バックエンドエンジニアの将来性は?言語別の需要とキャリアパスも紹介
本記事では、バックエンドエンジニアの需要や将来性について詳しく紹介しています。
また、5年後・10年後にも活躍できるバックエンドエンジニアの特徴や言語別の需要・将来性も紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
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バックエンドエンジニアの需要や将来性
IT業界の市場規模は世界的にも拡大していて、日本でも技術発展やDXの推進により、IT人材は不足している状況にあるため、バックエンドエンジニアの需要は非常に高くて将来性もあります。
ですが、MBaaSやノーコード・ローコード開発の需要増加、AIによるプログラミング自動化など、様々な要因でバックエンドエンジニアに需要や将来性があるのか不安に感じている人もいます。
なので、本記事ではバックエンドエンジニアの需要が高くて将来性もある理由や5年後・10年後にも活躍できる人材になるために必要なことについて紹介していきます。
また、バックエンドエンジニアとしてのキャリア選択に迷っている人に向けて、バックエンドエンジニアのキャリアパスや開発言語別の需要・将来性も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
バックエンドエンジニアの需要が高くて将来性もある理由
バックエンドエンジニアは、需要が高く将来性もある職種ですが、どのような根拠で需要や将来性があると言っているのか気になる人もいると思います。
そこで、本項では、社会情勢やIT業界の遍歴から、バックエンドエンジニアの需要が高く、将来性もある理由について詳しく紹介していきます。
IT業界全体の市場規模が伸びていてIT人材が不足しているから
IT業界の市場規模は世界的にも増加していて、日本でもDX化の推進や新規サービスの開発によってIT業界の市場規模は拡大しています。
ですが、IT業界の市場規模の成長に対して、IT人材の供給が追いついておらず、日本では2030年には最大79万人ものIT人材やエンジニアが不足することが予測されている状態です。
実際に、厚生労働省が公開した令和6年10月分のIT技術者の有効求人倍率は1.5倍となっており、職種全体の1.12倍と比較しても高い状態にあります。
また、リクルートエージェントで保有している約745,000件の求人のうち、約25%の約190,000件がIT関連の求人です。
そのため、日本ではIT人材の需要が非常に高く、IT人材を求める企業も全国的にあるので、バックエンドエンジニアを含むITエンジニアの需要は高いと言われています。
IT技術の発展で新規サービスの開発が進められているから
IT業界では、様々なサービスが開発・リリースされていますが、近年では、AIをはじめとした最新技術の発展により、AIやブロックチェーンを活用した新規サービスの開発も進められています。
特に、AI技術を用いた業務効率化や自動化は、DX化の推進や人材不足を解消するためにも重要なため、AI技術の発展に合わせて、様々なサービスの開発が行われているようです。
また、近年ではインターネット分野でも無線通信技術が向上したことで、IoT分野の技術も発展して、スマート家電などの便利な製品も販売されるようになりました。
他にも、IT業界の技術が発展するたびに、最新技術を用いたサービスが開発されるため、バックエンドエンジニアを含むITエンジニアの需要は今後も増加していくことが予想されています。
既存サービスの保守運用の仕事も多いから
1960年代にプログラミング言語が登場し、1970年代にパソコンの普及が進められ、1990年代にインターネットが登場して、IT業界は加速度的に発展していきました。
そして、2000年以降も様々なシステムやソフトウェア、Webサービスやアプリケーションの開発がされているため、既存のサービスは数えきれないほど存在します。
中には、サポートが終了したシステムやサービスもありますが、それでも新規サービスの開発もされていて、既存サービスの数も多いため、バックエンドエンジニアは必要不可欠とされています。
将来的に、一部の業務は自動化される可能性もありますが、バックエンドエンジニアが活躍できる場所がなくなることはないので安心してくださいね。
末永
IT業界の発展のために重要な役割を担っているから
IT業界では、AIモデルの研究開発が進められていて、ネットワーク技術も年々進化しているため、今後も様々な技術が発展していき、新しいサービスの開発も進められていきます。
その中で、バックエンドエンジニアは、AIの実装やIoT向けのソフトウェアの機能実装など、開発における重要な領域の開発を担うため需要がなくなることはありません。
特に、バックエンドエンジニアは、特定分野の開発に特化したスペシャリストや様々な領域の対応もできるジェネラリストも多いため、今後も様々な場面での活躍が期待されています。
そのため「バックエンドエンジニアは将来性がない」と不安に感じている人も安心してスキルを磨いて、キャリア形成を進めていくと良いですよ。
バックエンドエンジニアの将来性が不安視される理由
バックエンドエンジニアは需要も高く将来性もある職種ですが、市場動向の変化やAI技術の発展により、バックエンドエンジニアの将来性を不安視する声もあります。
そこで、本項では、バックエンドエンジニアの将来性が不安視される理由と懸念点に対する見解を解説していくので、参考にしてみてくださいね。
MBaas系サービスの登場による開発工数の削減
FirebaseやAWS Mobile HubなどのMBaas系(エムバース)は、モバイルアプリのバックエンド機能をクラウドで提供しており、コストカットや開発工数の削減を実現できるサービスです。
