エンジニアの地方転職メリット・デメリット!向き・不向きと働き方解説

エンジニアの地方転職メリット・デメリット!向き・不向きと働き方解説

    ITエンジニアの地方転職について解説します。

    本記事では、地方での仕事のメリット・デメリットをはじめ、向いている人・向いていない人の特徴や、おすすめの転職サイト・サービスも紹介していますので、参考にしてくださいね。

末永雄大 この記事を書いた人

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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都市部と地方のエンジニアの違い

都市部と地方では、エンジニア求人の条件に違いがあります。

はじめに、具体的にどのような違いがあるのかを紹介していきますね。

求人数が少なくて選択肢が限られる

リクルートエージェント(IT)では、約20.7万件(2025年6月時点)のエンジニア求人を取り扱っています。

その内の10.7万件以上が東京の求人で、次いで大阪が2.3万件、神奈川が1.8万件と求人数には大きな差があります。

そのため、エンジニアでも地方へ転職する場合には、求人数は少なくなり、仕事選びの選択肢は限定される点には注意が必要です。

実務経験と汎用スキルが重視される

エンジニアとして働く場合には、Web開発・システム開発・インフラ構築・アプリ開発など、求められるスキルは多岐にわたります。

PythonやGoなど、最新技術を活用した開発は、地方よりも都市部の方がプロジェクトとして携わる機会は多いですね。

また従来のシステムがJava・PHP・C言語・C#で構築されているため、地方では長く利用されている開発言語の需要が高いのも特徴です。

年収は下がる傾向にある

doda47都道府県・地方別の平均年収ランキング(2024年版)をみると、上位5位は関東エリアの都道府県で年収も東京が一番高いです。

47都道府県・地方別の平均年収ランキング(2024年版)

出典:doda 47都道府県・地方別の平均年収ランキング(2024年版)

地方の平均年収は350万円〜420万円と東京に比べて差があるため、エンジニアの年収も地方の方が下がる傾向にあります。

スキル・経験・実績があれば地方転職でも年収アップが目指せるかもしれませんが、転職をすることで年収が下がる可能性もある点には注意が必要です。

小規模案件の割合が多い

大手企業や有名企業の多くは、都市部に本社を置いているため、地方だと支社や小規模であることも多いです。

また、地方企業では既にシステムが構築されており、開発に充てられる予算も限られています。

そのため、規模の大きい案件に携わる機会は少ない傾向にあります。

経験や実績を積みたい人は、都市部の企業のように、様々な案件に携わることができる環境で働く方が良いですね。

常駐前提で働くのが基本

エンジニアの働き方は、リモートや常駐など、企業によって働き方は変わります。

地方の企業ではシステムが古く、リモート対応が難しいところもあり、常駐する前提で労働体制が組まれていることも多いです。

そのため、正社員として働く場合は常駐が前提になると考えておくと良いですよ。

エンジニアが地方で働くメリット・デメリット

エンジニアが地方で働く場合には、メリットとデメリットが存在します。

それぞれ紹介していくので参考にしてみてくださいね。

エンジニアが地方で働くメリット

エンジニアが地方で働くメリットには、以下のようなものが挙げられます。

エンジニアが地方で働くメリット

  • 生活のコストが下がる
  • 通勤のストレスが減る
  • ワークライフバランスがとりやすい

地方では、都心部に比べて物価が安く生活費も抑えやすいうえ、通勤ラッシュもなくストレスが少なくなります。

また、地方では都市部の企業に比べると残業が少ないため、ワークライフバランスもとりやすいのはメリットとして挙げられますね。

エンジニアが地方で働くデメリット

エンジニアが地方で働く場合には、デメリットもあるのでチェックしておいてくださいね。

エンジニアが地方で働くデメリット

  • 年収が下がる可能性がある
  • スキルアップの機会が少ない
  • 生活の利便性が下がる可能性がある

地方は都市部に比べて年収の水準が下がることも多く、最新技術の経験を積んだり、スキルアップをする機会が少ないと感じる人もいます。

また、生活では車が必須の地域もありますし、都市部に比べて娯楽が少ないため、不便に感じることもあるようです。

地方転職に向いている人・向いていない人

地方転職をする理由は人それぞれですが、キャリアの方向性によっては向き・不向きが存在します。

ここでは、向いている人・向いていない人の特徴を紹介するので参考にしてみてください。

生活重視・目的が明確な人は向いている

エンジニアとして地方で働く場合、ワークライフバランスを重視している人や地方移住の目的がはっきりしている人は向いていますね。

特に「地方へ移住する理由」が明確で、事前に希望地域の情報を把握した上で計画的に移住を考えているなら後悔することも少ないです。

「子育てのしやすい環境で過ごしたい」「都市部以外の環境で生活してみたい」などの目的を明確にしておくことが大切ですよ。

キャリア重視の人は後悔しやすい

キャリア重視のエンジニアが地方に転職する場合は、希望する仕事や経験を積めなくて転職を後悔する人もいます。

また、キャリアの方向性が曖昧な状態で地方へ転職したり、自身の経験やスキルを考慮せずに勢いで地方移住してしまう人も後悔しやすいですね。

エンジニアは一定の経験とスキルがあれば仕事を見つけやすいですが、経験が少ないと希望する仕事や理想の働き方を実現できないこともあるため注意が必要です。

地方転職を成功させるためのステップ

エンジニアが地方転職を成功させるためには、以下のステップで転職活動や引越し準備を進めていくことになります。

自己分析(キャリアの棚卸し)

