょう。
き経験から営業職を目指す際の情報を詳しく解説しているので、気になる人はご覧ください。
既卒の採用に積極的な業界
既卒者の採用に積極的な業界は、主に下記にまとめた3つが挙げられます。
既卒の採用に積極的な業界
- 人材業界
- IT業界
- 広告業界
人材業界は慢性的な人手不足のため、採用されやすいです。さらに企業の採用支援や求職者のキャリア支援に携わる仕事なので、就活を経験した既卒者にとって取り組みやすい業界と言えます。
IT業界はエンジニア・営業・カスタマーサポートなど職種が幅広く、未経験歓迎の求人も多いです。ITベンチャー企業を中心にポテンシャル採用が積極的で、キャリアアップのスピードも早いです。
広告業界も未経験採用に積極的で、提案力やコミュニケーション能力が重視されるます。
そのため、特定のスキルがなくても挑戦できますが、残業が発生しやすい点は理解しておきましょう。
既卒が正社員になるための具体的なステップ
既卒者が独力で就活するのが難しい理由は、既卒向けの求人情報が少なく、面接対策や応募書類の書き方など、相談できる環境が整っていないことが挙げられます。
この先では、既卒者が正社員になるための具体的なステップを順番に解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
正社員へのステップ
ステップ1:自分の状況とキャリアの方向性を整理する
まずはじめにやっておきたいのは、自分の現状とキャリアの方向性を整理することです。これは、闇雲に求人応募しても自分に合わない職場に入社してしまうリスクが高くなるからです。
具体的には、下記に挙げたようなポイントを整理しておくと、その後の就活がスムーズに進みやすくなりますよ。
整理するポイント
- なぜ既卒になったのか(理由を言語化する)
- 自分の得意なことや苦手なことは何か
- どんな働き方をしたいのか(勤務地・職種・業界の希望)
- 正社員として働く上で譲れない条件は何か(給与・休日・残業時間など)
とくに「なぜ既卒になったのか」は面接で必ず聞かれる質問のため、ネガティブな表現ではなく「その期間に何を考えて何を学んだか」という形で事前に言語化しておきましょう。
自分の状況や希望を整理した上で就活を進めることができれば、入社後のミスマッチを防ぎ、長く働ける職場を見つけやすくなります。
ステップ2:既卒特化の転職エージェントに登録する
自分の状況とキャリアの方向性が整理できたら、次は既卒特化の転職エージェントに登録するのがおすすめです。
既卒特化の転職エージェントは、一般求人サイトで自力で就活を進めるよりも、内定獲得までのサポートが充実しています。具体的には以下のようなサポートが無料で受けられます。
無料で受けられるサポート
- 既卒者の悩みや不安を熟知したアドバイザーへの相談
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 企業ごとに合わせた面接対策
- 既卒者を積極的に採用している優良企業の求人紹介
- 企業との面接日程の調整や条件交渉の代行
既卒特化のエージェントであれば「空白期間の説明」「志望動機の作り方」といった既卒ならではの悩みに具体的なアドバイスをもらえ、1人で進めるより内定獲得の可能性が高まります。
無料で登録・利用できるので、気になる既卒向けエージェントにまずは気軽に相談ベースで登録してみましょう。
正社員経験が少ない人におすすめエージェント
-
UZUZ
平均12時間以上の手厚いサポート!高卒・既卒・フリーターからの正社員転職に強み -
ハタラクティブ
大手企業が運営している老舗の転職エージェント!未経験から挑戦できる求人多数 -
マイナビジョブ20’s
未経験OKの求人が7割以上!新卒支援実績No.1のマイナビによる20代向けエージェント -
キャリアスタート
入社後定着率92%!転居サポートや転職交流会など選考対策以外のサポートも充実
既卒に強いエージェントについては、この記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ステップ3:求人に応募・面接対策をおこなう
既卒向けの転職エージェントへの登録が完了したら、キャリアアドバイザーと相談しながら求人応募と面接対策を進めていきます。
