理学療法士の面接対策|よく聞かれる11の質問と回答例、逆質問も徹底解説
理学療法士の面接で聞かれる11の質問と回答例、逆質問例を紹介します。
回答を考える前にやるべき必須事項や面接本番で気を付けるべきことをNG事項とあわせて解説しています。それぞれのポイントをおさえて、失敗しない面接対策をしましょう。
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理学療法士の面接前に下調べしておきたい必須事項
理学療法士の面接準備には、志望先の情報収集が欠かせません。
応募する病院・施設側の情報を事前に詳しく調べて回答の土台にすることで、熱意を伝える内容が考えやすくなります。
以下のポイントに沿って、下調べをしましょう。
志望先の対象疾患
まずは、志望先がどのような疾患に対してリハビリを提供しているのかをしっかりと把握しましょう。
理学療法士が対応する疾患は整形外科疾患、循環器疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患など幅広く、その中から自分の極めたい分野を決め、専門性を磨いていくことが大切です。
「自分が目指す専門領域に力を入れているか?」「スキルを伸ばせる環境が整っているか?」といった点を事前にチェックすることで、面接で伝える入職後の抱負を考えやすくなります。
志望先の方針・理念
志望先の経営方針や分かりやすく表現されたスローガンがあれば、頭に入れておきましょう。
そうすることで、自分がどのような姿勢で貢献できるのかをアピールする内容が考えやすくなります。
例えば「各専門領域にスペシャリストがいて高品質な支援を提供している」「最新の機器を導入している」など、力を入れてアピールしている点は必ず押さえておきたい点です。
また、院長や施設責任者の発言やメッセージを確認するのも、志望先への理解を深められるおすすめの方法です。
求められている人物像
志望先が応募者に対してどのような志や性格、経験、スキルを求めているのかを把握し、的確なアピール方法を考えましょう。
いくら得意な分野や自分の強みを上手く伝えても、志望先が必要とする人物像と適合していないと判断されてしまうと望む結果は得られません。
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20代の理学療法士が転職する際の求人の選び方について知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
理学療法士の面接の質問で面接官が知りたいこと
採用担当者が面接で応募者について最も知りたいことは「長く働いてくれそうか」「マッチした人材かつ活躍してくれそうか」の2点です。
これらを知るために採用担当者が尋ねる定番の5つの項目を紹介します。
スムーズに受け答えできるように、しっかりとチェックしておきましょう。
応募者の性格
面接では、自身の性格や長所・短所について尋ねられることが多くあります。
応募者がどのような人物なのか、職場のチーム・業務内容に合うかどうかを把握する狙いがあり、採用側にとってミスマッチを防ぐ重要な質問の1つです。
さらにこの質問には、応募者が自分の得意なことや苦手なことを客観的に把握できているかどうかを見極める意図もあります。
長所・短所を把握していれば、力の発揮方法や苦手なことへの対処方法を自分で考えられるからです。
応募者のスキルや能力
応募者のスキルや能力を把握するのも、面接において重要な要素の1つです。
スキルの見極めは履歴書や職務経歴書だけでは判断ができないので、リハビリプログラムを立案するときの手法、治療が思うように進まないときの解決策などの掘り下げた質問をします。
また、雰囲気を和らげるために他愛もない会話をすることもありますが、その際にコミュニケーションスキルを見ているケースもあります。
仕事への価値観
職場の理念や業務内容と、応募者の仕事への取り組み方がマッチするかを確認するため、仕事に対する価値観を聞き出します。
理学療法士が患者との信頼関係を築くには1人ひとりの悩みに向き合い、しっかりとコミュニケーションを取る前向きな姿勢や思いやりが必要です。
そのため、応募者が業務に真剣に取り組める人物かどうかを知ることが重要視されます。
質問内容はさまざまで「これまでの経験」や「最近気になっているニュース」など から、応募者の価値観を確かめることもあります。
志望先への熱意
ほぼ確実に聞かれる内容である志望動機は、応募者の熱意がどのくらいあるかを確かめています。
