
未経験で介護職へなるには?おすすめの転職先や無資格でも働ける仕事
未経験から介護職への転職に興味がある人向けに、無資格でも働けるおすすめの施設や転職する方法について、現役エージェントが徹底解説します。
また、介護士の仕事内容や、未経験転職でよくある不安についても紹介していきます。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
介護職は未経験・無資格でも転職しやすい
介護職への転職を検討しているものの経験がなく不安を感じている人は多いですが、介護職は未経験者や無資格者でも転職しやすい業界・業種です。
なぜなら、高齢化で介護需要が急増する一方、少子化で介護職の成り手が減少しているからです。介護業界は新たな人材を積極的に受け入れています。
介護業界の事情を踏まえながら、介護職が未経験・無資格でも歓迎される理由について詳しく紹介します。
年齢が不利になりにくい
他の業界と比較すると、介護職は年齢による採用の制限が少なめです。
介護の現場では、利用者や家族とのやり取りに人生経験や落ち着いた対応力が活きるからです。そのため、若年層から中高年層まで幅広い年齢層が活躍できる環境が整っています。
実際に、公益社団法人介護労働安定センターの「令和5年度介護労働実態調査」を元に、介護職で働いている人の年齢を紹介すると以下の通りです。
| 年齢 | 割合 |
|---|---|
| 25歳未満 | 1.9% |
| 25〜29歳 | 4.4% |
| 30〜34歳 | 6.6% |
| 35〜39歳 | 10.4% |
| 40〜44歳 | 12.8% |
| 45〜49歳 | 15.2% |
| 50〜54歳 | 14.5% |
| 55〜59歳 | 12.3% |
| 60〜64歳 | 9.9% |
| 65〜69歳 | 5.3% |
| 70歳以上 | 3.2% |
| 無回答 | 3.6% |
出典:介護労働安定センター「令和5年度介護労働実態調査」
上記の割合からもわかるように、40代や50代の転職者にとって介護職への転職は狙い目です。
同調査によると、令和5年度の介護職の平均年齢は48.4歳です。40代・50代で全体の半数を占めています。

40代・50代は一般企業への転職では年齢が採用に不利となることもありますが、介護業界では豊富な社会経験や人生経験が評価されます。
前職での接客や人と関わってきた経験を志望動機に具体的に書くと、年齢を強みとして伝えられますよ。
40代が未経験・資格なしで介護職へ転職する方法は、以下の記事も参考にしてみてください。
体力に自信がなくても働ける
介護職は体力勝負のイメージがありますが、実際には体力に自信がなくても十分に働けます。
近年の介護現場では、さまざまな補助器具や技術の進化により、身体的な負担は大幅に軽減されています。
たとえば、電動ベッドや移乗用リフトなどの機器を使用することで、利用者の移動や、寝た姿勢を変える介助を楽におこなえます。また、適切な介護技術を学べば、体に負担をかけない介助も可能です。
さらに、介護の仕事は身体介護だけではありません。利用者とのコミュニケーション、レクリエーションの企画・実施、記録作成など、体力を必要としない業務も多くあります。
体力の負担を抑えて働ける理由
電動ベッドや移乗用リフトなどの補助機器が普及している
記録作成やレクリエーションなど体力を使わない業務がある
施設によっては体力や適性に合わせて業務を分担できる
むしろ、思いやりや傾聴力、観察力といった、体力以外の能力が大切にされる職場環境といえますね。
研修・教育制度が整っている
介護職は未経験者でも安心して働き始められる理由の1つとして、充実した研修・教育制度が挙げられます。
多くの介護施設や事業所では、新人スタッフ向けに介護知識・スキルを体系的に学ぶための研修プログラムを用意しています。
高齢者の心身の特徴や介護技術の基本を、現場での実習を交えながら学べるので、未経験者でも安心です。
転職前に確認したい研修・教育制度の例
入社時の新人研修や先輩が付き添うOJT
認知症ケアや緊急時対応などの専門研修
資格取得の費用補助や勉強時間の確保