MBaas系のサービスを活用することで、認証機能やデータベース、ストレージ機能などの実装や構築を一から対応する必要がないので、開発の効率化やコスト削減ができるようになります。
そのため、MBaas系のサービスのシェアが伸びていくことで、バックエンドエンジニアの仕事が減るのではないかと、将来性に不安を感じている人もいるようです。
ですが、MBaas系のサービスは、仕様や機能が決まっているので、できることに限りがあり、カスタマイズもサービスによって、調整できる範囲には差があります。
そのため、複雑なシステムや大規模なシステムの開発をしたり、独自の仕様で開発したい企業では、スクラッチ開発のできるバックエンドエンジニアを必要としているので、安心してくださいね。
ノーコード・ローコード開発の需要の増加
ノーコード・ローコード開発ツールの需要が高まったことも、バックエンドエンジニアが将来性を不安視する要因の一つとして挙げられます。
ノーコードツールを活用すれば、コードの記述をせずにWebサイトやシステムの開発ができるため、非エンジニア人材でもWebサイト制作やシステムの開発ができるようになります。
また、ローコード開発では、コーディングをできる限り減らして開発効率を上げつつ、クライアントの要望にも応えられるため、少人数で活用されることも多いです。
そのため、ノーコードツールやローコードツールを活用することで、ITエンジニアのコストや人員削減できることから、バックエンドエンジニアの需要が下がることを懸念している人もいるようですね。
ですが、ノーコードツールは機能が限定されているため、自由度の高い開発は難しいですし、ローコード開発も大規模開発や複雑なシステムの開発には向いていません。
そのため、ノーコード開発やローコード開発の需要が増加したとしても、スクラッチ開発の需要は高く、バックエンドエンジニアの仕事が無くなることはないので安心してくださいね。
AIによるプログラミングの自動化の影響
近年では、AI技術の発展により、AIを活用した業務の自動化が注目されていて、ロボットやAIを活用した業務の自動化が進められており、コード生成ができるAIも開発されています。
そのため、AI技術が発展していき、将来的にプログラミングも自動化されてしまって、バックエンドエンジニアの仕事が奪われてしまうのではないかと心配をしている人も多いようですね。
ですが、生成AIは偽情報や誤情報の選別が難しく、間違った内容を生成してしまったり、指示の出し方次第で意図する形とは違う状態のコードが生成されることも多いです。
もちろん、将来的にAIのレベルが上がり、生成AIの精度が高まればプログラミング作業の簡略化や自動化の実現は可能ですが、仕様の調整や複数サービスとの連携をするには人の手が必要になります。
また、顧客折衝やチームマネジメント、要件定義や設計など人が介在しなければいけない業務もたくさんあり、スキルや経験のあるバックエンドエンジニアは活躍できるので安心してくださいね。
バックエンドエンジニアの増加による飽和問題
2030年に最大79万人のIT人材が不足すると予想されてから、IT人材を育成するために2018年に教育訓練給付金制度が拡充されたことで、ITエンジニアを目指す人が増えました。
そして、2018年からバックエンドエンジニアを含むITエンジニアの数は増えていて、2023年のITエンジニアの数は144万人で世界4位となっています。
その結果、バックエンドエンジニアの人口が増えたことで、将来的に飽和状態になって、仕事がなくなってしまうのではないかと不安に感じている人もいるようですね。
ですが、令和6年10月分のIT技術者の有効求人倍率は1.5倍と需要に供給が追いついていない状態で、今後もIT業界の需要は拡大していくため、必要以上に将来を不安視する必要はありませんよ。
バックエンドエンジニアとして活躍できる人の特徴
MBaas系サービスやノーコード・ローコード開発、AI技術によるプログラミングの自動化などで、バックエンドエンジニアとして活躍し続けられるか不安に感じる人もいると思います。
そこで、本項では5年後・10年後もバックエンドエンジニアとして活躍できる人の特徴を紹介するので、将来性に不安を感じている人は参考にしてみてくださいね。
専門性があり開発における貢献度が高い人
バックエンドエンジニアとして活躍するためには、特定分野のスペシャリストとして開発に貢献できるかどうかは重要なポイントになります。
特に、AIエンジニアやIoTエンジニアのように、特定分野に特化したエンジニアは、5年後・10年後でも活躍できる可能性が高いですね。
また、バックエンドエンジニアでも特定言語を用いた開発に精通していて技術力も高ければ、技術力を求める企業はたくさんあるため、どのような職場でも活躍できます。
そのため、バックエンドエンジニアとして活躍し続けたいのであれば、まずは得意分野のスキルを磨くことから始めると良いですよ。
幅広い分野に対応できて貢献の幅が広い人
バックエンドエンジニアは、開発において必要不可欠な部分の役割を担っているため、特定分野の技術が高ければ十分に活躍はできます。
ですが、フルスタックエンジニアのように、フロントエンドやインフラの対応もできるエンジニアも開発現場では重宝されることが多いです。
そのため、バックエンドエンジニアとして活躍し続けたい人は、フロントエンドやインフラ構築のスキルも積極的に身につけていきましょう。
また、バックエンドエンジニアが経験を積む際には、希望する経験を積める職場で働くことが大切なので、必要に応じて転職も検討すると良いですよ。
上流工程や役職の経験がありマネジメントができる人
バックエンドエンジニアの多くは、システムの構築・テスト・保守運用の対応が中心ですが、将来的に活躍するには要件定義や設計の経験も必要です。