熱意があればあるほど活躍する意欲を感じられ、採用候補としての印象が強くなります。
ただし単に熱意だけを述べるのではなく、応募先の情報を入念に調べてきたと感じる志望動機が求められていることを覚えておきましょう。
また、退職や転職の場合はその理由も聞かれますが、採用後に応募者の望みを叶えられるのかを知りたい意図があります。
なぜなら、せっかく採用しても前職と同じ理由で退職させてしまっては、双方にとってマイナスになるからです。
今後のキャリアプラン
長く働いてくれるかどうかを見極めるため、キャリアプランから応募者の理想を聞き出します。
キャリアプランの内容を応募先で叶えるのが難しい場合、採用しないほうが双方にとってよいからです。
キャリアプランがマッチしている場合は、応募者がどのような仕事をしたいのか、どのように成長したいのかなどを把握したい意図があります。
キャリアプランが確立していれば、仕事に意欲的で長く活躍してくれそうな人物といった判断ができるからです。
志望先の職場ごとに独自の質問を用意していることもあります。
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理学療法士の履歴書の書き方について知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
理学療法士の面接でよく聞かれる質問・回答例
理学療法士の面接で頻出する質問と回答例を紹介するので、参考にしてオリジナルの回答を準備しましょう。
例1:「自己紹介をお願いします」
自己紹介は自己PRではなく、自分の名前や経歴などを1分以内に簡潔に伝える必要があります。
自己紹介の回答例
〇〇(自分の名前)と申します。
本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。
私は〇〇大学を卒業後、整形外科クリニックで〇年間勤務し、骨折や人工関節置換術後のリハビリやスポーツ外傷などの幅広い症例を担当してまいりました。
患者様1人ひとりの背景や生活に寄り添い、継続的に信頼される理学療法士になれるよう仕事に向き合っています。
今後はこれまでの経験を活かしつつ、さらに専門性を高めていきたいと考えております。
本日はよろしくお願いいたします。
自己紹介は第一印象をチェックされる場面なので、話す内容よりも好印象になる話し方や態度に注意してくださいね。
例2:「長所と短所を教えてください」
応募者の長所・短所を聞く意図としては、「自分のことを客観的に捉えられているか」を確認しています。
長所・短所の回答例
私の長所は、根気強く物事に取り組めるところです。
患者様の小さな変化も見逃さず、継続的に支援する姿勢を意識しています。
リハビリの効果が思うようにあらわれずにやる気を失くしてしまう患者様に対しても、諦めずに丁寧な対応で取り組んでまいりました。
一方で、慎重になりすぎて行動が遅れることが短所です。
現在は優先順位を意識して行動することで、バランスを取るように心がけています。
上記の例のように短所はそのまま伝えて終わらず、必ず克服するためにどう意識しているのかを加え、ポジティブな内容に変換しましょう。
採用担当者は回答内容から応募者が長所をどう活かし、短所はどう工夫してカバーするのかを見ています。
例3:「志望動機を教えてください」
志望動機はその職場でなければならない理由と、自分のスキルを活かしてどう貢献できるのかを伝える必要があります。
志望動機の回答例
貴院を志望した理由は幅広い疾患に対応されており、急性期・回復期から退院後のサポートまで一貫して患者様を支援できる点に魅力を感じたからです。
これまで培った運動療法の実践力や患者様の動作分析スキルを活かし、機能回復だけでなく再発予防や生活機能の改善までサポートしたいと考えております。
また特に〇〇分野に関心があり、学びを深めながら臨床経験を積んでいきたいです。
さらに、貴院のチーム医療を重視されている点にも共感しております。
これまでもチーム医療の中で整形外科医やトレーナーと連携して患者様をサポートしてきた経験がありますので、他職種としっかりと協力しながら高品質なリハビリ提供に貢献できると考えております。
なぜその職場で働きたいのかが伝わる内容にするため、事前にしっかりと志望先の取り組みや理念を確認しておきましょう。
また、自分の目標や活かせるスキルと関連付けて説明できると好印象なので、ぜひトライしてみてください。
理学療法士の履歴書における志望動機の書き方について知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
