介護職をやってられないと感じたら?対処法や働き続けるメリットも解説!
介護職として仕事をしていると「もう介護職なんてやってられない」と感じてしまう瞬間があるのではないでしょうか。
本記事では介護職をやってられないと感じる理由と対処法を紹介します。また、介護職として働き続けるメリットも紹介します。
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介護職をやってられないと感じる理由
介護職として働いていると、働きぶりの割にあまり給料が上がらなかったり介護士特有の人間関係に疲れたりして「介護職なんてやってられない」と感じることも多いのではないのでしょうか?
末永
ここでは介護職の人がやってられないと感じる理由として多いものを紹介していきます。
もし当てはまった場合は後に続く対処法も読んでみて、自分の仕事を前向きに好転させられるようにしてみてください。
人間関係に問題がある
介護職をやってられないと感じる理由1つ目は人間関係に問題がある場合です。
末永
利用者や仕事ができない人をいないところで悪く言う、ベテランのパートが口うるさいなど介護職特有の人間関係の悪さってありますよね。
職場の人間関係にやってられないと感じてしまうのは、社員同士の連携を取ることが重要な介護職にとって大きな問題でありストレスがたまる原因になります。
実際に令和4年度介護労働実態調査によると、前の介護職を退職した人の退職理由で最も多かったのが人間関係の問題であるとされています。
職場の人間関係にストレスを感じ、やってられないと思うことは正しい感覚です。
給料が低いと感じる
介護職をやってられないと感じる理由2つ目は給料が低いということです。
末永
「利用者のためにここまで頑張っているのに、この給料だと見合わない!」と思ってしまいますよね。
仕事量に見合った報酬はもらうべきなので、お給料が見合わないという感覚は何も間違っていません。
こちらも令和4年度介護労働実態調査によると収入が少ないから前の介護職を退職したという退職理由の人が人間関係の悩みに次いで全体で2番目に多かったです。
なので、仕事に見合った給料をもらえていないと感じて、やってられないと思うのはごく当たり前の感覚です。
また、昇給はすぐにできない上に一度の昇給幅も大きくはないでしょう。
年収を大幅に上げたいのであれば、別の介護施設に転職して年収を上げる方法が一番良いでしょう。
末永
とはいえ自分が転職できてかつ年収が上がる職場を見つけるのは難しいですよね。
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体力的、精神的にきつい
介護職をやってられないと感じる理由3つ目は体力的、精神的にきついということです。
末永
自分よりも大きい利用者の介助も当然のようにあって、どれだけしんどくても明るく振る舞う必要があるのはなかなか体力・精神ともに削られますよね。
さらに利用者からは心無い言葉を掛けられたり、冷たい対応をされることもあるので精神的にもかなり辛いですよね。
ですがこの理由に関しては辞めて良い、転職して良いとは一概に言いにくく、状況によっては今の職場に残った方が良い場合があります。
ケース別で対処法を記載しているので、体力、精神面でやってられないと感じている人は是非読み進めてみてください。
労働環境が悪い
介護職をやってられないと感じる理由4つ目は労働環境が悪いということです。
末永
これはシンプルにサービス残業が多かったり、先述したような人手不足で明らかに適切な人数ではない利用者の対応を任されているなどです。
適切でない業務量は間違いなくやってられないと感じてしまうでしょう。
こちらに関しては完全に施設側の問題であり、改善されるべき問題です。
理不尽な待遇や働き方にやってられないと感じるのは正しい感覚です。
介護職が向いていないと感じる
介護職をやってられないと感じる理由5つ目は介護職という仕事が向いていないと感じる場合です。
末永
仕事で失敗してしまったり、日々の忙しさに愚痴をこぼしてしまう自分を客観的に見たときにふと介護職に自分は向いていないんじゃないかと考えてしまいますよね。
一度こう考えてしまうと、仕事の中でなにか起きるたびに向いていないのではないかと頭によぎってしまい介護職なんてやってられないと思ってしまいます。
まずはしっかりと自分の介護職に向いていないのではないかと感じる気持ちに真剣に向き合う必要があります。
施設の経営方針が合わないと感じる
介護職をやってられないと感じる理由6つ目は働いている施設の経営方針が合わないと感じる場合です。
給料などの待遇面の分配の仕方もそうですが、介助に対する人員配置の考え方が現場の状況を全く理解していないようなものだったりと本当に介護職員のことを考えているのかと感じるケースも珍しくありません。
末永
