ミスミへの転職方法！中途採用の難易度・求人情報を解説！

ミスミの転職難易度

ミスミの転職難易度は高いです。その要因は、新卒採用に対して非常に力を入れているからなんです。

もしかしたらミスミの採用CMをご覧になった人もいるかもしれませんが、宣伝広告費を投入して新卒採用にマンパワーを使っているんですよね。

そのため、中途採用は採用基準を高く設定して採用人数を絞っています。

また、2つ目の要因としては、いずれの職種でも実務経験とビジネスレベルの英語力が求められることですね。ミスミは積極的に海外進出している企業のため、高い英語力が必要となります。

あなたの選んだ職種の実務経験を積んで、ビジネスレベル以上の英語力を有しているなら、採用される可能性はありますね。

海外での勤務経験や海外企業との折衝経験などがあれば重宝されるので、転職できるチャンスはあると言えます。

ミスミに転職しやすい人の特徴

ミスミに転職しやすい人の特徴があるなら、やっぱり知っておきたいですよね。その特徴は以下の2つが挙げられます。

上記2つの特徴について、次でさらに詳しくお伝えしていきますね。

プロジェクトマネジメント経験のある人

ミスミでは、新規事業などのポジションに限らず、多くの職種の歓迎条件として「プロジェクトマネジメント経験」を求めています。

それは、事業開発にしてもエンジニアにしても企画立案から納品までおこない、リーダーに昇格する前から業務全体を俯瞰する必要があるからなんです。

そのため、通常業務に加えてプロジェクトマネジメントの経験がある人は、職種にかかわらず活躍できる可能性が高いですね。

主体的にプロジェクトを推進していくミスミだからこそ、マネジメント経験やリーダーとして積極的に動けることをアピールするのがおすすめです。

海外での業務経験・語学スキルがある人

ミスミは海外事業も展開しているので、職種によっては英語力が求められます。その中でも基本的に評価されるのは、英語と中国語の2つです。

実際に募集されているポジションを言語別にまとめてみました。

ミスミへ転職したいのなら

ミスミへ転職したいのなら、転職エージェントの利用をおすすめします。

それは転職エージェントでは、コーポレートサイトの採用ページには掲載されていない非公開求人を保有している可能性があるからなんです。

また、これまでに多くの転職者を支援してきたノウハウで、応募書類の作成・添削から面接対策までおこなってくれます。自分で直接応募するよりも内定獲得率が上がる傾向にありますよ。

ミスミの面接傾向・選考対策

ミスミの面接では、「経験と実績」「ユニークさ」がチェックされる傾向にあります。

「経験と実績」では、前職または現職における経験・実績、突出した実績、キャリアの核となる経験などが質問されます。

なぜなら、ミスミが即戦力重視の採用をおこなっているためです。だからこそ、経験と実績については非常に深く聞かれますね。

また「ユニークさ」では、新規事業に携わった経験、新しい仕事に取り組んだ経験などについて質問されます。他にも、プロジェクトで新規アイディアを立案した経験や、これまでにない要素を含んだような提案を顧客・社内におこなった経験も聞かれますね。

それはミスミがお客様の状況やニーズに合わせて、新しいプランなどが提案できる人材を求めているからです。ですので、これまでの経験を深掘りしてユニークさがあるかどうかチェックされます。

自己分析と企業研究をあわせておこない、「ミスミでどう活躍できるか」を明確にすることで面接時に高く評価してもらえますよ。

ミスミの中途採用・求人情報

ミスミが募集している職種を以下にまとめてみました。レバテックキャリアやリクナビNEXTなどを参考に、2020年3月時点で募集されている職種をピックアップしています。

あくまでも2020年3月時点での募集職種になるため、時期によっては大きく変わる可能性があります。

ミスミへの転職を検討している人は、定期的に希望職種の募集がないかどうか、「採用情報」でチェックしてみてくださいね。

経営企画・事業開発系

今回はen ミドルの転職に掲載されていた、「経営企画」の求人を参考に、仕事内容、必須経験・能力などについて以下にまとめてみました。

営業系

今回はリクナビNEXTに掲載されていた、「インサイドセールス・内勤営業」の求人を参考に、仕事内容、必須経験・能力などについて以下にまとめてみました。

Webマーケティング系

今回はCREATIVE JOBに掲載されていた、「SEM・Web広告担当」の求人を参考に、仕事内容、必須経験・能力などについて以下にまとめてみました。

エンジニア系

バックオフィス系

今回はCREATIVE JOBに掲載されていた「内部監査」の求人を参考に、仕事内容、必須経験・能力などについて以下にまとめてみました。

物流系

今回はSB Human Capitalに掲載されていた、「次世代物流センターのシステム構築」の求人を参考に、仕事内容、必須経験・能力などについて以下にまとめてみました。

