エンジニアの面接対策!よく聞かれる質問項目と答え方のポイントを解説!
エンジニアが面接で失敗しないために、よくある質問と面接官がその質問をする意図も併せて解説します。
さらに質問に対する答え方のポイントや逆質問の仕方、面接対策方法もお伝えするので、万全に準備して、エンジニアの転職を成功させましょう。
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エンジニアの転職面接で面接官が見ているポイント
エンジニアの転職面接で面接官が見てるポイントは以下の3つです。
面接官が見ている3つのポイント
- どのような経験・スキルを持っているか
- どんな価値観やキャリアプランを持っていて、それが会社とマッチするか
- エンジニアとして活躍しそうか
面接官は面接を通じて「実務経験ができるか」の確認と、履歴書と職務経歴書では見ることができない「会社の風土や方向性とのマッチ度」「今後の成長意欲」を見ています。
面接官が面接で見ているポイントを理解できれば、どのように自己アピールをしていくのか戦略が立てやすくなります。
自己アピールを上手くするためにも、面接対策をしっかりおこないましょう。
エンジニアの転職面接でよくある質問と回答のポイント
エンジニアの転職面接でよく聞かれる質問は大きく分けて以下の4つに分けられます。
この4つの項目ごとそれぞれよくある質問の例と回答する際のポイントを解説していくので、面接官の質問の意図を理解して自己PRできるようにしましょう。
エンジニアの転職面接でよくある質問項目
基本的な経歴、人柄に関する質問
エンジニアの転職面接では、基本的な経歴と合わせ人柄に関する質問もされます。
基本的な経歴、人柄に関する質問例
- 簡単に自己紹介をお願いします。
- 現職/前職での具体的な業務内容はなんですか?
- なぜ転職を考えたのですか?
- あなたの長所と短所はなんですか?
上記のような質問をすることで、面接官はあなたがどんな経験をしていて、どのような考えや価値観を持っているかを知るきっかけを掴もうとしています。
きっかけを掴めたら、面接官は回答に対して深掘り質問を投げかけてくれます。深掘り質問をされるということは、面接官はあなたに興味があるということですし、さらに自分をアピールできるチャンスとなります。
末永
面接前半で大切な自己紹介の方法と自己PRの作り方について詳しく解説している記事もあるので、あわせて参考にしてみてください。
技術質問
エンジニアの転職面接で、よく聞かれる技術質問には以下のようなものがあります。
技術質問の例
- 普段どのように最新技術をキャッチアップしていますか?
- 今どんな技術に注目していますか?
- 得意な技術領域はありますか?その領域で具体的にどんなことができますか?
- 反対に苦手な技術領域はありますか?今後どのように向き合っていこうと考えていますか?
- ポートフォリオについて、こだわりポイントを教えてください。
これらの質問で、その人の技術力や最新技術に対する関心度合い、会社が求める技術力にマッチするかどうかを測っています。
回答に対する理由や結論を述べるだけでなく、それを裏付けるエピソードなどもあわせて、より具体的に伝えるように意識しましょう。
末永
エンジニア未経験の場合には、自分でどのような技術やプログラミング言語を学んでいけるか、またその技術をなぜ学ぼうと思ったのかなどを伝えられるとより良いアピールにつながります。
カルチャーマッチに関する質問
エンジニアの転職面接でカルチャーマッチするかを確かめるための質問には以下のようなものがあります。
カルチャーマッチに関する質問例
- 応募しているポジションや担当するプロダクトのどんなところに興味を持ったのですか?
- 入社後やりたくない仕事はありますか?
- 現在の仕事で一番好きなことはなんですか?
この質問でどんなことに興味がある人なのか、自社の仕事を任せて前向きに取り組んでくれそうかなどあなたの人間性を測っています。
またあなたがやりたい仕事を知りたいというより、今のあなたにできることは何かを知るための質問であることも多いです。
仮にやりたい仕事を提供できなかったとしても辞めない人であるかなど、仕事に対する姿勢を見られていると思って答えるようにしましょう。
末永
面接で自己PRをしっかりおこない内定を勝ち取るためには、面接官の意図に沿った回答ができるようにしておくことが重要です。
ポイントや質問例は理解できたと思いますが、自分の回答が面接官の意図に沿っているかを自分1人で判断するのは難しいと思います。
末永
そんなときに頼りになるのが転職エージェントです。転職エージェントに相談することで、客観的な視点も入るので面接官の意図に沿った回答がしやすく、面接の通過率も上げられます。
中でもおすすめなのがマイナビIT AGENT・レバテックキャリア・Geekly(ギークリー)の3社です。
この3社はIT業界特化のエージェントなので、エンジニアの面接で面接官が聞きたいポイントをしっかり押さえた面接対策もしてくれますよ。
まずは無料登録して転職エージェントに相談してみてください。
エンジニアにおすすめ転職エージェント
-
マイナビIT AGENT
マイナビのコネクションを活かした、人気企業求人や社内SEなどの求人が多数 -
レバテックキャリア
ITエンジニア経験者向けのハイクラスIT求人が多数!キャリアUPを狙うエンジニア定番のエージェント -
Geekly(ギークリー)
IT・WEB・ゲーム業界特化の転職エージェント!IT求人数は業界最大級を誇り、一都三県・関西圏に強い! -
リクルートエージェント(IT)
国内最大の定番エージェント!エンジニアやIT業界の求人も多数保有
業務経験に関する質問
エンジニアの転職面接で業務経験を問う質問は以下のようなものがあります。
業務経験に関する質問例
- これまでにどのようなサービスの開発をされてきましたか?