入社後も継続的な研修があり、認知症ケアや緊急時の対応など、専門的なスキルを段階的に習得できます。
資格取得支援制度を設けている事業所も多く、無資格からのキャリアアップの機会も豊富にありますよ。

研修や教育制度が充実している施設を探すなら、転職エージェントに聞くのが確実です。
エージェントは各施設の研修内容や労働環境を詳しく知っています。
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介護士におすすめの転職サイトについて知りたい人は、下記の記事も合わせて確認してみてください。
介護職が未経験・無資格でもすぐにできる仕事
介護職の仕事内容は幅広く、介護関連資格がなくても担当できる仕事も多くあります。
未経験で介護職へ転職した後、すぐに担当する業務内容になりますので、ぜひ押さえておきましょう。
シーツ交換
入居系の介護施設では、利用者が快適に過ごせるように介護職員が週に数回など定期的にシーツを交換します。
普段の業務の合間で施設内のシーツを一斉に交換するため、短時間に手際よく交換していくスキルが必要です。
また、皮膚の弱い高齢者は、シーツに皺が寄っていると褥瘡(じょくそう)などのトラブルの原因になる恐れがあります。スピードだけでなく、きれいさや丁寧さも大切な業務です。
掃除
訪問系の介護サービスでは、利用者自宅の掃除やゴミ出しなどの業務を依頼されることもあります。
掃除は基本的な家事スキルであり、未経験・無資格であっても入社後すぐにでも担当できる業務といえますね。
掃除業務の例
- 利用者の居室や共用スペースの清掃
- 訪問先でのゴミ出しや水回りの掃除
なお、大規模な入居系施設や通所系施設の清掃業務は、専任の清掃職員が在籍している場合もあります。
食事の配膳
入居系施設や通所系施設での配膳・下膳は介護職の仕事です。
嚥下機能が低下している人には、柔らかくしたものや細かく刻んだものが提供されるなど、利用者によって食事内容や形態、注意事項は異なります。
利用者の顔や名前をいち早く覚え、間違いのないように配膳することが重要です。
配膳で注意したいこと
利用者ごとの食事形態や制限の違い
誤って別の利用者に配膳しないこと
指示のもとでおこなう身体介助
身体介助は専門性が高い業務ですが、介護福祉士など有資格者の指示・指導のもとであれば無資格でも簡単な補助に入ることは可能です。
基本的には、シーツ交換や掃除・配膳などの業務からはじめ、介護の仕事に慣れた段階で徐々に身体介助の業務に移行していきます。
入社時点では未経験・無資格だったとしても仕事をしながら経験を積み、資格取得を目指すことで仕事の幅は広がっていきますよ。
なお、2024年4月からは、無資格で身体介護に携わる介護職員に、認知症ケアの基本を学ぶ研修の受講が義務づけられました。入社後1年以内に受講します。
出典:厚生労働省「令和3年度介護報酬改定における改定事項について」
身体介助を任されるまでの流れ
シーツ交換や配膳など資格不要の業務から始める
仕事に慣れたら指導のもとで簡単な補助に入る
義務化された認知症ケアの研修を入社後1年以内に受講する
介護事務
専任の事務職員がいる場合もありますが、小規模な施設であれば介護職が介護事務の業務を担うこともあります。
介護事務の業務例
- 電話応対
- 来客応対
- 職員の勤怠(シフト)管理
- 備品購入や修繕依頼など施設整備
- 介護報酬の請求(レセプト作成)
- 利用者への請求書作成
- ケアマネジャーのサポート
基本的なビジネススキルやPCスキルなどが求められるので、前職の経験を活かして働くこともできますね。
未経験で介護職へ転職する人に多い不安
未経験で介護職に転職する人によくある不安や心配事を紹介します。
転職のしやすさから介護職に挑戦する人は多いですが、転職前後で「つらい」「想定以上の大変さだった」という意見も少なくありません。
あらかじめ、よくある不安は解消しておくと未経験でも安心して介護職へ転職できますよ。
仕事を覚えられるか不安
介護職は専門性や介護技術が求められることもありますが、未経験からでも介護知識・技術は習得可能です。