例4:「入職後に取り組みたいことや今後のキャリアプランはありますか?」
採用担当者が「入職後の取り組みたいこと」や「今後のキャリアプラン」を尋ねる際は、応募者が目指すゴールと自社でその内容を叶えられるかどうかを見ています。
事前に志望先の組織体制や業務内容を細かく調査し、現実的なプラン内容になるように準備してから臨みましょう。
入職後の目標やキャリアプランの回答例
入職後は、まず幅広い疾患や年代の患者様のリハビリに携わりながら、臨床力を高めていきたいと考えています。
その中でも特にこれまで経験してきた整形外科での知識や技術を活かし、スポーツ外傷や競技復帰支援に力を入れていきたいです。
具体的には、競技特性に合わせた動作分析や再発予防のトレーニング指導をおこない、選手や学生のパフォーマンス向上に貢献したいと考えています。
将来的には、スポーツリハビリのスペシャリストとして資格取得や学会発表にも取り組み、貴院のスポーツリハ分野の発展に寄与できる人材を目指したいです。
今まで学んだことや経験したスキルを活かして、どうなりたいのかを伝えるのが重要です。
「独立したい」「より大きな病院で経験を積みたい」など、長く働かないのではと疑問を抱かれる内容は避けましょう。
また新卒や未経験の人は、実際の業務と異なる的外れな内容にならないよう注意してください。
30代で転職する人向けのキャリアプランについて知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
例5:「どうして理学療法士を目指そうと思いましたか?」
理学療法士を目指すきっかけは人それぞれなので正解はありませんが、仕事に対する熱意が伝わる内容にしましょう。
また、具体的なエピソードを交えるのがポイントです。
理学療法士を目指したきっかけの回答例
高校時代に父がケガをしてリハビリを受けた際、理学療法士の支援によって日常生活が改善していくことに感動したのがきっかけです。
つらいなかリハビリに取り組む父に寄り添いながら伴走し、適切なリハビリ内容を考えサポートする姿を見て、自分もケガや病気で困っている人を助けたいと思い、理学療法士を志しました。
待遇や給与など自分都合な内容にならないよう注意し、理学療法士だからこそ実現できる内容になるよう意識しましょう。
この質問は、応募者の人となりや理学療法士の仕事内容に対する熱意を確認するのが目的です。
理学療法士の転職の面接時によく聞かれる質問・回答例
続いては、理学療法士の転職の面接時によく聞かれる質問と回答例を紹介します。
例1:「現職(前職)を退職・転職したいと思った理由を教えてください」
理学療法士の中途採用の面接では、ほぼ確実に聞かれる内容です。
たとえネガティブな退職・転職理由だとしても、必ずポジティブな表現に変換しましょう。
退職・転職理由の回答例
現職では主に急性期病院で整形外科疾患のリハビリを担当し、基礎的な臨床力を磨いてまいりました。
一方で、患者様が在宅復帰したあとの生活支援や長期的な機能維持にも深く関わりたいと考えるようになり、地域包括ケアや在宅医療に力を入れている御院に強く惹かれました。
また自身の経験を活かしつつ、より幅広い患者層に貢献できる環境に身を置きたいと考え、転職を決意した所存です。
例えば「職場の人間関係が悪かった」のように正直にネガティブな理由をメインにしてしまうと「またすぐ辞めるかもしれない」と思われる可能性があります。
上記の例のようにスキルアップや新たな目標のためなど、前向きな内容にしましょう。
理学療法士(PT)によくある退職理由や伝え方について知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
例2:「患者対応で苦戦したエピソードはありますか?またどう対応しましたか」
実際の現場で理学療法士としてどのような経験をし、どう対応したのかを聞くことで、応募者のリアルな仕事への向き合い方を確認します。
具体的なエピソードを用いて、学んだ点や成長につながった点を踏まえて伝えましょう。
苦戦したエピソードの回答例
高齢の患者様でリハビリへのモチベーションが低く、訓練に消極的な方がいらっしゃいました。
最初は思うように取り組んでいただけずに苦戦しましたが、患者様の生活背景や趣味をお伺いし、日常生活で好きなガーデニングを続けるために必要な動作をゴールに設定しました。
リハビリの目的が明確になったことで、徐々に前向きに取り組んでいただけるようになり、退院後も自主トレーニングを継続していただけました。
この経験から、患者様本人の価値観や生活に寄り添ったアプローチの重要性を学びました。