もっとひどい場合は家族経営で自分たち都合の良い決定をして、社員に理不尽な働き方をさせているなどもあります。
これも自分たちではなかなか対処できるものでもなく、さらに改善しにくい問題です。
経営方針が理不尽、理解できずやってられないと感じるのは正しい感覚です。
将来が不安に感じる瞬間がある
介護職をやってられないと感じる理由7つ目は漠然と将来に不安を感じる瞬間があるというものです。
末永
ある程度介護業界で働き続けてきた人や20代前半の介護職員がよく悩んでいる内容のように感じます。
漠然と介護職としての将来を考えたときにこのままで良いのかと悩んでしまうようです。
介護職は給料の昇給幅も大きいわけでもなく、資格を取得して職種や役職が変わらない限り、日々の業務も特に大きな変化はないです。
そのため余計にこのまま働き続けることに漠然と不安を感じ、変化のない毎日にやってられないと感じてしまうことも多いでしょう。
末永
ここまで紹介してきた7つの介護職をやってられないと感じた理由以外で不安を感じている場合は一度介護職の転職に特化した転職エージェントに登録し、相談してみると良いでしょう。
特に年間80万人以上が利用するレバウェル介護(旧:きらケア)や、介護職の転職成功実績が6万件以上もあるカイゴジョブエージェントがおすすめです。
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【ケース別】介護職をやってられないと感じたときの対処法
ここでは先ほど紹介した介護職をやってられないと感じた理由それぞれに対しての対処法を紹介していきます。
人間関係に問題がある場合の対処法
職場の人間関係にストレスを感じやってられないと感じる場合の対処法ですが、これはもう自分自身が職場の雰囲気が良い施設に転職してしまうのが最も良い対処法になります。
末永
今の職場が好きなら残念ですが、人を辞めさせることはなかなかできないので自分から環境を変える方がてっとり早いです。
問題になっている職員が在籍し続ける限り、その職場では同じような問題や不満が起こり続けまともな人がやめていき人員補充をするという流れが繰り返されるでしょう。
転職する際にどうやって人間関係の良い職場を見つけるかですが、こちらも転職エージェントを利用すると良いでしょう。
転職エージェントは紹介してくれる転職先の人間関係や雰囲気も把握しているため、転職後に人間関係の不満を感じるリスクがありません。
末永
特にエージェントが直接施設を訪問して現場の状況をしっかりとヒアリングしているレバウェル介護(旧:きらケア)や、自身のサービスで派遣した社員から現場の生の情報をもらっているマイナビ介護職がおすすめです。
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給料が低いと感じる場合の対処法
介護職の給料が低いからやってられないと感じる場合ですが、実は介護職で給料を上げることはそこまで難しくないのです。
実は令和5年度賃金構造基本統計調査によると介護職員(医療・福祉施設など)の平均年収は一般労働者全体の平均年収を超えています。
年収/職業 | 介護職員 | 一般労働者 |
---|---|---|
平均年収 | 371万円 | 318.3万円 |
ですが介護職の職場によって給料はそれぞれで、先程の平均月収を遥かに下回る人も少なくはありません。
末永
介護職の給料は本当に施設によって大きく変動します。
人員配置の人数や資格手当があるかだけでなく、そもそも地域によって国から支給されている額が違うことから給料に差が出ているケースも存在しています。
今、給料に不満を感じている人は決して周りの職場も同じくらいの給料だと思わないでください。
今の自分の実力でも、転職すれば簡単に給料があがる場は必ず存在しています。もちろん給料が上がる分激務になるというわけでもありません。
まずは自分の給料を上げることができる転職先を見つけるようにしてみましょう。
末永
給料アップできる職場を見つける際には転職エージェントを使ってみることをおすすめします。
転職エージェントは転職先に給料交渉をおこなってくれるので、給料を上げて転職できる可能性がかなり高いです。
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体力的、精神的にきつい場合の対処法
体力的、精神的にきつい感じる場合の対処法ですが、これは先述した通りやめて良いケースと、やめるべきではないケースに分かれます。
体力、精神的なきつさを理由に今の職場をやめて良いケース
- 施設が慢性的な人手不足の場合
- 特定の利用者によって精神的苦痛を感じており、それを施設が対応してくれない場合
- 不規則すぎる勤務形態を強いられている場合
このように体力的、精神的負担が施設の対応や仕組みによって引き起こされているものであれば転職、退職を検討しても良いでしょう。
