外国人向けおすすめ転職エージェント7選!

外国人向けおすすめ転職エージェント

    外国人が日本で転職を進めるには、日本語レベルやビザの条件、企業文化の違いなど、さまざまなハードルがあります。

    どれだけスキルがあっても、履歴書の書き方や面接のポイントを誤解してしまい、不採用になるケースも少なくありません。

    本記事では、外国人向けの転職支援に強いエージェントを7社厳選し、選び方の基準や業界別の年収相場、日本で働く際の注意点まで解説します。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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末永雄大

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結論:外国人の転職は「転職エージェント」がベスト

日本で転職を成功させたい外国人にとって、最も重要なのは「外国人支援に特化した転職エージェントを利用すること」です

理由は簡単で、外国人が日本で転職するときには、日本人とは違う難しさがあるからです。

  • 日本語レベル(N2・N3)基準を満たしているか
  • 現在のビザで転職しても問題ないか
  • 新しい職種がビザ要件に適合しているか
  • 日本式履歴書・職務経歴書の書き方
  • 日本企業が重視するコミュニケーションや礼儀
  • 面接でよく落とされるポイント
  • 外国人採用に慣れていない企業への対応

これらを個人の力だけで乗り越えるのは非常に難しく、実際にはスキルが十分でも、書類で落ちる・面接で誤解される・ビザが不許可になるケースがとても多いです。

一方、外国人向け転職エージェントは「日本語レベル・ビザ条件・業界との相性・企業側の受け入れ体制」まで考えて求人を紹介してくれるため、「仕事が合わない」という問題をできるだけ少なくできます。

また、ビザに詳しいコンサルタントが多く、面接対策や書類添削、企業への説明まで、ていねいに最後までサポートしてくれるので、自分ひとりで応募する場合とくらべて、内定をもらえる可能性が大きく高くなります。

末永雄大 末永

外国人が日本で転職したいなら「自分ひとりで探す転職」ではなく「専門家と一緒に進める転職」が一番早く成功しやすい方法です。まずは、外国人支援実績がある転職エージェントに登録し、日本でのキャリアを成功させるための第一歩を踏み出しましょう。

おすすめの大手総合型転職エージェント

外国人向け転職エージェントおすすめ7選

リクルートエージェント

リクルートエージェントのLP画像

リクルートエージェントがおすすめの人

  • 多くの求人を見たい人
  • 未経験業界・職種の求人にも興味がある人
  • 転職支援実績が豊富なサービスを利用したい人

日本最大級のリクルートエージェントは、英語を活かせる求人をはじめ、大手日系企業や外資系企業の求人を多数取り扱っています。

他にも未経験でも英語を活かせる求人や勤務地が海外である求人も保有しているのが魅力として挙げられます。

末永雄大 末永

日系企業の転職支援実績はもちろんのこと、外資系企業の転職支援実績も多数あるため、キャリアプランの相談をしながら転職活動をスムーズに進めることができます。

さらに、あなたが希望する企業に合わせて、事前に企業がどのような人材を求めているのか、どのような面接傾向が見られるのかという情報を参考に対策をしてくれます。

運営会社 株式会社インディードリクルートパートナーズ
公式サイト https://www.r-agent.com/
求人数 953,030件(2025年11月時点)
対応エリア 日本全国
電話番号 0120-070-585
免許登録 有料職業紹介事業:13-ユ-317880

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リクルートエージェントについて詳しく知りたい人は、以下の記事も合わせて確認してください。

doda

doda

dodaがおすすめの人

  • 英語力を活かせる求人を探したい人
  • とにかく多くの求人を見てみたい人
  • 転職サイトと転職エージェント両方使いたい人

dodaはリクルートエージェントに次いで日本トップクラスの求人数を保有しており、転職エージェントと転職サイトが一体型になっているのが特徴です。

dodaでは、外資系企業の求人や英語を活かす求人を探すときにも求人検索で絞ることができるので見つけやすいです。

また、1つ1つの求人に「この求人を要約すると…」という項目があり、特徴をまとめてくれているので他の求人と比較もしやすいです。

運営会社 パーソルキャリア株式会社
公式サイト https://doda.jp/
求人数 283,130件(2025年11月時点)
対応エリア 全国・海外(国内拠点は24ヶ所)
電話番号 03-5427-7890
免許登録 有料職業紹介事業:13-ユ-304785
特定募集情報等提供事業:51-募-000144