リハビリは基本的にすぐに成果が出るものではないため、患者が思うように取り組んでくれないこともあります。
採用担当者は応募者の回答から、さまざまな状況下でどれだけ「思いやり」「柔軟性」「粘り強さ」を持って臨機応変に対応できるかを見ています。
例3:「リハビリ計画を考えるときに気を付けていることはありますか?」
経験者の実力を知る手段として、実際にリハビリ内容を計画するときにどのようなことを意識しているかを質問されることがあります。
いかに患者のことを考え、真摯に対応しているかを伝えるのがポイントです。
リハビリ計画で気を付けていることの回答例
患者様の医学的データや身体機能の評価だけでなく、生活環境や社会的背景、希望を必ず考慮するよう心がけています。
またモチベーションが保てるように、目標を短期的に達成できる小さな段階目標と生活の質向上につながる長期目標に分け、患者様と共有することを大切にしています。
実際にリハビリの目的が明確になったことで、徐々に前向きに取り組んでいただけるようになり、退院後も自主トレーニングを継続していただけました。
さらに多職種との連携を意識し、看護師や介護スタッフとも情報交換を密におこないながら、安全で持続可能なリハビリ計画を立案することを意識しています。
患者は症状や生活環境、さまざまな不安を抱えているため、それぞれの悩みに寄り添った思いやりが求められます。
ここでは、どれだけ患者を第一に考えているかを示すことが重要です。
理学療法士の面接で答えにくい質問・回答例
理学療法士の面接で多くの人がどう答えればよいか分からないと戸惑う質問と回答例を紹介します。
例1:「土日祝日の勤務は問題ありませんか?」
理学療法士の職場によっては土日祝日関係なくリハビリをおこなわなければいけません。
「問題ない」が採用側としては最も嬉しい回答ですが、それだけで合否は決まりません。
事情がある場合は正直に伝え、具体的な理由とあわせてできる限り努力する姿勢で伝えると印象が良いです。
土日祝日勤務に対しての回答例
現在、2歳の子どもを抱えており、毎週末の勤務は難しい状況です。
しかし、月に2回ほどであれば調整できるよう努めますので、ご理解いただますと幸いです。
例2:「ほかにも選考を受けている病院施設はありますか?」
複数の志望先に応募しているにもかかわらず、印象を良くしようとして「御院しか受けていません」と答える人もいますが逆効果です。
ほかにも選考を受けているからといって評価が下がることはありません。
理学療法士の面接でこの質問をされるのは、採用スケジュールを調整する目的の場合もあります。嘘は避けて正直に答えましょう。
選考状況に関する回答例
ほかには、クリニックと訪問リハビリの2ヶ所の選考を受けています。
1つは明後日に面接があり、もう1つは来週中に最終結果の連絡がくる予定です。
例3:「なぜ作業療法士ではなく理学療法士になりたいのですか?」
理学療法士と作業療法士は業務内容は異なりますが、同じリハビリ職です。
採用担当者はこの質問を通して、応募者が作業療法士との違いを理解したうえで、なぜ理学療法士を選んだのかを確認します。
なぜ理学療法士になりたいかの回答例
病院実習の際に、脳血管疾患や整形外科疾患の患者様が立ち上がりや歩行を獲得していく姿に感動しました。
作業療法士も生活動作の自立を支援する大切な役割がありますが、私はこの経験を通じて座る・立つ・歩くといった基本的な運動機能が回復することで患者様の自信や生活の幅が大きく広がることを実感し、基本動作を直接支援できる理学療法士を志しました。
上記の例のように、なぜ運動機能の改善に関わりたいのかが伝わる内容にするのがポイントです。
また、整形外科やスポーツ分野など自分の関心が強い分野と関連付けて内容を考えると、ビジョンの方向性がより一層伝わります。
理学療法士の面接で好印象を与えられる逆質問例
面接の終盤では「何か質問はありますか?」と逆質問がないかを確認されます。
職場への関心や熱意を見定められる時間なので「特にありません」という回答はせず、必ず何か質問しましょう。
ただし、ホームページなどで調べれば簡単にわかる情報や面接官がすでに説明したことを質問したり、待遇面に関することばかり聞いたりするのは避けてください。
逆質問は自己アピールのみならず、貴重な情報を得られるチャンスでもあるので有効活用しましょう。
逆質問例1
スキルアップのために取り組まれている勉強会や研修制度の頻度、研修費の補助などについて教えていただけますでしょうか?
逆質問例2
多職種との連携で、特に大切にされていることや工夫されていることはありますか?