体力、精神的なきつさを理由に今の職場をやめるべきではないケース
- 単純な体力不足の場合
- 業務にまだ慣れていない
逆に単純な体力不足など、自分自身の取り組みによって改善が見られる場合は今の職場を辞めて良い理由にはならないです。
というのも、仮に別の施設に転職したとしても一定以上の体力や精神力は求められるからです。
末永
補助器具は使えないか、自身で体力づくりに取り組めないかなどまずは自分で改善する余地がないか考えてみましょう。
介護職として引き続き仕事を続けるのであれば真剣に向き合うべき課題です。
労働環境が悪い場合の対処法
労働環境が悪いことに関する対処法ですが、これに関してはシンプルに施設に直接相談するのが良いでしょう。
サービス残業で十分な給与をもらっていない、人手不足によって1人あたりが対応する必要がある利用者が多く丁寧な介助ができていないなどしっかり法律や事実とセットで相談してみましょう。
実際に相談してみてそれでも一向に意見が反映されなかったり改善が見られない場合は、諦めて別の職場で働くことを検討してみても良いでしょう。
介護職が向いていないと感じる場合の対処法
介護職が向いていないと感じてしまった際の対処法としては、まずはしっかりと向いていないと感じた理由を考えてみましょう。
自分が介護職に向いていないとふと感じる瞬間はどんな時で、どんな感情なのかを洗い出してみてください。
その上で出てきた理由が以下ようなものだった場合、まずは一旦介護職として働き続ける方法を前向きに検討してみましょう。
- 仕事のミスが多すぎて自分が嫌になる
- 夜勤や不規則なシフトで精神的に辛い
- 体力面で続けていく自身がない
このような理由は、自分に合った働き方を見つけたり改善策を見つけることで上手く働いていけるので介護職が向いていないと感じずに働き続けることを推奨します。
末永
特に仕事のミスなどは誰にでも起こることでしっかり向き合えば改善することができますし、職種を変えればなくなるというものでもありません。
しかし、以下のような理由の場合は介護職に向いていない可能性が高いです。
- 利用者の理不尽な態度にすぐに感情的になりそうになる
- 排泄介助がどうしても耐えられない
- 介護という仕事にやりがいを感じなくなっている
このような理由の場合は、この先介護職を続けたとしても辛い可能性が高いです。
加えて、やりがいを感じることができない場合はその気持ちが利用者との介助の中で自然と出てしまうので、誰も幸せになりません。
自分のやりたい仕事を一度考えてみて、介護職を上回るものが出てくればその職種を目指して転職活動をしても良いでしょう。
末永
もし別業界、別職種に転職したいとなった場合は紹介してきた介護職に特化したエージェントではなく、リクルートエージェントやdodaといった大手転職エージェントを利用するようにしましょう。
他業界への転職でも豊富な知識を活かしてあなたの未経験業界への転職をサポートしてくれますよ。
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施設の経営方針が合わないと感じる場合の対処法
施設の経営方針が合わないと感じる際の対処法ですが、これはもう自分が納得できる経営方針で運営をしている施設に転職するべきです。
末永
介護職のやりがいのほとんどは利用者が幸せになる介護をしてあげられることだと思います。
経営方針によってやりがいを感じられない介護を利用者にしてしまうくらいなら転職するべきでしょう。
また介護の内容だけでなく適切な報酬や待遇、施設の理念もやりがいを感じるには不可欠な要素です。
しっかりとあなたが介護職員として積極的に仕事ができる施設を見つけてみてください。
末永
施設探しの際、転職後にギャップを起こさないために介護職に特化した転職エージェントを利用することは非常におすすめです。
エージェントは施設の考え方や理念、職場の雰囲気を把握しているのであなたの理想とする介護ができる適切な転職先を提案してくれますよ。
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将来が不安に感じる瞬間がある場合の対処法
将来が不安に感じた際の対処法ですが、まずは改めて自分の理想の介護士像を思い出してみましょう。
その上で、その姿になるために必要な経験や資格はなにかを考えてみましょう。
末永
必要な現場経験がある場合、今の職場でその経験ができるのかを考えてみましょう。
資格が必要であれば、取得するための勉強時間を今の働き方で確保できるのかを考えて見ると良いですね。
考えた上で今の職場で働き続けても問題がなく、将来の不安を払拭できるならそれで良いでしょう。
逆に今の職場のままではいけないと感じたのであれば、必要な経験や資格を取得するために適切な職場を探すようにしましょう。
