日本触媒の平均年収は782万円!新卒初任給・賞与ボーナスや残業時間も紹介!
大手化学メーカーである株式会社日本触媒の平均年収や新卒初任給がどれぐらいなのか現役転職エージェントが徹底解説します。
また、職種別や年代別、競合他社と比較した給与水準、残業時間や賞与ボーナスについても社員の口コミ評判を交えながら分かりやすく紹介します。
給料以外に福利厚生や激務度を正しく理解し、就職・転職活動の際の企業分析として役立ててください。
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日本触媒の平均年収は782万円
2023年3月期の有価証券報告書によると、日本触媒の平均年収は782万円です。
dodaの「平均年収ランキング最新版(業種別)」を見てみると、日本触媒が属する化学メーカー全体の平均年収は474万円です。
日本触媒は業界全体と比較すると285万円もの差があり、業界の中でも高水準であると分かります。
日本触媒の年収が高くなる理由
日本触媒の平均年収が高い理由は、紙おむつなどに使われる高吸水性樹脂とその原料であるアクリル酸において、世界トップクラスのシェアを誇っているからだと言えます。
日本触媒の高吸水性樹脂は、世界の「紙おむつ」の約4分の1に使われています。
化学工業界は、新型コロナウイルス感染拡大による影響を大きく受け、近年の年収はやや下降傾向にあります。
それでも業界平均よりも大きく上回っているため、高い給与水準であることがわかります。
末永
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日本触媒の平均年収の推移
日本触媒の平均年収の平均年収の推移は以下のようになっています。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 | 平均勤続年数 |
---|---|---|---|
2019年3月期 | 797万円 | 38.0歳 | 16.0年 |
2020年3月期 | 810万円 | 38.2歳 | 16.2年 |
2021年3月期 | 766万円 | 38.4歳 | 16.4年 |
2022年3月期 | 759万円 | 38.6歳 | 16.5年 |
2023年3月期 | 782万円 | 38.8歳 | 16.0年 |
出典:IRライブラリー
2021年に新型コロナウイルス感染拡大による原油価格の下落に伴い、販売価格や販売数量が減少するなどの影響を受けました。
依然として化学工業界は厳しい環境が続いていますが、世界的な強みをもつ既存事業の拡大によって強みを活かしたソリューションを提供を目標にしています。
日本触媒の職種別平均年収
2023年12月時点の転職口コミサイト「ライトハウス」に投稿されている年収データを参考に、職種別の平均年収を紹介します。
職種 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
営業系 | 900万円 | 44.3歳 |
企画・事務・管理系 | 614万円 | 32.4歳 |
電気・電子・機械系エンジニア | 592万円 | 27.7歳 |
医薬・化学・素材・食品系専門職 | 662万円 | 34.1歳 |
日本触媒には高卒から院卒まで幅広い学歴の人がいますが、営業系はインセンティブが発生するので年収が高くなっています。
上記の職種別平均年収は現役社員・元社員の回答を元に算出されていますが、役職や在籍時期にもよって変わってくるので、参考程度に見てもらえればと思います。
日本触媒の年代別平均年収
2023年12月時点の転職口コミサイト「ライトハウス」に投稿されている年収データを参考に、年代別の平均年収を紹介します。
年代 | 平均年収 | 最高年収 |
---|---|---|
25~29歳 | 510万円 | 750万円 |
30~34歳 | 667万円 | 800万円 |
若手のうちは給与が上がりにくいですが、年功序列のため、年次が上がるのに伴って、職級と給与も上がります。
ただ2020年度より、年功序列的な人事制度から、実力主義的な人事制度に変更されたため、今後は変わっていく可能性があると言えます。
上記の年代別平均年収は現役社員・元社員の回答を元に算出されていますが、残業時間やポジションにもよって変わってくるので、参考程度に見てもらえればと思います。
末永
また、口コミサイトとスカウトサービスを押さえた上で、転職エージェントを併用するのが転職先を選ぶ上では非常に重要です。
というのも、転職エージェントは企業の採用担当と連携しているので、口コミサイトだけでは得られない情報を知ることができるからです。
とくにリクルートエージェント・doda・マイナビエージェントといった転職エージェントなら、求人紹介だけでなく、年収アップの交渉もおこなってくれるので、ぜひ相談してみてくださいね。
日本触媒と競合他社の年収比較
日本触媒と同じ素材メーカー「カネカ 」「クラレ」「ユニ・チャーム」「三菱ケミカル」との年収を比較してみました。
各社とも2023年12月時点のライトハウスが公開している年収データを元に比較しています。
企業名 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
日本触媒 | 652万円 | 33歳 |
カネカ | 546万円 | 32歳 |
クラレ | 597万円 | 33歳 |
ユニ・チャーム | 629万円 | 34歳 |
三菱ケミカル | 654万円 | 37歳 |
出典:ライトハウス
日本触媒の年収が高い理由は、世界トップクラスの化学メーカーとして、世界中の企業からこの優れた技術が採用されているためです。
また、他社に比べて賞与(年に2回)も高く、安定して出ることから年収の水準が高くなっているとわかります。
ただ、各社の平均年収は各企業の正社員比率や年齢構成、売上業績によって変わってくるため、上記の年収比較は参考程度で見てください。
