
東京建物の転職難易度と年収は?中途採用・選考対策を解説
東京建物への転職を転職のプロが解説します。
中途採用の難易度や平均年収、採用大学、職種別の求人情報、選考フローと面接対策まで網羅しました。
非公開求人に応募する方法も解説するのでチェックしてみてください。
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東京建物への転職難易度は高い|中途採用のリアル
東京建物の中途採用の難易度は、全体的に高いです。日本でもっとも歴史の長い総合不動産会社の1つで知名度も高く、応募が集まりやすいためです。
一方で、中途の採用枠そのものは限られています。職種によって傾向が変わるため、総合職・専任職・グループ会社の3つに分けて見ていきます。
総合職(キャリア採用)の難易度
東京建物の総合職、いわゆるキャリア採用の難易度は高いです。理由は2つあります。
1つは、キャリア採用が一括募集に近い形で、エントリーから選考までの流れが決められており、優秀な人材が一度に集まるからです。
もう1つは、求人が一般には出回りにくい点です。自社の採用ページからは応募できず、限られた転職エージェントや媒体にだけ公開されるため、求人にたどり着けない人も少なくありません。

東京建物の総合職求人は、公開されている数がとても少ないんです。
まずは転職エージェントに登録して、求人と出会うきっかけを作るのが現実的な第一歩になりますよ。
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専任職(ジョブ型)の難易度
専任職の難易度は、総合職よりやや高めです。ジョブ型のポジションで、ビルマネジメントや設計、施設商品企画など専門領域ごとに募集されます。
即戦力が前提となるため、その分野の実務経験が問われます。ただ、不動産業界は人手不足が続いており、専門職に該当する人材自体も限られています。
応募できる人が少ない分、経験さえ合えば競争は激しくなりにくい側面もあります。自分の経験と募集ポジションが噛み合うかが分かれ目です。

専任職も求人公開が限られています。
狙っている分野があるなら、複数のエージェントに登録して情報の網を広げておくと取りこぼしを防げますよ。
グループ会社の採用難易度
東京建物は、各グループ会社でも採用をおこなっています。なかでも不動産仲介を担う東京建物不動産販売の売買仲介営業は、難易度でいうと普通くらいの位置づけです。
個人・法人いずれも仲介営業の経験が3年以上求められるなど、即戦力としての力は問われます。一方で業界全体が人手不足のため、経験があれば挑戦しやすく、本体ほどハードルは高くありません。
本体にこだわらず、特定の事業に関心があるならグループ会社の採用情報も見ておくと選択肢が広がります。

不動産業界は人手不足で、他業界から移ってくる人も多いんです。
一度エージェントに希望を相談すれば、未経験寄りでも挑戦できる入口が見つかることがありますよ。
東京建物への転職を成功させる3つのコツ
東京建物への転職は難易度が高いぶん、やみくもに応募しても通過しにくい会社です。
ただ、東京建物ならではの採用の特徴を押さえて準備すれば、未経験の分野からでも挑戦できます。ここでは、選考で特に効く3つのコツを紹介します。
「複数職種で通用する力」を軸に経歴を棚卸しする
東京建物の総合職キャリア採用は、必須スキルが「複数職種での業務経験」とされ、不動産業界の経験は問われません。
求めているのは特定分野の専門家ではなく、幅広い業務を回せるゼネラリスト型の人材です。複数の役割や部署をまたいで成果を出してきた経験を、優先して棚卸しすると効果的です。
専任職を狙う場合は逆に、ビルマネジメントや設計など応募領域の実務経験を、具体的な数字で示すことが鍵になります。

総合職はゼネラリストとしての幅を、専任職は即戦力の専門性を見ます。
自分がどちらを狙うかで、棚卸しでアピールすべき経験は大きく変わってきますよ。
「東京」集中と再開発戦略に自分の経験を接続する
東京建物は、三井不動産や住友不動産と同じ総合デベロッパーでありながら、「東京」エリアに資源を集中させているのが特徴です。大規模再開発の推進や次世代デベロッパーへの変革を重点戦略に掲げています。
企業研究では、こうした方向性に自分の経験をどう結びつけるかまで考えておくと、志望動機に深みが出ます。
「なぜ大手デベロッパーの中で東京建物なのか」に自分の言葉で答えられると、面接での説得力が一段上がります。
非公開求人に強いエージェントを複数使い分ける
東京建物のキャリア採用は自社サイトに掲載されず、限られた媒体やエージェント経由でしか出てきません。求人との出会いそのものが最初の関門になります。
大手総合型に加え、年収帯の高い東京建物はハイクラス向けのスカウトサービスにも枠が出やすい傾向があります。複数のエージェントに登録して、非公開求人の網を広げておくのがおすすめです。