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dodaについて詳しく知りたい人は、以下の記事も合わせて確認してください。

マイナビエージェント

マイナビエージェント

マイナビエージェントがおすすめの人

  • 英語力を活かして転職したい20~30代の人
  • 未経験の転職に強いサービスを利用したい人
  • 豊富な転職ノウハウによる丁寧なサポートを受けたい人

マイナビエージェントは、マイナビグループが運営する人材紹介サービスで20代〜30代の若手層の転職サポートを得意としています。

そのため、英語力を活かして転職したい20代なら手厚いサポートを受けられるのでおすすめです。

また、マイナビエージェントでは初めて転職する求職者を多く支援してきたことから、選考対策がきめ細やかで手厚いのが魅力です。

運営会社 株式会社マイナビ
公式サイト https://mynavi-agent.jp/
求人数 求人多数
対応エリア 日本全国
電話番号 03-6267-4000
免許登録 有料職業紹介事業:13-ユ-080554
特定募集情報等提供事業:51-募-000092

末永雄大 末永

英語を活かして転職したい人に対しても徹底した面接対策をしてもらえますし、様々な観点からアドバイスもしてもらえますよ。

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マイナビエージェントについて詳しく知りたい人は、以下の記事も合わせてご覧ください。

JACリクルートメント

JACリクルートメント

JACリクルートメントがおすすめの人

  • 外資系企業や海外で働くことに興味がある人
  • 求人の詳細な情報を知ったうえで転職を決めたい人
  • 英文レジュメなど英語を使用する選考の対策をしたい人

JACリクルートメントはグローバル人材に特化した転職・採用支援コンサルティングサービスで、英国やドイツ・アジア11カ国にグループ会社を持つ転職エージェントです。

外資系企業への転職実績も豊富に保有しているのが大きな魅力ですね。

グローバル求人を実際に見てみると「語学力」の項目があり、英語力上級以上・中級以上・初級以上と記載されているので、自分のレベルに合わせて選ぶことができます。

運営会社 株式会社ジェイエイシーリクルートメント
公式サイト https://www.jac-recruitment.jp/
求人数 常時15,000件以上(2025年11月時点)
対応エリア 日本全国
電話番号 03-5259-9221
免許登録 有料職業紹介事業:13-ユ-010227

末永雄大 末永

JACリクルートメントは日本人夫婦がイギリスで起業した会社で、海外に拠点を作っていった経緯や外資系企業との取引が多いという背景があります。そのため、JACリクルートメントでは外資系企業の求人を多く扱っています。

JACリクルートメントへの
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JACリクルートメントについて詳しく知りたい人は、以下の記事もご覧ください。

エンワールド・ジャパン

エンワールド・ジャパン

エンワールド・ジャパンがおすすめの人

  • アジアの外資系企業に興味がある人
  • 日経グローバル企業に興味がある人
  • 自分のキャリアが活かせる職場を知りたい人

エンワールド・ジャパンはタイ・ベトナム・インドの3ヶ国に拠点があり、日本国内と海外に広がるネットワークを活用した外資系企業・日系企業への転職支援に特化している転職エージェントです。

ロバート・ウォルターズと同様、高い英語力が求められる求人も多数取り扱っています。アジア太平洋地域の外資系企業や日系グローバル企業の管理職・経営幹部といった、年収が高めの専門職(ハイクラス層)向けの転職支援を得意としています。

エンワールド・ジャパンの各拠点には職種別支援チームの他に金融・消費財メーカー・製造業・医療など、各業界に特化したチームも配置されていますよ。

運営会社 エンワールド・ジャパン株式会社
公式サイト https://www.enworld.com/
求人数 求人数:1,350件(2025年11月時点)
対応エリア 日本全国

末永雄大 末永

エンワールド・ジャパンでは、業界と職種という2つのチームが連携し、転職者の希望にマッチした求人の紹介をおこなっています。自分のキャリアがどのような職種・業界に活かせるのか悩んでいる人は相談してみると良いでしょう。

