ソニー(SONY)は平均年収1101万円|給与水準・賞与ボーナスや残業時間も紹介!

ソニー(SONY)は平均年収1101万円|給与水準・賞与ボーナスや残業時間も紹介!

    ソニーグループ株式会社(SONY)の平均年収や新卒初任給がどれくらいなのか現役転職エージェントが徹底解説します。

    また、職種別や年代別、競合他社と比較した給与水準、残業時間や賞与(ボーナス)についても社員の口コミ評判を交えながら分かりやすく紹介します。

    社風・働きやすさを正しく理解し、就職・転職活動の際の企業分析として役立ててください。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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ソニー(SONY)の平均年収は1101万円

2023年3月期の有価証券報告書によると、ソニー(SONY)の平均年収は1,101万円です。

dodaの「平均年収ランキング最新版(業種別)」を見てみると、ソニー(SONY)が属する総合電機メーカー全体の平均年収は542万円です。

ちなみにソニー(SONY)の勤続年数と平均年齢は以下のようになっています。

年度 平均年収 平均年齢 平均勤続年数
2019年3月期 1,050万円 42.4歳 16.7年
2020年3月期 1,057万円 42.4歳 16,6年
2021年3月期 1,044万円 42.2歳 16.5年
2022年3月期 1,084万円 42.6歳 16.7年
2023年3月期 1,101万円 42.4歳 16.4年

出典:有価証券報告書

総合電機メーカー業界全体より559万円も平均年収が高いソニー(SONY)の年収は高水準だと言って良いでしょう。

ソニー(SONY)の年収が高くなる理由

ソニー(SONY)の平均年収が高い理由としては、優秀な人材が流出するのを防ぐために、基本給に当たるベース給の引き上げをおこなっているからです。

また、ジョブグレード制度を導入し、年功序列ではなく役割で評価する仕組みを採用しています。成果をしっかりと年収に反映しているので、総合電機メーカーの中でも年収が高いのです。

中途でソニー(SONY)の平均年収はもらえるのか

中途採用でソニー(SONY)に転職した場合、必ず平均年収と近しい金額が支給されるわけではありません。

金額は経験や能力、前職の年収を考慮の上で決定されるので、場合によっては転職によって年収が下がることもあります。

なるべく年収を下げないためには、転職エージェントを利用するのがおすすめです。専任のキャリアアドバイザーが求職者と企業の期待値調整から年収交渉の代行までおこなってくれます。

転職で希望する年収に近づけたい人は、ぜひ転職エージェントに相談してみることをおすすめします。

おすすめの大手総合型転職エージェント

転職エージェントの他に、スカウト型の転職支援サービスに登録するのもおすすめです。なぜなら、ソニー(SONY)だけでなく、同業他社の人事やヘッドハンターからオファーが届く可能性があるからです。

スカウトにはオファーしたい年収の金額が記載されているため、現在の自分がどれだけ評価されているのかを把握することも可能です。

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ソニー(SONY)の職種別平均年収

2023年12月時点の転職口コミサイト「ライトハウス」に投稿されている年収データを参考に職種別の平均年収を紹介します。

職種 平均年収 平均年齢
営業系 985万円 43.7歳
企画・事務・管理系 915万円 42.3歳
IT系エンジニア 805万円 40.6歳
電気・電子・機械系エンジニア 831万円 40.4歳

ソニーは高品質な製品にこだわっている企業だからこそ、営業や企画職だけでなく、開発サイドの給与も非常に高いです。

上記の職種別平均年収は現役社員・元社員の回答を元に算出されていますが、役職や在籍時期にもよって変わってくるので、参考程度に見てもらえればと思います。

ソニー(SONY)の年代別平均年収

2023年12月時点の転職口コミサイト「ライトハウス」に投稿されている年収データを参考に年齢別の平均年収を紹介します。

年代 平均年収 最高年収
25~29歳 645万円 1,200万円
30~34歳 704万円 1,000万円
35~39歳 764万円 1,050万円
40~44歳 853万円 1,500万円
45〜49歳 1,365万円 2,400万円
50〜54歳 939万円 1,700万円
55〜59歳 1,141万円 1,700万円
60歳以上 1,224万円 2,000万円

ソニーの平均年収は20代の頃から業界の平均を超え、年功序列で30代、40代と徐々に上がっていきます。またその年齢層にも最高年収が1,000万円を突破する人もいるようなので成果を出せば常にチャンスがある環境と言えるでしょう。

上記の年代別平均年収は現役社員・元社員の回答を元に算出されていますが、残業時間やポジションにもよって変わってくるので、参考程度に見てもらえればと思います。

ソニーの役職別平均年収

ソニー(SONY)は2015年からジョブグレード制度を導入しており、役割別に階級が決められています。

階級が高いほど、給与ベースが高くなっています。

ソニーのジョブグレード制度

階級はプロフェッショナル職としてのI階級がI1〜I9まで、マネジメント職としてのM階級がM6〜M12まであります。

ソニーは管理職から年収が1,000万円を超える傾向にあります

ただ、管理職はずっと管理職のままではなく、成果を出せなければ一般社員へ降格する可能性もあるので、常に結果を出し続けなければなりません。

なお、階級別の平均年収は、人事制度に基づいて決定されるため、人によって異なります。上記の年収は目安の1つとして見てください。

ソニーと競合他社の年収比較

ソニーと同じ総合電機メーカー「日立製作所」「パナソニック」「シャープ」の3社との年収を以下で比較してみました。

各社とも2023年12月時点のライトハウスが公開している年収データを元に比較しています。

企業名 平均年収 平均年齢
ソニー 878万円 41.6歳
日立製作所 723万円 35.8歳
パナソニック 791万円 41.4歳
シャープ 587万円 40.0歳