1社だけだと、たまたまその時に東京建物の枠を持っていなければ出会えません。
大手とハイクラス系を組み合わせて登録しておくと、チャンスを逃しにくくなりますよ。
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複数併用するコツについて詳しく知りたい人は下記記事も参考にしてみてください。
東京建物の平均年収は1,185万円|業界水準・年代別の目安
東京建物の平均年収は1,185万円です。有価証券報告書によると、2025年12月期の平均年収は1,185万円、平均年齢41.83歳、平均勤続年数11.33年でした。
東京建物の平均年収は、ここ数年で着実に伸びています。有価証券報告書をもとに直近5年の推移をまとめました。
| 決算期 | 平均年収 | 平均年齢 | 平均勤続年数 |
|---|---|---|---|
| 2021年12月期 | 1,008万円 | 42.25歳 | 11.75年 |
| 2022年12月期 | 1,009万円 | 42.08歳 | 11.5年 |
| 2023年12月期 | 1,023万円 | 41.83歳 | 11.33年 |
| 2024年12月期 | 1,110万円 | 41.92歳 | 11.5年 |
| 2025年12月期 | 1,185万円 | 41.83歳 | 11.33年 |
2021年の1,008万円から2025年の1,185万円へ、4年で約177万円上がっています。業績の好調さが給与に反映されている格好です。
年代別の正確な内訳は公表されていませんが、40代前半で平均1,185万円という水準から逆算すると、20代後半で700万円台、30代で900万円前後が1つの目安になります。

年収レンジは募集ポジションや経験で大きく動きます。
提示額が自分の経験に見合っているかは、相場を知るエージェントに確認してもらうと判断しやすいですよ。
次に不動産販売の年収の推移や、福利厚生も見ていきます。
東京建物不動産販売の年収
グループ会社である東京建物不動産販売の年収も、気になる人が多いポイントです。こちらは不動産仲介営業が中心で、本体の総合職とは給与体系が異なります。
仲介営業は成果が給与に反映されやすく、実績次第で本体に近い水準を目指せる一方、本体ほど安定的に高いわけではありません。
安定した高年収を重視するなら本体、成果で伸ばしたいならグループ会社と、自分の志向で選び分けると後悔が少なくなります。
福利厚生
東京建物の福利厚生は、社員の口コミからも手厚いことがうかがえます。住宅資金の貸付や借上社宅、確定拠出年金、財形貯蓄、持株会、カフェテリアプラン、資格取得制度、保養所など、幅広い制度がそろっています。
- 各種社会保険
- 確定拠出年金・財形貯蓄・持株会
- 住宅資金貸付・借上社宅
- カフェテリアプラン
- 結婚祝い金・出産祝い・子供手当・家族手当
- 資格取得制度
- 保養所 など
給与だけでなく賞与や住宅補助まで含めると、生活のゆとりにつながりやすい環境です。一方で、長期勤続を前提とした制度のため、短期での転職を繰り返す人には恩恵が小さい点は知っておくと良いです。
東京建物の採用大学・学歴フィルターの実態
東京建物の採用大学は、早慶・国立大学・MARCHクラスが中心です。新卒採用ではこの傾向が強く、学歴フィルターに近いものを感じる人もいます。
ただし中途採用では事情が変わります。新卒と中途の違いを押さえておきましょう。
東京建物の採用実績では、東京大学や京都大学、一橋大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、明治大学、立教大学、同志社大学といった難関大学の名前が多く挙がります。
特に早慶は例年複数名が採用される傾向で、新卒では学歴が1つの指標になっているのは確かです。
ただ、これは新卒採用の話です。中途採用で評価されるのは学歴ではなく実務経験で、業界×職種でどんな経験を積んできたかが問われます。
採用企業が学歴を気にするのは、判断材料が少ない未経験歓迎求人で書類を絞り込むときくらいで、面接に進めば論理的思考力や仕事の再現性が見られます。
学歴に自信がなくても、これまでの実務で再現性高く出してきた成果を語れれば、中途では十分に勝負できます。

