薬剤師は転職サイトに複数登録するのがおすすめ!掛け持ちする理由を解説
薬剤師は転職サイトに複数登録すべきなのか、掛け持ちをおすすめする理由を徹底解説します。
併用するメリット・デメリット、利用する際の注意点についても分かりやすく紹介していきます。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
薬剤師が転職を成功させたいのなら転職サイトは複数利用がおすすめ
薬剤師が転職を成功させたいなら転職サイトは1社に絞らず、複数登録して掛け持ちするのがおすすめです。
転職サイトが提供しているサービスは、どれも一緒だと思う人も多いですが、転職サイトによっては独自の求人や情報を持っているところもあります。
また、キャリアアドバイザーとのスキルや相性に違いがあるので、複数登録したほうが選択肢を広げられます。さらにサービスやキャリアアドバイザーとの相性を同じタイミングで比較できます。
末永
薬剤師におすすめの転職エージェント
-
マイナビ薬剤師
人材業界大手のマイナビが運営。手厚いフォローに定評アリ! -
ファルマスタッフ
東証プライム上場の日本調剤グループが運営!20年以上の実績と信頼 -
薬キャリ AGENT
薬剤師の登録者数No.1*!医療業界専門のエムスリーグループが運営 *エムスリーキャリア調べ
薬剤師が転職サイトに複数登録するメリット
薬剤師が転職サイトに複数登録することで、どのようなメリットを得られるのかを紹介します。
薬剤師が複数登録することで以下のようなメリットを得られ、転職活動がスムーズになります。
その転職サイトにしかない非公開求人・独占求人を紹介してもらえる
転職サイトを掛け持ちで利用することで、薬剤師の経験を活かせる非公開求人や独占求人などを紹介してもらえるチャンスが増えます。
転職サイトには、その転職サイトでしか見ることのできない独占求人や非公開求人を保有しています。
つまり、転職サイトを掛け持ちすることで、非公開求人や独占求人に出会うチャンスを増やすことができ、選択肢をより一層広げられるのです。
実際に薬剤師向けサービスで、どれだけ非公開求人や独占求人を取り扱っているのかを紹介します。
非公開求人数 | |
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マイナビ薬剤師 | 全求人の35% |
薬キャリエージェント | 全求人の80% |
そもそも非公開求人や独占求人は、以下のような特徴があります。
非公開求人の特徴
- 大手企業や人気企業など注目度の高い求人が多い
- 限られた人だけに公開されているので競争が低い
- 管理職やリーダーポジションが多く、キャリアアップのチャンスがある
- 企業が早く採用を進めたいため、選考プロセスがスピーディ
つまり、非公開求人や独占求人を多く紹介してもらえると転職活動もスムーズで、好条件の転職を実現しやすくなります。
末永
非公開求人や独占求人は、その転職サイトに登録しなければ見ることができないので、まずは登録してみるのがおすすめですよ。
非公開求人や独占求人のような注目求人は1件でも多く紹介してもらうに限るので、ぜひ掛け持ちで転職サイトを利用してみてください。
薬剤師におすすめの転職エージェント
-
マイナビ薬剤師
人材業界大手のマイナビが運営。手厚いフォローに定評アリ! -
ファルマスタッフ
東証プライム上場の日本調剤グループが運営!20年以上の実績と信頼 -
薬キャリ AGENT
薬剤師の登録者数No.1*!医療業界専門のエムスリーグループが運営 *エムスリーキャリア調べ
非公開求人についてもっと詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
1度に多くの求人を比較できる
転職サイトを複数掛け持ちで利用すると、1度に多くの求人を比較できるようになります。
転職は最終的に1社に絞り込んで意思決定していくため、少しでも良い条件の求人に出会うことが転職活動では大切です。
そのためには、1度に多くの求人を比較していくことが重要です。1度に多くの求人を比較すると以下のようなメリットがあります。
- 求人の良さや特徴を把握しやすくなる
- 求人の懸念点も明確になる
- 自己分析が深まる
実際に転職成功者は、多くの求人に出会い、応募して転職先をしっかり選定しています。
