【例文付き】ITエンジニアの転職で効果的な自己PRの作り方・ポイントをプロが徹底解説
本記事では、エンジニア転職における自己PRの作り方や具体例について紹介しています。
また、職種別でアピールするのにおすすめの項目や選考対策のポイントも紹介しているので参考にしてみてください。
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ITエンジニア転職における自己PRの重要性
ITエンジニアの転職において、自己PRは求職者の強みや貢献できることをアピールするために欠かせません。
履歴書や職務経歴書の経歴だけでも「役職」「担当工程」「開発スキル」「業務内容」などの情報は伝わりますが、応募者の性格や考え方、得意分野や強みまでは判断しづらいものです。
だからこそ、自己PRを通じて自分の魅力をしっかりアピールし、他の求職者との差別化することが大切ですよ。
なお、ITエンジニアの転職をスムーズに進めるには、ITエンジニアの転職に強い転職エージェントを活用するのが近道です。
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ITエンジニアの転職で企業に評価される自己PRの作り方
エンジニアが転職をするために自己PRを作成する時には、以下の流れで進めていくと良いです。
自己PRを作る時には、自己分析をしてアピール要素の洗い出しと具体的な内容やエピソードの整理をする必要があります。
また、アピール要素はできる限り洗い出した方が、臨機応変に使い分けることもできるので便利ですよ。順番に解説していきます。
STEP1|自己分析をして強みやアピールできる要素を洗い出す
自己PRを作るためには、自己分析をして強みやアピールできる要素を整理していく必要があります。
まずは過去の経験を振り返りながら、以下のようなカテゴリで情報を書き出しましょう。
自己PRのアピールカテゴリ例
実績(前職での成果や貢献内容)
プロジェクト(業務改善、売上/性能向上など)、社内外の受賞歴、OSS・技術コミュニティの参加スキル(技術力や知識、経験年数)
プログラム言語、フレームワーク、インフラ/クラウド、開発ツール/手法、セキュリティなど実務経験(具体的な業務内容や役割)
案件内容、役割、担当工程、経験業界(金融システム、ECサイトなど)、顧客対応有無価値観・仕事への考え方
問題解決力、学習意欲、チームワーク、リーダーシップなどその他
IT以外のスキル(デザイン、マーケティングなど)、海外経験、個人開発/副業、資格/認定
上記の情報を整理したら、自分の強みやアピールポイントだと思う要素を洗い出していきましょう。

末永

強みやアピールポイントが思い浮かばないときは、自分を第三者の視点で見て、客観的に評価できる要素を挙げてみましょう。
この時、転職サイトや転職エージェントが提供している自己分析ツールを活用するのが効果的です。過去の経験を振り返りながらツールに従って自己分析を進めると、自分の強みや傾向を簡単に可視化できますよ。
STEP2|強みとアピールできる要素を整理して優先順位をつける
ITエンジニアの転職では、自己PRを通じて強みを的確に伝えることが重要です。まず自分の強みを整理し、企業が評価しやすい形に優先順位をつけていきましょう。
STEP1で洗い出したアピールポイントを元に、「特に強みとしてアピールしたいこと」「客観的に評価されやすいこと」「企業の求める人物像に合うこと」の3つの基準で優先順位を付けていきます。

末永

自己PRでは要素を詰め込みすぎると伝わりにくくなります。洗い出したアピールポイントの中から応募先の企業ごとに響くポイントを厳選し、具体的な成果や事例を交えて伝えましょう。
整理と優先順位付けを行うことで、説得力のある自己PRが作れますよ。
STEP3|自己PRの具体的なエピソードを整理する
自己PRは、具体的なエピソードがあると説得力が増し、採用担当者の印象に残りやすくなります。そのため、強みやアピールポイントを裏付けるエピソードを整理しておきましょう。
エピソードを考える際は以下の観点で掘り下げると、より伝わりやすくなりますね。
エピソードの整理方法
- なにを強みだと感じたのか?:自分の経験や考え
- その強みを証明する根拠や理由はあるか?:上司からの評価・成果・フィードバックなど
- 実際にそれを発揮した具体的な出来事は何か?:プロジェクトや業務での実例

末永

エピソードというと物語のように「起承転結」をまとめるイメージがありますが、自己PRでは「主張(何をアピールするか)」「根拠・理由(なぜそれが強みなのか)」「具体例(実際の経験)」の3点を整理して伝えることが大切です。
まずは、必要な情報を整理し、伝えやすい形にまとめることを意識しましょう。
STEP4|3つ程度に絞って自己PRを作成する
強みやアピールポイントの優先順位を付け、具体的なエピソードを整理した後は、実際に自己PRを作成します。自己PRに盛り込む内容は、あまり多くなりすぎると相手に要点が伝わりづらくなるので、3つ程度に絞りましょう。
また、自己PRは応募先に合わせてカスタマイズできるように、常に複数のバリエーションを準備しておくと良いですね。
自己PRを作成する際には「PREP法」を意識すると、伝えたいことを論理的に整理できます。PREP法は以下のように進めます。
PREP法(明確な主張や意見を論理的に伝える方法)
- Point(結論):自分の主張や結論、何を伝えたいのか
- Reason(理由・根拠):なぜその結論に至ったのか、理由や根拠
- Example(具体例):理由を裏付ける具体的な事例、具体的なエピソード