既卒者が面接でとくに意識しておきたいポイントは、下記にまとめた3つとなっています。
面接で意識したいポイント
- 既卒になった理由をポジティブに説明できるよう準備する
- 空白期間中に取り組んだことを具体的に伝える
- 入社後にどう貢献できるかを明確に伝える
採用担当者が気にするのは「既卒になった理由」なので、就活がうまくいかなかったというネガティブ表現ではなく「その期間に何を考えてどう行動したのか」を説明できるよう準備するのがベストです。
また、1社に絞らず複数登録して就活を進めるのがおすすめです。
エージェントを併用することで効率的にスケジュール管理してもらえるので、選考を並行して進めやすくなりますよ。
ステップ4:内定獲得後に入社条件を確認する
内定獲得後は喜びで気持ちが先走りがちですが、入社を決める前に必ず入社条件を細かく確認しておきましょう。
具体的には、以下の項目を入社前に必ず確認しておくことをおすすめします。
入社前に確認しておくこと
- 給与(基本給・各種手当・ボーナスの有無)
- 勤務時間・残業時間の実態
- 休日・有給休暇の取得状況
- 試用期間の有無と期間中の待遇
- 福利厚生の内容(住宅手当・交通費支給など)
とくに給与は各種手当込みで基本給が低いケースがあるので、内訳まで確認しましょう。残業時間も求人票の記載と異なる場合があるため、内定後の条件確認の場で質問するのが重要です。
転職エージェントを利用する場合は、こうした条件交渉をキャリアアドバイザーが代行してくれるので、遠慮なく相談するようにしましょう。
正社員経験が少ない人におすすめエージェント
-
UZUZ
平均12時間以上の手厚いサポート!高卒・既卒・フリーターからの正社員転職に強み -
ハタラクティブ
大手企業が運営している老舗の転職エージェント!未経験から挑戦できる求人多数 -
マイナビジョブ20’s
未経験OKの求人が7割以上!新卒支援実績No.1のマイナビによる20代向けエージェント -
キャリアスタート
入社後定着率92%!転居サポートや転職交流会など選考対策以外のサポートも充実
既卒が正社員を目指す際によくある質問
既卒者が正社員を目指す際によくある質問をいくつかまとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
既卒期間がどのくらいまでなら正社員就職できるのか
結論から言うと、既卒期間が1〜2年以内であれば正社員就職できる可能性は十分にあります。
ただし、年齢が上がるにつれて応募できる求人数が減っていくため、早めに行動することが重要です。
とくに25歳を越えると企業側がポテンシャルよりも即戦力としてのスキル・経験を求める傾向にあるので、応募できる求人の幅が狭まりやすくなります。
派遣社員の経験は正社員の面接で不利になるのか
派遣社員の経験が直接不利になるわけではありません。
ただし、派遣期間の長さや経験内容によって、採用担当者の受け取り方が変わる点は理解しておきましょう。
採用担当者が気にするのは「なぜ派遣を続けていたのか」です。例えば派遣期間中にExcelのスキルを磨き、データ分析業務を担当したなど、ポジティブに言語化するのが重要です。
既卒の就活で空白期間はどう説明すれば良いのか
まず大前提として空白期間があることを隠したり、曖昧に誤魔化したりするのはNGです。というのも採用担当者は正直に説明できるかどうかをみているからです。
だからこそ空白期間を「自己分析を深め、自分が本当にやりたい仕事を明確にできた期間」といった形で、自己成長の時間として前向きに説明することが重要です。
「何もしていなかった」という説明は避け、アルバイトや資格取得など短期間でも取り組んでいたことがあれば積極的に伝えましょう。
紹介予定派遣から正社員になれる確率について
厚生労働省の派遣事業報告書データをもとにした調査では、紹介予定派遣からの直接雇用移行率は平均6割程度とされています。
つまり、派遣期間終了後に10人が正社員登用の審査を受けた場合、そのうち約6人が正社員として直接雇用されている計算になります。
直接雇用に結びつくかどうかは派遣期間中の仕事ぶりが大きく影響するため「派遣期間中が実質的な選考期間である」という意識を持って取り組むことが重要です。










それと同時に派遣を選ぶことで正社員への道が遠のいてしまわないかという不安を感じている人も多いですね。