特に、MBaas系のサービス・ノーコード・ローコードツールの技術やコード生成AIの精度が上がると、プログラミング作業の比重を減らした開発の需要も高まります。
その中で、バックエンドエンジニアが生き残るには、顧客折衝や要件定義、マネジメントなど、コミュニケーションや人の判断が必要な領域の経験を積む必要があります。
そのため、テックリードやディレクター、PLやPMなど、プロジェクトや開発現場のマネジメントに関する経験も積極的に積むことが大切です。
需要の高い分野の知識や経験が豊富な人
バックエンドエンジニアも開発分野によって需要に差があるため、将来活躍したいのであれば、需要の高い分野の知識や経験を積むことも大切です。
IT業界では全体的に需要の高い分野が多いですが、その中でも、以下の分野は注目度が高く、需要が高い分野となっています。
IT業界で需要の高い分野
- AI
- ビッグデータ
- IoT
- RPA
- ブロックチェーン
- XR(VR・AR・MR・SR)
そのため、バックエンドエンジニアとして活躍したいのであれば、上記の技術を用いた開発経験を積んでいくのがおすすめですね。
特に、最新技術に関わる専門的な知識や経験を積めば、市場価値が上がり、高年収も目指せるので、積極的に挑戦していくと良いですよ。
バックエンドエンジニアでも活躍が難しい人の特徴
バックエンドエンジニアは、経験を積んでスキルを磨けば活躍し続けることはできますが、バックエンドエンジニアでも活躍が難しい人はいます。
そこで、本項では、バックエンドエンジニアでも活躍が難しい人の特徴を紹介するので、気になる人は参考にしてみてくださいね。
スキルレベルが低く保守運用の経験しかない人
バックエンドエンジニアとして働く人の中でも、スキルレベルが低くて保守運用の経験しかない人は活躍し続けるのは難しいです。
というのも、バックエンドエンジニアの中でも、保守運用が中心になると、開発経験を積む機会が少なく、スキルアップが難しくなります。
また、保守運用をする人材は必要不可欠ですが、AI技術が発展することで、将来的に保守運用が自動化されて、仕事がなくなる可能性もあります。
そのため、バックエンドエンジニアとしてスキルに不安を感じている人や保守運用の経験しかない人は、スキルアップの機会があれば積極的にチャレンジしていきましょう。
上流工程の経験がなくプログラムしか書けない人
バックエンドエンジニアは上流工程の対応をすることもありますが、上流工程の経験がなくて、プログラムしか書けない人も将来性は低いです。
というのも、コード生成AIやノーコード・ローコード開発の需要増加で、少人数での開発や非エンジニア人材でも開発ができるようになっています。
そして、将来的にはコード生成AIの精度も上がり、高機能なノーコードツールの開発も進められていくため、プログラミング以外の価値提供ができないと仕事がなくなる可能性もあります。
そのため、バックエンドエンジニアとして働くなら、要件定義や設計、顧客折衝や進行管理など、上流工程の経験は積極的に積んでいきましょう。
常に受け身で最新技術や分野への学習意欲も低い人
バックエンドエンジニアとして働くのであれば、最新技術にアンテナを張り、自主的にキャリアに必要な知識やスキルの勉強をすることが必要です。
特に、バックエンドエンジニアのように、最新技術を活用した開発に携わる可能性がある職種では、技術の変化に適応できるように自主的に勉強をしてスキルを磨いていくことが求められます。
ですが、与えられた仕事だけをこなしている人や自主的に勉強できない人だと、他のエンジニアと差が開いて市場価値が下がってしまいます。
そのため、将来的に活躍できるバックエンドエンジニアを目指したいのであれば、仕事以外の時間を活用して、最新技術に関する情報収集や新しい技術の習得も積極的に行いましょう。
技術スタックが古くて変化に適応できていない人
開発では、開発目的によって様々なプログラミング言語やツールを活用しますが、開発言語やフレームワーク、開発ツールにもトレンドがあります。
そして、バックエンドエンジニアとして経験が豊富でも、技術スタックが古いと、企業が求める人物像から外れて、市場価値が下がってしまいます。
特に、フレームワークや開発ツールはトレンドや時代の変化で需要が変わりやすいため、新しい技術を習得していかないと、変化に適応できずに仕事が減ってしまうので注意が必要です。
そのため、バックエンドエンジニアとして働くのであれば、IT業界のトレンドや需要のある技術に関する情報収集をして、将来性を考えながらスキルを磨いていきましょう。
5年後・10年後も活躍できるバックエンドエンジニアになる方法
バックエンドエンジニアとして、5年後・10年後も活躍できる人材になるには、キャリアプランを立てて計画的にキャリア形成を進める必要があります。
そこで、本項では5年後・10年後も活躍できるバックエンドエンジニアになるために、どのようにキャリアプランを立てて行動していけば良いのかについて紹介していきますね。
自己分析をしてキャリアの方向性を明確にする
バックエンドエンジニアが将来を見据えてキャリアプランを立てる際には、自己分析をしてキャリアの方向性を明確にすることが大切です。
自己分析をする際には「職務経歴」「スキルセット・経験年数」「得意分野・できること」「強み・アピールポイント」など、エンジニアとして関連のある情報を整理していきます。
また、キャリアの方向性を決めるために「仕事に対する価値観」「理想の働き方」「エンジニアとして実現したいこと」など、キャリアに関することも整理していきましょう。
キャリアの方向性を決めるには、方向性を明確にすることが大切なので、自己分析をした後にはゴールや目標、行動指針も決めていくと良いですよ。
キャリアプランを立てて計画的にキャリア形成を進めていく
自己分析をした後は、バックエンドエンジニアとしてキャリア形成を進めていくためにキャリアプランを立てていきます。