- Point(結論):最後に、もう一度結論を強調
また、面接の場で特定の出来事に対する背景や自分の行動を伝える際には「STAR法」を活用すると、要点を簡潔にアピールできますよ。STAR法は次のように構成します。
STAR法(具体的なエピソードを使って自分の行動と成果を伝える方法)
- Situation(状況):問題が発生した状況や背景
- Target&Task(目標・課題):その状況で自分がどのような目標や課題に取り組んだのか
- Action(行動):目標達成のために自分がどのような具体的な行動を取ったのか
- Result(結果):その行動によって得られた結果や成果
PREP法とSTAR法を使うことで、自己PRや面接で自分の強みを論理的に、かつ具体的に伝えることができます。採用担当者や面接官に好印象を与えられるので、転職成功率が高まりますよ。

末永

自分の経歴を適切にアピールするには、伝え方の工夫は欠かせません。PREP法やSTAR法といったフレームワークも使いながら、効果的に伝えられるように、入念に準備を進めましょう。
一度作成した自己PRは、転職のプロである転職エージェントに添削を依頼するのがおすすめです。数多くのITエンジニアの転職を支援してきた経験豊富なキャリアアドバイザーがあなたの経歴をヒアリングした上で、採用担当者に響きやすい自己PRの作成をサポートしてもらえますよ。
特に、転職活動が初めての人や、職務経歴書の作成に不安がある人は、前向きに転職エージェントの利用を検討しましょう。
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【職種別】ITエンジニアの転職で使える自己PRの例文
ITエンジニアの転職を成功させるには、ITエンジニアとしての基本的なスキルや経験をアピールしたうえで、希望する職種の特徴を意識して自己PRを作成することが大切です。
まずは、ITエンジニアとして全職種で共通するスキルや経験を紹介します。
【エンジニア共通】アピールポイント例
- コミュニケーション能力の高さ
- 論理的思考能力の高さ
- ニーズを引き出すための傾聴力
- チーム開発における協調性と調整力
- 特定分野における豊富な開発経験
- 上流工程から下流工程までの開発経験
- 業務に関連する分野に対する深い知見
- 豊富な顧客折衝の経験
- 提案力と問題解決能力
- 課題発見力と業務効率化能力
- チーム開発におけるリーダーシップ
- 学習能力とキャッチアップ能力の高さ
ITエンジニアとして普遍的に求められる、チームとの協調性や論理的思考、問題解決能力、業務ニーズに即した提案力や課題発見力など、多岐にわたるスキルや経験をバランスよく身に付けていることを、アピールできると良いですね。
ここからは、職種ごとのアピールポイントを紹介した上で、自己PRの例文を紹介していきます。
フロントエンドエンジニアの自己PRの具体例
フロントエンドエンジニアの自己PRでは「幅広い業界や分野でWeb制作・Web開発の経験」や「モダンな技術を用いた開発経験」をアピールするのがおすすめです。
フロントエンドエンジニアのアピールポイント例
- Web制作やWeb開発に関する豊富な経験
- 幅広い分野でのフロントエンド開発経験
- モダンな技術でのフロントエンド開発経験
- Web制作におけるサーバーサイド開発経験
- WordPressやShopifyでのサイト制作経験
- UI/UXやWebマーケティングに関する知見
- Webサイト制作におけるディレクション経験
自己PRでは、これらのアピールポイントを含めることで、採用担当者に自分の強みをしっかりと伝えることができますよ。
フロントエンドエンジニアの自己PR例文
私はフロントエンドエンジニアとして、Web制作において要件のヒアリングからコーディングまで一貫して対応してきました。特に、ReactやTypeScriptを使ったモダンな技術スタックを活用し、ユーザー体験を意識したインターフェース設計に注力しています。
ECサイトやコーポレートサイト、メディアサイト、LPなど、さまざまな分野の制作経験があり、アパレルや飲食店など、異なる業界でも柔軟に対応しています。また、クロスブラウザやレスポンシブデザインにも対応しており、すべてのデバイスで最適な表示を提供できます。
さらに、UI/UXデザインやマーケティングの知識を活かし、ユーザーのニーズに合ったWebサイトを制作しています。御社でも、この経験を活かして貢献できると確信しています。
この自己PR例文では、「ディレクションから開発まで一貫して担当した経験」「多業界での制作経験」「UI/UXやマーケティングの知識を活かして貢献できる点」に焦点を絞り、具体的な強みを伝えています。
フロントエンドエンジニアは職務範囲の広さが評価される傾向にあり、Web制作やWeb開発でサーバーサイドの機能実装の経験もアピールポイントになります。
また、WordPressやShopifyなどのCMSで、ECサイトやコーポレートサイト、メディアサイトを制作した経験も、応募先によっては高く評価されます。該当している場合は積極的にアピールしていきましょう。
サーバーサイドエンジニアの自己PRの具体例
サーバーサイドエンジニアの自己PRでは、技術的なスキルや実績に加え、システム全体を設計・運用する能力や問題解決の経験などをアピールするのが効果的です。
サーバーサイドエンジニアのアピールポイント例
- 開発言語とフレームワーク(Java、Python、Node.js、Spring Boot、Ruby on Railsなど)
