海外営業に未経験で転職する方法|求人情報や成功させるコツを徹底解説

海外営業に未経験で転職する方法|求人情報や成功させるコツを徹底解説

    こんにちは!すべらない転職の末永です。

    未経験からでも海外営業へ転職できるのかを現役の転職エージェントが徹底解説します。募集が多数ある企業や求人情報、求められるスキル、成功させるコツを説明します。他にも転職する際に気をつけることや体験談も!

    営業経験者であり、転職エージェントでもある私の経験も元に、解説をしていきます!

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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未経験でも海外営業に転職できる

基本的に未経験からでも海外営業へ転職するのは可能です。営業経験はあるけど海外での勤務経験がない場合でも、営業経験自体なく異業種からの場合でも転職はできます。

ただ、転職すること自体は可能でも難易度には違いがあります。日本国内で何らかの業界の法人営業をしていた人は、すぐに戦力になれると評価してもらいやすく内定を獲得しやすいです。

というのも営業の中でも法人営業(BtoB)は個人営業(BtoC)と比べ、仕事の難易度が高いからです。

まったくの未経験の場合は、ゼロからスキルを身につける必要があり難易度は高くなります。しかし、不可能ではないので、まずは海外営業で評価される有形商材の法人営業経験を国内で積むようにすると、内定獲得率を高められます。

その際、おすすめなのは海外営業を希望する業界と同じ商材を取り扱う企業を選ぶようにすることです。同じ商材であれば、営業経験だけでなく知識も一緒に得られるのでおすすめです。

以下で有形商材と無形商材別に、それぞれの転職難易度について解説します。転職先を選ぶ際の参考にしてみてください。

有形商材の海外営業は挑戦しやすい

日本は貿易大国と呼ばれるほどなので、海外を相手に輸出入をおこなっている企業は多く、挑戦しやすいです。

というのも日本は2019年の輸入額ランキングでは4位輸出額ランキングでは5位にランクインするほどの貿易大国であり、様々なモノを海外に向けて売り、そして海外のモノを買って国内で売っているため、海外営業は必要不可欠な職種だからです。

モノを売り買いするのは基本的に有形商材を扱う業界になります。そのため、海外営業を狙うのであれば、求人が多いメーカーもしくは商社が良いでしょう。

無形商材の海外営業は難易度が高い

無形商材の海外営業は難易度が高いです。例えば、無形商材にあたる人材やWeb、ITエンジニアなどの海外転職向けのサポートや、海外で日本の開発やマーケティングを推進するという仕事があるのですが、これらの営業は日本国内で海外と連携していく形で支援することが多いです。

つまり、海外に駐在して仕事をすることは少ないのです。海外駐在になったとしても、規模は非常に小さいので、採用自体が少なく難易度は高くなってしまいます。

無形商材で海外営業をやりたいのであれば、現地の企業を探して就労したほうが良いのですが、海外企業に在籍するということは給与も現地価格で支払われます。

例えば、東南アジアの平均月収が15万だった場合、年収にすると約180万円になります。日系企業の海外営業なら、支払われる給与も日本基準なので金額に大きな差が生じてしまいます。

また、海外企業からやはり日本で働きたいと思い転職活動をしたとしても、かなり低い年収額を提示される可能性があります。なぜなら日本の企業は前職の年収を基準にして、転職後の報酬を決める傾向にあるからです。

このように現地企業の海外営業に転職するのは、一定のリスクがあるのでよくよく考えたほうが良いです。

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海外営業の仕事内容

海外営業の仕事は大きく以下の2つに分かれています。

  1. 現地に駐在して業務をおこなう
  2. 日本で現地法人や代理店などと連絡を取り合い業務をおこなう

営業スタイルによって、海外営業は日本国内で勤務をしながら海外顧客を担当し、必要に応じて海外出張をする人もいれば、海外に駐在して現地顧客を担当する人もいます。

細かい業務内容は営業スタイルや取引先の国・企業によって変りますが、一般的には以下のような仕事をおこなっています。

  • 市場調査
  • 営業戦略の立案
  • 既存取引先のフォローアップ
  • 顧客との商談
  • 新規取引先の開拓
  • 国内企業への報告
  • クレーム対応
  • 契約関連業務