そもそも身体介助など介護職の専門性が高い仕事には、介護資格が必要です。未経験から始める際には、シーツ交換や配膳・掃除などの業務が中心になります。
仕事を覚える不安が小さい理由
最初は資格不要の生活まわりの業務から始まる
接客や家事など前職・生活の経験がそのまま活きる
手厚い研修がある職場なら覚える負担が軽い
中長期的に活躍するには資格取得や専門技術の習得も必要になるので、働きながらスキルアップしていくと良いですね。
不安な人は、手厚い研修・教育制度がある職場を選ぶのも1つの手です。
給料が低そうでちゃんと生活できるか不安
介護職の給料は、日本全体の平均と比べると低めなのが現状です。
厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査」によると、処遇改善加算を取得している事業所の介護職員の平均給与は、令和6年9月時点で月338,200円です。
手当や一時金を含んだ常勤職員の金額で、単純に12倍すると年収換算で約406万円です。
国税庁の「令和6年分民間給与実態統計調査」では、給与所得者全体の平均給与は478万円なので、年収換算でおよそ72万円低い計算です。
| 区分 | 平均給与額(月額) |
|---|---|
| 介護職員全体 | 338,200円 |
| 特別養護老人ホーム | 361,860円 |
| 訪問介護 | 349,740円 |
出典:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査」(令和6年9月時点)
サービスの種類によっても差があり、特別養護老人ホームや訪問介護は平均より高めです。

2024年6月に処遇改善加算が一本化され、介護職の賃上げが続いています。
令和6年度調査でも、介護職員の平均給与は前年から月13,960円上がっていますよ。
休みが取れるか不安
プライベートを大切にしたい、現職は残業や休日出勤が多かったので労働環境を改善したいなど、働き方に関する不安もつきものです。
休みの取りやすさや勤務体系は介護施設によるので、応募先を選ぶ時に働き方・職場環境を確認しておきましょう。
応募前に確認したい休み関連の項目
年間休日数と希望休の出しやすさ
シフトの組み方や夜勤の回数
有給休暇の取得しやすさ
なお、休日・休暇制度や待遇に関する質問は、自分から聞きにくいと感じる求職者は多いです。

転職エージェントを利用すると、求人票にない休暇や待遇の情報もキャリアアドバイザー経由で確認できます。
譲れない休みの条件を先にアドバイザーへ伝えておくと、希望に合う求人だけを紹介してもらえますよ。
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夜勤がきつそう
介護職といえば夜勤のイメージがあるかもしれませんが、夜勤は決して必須というわけではありません。
入居系施設で24時間体制の場合はシフトによって夜勤も発生しますが、日勤のみで働ける施設もあります。
通所系施設や訪問系サービスは日勤が基本で、土日休みなどプライベートを優先した働き方も可能です。
夜勤を避けたい人の職場の選び方
デイサービスなど日帰りの通所系施設を選ぶ
求人検索で日勤のみの条件で絞り込む
夜勤がある場合は月の回数を面接で確認する
夜勤に不安がある人は、求人を探す段階で日勤のみの職場に絞っておくと入社後のミスマッチを防げますよ。
排泄介助になじめるか不安
介護職の仕事には、身体介助のような肉体的にきつい仕事や、排泄介助のように抵抗を感じやすい仕事もあります。
おむつの交換や衣服の交換、臭いへの不快感など、排泄介助を苦手とする介護士がいるのは事実です。
特に働き始めてすぐの頃は、慣れるまで戸惑う人も多いです。
排泄介助と向き合うポイント
慣れるまでは先輩職員と一緒に対応する
利用者の尊厳やプライバシーを守る姿勢を忘れない
排泄介助は利用者の生活を支える業務なので、真摯に向き合う姿勢が大切です。
未経験で介護職へ転職するメリット
未経験で介護職に転職するメリットは多くあります。ここでは主な3つを解説します。
需要が高く選べる求人が多い
内閣府の「令和8年版高齢社会白書」によると、総人口に占める65歳以上の割合(高齢化率)は、令和7年10月1日時点で29.4%です。