- データベース設計と運用や、パフォーマンス最適化やスケーラビリティに関する経験
- クライアントとサーバーの間でデータをやり取りするためのAPI設計と実装経験
- CI/CD の導入経験、Jenkins、GitLab CIなどのツールを使った自動化の経験
- SQLインジェクション対策、クロスサイトスクリプティング防止などのセキュリティ対応経験
- AWS、Azure、Google Cloud などのクラウドサービスの構築・運用経験
- エンジニアやデザイナー、PM(プロジェクトマネージャー)と連携したチーム開発経験
- 障害/パフォーマンス低下時の問題解決能力、トラブルシューティングの経験
具体的な技術やプロジェクト経験を織り交ぜながら、実績をアピールし、入社後にどのように貢献できるかを伝えることが大切ですよ。
サーバーサイドエンジニアの自己PR例文
私はサーバーサイドエンジニアとして、データベース設計からAPIの実装、システム全体のアーキテクチャ設計に至るまで、幅広いバックエンド開発に携わってきました。特に、大規模データ処理やスケーラビリティの確保に注力し、パフォーマンスを最大限に引き出せるシステムを構築しています。
AI技術やディープラーニングにも強い関心を持ち、PythonやTensorFlowなどを用いた実践的な経験を積んでおり、AIをサーバーサイドシステムに統合することも得意としています。これにより、データ分析や予測モデルをWebサービスに組み込み、自動化されたデータ分析ツールを開発しています。
また、AWSやAzureの経験もあり、システムの運用やリリースの効率化にも積極的に取り組んでいます。現在は個人開発としてAIやデータ分析ツールの開発も行っており、最新技術を取り入れながらスキルを磨いています。これらの技術を活かし、貴社のシステム開発に貢献できると考えています。
ほかにも、技術的な要素をアピールしたり、上流工程の経験や複数言語を用いた開発経験もアピールするのも良いです。
また、サーバーサイドエンジニアとして「スペシャリスト」のキャリアを目指している場合には、得意分野の内容に焦点を絞って、専門性や、学習・成長意欲をアピールすると良いですよ。
スマホアプリエンジニアの自己PRの具体例
スマホアプリエンジニアは幅広い業界・業種でのアプリ開発経験や、iOS/Android開発に関連する知識やスキルについてアピールするのがおすすめです。
スマホアプリエンジニアのアピールポイント例
- iOS/Androidアプリの豊富な開発経験
- 幅広い業界でのスマホアプリ開発の経験
- iOS/Android両方のデバイスの開発スキル
- ReactNativeを用いたスマホアプリ開発経験
- スマホアプリデザインやUI/UXに関する知見
- テックリードやディレクションの経験
技術力はもちろんのこと、スマホアプリ開発の全体的な理解や運営力をアピールすると、好印象を与えられますよ。
スマホアプリエンジニアの自己PR例文
私は、iOSを中心にネイティブアプリ、Webアプリ、ハイブリッドアプリの開発を手掛けてきました。ゲーム、ヘルスケア、ECなど、さまざまな業界のアプリ開発に携わり、その中には50万DLを達成したアプリもあります。
現在はスキルアップの一環として個人でヘルスケアアプリの開発を行っており、すでに3種類のアプリをリリースしています。今後は、Androidアプリの開発スキルも磨きたいと考え、React Nativeを使って新規アプリ開発に取り組み、既存のiOSアプリをKotlinでAndroid版に移植していく予定です。
貴社においては、これまでの幅広い業界でのアプリ開発経験を活かし、ユーザー中心の直感的で使いやすいアプリを提供できると考えています。また、iOSとAndroid両方のプラットフォームに対応できるスキルを持っているため、クロスプラットフォーム開発にも柔軟に対応し、開発スピードの向上やリソースの最適化にも貢献できると確信しています。
スマホアプリエンジニアは、フロントエンドエンジニアのように、トレンドのスキルについて勉強していたり、UI/UXやスマホデザインの知見もあること、上流工程や役職の経験をアピールしても評価してもらいやすいですね。
特に、上流工程や役職の経験があったり、iOSとAndroidの両方の開発ができる場合は重宝されやすいので、積極的に自己PRに盛り込んでいきましょう。
インフラエンジニアの自己PRの具体例
インフラエンジニアの自己PRでは対応領域の広さと利用可能ツールの多さ、インフラ関連の知識や経験の豊富さをアピールするのがおすすめです。
インフラエンジニアのアピールポイント例
- 大規模なシステムやクラウドインフラの設計・運用経験
- AWS、GCP、Azureなどのクラウドプラットフォームの利用経験
- インフラの自動化やスケーラビリティ向上に関する実績
- DevOps文化の導入や運用の効率化
- ネットワーク設計やトラフィック最適化、セキュリティの強化経験
- 監視ツール(Prometheus、Zabbix、Nagios等)を活用したシステム監視・障害対応
- 運用の効率化、コスト削減に向けた最適化の実績
- VMware、Docker、Kubernetesなどの仮想化技術、コンテナ技術を活用した運用経験
インフラエンジニアは、システム設計・運用の経験、クラウド技術や自動化ツールの活用、セキュリティ対策やトラブルシューティング能力をアピールしましょう。
インフラエンジニアの自己PR例文
私は、非機能要件を意識した要件定義とインフラ設計を得意としており、マーケティング部門と連携して、利用者推移を予測しながら効率的なシステム設計を行ってきました。