キャリアプランを立てる際には、自己分析で整理したキャリアの方向性やゴールを軸に、現時点からゴールまでに必要な目標を整理していきましょう。
そして、目標と具体的なタスクを整理した上で、目標やタスクに必要な所要時間を明確にして、目標やタスクの期限を設定していきます。
キャリアプランを立てる際には、目標の具体性と実現性も重要なので、キャリアプランを立てた後には、現実的に達成できるかどうかも考慮して、調整していくことも必要です。
末永
キャリアプランは、進捗によって調整が必要になるので、定期的に見直すことも大切です。
そして、計画を立てる際には、想定外のことが起きた時のために、余裕を持った期限設定も必要なので、意識しておきましょう。
需要・将来性のある分野の知識やスキルを磨く
キャリアプランを立てた後には、ゴールや目標を達成するために必要なスキルを磨いたり、経験を積んでいくことになります。
スキルを磨く際には、将来的に必要になるスキルを整理した上で、優先順位をつけて、スキル習得や資格取得をしていきましょう。
そして、希望する経験が積めるかどうかは所属する会社の方針や環境に左右されるので、必要に応じて転職も視野に入れることも大切です。
また、5年後・10年後活躍できるバックエンドエンジニアになるには、IT業界の需要や将来性のある分野の知識やスキルを磨くことが大切なので、スキルアップを目指す際には意識すると良いですよ。
末永
希望する経験を積むために、転職を検討しているなら、転職エージェントで相談してみるのもおすすめです。
特に、以下のエージェントは、ITエンジニアの転職支援実績が豊富なので、希望に合う求人を効率的に見つけることができますよ。
エンジニアにおすすめ転職エージェント
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マイナビIT AGENT
マイナビのコネクションを活かした、人気企業求人や社内SEなどの求人が多数 -
ウィルオブテック
ITエンジニア専門エージェント!2名の専属アドバイザーが年収アップをサポート -
リクルートエージェント(IT)
国内最大の定番エージェント!エンジニアやIT業界の求人も多数保有 -
レバテックキャリア
ITエンジニア経験者向けのハイクラスIT求人が多数!キャリアUPを狙うエンジニア定番のエージェント
バックエンドエンジニアのキャリアパス
バックエンドエンジニアがキャリアの方向性を明確にしたり、キャリアプランを立てる際には、キャリアパスを把握しておくことが大切です。
本項では、バックエンドエンジニアのキャリアパスを紹介するので、参考にしてみてくださいね。
特定分野に特化したバックエンドエンジニアを目指す
]バックエンドエンジニアとして、スペシャリストのキャリアを歩みたいなら、特定分野に特化したバックエンドエンジニアを目指すのがおすすめです。
具体的には「AI分野に精通していて高いレベルで貢献できる」「Javaを用いた開発なら業種関係なく貢献できる」など、開発言語や開発分野に特化したエンジニアを目指す形になります。
また、スペシャリストのキャリアを目指す場合、特定分野・特定言語での開発スキルを磨くだけではなく、上流工程の経験を積むことも大切です。
そのため、スペシャリストを目指したいバックエンドエンジニアは、特定言語で様々な案件に携われる職場か上流工程の経験を積みやすい職場で働くのがおすすめですよ。
フルスタックエンジニアを目指してスキルを磨く
バックエンドエンジニアとして、ジェネラリストのキャリアを目指すなら、フルスタックエンジニアを目指してスキルを磨くのがおすすめです。
また、フルスタックエンジニアに必要なスキルには、フロントエンドスキル・バックエンドスキル・サーバー・データベース構築のスキルがあります。
そのため、まずはフロントエンドやインフラ構築のスキルを磨いたり、資格を取得して、業務でも対応できることをアピールしていくと良いですよ。
また、経験を積むためにはバックエンドエンジニアとして働きながら、他の領域の経験を積む方が効率的なので、転職時にはバックエンドと兼任して他の仕事もできる職場で働くのがおすすめです。
マネジメント関連の職種へキャリアアップする
バックエンドエンジニアとしてキャリアアップを目指すなら、マネジメントに関連する職種へのキャリアアップを目指す選択肢もあります。
マネジメント関連の職種には、ディレクター・テックリード・PL・PMがありますが、まずはディレクターかテックリードを目指すことが多いですね。
そして、ディレクターやテックリードとしての経験を積んで実績ができたら、PLやPMとしてキャリアアップを目指していきましょう。
また、マネジメント職はプロジェクトによって人数が限られているので、職場は様々なプロジェクトに参画する機会のある会社を選ぶと、キャリアアップも目指しやすくなりますよ。
戦略やアーキテクト関連の職種へキャリアアップする
バックエンドエンジニアとして、キャリアアップを目指すなら、ITコンサルタントやITアーキテクトなどの、戦略関連の職種を目指すのもおすすめです。
ITアーキテクトは、IT戦略を実現するためにシステム開発の企画や設計を行う仕事で、PMとして経験を積んだ人がキャリアアップすることも多いです。
また、ITコンサルタントもバックエンドエンジニアのキャリアのゴールとされており、PMやITアーキテクトとして実績を積んだ人がキャリアアップすることも多い職種になります。
戦略関連のキャリアを目指すなら、バックエンドエンジニアとして実績を残すか、IT企画室やシステム企画部などの部署で働く選択肢があるので、キャリア志向に合わせて選ぶと良いですよ。
他のエンジニア職種にキャリアチェンジする
バックエンドエンジニアだけではなく、他のエンジニア職の経験も積みたい人は、スキルを身につけてキャリアチェンジする選択肢もあります。