品質管理系

今回はSB Human Capitalに掲載されていた「品質管理PP201」の求人を参考に、仕事内容、必須経験・能力などについて以下にまとめてみました。

ミスミの企業情報

ミスミの企業情報について詳しく紹介していきます。

事業内容

ミスミの事業内容は、大きく3つに分けられています。

FA事業

FA事業では、自動機の標準部品を主に取り扱っています。具体的には以下の2つに取り扱い商品群を分けています。

金属部品事業

金属部品事業では、自動車や電子・電気機器などの金型部品を主に取り扱っています。具体的には以下の2つに取り扱い商品群が分けられています。

VONA事業

VONA事業では、新たな流通事業としてミスミブランド以外の他社商品も含めた生産設備関連部品、製造副資材やMRO(消耗品)などを販売しています。

具体的に、以下の4つに分かれて商品を取り扱っています。

ミスミの平均年収・福利厚生

2022年6月に提出された有価証券報告書によると、ミスミの平均年収は約701万円です。

ミスミの給与体系は、基本的に年俸制となっています。年俸額を16分割して16分の1ヶ月の給料になります。そして、4ヶ月分を6月・12月・3月と3回に分けて支給されます。

もちろん、月30時間を超える残業代については、別途支給されるので安心できますよ。

ミスミの平均年収が高いのか低いのかわかりやすくするために、競合他社の平均年収を以下で比較してみました。

株式会社日立製作所の平均年収が高い理由は、もともと給与水準が高いことが挙げられますね。他にも、年2回昇給面談が用意されているからだと言えます。

また、株式会社SUBARUの年収がやや低めなのは、典型的な年功序列の風土が強い会社だからでしょう。そのため、実力がある若手社員は少々出世しにくいかもしれません。

福利厚生

ミスミでは、さまざまな福利厚生が用意されています。具体的にどのようなものが用意されているのか、以下にまとめてみました。

ミスミでは、積極的な姿勢を持って挑戦し続ける社員のリフレッシュ・気分転換をサポートするために福利厚生が充実していますね。

仕事で疲労しても作業効率を回復できるようマッサージルームが設備されていたり、上司や同僚と気軽にコミュニケーションが図れるようにカフェテリアを設置したりされています。

ひとりでも多くの社員の健康状態を意識し、元気に仕事をしてほしいと考えているのが伝わってきますよね。

ミスミの企業文化・働きがい

ミスミは、4つの制度を導入して社員ひとりひとりの成長や活躍を多角的にサポートしているのが特徴です。その4つの制度を以下にまとめてみました。

手挙げ昇格

ミスミでは、自らが起点となってチャンスを取りにいくという姿勢を大事にした運用スタイルを貫いています。

だからこそ、上司からの推薦を持つのではなく、より大きな裁量を持ったポジションを担当したいと自ら手を挙げた人にチャンスを与えているんです。

合否にかかわらず多くのフィードバックを得ることができるので、社員にとって貴重な成長の機会に繋がっているのが特徴であり、魅力でもありますね。

実際にこの制度を活用して、年齢問わず責任のある仕事を任されてキャリアアップしている社員も数多くいるようです。

がらがらポン

これは社内公募制に近い制度で、規模感の大きさにおいてミスミならではのユニークな制度設計だと言えます。

応募ポジションが幅広く、ほぼ全社と言ってもいいレベルで募集がおこなわれます。応募者も異動希望の強い特定の少数が対象になるのではなく、毎回全社員が次の挑戦を考えるんです。

まずは、各組織の責任者から募集ポジションに説明がされて、社員は自分が行きたい組織を選択し、その上司と直接面談をおこないます。お互いが納得すれば異動することができます。

この制度を活用して、人事部門から事業開発部門へ異動、または国内事業から海外事業へ異動など、職種をまたいでチャレンジすることが可能なんです。

末端やたら元気

ミスミは少人数の組織で成り立ち、その中で各々が幅広い業務範囲と裁量権を持って、スピード感のある事業運営をおこなっています。

例えば、事業部門は「創って、作って、売る」をワンセットに持って、社員自ら戦略を描いて実行に移しているんです。

ひとりひとりに大きな裁量と権限が与えられるので、個人も組織も元気なのが特徴であり魅力となっています。

経営リーダーの育成

ミスミでは事業の成長だけではなく、「経営リーダーの育成」も重要な経営課題だと考えています。そこで2002年度の新経営体制では「人は勝手に育つ」ポリシーから「積極的に鍛える」体制に転換しました。

社員育成のためのさまざまな研修制度を整備するとともに、数々の修羅場を経験した外部人材も積極的に採用して、強いマネジメントチームを形成しているんですよ。

具体的にどのようなものがあるかというと、以下のものが用意されています。

どれも社員ひとりひとりの成長やスキルアップに繋がっていくものばかりで、各研修内容も非常に充実していますよ。

ミスミへの転職を成功させる方法

ミスミへの転職を考えている人は、転職エージェントの利用をおすすめします。それは、ミスミへの転職難易度が高いからというのが1つ目の理由です。

2つ目の理由は、採用ページには掲載されていない求人を保有している可能性があるからなんです。

転職エージェントでは、キャリアアドバイザーがあなたのサポートをしてくれます。経験やスキルを棚卸しして、応募書類の作成や添削をおこない、ミスミの面接傾向をきちんと押さえて、何度も面接対策をしてもらえます。

ただ、キャリアアドバイザーの質やサポート力には違いがあるため、できるだけ転職エージェントは複数登録することをおすすめしています。