dodaの「平均応募者数」にもあるように、平均応募社数は27社であり、91.9%の人が2社以上の求人に応募していることがわかります。
複数の転職サイトを利用すれば、その分だけ視野が広がり、さまざまな求人と出会えます。その中から自分の希望に合う求人を比較できるので、「思っていたのと違う」といった気づきを得やすいです。この気づきのおかげで、結果的に転職活動を成功させることができるのです。
末永
薬剤師は、調整薬局やドラッグストア、製薬会社など転職先の選択肢が広いため、求人を見比べ少しでも条件にマッチする転職先を見つけていくのが大切です。
そういった意味でも、薬剤師は転職サイトを掛け持ちしたほうが、選択肢を広げ様々な求人を見たほうが納得のいく転職をしやすくなりますよ。
自分と相性の合うアドバイザーと出会いやすくなる
転職サイトを掛け持ちすることで、自分と相性の良いキャリアアドバイザーと出会いやすくなります。
転職エージェントサービスを利用する際には、キャリアアドバイザーとの相性が非常に重要です。キャリアアドバイザーと相性が良ければ、転職活動もスムーズにいき、マッチ度の高い求人に出会いやすくなります。
とはいえ、キャリアアドバイザーも人間です。サポートの質は個人によって差が出てしまうので、そこを見極めていかなければなりません。
相性の良いキャリアアドバイザーを見極めるポイント
- レスポンスが早いか
- フィードバックが明確か
- 信頼関係を築けるか
- 知識が豊富か
- 自分を理解してくれているか
- 共感力があるか など
上記を例に、自分がキャリアアドバイザーに求める条件を明確にしていけば、相性の良いキャリアアドバイザーを見つけることができます。
しかし、相性の良いキャリアアドバイザーと一石二鳥で出会うのは難しいため、転職サイトを複数登録して、キャリアアドバイザーと出会う場を多く持つと、自分と相性の良いキャリアアドバイザーに出会うチャンスが高くなります。
末永
転職サイトを掛け持ちしていれば相性の悪いキャリアアドバイザーに出会ってしまっても、別の転職サイトですぐに相性の良いキャリアアドバイザーが見つかれば、転職活動も行き詰まることがなくなります。
転職失敗を避けることやリスク管理の面でも転職サイトの掛け持ちは大切ですね。
多くの情報が入手できる
転職サイトを掛け持ちして利用することで、より多くの情報が入手することができます。
薬剤師向け転職サイトによっては、実際に求人先に訪問し求人先企業としっかり関係構築しているため、より求人先の詳しい情報を入手しています。
しかし、同じ求人先でも転職サイトによって得ている情報に違いがあるので、より多くの情報を得ていくためにも転職サイトの複数登録は有効です。
求人先の情報をしっかりキャッチアップする意味でも、掛け持ちを検討してみてください。
末永
転職サイトを1つに絞って使い倒すよりも、複数登録して掛け持ちして使っていったほうが転職活動も成功させやすいです。
転職サイトには強みや弱みがそれぞれありますが、複数社掛け持ちすることで弱みを補うことができるので、転職活動の質も上げられますよ。
とくに薬剤師は以下のような薬剤師特化の転職エージェントを利用すると、資格や経験を活かした求人に出会いやすいです。
薬剤師におすすめの転職エージェント
-
マイナビ薬剤師
人材業界大手のマイナビが運営。手厚いフォローに定評アリ! -
ファルマスタッフ
東証プライム上場の日本調剤グループが運営!20年以上の実績と信頼 -
薬キャリ AGENT
薬剤師の登録者数No.1*!医療業界専門のエムスリーグループが運営 *エムスリーキャリア調べ
薬剤師が転職サイトに複数登録するデメリット
薬剤師が転職サイトに複数登録し、掛け持ちしていくのはメリットもありますが、気をつけなければならないデメリットもあります。
具体的には以下のようなデメリットがあります。
転職サイトを管理する手間がかかる
薬剤師が転職サイトを掛け持ちしていくには、転職サイトを管理する手間がかかってしまいます。
掛け持ちしている転職サイトから最新の求人情報が届くので、毎回確認するのは面倒に感じやすいです。また、別々の転職サイトで応募したら、それぞれの進捗管理をしていかなければなりません。
最初は複数利用して、それぞれの違いを把握してから1番良いと思った転職サイトに絞り込むと良いでしょう。1社に絞り込むことで、転職活動をスムーズに進められます。
重要な連絡を見逃す恐れがある