インフラ構築においては、AWSをはじめ、GCPやAzureの経験があり、プロジェクトに最適なクラウド環境を提案できます。さらに、運用マニュアルを作成し、属人化しない運用環境の構築を行いました。
貴社においても、スケーラブルで安定したインフラの提供を通じて、効率的な運用をサポートし、システムの成長に合わせた最適化を図ることができると考えています。
自己PRでは技術やスキルの高さをアピールするのはもちろん、入社後にどう活用できるのかまで踏み込めると、より説得力が増しますよ。
インフラエンジニアは、システムの安定稼働を支える重要な役割を担います。そのため、自己PRでは、単にインフラ構築の経験を伝えるだけでなく、問題解決力やリスク管理、チームとの連携能力を強調するのも効果的です。
また、クラウドサービスや自動化ツールの活用経験があれば、その具体例を交えて説明し、技術面での柔軟性や適応力をアピールすると良いですね。
社内SEの自己PRの具体例
社内SEは、主に既存システムの保守運用や機能の追加、インフラの保守運用がメイン業務です。前職で一通りの開発・運用経験があると入社後もスムーズに活躍できるので、「システム開発やインフラ構築に幅広く携わった経験」は評価されやすいですよ。
社内SEのアピールポイント例
- 社内システムの最適化や業務改善経験
- 社内ニーズの理解と提案力
- ユーザーサポートとトラブルシューティング
- システム導入プロジェクトの計画、進行管理、予算管理を行った経験
- システムやツールの使い方を教育・サポートした経験
- システムのセキュリティ対策や法令遵守に基づく運用ルールの策定や実施経験
社内SEは技術力だけでなく、社内の関係部署との円滑なコミュニケーションや業務理解が求められます。これらを押さえて、自己PRに活かすと効果的ですよ。
社内SEの自己PR例文
私は社内SEとして、社員とのコミュニケーションを大切にし、「顧客対応と同じように丁寧に仕事をする」「仕事の線引きをし、何でも屋にならない」ことを意識して取り組んできました。忙しい時でも対応が雑にならないよう、細かな仕事にも誠実に対応し、信頼関係を築いてきました。
たとえば、ITサポートの際には、システムトラブルの解決だけでなく、社員一人一人に分かりやすく説明することで、再発防止に繋がる指導を行いました。また、社員のITリテラシー向上を目指し、ITに不安がある社員向けに簡単なワークショップを実施。これにより、社内での問い合わせ件数が20%減少し、業務効率化に貢献しました。この取り組みが評価され、社内表彰を受けることができました。
今後も、社内のIT環境を安定させ、社員のサポートを通じて企業全体の成長に貢献していきたいと考えています。
上記の具体例では、社内SEの仕事の特性を把握した上で、本質的な行動をしてきたことを伝えられるようにしています。
自己PRの内容は得意なことやアピールしたいことを軸にするだけでなく、選考で評価される内容を選んでアピールすることも大切です。
職種ごとに紹介したアピールポイントや例文を参考にしながら、自分らしい自己PRを作成してくださいね。
なお、ITエンジニアが好印象な自己PRを作成するには、転職のプロである転職エージェントを活用するのが近道です。
応募先の企業や職種・ポジションに応じて、あなたがアピールすべきポイントを整理し、魅力的な自己PRを作成するための具体的なアドバイスがもらえます。
採用担当者に評価されやすい自己PRを作成できるので、転職成功確率をグッと高めることができますよ。
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【アピールポイント別】ITエンジニアの転職で使える自己PRの例文
ITエンジニアの自己PRとして、職種ごとの特性を踏まえたアピール方法のほか、特性やスキルを強調するアピール方法もあります。
特に、転職を機会に別の職種にキャリアチェンジを考えている場合などは、こちらの方法を参考にしてください。
エンジニア転職におけるアピールポイント別に自己PRの具体例を紹介していくので、自己PRの内容に悩んでいる人は参考にしてみてくださいね。
コミュニケーション能力をアピールしたい場合
ITエンジニアにとって、開発を円滑に進めるためのコミュニケーション能力は重要です。
ただ、コミュニケーション能力と一口に言っても、「意思伝達力」「傾聴力」「論理的思考」「共感力」「提案力」など、さまざまな要素があるため自己PRではどの強みを、どの場面で発揮したのかを具体的に伝えることが大切です。
特に、「顧客折衝」「要件定義」「チーム開発」は、コミュニケーション能力が求められる場面として分かりやすく、アピールしやすいポイントです。
たとえば、以下のように自分の経験に即した強みを示すと、説得力が増しますよ。
顧客折衝をアピールする場合の例文
私は、顧客の課題を正確に把握し、最適な提案を行う力を強みとしています。過去には、要望が曖昧なクライアントに対し、丁寧なヒアリングを重ねることで課題を明確化し、最適なシステム構成を提案しました。その結果、仕様変更の手戻りを減らし、納期短縮にも貢献しました。
要件定義をアピールする場合の例文
私は、関係者の意見を整理し、的確に要件を定義する能力があります。新規システム開発の際、エンジニアと非エンジニアの認識のズレが生じないよう、業務フローを図式化しながら要件を整理しました。その結果、スムーズな合意形成ができ、開発段階での仕様変更を最小限に抑えることができました。
チーム開発をアピールする場合の例文