逆質問は当日になって困らないように、事前にいくつか準備しておくことをおすすめします。
しかし、充実した面接になると会話の中で疑問点が全て解消されるケースもあります。
その場合は「お聞きしたかった内容はこれまでのお話ですべて解消できたので、追加の質問はありません」と笑顔で伝えましょう。
転職エージェントに相談すれば面接の一連の流れを模擬練習してもらえたり、修正したほうがよい部分をプロの目線からアドバイスをもらえたりするのでおすすめです。
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転職面接の逆質問例やNG例について詳しく知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
理学療法士が面接本番で気を付けるべきポイント
理学療法士が面接本番の受け答えやマナーで気を付けるべきポイントを解説します。
答え方や態度一つでも採用担当者に与える印象は大きく変わるので、以下の点に注意して面接の練習をしましょう。
結論から回答する
面接では、限られた時間で自己アピールをしなければなりません。
常に答えから先に述べることで、重要な内容を分かりやすく簡潔に伝えられます。
「結論」→「根拠」→「まとめ」を意識し、話す順序にも配慮すると面接官も理解しやすく、良い印象を残せます。
明るくはっきりと話す
コミュニケーションスキルをアピールするためにも、面接では元気よくハキハキと発言しましょう。
理学療法士は患者や利用者と信頼関係を構築しながらリハビリを進めなければいけません。
加えて医師や看護師、介護士などの多職種とも情報を共有して連携することが重要なので、コミュニケーションスキルが求められる職業です。
姿勢を正し、面接官の目を見ながら笑顔ではっきり答えることで、安心して患者対応などを任せられる印象を与えられます。
清潔感のある身だしなみを意識する
身だしなみの良し悪しは人の印象を大きく左右します。
特に理学療法士は多くの人と関わる職業でもあるため、面接では清潔感のある服装をしっかりと意識することが大切です。
男性は黒やグレー、ネイビーなどのビジネススーツ、女性は落ち着いた色のシンプルなスーツを選びましょう。
シャツやブラウスは白、女性のストッキングは肌色を選ぶのが基本です。
そのほかスーツやシャツのシワ、靴の汚れ、カジュアルすぎるカバン、目立つほこりなどもマイナスな印象につながります。
身だしなみは、些細なポイントでもその人の印象を大きく変えてしまいます。
例えば、前髪が目にかかり表情がよく見えないだけでもイメージを下げる可能性があります。
第一印象で損をしないように細心の注意を払いましょう。
転職面接で男女別に印象が良くなる服装の選び方について知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
ビジネスマナーを心がける
ビジネスマナーが身に付いているかどうかも面接の合否に関わる重要な要素です。
理学療法士の職場である病院や施設ではマナー研修などの機会がほとんどなく、患者への非常識な対応が問題になるケースもあります。
事前に書籍やセミナーを活用してビジネスマナーを学び、面接で礼儀のある対応をアピールできれば好印象を与えられます。
面接で失敗しないマナーについて詳しく知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
理学療法士の面接で落ちる人がやりがちなこと
理学療法士の面接で落ちてしまう人には共通しているポイントがあります。
以下のNG事項を参考にし、面接で落ちるリスクを減らしましょう。
自己分析が甘い
自己分析が十分におこなえていないことで面接に落ちてしまう人がいます。
自己分析が入念にできていないと「どのような理学療法士を目指したいのか」「どういった活躍ができるのか」などに関する質問をされた際に、表面的な返事になってしまって採用担当者に刺さらないからです。
たとえ十分なスキルを保有していても、面接官に効果的な自己アピールができなければ意味がありません。
自己分析をする際は、これまでの経験を振り返りながら自分の特性を客観的に分析し、理学療法士の業務においてどのような長所をアピールできるかを考えましょう。
志望先の調査が甘い
志望先について十分に調査をしていないと熱意や意欲が伝わる回答ができず、面接で落ちる原因になってしまいます。
病院やクリニック、介護福祉施設、スポーツ施設など、目指す分野によって業務内容や必要とされる知識やスキルが異なり、それぞれの職場が理想とする方向性も異なります。
ホームページや職場見学を活用し、しっかりと志望先の研究をおこないましょう。
志望動機を伝える際も事前調査で得た経営方針や体制などの情報と、自身が共感する部分や活かせる強みを関連付けて伝える必要があります。
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時間にルーズ
社会人として約束や時刻を守ることは何よりも重要なので、遅刻やギリギリに到着する人の印象は悪いです。
面接当日は指定された時刻の15~30分前には到着できるように交通手段やルートを確認し、余裕を持って行動しましょう。
ただし、天候などの理由で公共交通機関が遅延するなど、やむをえない理由で面接の時刻に遅れるケースもあります。
