救急看護師がきつくて辞めたいって本当?年収や資格と看護師との違いを解説
救急看護師は看護師の中でも特にきついといわれる職種です。救急看護師は肉体的・精神的な負荷が高く、さまざまななストレスがかかります。
救急看護師がきついと感じたときにはリフレッシュが必要ですが、ときには転職を考えることも重要です。
本記事では、救急看護師がきついといわれる理由と対応策、救急看護師に適した転職先を解説します。
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救急看護師がきついと感じる原因
救急看護師は看護師の中でも特にきついといわれる職種のひとつです。
原因はさまざまあるものの、大きな原因は肉体的・精神的な負荷が非常に高い点です。
なぜ肉体的・精神的な負荷が高いのか、その理由をさらに深堀りするとこのような点が挙げられます。
それぞれの原因を解説します。
常に冷静な判断を求められ緊張状態にある
救急看護師は大規模災害や事故で大量の負傷者が出た場合、大量の人たちを処置する必要があります。
特に重症者や瀕死の人たちが多い場合、処置する患者の優先順位や処置内容を冷静に判断しなければなりません。
生死にかかわる重大な局面が多く、こうした緊張状態が続くとストレスがかかりきついと感じます。
責任が重くミスが許されない
救急看護師は重篤な患者の処置をするケースも多く、ミスが許されません。
一刻の猶予も許されず、少しの判断ミスが命にかかわるケースもあります。
こうした状況下では相当なプレッシャーがかかり、このような状態が続くときつさを感じます。
仕事がハードで身体的な負担が大きい
救急看護師の仕事の中には患者を搬送する際の介助や胸骨圧迫といった身体的負荷がかかるものがあります。
さらに、ドクターヘリを使った移動など、肉体的な疲労感は看護師の中でも特に大きいのです。
このように救急看護師は肉体的な仕事も多く、身体的な負荷が高まるときついと感じます。
重篤患者の対応で精神的な負荷がかかる
患者の中には外傷がひどいケースがあり、人体の損傷部分や大量出血、臓器破裂、骨格の露出、体の変形といったものを直接見る機会が多いです。
中にはこうしたものに慣れている看護師もいます。
しかし、本来であればあまり目にしたくないものであり、こうした刺激的なものを見続ける機会が続くときつさを感じます。
常にスキルアップし続けなければならない
緊急看護師は患者のトリアージや救命措置に必要な知識とスキルを常に磨き続けなければなりません。
救急医療は日々進歩し続けており、スキルを磨き続けないと医療現場で本来の力を発揮できないためです。
スキルアップに必要な研修や勉強会に参加する機会が多いため負荷が高く、時間の余裕がなくなりきつさを感じます。
末永
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救急看護師の離職願望の高さ
救急看護師の離職率は看護師の中でも相対的に高いです。
国際医療福祉大学の「救命救急センター看護師の離職願望と職務満足、組織コミットメントとの関係」によると、離職を考えることが「たまにあり」「いつもあり」「まれにあり」と感じる人を合計すると、85.6%の人がなにかしらの離職願望を持っていることがわかりました。
これとは別に日本救急看護学会の調査報告「救命救急センターで働く中堅看護師の困難な状況を乗り越えさせる認知」によると、とある救急救命センターで過去2年間に離職した看護師は13.4%おり、当時(2015年)の全国平均看護師離職率10.8%よりも高いという結果も出ています。
このように救急看護師の離職願望や離職率は看護師の中でも高く、それだけ過酷できつさを感じる職種であることがわかります。
末永
救急看護師はほかの看護師と比べるときつさの度合いが違く、離職願望や離職率に表れています。責任を伴うやりがいのある仕事ですが、それだけ大変な一面もあります。
救急看護師の仕事
救急看護のきつさを知るうえで、救急看護師の仕事内容を知ることは大変重要です。
救急看護師の仕事は大きく4つあります。
主な仕事は初期対応トリアージとと救急処理が中心ですが、そのほかにも医師の補助や患者や家族へのケアも大切な仕事のひとつです。
ここで、救急看護師の仕事について詳しく解説します。
初期対応トリアージ
初期対応トリアージは重症患者の処置を決める作業で初動を決めるうえで極めて重要です。
主に以下のことをおこないます。