私は、チームの生産性を高めるための円滑なコミュニケーションを意識しています。以前、プロジェクト内で認識のズレによる遅延が発生していたため、定例会議のフォーマットを見直し、タスクの優先度や進捗を明確に共有する仕組みを整えました。その結果、開発スピードが向上し、予定よりも早くリリースすることができました。
自身の経験に合わせてカスタマイズすると、より説得力のある自己PRになります。ぜひご活用ください。
自己PRでは、「どんな課題があり、どう対応し、どのような成果を生んだのか」を簡潔に伝えると説得力が増します。PREP法(結論→理由→具体例→まとめ)を活用しつつ、シンプルで効果的な表現を心がけましょう。
エンジニアとしての経験や実績をアピールしたい場合
エンジニアが転職を成功させるためには、これまでの経験や実績を適切にアピールすることが重要です。ただし、単に「経験が豊富」と伝えるだけでは十分ではありません。
自己PRでは、具体的な成果や強みを明確に伝えることで、採用担当者に自身の価値をより伝えやすくなります。たとえば、以下の要素を意識しながら、自己PRを作成しましょう。
エンジニアとしての経験や実績のアピール方法
- 開発経験の豊富さ(担当したプロジェクト数、開発期間、関わった技術)
- 対応してきた分野(Web、アプリ、AI、インフラなどの開発領域)
- 開発でのポジション(リーダー、テックリード、フルスタック、専門特化型など)
- 仕事で意識して取り組んだこと/成果(性能改善、開発効率向上、チーム生産性向上など)
経験や実績ごとに例文を紹介します。
幅広い業界での開発経験をアピールする場合の例文
toB向けの業務システムの開発からtoC向けのWebサービスの開発に携わった経験があります。
また、業界も銀行・証券・官公庁・人材・飲食など、幅広い業界での経験があるため、業界問わず今までの経験を活かして、開発に貢献していくことができます。
テックリードやPMとしての経験をアピールする場合の例文
数多くのプロジェクトに参画しており、テックリードとして上流工程から下流工程まで、チームで円滑に開発が進められるようにリードした経験があります。
また、小規模プロジェクトではPMとして、プロジェクトマネジメントに携わった経験もあります。
バグや業務上のミスを減らす環境作りをアピールする場合の例文
私が携わったプロジェクトでは、業務進行のマニュアルを共有したり、タスクや工程ごとでチェックリストを作って、バグやミスを減らす取り組みを推進してきました。
その結果、携わった案件のバグやミスの数は他のプロジェクトより少なく、余裕を持って開発に取り組むことができました。
実績を伝える際は、「何をしたのか」だけでなく、「その結果、どのような成果につながったのか」まで明確にすると、採用担当者が成果をイメージしやすくなります。
たとえば、「APIの最適化を行い、処理速度を50%向上させた」「コードレビューの仕組みを改善し、バグ発生率を30%削減した」「「社内の開発ドキュメントを整備し、新人エンジニアの立ち上がり期間を50%短縮した」などと伝えましょう。
成果を数値や具体的な改善点とともに伝えることで、採用担当者に強い印象を与えられますよ。
資格・スキル・技術力をアピールしたい場合
エンジニアとしての能力を示したいのであれば、スキルや技術力をアピールするのが効果的です。特に希望している職種・ポジションで、高い専門性を求められる場合には、積極的にアピール要素として盛り込みましょう。
資格・スキル・技術力のアピール方法
- 得意分野や対応可能な業務を明確に伝える
- 経験だけでなく、実際の成果を示す
- 資格や実績を補足し、信頼性を高める
- 技術一辺倒にならないように、技術以外のスキルもアピールする
フルスタックでの開発経験をアピールする場合の例文
開発ではサーバーサイド開発を得意としていますが、JavaScript(React.js)を用いたフロントエンドの実装やAWSを用いたクラウドサーバーの構築、SQLを用いたデータベースの構築までフルスタックで対応が可能です。
新しい技術のキャッチアップ能力をアピールする場合の例文
開発ではサーバサイド開発以外にも、様々な分野の構築をしなければいけなかったため、必要に応じて新しい技術のキャッチアップをしてきました。
そして、習得したスキルで開発をして、ローンチまでやり遂げてきたため、新しい技術でも素早くキャッチアップして開発に取り組むことには自信があります。
プロジェクトマネジメントをアピールする場合の例文
私はWBSを用いた綿密な計画立案と進捗管理、リスク分析による問題の早期発見と対処を徹底しながら、10名規模のチームを率い、予算3000万円のECサイトリニューアルプロジェクトを担当し、スケジュール通りに納品を完了させました。
さらに、プロジェクトマネージャーとしての専門性を高めるため、PMP®資格とITIL®Foundation資格を取得しています。
スキルや技術力のアピールは、単に「できること」を並べるのではなく、「どのような経験を積み、どのような成果を生み出したのか」を具体的に伝えることがポイントです。
ITエンジニアの転職で使える自己PRをスムーズに作成するには、転職のプロである転職エージェントを活用するのがおすすめです。
特に、IT業界の転職に特化した転職エージェントであれば、ITエンジニアの経験を効果的にアピールするためのノウハウを豊富に持っており、企業担当者に好印象な自己PRを作成できるので、ぜひ利用してみましょう。
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ポテンシャルをアピールしたい場合