薬剤師が転職サイトを掛け持ちしていくと、連絡の回数が多くなり、重要な連絡を見逃す恐れがあります。転職サイトを複数登録すると、それぞれの転職サイトでやりとりが発生し、その分手間が増えてしまうのです。
とくに薬剤師として勤務しながら転職活動をすれば、忙しいなかで余計に連絡を見逃す可能性が高まります。
転職サイトによって利用できる連絡手段は変わりますが、LINEに一本化する、メールの受信ボックスを振り分けるなどして、重要な連絡は見逃さないようにする工夫が大切です。
同じ求人を紹介されることがある
転職サイトを複数登録し掛け持ちして利用していると、同じ求人を紹介されることがよくあります。
転職サイトでは独占求人などが多くありますが、同じ会社が複数の転職エージェントに求人を出していることもあり、同一の求人を紹介されることは珍しくありません。
複数のキャリアアドバイザーから条件に合うと評価された求人は、自分の希望条件に合う可能性が高いので、前向きに考えて注目してみるのも大切です。
ただし、異なる転職サイトから同じ求人を重複して応募することはできないので、応募する転職サイトを絞る必要があります。
末永
複数の転職サイトに同じ条件を伝えることになるので、同じ求人を紹介される可能性は避けられません。
しかし、その場合は転職サイトを複数掛け持ちしていることを正直に伝え、他の求人を紹介してもらえるように働きかけることも転職活動をスムーズに進めるには大切ですよ。
複数の意見に振り回されて悩む可能性がある
転職サイトを複数登録することで、複数のキャリアアドバイザーからアドバイスをもらえるメリットもありますが、それを上手く整理していかなければ、複数の意見に振り回されることになります。
キャリアアドバイザーの知識量や視点も様々なので、多角的なアドバイスをもらえます。例えば、「薬局でキャリアを積むべきだ」と考えるキャリアアドバイザーもいれば、「広く検討すべきだ」と考える人もいるというわけです。
この多角的な意見に振り回されないためには、自分の転職軸を持つことが大切です。
自分の転職軸を持っていれば、キャリアアドバイザーからの意見も参考にして、自分で意思決定もしやすくなります。
薬剤師が複数利用する転職サイトを選ぶポイント
薬剤師が転職サイトを複数利用する際に、どのような視点で選ぶべきかを紹介していきます。
以下のポイントを意識することで、自分に合わない転職サイトに登録することを防げます。
末永
ちなみに、以下の4つのポイントをすべて網羅しているのがマイナビ薬剤師、ファルマスタッフ、薬キャリエージェントの3社です。この3社は登録をおすすめする転職サイトでもあります。
薬剤師や医療業界に詳しいか
転職サイトを選ぶ際には、薬剤師や医療業界に詳しいかを見るようにするのがおすすめです。
薬剤師や医療業界に強みを持っている転職サイトは、業界特有の文化や問題点などをしっかり熟知しているので、的確なアドバイスをしてくれます。
薬剤師に特化した転職サイトであれば、薬剤師の転職を専門的に扱っており、キャリアアドバイザーも薬剤師の転職に特化しており、充分な知識を有しているので相談もしやすいです。
豊富な求人を保有しているか
薬剤師が転職サイトを選ぶ上で大切なのが、豊富な求人を有しているかです。
求人数が多ければ、それだけ選択肢を広げられるだけでなく、求人を比較しながら自分にマッチした求人を見つけやすくなるので、求人数は多いに越したことはありません。
末永
さらにいうと、自分が希望する地域に求人が多いかを確認してみてください。
転職サイトによっては地方の求人が少なく、扱っていないこともあるので、自分の希望する地域に求人が多いかも確認してみてくださいね。
サポートの質は良いか
転職サイトを選ぶときは、サポートの質が良いかを見るのも大切です。
転職サイトのキャリアアドバイザーは、1人につき数十人の求職者の転職支援をおこなっているので、キャリアアドバイザーによっては、親身になって支援するよりもスピードを重視するキャリアアドバイザーもいます。
つまり、質の高いサポートを提供しているかを確認してみてください。
末永
キャリアアドバイザーのサポートの質の良し悪しは、実績や口コミサイトなどが参考になります。
実績が高ければそれだけ転職支援実績もあり、サポートの質も高いことが期待できます。口コミサイトでは、実際に転職サイトを利用した人の感想や評価をみれるので、転職サイト選定のヒントになりますよ。
スピーディーに対応してもらえるか
転職サイトを選ぶ際には、キャリアアドバイザーがスピーディーに対応してくれるかも注目すべき点です。
