野村不動産の年収っていくら?残業代やボーナスについても徹底解説!
野村不動産の平均年収がどれぐらいなのか、転職のプロがズバリ解説します。
また、職種別や競合他社と比較した給与水準、残業代・ボーナスなどについても分かりやすく紹介します。
野村不動産の平均年収は約946万円
2020年6月に公開された有価証券報告書によると、野村不動産の平均年収は約946万円です。
dodaの「平均年収ランキング最新版(業種別)」を見てみると、建設/プラント/不動産の平均年収は417万円となっています。その中でディベロッパーの平均年収は469万円であるというデータが出ています。
野村不動産の平均年収は業界の平均年収よりも、非常に高いことがわかりますね。昇給制度もあるので、実績や貢献が評価されれば、それだけ給与アップが見込めるでしょう。
ちなみに野村不動産の勤続年数と平均年齢は以下のようになっています。
勤続年数 | 2.8年 |
---|---|
平均年齢 | 47.8歳 |
野村不動産の平均勤続年数は、国税庁が発表している「民間給与実態統計調査(平成30年度)」の平均勤続年数12.2年よりも、短くなっていることがわかりますね。
野村不動産の年代別平均年収
野村不動産の年代別平均年収を転職会議のデータを元に算出した結果、各年代別の平均年収は以下のようになっています。
また、dodaが発表している「平均年収ランキング(年齢別)」の一般的な年代別平均年収も合わせて紹介します。
全体 | 平均年収 | |
---|---|---|
20代 | 345万円 | 約315万円〜約600万円 |
30代 | 442万円 | 約400万円〜約950万円 |
40代 | 507万円 | 約580万円〜約1,100万円 |
50代 | 622万円 | 約541万円〜約1,400万円 |
上記の平均年収の表を見てみると、野村不動産の年代別平均年収はどれも高くなっていることがわかりますね。
平均年収が高くなっているのは、2018年〜2019年にかけて売上高を少しずつ伸ばせていることに加え、年功序列型で昇給していくからだと考えられますね。
野村不動産の職種別平均年収
2020年7月時点のOpenworkに投稿されている年収データを元に、独自の方法で職種別平均年収を算出してみました。
営業系 | 約837万円 |
---|---|
企画・事務・管理系 | 約822万円 |
販売・サービス系 | 約762万円 |
専門サービス系 | 約600万円 |
建築・土木系エンジニア | 約791万円 |
総合職 | 約877万円 |
その他 | 約855万円 |
上記の職種別平均年収は現役社員・元社員の回答を元に独自で算出しており、もっとも高いのは総合職となっています。逆にもっとも低いのは専門サービス系ですね。
専門サービス系の平均年収が低くなってしまっているのは、業務職の回答者が他の職種と比較をして少なかったことが要因となっています。
回答人数や回答者の役職などにもよって平均年収は変わってくるので、参考程度に見てもらえればと思います。
野村不動産と競合他社の年収比較
野村不動産と同じ不動産業界「三井不動産」「三菱地所」「住友不動産」「東急不動産」の4社との年収を以下で比較してみました。
各社とも2020年7月9日時点で提出されている最新の有価証券報告書の平均年収を元に比較しています。
三井不動産 | 約1,273万円 |
---|---|
三菱地所 | 約1,273万円 |
東急不動産 | 約1,137万円 |
野村不動産 | 約946万円 |
住友不動産 | 約679万円 |
この中で三菱地所株式会社と三井不動産が同額で1番となっています。一方、この中でもっとも低いのは住友不動産ですね。
三菱地所株式会社と三井不動産の平均年収が高いのは、ともに給与水準が高く年功序列での昇給やインセンティブが用意されているからだと考えられますね。
ただ、平均年収は各企業の業務形態や事業内容などによって変わってくるため、上記の平均年収比較は参考程度で見てください。
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野村不動産の残業代・ボーナス・昇給制度
野村不動産の残業代・ボーナス・昇給制度について、以下で詳しく紹介します。
野村不動産の残業代
野村不動産の残業代はきちんと残業時間に応じて別途支給してもらえます。ただ、基本給に固定残業代が含まれているのかについては、コーポレートサイトの採用情報や転職エージェントにも掲載されていませんでした。
Openworkの口コミをチェックしてみると、残業代はきちんとつけてもらえるという声が数多く見られました。その一方で、近年では会社全体で残業規制が厳しくなっているという声も多数ありました。
ただ、部署によってはまだ残業が多い傾向にあるという声もあったので、気になる人はコーポレートサイトなどの求人を定期的にチェックしてみるのが良さそうですね。
野村不動産のボーナス・昇給制度
野村不動産のボーナスは年に2回あります。会社の業績や個人の業績によって評価され、金額が決定されるようです。
Openworkの口コミでは、個人の成績で評価されるがために、ボーナス金額に大きな差が生じるという声が複数見受けられました。
一方、昇給は年に1回あります。こちらは個人の能力が評価されて金額が決定されるようです。
こちらも口コミによると、若手のうちはほぼ定期昇給で給与が上がっていくけれど、10年目以降からは評価制度に基づく評価により、昇給に差が出始めるという声が寄せられていました。
野村不動産の年収に対する評判・口コミ
野村不動産の年収に対する評価を集めてみました。
現役社員・元社員が年収に対して、どのように思っているのか、参考にしたい人はぜひ目を通してみてください!
良い評判・口コミ
給料は安定した月額+残業代が支払われています。営業職は営業手当が出るみたいですよ。
営業社員の場合は土日出勤手当がつくので、他部署の社員よりも稼ぎが良いと思いますね。
残業代もきちんとつきますし、交通費なども別途支給してもらえますよ。
悪い評判・口コミ
担当物件や住戸の難易度、その他の業務よりも契約件数を重視する傾向にあるので、配属エリアや物件に左右されることが多いです。
実際に不満をもつ社員も多くいますよ。
若年時の時間外についても全額つけられるのではなく、部門の人間の様子を窺いつつです。
また、上司によってサービス残業を強制してくる人もいますね…。
同じ仕事で同等以上のパフォーマンスを上げたとしても、上位の職制が高給になるので、評価の公平さに課題が残りますね。
野村不動産への転職を成功させるコツ
野村不動産の中途採用は、基本的に同職種もしくは同業界での経験が求められることが多く、その知名度から人気も高いので転職難易度は高いです。
野村不動産の転職については以下の記事も合わせて見てください。
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さらに野村不動産のような大手不動産などは、応募の殺到や競合に自社の採用戦略が知られてしまうことを防ぐために「非公開求人」として大手エージェントに求人を依頼していることがあります。
こうした様々な企業の非公開求人をみることができる点もエージェントを利用するメリットの1つです。
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