異業種からの未経験転職や、経験の浅い第二新卒の場合は、経験が少ない分「ポテンシャル」を効果的にアピールすることが重要です。採用担当者に「成長が期待できる人材」と思ってもらえるよう、以下のポイントを意識して自己PRを作成しましょう。
具体的には以下のような要素をアピールできると良いですね。
ポテンシャルのアピール方法
- IT技術への興味関心
- 現時点でのITスキルレベル
- 論理的思考力や問題解決能力
- コミュニケーション能力
- 学習意欲・向上心・行動力
学習意欲をアピールする場合の例文
私は、ITエンジニアとしてのキャリアを築くために、独学でプログラミングの学習を続けています。特にPythonに興味があり、オンライン講座で基礎を学んだ後、実際にWebスクレイピングツールを作成しました。また、GitHubに学習成果を公開し、コードの改善にも取り組んでいます。今後も新しい技術を積極的に学びながら、成長し続けていきます。
問題解決力をアピールする場合の例文
前職では、営業職として業務を効率化するための施策を考え、Excelマクロを活用した業務改善に取り組みました。手作業で行っていたデータ集計を自動化し、作業時間を30%削減することに成功しました。この経験を通じて、論理的に課題を分析し、解決策を実行する力を身につけました。ITエンジニアとしても、論理的思考を活かし、問題解決に貢献したいと考えています。
コミュニケーション能力をアピールする場合の例文
私は、チームで協力して目標を達成することにやりがいを感じます。大学のゼミ活動ではリーダーを務め、メンバーの意見をまとめながらプロジェクトを進行しました。また、発表時には専門外の人にも分かりやすく伝える工夫をし、プレゼンテーション能力を高めました。エンジニアとしても、円滑なコミュニケーションを大切にし、チームで成果を生み出せるよう努力していきます。
未経験者のITエンジニアを採用する際、採用担当者は「応募意欲の高さ」「職種・業界への理解」「キャリアプランの明確さ」などを確認しながら、入社後の早期離職のリスクを回避しようとしています。
自己PRの中で採用担当者の不安や懸念を払拭できるように、これまでの経験や学習姿勢を活かして「成長の可能性」を示すことで、企業に魅力的な人材としてアピールしていきましょう。
未経験からITエンジニアへの転職を目指している場合は、自己PRだけでなく、転職理由や志望動機の対策も必要です。
そのため、転職活動をスムーズに進めるためには、早い段階でITエンジニア転職のプロである転職エージェントに相談しながら進めるのがおすすめです。一般的に転職難易度が高くなる異業種への未経験転職でも経験豊富なキャリアパートナーが親身にサポートしてもらえますよ。
また、第二新卒の場合は20代の若手社会人向けの転職エージェントを併用すると、経験の浅い人向けのアドバイスがもらえたり、未経験歓迎の求人に出会えたりと、より転職成功率を高められますね。
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【書類選考対策】ITエンジニア向け自己PRの書き方のポイント
エンジニアが転職をする際には、職務経歴書で自己PRを作成する必要がありますが、職務経歴書において自己PRを作成する時には、以下のポイントを意識しておくと良いですよ。
職務経歴書では「伝えたいことがしっかりと伝わるかどうか」が重要なポイントになります。
そのため、職務経歴書を作成する前に参考情報として、チェックしておいてくださいね。
文章で書く場合は200文字〜300文字以内を意識する
職務経歴書で自己PRについて書く際には、基本的に200文字〜300文字を目安に情報をまとめて文章を作成していきましょう。
自己PRは書類選考において、数少ないアピールができる項目なので、情報を詰め込んでしまう人もいますが、情報量が多く文章が長すぎると、伝えたい内容が正確に伝わらない可能性もあります。
そのため、自己PRでアピールしたい要素が多い場合でも、優先順位を付けてアピールする内容を絞り、内容や文章の見せ方を工夫して、読みづらさや冗長な印象を与えないように意識すると良いですよ。
複数要素をアピールするなら箇条書きと文章を併用する
書類選考では、提出した履歴書や職務経歴書の内容で合否が決まるので、少しでも選考を有利に進めるために、情報量が多くて読みづらくなっても、複数の要素をアピールしたいと考える人も多いです。
複数の要素をアピールする際には、箇条書きと文章を併用する形で作成するのもおすすめです。
箇条書きと文章を併用する時のイメージ
- 幅広いWebアプリ開発の経験
Webアプリのフロントエンド・バックエンド開発を担当し、設計から実装・運用まで一貫して対応してきました。特に、パフォーマンス最適化や拡張性の高い設計を意識し、安定したサービス提供に貢献しています。 - パフォーマンス最適化と業務効率化の推進
SQLチューニングやキャッシュ活用により、システムのレスポンス改善を実施。実際にECサイトの検索速度を50%向上させました。また、社内ツール開発を通じて手作業を自動化し、月30時間の作業時間削減を実現しました。 - チーム開発の推進と開発フローの改善
開発効率とコード品質向上のため、コードレビューの仕組みを導入。さらに、GitHub Actionsを活用したCI/CD環境を構築し、デプロイ時間を約40%短縮しました。チーム内の開発フローを最適化し、スムーズな開発体制を整えています。
今後も、技術力を活かして開発の効率化や品質向上に貢献し、より良いサービスの提供に努めていきたいと考えています。
職務経歴書では、必要な項目は決まっていますが、書式に指定はないため、見せ方を工夫するだけで、伝わりやすい職務経歴書を作成できます。