- 救急隊員からの引継ぎ、問診、聞き取り
- 状態に応じて処置の優先順位を決める
患者の容体や状況によって的確な判断をし、その後の処置を決めなければ命を救えないことにつながるため初期対応トリアージは大変重要です。
救命・救急処置
救命・救急処置は患者に治療を施す行為で以下のことをおこないます。
- 心肺蘇生、止血
- 採血や点滴などその場でおこなう一時的な処置
本格的な治療をおこなうというよりは、暫定的な処置で危機的な状態にある患者の一命をとりとめる処置がおこなわれます。
暫定的とはいえ救急に必要な高度な医療知識と経験を求められる重要な仕事です。
医師の補助
救命・救急処置は救急看護師だけでおこなわれるものではありません。本格的な処置は医師によっておこなわれます。
その際に医師の補助をするのも救急看護師の大切な役割です。
医師の補助は以下のことをおこないます。
- 医師の治療補助
- 関係する医師、看護師への報告と連携
救急救命は医師も多くのことをしなければならず、救急看護師の果たす役割は大きいのです。
患者と家族への対応
救急看護師は救護活動のほかにも患者と家族のケアも重要な仕事のひとつです。
患者と家族への対応としてこのようなことをおこないます。
- ショックを受けている患者の精神ケア、励まし
- 患者や家族への状況説明、今後の見通し説明
動揺している患者や家族を励まし、状況の説明や今後の見通しを説明します。
患者のケアは看護師でしかできない大切な仕事です。
末永
救急看護師は重篤者に応急処置を施し命を救う仕事で肉体的・精神的な負荷がかかりやすい職業です。それだけきついと感じることが多く、きつさに耐えられないときには転職を検討するのもひとつの選択肢かもしれません。
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救急看護師に向いている人
救急看護師に向いている人は、一言でいうと肉体的・精神的に強い人です。
理由はこれまで解説や指摘をしたとおり、救急看護師の仕事は肉体的・精神的に負荷がかかりやすい職種のためです。
救急看護師に向いている人の特徴にはこのような点があります。
それぞれの特徴について解説します。
肉体的・精神的に強い人
肉体的・精神的に強い人は救急看護師に向いています。
緊急看護の仕事はいつ起こるかわからず、事故や災害が発生した際には出動しなければなりません。さらに夜勤もあり肉体的な強さが要求されます。
精神面においてもショックを受けやすい状況に置かれることがあり、こうした理由によって肉体面・精神面が強い人は救急看護師に向いているのです。
使命感の強い人
使命感が強い人も救急看護師に向いています。
救急医療では現場の最前線で人命を救うことが求められるためです。
患者を助ける、命を救うという仕事をするうえで強い使命感を持つ人ことは重要で、使命感がなければ粘り強く仕事を続けられません。
こうした理由から、絶対に命を救うという使命感を持つ人は救急看護師に向いています。
救急医療を強く学ぼうとする人
救急医療に強い興味があり学び続けようとする人は救急看護師に向いています。
救急医療ではさまざまな医療知識が求められるためです。
最新の救急医療に携わるためには、定期的な研修や勉強会で救急医療のスキルアップをし続けなければなりません。
医療の知識をレベルアップするほかにも、いざというときに適切な判断や処置ができるように日頃からスキルを磨き続けなければならないのです。
救急看護師に向いていない人
救急看護師に向いていない人は、肉体的・精神的な強さに自信がない人ではありますが、さらに深掘りするとこのような特徴があります。
それぞれの特徴を解説します。
ショックを受けやすい人
過酷な状況に置かれたときにショックを受けやすい人は過剰なストレスを受けて体調に異変を起こしてしまうため、救急看護師には向いていません。
救急看護師は目に触れたくない外傷や出血を見る機会が多く、ときには処置をしても命を救えない場面に遭遇することもあります。
それはあまりにもショックが大きく、ときにはトラウマになります。
しかし、救急看護師はそれを乗り越えていかなければならないのです。
肉体面・精神面に不安のある人
もともと肉体面・精神面に不安のある人は救急看護師の仕事に向いていません。
救急看護師のきつさで解説したとおり、肉体的・精神的な強さが求められるためです。
救急看護師になったものの、仕事そのものに耐えられず挫折感を味わう結果になるかもしれません。
