帝国データバンクの転職難易度は?面接で聞かれることや内定獲得の秘訣公開
帝国データバンクの転職難易度を、プロが徹底解説します!
他にも、内定をもらいやすい人の特徴、面接で聞かれること、対策の方法、中途採用情報、企業情報についても紹介しています。
帝国データバンクの転職難易度
帝国データバンクの転職難易度は、調査営業と総合職によって分かれます。
調査営業の転職難易度は、それほど高くありません。
営業未経験でも、コミュニケーション能力や経済への興味があれば採用されるチャンスがあります。
とはいえ、営業相手は経営者なので、戦略的・論理的に営業をおこなう必要があり、未経験でも高いポテンシャルを要求されます。
一方で、総合職の転職難易度はやや高いです。
総合職では、データ分析やロジカルシンキングなど、専門的なスキルが求められます。
とくに、データの根拠に基づいた分析能力や説得力のある文書作成能力は必要不可欠となっています。
難しい転職を乗り越えるためのコツ
帝国データバンクの転職難易度は、それほど高くないとはいえ、全員が全員絶対に内定がもらえるというわけではありません。
自分ではコミュニケーション能力があると思っていても、いざ面接を受けてみたら企業が求めているような人材ではなかったりと、自分1人で対策を練ることは非常に難しいです。
そこで役立つのは、転職のプロである転職エージェントです。転職エージェントでは、面談であなたの人柄やポテンシャルを把握し、採用担当に直接プッシュしてくれます。
また、無料で相談に乗ってくれるので、悩んでいる人は登録することをおすすめします。
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帝国データバンクに転職しやすい人の特徴
帝国データバンクに転職しやすい人は、以下3つの特徴があります。
3つの特徴について、順に解説していきます。
金融業界の営業経験がある
帝国データバンクでは、金融業界の営業経験がある人を求めています。
金融業界での営業経験は必須事項ではありませんが、クライアントは経営者であるため、コミュニケーション能力が必要不可欠です。
調査員はお客様の取引相手の経営状況や顧客のデータベースなど財務や簿記に関わる仕事なので、常に企業のお金の動きを把握している必要があります。
そのため、金融業界で培ったお金の動きを把握する能力が重宝されています。
簿記・財務の資格を保有している
面接では、簿記や財務の資格保有者が優遇されます。
帝国データバンクは会社経営をサポートしている企業なので、営業経験に加え、中小企業診断士の資格があると通過率が上がります。
営業として専門知識を持っていることで、クライアントのパートナーとして信頼を得ることに繋がります。
銀行業務検定財務や日商簿記の資格は、業務に活かすことができるのでおすすめです。
ロジカルな思考が得意
営業職は、経営者とコミュニケーションを取りながら「事業内容・ビジネスモデル・財務状況のデータ」を扱うため、論理的思考が求められます。
前職でのロジカルシンキングを活かした実績をアピールできれば、採用に近づきます。
例えば、前職で販売職の人なら店舗の売り上げを伸ばすために、データからターゲットを絞ったキャンペーンを考え、実行したところお店の売り上げを3倍にしたエピソードなどがあれば、良いアピールになります。
帝国データバンクの採用情報
帝国データバンクの採用情報について、以下の2つを順に解説していきます。
募集職種
帝国データバンクの募集職種は、調査営業職と総合職の2つに分かれます。
総合職は、取引先の経営情報を調査する企業信頼調査をしています。
事前調査として外部資料の分析をして、全国拠点の調査員が経営者にアポイントを取り、現地に赴いて直接確認します。
その後はビジネスモデルや税務情報などの情報をまとめて、クライアントに提出する報告書を作る仕事です。
調査営業職は、企業に訪問し、帝国データバンクのバックデータを使い、経営の助言や課題解決のための提案をします。
未参入の業界の情報を提供し、新たな顧客開拓の手伝いをしています。
必須経験・能力
帝国データバンクの必須・歓迎条件、歓迎資格は以下のようになっています。
必須条件
- 第一種普通自動車免許(AT限定可)
- 人としての良識と倫理観を持ち、責任ある行動が取れる
- 経営者の信頼を得られるコミュニケーション力を有している
- 経済への興味関心と探究心がある
- 知識を吸収する意欲、粘り強さが感じられる
歓迎条件
- 法人営業経験(1年以上)
- 財務・会計知識
- 金融業界(銀行・証券・保険など)での営業経験
歓迎資格
- 中小企業診断士
- 銀行業務検定財務
- 日商簿記