具体的には、フロントエンドエンジニアやインフラエンジニアへキャリアチェンジする人もいれば、別の開発言語や開発分野のスキルを身につけてキャリアチェンジする人もいます。
特に、エンジニアとして5年後・10年後も活躍するには、対応領域を広げたり、需要のある分野の経験を積むことも大切なので、将来のキャリアを見据えて、キャリア選択をしてくと良いですよ。
また、キャリアチェンジする際には、事前にスキルを身につける必要があるので、独学で資格を取得したり、プログラミングスクールでスキル習得してから、転職活動を進めていきましょう。
フリーランスとして独立して活躍する
バックエンドエンジニアとして、年収アップを目指したい人や働き方を変えたいと考えている人は、フリーランスとして独立する選択肢もあります。
フリーランスになるには、バックエンドエンジニアとしての経験と実績が求められるため、一人称で開発に携われる程度のスキルがないと、仕事が獲得できない可能性もあります。
ですが、スキルがあれば独立することで年収アップも実現できますし、自分で仕事も選べるので働き方の自由度は上がります。
そのため、バックエンドエンジニアとして、フリーランスの働き方に興味がある人は、独立する方法について調べてみると良いですよ。
【言語別】バックエンドエンジニアの需要・将来性
バックエンドエンジニアがキャリア形成をしていく際には、プログラミング言語別の需要や将来性も考慮してスキルを磨いていく必要があります。
本項では、バックエンドエンジニアが活用するプログラミング言語別の需要と将来性を紹介するので、興味がある人はチェックしておいてださいね。
Java
Javaは、業務用システムやアプリ開発、基幹システムの開発に用いられていて、日本国内の様々なシステムで活用されているプログラミング言語です。
Javaは汎用性が高く、業務系システムやアプリ開発をはじめとして、様々な開発で長年活用されているので、需要も安定していて将来性もあります。
また、Javaはプラットフォームに依存しない点やセキュリティ性能が高い点から、通信業界や金融業界での需要が高いため、通信業界や金融業界で働きたい人にはおすすめの開発言語ですね。
そして、Javaのフレームワークでは、Spring Framework・SpringBoot・Strutsの需要が高く、様々な開発現場で活用されているので、優先的に習得していくと良いですよ。
PHP
PHPはWebサイトやWebサービス、Webアプリの開発で用いられる開発言語で、Web業界ではシェア率の高く、需要のある開発言語となっています。
Web開発では、様々な開発言語が活用されますが、PHPは様々な動的なコンテンツ生成やデータベースとの連携が容易にできて、CMSのカスタマイズができるのも強みです。
また、Web開発ではPHPで開発されたサービスも多く、求人数・案件数も他の開発言語に比べて多いため、PHPの需要がなくなる可能性は低く将来性もあります。
ですが、PHPのフレームワークは数が多いですが、LaravelとCakePHP以外の利用率は下がっているので、スキルを習得する際にはLaravelかCakePHPを優先的に習得しましょう。
Ruby
Rubyは、Webアプリ開発やSNSの開発で活用されることが多く、シンプルな文法設計から効率的な開発ができるのが強みとなっています。
Rubyは「機械学習やAIへの適応ができないから将来性がない」という声もありますが、最近では機械学習用のGemが開発されているため、以前よりできることは増えています。
ですが、機械学習に関してはPythonが最適とされていて、Web系の開発でも他の開発言語で対応するケースも多いため、動向は適宜確認して将来性を見極めた方が良いですね。
また、フレームワークはRuby on Railsが利用されることが多いため、Rubyを習得する際には一緒に習得して、ライブラリも用途に合わせて最新技術に関わるものは優先的にチェックしておきましょう。
Go
Goは、WebサーバーやWebサービスの開発からドローンなどのIoT開発でも活用されていて、クラウドネイティブ環境での開発やコンテナ技術との親和性の高さから注目されている開発言語です。
Goは開発におけるコード記述が厳密に決まっており、並行処理・並列処理に優れていて、高速処理も可能なので、大規模開発や複雑なシステムの開発に向いています。
また、Goにもいくつかのフレームワークがありますが、Gin・echo・aeroの需要が高く、IoT開発ではGobotをいうフレームワークが活用されます。
Goは、技術者が他の開発言語よりも少なくて、需要が高いので、新しいスキルを習得する際には、選択肢として入れておくと良いですよ。
Python
Pythonは、AI開発やWebアプリ開発、ブロックチェーン開発やデータ分析など、様々な分野で活用されていて、他の言語と比べても需要が非常に高く、将来性のある開発言語になります。
特に、AIやブロックチェーンは、今後のIT業界にとって非常に重要な分野となっており、データドリブンが重視される現代では、データ分析で活用されるPythonの重要度は高いです。
また、Pythonのフレームワークは、Web開発で活用されるDjango・Flask、AI分野で活用されるTensorFlow、デー分析で活用されるPandas・NumPyなど、開発目的によって使い分けられます。
他にも、Pythonのフレームワークはたくさんあるので、Pythonのスキルを習得する際には、どの分野のスキルを身につけたいのかを明確にして、関連するスキルやフレームワークを習得すると良いですよ。
C言語
C言語は、汎用性が高く処理速度が早いことで、ハードウェア制御システムや組み込み系システムの開発での需要が高く、IoTデバイスの普及によって注目度も上がっています。