前述したようにキャリアアドバイザーは、数十人の求職者を1人で担当するため、キャリアアップアドバイザーによっては、スピーディーに対応してもらえない可能性もあります。
そのため、レスポンスやフィードバックに早く対応してくれるキャリアアドバイザーに出会えると、転職もスムーズに進めやすくなります。
末永
キャリアアドバイザーにスピーディーに対応してもらいたいなら、転職活動に積極的であることをアピールしてくださいね。
キャリアアドバイザーは、転職に積極的な人を優先する傾向にあるので、スピーディーに対応してもらいやすくなりますよ。
薬剤師向け!複数利用をおすすめする転職サイト
薬剤師向けの転職サイトはたくさんあり、そのなかから複数登録したほうが良いサービスを自分で絞り込むのは大変です。
ここでは自分で絞り込める自信がない薬剤師向けにおすすめの転職サイトを紹介します。
末永
どこに登録するか迷ったら、この3社全部に登録しておけば間違いありません。
マイナビ薬剤師
運営会社 公式サイト |
株式会社マイナビ https://pharma.mynavi.jp/ |
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求人数 | 公開求人:48,430件 |
対応職種 | 薬剤師 |
対応エリア | 全国 拠点:東京・さいたま・千葉・横浜・札幌・仙台・名古屋・大阪・京都・神戸・岡山・広島・福岡・鹿児島(面談可能拠点) |
登録免許 | 有料職業紹介事業:13-ユ-080554 |
2024年9月時点の求人数 |
マイナビ薬剤師は、大手人材会社のマイナビが運営する薬剤師特化の転職サイトです。
大手企業の安心感もあり、求人数が業界トップクラスで未経験可能な求人から年収600万円以上のハイクラス求人まで豊富に扱っています。
スキルアップを目指したい人、年収アップしていきたい人などすべての薬剤師にぴったりの求人が見つかるので、掛け持ちする転職サイトにもぴったりです。
末永
マイナビ薬剤師は、1人1人に寄り添ったサポートに定評があり、求人の強引な案内はされません。
掛け持ちする際には、自分の軸をしっかり持ち、転職サイトを使うことが大切なのです。求職者の意向に沿ってくれるマイナビ薬剤師は、無理なく転職活動が進められ掛け持ちもしやすい転職サイトとも言えますよ。
こんな人におすすめ
●求人や支援実績が豊富な大手を利用したい人
●製薬会社に転職したい
●正社員の求人に応募したい
●質の良いサポートを受けたい
ファルマスタッフ
運営会社 公式サイト |
株式会社メディカルリソース https://www.38-8931.com/ |
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求人数 | 公開求人:51,390件 |
対応職種 | 薬剤師 |
対応エリア | 全国 拠点:東京・横浜・埼玉 ・船橋 ・札幌・宮城・名古屋・京都・大阪・神戸・広島・福岡 |
登録免許 |
有料職業紹介事業:13-ユ-010743 労働者派遣事業:派13-010770 |
2024年9月時点の求人数 |
ファルマスタッフは、「お会いする姿勢」を大切に薬剤師と対面で丁寧に転職相談をしてくれる転職サイトです。
大手薬局チェーン・日本調剤株式会社の教育ノウハウを活かした教育環境がしっかり整っているので、とくに若手の薬剤師に選ばれています。
転職相談満足度97.3%の実績もあるので、転職相談をしながらしっかり転職活動をしていきたいなら、ファルマスタッフも掛け持ちで利用してみてください。
末永
ファルマスタッフは、全国に拠点があり地域密着で、エリア状況もしっかり把握したキャリアアドバイザーが支援してくれます。
正社員だけでなく派遣やパートも豊富で、詳細な情報も保有しているので、選択肢を広げていくために掛け持ちするのにもぴったりですよ。
こんな人におすすめ
●日本調剤グループが運営しているサービスを利用したい人
●調剤薬局に転職したい
●派遣やフリーランスの働き方も検討している人
●日本薬局学会主催のファーマシーセミナーを受講したい人
薬キャリエージェント
運営会社 公式サイト |
エムスリー株式会社(M3, Inc.) https://pcareer.m3.com/ |
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求人数 | 公開求人:24,090件 |