2070年には2.6人に1人が65歳以上になると推計されており、介護のニーズは長期にわたって高いまま続きます。
一方で人材は足りておらず、介護労働安定センターの「令和6年度介護労働実態調査」では、介護職員が不足していると感じる事業所が69.1%にのぼります。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 高齢化率(令和7年10月時点) | 29.4% |
| 介護職員の不足を感じる事業所(令和6年度) | 69.1% |
出典:内閣府「令和8年版高齢社会白書」、介護労働安定センター「令和6年度介護労働実態調査」

求人を見るときは「夜勤なし・資格取得支援・未経験歓迎」の3条件を同時に確認してみてください。
3つが揃う職場は教育体制が整っていることが多く、入社後のギャップを減らせますよ。
キャリアに関係なく採用してもらえる
介護の仕事は、単に身体的ケア・サービスを提供するだけでなく、利用者の老後の生活全体を支える役割を担います。
そのため、前職でどのような業務経験を積んできたのかに関わらず、幅広く人材を採用している施設が多いです。
むしろ、これまでのさまざまな仕事や人生経験がそのまま強みになるので、未経験でも安心して転職できますね。
介護職で活きる経験の例
- 接客業で培ったコミュニケーション能力
- 家庭生活で身につけた家事スキル
- 趣味や前職の知識を活かしたレクリエーション企画
過去の職場や生活で培った経験は、利用者や家族、同僚とのやり取りに大いに役立ちます。
やりがいがある
介護職は、利用者の生活を支え、直接感謝の声が聴ける点など、やりがいを感じやすいのがメリットです。
公益財団法人介護労働安定センターの「令和4年度介護労働実態調査」で、介護・福祉・医療関係以外の仕事から介護職に転職した人の就職理由を見てみましょう。
| 就職理由 | 割合(複数回答可) |
|---|---|
| 通勤が便利 | 37.6% |
| 働きがいがある | 36.5% |
| 資格・技能が活かせる | 29.7% |
| やりたい職種・仕事内容 | 29.1% |
| 人や社会の役に立ちたい | 25.3% |
| 希望の労働日・労働時間 | 23.0% |
| 賃金等の水準が適当だから | 6.6% |
| その他 | 6.6% |
| 理由はない | 9.6% |
出典:介護労働安定センター「令和4年度介護労働実態調査」
働きがいがある、人や社会の役に立ちたいなど、やりがいを求めて転職した人が実際に多いことがわかります。
介護職の具体的なやりがい
- 人を支えている実感・達成感を得られる
- 感謝される
- 人生の先輩から学べる
介護職は利用者や家族と毎日のように関わる仕事で「今日も来てくれて嬉しいよ」と直接言葉をかけられることもあります。
利用者と日々接するうちに、長く生きてきた人の考え方や知恵に触れられるのも、介護職ならではの経験です。
介護職のやりがいは以下の記事で詳しく書いているので、興味がある人は1度読んでみてください。
介護職未経験の人におすすめの転職先
介護職へ転職する未経験者におすすめしたいのは、以下のような特徴を満たす職場です。
未経験者におすすめの転職先の特徴
- 研修制度が充実している
- 同僚・先輩からのサポート体制が整っている
- 人間関係が良好
- 未経験者歓迎・無資格OKの求人がある
- キャリアアップの機会がある
- 離職率が低い
初めての環境や業務に不安があっても、すぐに相談できる職場を選べば安心です。
求人情報を確認する際は、制度や職場環境とあわせて「未経験者歓迎」「経験不問」「無資格OK」などのキーワードもチェックしましょう。
実際に、職場のことを十分に調べずに入社し、想定と違ったと後悔する人は少なくありません。
ここからは、初めて介護職で働く人に向いている職場を、施設の種類ごとに紹介します。
入居系施設で働きやすい転職先
入居系施設は、介護が必要な高齢者が入居して暮らす施設です。
入居系の主な施設
- 特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)
- 介護老人保健施設