そのため、作成した職務経歴書や自己PRを見た時に「見にくい」「わかりづらい」と感じる場合には、書き方を変えてみると良いですよ。
箇条書きと文章を併用して自己PRを書く時は、100文字〜150文字を目安に作成しましょう。
数値やキーワードなどを活用してわかりやすさも意識する
職務経歴書で実績を伝える際には、数値やわかりやすいキーワードを用いることも多いですが、自己PRでも数値やキーワードを使えるところでは積極的に使いましょう。
例えば、経験やスキルをアピールする場合には、経験年数や得意分野を書いたり、実績であれば「テックリード」「社内表彰でMVP」のように、共通認識のあるキーワードを用いるとわかりやすいです。
職務経歴書のような文章が中心の書類だと、数値やキーワードがあった方が情報を認識しやすいですし、共通認識があるキーワードを使えば文書量を減らすこともできるので、自己PRを書く時には意識してみると良いですよ。
社内表彰や会社独自の制度に名前がつけられていたら、社外の人にもわかる言葉で文章を作成することが大切です。
そのため、職務経歴書や自己PRを作成した後には、内容に問題がないか、エンジニア転職に精通したキャリアアドバイザーに確認してもらうと良いですよ。
エンジニアにおすすめ転職エージェント
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マイナビIT AGENT
マイナビのコネクションを活かした、人気企業求人や社内SEなどの求人が多数 -
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項目を作成してアピール要素を増やすのもおすすめ
書類選考の通過率を上げるために、できる限りアピール要素を増やしたいと考える人も多いですが、自己PRだけでアピールしようとすると、文章量や情報量が多くなり、伝えたいことが伝わらないリスクも上がります。
そのため、わかりやすく効果的にアピールする要素を増やしたいなら、自己PR以外にも「活かせる経験・強み・スキル」「得意・対応できる領域」のような項目を職務経歴書に追加するのもおすすめです。
また、職務経歴にも「意識/工夫していたこと」「貢献できたこと」「学んだこと」などの項目を追加するのもおすすめです。
もちろん、文章が長くならないように注意が必要ですが、内容が薄い職務経歴書だと書類選考の通過率も下がるので、工夫する方法として覚えておくと良いですよ。
企業の知りたいことや評価される内容を選ぶこと
エンジニア転職において、書類選考を通過しやすい職務経歴書を作るには、自己PRやアピール項目では「応募先が知りたいこと」「選考で評価されること」を意図的に選んでいくことが大切です。
自己PRを使い回す人も多いですが、応募先の「求める人物像」「応募したポジション」「評価しているポイント」に合わせてアピールした方が、採用担当者の印象も良く選考の通過率も上がります。
作成効率的には自己PRの内容を応募先で変えるのは大変ですが、同時期の転職で選考は一度しか受けられないため、志望度の高い企業では、事前に情報収集をして内容を調整していきましょう。
応募先で評価されやすいポイントは、求人詳細や応募企業の内部事情も知っている求人担当のキャリアアドバイザーに確認するのがおすすめです。
また、以下の転職エージェントでは、ITエンジニアの転職支援実績も豊富で、求人の詳細や選考で評価されるポイントも把握しているので、気になることは質問すれば詳しく教えてもらえますよ。
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【面接対策】ITエンジニア向け自己PRの書き方のポイント
選考に通過した後には、面接対策に向けて自己PRを作り、話す内容や伝え方について精査していく必要があります。
そのため、本項ではエンジニア転職における面接での自己PRの伝え方について紹介していくので、面接対策の参考にしてみてくださいね。
基本は会話を意識して質問された時にしっかりと話す
面接では「自己PRをしてください」「強みはありますか?」「貢献できることは?」など、自己PRに関する質問をされてから話をすることが多いです。
ですが、エンジニアの中には、用意した内容を話すことに意識が向いてしまい、形式的な受け答えになったり、話が長くなってしまう人もいます。
そのため、面接では自己PRに関する質問が来た時の受け答えは15秒〜30秒を目安に、会話を意識してコミュニケーションを取るようにしましょう。
面接はコミュニケーション能力や性格を確認する場でもあるので、自然体の姿を見たいと考える面接官も多いです。
そのため、きっちりとした受け答えよりも、質問の意図や会話の流れを意識してコミュニケーションを取れる方が、評価されることは覚えておくと良いですよ。
要点をまとめて結論から話すことを意識する
面接では自然なコミュニケーションも大切ですが、伝えたいことを明確にするために、要点をまとめて結論から話すことを意識しましょう。
特に、自己PRや個人の考えを聞くような質問では、話が長くなりすぎると伝わりにくくなります。そのため、PREP法(結論 →理由→具体例→まとめ)やSTAR法(状況→課題→行動→結果)を活用し、論理的に整理すると効果的ですよ。
もちろん、フレームワークに完全に沿う必要はありませんが、要点を簡潔に伝えることを心がけましょう。
また、面接対策では、よくある質問への回答を文章で準備することが多いですが、実際に声に出して話す練習も大切です。