エンワールド・ジャパンについて詳しく知りたい人は、以下の記事もご覧ください。

ロバート・ウォルターズ

ロバート・ウォルターズ

ロバート・ウォルターズがおすすめの人

  • 英語力を活かした仕事をしたい人
  • 外資系、日系グローバル企業へ転職したいバイリンガル
  • 高いビジネスレベルの英語力が求められる職場で働きたい人

ロバート・ウォルターズは、ハイクラスの外資系・日系グローバル企業への転職に強みを持つ転職エージェントです。ハイクラスや英語に特化したエージェントの中でも、とくに高い英語力が求められる求人を多数扱っています。

英語を使う企業の求人のほとんどが英文で記載されており、下部にはその求人を保有するコンサルタントの連絡先も記載されています。

また、英語を活かして転職したい人に向けて英語面接でよく聞かれる質問や自己紹介の仕方などを紹介しているコンテンツも多く用意されていますよ。

運営会社 ロバート・ウォルターズ・ジャパン
公式サイト https://www.robertwalters.co.jp/
求人数 求人数:1,930件(2025年12月時点の求人数)
対応エリア 日本全国

末永雄大 末永

ロバート・ウォルターズは求人企業と長期的な関係性を重要視しています。しっかりと関係構築することで、転職市場には出回らないロバート・ウォルターズだけの求人が豊富にあります。


正社員だけではなく契約社員や派遣の求人も多くあるので、正社員以外の雇用形態で探したい人も相談してみると良いでしょう。

ロバート・ウォルターズについて詳しく知りたい人は、以下の記事もご覧ください。

ランスタッド

ランスタッド公式サイト

ランスタッドがおすすめの人

  • 年収1000万円以上を目指している人
  • IT業界やライフサイエンス業界へ転職したい人

ランスタッドは、外資系・日系企業の両方に強いネットワークを持つオランダ発・世界最大級の転職エージェントです

外国人求職者には英語での仕事の相談(キャリアカウンセリング)が可能で、ビジネスレベルの英語力を活かした求人紹介が多いのが特徴です。

また製造・IT・事務など幅広い業種に対応でき、ファイナンス分野などの専門性の高い職種の紹介にも定評があります。

ランスタッドの基本情報
運営会社 ランスタッド株式会社
公式サイト https://www.randstad.co.jp/
求人数 4,790件(2025年11月時点)
対応地域 全国/海外
電話番号 0120-277-762
登録免許 労働者派遣:派13-010538
有料職業紹介:13-ユ-010554

末永雄大 末永

日本では主に1,000〜2,000万円という高年収求人を取り扱っており、とくにIT業界や製薬・医療機器などライフサイエンス業界への転職支援を得意としています。

ランスタッドについて詳しく知りたい人は、以下の記事もご覧ください。

外国人向け転職エージェントの選び方

外国人が日本で転職する際、最初に悩むのが「どのエージェントを選べば失敗しないのか?」という点です

転職エージェントによって強みや得意分野は大きく異なるため、選ぶポイントを理解しておくことが成功への近道になります。

ビザ・在留資格に詳しい人間がいるか

最優先すべきは、ビザに詳しいコンサルタントがいるかどうかです

ビザの問題は、外国人が転職で最も失敗しやすいポイント。現在の在留資格で転職しても問題ないか、仕事内容がビザ要件に適合しているか、必要書類は何かなど、専門知識が必須になります。

外国人向け転職エージェントは企業への説明も代行してくれるため、ビザ不許可のリスクを大幅に下げられます。

母国語または英語で相談できる体制があるか

語学に不安がある人ほど、母国語や英語で相談できるエージェントを選ぶことが重要です

語学が不安なまま転職活動をすると、求人情報の理解や面接対策に時間がかかり、ミスマッチも起きやすくなります。

英語・中国語・ベトナム語など多言語対応のエージェントなら、細かい不安もスムーズに相談でき、転職活動が格段に進めやすくなります。

外国人採用の実績が豊富か

外国人採用の実績が多いエージェントほど、あなたが働きやすい企業を紹介できます

外国人採用に慣れていない企業は、ビザや文化理解の不足から採用に慎重な場合もあります。そのため、エージェント自身が「外国籍支援の実績が豊富」であることは非常に重要です。