- グループホーム
- 介護付き有料老人ホーム
- ケアハウス
施設によって特徴や仕事内容の違いはありますが、介護職未経験でもおすすめなのは特別養護老人ホームと有料老人ホームです。
どちらも職員数が多く、わからない点をすぐに聞ける環境で、新人の教育・研修制度も充実しています。
移乗介助・入浴介助・着替えといった身体介助から、掃除・配膳・洗濯などの生活援助まで、介護の知識・スキルを幅広く習得できる点も良いですね。
ほかにも、看護師や医師が在籍していたり、併設の病院・クリニックがあったりと、介護業務に集中できる環境があるのも特徴です。
通所系施設で働きやすい転職先
通所系施設は利用者が施設に通い、食事や入浴・トイレなどの日常生活上の支援や、生活機能向上のための機能訓練などを日帰りで提供する施設です。
通所系の主な施設
- デイサービス
- 通所リハビリテーション
- 介護予防通所介護
- 療養通所介護
通所系施設は入居系施設と比べると利用者の自立度が高く、介護の身体的な負担は少なめです。
介護職としてのスキルアップと、プライベートとの両立を目指しやすいのが特徴です。
たとえば、デイサービスは基本的に日帰りで利用する施設のため、夜勤は発生しません。土日休みの日勤のみで働きたい人、体力に自信がない人にも働きやすい環境だといえますね。
訪問系サービスで働きやすい転職先
訪問系の介護サービスは、利用者の自宅にホームヘルパーが訪問し、身体介護や生活援助をおこなうサービスです。
訪問系の主なサービス
- 訪問介護
- 訪問看護
- 訪問リハビリテーション
- 訪問入浴介護
- 居宅療養管理指導
注意したいのは、訪問介護で利用者の介助や生活援助を1人で担当するには、介護職員初任者研修などの資格が必要な点です。
無資格で応募する場合は、働きながら資格を取る前提で、資格取得支援制度のある事業所を選びましょう。
先輩のベテラン訪問介護員に付き添って経験を積めば、実践的な知識・スキルも習得できますよ。

介護職の中でも、施設によって働き方・働きやすさは大きく違います。
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介護職未経験者が転職を成功させるコツ
未経験から介護職への転職では、求人の選び方・資格支援・情報収集・相談先の4つを先に決めると進めやすいです。ここでは4つを順に紹介します。
学歴不問や未経験歓迎の求人を探す
介護業界は慢性的な人手不足で、多くの介護施設が未経験者を積極的に採用しています。学歴不問や未経験歓迎の求人が数多くあるのはこのためです。
未経験でも採用されやすい環境なので、こうした求人には積極的に応募していきましょう。
求人検索で使いたいキーワード
未経験歓迎・経験不問
学歴不問
無資格OK・資格取得支援あり
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複数の転職サイトに登録し、非公開求人を含めて検索できると、より良い求人に出会いやすくなりますよ。
資格取得に関する手当がある施設にする
未経験者にとって、知識・スキルの習得や資格取得は時間と費用がかかる課題です。資格取得をサポートしてくれる施設を選びましょう。
多くの介護施設では従業員の資格取得を奨励しており、さまざまな支援制度を設けています。
資格取得支援制度の例
受講費用の一部または全額を施設が負担
勉強時間を勤務時間内に確保できる制度
資格取得後の資格手当の支給
研修や育成制度の有無・充実度は施設によって差があります。求人票で確認し、面接でも直接質問してみましょう。
資格取得のサポートがある施設を選ぶと、入社直後の負担が減るだけでなく、長期的なキャリアアップにもつながります。
情報収集をおこなう
応募前に休日数・残業時間・研修制度を確認しておくと、入社後のミスマッチを防げます。確認の場は求人票・面接・職場見学が使えますよ。
あらかじめ情報収集したいポイント
- 休日出勤の有無
- 残業の有無、平均残業時間
- 給与体系、平均年収
- 有給制度、休暇の取りやすさ
- 福利厚生制度
- 離職率
- 配属について
- 教育・研修体制
- 社内イベント・レクリエーションの有無