エンジニアが地方へ転職する時には、まず自己分析を通して経歴・実績・スキルを整理していきます。

エンジニアは希望するキャリアパスによって、キャリアの志向性が変わるため、自己分析の際には併せて情報収集もしておくと良いですね。

また、地方で働きたい場合には、自身の経験やスキルセットで地方への転職ができるのかも事前に調べておくことが大切です。

地方の市場調査

地方へ転職する時には、移住先の候補となる地域の生活環境や移住支援制度の有無といった、現地の市場調査をおこないます。

都市部から離れたエリアだと事前に生活環境や現地の雰囲気を確認しないと、移住後にミスマッチが発生する可能性もあるため注意が必要です。

また、NPOや自治体では仮住まいでのお試し移住を実施していることもあるので、必要に応じて活用してみると良いですよ。

転職準備〜サービス登録

自己分析や市場調査が終わったら、履歴書や職務経歴書の作成などの転職準備をした上で、転職サービスに登録していきます。

職務経歴書はエンジニア向けの形式があるので、必要に応じて転職エージェントのフォーマットを活用すると良いですよ。

また、エンジニアが地方へ転職をするなら、全国の求人や都市部の求人を取り扱っている以下の転職エージェントを活用するのがおすすめです。

求人探し〜応募

地方転職におけるエンジニアの求人探しでは、希望条件を整理して優先順位をつけた上で、譲れない条件以外は少しずつ緩和していくことが大切です。

特に、地方転職することへの優先順位が高い人は、地方の求人は限られているので、希望年収の水準を下げた方が求人探しの幅も広がります。

また、応募する時には求人情報だけではなく、企業HPで調べたり、エージェントに詳細を聞いてから応募するとミスマッチを防ぐことができますよ。

書類選考〜面接

地方転職の面接は「オンラインで実施するケース」と「対面で実施するケース」があるため、面接では現地訪問の日程調整が必要になります。

特に、最終面接は対面で実施するケースも多いため、他の選考の進捗次第で、何度か現地に訪問しなければいけないこともあります。

現地訪問が増えると費用や時間もかかるので、応募の進捗管理や面接の日程調整は、キャリアアドバイザーに相談して進めていくと良いですよ。

内定〜内定承諾

最終面接に合格して内定をもらった後は、内定条件の確認・交渉、雇用契約の締結、入社日の調整をおこないます。

内定条件の確認と交渉はエージェントを介しておこないますが、雇用契約は直接現地に出向くこともあるため、確認をしておいた方が良いですね。

また、入社日の日程調整は、現職の退職日と引越しスケジュールを考慮する必要があるため、事前に目処を立てて日程を調整すると良いですよ。

地方へ移住(引越し)

