育休中に転職活動をしているのが会社にばれる?ばれない方法を伝授!
育休中に転職活動をしているのが会社にばれるかについて、現役エージェントが解説します。
また、育児休暇中なのか、復帰明けに転職すべきなのかも説明します。さらに円満に退職する方法も紹介します!
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育休中の転職活動がばれる可能性は低い
基本的に育休中の転職活動が現在在籍している会社にばれる可能性は低いです。ただ、転職活動のやり方によってはばれる可能性もあるので注意が必要です。
また、2023年時点で育児休暇中の転職活動を禁止する法律はありません。法的には育休中でも転職活動をおこなうことは可能です。
育休中の転職活動は法的には可能ですが、育児休業給付金や手続きに影響が出るため、慎重に検討する必要があります。ちなみに育休中に転職して他の仕事に就くと、育児休業給付金の支給対象外になり受給資格を失う可能性があります。
育休中に転職活動をしているのがばれる理由
基本的に育休中の転職活動が現職の会社に知られる可能性は低いですが、やり方によってはばれることもあります。
実際にどのようなことで育児休暇中の転職がばれるかを紹介していきます。
SNSなどへの書き込み
X(旧Twitter)やFacebookなど、SNSを通じて育休中に転職活動をおこなっているのが上司や同僚にばれることがあります。
プライベートで利用しているからばれることはないと考えていたとしても、不特定多数の人に見られています。なんとなく会社名で検索したら出てきてしまった…という例もあるので注意が必要です。
また、LinkedInでの活動やプロフィールの更新でばれることもあるので、知られたくない場合は慎重に行動することをおすすめします。
転職サイトに登録した職務経歴
育休中の転職活動で転職サイト(求人サイト)を利用している場合、登録した職務経歴やプロフィールからばれることがあります。
具体的にはプロフィールの公開設定をミスしていたり、個人につながる情報を記載してしまっている場合に該当します。
同業他社から伝わる
同業他社や知人を通じて現職の同僚・上司に伝わる可能性があります。
面接を受けた会社が現職の取引先であった場合、何かの拍子で話題になり、育休中の転職活動だとバレてしまうケースです。
求人企業からの確認
まれにあることですが、求人企業が現職の会社にリファレンスチェックとして連絡をすることがあります。
リファレンスチェックは主に外資系企業でおこなわれていますが、近年では日系企業でも増えています。リファレンスチェックを通じて、面接や履歴書・職務経歴書だけではわからない人柄や仕事ぶりを把握するためにおこなわれます。
バレたくない場合はあらかじめ求人企業に相談することをおすすめします。
転職は育休中・復帰後のどちらにすべきか
育児休暇中に転職すべきか、それとも育休から復帰してから転職すべきか、どちらにしたほうが良いのか悩んでいる人も多いと思います。
それぞれの状況や優先順位に応じて、選ぶと良いでしょう。ここでは育休中の転職と復帰後の転職に関して、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
育休中に転職する場合
育児休暇中に転職するメリット・デメリットは以下が考えられます。
メリット
- 現職は考慮せずに転職活動に専念できる
- 育児に理解のある職場でキャリアをスタートできる
デメリット
- 新しい環境で仕事を覚えないといけない
- 育休中で実務から離れており、ブランクがあると懸念される
- 現職に転職活動中だとばれるリスクがある
育児休暇中は育児のために仕事から離れているため、転職活動に専念する時間を確保しやすいといったメリットがあります。働きながらだと面接が終業後もしくは土日になり、時間の調整がしにくいです。
しかし、育休中であればパートナーと調整ができれば平日の昼間から面接へいくこともできます。
現職の会社が育児に理解がある場合もありますが、育休中に内定が決まった会社であれば「育児とキャリアの両立」を理解した上で採用しています。そのため、育児でキャリアを諦めることもありません。
一方で育児休暇中は実務から離れているため、採用してもブランクによって即戦力として活躍できないのでは?と懸念されてしまうこともあります。
復帰後に転職する場合