- プロジェクトの中での役割や業務内容を教えてください。
- リーダーとしてマネジメントした経験はありますか?
この質問では、これまでのエンジニア経験から、実務スキルや問題解決能力、マネジメント力を測っています。
この質問に回答するときには、具体的なエピソードを用いながら何を考えて行動したかが伝わるようにしてください。
エンジニアとしてどんな知識・経験・スキルを持っているかはもちろんのこと、課題に対してどう取り組むかなど仕事に対する姿勢も見られています。
キャリアプランに関する質問
エンジニアの転職面接でキャリアプランに関する質問は以下のようなものがあります。
キャリアプランに関する質問例
- 5年後10年後にどんなエンジニアになっていたいですか?
- 今後習得したい技術はありますか?
- 入社後の目標はありますか?
この質問で、企業が求める成長のレベル感やスピード感と本人の希望を擦り合わせ、入社後のミスマッチを防ごうとしています。
ただ自分の希望を伝えるのではなく、企業の事業内容や課題、求める人物像を意識して、その部分が自分の希望とどうマッチするかが伝わるように回答しましょう。
末永
企業が求める人物像や課題などは、Webサイトや求人サイトなどに記載されていない内容も多く企業研究を入念にしたとしても把握できないこともあります。
自分1人で情報収集するのも限界があるというわけですね。
末永
しかし、転職エージェントに相談すれば企業の詳しい情報を共有してくれるだけでなく、企業と直接連絡をとって知りたい情報を確認してくれます。
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エンジニアの転職面接で回答に気をつけたい質問と回答のポイント
エンジニアの転職面接で回答に気をつけたい質問は以下の3つです。
上記の質問では、普段どんな思考をしているかや学習習慣を垣間見ることができ、エンジニアとしてのレベルを測ることができます。
回答によってはマイナスに働いてしまうこともあるので、とくに気をつけるようにしてください。
各質問について、質問の意図と答え方のポイントを解説するので、面接対策の参考にしてみてくださいね。
これまでの仕事で一番大変だったことは?
面接官はこの質問をすることで、どれだけ難しい案件に関わってきたか、何か壁に当たった時に乗り越えられる力があるかを見極めています。
エンジニアの仕事はレベルが高い案件になるほどルーティンワークではなく、発想力や柔軟性、業務遂行能力が必要になります。
「どのような案件でどのような大変さがあったか、それをどう乗り越えたのか」といったエピソードを具体的に伝えながら上記のような自分の能力をアピールしましょう。
参考までに具体的な解答例とNG回答例をご紹介します。
具体的な回答例
何度も予定やスケジュールを組み直すプロジェクトに参加した時が一番苦労しました。
クライアントの都合もありましたが、要件もまだ決まっていない状況でスケジュールはカツカツという絶望的な状況でした。
しかし、もうここまできたら満足がいくものを作ろうとチームで何度も話し合い、みんなでできることは手分けして開発にあたりました。障害があったからか、今まで一番のチームワークを発揮できたと思います。
チームワークを発揮した甲斐もあり、無事に期限内にサービス提供を開始でき、さらにはメディアに取り上げてもらうこともできました。
この経験からどんな困難な状況でも諦めないこと、チームで力を合わせれば乗り越えられることを学び、それ以来粘り強さ、前向きさ、協調性を忘れずに業務にあたっています。
NG回答例
残業が多く1日12時間働くことがあり、体調を壊してしまったことです。
何度も予定やスケジュールを組み直すプロジェクトへ参加した時がありましたが、要件も決まっておらずスケジュールやタスク一覧もぎっしりで絶望的な状況でした。遅れを取り戻すため1日12時間働きました。
納期にはなんとか間に合ったものの、途中で心も折れそうになり、かなり苦労したと思います。
普段どういうサイトやメディア、アプリを見ているか?