とにかく曖昧なまま仕事を続けるのではなく、目標をはっきりと定めてそれに向かって進んでいる実感を得られる状態を目指しましょう。
条件面から介護職をやってられないと感じる場合は注意
ここまでで、介護職をやってられないと感じる理由とその対処法について解説してきました。
そしてその中で、介護職以外への転職も選択肢として紹介しました。
ですが、お伝えしておくと基本的に未経験業界への転職は相当な理由がない限りおすすめしません。
というのも未経験業界への転職は難易度が高い上に、将来をしっかりと見据えた転職でない場合はほぼ転職後に後悔するからです。
末永
給料の高さのような条件面だけに魅力を感じ未経験転職をして、やりがいを見つけられず後悔している人をたくさん見てきました。
正しい職場環境でやりがいを感じることのできる仕事をすることが何よりも大切です。
介護職でつらいことが起きると、特に給与などの条件面も含めてどうしても他業界の仕事に魅力を感じることもありますが、他業界で働いたらそれはそれで辛いことも存在します。
なので、しっかりとやりがいを感じられる正しい職場で、介護職に初めて就くときに描いていた目標や働き方を目指していく方が定着できる上に活躍できる可能性も高いです。
介護の仕事に憧れや魅力を感じ、介護職として働くことを決意したのであれば、介護職として働き続けることを推奨します。
末永
今は介護職でやりがいを見い出すことができないという人はまずはその気持ちを転職エージェントに相談してみることをおすすめします。
あなたの介護職としてのこれまでを一緒に振り返った上で、介護職としてやりがいを持って働ける転職先を紹介してくれることもありますよ。
転職エージェントへの相談は転職前提でなくても可能です。
特にレバウェル介護(旧:きらケア)は転職前提でない介護職の悩みをしっかりと聞いてくれますよ。
仮に転職をおすすめされたり求人を提案されても、転職はまだ考えていないとしっかり伝えて断れば大丈夫です。
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介護職として働き続けるメリット
ここでは介護職として働き続けるメリットを紹介します。
介護職として働き続けるメリットは以下のとおりです。
需要が高く、雇用が安定している
介護職として働き続けるメリット1つ目は需要が高く、雇用が安定しているという点です。
介護業界は常に人手不足の業界で、日本の高齢者の比率が大きく増加する2025年問題もあることから常に需要に供給が追いついていない状態です。
末永
また、仕事内容もAIが代替できる内容でもないので将来的になくなっていく職業でもないです。
介護士が不足している施設はたくさんあるので、介護士として職がないということにはならないでしょう。
処遇改善で給料が上がり続ける
介護職として働き続けるメリット2つ目は処遇改善加算によって給料が上がり続けるという点です。
上記で述べた通り介護士は常に人手不足の状態であることから、国は人材流出を防ぐために介護職員の賃上げを積極的に進めています。
2024年の改定でも介護職員に対して1年間で72,000円ほど給与に上乗せされる想定の賃上げが実施されています。
今後も賃上げは引き続きおこなわれると予想されており、給料は上がり続けると考えられます。
また、この賃上げは国の政策としての賃上げなのでもちろん介護士としての昇給も別で存在します。
仕事で成長し続けていれば、昇給額を大きく上げることも夢ではありません。
国の介護報酬改定、処遇改善加算に関する内容をより詳しく知りたいという人は以下の記事も参考にしてみてください。
年齢に関係なく活躍できる
介護職として働き続けるメリット3つ目は年齢に関係なく活躍できるという点です。
末永
他業種だと、どうしても売上のような数字で評価されたり長年の経験がないと絶対に任せられないポジションが存在していますが介護職はそうでもありません。
介護職は利用者にとって最善の介助をしてあげることが何よりも良い仕事になります。
しっかりと想いを持って利用者に寄り添うことができるのであれば年齢は関係なく、良い介助をして現場で活躍することができます。
身近な人の介護ができる
介護職として働き続けるメリット4つ目は身近な人の介護ができるという点です。
介護としての経験があれば、将来的に家族など身近な人に介護が必要になったときに介護に協力することができます。
末永
自分が介護するのではなく施設に頼むことになったとしても、知識を持って正しく施設選びができるのでメリットです。
多くの人は施設選びもどうすればよいか迷うポイントになっています。
自分が自身を持って身近な人の介護をできるということは思っている以上に安心感に繋がります。
介護資格に挑戦できる
介護職として働き続けるメリット5つ目は介護資格に挑戦できるという点です。