- 産・育休制度、子育て支援制度の有無
- 昇進・キャリアプラン
- 副業ができるかどうか
- 会社の業績
複数の介護施設で確認・比較しながら、自分の希望に合う求人に絞り込んでいきましょう。
プロに転職活動をサポートしてもらう
未経験者が、転職前に介護業界の動向や専門知識を1人で調べ切るのは大変です。そこで転職のプロである転職エージェントを活用しましょう。
転職エージェントは介護業界に詳しく、多くの施設とのつながりを持っています。
求職者の経験や希望を丁寧にヒアリングしたうえで、マッチ度の高い求人を紹介してもらうことが可能です。
転職エージェントに任せられること
- 未経験者でも採用されやすい施設の紹介
- 直接聞きにくい待遇面の確認
- 履歴書・職務経歴書の添削と面接対策
介護職特有の採用基準や面接のポイントも押さえられるので、選考の通過率を高めやすくなります。
未経験からの転職では、研修や待遇など求人票だけではわからない情報が数多くあります。
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介護職未経験者に強い転職エージェント
未経験から介護職に転職するなら、求人に強い転職エージェントに任せるとスムーズです。どのサービスも無料で利用できるので、未経験者こそ積極的に活用しましょう。
介護業界に特化した大手では、レバウェル介護・カイゴジョブエージェント・マイナビ介護職が未経験者向けの求人を多く扱っています。
転職エージェントのサポート内容例
- 求人の選定
- キャリア相談
- 履歴書・職務経歴書の書き方アドバイス、添削
- 面接対策
- 応募先施設との面接調整やフォロー
- 職場見学や面接の同行
- 給料や待遇などの条件交渉
- 転職後のアフターフォロー
初めての転職で不安な人、忙しくて効率よく進めたい人、人気の職場へ転職したい人は、手厚い支援を受けられる転職エージェントで成功率を高められます。
介護職向けの大手サービスは、非公開求人を含む豊富な求人数と、多くの介護職志望者を支援してきた実績があります。
担当のキャリアアドバイザーに選考対策を希望すると伝えれば、丁寧な選考対策をしてもらえますよ。

介護職に強い転職エージェントのランキングや評判は、以下の記事も参考にしてみてください。
介護職未経験者向けの選考対策
未経験で介護職への転職はメリットが多いですが、選考を通るには書類や面接の準備が必要です。
ここでは応募書類の書き方、志望動機の考え方、面接対策のやり方について、気を付けたいポイントを解説します。
履歴書・職務経歴書の書き方
履歴書は氏名や学歴など応募者のプロフィールを記載する書類で、職務経歴書は仕事の経験内容やスキルをまとめた書類です。
採用担当者が初めて目にする書類なので、自分らしさを伝えて好印象を残せるように、以下のポイントを押さえましょう。
| 記載項目 | 書き方のポイント |
|---|---|
| 学歴・職務経歴 | 勤務先・業務内容・実績に加え、成果のために意識したことを書く |
| 活かせる経験・スキル | 接客の対話力や事務の正確さなど介護に活きる強みを書く |
| 資格・免許 | 取得時期と名称を正しく書き、学習中の資格は取得を目指して勉強中と添える |
| 自己PR | 介護職を選んだ理由と、学ぶ姿勢や成長意欲を具体的に書く |
介護に関連するボランティア経験や、家族の介護経験があれば積極的に記載しましょう。
応募書類は面接や内定まで使われる重要な書類です。面接では採用担当者が手元で参照しながら質問するので、受け答えと内容がずれないように注意しましょう。
志望動機の考え方
志望動機は採用担当者がとくに確認するポイントです。
未経験の場合は、介護職になぜ興味を持ったのか、前職のスキルや経験をどう活かせるのかを確認されるので、準備して臨みましょう。
介護施設は、少しでも長く働いてくれる人を求めています。働き続けたい理由まで伝えられると、好感度が高くなりますよ。
介護職未経験者向けの例文
人と接することが好きで小売店での接客業を長く続け、対応した方に喜んでいただけることにやりがいを感じてきましたが、母親の介護が必要になり介護休業を取得しました。