対応職種 | 薬剤師 |
対応エリア | 全国 拠点:東京 |
登録免許 |
有料職業紹介事業:13-ユ-304437 労働者派遣事業:派13-305171 |
2024年9月時点の求人数 |
薬キャリエージェントは、医療業界に強みを持つエムスリーグループが運営する薬剤師特化の転職サイトです。
業界に強みを持っているからこそ、独自のネットワークを保有しており、独占求人や独自情報などを豊富に扱っています。
薬キャリエージェントでしか見られない求人や情報も豊富なので、掛け持ちで複数登録すれば、かなり選択肢も広げなrがら転職活動ができます。
末永
薬キャリエージェントでは、なぜ給与が高いか、有休消化率は高いかなど聞きづらい内部事情をしっかり調査してくれます。
入社後にギャップがない転職を実現させていきたい人にも薬キャリエージェントはおすすめですよ。
こんな人におすすめ
●ママ薬剤師や未経験、ブランクのある人
●病院に転職したい
●高年収の求人に応募したい
その他の薬剤師に強い転職サイト・転職エージェントランキングについては、下記の記事もチェックしてみてください。
薬剤師が転職サイトを併用する際の流れ・コツ
薬剤師が転職サイトを併用する際の流れとコツについて紹介していきます。
どの転職サイトも基本的には以下のような流れで利用していき、キャリアアドバイザーが求人元との間に立ち、エントリーや面接日程調整などを細かいサポートもおこなってくれます。
面談・ヒアリング
まず、薬剤師向け転職サイトに登録したらキャリアアドバイザーと面談をおこないます。
面談では基本的に以下のようなことが聞かれるので、当日はしっかり話ができるように整理しておくことが大切です。
面談・ヒアリングで聞かれること
- 経歴やスキル
- 希望条件・求める条件
- 転職相談 など
転職サイトを併用していく場合には、転職サイトごとに面談が実施されます。
転職サイトによって、話す内容を変えて使い分けをしたい薬剤師もいますが、できたら転職軸を変えずにどの転職サイトでも一貫した内容を話ししたほうが良いです。
転職サイトによって言ったか、言わなかったかなど混乱してしまうため、内容は一貫するようにしてください。
末永
キャリアアドバイザーとの面談・ヒアリングでは以下のポイントに気をつけてみてください。
これらを気をつけることで、マッチする求人を紹介してもらいやすくなりますよ。
- 希望条件に優先順位をつける
- 正直に話す
- 転職活動に積極的な姿勢を見せる
転職サイトの面談・ヒアリングについてもっと詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
求人紹介・応募
面談・ヒアリングの内容を元に、転職サイトのキャリアアドバイザーが条件に合う求人を紹介してくれます。
薬剤師が複数の転職サイトを登録し掛け持ちで利用していく場合には、各転職サイトで複数社紹介してもらえますが、同一の求人を紹介されることもあります。
先述したように、同一の求人を紹介された場合には、同一の求人であることを正直に伝えてください。
また、転職サイトを併用しながら求人紹介・応募をスムーズに進めるためには、以下をキャリアアドバイザーに伝えるようにしてください。
末永
転職サイトを掛け持ちすると、紹介される求人数も多くなります。
全部応募してももちろん問題ありませんが、その中から条件に合うものだけを選定するのも自由です。ただし、自分の転職軸だけはしっかり持って、自分のキャパシティとスケジュールと相談しながら決めるようにしてくださいね。
キャリアアドバイザーに伝えること
- 転職サイトを併用していること
- 他の応募先の進捗状況
転職サイトの進捗状況などがわからないと、キャリアアドバイザーも選考管理などの対応がしにくくなります。
なるべくすべての選考の足並みを揃えたり、内定回答期限などを考えながら選考管理したほうが、後悔のない転職活動がしやすいので、進捗状況などは各転職サイトに共有するようにしてください。
履歴書・職務経歴書の添削
応募する求人が決まるとキャリアアドバイザーが履歴書と職務経歴書の添削をおこなってくれます。
転職サイトを掛け持ちしていても、それぞれキャリアアドバイザーが履歴書と職務経歴書を添削してくれます。しかし、複数のキャリアアドバイザーに添削を依頼してしまうと、複数回も修正する必要が出てきてしまうため手間と時間がかかります。