採用情報は時期によって変わるので、帝国データバンクのキャリア採用情報をこまめにチェックしておきましょう。
帝国データバンクの面接の傾向・対策
帝国データバンクの面接では、以下のようなことを問われることがあります。
- 業務の正しい把握ができているか
- 今後の株式市場をどう予測しているか
- 現在の経済状況をどう判断するか
- 目標達成のために取り組んできたこと
- 難しい仕事にぶつかったときどう行動するか
帝国データバンクの面接では「成長性や経済への興味」「裁量のある仕事を任せられる人材か」を見られます。
また、社風でもある「新しいことにチャレンジできる人か」という点も見られる傾向にありますね。
面接対策
対策としては、キャリアの棚卸し・最新の経済動向チェック・他社との比較が挙げられます。
キャリアの棚卸しとは具体的に、帝国データバンクの社風に合ったアピールポイントを確認し、深掘りすることです。
目標に対して「行動」「行動の評価」「改善」の3つの視点から考えることで、面接の際に簡潔かつ明確に答えられます。
また、調査営業・総合職ともに面接で必ず経済関連の質問をされるので、経済の動向はニュースや新聞で毎日チェックすることをおすすめします。
そして、競合他社ではなく、なぜ帝国データバンクを志望するのか?という点は必ず聞かれるので、答えられるようにしましょう。
競合他社にはない、帝国データバンクに対する魅力を明確にすれば、志望動機となります。
志望動機・自己PR・転職面接でよく聞かれる質問については、以下の記事を参考にしてください。
選考フロー
帝国データバンクの選考フローは、以下のようになっています。
Webエントリーシート提出
↓
書類選考
↓
Web適性検査
↓
一次面接
↓
最終面接
↓
内定
選考期間の目安は、1ヶ月〜2ヶ月ほどとなっています。
帝国データバンクの年収
帝国データバンクは有価証券報告書がないので、代わりにOpenWorkを参考にしたいと思います。
OpenWorkの情報によると、帝国データバンクの平均年収は約619万円です。
成果を上げている人がどんどん昇格していくシステムなので、調査営業で数字を作れば収入アップが見込めます。
帝国データバンクの給与について気になる人は、以下の記事を参考にしてみてください。
帝国データバンクの企業情報
帝国データバンクの企業情報については、以下の順で解説していきます。
事業内容
事業内容は、以下の3種類に分けられます。
- 企業情報
企業信用調査、企業概要データベースCOSMOS2など - 業界・市場
業界・市場調査、コンサルティングサービスなど - マーケティング調査
営業ターゲットリスト、取引先ポートフォリオ分析など
その他、細かい事業内容については、帝国データバンクのコーポレートサイトを参考にしてください。
社風
社風はお客様のパートナーとして、現地に出向いて調査すること、新しいことにチャレンジすることを大切にしています。
調査員は基本外に出ていて、自身でアポイントを取り、率先して経営者とコミュニケーションを取りに行っています。
一人一人が個人事業主といった感じで、自由にやりたいようにチャレンジできる環境です。
福利厚生
全国に調査員がいるので、地方と都市部で生活に差が出ないよう、住宅手当は都心のほうが多めにもらえるようになっています。
現地に出向いて提案や調査をするため、交通費は全額支給、外勤手当がつくことが利点です。
また、前述した銀行業務検定財務2級や日商簿記2級や中小企業診断士を格安で受けることができ、社員のレベルアップを支援しています。
5日間のキャリア入社導入者研修、6週間の調査業務基礎研修で、調査営業の基礎知識を学ぶことが可能です。
帝国データバンクへの転職を成功させる方法

帝国データバンクへの転職を成功させたいなら、転職エージェントを利用することをおすすめします。
なぜなら、ミュニケーション能力や高いポテンシャルを求められ、自分1人では対策が難しいからです。
なんとなく面接対策をしても、他の優秀な転職者に埋もれてしまいお見送りになってしまう可能性が高いです。
転職エージェントでは、プロのキャリアアドバイザーが面接対策について様々なアドバイスをしてくれます。
ただ、担当になるキャリアアドバイザーは経験やスキルによって、サポートの質が異なるので、大手転職エージェントの中から2〜3社、特化型転職エージェントの中から1社程度、複数登録することをおすすめします。
以下は、転職のプロである筆者がおすすめする転職エージェントです。気になるところがあれば、ぜひ登録してみてくださいね!
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