C言語は、ハードウェア開発や組み込み系システムの開発だけではなく、IT業界の発展に必要不可欠なロボットやIoT分野での需要は安定しているため、将来性もあります。
また、C言語ではフレームワークを利用することは少ないですが、CSpec・CUnit・Cmockeryなど、開発目的によっては利用されることもあるので習得しておきましょう。
C言語はロボット開発やハードウェア開発、組み込み系のソフトウェア開発がしたい人にはおすすめの開発言語なので、興味がある人はスキル習得を検討してみると良いですよ。
C++
C++は、C言語の機能を拡張したプログラミング言語で、C言語との互換性もあるため、Webアプリケーションやロボット開発、IoT開発や組み込み系のシステム開発まで様々な開発で用いられます。
C++の最大の特徴は、C言語では対応できない例外処理ができるところで、リアルタイムでの処理や計算が必要な分野で活用されることが多いのが特徴ですね。
また、ゲーム開発やAI開発でも活用されることもあり、大量のデータの高速処理が必要な分野では、C++が活用されることも多いため、需要や将来性もある開発言語となっています。
そして、C++のフレームワークにもTreefrog・Qt・crowなどがあり、テストやGUI構築用のフレームワークもいくつかあるので、C++のスキルを習得する際にはチェックしておくと良いですよ。
C#
C#は、ゲーム開発やアプリケーション開発、VR・AR・MR分野で用いられる開発言語で、マルチプラットフォームに対応していて処理速度の速さや汎用性の高さが特徴の開発言語になります。
Webサービスやアプリを開発する際には、ASP.NETというフレームワークを活用することが多く、GUIアプリ開発ではVisualStudio、クロスプラットフォーム開発ではXamarinを活用してアプリ開発をしていきます。
また、Unityを活用したゲーム開発では、C#は必須とされていて、VR・AR・MRの開発でもUnityとC#が使われることが多いので、ゲーム開発に携わる人は優先的に取得しておきたい開発言語ですね。
そして、需要と将来性に関しても、ゲーム業界ではもちろん、VR・AR・MRを活用したサービス開発では重要な役割を担うことになるため、需要は安定していて、将来性もある開発言語となっています。
JavaScript
JavaScriptでは、Web開発のフロントエンド開発で活用される開発言語ですが「Node.js」を活用することで、バックエンド開発もできるため、Web開発をする会社での需要は高い開発言語になります。
Node.jsは、Webアプリ開発やIoT開発、Webサーバー構築ができますが、大規模なトラフィックの処理ができるため、リアルタイムでアクセスが集中するサービスやアプリで活用されることが多いです。
ですが、JavaScriptでは大規模開発での処理には限界があるため、小規模な開発での活用ケースが多いですが、TypeScriptを活用すると大規模なWebサービスにも対応できるようになります。
そのため、JavaScriptでNode.jsを活用したい人は、大規模開発の対応もできるようにTypeScriptも併せて習得しておくと、市場価値を上げることにつながりますよ。
5年後・10年後も活躍できるバックエンドエンジニアになるために必要なスキル
5年後・10年後も活躍できる人材になるには、実務経験を積んで、スキルを磨き、市場価値を上げていく必要があります。
ですが、実際にスキルアップを目指す時に、どのようなスキルを身につければ良いのか気になる人もいると思うので、詳しく紹介していきますね。
フレームワークやライブラリを用いた開発のスキル
バックエンドエンジニアとしてスキルを磨く際には、得意分野のフレームワークやライブラリのスキルを磨いて、対応範囲を広げることが大切です。
特に、特定言語に特化したスペシャリストを目指すなら、開発目的に合わせたフレームワークやライブラリの選定が求められるので、フレームワークやライブラリに関する知見が求められます。
そのため、バックエンドエンジニアとしてスキルアップを目指したいのであれば、まずは得意分野のフレームワークやライブラリに関する知見やスキルを習得していくと良いですよ。
開発言語別でおすすめのフレームワークは「【言語別】バックエンドエンジニアの需要・将来性」でもお伝えしているので、参考にしてみてくださいね。
サーバーやデータベース構築のスキル
バックエンドエンジニアとして、システムやアプリケーションを開発する時には、サーバーやデータベースの構築を行うこともあるため、インフラ周りのスキルも求められます。
特に、Web開発では、LAMP環境での構築が多いので、Linuxでのサーバー構築やApacheを用いたWebサーバーの設定、MySQLを用いたデータベース構築スキルは必須ですね。
また、データベース構築では、MySQL以外にもPostgreSQLを活用することもありますし、データベース構築ではSQLだけではなくQueryに関する知見も必要なので、習得しておきましょう。
そして、サーバーやデータベース関連のスキルを取得するなら、Linux技術者認定資格とOracle Masterの資格が評価されるので、スキルを習得したい人は資格取得を目指すのもおすすめです。
フロントエンドのプログラミングスキル
バックエンドエンジニアもフロントエンド側の対応を行うこともあるため、フロントエンドのプログラミングスキルも習得しておくと便利です。
フロントエンドスキルは、HTML・CSS・JavaScript・JQueryを身につければ十分ですが、スキルアップを目指すならJavaScriptのフレームワークのスキルも習得しましょう。
JavaScriptのフレームワークにも種類がありますが、最近ではReact.jsとVue.jsが活用されることが多いため、スキル習得を目指すならReact.jsかVue.jsがおすすめです。