救急看護師になることは、それだけ覚悟のいる仕事に就くことを意味します。
患者のケアやコミュニケーションを重視したい人
患者とのコミュニケーションを重視したい人も救急看護師には不向きです。
もちろん救急看護師も患者とのコミュニケーションは必須です。
しかし、切迫した状況でのコミュニケーションが中心であるため患者とのコミュニケ―ションは端的で、ときには患者に強く指示を出す必要もあります。
患者とのコミュニケーションは重要ですが、ゆったりとしたケアやコミュニケーションをしたい人は救急看護師に向いていません。
救急看護師のつらさを感じたときの対処法
救急看護師の仕事につらさを感じたときには、まずは息抜きをして気分転換してみましょう。
そのうえで上司へ相談し、どうしてもきつさに耐えられなければ転職も選択肢に入れることが重要です。
救急看護師がつらさを感じたときの対処法には以下のようなものがあります。
それぞれの対処法を解説します。
末永
仕事に対するきつさを緩和させる方法はいくつかあります。1番よい方法はリフレッシュすることですが、そのほかの方法も試してみましょう。
プライベートの時間を持つ
仕事にきつさを感じたときにはプライベートの時間を持つように心がけましょう。
プライベートの時間の使い方にはこのようなものがあります。
- 映画鑑賞や音楽鑑賞
- 趣味に打ち込む
- 運動する
- 買い物といった気分転換
プライベートの時間を持つのは難しいかもしれませんが、まずは自分の勤務時間を把握してみましょう。
1週間、1ヶ月あたりにどのくらい働いているのか計算することをおすすめします。
こうすることで働き過ぎかどうか客観的に判断する材料ができます。
そのうえで自分の気持ちの波がどの時間帯に来るのか比較できるようにグラフを作ると、働く時間と気分の波を把握しやすくなります。
無理せず計画的に勉強する
救急看護師は常にスキルアップし続けなければならないため、過度に勉強ばかりすると精神的な余裕がなくなります。
計画的に勉強を進めることで精神的な負荷が減り時間管理がうまくなるため、計画表を作成してみましょう。
先ほど解説した勤務時間の把握とともに勉強時間の枠を決めて計画に落とし込むと、生活リズムが整います。
上司に相談する
きついと感じる状況を変える方法のひとつに上司への相談があります。
夜勤の回数を減らす、部署異動を願い出るといったことを上司と相談してみましょう。
上司も状況を把握しているため、休暇取得やシフトの変更のような対応をとってくれるかもしれません。
上司に相談しづらいときには、国や地方自治体の看護師向け相談窓口や日本看護協会のはたらくナースの相談窓口も利用してみてください。
体調に異変を感じたときは病院を受診する
体調に何らかの異変を感じたときには、すぐに医療機関を受診してください。
肉体的な変調に限らず、精神面で普段と違う点を感じたときには疲労が蓄積されていることが考えられます。
めまいやふらつき、倦怠感、体の痛みといった自覚症状だけではありません。
何かしようとしたときにすぐに忘れてしまう、やる気が起きないといった目に見えないこともひとつのサインです。
少しでも異変を感じたときには病院を受診して診察を受けることが重要です。
転職を考慮する
どうしてもきつい気持ちに変化がないときには、救急看護師からほかの職種に転職することを考えてみましょう。
救急看護師から職種を変えることは勇気がいることかもしれません。
しかし、ほかの職種に転職することで新たな希望や夢が訪れることも大いにあります。
転職を新しい一歩と捉え、前向きに考えることが大切です。
末永
転職によって今までの貴重な経験とスキルを活かして新しい道が開けるかもしれません。ぜひ転職エージェントに相談してみてください。
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救急看護師を辞めるサイン
救急看護師のつらさを我慢し続けると体調に異変をきたすといった悪影響がでます。
そうした事態を防ぐためにも、このようなサインがあれば救急看護師を辞めることも考えてみましょう。
それぞれのサインについて解説します。
体調不良や精神不調が続く
救急看護師の仕事内容は肉体的・精神的負荷がかかりやすい仕事のため体に異変を来たしやすいです。
たとえば発熱や腹痛といった痛みを伴う体調不良は異変として表面にでます。
あるいは、ほんの少しの倦怠感、やる気の欠如といった内面的な異変もあります。
