転職面接でお礼メールは送るべき？合否への影響も解説！【例文テンプレ付】

面接のお礼メールは最終面接後に送るのがベスト！

面接のお礼メールは、最終面接が終わったら送るようにしましょう。

何度もお礼メールを送ると企業側の負担になってしまい、逆にマイナスイメージとなります。

基本的に面接のお礼のメールは、原則として送らなければいけないという決まりはありません。送っておいたほうが「丁寧な人だな」など、少し好感度が上がる程度です。

お礼メールを送らなかったからといって印象が悪くなるということは特になく、合否に関わることもありません。

お礼メールを送る場合は最終面接後に時間を割いてもらったお礼と面接を通しての感謝と、入社意欲が高まったことを伝えるだけで良いです。

印象を良くするお礼メールのコツ

印象を良くするお礼メールのコツは、以下になります。

メールの件名と本文は短くシンプルにする

お礼メールは、できるだけ短くシンプルな形にするのがベストです。

採用担当者は、転職者以外にも連絡を取っているので、件名・本文が何を伝えたいのか判断できないとストレスを感じてしまいます。

メールの件名は「面接のお礼」に自分の名前を付け足し、メールを開かなくてもお礼メールだと相手にわかってもらえるようにしましょう。

また、本文の最後に返信不要ということも付け加えておくと採用担当者の手間が省けます。

入社意欲が高まったなど企業への想いを盛り込む

面接時に伝えたことを文章に盛り込みつつ、企業に対する志望度も伝えると効果的です。

再度企業への想いが書かれてあるほうが、どんな応募者だったのかを思い出してもらえます。

企業によっては、面接での評価にメールでの印象がプラスされるケースもあります。

あくまで稀なケースであり、過剰にアピールすることはマイナスイメージになってしまうので避けましょう。

和やかな雰囲気の面接でもお礼は丁寧にする

どんなに和やかな雰囲気で面接が終わったとしても、そのままのテンションでお礼メールを送ってはいけません。

お礼メールは丁寧に作成し「〜でした(笑)」や「もし採用して頂けたらしっかりと頑張ります！」など、軽い印象を受ける内容にしてしまうと、マナー違反になります。

絵文字や顔文字は使わない

面接官が気さくな人だったとしても、お礼メールではけじめをつけ、絵文字や顔文字などは決して文中に入れてはいけません。

終始丁寧な言葉遣いを心がけながら、面接のお礼と、面接によって会社理解が深まったこと、入社意欲が高まったことなどをしっかり伝えましょう。

面接で言いそびれた内容を書かない

緊張して自己PRで伝えたかったことを伝えられなかったとしても、お礼メールに自己PRを書くのは良くありません。

理由としては「どうして面接時に言わなかったのだろう」と、逆に企業側からの印象が悪くなってしまうからです。

ただ、面接で答えられなかったことに対して軽く補足するのは良いことで、その際は面接のお礼とうまく合わせて伝えるのがベストです。

面接当日になるべく早く送る

お礼メールを送るタイミングは、面接当日になるべく早く送るのが望ましいです。

面接の合否判断は面接翌日や、早い企業では当日に結果を出してしまうので、早めに送りましょう。

当日に送るのが難しい場合は、翌日の午前中までに送りましょう。

ただ、営業時間外に送るのは基本的にマナー違反となるので気をつけてください。

パソコンから送るのが望ましい

お礼メールをスマホで送る人が多いですが、パソコンから送るほうが良いです。

スマートフォンは画面が小さいため、改行するとバランスが崩れてしまい、企業側がパソコンでお礼メールを見たときに読みづらく、相手にストレスを与えてしまいます。

止むを得ずスマホからお礼メールを送る場合は、メール文章の下部に「iPhoneから送信」といった、スマホから送信したということが表示される設定を消しておきましょう。

お礼メールに対しての返信がきた場合

面接のお礼メールに対して企業側から返信がきた場合、内容が形式的なものなら返信は不要です。

面接内容で聞かれたことへの再度の確認や何かしらの質問があった場合には、返信をするようにしましょう。

面接のお礼は電話か手紙でも良い

面接のお礼を伝える手段はメールでないといけないという決まりはありません。電話や手紙でも良いです。ただし電話や手紙だと一定のデメリットがあります。

電話というのは一見丁寧に感じますが、実際は電話対応のとき採用担当者は一旦自分がおこなっていた業務を止めて対応していることがほとんどです。採用担当者の業務を妨げてしまう可能性があるので、筆者としてはおすすめしません。

手紙だと業務を妨げる心配などはありませんが、面接日から届くまでに時差があります。最悪面接の合否が分かってから企業に届く可能性もあるのは覚えていたほうが良いです。

【例文テンプレ】お礼メールの書き方

お礼メールの書き方で悩んでいる人は、以下の例文テンプレート、雛形、フォーマット、サンプルを参考にしてみてください。そのままコピーするのではなく、あくまで参考にするようにしてください。

もし万が一、採用担当者の名前を忘れてしまった場合や、名前を聞いていないという場合は「株式会社▲▲ ●●課採用ご担当者様」という風に、宛名を「採用担当者様」としてメールを作成すると良いです。

新たな転職をお考えの人へ

面接のお礼メールのように転職での企業との連絡に疑問や不明点があるなら、転職エージェントの利用がおすすめです。

転職エージェントを利用すれば、転職エージェントがあなたの代わりに企業の採用担当と連絡をとってくれるこの面倒で不安なやり取りをしなくて済むようになります。

もしあなたが転職を検討していて、まだエージェントを利用したことがないなら、ぜひ1度相談してみましょう。

メールの返答だけでなく、履歴書や職務経歴書の添削、日程調整、さらには面接対策まで、転職に関わるあらゆる作業をサポートしてくれます。

以下で、オススメの転職エージェントを紹介します。

まず前提として、知っておいてほしい事として「転職エージェントによって、得意な領域や業界が異なる」「担当コンサルタントは基本的に選べないため、馬が合わなかったり、納得のいくサポートを得られない可能性もある」といったリスクが想定されるので、転職エージェントには2〜3社同時登録して、比較検討してみることをオススメします。