育休から復帰した後で転職するメリット・デメリットは以下が考えられます。
メリット
- 職場を復帰しているため、仕事の感覚を取り戻している
- 育児休暇中に転職活動をしていたとばれる心配がない
デメリット
- 転職活動に割ける時間が限定される
- 転職するベストタイミングを逃してしまう可能性がある
育児休暇は養育する子供が満1歳、保育所に入所できない場合などは最長満2歳まで取得できます。言い換えると1年〜2年の間、実務から離れることになります。
復帰後の転職であれば、働き慣れた環境で仕事の感覚を取り戻すことができます。復帰後に積んだ実績があれば最新の状態で転職活動をおこなえます。
一方で、復帰後は仕事と育児の合間に転職活動をすることになるため、パートナーの理解と協力が必要不可欠です。時間の調整もしづらくなります。
転職は流れる川のように常に移り変わっています。場合によっては転職するのにベストなタイミングを逃してしまう可能性もあります。
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育休中にばれないように転職する方法
育児休暇中に現在在籍している会社にばれないように転職活動をする方法を現役エージェントが詳しく解説していきます。
育休中の転職活動がばれない方法として、以下の4つがあるのでぜひ試してみてください。
職務経歴書の記入を工夫する
転職サイトなどに登録する職務経歴書から転職活動中だとばれたくない場合は、職務経歴書の記入方法を工夫すると良いです。
具体的には企業名は記入せず、携わった業務内容や業種などを記載する方法です。例えば「大手○○メーカー」といったように会社概要がわかるように記載しておけば不自然にはなりません。
また、特殊な事業内容の場合は、経験業務から個人を特定できる可能性があります。明らかに特殊な仕事内容であれば個人情報につながる部分は伏せた状態にすると良いです。
ブロック機能や非公開設定を活用する
転職支援サービスにはブロック機能や非公開設定が用意されています。設定しないとすべて公開されてしまうので、プロフィールや職務経歴書を登録したら必ず活用することをおすすめします。
設定しておくことでプロフィールや職務経歴書を閲覧される心配はありません。
転職サイトへの登録がばれないように使う方法は下記で詳しく解説しています。
SNSで転職活動中であることを公言しない
育児の様子をX(旧Twitter)やfacebook、Instagramなどで発信している場合、転職活動中だと書き込まないようにしましょう。
SNSは不特定多数の人が閲覧できるため、投稿内容が現職の上司や同僚に見つかる可能性があります。
転職エージェントを利用する
育休中の転職活動がばれたくないのなら転職エージェントの利用を検討してみてください。
転職エージェントには守秘義務があり、本人の同意なしに個人情報を企業に知らせてはいけない決まりがあります。現職にばれる心配はなく、安心して利用できます。
末永
転職エージェントもピンキリですが、下記で紹介する転職エージェントは日本産業規格(JISQ15001)に準拠した個人情報保護マネジメントに努め、遵守しているので安心して利用できますよ。
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一般財団法人日本規格協会によって策定された日本産業規格で、個人情報保護マネジメントシステムを定めた規格です。個人情報の保護が適切に管理できるような組織づくりや仕組みづくりや運営方法について記載されています。
育休中に転職活動をする際の注意点
育児休暇中に転職活動をする場合は、下記のことに注意する必要があります。
とくに育児休業給付金に関わる部分は育休中の転職者のみ該当する内容になります。
育児休業給付金の受給中に転職すると資格を失う
育児休業給付金は育児に専念するために支給されます。
そのため、給付金を受給しながら転職すると受給資格を失う可能性が高いです。
育児休業給付金をすべて受給したい場合は終わるタイミングから逆算して転職活動を進めると良いでしょう。
会社の雇用契約を確認する
現在の会社の雇用契約・就業規則に転職活動に関する規定が含まれていないかを確認するようにしてください。
例えば、競業避止義務などが該当する可能性があります。義務に違反した場合は損害賠償請求や競業行為の差止めを請求といった処罰を受けることがあります。