中途では「どの大学か」より「どんな経験を積んできたか」が見られます。
まずは自分の職歴を棚卸しして、語れる実績を整理することから始めてみてください。

経歴の棚卸しは1人だと甘くなりがちです。
エージェントに壁打ち相手になってもらうと、自分では気づかない強みが見つかる場合もありますよ。
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東京建物の中途採用・求人情報【職種別】
東京建物の中途採用は、総合職のキャリア採用と、専門領域ごとの専任職に大きく分かれます。どちらも求人が限られた媒体やエージェントにだけ公開されるのが特徴です。職種別に募集の中身を見ていきます。
総合職キャリア採用の求人
総合職のキャリア採用は、全業務のゼネラリストを目指すポジションです。配属は企画・開発・営業・管理運営から、経営企画・事業開発・総務・法務・経理・財務・広報・人事まで幅広く、適性を見て決まります。
| 職種 | 総合職キャリア採用 |
|---|---|
| 仕事内容 | オフィスビル・商業施設・住宅・物流施設などの企画・開発・営業・運営、ならびにコーポレート部門の業務 |
| 必須スキル | 複数職種での業務経験(不動産業界の経験は不問) |
| 勤務地 | 本社(東京都中央区八重洲) |
| 勤務時間 | フレックスタイム制(フルフレックス) |
| 給与 | 720万〜1,100万円(昇給年1回・賞与年2回) |
必須スキルが複数職種での業務経験とされているのが特徴です。不動産業界の経験は問われない代わりに、マルチに業務をこなせる人材が求められます。
これまでの経験を棚卸しして、幅広い業務に対応してきたことを具体的に示せると評価されやすいです。
専任職(ジョブ型)の求人
専任職はジョブ型の募集で、ビルマネジメント、施設商品企画、設計、建設マネジメントなど専門領域ごとに採用されます。
即戦力前提のため、その分野の実務経験が必須です。例としてビルマネジメント(営業系)の募集要項を紹介します。
| 職種 | ビルマネジメント(営業系) |
|---|---|
| 仕事内容 | オフィスビルのビルマネジメント業務(初任配属は支店のビル事業グループ) |
| 必須スキル | ビルマネジメント(PM業務)もしくはコンストラクションマネジメント経験、簿記3級程度の経理知識、エクセル等のスキル |
| 勤務時間 | 9:00〜17:30(所定7時間30分) |
| 給与 | 550万〜900万円(昇給年1回・賞与年2回) |
ビルマネジメントは、ビルを総合的に管理する仕事です。高度な技術職ではありませんが幅広い知識が必要で、これまでの経験のどの部分がどう活きるかを具体的に話せるかが鍵になります。
東京建物のキャリア採用は、自社の採用ページでは募集されていません。リクルートエージェントやdodaといった転職エージェント経由で求人が公開されます。
東京建物を狙うなら、まずはエージェント登録が現実的な入口になります。

非公開求人を含め、エージェントが独自に東京建物の枠を持っていることもあります。
とりあえず登録して情報を集めるところから始めるのがおすすめですよ。
東京建物のように年収水準の高い企業は、ハイクラス向けのサービスにも求人が集まりやすい傾向があります。
年収600万円以上の非公開求人を効率よく見たい人は、スカウト型のサービスも併用しておくと選択肢が広がります。
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東京建物の選考フロー・面接対策
東京建物の選考は、書類選考、Web試験、面接3回程度、内定という流れが基本です。総合職と専任職、ポジションによって細部は変わり、Webテストが実施されない場合もあります。
希望ポジションのフローを早めに把握しておくと、他社との併願スケジュールも組みやすくなります。

転職活動はスケジューリングが要です。選考フローを先に押さえておくと、複数社の併願も無理なく進められますよ。
よく聞かれる質問
東京建物の面接では、志望動機や転職理由に加え、デベロッパーならではの質問が出る傾向です。
- なぜデベロッパーの中で当社を選んだのか
- 志望動機を教えてください
- なぜ転職しようと思ったのか
- 自分を不動産に例えると何か
- 当社で発揮できる強みは何か
特に押さえたいのは、転職理由と志望動機の一貫性です。面接官は1つひとつの回答を独立した点ではなく、線としてつながっているかを見ています。
転職理由で「裁量を持って成長したい」と話したなら、志望動機もその延長で語れないと説得力が一気に落ちます。
準備のコツは、自分の転職理由に「なぜ」を3回繰り返して深掘りすることです。借り物でない自分の言葉で動機を語れるようになります。
土台になるのは自己分析と企業研究で、ここがぶれると東京建物にマッチした志望動機や自己PRも作れません。