また、フロントエンド開発では、JavaScriptの機能を拡張して作られていて、大規模開発に向いているTypeScriptの需要も高いので、スキルを習得する際には併せて習得しておくと良いですよ。
クラウドを用いた開発の知識やスキル
現代ではクラウドサービスを用いた開発が主流なので、バックエンドエンジニアとして働くなら、クラウドを用いた開発の知識やスキルも身につけておきましょう。
クラウドサービスには、AWS・GCP・Azureが活用されることが多く、基本的にどのサービスでもできることは共通していますが、開発分野によってどのクラウドが活用されるかは変わります。
例えば、Microsoft製品を活用するならAzure、機械学習やデータ分析に活用するならGCP、網羅的なサービスを利用したいならAWSを活用する場面が多いですね。
また、クラウドのスキルを習得する際には、希望する開発分野で活用されるクラウドを優先して習得することが大切なので、まずは希望する開発分野での需要を調べてから判断すると良いですよ。
末永
AWS・GCP・Azureの知識を身につけるなら、AWS認定資格・Google Cloud認定資格・Microsoft Azure認定資格の資格取得がおすすめです。
また、クラウドサービスは複数のサービスの総称で、分野ごとにサービスが分けられているので、関連分野のサービスの使い方も把握しておきましょう。
開発に関わるツール活用のスキル
バックエンドエンジニアとして、5年後・10年後も活躍するためには、MBaas系のサービスやノーコード・ローコード開発ツール、コード生成AIを活用した開発のスキルを磨いていくことも大切です。
というのも、将来的に活躍したいのであれば、プログラミングにこだわるよりも、様々なツールを使いこなして価値提供できる方が、バックエンドエンジニアとしての市場価値も上がります。
特に、将来的にはツールの精度や利便性が向上することは確実なので、プログラミングとツールを活用しながら開発効率を上げる方が、結果的に会社への貢献度も上がります。
もちろん、フルスクラッチ開発ができるスキルは求められますが、将来的に活躍したいなら、プログラミングスキルだけではなく、ツールを活用した開発の知見も磨いていきましょう。
バックエンドエンジニアがスキルアップをする方法
前述では、バックエンドエンジニアに必要なスキルを紹介しましたが、実際にスキルアップを目指す際にはどのような方法があるのでしょうか?
本項では、バックエンドエンジニアがスキルアップを目指す方法を紹介していくので、特徴やメリット・デメリットを考慮して、最適な方法でスキルアップを目指していくと良いですよ。
参考書や学習サービスで勉強する
バックエンドエンジニアがスキルアップを目指す時には、自主的に学習をして知識を広げたり、スキルを習得していく必要があります。
そして、スキル習得をする時に、自分のペースで勉強していきたいのであれば、参考書や学習サービスを活用するのがおすすめです。
以下は、初級者〜中級者向けの参考書になりますが、開発全般・言語別・インフラ関連で評価の高い参考書をまとめたので、気になる分野の書籍があればチェックしてみてくださいね。
開発全般の勉強におすすめの参考書
- イラスト図解式 この一冊で全部わかるWeb技術の基本
- ソフトウェア・ファースト あらゆるビジネスを一変させる最強戦略
- 改訂3版 これからはじめるプログラミング 基礎の基礎
- プログラムはなぜ動くのか 第3版 知っておきたいプログラミングの基礎知識
- リーダブルコード より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック
- プリンシプル オブ プログラミング 3年目までに身につけたい一生役立つ101の原理原則
言語別でおすすめの参考書
- スッキリわかるJava入門
- 気づけばプロ並みPHP 改訂--ゼロから作れる人になる!
- 苦しんで覚えるC言語
- 新・標準プログラマーズライブラリ なるほどなっとく C#入門
- 現場で使える Ruby on Rails 5速習実践ガイド
- スターティングGo言語
- 独習Python
インフラ関連の勉強におすすめの参考書
- 絵で見てわかるITインフラの仕組み 新装版
- インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門 第2版
- サーバ/インフラエンジニアの基本がこれ1冊でしっかり身につく本
- マスタリングTCP/IP―入門編―(第6版)
- すべてわかるゼロトラスト大全 さらばVPN・安全テレワークの切り札
- イラスト図解式 この一冊で全部わかるセキュリティの基本
また、参考書だと勉強しにくい人もいるので、動画や手を動かしながら勉強したい人は、動画学習サービスを活用していくのもおすすめです。
サービスによって特徴がありますが、いずれも無料版で試せるので、興味がある人はサービスを確認して、相性の良いサービスを活用すると良いですよ。
おすすめの学習サービス
-
Schoo
ライブの学習講座があり、コメントでの質問やリアクションも可能。アーカイブでの学習も可能。 -
Udemy
初心者〜上級者向けまで様々な講座の動画があり、AIを活用したコーディング演習やテストを受けることも可能。 -
ドットインストール
3分動画で学習できて、現役のエンジニアへ質問も可能。参加型の勉強会でコーディング練習もできる。 -
paiza
動画解説型のプログラミング学習サービスで、ランクごとの問題集があるので、レベルに合わせて学習が可能。
バックエンドエンジニアに関連する資格を取得する
バックエンドエンジニアがスキルアップを目指す際には、資格を取得するのもおすすめです。
未経験の開発言語に挑戦する場合には、各言語の資格もアピールができるので、取得を目指していくと良いですよ。