実績が多いエージェントは、外国人に理解のある企業と多く取引しており、入社後のミスマッチも減ります。

未経験でも応募できる求人を持っているか

日本語レベルや経験に自信がない外国人でも、応募できる求人は多く存在します

しかし、エージェントによっては経験者向けの求人が多く、未経験歓迎の求人を扱っていないケースもあります。

あなたの日本語力や経歴に合わせて、無理なくチャレンジできる求人を紹介してくれるエージェントを選びましょう。

特定業界に強いか(IT・飲食・製造・介護など)

働きたい業界が決まっている人は、その分野に強いエージェントを選ぶことが成功の確率を上げます

ITなら技術理解が深いエージェント、飲食・宿泊なら外国人採用に積極的な企業とのネットワークが必須です。

業界特化型のエージェントは、経験や能力に合った求人を紹介しやすく、内定率も上がります。

企業側の「受け入れ体制」を理解しているか

長く働きたいなら、企業が外国人を受け入れる準備ができているかを見極められるエージェントを選ぶことが重要です

外国人を採用する企業の中には、

  • 初めて外国人を採用する
  • ビザ手続きの経験がない
  • 日本語でのサポート体制が弱い

というケースも少なくありません。

転職エージェントが企業側の状況を理解し、あなたが無理なく働ける職場かどうかを見極めてくれるかどうかは、長く働くための重要なポイントです。

末永雄大 末永

外国人向け転職エージェントは、単に求人を紹介するだけでなく、日本で安心して働ける環境を見つけるためのパートナーです。まずは、ビザ・語学・業界の強みがあなたに合っているかを基準に、複数社を比較しながら選びましょう。

ハイクラス求人が多いおすすめ転職サービス

  • ビズリーチ
    年収600万円以上の求人が多数!企業とヘッドハンターから直接スカウトが届く
  • JACリクルートメント
    国内3位の規模を誇る転職エージェント!年収600万〜1,500万円以上の案件を多数保有

業界別:外国人に人気の仕事と年収相場

外国人が日本で働く場合「どの業界なら自分に合っているか」「どれくらいの年収が期待できるのか」は、転職活動を進めるうえで非常に重要な判断材料になります。

ここでは、外国人に人気の主要7業界について、仕事内容の特徴・必要なスキル・年収相場をまとめて解説します。

エンジニア・システム開発|年収400万〜800万円

日本ではエンジニア不足が続いており、外国籍エンジニアの採用は年々増加しています

特に、Java・Python・PHPなどの開発経験がある人材は即戦力として評価されやすく、ビザの面でも「技術・人文知識・国際業務」に該当するため転職がスムーズです。

年収は経験によって大きく変わりますが、未経験でもスタートアップやSES企業で採用されるケースがあります。英語を活かして外資系IT企業へ転職すれば、年収600〜900万円台も十分狙えます。

ホテル・観光・インバウンド業界|年収300万〜400万円

訪日外国人の増加により、ホテル・観光業界では多言語対応できる人材へのニーズが拡大しています

チェックイン対応、インフォメーション、予約管理、ツアーガイドなど、語学力を活かせるポジションが豊富です。業界全体として年収はやや低めですが、語学スキルによっては早期にリーダー職を目指すことも可能です。

日本企業特有のホスピタリティ文化に慣れる必要はありますが、外国人を優先採用するホテルチェーンも多いため、未経験から入りやすい業界です。

飲食・外食産業|年収300万〜400万円

飲食業界は深刻な人手不足から、外国籍の採用を積極的に進めてきた分野です

ホールスタッフ、キッチン、店舗運営補助、店長候補など、キャリアアップを目指す道も広がっています。特定技能(外食)での就労も増えており、日本語N3程度でも採用されるケースが多いのが特徴です。

年収は比較的低めですが、店舗責任者クラスになると年収400万円を超える企業もあります。

製造・工場ワーク|年収280万〜400万円

日本全国で人手不足が顕著な製造業では、特定技能1号・2号の外国人材への需要が高まっています

電子部品、自動車部品、食品加工などの工場仕事は、未経験でも始めやすく、勤務体系が安定している点も人気の理由です。シフト制で働きつつ長期的に収入を得られるため、生活基盤を整えやすいというメリットもあります。

