職務経歴書の職務要約はどう書く?プロが職種別に例文を紹介

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    職務経歴書の職務要約はどのようなことを書くの?と悩んでいる人向けに、職務要約を描く際のポイントと職種別の例文を紹介します。

この記事を書いた人
末永 雄大
アクシス代表取締役社長。リクルートキャリアで様々な企業の採用支援を経験、MVP6回受賞。転職エージェントや有料転職相談サービス「マジキャリ」など複数サービスを展開。Youtubeの総再生数は200万回以上、Yahooニュース・東洋経済オンラインでも情報発信。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック」

職務要約とは

職務要約は職務経歴の要点を簡潔にまとめたものです。わかりやすく言うなら、どのような業界や職種を経験してきたのかまとめる「あらすじ」のようなものですね。

職務要約が求められる理由は、企業の採用担当者側が日々数多くの職務経歴書に目を通さなければならないからなんです。だからこそ、まずはこの職務要約を読んでから職務経歴書の詳細を読むべきか判断したいと考えているんです。

採用担当者に興味を持ってもらうために「うちの企業で活躍してくれそうだ」「即戦力として役に立ちそうだ」とアピールできる内容にまとめられるかがカギですね。

次で職務要約を書く際のポイントについて、ご紹介していきたいと思います。

職務要約を書く際のポイント

職務経歴書の画像

職務要約とは、上記の画像のように職務経歴書の冒頭にくる項目で、職務経歴の要点をまとめたものになります。職務要約を書くポイントとしては以下の3点があります。

3行〜5行程度で簡潔にまとめる

職務要約を3行〜5行程度で簡潔にまとめる理由は、職務要約が長すぎてしまうと大事なことが伝わらないからなんです。

わかりやすく書くのが基本となっているので、3行〜5行、文字数は大体200文字〜300文字を目安にすると良いでしょう。

だらだらと長く書いてしまうと最後まで目を通してもらえない可能性があります。また「簡潔に意図が伝えられないのではないか」と、プレゼンテーション能力が低いという印象を与えてしまうケースもあります。

だからこそ、誰でもわかるような言葉で要点をうまくまとめて書くようにしましょう。

採用担当者が興味を抱く内容を書く

採用担当者は、数多くの応募者の履歴書や職務経歴書に目を通しており、職務要約を読んでから職務経歴などの詳細を読むべきか判断するケースが多いです。

そのため、採用担当者に興味を持ってもらえないと、目を通してもらえない可能性があります。

職務要約を書く際には、いかに採用担当者に興味を持たせられるかがポイントなので、応募する企業に合わせて内容を少し変えるのが良いです。記載する内容はもちろんのことですが、どの順番で書いていくのかという点も重要ですね。

他にも、面接で聞いておきたい質問内容を入れ込んだり、自分が面接で聞いて欲しいことを職務要約に入れ込んだりするというのもアリですよ。

アピールしたい内容を具体化する

職務要約には、自分の実績やスキルの中で1番アピールしたい内容を書くようにしましょう。その際にはできるだけ具体化するのがポイントですね。

例えば「営業成績が良かった」ではなく「同期入社の新人10人中1位でした」とか「売上を○%伸ばすことができました」など、具体的な数字を入れるのも効果的だと言えます。

その応募先企業が求める経験や業務内容と照らし合わせながら、アピールしたい内容をうまく盛り込んでいくようにしましょう。

職務要約の例文【ケース別】

職務要約の例文を、以下6つのケースに分けてご紹介していきます。

営業職

営業職の職務要約の例文を、以下の用意してみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

例:営業職の職務要約

株式会社○○に入社後、食品メーカーの営業職として百貨店やスーパーマーケットなどに対し、営業活動をおこなってきました。
部下○人を指導しながら、地域の飲食店と連携したキャンペーンのリーダーを担当し、売り上げ目標である××万円を○ヶ月連続で達成いたしました。
その業績が評価され、営業トップの成績を上げることができ、表彰されました。

営業職の場合、売り上げや部下の人数などを数値化すると、どれだけの実績があるのかがわかりやすく採用担当者に伝わりやすくなります。

また、マネジメント経験やリーダーの経験がある場合も記載してください。表彰された経験や、MVPに選ばれた経験なども「即戦力になってくれそうだ」というアピールになります。

販売職

販売職の職務要約の例文を、以下の用意してみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

例:販売職の職務要約

平成○年に株式会社○○に入社し、販売職を約○年経験しました。
在庫管理やシフト作成、接客をし、○年後に年間目標売り上げである××万円を達成しました。
平成○年からは、店長代理としてスタッフ○名をまとめながら、売り上げ予算を作成し、店舗経営全般に尽力しています。