自分で対策しきれるか不安なときは、エージェントを活用してみてください。
企業ごとに人事へ刺さるポイントを把握しているので、選考通過率を上げやすくなりますよ。
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面接で見られているポイントやよく聞かれる質問をもっと知りたい人は、以下の記事も読んでみてください。
SPI・適性検査(玉手箱)対策
東京建物の選考では、Webテストが実施されます。形式は玉手箱だったという口コミが見られます。玉手箱は計数・言語・英語・性格適性を測るテストで、たくさんの問題を短時間で正確に解いていくのが特徴です。
玉手箱とは
知的能力と性格適性を測るWebテスト。計数・言語・英語・性格適性のジャンルから、多数の問題を短時間で解く形式が特徴です。
ぶっつけ本番では対応しづらいため、事前に問題形式に慣れておくのが突破の鍵になります。市販の対策本で出題パターンをつかんでおくと、本番で落ち着いて解けます。
Webテスト対策のやり方をもっと詳しく知りたい人は、下記記事もチェックしてみてください。
東京建物の企業情報・事業内容
東京建物は、明治29年(1896年)創業の総合不動産会社で、日本でもっとも長い歴史を持つデベロッパーの1つです。転職の選考では事業理解が問われるため、会社概要と事業内容、業績を押さえておきます。
| 会社名 | 東京建物株式会社 |
|---|---|
| 創立 | 1896年(明治29年)10月1日 |
| 資本金 | 924億5,100万円 |
| 代表者 | 代表取締役社長執行役員 小澤克人 |
| 本社所在地 | 東京都中央区八重洲1-9-9 |
| 上場市場 | 東京証券取引所 プライム市場 |
| 従業員数 | 836名(2025年12月期・単体) |
東京建物は、人々の生活に寄り添う多様な事業を展開しています。
- ビル事業(都市開発・オフィスビル)
- 住宅事業(分譲・賃貸)
- 商業施設事業
- 物流施設開発事業
- アセットサービス事業(仲介・賃貸管理・不動産鑑定)
- 駐車場事業
- リゾート事業
- 海外事業
- 不動産ファンド事業
「お客様第一の精神」と「進取の精神」を掲げ、不動産業界で先駆的なチャレンジを続けてきた会社です。
同じ総合デベロッパーの競合には三井不動産や住友不動産が挙げられますが、東京建物は「東京」エリアに強みを持つのが特徴です。
売上業績・事業展望
東京建物の業績は、好調に推移しています。有価証券報告書によると、2025年12月期の営業収益は4,745億8,600万円、営業利益は957億6,300万円でした。
経常利益は781億8,700万円で、営業利益は前年から約2割増えています。
| 指標 | 2025年12月期 |
|---|---|
| 営業収益 | 4,745億8,600万円 |
| 営業利益 | 957億6,300万円 |
| 経常利益 | 781億8,700万円 |
大規模再開発の推進や分譲マンション事業の強化、投資家向け物件売却の拡大、海外事業の成長などを重点戦略に掲げ、ESG経営も進めています。
業績の伸びは、こうした戦略が成果につながっている表れです。転職後の安定性や成長性を測るうえでも、心強い材料になります。
東京建物の評判・社風|社員の口コミ
東京建物の社風は、風通しの良さと人柄の良さに定評があります。社員の口コミを見ると、若いうちから責任ある仕事を任され、温厚で面倒見の良い人が多いという声が目立ちます。
一方で、おっとりした社風ゆえにスピード感には物足りなさを感じる人もいるようです。両面を知っておくと、入社後のギャップを減らせます。
社風・企業文化
東京建物では、主体的に取り組む姿勢を重視し、若いうちから重要な仕事を任せる文化があります。社員数が多すぎないこともあり、責任ある仕事が早く回ってくる環境です。
風通しの良さに惹かれて入社を決める人もいるほどで、その雰囲気が「一緒に頑張ろう」という協力的な風土を作っています。
成長・働きがい
働きがいの面では、人の生活に関わるスケールの大きい仕事にやりがいを感じる人が多いです。自分が関わった建物がお客様に喜ばれたときの手応えは、この仕事ならではの魅力です。

社風が自分に合うかは、入社後の満足度を大きく左右します。
口コミだけで判断せず、エージェント経由で社内のリアルな情報を集めておくとミスマッチを防げますよ。
東京建物への転職は難易度こそ高いものの、年収や働く環境の魅力が大きい会社です。
中途では学歴より実務経験が見られるため、準備しだいで未経験の分野からでも十分に狙えます。求人との出会いを逃さないよう、まずは複数のエージェントに登録して情報収集から動き出してみてください。
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