技能レベルと勤続年数に応じて昇給する企業が多く、年収350〜400万円台まで伸びるケースもあります。

介護・福祉|年収280万〜350万円

介護分野も深刻な人手不足で、外国人採用が急増しています

特定技能(介護)やEPAでの受け入れが拡大し、資格取得支援制度を整備する施設も増えています。仕事は身体ケアだけでなく、生活支援やレクリエーションなど幅広く、日本語力向上にも役立つ環境です。

日本語のコミュニケーションが求められる業界ではありますが、介護福祉士の資格まで取得すれば年収350万円以上も十分可能で、長期的に働ける安定業界の一つです。

貿易・海外営業・グローバル企業|年収350万〜600万円

英語または母国語を活かせる仕事として人気なのが海外営業、グローバル企業でのマーケティングポジションです

輸出入書類の作成、海外拠点との連絡、海外顧客との交渉など、語学力をダイレクトに強みとして活かせます。業界全体として年収は高めで、実務経験者の場合は500〜600万円台も珍しくありません。

日本語ビジネスレベル(N2以上)が求められることが多いですが、その分キャリアアップしやすい市場です。

外資系企業(IT・金融・コンサル)|年収500万〜1,200万円

語学力と専門性を兼ね備えた外国籍人材には、外資系企業も大きなチャンスがあります

ITエンジニア、アナリスト、コンサルタントなどのポジションで、年収は高水準。社内のコミュニケーションが英語中心の企業も多く、日本語力に不安があっても採用されやすいケースがあります。

外資系は成果主義で評価されるため、実力がそのまま昇給につながる点も魅力です。

末永雄大 末永

外国人が日本で働く場合「人気の業界=自分に合う業界」とは限りません。大切なのは日本語レベル・ビザ要件・これまでの経験・希望する働き方の4つが、その業界とどれだけマッチしているかです。


「どの業界が自分に合っているかわからない」という人は、一度エージェントでキャリア相談をしてみてください。あなたの経験に合わせて、無理なく挑戦できて、長く働ける業界を一緒に見つけることができます。

おすすめの大手総合型転職エージェント

日本で働く外国人が直面する悩み

日本での転職は、日本語レベル、ビザの条件、面接での伝わり方、文化の違いなど、日本人にはない壁がいくつも存在します。これらを理解しておくと、転職の失敗を防ぎ、自分に合った企業を選びやすくなります。

ここでは、特に相談が多い5つの悩みをわかりやすく解説します。

日本語レベルはどこまで必要?N2・N3で応募できる仕事の違い

N2以上なら幅広い職種に応募でき、N3なら実務中心の仕事が狙えます

日本語能力試験(JLPT)のレベルは、応募できる職種に大きく影響します。一般的に、事務・営業などのコミュニケーション量が多い仕事はN2以上が求められます。一方、ITエンジニア、製造・飲食などの実務メインの職種ではN3でも応募可能な企業が増えています。

ただし、面接では日本語での受け答えが重視されるため、語彙・敬語・ビジネスマナーは必須です。エージェントを利用すれば、あなたの日本語レベルに合った求人を選んでもらえるためミスマッチが起きにくくなります。

ビザ更新・在留資格変更の難しさと企業が抱える不安

仕事内容がビザ要件に合っていないと不許可リスクが高まるため、専門家のサポートが必須です

転職時に最も不安が大きいのが「今のビザで次の仕事ができるのか」という点です。とくに「技術・人文知識・国際業務」から別職種へ移る場合、仕事内容とビザ要件の関連性が厳しくチェックされます。また、ビザの残り期間が短いと企業側が採用をためらうこともあります。

ビザは専門知識が必要なため、個人で判断するとリスクが高い領域です。ビザに強い転職エージェントなら、企業への説明資料の作成までサポートしてくれ、安心して転職を進められます。

面接で落とされる理由の多くは「スキル以外」にある

日本企業は、スキルだけでなく「いっしょに働きやすいかどうか(コミュニケーションの相性)」もとても重視します

外国人が面接で落ちる理由の多くは、実はスキル不足ではありません。「日本語のニュアンスが伝わらない」「答え方が直接的/回りくどい」「協調性が見えない」といった“コミュニケーションのズレ”が原因です。