その場合はすぐに応募先に連絡し、謝罪と遅れる理由、到着時刻を伝えましょう。
回答内容を丸暗記している
回答を暗記したまま話すと、セリフのように聞こえて熱意や感情が伝わりづらく、印象に残らないことがあります。
緊張して上手く話せないことを懸念して想定される質問と回答を覚える人もいますが、丸暗記は避けましょう。
また、回答を暗記してきたことが面接官に伝わると「アドリブに弱い」「コミュニケーションスキルが低い」と思われ、マイナスイメージにつながる可能性もあります。
面接で何よりも大切なのは熱意や誠意が伝わるかです。
スムーズに話せなくても、自分の言葉で一生懸命に話すほうが好印象になりますよ。
会話のキャッチボールができていない
面接官と会話のキャッチボールができていないと、コミュニケーションスキルが低いと評価されてしまうことがあります。
理学療法士は患者から信頼を得られるかが重要な職業なので、コミュニケーション力は必須です。
緊張で対話を楽しむ余裕がない人は面接官の話をよく聞き、落ち着いて自分の言葉で話すことを心がけましょう。
加えて相づちを打って意思表示をして目を見て話せれば、さらに好印象につながります。
「相手の話を遮らない」「自分の意見を一方的に話さない」の2点を意識するだけでもスムーズに対話ができますよ。
ポイントは「安心して患者対応や他スタッフとのコミュニケーションができそう」と思ってもらうことです。
理学療法士(PT)の転職失敗を防ぐ方法について知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
理学療法士の面接対策が不安ならプロに相談するのがおすすめ
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理学療法士(PT)向けおすすめ転職サイト・エージェントについてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
理学療法士の面接に関するよくある質問
理学療法士の面接に関するよくある質問と回答をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
理学療法士の面接で聞かれることは?
理学療法士の転職でよく聞かれる質問例は以下の5つです。
- 「自己紹介をお願いします」
- 「長所と短所を教えてください」
- 「志望動機を教えてください」
- 「入職後に取り組みたいことや今後のキャリアプランはありますか?」
- 「どうして理学療法士を目指そうと思いましたか?」
転職の面接では「転職・退職の理由」や「今まで携わった仕事でのエピソード」を聞かれることがよくあります。
理学療法士の面接で「質問はありますか?」の回答は?
面接で熱意や意欲を伝える最後のチャンスなので「特にありません」は避け、最低でも3つほど質問を準備しておきましょう。
ホームページなどで調べれば簡単にわかる内容ではなく、今後予定している取り組みや入社後に期待することなどの質問をし、志望先への関心を伝えるのが重要です。
理学療法士にとって最も大切なことは?
患者の状態に寄り添い、心身の回復を支える姿勢が大切です。
患者がそれぞれ抱えている不安や痛みは異なるため、個々の気持ちを理解し、信頼関係を築いていくことが理学療法士の主な役割となります。
また、ときには上手くリハビリが進まずに感情が不安定になってしまう患者もいますが、寄り添ってサポートし続ける根気強さも必要です。
理学療法士のやりがいや魅力は?
患者の身体機能回復をサポートし、日常生活や社会への復帰を支援できることです。
理学療法士は1人ひとりにあったリハビリを考え、気持ちに寄り添いながらコツコツと回復まで取り組みます。
効果があらわれたときは患者と大きな喜びを共有でき、役に立てた達成感や幸福感を味わえます。
理学療法士の仕事内容・やりがいについてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
理学療法士の養成専門学校や大学の入試面接で聞かれる質問は?
理学療法士の養成専門学校や大学の入試面接でよく聞かれる質問例は、以下の6つです。
- 「自己PRをお願いします」
- 「コミュニケーションは得意ですか?」
- 「理学療法士に必要な資質は何だと思いますか?」
- 「なぜ理学療法士になりたいのですか?」
- 「どのような理学療法士になりたいですか?」
- 「なぜ当校に入学したいと思ったのですか?」
上記の質問から、理学療法士としての素質や適性を見極めています。
また、リハビリ職のなかでもなぜ理学療法士を選んだのか、他の学校と比較してなぜ志望校で学びたいのかを聞き、熱意の度合いも見ています。
高校生が理学療法士になるためにはどのような勉強をすればいい?
理学療法士を目指す高校生は、文系・理系どちらを選んでも問題はありません。
ただし、受験する専門学校や大学によって理系科目が必須なこともあるので、注意して受験科目を調べましょう。
そのほか、生物・物理・英語・国語はしっかりと勉強しておくと進学後に役立ちます。
求められる人物像はホームページや求人票、就活・転職の口コミサイトなどで調べられます。
また転職エージェントに相談すれば、自力では知り得ない志望先が本当に求める人物像や裏事情まで教えてもらえるのでおすすめですよ。