一言一句暗記するのではなく、要点を整理して、大まかに話す内容を決めると、より自然に伝えられますよ。
抽象的な表現は控えて具体的に話すこと
面接で自己PRをする際、抽象的な表現では意図が正しく伝わらず、考えが浅いと思われる可能性があります。そのため、できるだけ具体的に話すことを意識しましょう。
たとえば、「チームワークを大切にしている」と伝えたい場合、以下のように説明できると、より説得力が増します。
前職では、開発プロジェクトで進捗が遅れているメンバーがいた際に、タスクを整理し、優先度を再調整することで、納期を守ることができました。チーム全体の動きを意識しながらサポートすることを心がけています。
特に、実際のエピソードを交えることで、採用担当者にどのように行動したのかが伝わりやすくなり、説得力が増します。また、伝え方を工夫することで、自分の人柄や考え方もアピールできますね。
自己PRに限らず、面接で話す可能性のあるアピールポイントについては、具体的な事例を準備しておくと良いですよ。
話の内容が抽象的か具体的かを確認するには、面接官の立場になって考えたり、回答を録画して客観的に見直してみるのが効果的です。
自信がない場合は、転職エージェントのキャリアアドバイザーなどに確認してもらい、具体的なアドバイスを受けるのもおすすめです。
自己PRの内容は企業の求めることによって変える
職務経歴書の自己PRを作成する際は、企業が求める人物像や評価ポイントを意識して内容を調整することが重要です。面接においても同様で、臨機応変に伝える伝える内容を柔軟に変えていくと効果的ですよ。
面接では、書類に記載された内容をそのまま話すだけでは効果的なアピールにはなりません。採用担当者は、応募者の経験やスキルだけでなく、「職務経歴書に書かれていない強み」や「企業との相性」を知るために質問をしています。
そのため、自己PRを伝える際には、「これまでの会話の流れ」「面接官の質問の意図」を考慮し、話すポイントを調整すると良いですね。
そのため、面接で自己PRについて話をする時には「今までの話の流れや既に伝えたこと」「面接官がどのような意図で聞いているのか」も考慮して、話す内容を変えていくと良いですよ。
自己PRに限らず、自身の強みや実績を整理しておくことは、面接でスムーズに受け答えする上で有効です。職務経歴書の作成時に整理した内容は、面接対策の段階で改めて見直し、適切なアピールができるよう準備しておきましょう。
自己PRのチャンスは何度もあるので焦らない
書類選考では、応募時点で提出した履歴書や職務経歴書で、合否を判断されるため、できる限り評価されるように作り込む必要があります。
ですが、面接では自己PR以外でも、他の質問やコミュニケーションの中で、自然とアピールできるタイミングはたくさんあります。
そのため、質問された時に、とにかくアピールしようと内容を詰め込みすぎて、一方的なコミュニケーションにならないように注意しましょう。
面接はお互いを知るための場なので、畏まらずに受け答えすることが大切です。
そのため、形式的な質疑応答だけではなく、会話の中で価値観や考え方を知ってもらう前提で、会話をすると気負わずにコミュニケーションが取れますよ。
転職エージェントを活用してIT業界の転職に効果的な自己PRを作ろう
エンジニアが転職をする際に、自己PRの作り方やアピールする内容に悩んだら、エンジニアの転職支援実績が豊富で、手厚い転職支援をしてくれる転職エージェントを活用しましょう。
特に、ITエンジニアの転職支援経験が豊富なキャリアアドバイザーが在籍しているエージェントであれば、未経験からエンジニアへ転職する際のポイントや自己PRでどのようなことをアピールするべきか、具体的なアドバイスも期待できます。
また、転職エージェントでは、希望を伝えれば求人を探して紹介してくれますし、職務経歴書の添削や面接対策のフォローまでしてくれるため、効率的に転職活動を進めることができますよ。
そして、エンジニアの転職支援実績が豊富で、手厚い転職支援をしてくれるサービスを探しているのであれば、マイナビIT AGENT・ウィルオブテック・リクルートエージェント(IT)・レバテックキャリアの活用がおすすめです。
転職エージェントを活用して転職活動を進める際には、複数のサービスを併用した方が求人探しの幅が広がります。
そのため、以下の転職エージェントの中で、気になるサービスがあれば、2社〜3社程度に登録して、話を聞いてみると良いですよ。
エンジニア・デザイナーの転職に特化した転職エージェント
大手上場企業から人気ベンチャー企業、隠れた優良企業の求人が多数!
エンジニアからPM、コンサルタントまで幅広い求人提案が可能!
おすすめポイント
- エンジニアがスキルアップできる求人多数
- 大手からベンチャー企業まで、コンサル、SIer、WEB系の幅広い求人を保有
- 人気の社内SE求人も多数!働き方に合わせた多彩な求人アリ
年収UPがデフォルト!ITエンジニアのキャリアアップに特化した転職エージェント
おすすめポイント
- 専属2名体制による多角的な視点からのサポート!
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- WEB・アプリエンジニア、インフラエンジニア、PM、ITコン、SEなど多様な職種に対応
自己PRの内容や見せ方・伝え方次第で採用担当者の印象が変わります。選考結果に良い影響を与えられるように丁寧に作成していきましょう。
本記事ではITエンジニアの転職において、より良い自己PRを作成し、上手く伝えるために必要な情報をまとめて紹介していきます。転職を考えているエンジニアはぜひ参考にしてみてくださいね。