このように箇条書きでまとめると意外と少ないように感じられるかもしれませんが、ひとつひとつの業務が複雑で膨大なため、テンポよくこなせる要領とスキルが求められます。

また、海外営業は海外での営業活動と日本国内での営業活動でも業務内容が異なります。以下ではそれぞれについて、詳しく紹介していきます。

海外での営業活動

海外での業務内容ですが、日本国内の本社と連絡を取りながら、現地の市場動向の調査や販売計画などの営業戦略の立案をおこないます。また、現地の代理店や販売店との交渉も担当します。

他にも取引のない未開拓の地域を訪問し、新たな市場を開拓していくのも仕事の1つです。

海外で営業する場合、取引先が日本国外にあるため、国内本社からの移動だけでも膨大なコストになります。そのため、現地に支社を置いて、駐在という形で営業担当者を派遣します。現地での滞在日数は数週間から数ヶ月、プロジェクトによっては数年単位になるケースもあります。

現地での駐在が長くなるので、選考では円滑にコミュニケーションが取れるように語学力や対応力を重視する企業が多いです。

国内での営業活動

海外営業といっても国内で業務をおこなっている企業のほうが多く、実際は「現地とやりとりをしながら、日本国内で営業をし、定期的に海外へいく」という流れになっています。

海外営業を日本でおこなう場合は、現地の代理店や販売店の担当者と綿密に連絡を取りながら、業務をおこなっていきます。

具体的に販売計画の立案や調整、プロモーション戦略などを考えます。他にも現地の商品などの輸出手配や、現地の状況を社内の関連部署に伝えるのも仕事です。

日本で業務をおこないますが、現地の担当者が日本語を使えるとは限らないので、英語などの語学力は必要です。

また、現地の取引先のフォローと並行して、新規開拓もおこなう必要があるため、国内で業務をおこなう海外営業は国内営業以上にフットワークが求められます。

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海外営業の募集がある企業

ビジネスのグローバル化は当たり前の時代となり、大手企業から中小企業、ベンチャー企業まで多くの企業が海外営業の募集をしています。

そこで、2021年3月時点で海外営業の募集がある企業をリクルートエージェントや各企業の採用ページで調べてみました。

海外営業の募集がある企業ではどのような事業をおこなっているのか、さらに実際の求人情報も合わせて紹介します。

商社:三菱商事

三菱商事は大手総合商社で、日本の五大商社の1つに数えられています。

主力である天然ガスや金属加工事業はもちろんのこと、インフラ事業や食品事業など、ここ数年でますます事業の幅を広げています。

海外への展開も積極的におこなっており、欧州や北米などの先進国だけでなく、中南米の発展途上国にインフラ整備のノウハウを提供するなど、CSRにも力を入れています。

そんな三菱商事の海外営業の求人情報について、2020年度キャリア採用(秋選考)を参考に紹介します。

職種 総合職(食品産業グループ)
業務内容 ●本社で穀物・飼料ビジネスの基礎となるトレーディング・受渡業務
●各事業の戦略立案や、時として事業買収・PMI等にも関与・貢献
必須要件 ●4年制大学または大学院を卒業している
●就労経験(実務経験)がある
●当社役職員と親子・兄弟姉妹の関係に当たらない
●ビジネスレベルの英語力
年収・給与 月給:255,000円〜
勤務予定地 本社(東京)ほか、国内・海外の拠点、事業投資先など