複数回も修正するのは面倒ですが、添削してもらった分だけ履歴書・職務経歴書ができてしまうので管理が大変になる可能性もあります。
これらのデメリットを避けるためには、自分と1番相性の良いキャリアアドバイザーに履歴書・職務経歴書の添削をお願いするのがおすすめです。
末永
掛け持ちしている転職サイトのなかで、1番相性の良いキャリアアドバイザーに履歴書と職務経歴書の添削をお願いすれば、負担も軽減され転職活動もスムーズに進められます。
面接対策
書類選考が通過したら、いよいよ面接です。
面接のフェーズでは、担当のキャリアアドバイザーが面接対策をおこなってくれます。転職サイトを掛け持ちしている場合、対象の求人を紹介してくれたキャリアアドバイザーが面接対策を実施してくれるので、求人を紹介してもらったキャリアアドバイザーに困ったことがあれば相談するようにしてください。
転職サイトを複数掛け持ちしていると、キャリアアドバイザーの面接対策の質や丁寧さが比較できるようになるので、対応に不満を感じてしまうことも出てきます。そうしたら、自ら積極的にキャリアアドバイザーに質問や相談をするようにしてください。
末永
転職サイトを掛け持ちしていると、面接対策で自分にはどんな情報が必要であるかなど、より明確になりやすくなります。
面接対策も万全になりやすいという点も、転職サイトを掛け持ちするメリットだと言えますね。
条件交渉・アフターフォロー
面接をすべて完了したら内定となります。
内定を獲得したら求人先から雇用条件などが記載された内定通知書が届くので、条件を確認していきます。もし条件に懸念などがあれば、条件交渉をおこなっていきますが、キャリアアドバイザーが代行してくれるので頼るようにしてください。
複数転職サイトを掛け持ちしている場合には、同じ時期に複数社内定ができることも珍しくありません。その場合は、キャリアアドバイザーに他社でも内定が出ていることを伝え、できたら提示されている条件なども共有しておくと、キャリアアドバイザーも条件交渉がしやすくなります。
無事に入社が決まったあとでも、薬剤師向け転職サイトによってはアフタフォローがあり、入社後でも困ったことや悩みがあれば、キャリアアドバイザーに相談することが可能です。
末永
複数の転職サイトを掛け持ちしていると、やりとりが増えて面倒になることもありますが、コツさえ掴んでしまえば、チャンスを広げ、納得のいく転職活動ができるようになります。
掛け持ちしていることで有利に働くこともあるので、転職サイトは掛け持ちして使ってみてください。
薬剤師におすすめの転職エージェント
-
マイナビ薬剤師
人材業界大手のマイナビが運営。手厚いフォローに定評アリ! -
ファルマスタッフ
東証プライム上場の日本調剤グループが運営!20年以上の実績と信頼 -
薬キャリ AGENT
薬剤師の登録者数No.1*!医療業界専門のエムスリーグループが運営 *エムスリーキャリア調べ
薬剤師が転職サイトを複数利用する際の注意点
薬剤師が転職サイトを複数利用する際に気をつけるべきことがあります。
以下の点を気をつけていかなければ、掛け持ち利用するメリットが薄れ、逆に転職活動の足枷になってしまいます。
ぜひ以下の点には気をつけて複数登録をするようにしてください。
違う転職サイトから同じ求人に応募できない
デメリットでも触れましたが、転職サイトを掛け持ちしていくことで同一の求人を紹介されることがあります。
同じ求人を紹介されたからといって、同じ求人に重複して応募することは基本的にできません。重複応募は求人先も把握し、進捗管理ができない=管理能力不足だと認識されてしまう可能性があります。
転職エージェントに至っては、重複応募がわかってしまったあと、信用を失い求人を紹介してもらうことができなくなることもあります。
トラブルを避けるためには進捗管理をしっかりおこない、応募した企業、薬局名などはしっかり把握し、同一の求人を紹介してもらったら、正直に同一の求人に応募したことがあることを伝えるようにしてください。
末永
もしキャリアアドバイザーに過去にも応募したことのある企業を紹介されても、しっかり以前応募した履歴があることを申し出るようにしてくださいね。
応募時期が半年以上であれば、求人先によっては再応募が認められる可能性もありますよ。
転職サイトに複数登録をしすぎない
転職サイトを複数登録することは、大きなメリットがありますが、だからと言って複数登録しすぎてしまうと負担が大きくなってしまい、逆に転職活動がスムーズに進まなくなってしまうこともあります。