販売職の場合も営業職と同様、売り上げや部下の人数などを数値化すると、どれだけの実績があるのかがわかりやすく採用担当者に伝わりやすくなります。

店長の経験や部下の教育について記載することで、マネジメント力やコミュニケーション力などのアピールに繋がります。

システムエンジニア職

システムエンジニア職の職務要約の例文を、以下の用意してみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

例:エンジニア職の職務要約

平成○年に株式会社○○に入社し、サーバーエンジニアとして運用を○年経験後、基盤構築を○年経験しました。
○○会社とのプロジェクトでは、プレゼンの経験もしました。
現在は、プロジェクトマネージャーとしてプロジェクト管理をし、約○名の××チームに指導もしております。

システムエンジニア職の場合、経験したプロジェクトやスキルについてまとめると良いです。

スキルがたくさんある場合は、職務経歴書に別途スキルの欄を作り、まとめて記載すると良いです。

経理職

経理職の職務要約の例文を、以下の用意してみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

例:経理職の職務要約

新卒で株式会社○○に入社後○年、東証一部上場企業の経理部にて、有価証券報告書の作成や請求書発行などの月次処理業務に携わってまいりました。
営業部などの様々な部署と連携を取りながら業務の精度向上を目指し、在職中に日商簿記1級を取得いたしました。
俯瞰的な視点で経理財務に携わる姿勢を心がけながら、経理のスペシャリストとして貴社に貢献したいと考えております。

経理業務は幅広く業務内容が分かれているケースが多いですし、上場企業ならではの業務もあるので、しっかりと会社の規模や担当業務を記載するのがポイントですね。

実務経験に加えて、何か取得している資格があれば、その点についても記載するのが良いでしょう。そうすることで採用担当者が即戦力としてあなたが活躍してくれるのではないか、というイメージがしやすくなります。

看護師

看護師の職務要約の例文を、以下の用意してみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

例:看護師の職務要約

私は○○病院へ入職後、○年間、手術室看護師として従事してまいりました。
機器出し看護という業務を担い、これまで数々のオペを経験してきました。
最新の医療技術に基づいた処置や、オペでの立ち回り方を学ぶことができ、いかなる状況にも対応できる冷静沈着な精神と、確かなスキルも身につけることができました。

勤務していた病院名や配属科、どのような業務をやってきたのか、どのようなことを学んだのかを書きましょう。

部下への指導経験がある場合は、指導経験などについて書いておくと、よりどのように従事してきたのかイメージしやすくなります。また、マネジメント力などのアピールに繋がりますよ。

複数回転職している場合

複数回転職している場合の職務要約の例文を、以下の用意してみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

例:複数回転職している場合の職務要約

新卒で株式会社○○に入社後、○年間ほど一部上場企業で法人向け営業をおこなっておりました。顧客へのより良い提案を提供する姿勢を意識し、部署の売り上げ目標の××万円を○ヶ月で達成できました。
その後、独学で習得したプログラム言語のスキルを活かすために○○株式会社に転職をしました。システムエンジニアとしてプログラムの基本設計をはじめ、開発やテストなど、営業目線と顧客目線の2点を意識した開発を担当しておりました。

複数回転職している場合は、その中で1番キャリアの長い業務を中心に記載するのが良いです。または、業務内容に共通する経験やスキルもまとめて記載するようにしましょう。

キャリアの一貫性を明確に伝えることを意識しながら、転職によってキャリアアップしたことをうまく盛り込んでいくと良いでしょう。一貫して同じ仕事に取り組む姿勢を見せると、キャリアアップの転職だという印象を与えることができます。

職務要約がうまく書けない場合は転職エージェントへ

自分で職務要約がうまく書けない、または自分の職務経歴の場合はどのように書けば良いのかわからないという人もいると思います。

そんな人には転職エージェントの利用をおすすめします。転職エージェントにはキャリアアドバイザーがおり、職務要約の書き方をはじめ、履歴書や職務経歴書の作成についてアドバイスをしてくれます。

それだけではなく、面接対策や求人のエントリーなども徹底的にサポートしてくれます。

ただ、キャリアアドバイザーによってサービスの質やスキル、保有している求人が異なるので、2〜3社複数登録をして利用する転職エージェントを決めるのがベストですね。

以下に筆者オススメの転職エージェントをご紹介しますので、ぜひ活用してみてください。

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