日本触媒の給与・評価制度
日本触媒の給与・評価制度について、ライトハウスの評判・口コミを一部抜粋しました。
評判・口コミ
40代・男性
製造
ある程度の職級までは年功序列で横並びだが、役職につくには昇級試験があり実力主義となる。
ライトハウス日本触媒は、年功序列の風潮があるため、20代のうちは給与水準が低いとされているものの、30代に入ると昇格などに伴って一気に給与水準が上がるという口コミが多数ありました。
他にもワンキャリアプラスなどの口コミサイトでは、日本触媒で働いている人が前職でどんな会社に勤めていたかなども見ることができます。日本触媒に興味がある人はぜひ登録してみてくださいね。
日本触媒の残業時間・ボーナス・福利厚生
平均年収とも深い関わりがあり、働く上で気になる日本触媒の残業時間・ボーナス・福利厚生について詳しく紹介していきます。
残業代・残業時間
2023年12月時点の「ライトハウス」によると平均残業時間は21時間です。
みなし残業制度は取り入れておらず、勤務時間を超えた分はそのまま時間外手当として支払われる仕組みです。
所属する部署により、残業時間や忙しさが変わってくるという口コミが多数見られました。
研究職では、標準労働時間7.5時間/日でフレックスタイム制度を導入されていて、時間の調整がしやすくなっています。
ボーナス・賞与
日本触媒のボーナスは年に2回(7月と12月)に支給されます。
ライトハウスに寄せられた口コミによると、ボーナスは業績と連帯していて、年収の30%にあたる金額がもらえます。
年に2回の上司との面談で行われる業績評価と年に1回の能力評価によって、人事評価が行われています。
また、昇給については、年に1度(4月)昇給機会があります。
数年毎に昇格試験を受け、合格すると次年度から給与が格段に上がるようになっています。
福利厚生
日本触媒の福利厚生は手厚いです。
一人一人が最大限に力を発揮できるように、誰もが働きやすい環境の整備を進めています。一部を抜粋してご紹介します。
- 財産形成(財形、日触共済年金、持株会)
- 住宅関連(家賃補助制度、寮・社宅制度等)
- 健康管理(定期健診、健康増進活動、医療融資等)
- 生活援護(食堂、売店、被服貸与、奨学・災害・推奨品(自動車)融資)
- 慶弔見舞(共済会、祝金、弔慰金、見舞金、災害補償給付)
日本触媒の年収に対する評判・口コミ
日本触媒の年収に対する評価をライトハウスから集めてみました。
現役社員・元社員が年収に対して、どのように思っているのか、参考にしたい人はぜひ目を通してみてください!
日本触媒の年収に対する良い評判・口コミ
評判・口コミ
20代・男性
研究職
若手のうちは月収はそれほど高くないが、生活する上では不自由ないレベルには稼ぐことが出来る。どちらかといえば賞与で還元する形になっている。
ライトハウス評判・口コミ
30代・男性
製造
職級制度と上司との面談を通して査定される。昇給や賞与に微々たる程度反映され、特段、成果主義であるとは言えない。
一握りの高い成果を挙げた者のみしか高評価を得ない。各種手当は規則に準じて額面通りである。同業他社と比べて賃金水準は高い方である。
ライトハウス評判・口コミ
30代・女性
広報
年功序列のため、早く昇給するのは難しいが、昇給年齢になれば、安定した額をもらえる。
ライトハウス日本触媒の年収に対する悪い評判・口コミ
評判・口コミ
20代・男性
製造
若手社員の給料はなかなか低いと感じる。賞与は同業他社とほぼ横並び程度だと思う。
交代勤務をしていれば交代手当、深夜業手当が付いてそれなりの給料がもらえる。年功序列のため、仕事をしないで若手社員の倍以上貰っている社員がたくさんいる。
ライトハウス評判・口コミ
30代・男性
研究員
評判・口コミ
20代・女性
リサーチャー
日本企業にありがちな横一線。市場価値の高い人ほど不満は感じていると思う。一方、そうでない人にしたら、十分もらっているという感覚のはず。
ライトハウス日本触媒の会社情報・新卒採用情報
日本触媒の会社概要と採用情報について紹介していきます。
社名 | 株式会社日本触媒 |
---|---|
所在地 | 大阪市中央区高麗橋4-1-1 興銀ビル |
設立 | 1941年(昭和16年)8月21日 |
代表者 | 代表取締役社長社長執行役員 野田和宏 |
事業内容 | ・基礎化学品事業 ・機能性化学品事業 ・環境・触媒事業 |
従業員数 | 2,412名(単独) |
新卒採用の初任給情報
日本触媒の採用HPによると、募集職種は「事務系」「化学系」「エンジニア系」の3つに大きく分かれています。
また、新卒の初任給(2023年度実績)は以下のようになっています。
新卒の初任給 |
[博士了]279,400円 [修士了]255,400円 [学士・高専専攻科卒]239,800円 [高専本科卒]216,600円 [高校卒]199,000円 |
---|---|
応募資格 | ・勤務地に条件のない方(キャリア形成上、複数の事業所での勤務地を前提とするため) ・化学系については、教授推薦を受けられる方 |
諸手当 | 通勤交通費実費全額(当社規定による)、時間外手当、地域手当(関東地区)ほか |
配属先は、本人の希望も考慮しながら、配属先部署の仕事内容や状況、上司・人事部など周囲が考える適性・期待などを総合的に勘案し決定されます。
日本触媒の中途採用情報や転職しやすい人の特徴について知りたい人は、以下の記事も読んでみてください。
日本触媒への転職を成功させるコツ
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日本触媒のような大手企業に一足飛びで転職することは難しいです。
だからこそ、まずは①自分の市場価値を知ること、そして②実際に日本触媒で働いている人が前職でどんな仕事をしていたかを知ることで、逆算的にキャリア戦略を立てることが大切です。
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