三菱商事の転職事情については、下記の記事で詳細を解説しています。

自動車メーカー:トヨタ自動車

2020年のトヨタ自動車の世界販売数は952万8千台となり、5年ぶりに世界1位に返り咲きました。

新型コロナウイルスの感染拡大により世界的に販売数が減ったものの、営業面の努力によりトヨタ自動車は業界トップクラスの利益率を実現しています。

自動車メーカーとして知られているトヨタ自動車ですが、自動車事業の他に住宅事業や金融事業なども展開しています。

海外営業は主に自動車事業で活躍し、ヨーロッパや中東、ロシア、中国などに駐在するチャンスがあります。

トヨタ自動車の海外営業の求人情報は、リクルートエージェントを参考にして紹介します。

職種 海外営業:欧州 水素プロジェクト担当
業務内容 ●FCビジネスユニットの中期事業計画立案
●アライアンス戦略企画
●コアパートナーとの事業戦略協議
●トラック、バス、鉄道、船舶、発電機、建機等の欧州大手メーカーへのB2B営業およびCRM
●バリューチェーン全体を俯瞰した新事業企画
●欧州現地調達・現地生産に向けた事業検討およびアライアンスパートナーとの契約交渉……など
必須要件 ●5年以上の業務経験(メーカーでのB2B営業経験者を歓迎)
●エネルギー/モビリティ産業への興味関心(入社後学ぶ意欲があれば可)
●チャレンジする意欲・業務上のトラブルを学びの機会と捉える姿勢
年収・給与 非公開
勤務予定地 愛知県豊田市、名古屋市中村区、欧州

トヨタ自動車の転職事情については、下記の記事で詳細を解説しています。

食品メーカー:マルコメ

マルコメは味噌を中心とした発酵食品を扱う食品メーカーです。

和食はユネスコ無形文化遺産にも登録され、世界でも注目されている料理です。そんな和食にとって欠かせない味噌や醤油などを海外へ広める活動をマルコメはおこなっています。

この活動により東南アジアやヨーロッパ、アメリカへ味噌は輸出し、その数は年々増加しています。

そんなマルコメの海外営業の求人情報は、リクルートエージェントを参考にして紹介します。

職種 東京本部海外営業部門で味噌などの海外営業
業務内容 ●主力商品である味噌や発酵食品を中心とした海外営業
●海外の新規取引顧客の開拓や売上拡大
必須要件 ●食品に関わる海外営業経験のある人
●ビジネスレベルの中国語力
年収・給与 350万円~600万円
勤務予定地 東京都新宿区

食品メーカーへの転職については、下記の記事を参考にしてみてください。

IT・Web企業:楽天

楽天ではEコマースやデジタルコンテンツ、通信など70以上のサービスを展開し、世界で約14億人のユーザーが利用しています。

サービスを展開している地域は南北アメリカ・アジア太平洋・ヨーロッパです。特定の地域によらない複数の国・地域にまたがるグローバル横断的なサービスもあります。

そんな楽天の海外営業の求人情報は、リクルートエージェントを参考にして紹介します。

職種 US/EU企業向け新規出店コンサルタント
業務内容 ●US・EU圏の企業に対し楽天市場を活用したビジネスを提案
●コスメ・ファッションなどの戦略立案
必須要件 ●海外企業に対する営業経験のある人
●海外企業の日本進出を支援することに興味がある人
●TOEIC600点必須(入社後に800点取得)
年収・給与 450万円~700万円
勤務予定地 東京都世田谷区

楽天の転職事情については、下記の記事で詳細を解説しています。

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海外営業の転職で求められるスキル・経験

日本国内でおこなう営業よりも、世界を相手にする海外営業は高い専門性やスキルが求められています。

具体的に海外営業への転職で求められるスキル・経験は以下の4つです。

これらのスキル・経験はどれか1つだけあれば良いのではなく、総合的に身につけておく必要があります。それぞれのスキルや経験については、以下でさらに詳しく解説していきます。

営業力

基本的に海外営業の選考では、海外営業経験者が優遇される傾向にあります。

海外営業の経験がなければ、何らかなの営業経験は必須です。営業経験は冒頭でも説明しましたが、市場価値の高い法人営業経験だと良いです。

というのも海外営業は語学力よりも営業力のほうが重視されるからです。いくら英語がネイティブに話せたとしても、営業力がなければ採用されるのは難しいです。

語学力

海外営業では英語や中国語などを用いての交渉が重要です。その交渉を円滑におこなうために、一定以上の語学力が求められています。

足切りラインとしてTOEIC600ぐらいは求められていますが、すでにアメリカや中国などのパートナーと英語もしくは中国語でのビジネスコミュニケーションが取れる人であれば、会社にもよりますがTOEICの数値は必須ではありません。

とはいえ、海外営業に力を入れている企業は「TOEIC700点以上」を採用基準に掲げているケースが多いようです。

TOEIC700点以上というと、英語でのコミュニケーションに関しては申し分のないレベルで、英文のディテールも瞬時に汲み取れるスキルであると見なされているからです。