退職の意思を伝えるタイミング
育休中に退職の意向を伝えるタイミングは慎重に考慮する必要があります。とくに育休終了してすぐの退職は職場に悪影響を与える可能性が高いです。
ちなみに日本の労働基準法では、退職の意思は少なくとも2週間前までに伝えることを規定しています。円満に退職できるようにタイミングは考慮することが大切です。
転職のスケジュールを計画する
育休中の転職は通常の転職よりもしっかりとスケジュールを立てる必要があります。
転職活動中は育児に時間が割けないため、パートナーの協力が必要不可欠です。お互いにしっかりと話し合い、納得のいくスケジュールを立てることが求められます。
職場に留まることになった場合
育児休暇中に転職活動をおこなっていたのがばれた上で、現職に留まることになった場合、職場での信頼関係を損ねるリスクがあります。
なぜなら休んでいる間、自分の仕事は職場の同僚たちが受け持ってくれているからです。育児に専念するための休業ということで、気持ちを納得させていたのに「実際は転職活動をしていた」では裏切られたと思われてしまわれても仕方ありません。
転職がうまくいかず、現職に留まることも考慮して育休の転職活動はばれないようにしてくださいね。
給付金をもらって円満退職する方法
育休中に育児休業給付金を受け取りながら円満に退職する方法は下記のような流れが考えられます。
ただ、実際の手続きは労働契約や企業の規定によって異なるので、あらかじめ就業規則を確認するようにしてください。
- 育児休業給付金の支給要件を確認する
- 余裕をもって退職の意向を伝える
- 育児休業給付金の受給状況を確認あする
- 退職に必要な手続きをおこなう
- 上司や同僚に退職理由や感謝を伝える
- 必要に応じてハローワークで手続きをおこなう
育児休業給付金の受給中に退職することは禁止されていませんが、同僚に迷惑をかけるため歓迎されません。
円満に退職するためには育休から復帰して半年待ってから転職したほうが良いです。
育休中の転職を成功させるコツ
育休中の転職は育児を合間におこなう必要があるため、思ったように時間が取れないことがあります。また、現職にばれないように慎重におこなわなければなりません。
もしばれてしまい、そのまま現職に留まることになった場合、これまで築き上げてきた信頼関係をすべて失うことになるからです。
これらをすべて自分でコントロールするのは大変なものです。その際に役立つのは転職エージェントです。転職活動に関わるすべてのことをサポートしてもらえるので安心です。
また、転職エージェントを利用すれば、育児支援制度が充実した企業も紹介してもらえます。
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転職エージェントについて、さらに詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください。
育休中に転職活動をしたい人によくある質問
育休中に転職活動をしたい人によくある質問をまとめてみました。
育児休暇を取得中に転職したい人は参考にしてみてください。
育休中だと言わなくてもいい?
転職者
育休中だと言わなくても良いですか?
末永
素直に伝えたほうが良いです。嘘をついてしまうと心証が悪くなってしまうので、隠さずに正直に話すようにしてください。
これは転職エージェントだけでなく、企業の採用担当者に対してもです。
育休中に退職したら給付金は返還しないとダメ?
転職者
育休中に退職したら育児休業給付金は返還しないとダメですか?
末永
育休中の退職、育休明けてすぐに退職した場合でも基本的に育児休業給付金の返還は必要ありません。
ただ、育休中に退職してしまうと、それ以降の給付金は受給できないので注意が必要です。
男性でも育休は取れる?
転職者
男性でも育休は取れますか?
末永
男性でも育児休暇は取れます。育児休暇が取得できる期間は原則として1年です。ただ、2022年の法改正で1年以上の期間延長がしやすくなりました。
しかし、育休中・復帰後のどちらが良いかは個人のライフスタイルやキャリアプラン、職場の状況によっても変わります。
自分で決めきれない場合は、キャリア相談という形で転職エージェントに相談してみることをおすすめします。現在の状況や転職市場を踏まえ、最適なアドバイスをしてもらえますよ。