介護の仕事には以前から関心があり、担当の介護士さんが親身に接してくれたことから、今度は自分が介護で悩む人を支えたいと考え、転職を決意しました。
介護業界は全くの未経験ですが、母親の介護に役立つようにと介護職員初任者研修を受講し、基本的な知識・スキルは習得済みです。
これまでの仕事で培った接客スキルやコミュニケーション能力を活かして、利用者の方の笑顔を引き出せるよう努めてまいります。
志望動機を作るときは、自己分析と企業分析をセットでおこないましょう。過去の経験を棚卸しし、応募先の理念や特色を踏まえて意気込みを伝えます。
面接対策のやり方
面接で見られるポイントは、応募者が経験者でも未経験者でも基本的に変わりません。
ただし、未経験者は介護の仕事を正しく理解しているか、適性があるかを確認されるので、以下のポイントに注意しましょう。
面接で気を付けたいポイント
- 明るく柔和な表情で話す
- 面接官の目を見て話す
- 丁寧な言葉遣いでハキハキと話す
- 結論から簡潔に話す
- 質問の意図を正しく理解し、的確に回答する
- 自己紹介には具体的な数字を盛り込む
- 転職理由・志望動機・自己PRに一貫性を持たせる
- 身だしなみや持ち物は念入りに確認する
- 遅刻は厳禁、早めの到着を心がける
採用担当者に定着性や活躍の可能性を評価してもらえるように、自分の言葉で語れるようにしておきましょう。
アピール方法がわからない人や、志望動機を前向きに整えたい人は、転職エージェントに相談するのも1つの方法です。
転職エージェントでは、キャリアの棚卸しから志望動機・自己PRの改善まで、幅広いアドバイスを受けられますよ。
未経験介護士のキャリアアップ方法
未経験で介護職に転職したあとも、経験を積めばキャリアアップを目指せます。ここでは主な3つの方法を紹介します。
実務経験を積んで介護福祉士を取得する
介護職に就いた後、まず目指したい資格が介護福祉士です。介護福祉士は、介護のプロフェッショナルとして認められる唯一の国家資格です。
介護福祉士を取得する主な要件(実務経験の場合)
3年以上の実務経験
介護福祉士実務者研修の修了
介護福祉士国家試験への合格
日々の業務を通じて介護技術や知識を身につけながら、資格取得に向けて勉強を進めましょう。
多くの施設には資格取得のサポート制度があるので、積極的に活用すると学習を進めやすいですよ。

資格手当の金額は施設によって差が大きく、同じ介護福祉士でも月数千円〜数万円の幅があります。
応募前に求人票で手当の金額まで確認しておくと、入社後の想定違いを防げますよ。
ケアマネジャーを目指す
介護福祉士として経験を積んだ後は、ケアマネジャー(介護支援専門員)を目指す方法もあります。
ケアマネジャーは、利用者一人ひとりに合わせたケアプランの作成や、医師や看護師といった他の職種との調整など、責任のある業務を担当します。
ケアマネジャーになる主な要件
介護福祉士などとして5年以上の実務経験
介護支援専門員実務研修受講試験への合格
実務研修の修了
ケアマネジャーになると給与アップが期待できるのと、キャリアの幅も広がります。
介護現場での経験を活かしながら、医療や福祉制度に関する幅広い知識を身につけていきましょう。
施設の管理者を目指す
長年の介護経験を積み、まとめ役としての力をつけていくと、施設の管理者も目指せます。
施設管理者は、介護サービスの質の向上や職員の育成、経営面での判断など、施設全体を統括する役割です。
管理者を目指すために積みたい経験
5年以上の実務経験と介護福祉士やケアマネジャーの資格
人事・財務・リスク管理などマネジメントの知識
リーダー研修や管理者研修の受講
未経験からスタートした場合も、段階を踏んでキャリアを積み重ねれば、施設全体を引っ張るリーダーとして活躍できますよ。
介護職のキャリアアップの選択肢は、以下の記事でも詳しく解説しています。
未経験介護士の年収
厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査」によると、資格を持たない介護職員の平均給与は月290,620円です。
処遇改善加算を取得している事業所で月給制で働く常勤職員が対象で、手当や一時金を含んだ令和6年9月時点の金額です。