コミュニケーション力

海外営業では語学力だけではなく、コミュニケーションスキルも求められます。営業職は基本的に人と直接接する仕事なので、初対面の相手とも円滑にコミュニケーションを取り、成約へとスムーズに結びつけていく能力が重要視されます。

ただ、誰とでも上手く会話ができればそれでいい、というわけではなく、会話を通して相手のニーズを引き出すということが営業スタッフの評価を左右する大きなポイントになります。

商流に対する理解などの柔軟性

海外を相手にする営業だからこそ、その国のマーケットに関する専門知識や、その地域の文化に馴染めるなどの柔軟性が大切になってきます。

自分が担当するマーケットに精通し、さらに自社の商材がどのような層のユーザーに受け入れられ、どのように売れていくのかを把握することができれば、取引先を説得する上での武器になります。

一流の営業スタッフは業務時間外でも情報収集を怠らず、知識を常にアップデートすることでトレンドの先読みをしています。

また、海外営業でもっとも重要なスキルはTOEICの点数ではなく、現地の商流を理解した上で自走しながら交渉をして、営業としての成果をあげられるかどうかです。自走が求められる理由は、海外営業は大勢ではなく1人で動くことが多いからです。

自分1人でもしっかりと成果を出せるように、自走力も必要になってきます。

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海外営業への転職を成功させるコツ

海外営業への転職を成功させるコツですが、上記で紹介した「海外営業に求められる4つのスキル・経験」をしっかりアピールできるようにすると良いですね。

そのためには自己分析が何よりも大切になってきます。とくに自分の営業力をアピールするのが重要です。ポイントとしては熱意だけではなく、過去の成約率や商材の幅広さなど、数値やデータを交えて具体的に説明すると良いでしょう。具体的に説明することで、どれぐらいの営業力があるのかを伝えやすくなります。

また、希望する会社の企業研究も徹底的におこなうようにしましょう。商材の特徴と海外のマーケットの特徴を把握し、どこに商品を売れば良いのか、どう交渉すれば良いのかなどを戦略的に話せるようにすると、即戦力として活躍できる人材だと評価してもらえます。

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海外営業へ転職する際に気をつけること

ヨーロッパやアメリカなど、華やかな国で海外営業ができると思って未経験から希望する人が多いのですが、担当する国は自分では選べません。

商材や企業によってマーケットが違うので、北米になることもあれば、東南アジアやアフリカになることもあります。面接でちゃんと現実的な仮説を立てて希望しないと「ヨーロッパを担当したかったのに、アフリカの担当に……」ということにもなるので注意が必要です。

また、先ほども説明しましたが英語は手段でしかないので「営業経験ないけど、TOEICがあるし海外営業ができる」と思っていると、入社後にミスマッチが生じます。

なぜなら、海外営業では語学力よりも営業力が重視されるからです。未経験ですぐに海外営業ができるわけではなく、国内で一定の営業経験を積んでからの海外営業になることがほとんです。すぐにグローバルな仕事に携われない、といった理由で早期離職をしてしまうケースがあるので、よく考えるようにしましょう。

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海外営業の年収相場と年収比較

マイナビエージェントの「職種別平均ランキング(2020年版)」によると海外営業の平均年収は520万円です。

営業全体の平均年収が412万円なので、海外営業と比較すると108万円もの差があります。

国内の営業職と比べ、海外営業は高い営業力・語学力・コミュニケーション力が求められるため、その分年収相場が高くなっていることが分かります。

そこで海外営業と他の営業職の平均年収を以下で比較してみました。

MR 626万円
管理職・マネージャー(営業系) 585万円
海外営業・貿易営業 520万円
ホールセール(金融) 513万円
建築請負営業 450万円

海外営業は営業職全般の中でも高年収であることが分かります。ちなみに海外営業の場合、海外赴任があると「海外赴任手当」が支給されることがあります。

また、企業によっては引っ越し費用や現地での生活費を全額支給してくれる制度もあるので、金銭的な余裕がある人もいるようです。

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海外営業へ転職した人の体験談

海外営業へ転職した人の実際の体験談を一覧にまとめてみました。実際に海外営業へ転職するべきなのか悩んでいる人、海外営業のメリット・デメリットについて知りたい人はぜひ参考にしてみてください。