体調不良や精神不安が続くときには早めに医療機関を受診することが重要です。
超過勤務が続く
超過勤務が続くときも救急看護師を辞めるサインのひとつです。
超過勤務は直接体の異変を伴いませんが、状況そのものが危険な状態に近づきつつあることを示すためです。
特に緊急時の対応が続くと超過勤務になりやすくなるため注意しましょう。
休息できずに超過勤務が続く場合は、異変が起こるサインのひとつと捉えられます。
職場の雰囲気が悪く人間関係が悪い
職場の雰囲気や人間関係の悪さを感じたときも現在の職場を辞めるサインのひとつです。
救急看護師に限らず、どのような場面でも人間関係の問題は起こりえます。
しかし、過度に負担を感じる際には不調に陥るサインのひとつと捉えるべきです。
かかりつけの医院、近所のクリニックであれば気軽に足を運べます。異変を感じたときには迷わず受診しましょう。
救急看護師の転職先
救急看護師を辞めると決断したときに、どのような職種に転職できるのか気になるポイントのひとつです。
救急看護師の転職先として、スキルを活かせる職種をいくつかご紹介します。
救急看護師の転職先としてこのような職種があります。
それぞれの職種について解説します。
ICU・HCU
ICUは重篤患者に対して継続的に医療をおこなう設備で、そこで働くのがICU看護師です。
救急看護師とICU看護師はどちらも重篤な患者を受け入れて集中治療をおこなう点で、仕事内容は似ているように思えます。
しかし、救急看護師は搬送された重篤患者に初期の処置を行い容体を安定させることを仕事としているためICU看護師とは少し役割が異なります。
両者は以下の点で違いがあります。(ここでは比較しやすいように救急救命センターとICU・HCUの違いを記載しています)
医療種別 | 救急救命 | ICU・HCU |
---|---|---|
医療体制 | 三次救急 | 二次救急・三次救急 |
施設の場所 | 救急救命センター | 基準を満たした病院・施設 |
対象患者 | 災害・事故で重傷を負った患者 | 容体悪化によって集中治療を必要とする患者 |
処置内容 | 重傷を負った患者の緊急措置 | 住宅状態・危篤状態患者の治療 |
看護師の仕事 | 二次救急で対応できない緊急性の高い患者の処置 | 患者の容体にかかわるすべての医療処置 |
なお、二次救急、三次救急については厚生労働省の救急・災害医療に係る現状についてなど各種資料に記載されています。
このように重篤患者の処置をする点では同じですが、救急看護師は機動性を求められる一方、ICU・HCU看護師は施設内での医療処理が中心です。
この点でいえば、救急看護師に比べるといくぶん負荷は軽減される職種であると想定されます。
こちらの記事ではICU看護師について詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
手術室(手術室看護師)
手術室(手術室看護師)は手術中、医師の手術(オペ)をサポートする看護師です。主に二次救急施設に勤務します。
手術には高度な医療知識と経験が求められるため、手術(オペ)のサポートにも同等のスキルが必要です。
高度な医療知識と経験が必要な点では救急看護師と手術室看護師は同じです。
ただし、気球看護師に比べると手術の開始時間は決まっており、不規則性による肉体的・精神的負荷はいくぶん緩和される職種であるといえます。
こちらの記事では出術室看護師について詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
外科の一般病棟
外科の一般病棟の看護師は手術の送り迎え、患者のケアをする職種です。手術看護師とは違い手術中の補助はしません。
病棟勤務の看護師同様に患者のケアが主な仕事です。
外科手術の患者は不安が多く、適切なケアをおこなわなければなりません。
こうしたときに患者に寄り添えるケアをできる存在として救急看護師の知識と経験を活かせます。
末永
今回紹介した職種は弊社の記事でも取り上げていますので参考にしてみてください。同時に転職エージェントのサイトでさまざまな職種についてみてみることをおすすめします。
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救急看護師によくある質問
ここで救急看護師に関してよくある質問に弊社末永がお答えします。救急看護師の年収はどのくらいですか?