単純に12倍すると年収換算で約349万円です。
ただし、資格を取ると給与は着実に上がります。資格別の平均給与は以下の通りです。
| 保有資格 | 平均給与額(月額) |
|---|---|
| 無資格 | 290,620円 |
| 介護職員初任者研修 | 324,830円 |
| 介護福祉士実務者研修 | 327,260円 |
| 介護福祉士 | 350,050円 |
出典:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査」(令和6年9月時点)
唯一の国家資格である介護福祉士を取得すると、無資格と比べて月約6万円高くなります。
最初に取りやすい介護職員初任者研修の修了でも、無資格より月約3万4千円高い金額です。
また、介護職は勤め続けることでも賃金が上がります。勤続年数別の平均給与は以下の通りです。
| 勤続年数 | 平均給与額(月額) |
|---|---|
| 勤続2年未満 | 298,760円 |
| 勤続10年以上 | 359,040円 |
出典:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査」(令和6年9月時点)
平均では、勤続10年以上の給与は勤続2年未満より月約6万円高いです。ただし昇給の幅は職場の制度で変わるので、求人票で確認してみてください。

処遇改善加算を取っていない事業所は、同じ仕事内容でも給与が低くなりがちです。
求人を選ぶときは、処遇改善加算があるか、資格手当がつくかも確認しておくと安心ですよ。
介護職の給料が今後どう上がっていくかは、以下の記事で詳しく解説しています。
介護職の未経験転職でよくある質問
未経験・無資格で介護職へ転職する際の、よくある疑問をまとめました。
介護職は無資格・未経験でも転職できますか?
無資格・未経験でも転職できます。
掃除や配膳など資格がなくてもできる仕事が多く、人手不足で採用意欲の高い施設が多いためです。
ただし2024年4月からは、無資格で身体介護をする場合に、認知症ケアの基本を学ぶ研修の受講が必要です。
介護職にはどういった仕事がありますか?
食事や移動をサポートする身体介助と、掃除・洗濯など身の回りのお世話をする生活援助が中心です。
ほかにも、ケアプランを考える職種や介護事務、レクリエーションの企画などがあります。
介護職の年収はどれくらいですか?
介護職員の平均給与は、令和6年9月時点で月338,200円です。
厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査」による、処遇改善加算を取得している事業所の金額です。
年収換算では約406万円で、給与所得者全体の平均より低めです。
資格の取得や勤続で着実に上がっていきます。
介護職の魅力はなんですか?
利用者の日常生活を支えて感謝を直接受け取れることと、仕事を失うリスクが低いことです。
利用者や家族から頼りにされ、名前を覚えてもらえるなど、人の役に立っている実感を得やすい仕事です。
高齢化で需要が高く人手不足のため、失業のリスクも低いです。
介護職がきついという話は本当ですか?
一部は本当です。
排泄介助や夜勤など、体力・精神面の負担が大きい業務もあります。
ただし職場による差も大きいので、事前の情報収集で働きやすい施設を見極めましょう。
未経験から介護職への転職を始めよう
介護職は、未経験・無資格でも転職しやすい仕事です。年齢や経歴を問わず採用され、資格取得や勤続で給与も着実に上げられます。
まずは未経験歓迎の求人を探し、研修や資格取得支援の内容を確認するところから始めましょう。
事前に職場の詳しい情報を知りたい人は、レバウェル介護などの介護業界に特化した転職エージェントに相談してみてください。
施設から直接聞き取った残業時間や人間関係まで教えてもらえるので、安心して転職活動を進められますよ。
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転職エージェント選びには、以下の記事もあわせて参考にしてみてください。