海外営業で良かった体験談

30代・男性・医療メーカー勤務


海外営業は異文化や言語の違いを踏まえた上で、商談を進めていくので、契約を獲得できたときのやりがいや喜びは大きいですね。大変なことも多いのですが、達成感は国内営業以上だと思っています。

自分にとって思い入れのある商材の良さをわかってもらうのは、やりがいにも繋がっています。もっと商材の良さをわかってもらうにはどうしたら良いのかを考えながら仕事をしていると、スキルアップしよう!というモチベーションにもなります。

海外の良いものを日本の消費者へ届けるポジションは自分にとって天職だと思っています。

20代・女性・食品メーカー


自社の製品を海外に紹介できるのは最大の魅力だと思います。

日本が作る「メイド・イン・ジャパン」の製品は、品質の高さや安定性から海外でも高く評価されています。その良さを最大限にアピールし、成約に結びつけるのは確かに難しい仕事です。

国内で営業するとき以上に、コミュニケーション力や営業力が求められる仕事ですが、得られるものも多いと個人的には思っています。言葉や文化の壁を超えて、私が自信を持って紹介した製品の良さをわかってくれたときは、とても嬉しいですから。

30代・男性・商社勤務


海外営業は単に「モノを売るのではなく、未来を売るということ」だと思うのですよね。

この商品を取り入れるとこんなメリットがありますよ、と説得力を持ってアピールすると取引先に納得してもらえます。納得感を持ってもらえることでお互いに「Win-Win」の関係を築けると思うのです。

そのためには具体的な数字やデータを示しながら、論理的に説明することが大切です。でも、それだけでなくて同じぐらいの熱意も必要です。契約に繋がるように、熱意を持ってどれだけ準備ができるかが、海外営業ではとくに求められていると思います。

海外営業で大変だった体験談

30代・男性・専門商社


言語の壁はやはり大変ですね。現地に転勤する場合は短くても数週間、長いと数年単位で駐在することになります。

採用時にTOEICの点数は確かに見られるのですけど、現地に駐在して仕事をする場合はTOEICの点数だけではどうにもならなかったりします。

勉強してきた英語が100%通じるわけではないし、特定の地域でしか使われないスラングもあります。その辺も覚えないと、コミュニケーションに齟齬が生じてしまって思わぬハプニングが起きてしまったりします。

だから英語が得意だとか、TOEIC700点以上だから通用する!と思わないほうが良いです。僕自身、いろいろな国で営業をしましたが、学校英語だけじゃ無理と思っています。赴任が決まった段階で、語学を学び直しているぐらいです。

20代・男性・部品メーカー


赴任先は自分では選べないので、場合によってはインフラが整っていない国へいくこともあります。

日本のように水道水は飲めないですし、道路が十分に舗装されていない国も多いです。発展途上の国は基本的な生活環境が違うので、暮らすのだけでも大変なことは多いです。

もし病気やケガになっても簡単には病院へいけないですし、呼べば救急車がすぐにくるわけでもないです。病院にかかっても保険は効かないため、診察料は高額にもなります。そんな状況なので、日本にいる以上に注意しないとダメだったりします。

慣れない環境での生活は想像以上にストレスが溜まり、中には体調を崩してしまうこともあったり。海外営業は柔軟さとタフさ、結構大事です。

20代・女性・IT企業


文化の違いも海外営業は影響しますね。私は日本国内で仕事をしているため、海外赴任することはあまりないのですけど、商談のために短期で現地へ向かうことはあります。

そのときに「初対面で名刺を渡すかどうか」という点だけでも、国によって違いがあります。事前にその国の文化を調べて、失礼がないようにするのも海外営業にとっては重要なことです。

マナーがなっていないまま商談を進めたとしても、印象は良くないですし、結局は成約に結びつきません。

日本では当たり前が海外では当たり前ではないことも多く、その辺の適応力とか勉強する姿勢が常にないと成果にはつながらないです。

海外営業への転職はプロに頼るのがおすすめ

海外営業職へ転職するためには、転職エージェントを活用するのがおすすめです。

なぜなら、一般公募をかけている企業の中には、転職者がキャリアを築けないブラック企業が存在するにも関わらず、転職者はどの企業がブラックなのか分からないことが多いからです。

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他にも

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