日本企業は能力と同じくらい「一緒に働けるか」を重視します。外国人専門エージェントでは、日本企業が重視するポイントを踏まえた面接練習ができるため、内定率が大幅に上がります。

日本企業と母国の会社の文化のちがい(文化ギャップ)がストレスになる

カルチャーの理解不足は早期退職につながるため、事前の情報収集が重要です

曖昧な指示、上下関係の強さ、会議の結論が出にくい文化など、日本企業は海外と大きく異なる部分が多くあります。海外では自己主張が評価されますが、日本では協調性が重視される場面も多く、ギャップに驚く外国人は少なくありません。

こうした文化の違いを知らずに入社すると、すぐに会社を辞めてしまう原因になります。外国人採用に慣れた企業を紹介してくれる転職エージェントなら、ギャップの少ない職場を提案してくれます。

日本式の履歴書・職務経歴書の書き方が分かりにくい

多くの外国人が難しいと感じるのが、日本式の履歴書や職務経歴書の形式です。

日本の応募書類は「簡潔で読みやすい」「職歴を時系列で整理」「志望動機を丁寧に記載」する点が重視されますが、母国のスタイルとは大きく異なります。

また、手書きを求める企業があるなど、日本独特の慣習が残っている場合もあります。書類選考を突破するためには、形式だけでなく、日本企業が好む伝え方を理解することが重要です。

外国人支援に特化したエージェントであれば、履歴書テンプレートの提供や添削サポートもあり、合格率が大幅に上がります。

末永雄大 末永

日本で働くうえで大切なのは「実力」だけではなく「日本での働き方を理解すること」です。日本語レベル・面接での話し方・文化の違い・書類の書き方など、最初は戸惑う点が多いでしょう。


外国人支援に強いエージェントと一緒に進めれば、あなたの強みを最大限活かしつつ、弱点をサポートしながら転職活動ができます。

在留資格・ビザの基本

外国人が日本で転職する際、まず理解しておくべきなのが「自分のビザでできる仕事の範囲」です。

ビザの種類によって応募できる職種や企業が変わるため、転職成功の可否にも大きく影響します。ここでは、代表的な在留資格と注意点をわかりやすくまとめています。

※日本では、ふつう「ビザ」と呼ばれるものを、法律上は「在留資格」と言います。この記事では、分かりやすくするために「ビザ(在留資格)」と書くことがあります。

技術・人文知識・国際業務ビザとは?最も転職者が多い在留資格

日本でオフィスワーク(ホワイトカラー)として働く外国人の多くが取得しているのが「技術・人文知識・国際業務」ビザです

ITエンジニア、機械設計、マーケター、貿易事務、翻訳・通訳、法人営業など、幅広い職種に対応しており、日本で長く働きたい外国人にとって、一番よく使われている在留資格です。

このビザのポイントは「学歴」または「実務経験」と仕事内容の関連性が必要という点です

大学・専門学校で学んだ分野と業務内容に関連性がなかったり、実務経験が不足していると、在留資格が認められないことがあります。転職時には「今の仕事内容→新しい仕事内容」の繋がりを明確に示すことが重要です。