ソニー(SONY)は今回比較した4社の中でもっとも平均年収が高い結果となりました。

2位の日立製作所と比べ、155万円もの差があります。このことからソニーは総合電機メーカーの中でも、トップクラスの年収であることが分かります。

ソニーは総合電機メーカーとしての側面だけでなく、多国籍コングロマリットとして様々な事業を展開し、グループ会社数も日本でもっとも多いです。

そのため、この4社の中で連結営業利益が段違いに多く、2019年3月期で8,942億円にもなっています。

利益をしっかり社員に反映しているのもあり、ソニーの平均年収は競合各社よりも高くなっているわけです。

なお、平均年収は各企業の業務形態や事業内容などによって変わってくるため、上記の平均年収比較は参考程度で見てください。

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ソニーのような大手企業に転職したい人は、転職エージェントを利用するのも一つの手です。大手企業は倍率が高く、事前に転職エージェントから選考対策してもらうことで内定獲得に近づけるからです。


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ソニーの残業代・ボーナス・昇給制度

ソニー(SONY)の残業代・ボーナス・昇給制度について、以下で詳しく紹介します。

ソニーの残業代・残業時間

2023年9月時点の「ライトハウス」によると平均残業時間は月間34時間です。

ソニー(SONY)の残業代ですが、ジョブグレード制度の階級によって変わってきます。

I1〜I3は残業代が別途支給されますが、I4以上になるとエキスパート制度と呼ばれる裁量労働制へ移行するため、残業代は支給されなくなります。

その代わりに職位に応じて、10万円前後の手当が支給されます。

ソニーのボーナス・昇給制度

ソニー(SONY)のボーナスは年に2回(6月と12月)支給されます

年に1回ある上司との面談で1年の振り返りをおこない、5段階評価され、その年の賞与額が決定します。

6月の賞与は個人ごとの目標設定と成果に応じて支給額が変動します。12月は一律で基本給の2ヶ月分が支給されます。そのため、ボーナスは6月の比率が大きくなっています。

また、I4以上は夏のボーナスで成果に応じたエキスパート手当がつくのもあり、人によっては100万円以上加算されることもあるようです。

昇給に関しては年に2回ある上司との面談で、グレードが決定し基本給が改定されます。

ソニーの年収に対する評判・口コミ

ソニー(SONY)の年収に対する評価を集めてみました。

現役社員・元社員が年収に対して、どのように思っているのか、参考にしたい人はぜひ目を通してみてください!

良い評判・口コミ

人物 30代・エンジニア

階級によって年収が変わってきますが、金額に対して不満はありません。階級が上がればその分ベース給も上がるので、頑張ろう!というモチベーションにもなります。あと給料だけでなく、福利厚生も手厚いので文句はありません。

人物 20代・営業

20代で家を買う人もいるぐらい年収は良いです。同年代と比べても年収は高いです。海外赴任があると手当がつき、さらに年収が高くなります。

人物 40代・管理系

管理職まで上がれば、年収1,000万円は超えます。ただ、その分成果もしっかりと求められます。年功序列だけで上がっていくのではなく、評価次第では降格もあります。

悪い評判・口コミ

人物 30代・営業

赤字事業部と黒字事業部ではボーナスの差が大きい。とくに夏のボーナスは事業部の業績も加味されるので、赤字事業部だと黒字事業部よりも支給される額が少ない。

人物 30代・企画

女性の場合は長時間労働できる人のほうが年収は良いです。長時間労働できる人は結婚していなかったり、子供がいなかったりで、仕事に力を入れやすいので。そういう人は男性と同じく昇級していきますが、家庭と両立している人は厳しいのが現実です。

人物 20代・エンジニア

評価は上長がおこなうのですが、公平か……?と言われると微妙な部分はあると思います。評価の基準が不透明な部分もあると感じています。必ずしも公平に評価してもらって、年収に反映されているか……は考えてしまいます。

ソニーへの転職を成功させる方法

結論から言うと、ソニーへ転職を考えている人は一度転職エージェントに相談することをおすすめします。

転職エージェントではソニーの採用基準に合わせて選考対策をしてくれるため、内定獲得率が上がるからです。

また、ソニーのような大手企業の場合、転職エージェントに非公開の求人を掲載しているケースも多く、求人を探すためにも活用して損はないでしょう。

ただ、担当のキャリアアドバイザーによってサポートの質が異なるので、まずは2~3社複数登録して、そこから自分に合ったキャリアアドバイザーと転職活動を進めていくのがベストですね。

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