面接官はこの質問を通じて、エンジニアとしての知識レベルを測ろうとしています。
エンジニアが普段どのような情報に触れているかでその人の実力がわかるため、普段参考にしている情報を知ろうとしているのです。
この質問に対する回答として、嘘をつく必要がありませんが、相手の求める技術レベルに沿う回答になっているかを意識することが大切です。
具体的な回答例
私は普段からエンジニア向けのITメディア「CodeZine」や「Zenn」をみてコーディングの参考にしています。
最新の情報もすぐにキャッチアップできますし、新しい知識を得ることもできるので、実際に業務に役立ったことも数えきれないほどあります。
「CodeZine」をみて今はクラウドにも興味を持ち、AWS認定資格の勉強をはじめています。
NG回答例
私は普段からエンジニア系の人が発信するYoutubeをみています。
動画なのでわかりやすいですし、すぐに理解できるため私にとって良い情報源となっています。
最近気になっているサービスはあるか?
面接官はこの質問を通じて、エンジニアとして最新の技術に関心も持って積極的に触れているかを測っています。
IT技術は日々進歩しているため、エンジニアにもそれについて行こうとする姿勢が求められます。もしこの姿勢がないと、成長が見込めないと判断されかねません。
自分が興味を持ったサービスや技術について話す時には、なぜ興味を持ったのか、自分でその技術を活かしてやってみたことなどを具体的に伝えるようにしましょう。
具体的な回答例
私はIT管理ツールサービス「○○」に興味があります。私もリモートワークで仕事していることから、ネットワークリスクは常に感じており、そのなかでゼロトラストセキュリティの重要性に注目しています。
実際にゼロトラストセキュリティ関連の情報を収集し、仕組みをもっと深く知るために、セキュリティ対策を構築してゼロトラストセキュリティの運用・監視をしています。
NG回答例
私は最近、レトロゲームを動かせるエミュレーターが気になっています。
レトロゲームが好きなので、実際にエミュレーターを使いレトロゲームをプレイしています。
エンジニアの転職面接での逆質問の仕方
エンジニアの転職面接では逆質問の仕方をおさえておくことも大切です。
逆質問は自分の知りたいことを知るための機会だと勘違いする人もいますが、実は逆質問は自分の入社意欲や成長意欲をアピールする絶好の機会です。
明日から自分が応募先の企業で働くと考えた時に聞いておきたいこと、そして自分をアピールする意識を持って質問をするようにしてください。
逆質問は、企業研究を入念におこない、そこから自分の仮説を提示して質問すると良いアピールにつながります。
エンジニアの転職面接の逆質問例
- 御社の1人1人がアイディアを出しあえる環境を魅力的に感じています。
そんな環境についていくため入社前に勉強したいのですが、勉強しておいたほうが良いことはありますか? - HRテック業界で存在感を高めている御社の製品ですが、今後のプロダクトビジョンを教えてください。
- 御社のプロジェクトは大規模であるためチーム力が大切だとお見受けしますが、実際にチームで業務をおこなうにあたりエンジニアに求めることを教えてください。
逆質問で、給与や条件面について聞かないように注意してください。
給与や待遇は、面接で聞かなくても内定後のオファー面談や人事に確認できるものなので、面接の逆質問では避けるようにしてくださいね。
転職面接の逆質問についてもっと詳しく知りたい人は、以下の記事も参考もしてみてください。
エンジニア転職の面接対策方法
エンジニア転職の面接対策は以下の方法でおこなってみてください。
エンジニア転職の面接対策方法
- 自己分析をして転職理由やキャリアプラン、自分の強み・弱みを明確にする
- よく聞かれる質問への回答を準備する
- 声に出して何度も練習する
まず、何のために転職するか、どんな仕事や職場だったら自分が活躍できるかなど明確にするために自己分析をしておくとミスマッチを未然に防げます。
その後、どのように自分をアピールしていくか決め、色々な角度からの質問に答えられるようあらかじめ決めておくと面接でも軸がブレずに、迷いなく解凍することはできます。
最後に、頭で理解し整理したことを相手にわかりやすく伝えられるようアウトプットする練習も大切です。
上記の流れで準備をしっかりすれば、面接の自信を持って臨むことができるので、入念な準備をしていってくださいね。
末永
面接はやり直しがきかない一発勝負であるため、入念に準備しないと落とされることもあります。面接通過率を上げるためにも事前の面接対策が重要ということです。
しかし、仕事をしながらだと時間が取れず、準備不足で不安を抱えたまま面接に臨むケースも多いです。
末永
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これらの質問は面接の初めや前半にされることが多く、良い第一印象を作ることにもつながるので前向きな回答を心がけてくださいね。