既卒の働き方は派遣だけじゃない?転職のプロが徹底解説!
既卒者に与えられた選択肢は派遣だけではありません。
正社員を目指すべきかやオススメの職種・業界などについて紹介していきます。
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既卒は派遣ではなく正社員を目指すべき
20代前半であれば、既卒でも正社員への就職は十分可能なので、わざわざ派遣社員になることはオススメしません。
正社員として採用してくれる企業を探すべきでしょう。
理由としては、派遣社員の期間が長ければ長いほど、社会人として必要なスキル・経験を有していない状態が続くため、正社員として採用されるハードルが上がることが挙げられます。
正社員として就職するなら、若いほどチャンスがあるというわけです。
既卒でも大手企業・優良企業に就職できる!
大手企業への就職は既卒にとってハードルが高いと言えますが、何かしらの特別な事情で既卒になった人は大手企業へ就職できる可能性があります。
具体的には、学生時代に起業して卒業後に就職の道を選んだ人や海外の大学を卒業して日本での就職を選んだ人、高学歴かつ留学をしていたため、卒業後の就活を選んだ人などが該当します。
一方、上記のような事情がなく既卒になった人は、積極的に若手を採用している優良企業であれば採用される可能性は十分あります。
積極的に若手を採用している優良企業の特徴は、地名度がないBtoB企業です。BtoB企業とは、企業に向けて、事業をおこなっている企業を指します。
優良企業でもBtoBだと個人の耳に企業名が入ることが少なく、若手の採用が難しくなっている企業があるので、そうした企業が狙い目です。
既卒から大手企業を目指す人に役立つ情報をまとめた記事があるので、読んでみてください!
既卒の人が知っておきたい派遣のタイプ
何かしらの事情で派遣社員を目指すのであれば、その後のキャリアを見据えて、派遣社員の種類を知っておくのが良いでしょう。
以下で派遣の種類と就業までの流れを紹介します。
登録型派遣 | 人材派遣会社に登録
↓ 派遣先会社へ派遣 ↓ 就業 |
---|---|
常用型派遣
(特定派遣) |
派遣会社に契約社員や正社員として入社
↓ 派遣先会社で就業 |
紹介予定派遣 | 派遣先企業で派遣社員として働く(最大6ヶ月間)
↓ 企業と合意すれば正社員として直接雇用される |
上記3つの中で正社員を目指すのであれば、常用型派遣、紹介予定派遣を選ぶようにしましょう。
これらの形態であれば、雇用も安定しており、その後の正社員への就職もスムーズです。
派遣社員から正社員になるにはどうすればいいかを詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてみてください。
派遣社員と正社員の違い
業務内容・将来性・雇用条件の3つの観点から派遣社員と正社員の違いを見ていきます。
業務内容
業務内容に関しては、派遣社員と正社員で以下のような違いがあります。
業務内容 | 派遣社員 | 正社員 |
---|---|---|
専門性 | 低い | 高い |
規模感 | 小規模 | 中・大規模 |
派遣社員の業務内容は誰でもできる仕事がほとんどで、任される仕事にも制限があるため、派遣で力をつけてから正社員を目指すのは非常に難しいと言えます。
また、近年は職種特化の派遣社員も増えており、一定のスキルが求められるので、何のスキルもない既卒の人が登録することはできない場合もあります。
将来性
派遣社員の場合、スキルアップの機会が少ないです。
なぜなら、派遣先企業では派遣社員として短期間しかいない人に対しての研修・教育が疎かになるからです。
一方、正社員の場合、長期的に自社の戦力になる人材と認識されるため、企業は手厚い教育・研修をします。
上司は若手の成長をしっかり考えており、責任ある大きな仕事を任せ、成長を促してくれるのです。
また、職務内容やキャリアプラン以外にも、派遣より正社員のほうが社会的な信用性も非常に高いです。
身近な例を挙げると、住宅や自動車を購入する際のローンも組みやすかったり、クレジットカードの審査も通りやすかったりします。
雇用条件
雇用条件の観点から派遣社員とで正社員を比較します。
雇用条件 | 派遣社員 | 正社員 |
---|---|---|
収入 | 少ない | 多い |
安定度 | 不安定 | 安定 |
福利厚生の質 | 低い | 高い |
派遣社員の場合は、基本的にボーナスと退職金はないため、収入は低くなります。
一方で正社員はボーナスが支給されることに加え、賃金も安定しているため、余裕をもって生活することが可能です。
また、派遣社員は、いつクビになるかわからないため、どうしても不安定な生活になってしまいがちです。その点、正社員は一定の安定が保証がされています。
福利厚生に関しても、派遣社員は、正社員のように手厚いサポートを受けることはできません。
場合によっては、派遣会社の福利厚生を受けることができますが、必ずではありません。
住宅手当、家族手当など様々なサポートを受けられる正社員との差は非常に大きいです。
既卒から正社員を目指す際にオススメの職種・業界
職歴のない既卒者が正社員になることは簡単ではありません。そこで既卒者にオススメの職種・業界を紹介します。
イチオシは営業職!
営業職をオススメする最大の理由は、未経験からでも挑戦できることです。職歴がなくても、採用してもらえる可能性は十分にあるでしょう。
また、営業を通して、ビジネス全般に汎用できるスキルが身に付くことから、その後のキャリアアップにつながると言う利点もあります。
営業職の他に、事務職やインフラエンジニアという選択肢もあります。
しかし、事務職は人気が高いため、正社員での就職が難しく、インフラエンジニアは専門的なスキルが必要なるので、未経験からでも挑戦できる営業職が1番オススメです。
未経験からの営業職に関して詳しくまとめた記事があるので、ぜひ参考にしてみてください。
オススメは人材・IT・広告業界
営業職の中でも、無形商材を扱う、人材・IT・広告業界を目指しましょう。
既卒にオススメの業界
- 人材業界
- IT業界
- 広告業界
この業界は若手の未経験採用を積極的にしている上に、正社員になることで、自分の市場価値をあげることができます。
そのため、この業界で一定の経験を積めば、今後自分が行きたい企業への転職も比較的容易になります。
他にもアパレルや飲食などのサービス業界も積極的に採用しています。
この業界は専門的なスキルよりも、人間力・コミュニケーション力が重視されるので、誰でもチャレンジしやすいのが特徴です。
ただ、勤務時間が長く、シフト制ということもあり、離職率が高いので、あまりオススメできない業界ではあります。
既卒から正社員になるコツを伝授!
正社員を目指そうにも何から始めればいいかわからない人が多いと思います。
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