そのため、薬剤師が転職サイトを掛け持ちしていく際には、まずは2~3社に登録して様子を見るのが大切です。
2〜3社使ってみて負担が取れくらいかかるか、また2〜3社の利用でサポートの質が十分であるかを確認し、もし自分のキャパシティに問題がなかったり、もっとサポートを増やしたいと感じたら1社づつ増やしていくと良いです。
末永
薬剤師としての仕事をしながら、問題なく転職活動ができたら大きな負担はないと考えられますね。
人によって掛け持ちできる転職サイト数は違うので、自分の負担を考えながら登録数を検討してみてください。
他社の情報を隠さない
これまでにも触れてきましたが、薬剤師で転職サイトを掛け持ちする際には、他の転職サイトを併用していることを包み隠さずに共有しておくことが大切です。
転職サイトを掛け持ちして利用するということは、進捗状況をしっかり管理する必要があり、内定時期などを合わせながら転職活動をする必要があります。
キャリアアドバイザーの協力を得るために、他社と掛け持ちして利用していること、他社の選考の進捗など共有していくことが大切です。
キャリアアドバイザーも掛け持ちで利用しているのは承知しているので、素直に話せば選考が有利に進むよう協力してくれますよ。
末永
転職サイトは、求人元から成功報酬を受け取って利益を得ているため、自社で紹介した求人が有利に進むように力を尽くしてくれます。
掛け持ちしているからといって不利になることはないので、包み隠さず話してみてくださいね。
薬剤師が転職サイトを利用する際によくある質問
薬剤師が転職サイトを利用する際によくある質問をまとめました。
転職サイトを複数登録して掛け持ち利用していく際の参考にしてみてください。
複数利用していることは伝えても良い?
転職者
薬剤師向け転職サイトを複数利用していることは伝えても良いのですか?
末永
はい、薬剤師向けの転職サイトを複数利用していることは、なるべく早い段階でキャリアアドバイザーにも共有してください。
複数利用していることを伝えることで、選考スケジュールを調整してくれたりするので、少しでもスムーズに転職活動をしていきたいなら、しっかり情報共有をしておいてください。
転職エージェント(転職サイト)の複数利用について、さらに詳しく知りたい人は下記の記事もチェックしてみてください。
複数の転職サイトに登録したあとの対応
転職者
複数の薬剤師向け転職サイトに登録したあとはどうしたら良いですか?
末永
転職サイトに登録した後は、それぞれの転職サイトのキャリアアドバイザーと面談を実施していきます。
連絡はそれぞれの転職サイトから電話やメールで案内が届くので、日程調整をしていくようにしてください。複数登録すると面談日程が集中すると思いますが、日時が被らないように注意してください。
複数登録した転職サイトを退会する方法
転職者
複数登録した薬剤師向け転職サイトを退会・解約する方法を教えてください。
末永
複数登録した転職サイトの退会・解約は、それぞれの転職サイトが案内する退会方法で手続きすることができます。
それぞれの転職サイトの担当キャリアアドバイザーに申し出ることで退会手続きをすることができるので、迷ったらキャリアアドバイザーに相談してみてください。
アドバイザーの担当変更はできる?
転職者
キャリアアドバイザーの担当変更はできますか?
末永
基本的にキャリアアドバイザーの担当変更をすることは可能です。キャリアアドバイザーを変更したい際は、転職サイトの問い合わせフォームなどを利用して申し出ることができます。
ただし、薬剤師向け転職サイトによっては担当変更ができない場合もあるので注意するようにしてください。
転職サイトを利用するのに費用はかかる?
転職者
薬剤師向け転職サイトを利用するのに費用・料金はかかりますか?
末永
求職者は転職サイトを完全無料で利用することができます。転職サイトは、求職者から利用料を得る代わりに、求人元の企業から成功報酬として料金を得ています。
求職者は手厚いサービスを無料で利用でき、いくつ掛け持ちしても無料ですよ。
強みや特徴が異なる転職エージェントを複数登録すれば、良いところの良い所取りで転職活動を進めることができます。
とくに薬剤師は、働く場所によって働き方やキャリアパスに大きな違いがあるので、たくさんの選択肢を用意したほうが、納得できる転職ができるようになりますよ。