内定先と入社日が決まったら、退職手続きを進めて移住先への引越しをしていきます。

引越しには「物件探し」「内見」「物件契約」「引越し業者手配」「引越し準備」「引越し手続き対応」を進めていく必要があります。

そのため、引越しスケジュールは1ヶ月〜2ヶ月程度を見積もって、物件探し・業者手配・役所の手続きは早めに進めていくことが大切です。

末永雄大 末永

引越し費用は単身者は30万円〜50万円、2名〜4名の家族なら50万円〜100万円程度は必要です。

エンジニアが地方で働く方法

ここでは、エンジニア経験の有無や希望する雇用形態によって、どのように転職活動を進めれば良いかお伝えするので参考にしてみてください。

エンジニア未経験で地方転職する場合

エンジニア未経験から地方へ転職する場合には、プログラミングスクールなどでスキルを習得してから転職活動をした方が良いですね。

また、地方では未経験者歓迎のエンジニア求人は少ないので、都市部で経験を積んでから地方へ転職する選択もあります。

そして、未経験からスキルを習得するためにスクールを活用するなら、以下のスクールが実績も豊富なので活用してみると良いですよ。

末永雄大 末永

特に、TECH ACADEMY侍エンジニアでは、転職保証コースも提供しています。


そのため、スキル習得から求人紹介までサポートして欲しい人はチェックしてみてくださいね。

エンジニア経験者が地方転職する場合

エンジニア経験がある人なら、スキルがあれば地方への転職もしやすいですが、企業選びは慎重におこなうことが大切です。

特に、地方の企業では都市部のように最新技術の経験を積む機会が少ないので、キャリアの優先順位が高い人はデメリットも考慮する必要があります。

また、求人探しでは転職エージェントを併用して、できる限り求人探しの幅を広げると希望にマッチする求人を見つけやすくなりますよ。

末永雄大 末永

求人探しではマイナビ転職IT AGENTリクルートエージェント(IT)には登録しておくと良いですね。


その他にもレバテックキャリアでは関西や九州の都市部の求人を取り扱っているので必要に応じて活用してみてください。

フリーランスや業務委託で働く場合

エンジニアとしての経験と実績があり、リモートワーク中心の働き方をしたいならフリーランスとして働くのもおすすめです。

フリーランスであれば、仕事探しの段階でリモート案件を絞って探せますし、経験やスキルがあればフルリモートで仕事ができる案件もあります。

また、案件単位で年収アップが目指せたり、最新技術に触れる機会も意図して作れるので、興味がある人はチャレンジしてみると良いですよ。

末永雄大 末永

フリーランスとしてエンジニアの案件を探すなら、フリーランス向けのエージェントサービスの活用がおすすめです。


特に、レバテックフリーランスは、正社員からフリーランスへ独立する人の支援実績も豊富なので具体的な相談もしやすいですよ。

地方転職に強いおすすめ転職サービス

エンジニアが地方転職をする場合には、経験者・未経験者でおすすめの転職サービスは変わります。

適切な転職サービスを活用することで、求人探しや転職活動が進めやすくなるので参考にしてみてくださいね。

エンジニア経験者におすすめのサービス

地方転職は、求人の選択肢が限られる場合もあるため、複数の転職サービスを併用することをおすすめします。

エンジニア経験者におすすめ

  • マイナビ転職IT AGENT
  • リクルートエージェント(IT)
  • レバテックキャリア
  • type転職エージェント(IT)
  • ビズリーチ(IT)

特に、マイナビ転職IT AGENTリクルートエージェント(IT)は、全国の求人を取り扱っているエージェントなので、希望に合う求人を見つけやすいです。

また、レバテックキャリアtype転職エージェント(IT)も、関西や九州の求人も保有しているので、希望エリアによっては求人を紹介してもらえますよ。

他にも、ビズリーチ(IT)は全国を対象にヘッドハンターからスカウトがもらえますし、待遇の良い求人も豊富なので併せて登録しておくと良いですよ。

エンジニア未経験者におすすめのサービス

未経験からエンジニアへ転職する場合は、未経験者やスキルに不安のある人でも、手厚いサポートを受けられるサービスを活用するのがおすすめです。

おすすめの転職サービス

  • マイナビジョブ20's
  • ハタラクティブ
  • ウィルオブテック
  • ユニゾンキャリア

特に、マイナビジョブ20'sは全国の求人を探せますし、ハタラクティブウィルオブテックも手厚い転職支援が期待できます。

また、ユニゾンキャリアでは、無料のITスクールを運営しているため、スキル習得もしたい人は活用してみると良いですよ。

そして、未経験からエンジニアになるために、スキルを習得したいなら以下のプログラミングスクールを活用するのがおすすめです。

おすすめのスクール

  • TECH ACADEMY
  • 侍エンジニア
  • TECH CAMP
  • UZUZカレッジ

特に、TECH ACADEMY侍エンジニアでは、転職保証コースを提供していて、コース修了後に求人紹介を受けられます。

そのため、未経験からエンジニアを目指す際に、スキル習得から転職支援までサポートして欲しい人は活用してみてくださいね。

ハローワークや地域フェアへの参加もおすすめ

エンジニアが地方へ転職する際には、ハローワークで地域に根付いた求人を探すのもおすすめです。

また、特定の地域に特化した転職フェアを実施していることもあるので、直接企業の担当者から話を聞きたい場合には活用してみると良いですね。

転職フェアはタイミング次第なので、開催時期が合わなければ、地域密着型の転職エージェントを活用すると、具体的な話が聞けますよ。

エンジニアが地方へ転職する際によくある質問

最後に、エンジニアが地方へ転職する際によくある質問をまとめたので、参考にしてみてください。

引越しは転職前・後のどちらが良い?

先に引越すと求人探しのエリアが限定されるので、引越しは転職先が決まった後にした方が良いですね。

地方で働くには車は必須ですか?

働くために車が必須ではありませんが、地域によっては日常生活で必須になることはあります。

そのため、転職する際には仕事だけではなく、日常生活での利便性も考慮して購入を検討すると良いですよ。

未経験でも地方でエンジニアになれますか?

未経験でも地方でエンジニアになることは可能です。

ですが、求人数は限られているため、未経験なら都市部で経験を積んでからの方が求人は見つけやすいですね。

希望の地域で求人が見つからない場合はどうすればいいですか?

希望する地域からエリアを広げるか、他の転職サービスも併用して求人探しの幅を広げると良いですよ。

また、全国の求人を取り扱う大手転職エージェントだけではなく、地方に特化したサービスやハローワークの活用も検討してみてください。

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