認定介護福祉士、ケアマネージャー、生活相談員など介護職として様々な職種にキャリアアップしていくにはまず介護福祉士が必要になります。
末永
介護福祉士の資格を取得するには養成施設に入るか、実務経験3年+研修が必要になります。
介護職として働き続けることで資格に挑戦できるようになるのは大きなメリットと言えます。
介護福祉士を取得すれば、できる仕事の幅が大きく広がる上に給料も上がるのでぜひ積極的に挑戦していくと良いでしょう。
介護施設を利用する際に得することがある
介護職として働き続けるメリット6つ目は介護施設を利用する際に得することがあるという点です。
介護職として働いていると、身近な人や家族を介護施設に入所させる際に優遇してもらえることがあります。
例として入居費などの割引、優先的な入所などがあります。
介護者が治療などで病院も利用する場合は、職場によっては医療費も福利厚生として負担してもらうことができるケースもあります。
末永
介護施設に入居するだけでもかなりの費用がかかってくるのでその額が下がるのは非常にメリットと言えるでしょう。
介護職の転職先選定で絶対に見るべきポイント3選
ここでは介護職として転職する場合に後悔しないために絶対確認するべきポイントを紹介します。
転職先の施設を選ぶポイントとしては以下の3点があります。
人員配置と離職率を確認する
介護職の転職先を選ぶ際に確認するべきこと1つ目はその施設の人員配置と離職率です。
介護施設にはサービスの質を担保するために、利用者数に対して配置すべきスタッフ数の最低基準が定められています。
末永
さすがにこの最低基準を守っていない施設はないと思いますが、人手不足で基準ギリギリの人数で運営している施設は存在します。
そして実際は最低基準だと現場業務は上手く回せていないケースが多いです。
この状態の場合、介護職員は激務になり納得の行く介助をすることもできない場合が多いです。
そうなるとやりがいを感じられず介護職をやってられないと転職先でも感じてしまう可能性があるので注意しましょう。
末永
同時に離職率も確認することで、どれだけ現場がつらい状況なのかを数字で把握することもできます。
適切な人員配置ができていない職場はやはり離職率が高く、苦しい職場環境であることが多いです。
施設の経営方針や理念に共感できるか
介護職の転職先を選ぶ際に確認するべきこと2つ目はその施設の経営方針や理念に共感できるかです。
上記でも説明しましたが、施設の経営方針や理念が自分の介護士として大切にしている考え方と合わない場合、自分の理想とする介助をしてあげることができない事態になる恐れがあります。
そうなると自分のしたい介護ができなくなり、やってられないと感じてしまうでしょう。
なので、必ず転職候補である転職先がどのような方針や理念を持って、介護という仕事においてどのようなことを大切にしているのかを確認しておきましょう。
共感することができるのであれば、あなたもやりがいを持って働くことができるでしょう。
職場の人間関係を知っておく
介護職の転職先を選ぶ際に確認するべきこと3つ目は職場の人間関係を知っておくことです。
やはりチームとしての連携が大切な介護という仕事において職員同士の間に人間関係の問題があるのはかなりデメリットでありストレスです。
末永
これも先述しましたが、介護職の従業員が前職を辞めた理由として最も多かったのが人間関係に問題があったからです。
それだけ職場の人間関係や雰囲気が良いかどうかは重視しなければいけないポイントであるといえます。
職場の人間関係が良く、助け合う関係が構築されている場合は辛いことも助け合って乗り越えられるので、定着もしやすく利用者の介護に真剣に向き合うことができます。
そしてここまで説明してきた3つのポイントですが、離職率や人間関係など自分では調べられないものもあるでしょう。
そこでしっかりと介護職に特化した転職エージェントを活用すると良いでしょう。
末永
エージェントは転職先の施設情報や離職率、人間関係の情報を保有しているので確かな情報を持って転職活動をおこなうことができます。
曖昧な情報で賭けに出て、転職先を決めるのはあまりにも危険なのでエージェントを頼ることをおすすめします。
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介護職以外に転職したい場合の転職先の選び方
ここまでの内容を読んだ上で、自分は介護職ではなく別の職種に挑戦したいと考えている場合は未経験転職に挑戦しましょう。
末永
ただし、未経験転職の場合は始めから行きたい職種に転職できる可能性は低く、やりたい仕事をするための経験をまずは1社目で積む必要があります。
上記を踏まえて介護士から未経験転職をする場合に選ぶべき職種は以下の3つになります。
- 営業職
- 販売職
- カスタマーサクセス職
これらの職種をおすすめする理由は、顧客の課題を解決する力が身につくからです。