相談者
救急看護師の年収はどのくらいですか?
末永
おおむね年収は500万円程度です。
参考までに看護roo!とレバウェル看護の求人サイトを検索すると、月給24~30万円、賞与(4ヶ月~4.5ヶ月)の求人が数多くみられました。
ただし、就業年数や地域によって月給は変わりますので詳しくは募集要項を確認したり転職エージェントで聞いてみることをおすすめします。
なお、令和5年賃金構造基本統計調査では看護師の平均年収は約508万円との結果があり、看護師の平均年収と比べると ほぼ同じであることがわかります。
救急看護師になるために必要な資格はありますか?
相談者
救急看護師を目指しています。救急看護師になるために必要な資格はありますか?
末永
結論からいえば看護師国家資格があれば救急看護師になれます。
しかし、救急看護師はさまざまな医療知識とスキルが求められるため、救急医療に必要な資格取得は必須です。
たとえばこのような資格があります。
「クリティカルケア認定看護師/急性・重症患者看護専門看護師」(※1)
そのほかにも救急医療に必要な研修もあります。
ICLS(Immediate Cardiac Life Support) (日本救急医学会)/JPTECプロバイダーコース (一般社団法人 JPTEC協議会)(※2)
参考(※1):大阪府看護協会/一般社団法人 日本専門看護師協議会
参考(※2):日本救急医学会/一般社団法人 JPTEC協議会
救急看護師と看護師の違いは何ですか?
相談者
救急看護師と看護師の違いは何ですか?
末永
救急看護師と看護師の違いは主に以下の3つです。
・勤務場所/取り扱う患者/処置する状況
緊急看護師の場合、救急救命センターや緊急外来で、災害現場で重症度が高く、緊急性の高い患者の応急処置をおこないます。
一方、看護師は病院やクリニックに勤務し、患者のケア、通常の医療処置をおこなう点が違います。
救急看護師に必要な能力は何ですか?
相談者
救急看護師に必要な能力は何ですか?
末永
肉体的・精神的な強さに加え、素早い判断力と行動力が求められます。即座に判断して処置をおこなわないと患者の命を失うことにつながりかねないためです。
救命救急看護師の魅力を教えてください
相談者
救命救急看護師の魅力を教えてください
末永
記事中紹介した幅広い医療知識を身につけられるといったメリットに加え、医療の最前線で働いている実感、命を救う使命感、やりがいを強く感じられる点が魅力です。
きついと感じる場面は多いものの、魅力的な仕事でもあります。
このように救急看護師は高度な医療スキルを持ったやりがいのある仕事です。
しかし、肉体的・精神的にきつく必ずしも自分の思い描いていたものとは違うことを感じるかもしれません。
そのときには転職もひとつの選択肢と考えてみてください。
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おすすめポイント
- 東証プライム市場上場会社が運営の安心感
- 2009年から運営!サービス開始から10年以上の実績
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- 現場の看護師さんからヒヤリングしたリアルな情報が知れる
- 医療系転職サービスを複数展開しているので信頼できる
これらの理由から救急看護師がきつく、別のキャリアを探したいと考えている場合は看護師特化の転職エージェントに相談してみましょう。現在の仕事内容やきついと感じるポイントをしっかりと聞いてくれて経験を活かせる仕事を紹介してくれますよ。