特定技能1号・2号|日本の人手不足業界で働きやすい新しい制度

特定技能制度は、日本の人手不足を解決するために作られた新しい在留資格で、外国人にとって仕事をえやすいビザです

1号は14分野、2号は2分野(建設・造船)での就労が可能で、特に飲食、宿泊、介護、製造業などの職種で採用が急増しています。

特定技能1号は最長5年までですが、2号に移行すれば家族帯同が可能になり、在留期間の上限もなくなるため、長期的に日本で生活したい人にとって魅力的な制度です。

技能試験や日本語試験(N4以上)が必要ですが、未経験から挑戦しやすい点もメリットです。

永住ビザ・定住者ビザ|安定して働き続けたい人に有利な在留資格

永住ビザは在留期限がなく、職種や企業に縛られないため、転職の自由度が非常に高いビザです

要件は「10年以上の在留」「安定した収入」「納税状況」など、ややハードルが高いものの、取得できれば日本での生活基盤が大きく安定します。

一方「定住者ビザ」は国籍・家庭環境・人道的理由など、多様な事情に基づいて認められる在留資格であり、就労制限が少ないのが特徴です。

家族事情や帰化の準備など、個別の事情に合わせて申請しやすい柔軟性が魅力です。これらのビザは企業側からの評価も高く、就職の際に優位に働きます。

転職時の注意点|ビザ切れリスクと在留資格変更の注意点

外国人が転職する際に最も注意すべきはビザの有効期限と在留資格変更の可否です

特に以下のようなケースでトラブルが起こりやすくなります。

  • 新しい仕事内容が現在のビザ要件に合っていない
  • ビザの残り期間が短いため、企業が採用をためらう
  • 自分で判断して転職した結果、在留資格変更が不許可になる
  • 退職から転職までの期間が長く、在留資格の更新が間に合わない

在留資格は専門的な判断が必要なため、誤った選択をすると「不法滞在」扱いになってしまうリスクすらあります。

末永雄大 末永

外国人向けに強い転職エージェントであれば、求人紹介と合わせてビザリスクを整理し、企業への説明資料の作成までサポートしてくれるため、安心して転職活動を進められます。

おすすめの大手総合型転職エージェント

外国人よくある質問(FAQ)

外国人でも日本で正社員として働けますか?
はい、外国人でも正社員として働くことは可能です。特に「技術・人文知識・国際業務」「特定技能」「高度専門職」などの在留資格を持っている場合、日本企業の正社員求人に応募できます。必要なのはビザ条件を満たす仕事内容であることと、企業側が在留資格変更に協力できる体制があることです。エージェントを通じて応募することで、ビザに適合した求人に絞って紹介してもらえるため、内定の可能性が大きく高まります。
日本語が苦手でも応募できる仕事はありますか?
あります。日本語レベルN3〜N4でも応募できる企業は増えています。特に多国籍の職場や、外国人採用に積極的な企業では、日本語に不安があっても採用されやすい傾向があります。ただし、面接や職場コミュニケーションはある程度必要になるため、自分の日本語レベルに合った企業を選ぶことが重要です。
未経験でも採用される仕事はありますか?
はい。特定技能(外食・宿泊・介護・製造など)や、飲食業界、ホテル業界などは未経験から始めやすい職種です。外国人向けに強い転職エージェントであれば、未経験でも入社後に成長できる企業を厳選して紹介してくれます。
ビザが残り3ヶ月しかなくても転職できますか?
転職可能ですが注意が必要です。ビザの残存期間が短い場合、企業が採用を慎重に判断することがあります。また、在留資格変更の手続きが期限内に完了しないケースもあり、個人での対応はリスクが大きいです。ビザに詳しいエージェントを利用すれば、企業への説明や手続きのサポートを受けられるため、スケジュール管理の不安が大きく軽減されます。
何社の転職エージェントを利用するのがベストですか?
外国人の場合は2〜3社の併用が最も効率的です。理由は、エージェントによって「ITに強い」「未経験に強い」「外資系に強い」といった特徴が異なるためです。複数社に登録することで、応募できる求人の幅が大きく広がり、転職成功率も上がります。

まとめ|外国人の転職は専門エージェントが最も成功率が高い

外国人として日本で働くには、日本語レベル・ビザ条件・職務内容・文化ギャップなど、乗り越える課題が多く存在します

しかし、これらはすべて外国人支援に強い転職エージェントを活用することで解決可能です。

  • ビザに適合した求人だけを紹介してくれる
  • 履歴書・職務経歴書を日本企業向けに整えてくれる
  • 応募先企業へ、あなたのスキルやビザ状況を適切に説明してくれる
  • 面接練習で「日本式コミュニケーション」のポイントを教えてくれる

これらを一人で対処するのは難しいですが、プロのサポートがあれば内定率が大きく上がります。

末永雄大 末永

記事内で紹介した外国人向け転職エージェントの中から、まずは2〜3社に無料登録してみましょう。複数社を併用することで、あなたに最適な求人とサポート体制を見つけやすくなり、転職に成功できる可能性が、とても大きくなります。

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