営業、販売職は顧客の悩みを理解した上で適切な商品を提案、カスタマーサクセス職も購入者に継続してもらえるように悩みを聞きながらサポートを進めていきます。
末永
難易度の高い職種や、今挑戦できない仕事には必ず顧客の課題を解決できる力が求められます。
なので、お客様の悩みを見つけて提案、解決するという基礎的な部分を最前線で学べる上記の職種に挑戦することをおすすめします。
未経験転職に挑戦する場合は以下の大手転職エージェントに登録しておくことをおすすめします。
求人数が圧倒的に多く、未経験転職の成功実績が豊富なエージェントがあなたの最終的にやりたい仕事に就くために必要な1社目を適切に提案してくれます。
介護職から未経験転職しようと決めている人であれば目標のやりたい仕事が明確にあるはずなので、介護職の経験を活かせる1社目を選ぶのではなく、目標の仕事に就くために必要な1社目を選ぶようにしましょう。
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さらに未経験転職について詳しく知りたい場合は以下の記事も参考にしてみてください。
今の職場を辞める最適なタイミング
ここでは転職する場合に今の職場をどのタイミングで辞めるのが適切なのかを紹介します。
結論からお伝えすると、今の職場をやめるタイミングは退職したい日の1〜1ヶ月半前に伝える必要があります。
よく退職は2週間前に切り出すなどと言われますが、実際は引き継ぎ業務があったり会社側の手続き有給消化に時間がかかってしまう場合もあるため、円満に退職するためにも1〜1ヶ月半前が良いでしょう。
末永
ちなみに介護求人ナビの転職経験者アンケート調査によると介護職の転職は他業界の転職活動ほど時間はかからず、1ヶ月以内で終了することが多いです。
そう考えると転職活動を始めるときや転職エージェントに登録したタイミングで退職交渉を切り出すと良いでしょう。
他にもボーナスをもらってから退職する場合のタイミングや、退職の切り出し方など退職に関してより詳しく知っておきたいという人は以下の記事を参考にしてみてください。
介護職をやってられないと感じたら転職エージェントに相談しよう
介護職をやってられないと感じた場合はまずは転職エージェントに相談することをおすすめします。
なぜなら転職エージェントは同じようにやってられないと感じている介護職をこれまで何万人とサポートしてきているため、あなたに合った解決法を提示してくれたり、転職が必要な場合はサポートをおこなってくれます。
末永
転職を検討していない場合でも、エージェントは相談に乗ってくれます。
その上でもし転職先を提案されても、今は転職を検討していないとはっきり断れば問題ありません。
なので、まずは登録してやってられないという不満を相談してみることをおすすめします。
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介護職はもうやってられないと感じている人によくある質問
夜間がきついと感じる場合の退職は良いのか
介護士
夜勤がきつくてやってられないという理由で退職するのは良いでしょうか?
末永
問題ありません。介護士としての働き方には昼間だけのデイサービスや、夜勤対応のない訪問介護などが存在します。
介護職は続けたいけど夜勤がきついのであれば上記の施設に転職するのは一つの手です。
ただし、給料は夜勤がある職種よりは下がってしまう可能性がほとんどなのでそれらも踏まえて検討すると良いでしょう。
新人でやってられないと感じた場合の対処法
介護士
新人でやってられないと感じた場合の対処法を教えてください
末永
新人の場合は転職を選択してしまうと短期離職扱いとなってしまうので、なるべく今の職場で働き続けることを推奨します。
ただし教育体制が整っていない、先輩から不当な扱いを受けているなど自分ではどうしようもない要因に苦しめられている場合は転職しても良いでしょう。
というのも、新人の期間は何よりも職場環境の整っている場所で正しく介護の知識や経験を積むことが大切だからです。
新人で介護を辞めたいと感じたら以下の記事も参考にしてみてください。
介護職として転職する際に後悔しない方法
介護士
介護職として転職する際に後悔しない方法を教えてください
末永
転職で叶えたい希望や妥協しても良いポイントを洗い出して、優先順位をつけておきましょう。
自分の転職の軸が定まっておらず、とにかく現状が辛い一心で転職すると職場選びに失敗して後悔してしまいます。
他にも転職して後悔しないために意識するべきポイントが気になる場合は以下の記事も参考にしてみてください。
また、それと同時にこんな理由で転職を考えたり、辞めても良いのか?と思ってしまいますよね。
とはいえ、あなたがやってられないと感じる理由は意外と他の介護職の人も抱えている悩みかもしれません。