開発言語別の資格
- Javaプログラミング能力認定試験
- C言語プログラミング能力認定試験
- PHP技術者認定試験
- Ruby技術者認定試験
- Python3エンジニア認定試験
- CIW JavaScript Specialist
また、エンジニアとしてスキルの幅を広げたり、キャリアアップを目指したいなら、習得が必要な分野の資格を優先的に取得することが大切です。
特に、キャリアアップを目指したいなら、資格の中でも上位資格の取得が必要なので、ベンダー資格や国家資格を中心に、関連する資格にどのようなものがあるのかも把握しておきましょう。
IT・システム関連の資格
- 基本情報技術者試験
- 応用情報技術者試験
サーバー・クラウド関連の資格
- Linux技術者認定資格
- AWS認定資格
- Google Cloud認定資格
- Microsoft Azure認定資格
データベース関連の資格
- Oracle Master
- OSS DB
- データベーススペシャリスト試験
ネットワーク関連の資格
- シスコ認定技術者資格
- ネットワークスペシャリスト試験
セキュリティ関連の資格
- 情報セキュリティマネジメント試験
- 情報処理安全確保支援士試験
- CompTIA認定資格
PM・ストラテジー関連の資格
- プロジェクトマネージャ試験
- PMOスペシャリスト認定資格
- システムアーキテクト試験
- ITストラテジスト試験
末永
複数の資格取得を検討している場合には、優先順位を付けて、所要時間も見積もった上で、学習計画を立てると良いですよ。
複数の資格勉強を同時進行で進める人もいますが、資格勉強は短期集中の効率が良いので、まずは一つの資格取得に集中して勉強していきましょう。
プログラミングスクールでスキルを習得する
未経験の開発言語のスキルを習得したい人や独学だと勉強が進まないと悩んでいる人は、プログラミングスクールの活用もおすすめです。
プログラミングスクールには、資格取得や実践的なスキル習得など、目的に合わせたコースがあり、中には転職保証コースで、カリキュラム修了後に求人を紹介してくれるコースも存在します。
プログラミングスクールは、サービスによって特徴やコースの内容、受講料には違いがありますが、プロのエンジニアがメンターがサポートしてくれることも多いです。
そのため、未経験分野のエンジニアへキャリアチェンジしたい人は、スキル習得や転職活動の選択肢として、プログラミングスクールを活用してみるのもおすすめですよ。
末永
プログラミングスクールもたくさんあるので、どのスクールを利用すれば良いのか迷う人もいると思います。
以下で、おすすめのプログラミングスクールの特徴をまとめたので、スクール選びの参考にしてみてくださいね。
おすすめのプログラミングスクール
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UZUZカレッジ
Java認定資格やCCNA・LinuCなどの資格取得を目指せるコースがある。 -
Code Camp
PHP・Ruby・Javaのコースや希望のスキルを習得できるオーダーメイドコースもある。 -
侍エンジニア
スキル習得に特化したコースやオーダーメイドで学習できるコース、資格取得を目指すコースや転職保証コースまで幅広いコースを取り扱っている。 -
TECH ACADEMY
プログラミング言語のコースを網羅的に取り扱っていて、Webエンジニア向けの転職保証コースもある。 -
TECH CAMP
フロントエンドスキルやRubyを活用したWeb開発のスキル習得が可能。短期集中や夜間・休日の転職保証プランもある。
副業や兼業で様々な分野での開発経験を積む
バックエンドエンジニアとして、実践を通して様々な分野での開発経験を積みたい場合には、副業や兼業で複数の仕事を掛け持ちして実務経験を積むのもおすすめです。
バックエンドエンジニアの案件だと、副業や兼業の仕事は限られていますが、スキルを磨くのであればクライアントワークでスキルアップを目指すのは効果的な手段です。
そのため、もし現在の仕事で余裕があって、実践経験を積みたいと考えている人は、副業や兼業で対応できる仕事を取り扱っているサービスを活用して案件を探してみると良いですよ。
また、クライアントワークだと両立できるか不安な人は、個人開発で経験を積む選択もあるので、自分に合った方法でスキルを習得していきましょう。
希望する開発ができる職場へ転職をして経験を積む
バックエンドエンジニアとして、スキルアップやキャリアアップを目指すために、実務経験を積みたいのであれば、希望する開発ができる職場へ転職をするのもおすすめです。
特に、今の職場で働いていてもスキルアップが難しかったり、将来を見据えた時に今の職場でのキャリアが想像できない場合には、転職を視野に入れてみることも大切です。
また、転職をする場合には、スキルレベルやキャリアの方向性などを考慮して、転職すれば希望する経験が積めるのかを調べた上で、慎重に判断していきましょう。
そして、転職に関して、自分で判断が難しい場合や転職前に情報収集をしたいのであれば、転職エージェントでエンジニア転職のプロに相談してみるのもおすすめですよ。
バックエンドエンジニアの転職におすすめの転職エージェント
バックエンドエンジニアが、転職をするのであれば、転職エージェントを活用して転職活動を進めていくのがおすすめです。
転職エージェントでは、エンジニア転職のプロが求人紹介や応募先との連絡の仲介、選考対策のフォローや内定交渉まで、転職に必要な対応をしてくれるため、効率的に転職活動を進めることができます。
また、応募先に関する情報収集がしたい場合にも、応募先の内部情報を把握している可能性もあるので、一人で情報収集するよりも、詳しい情報を集めることも可能です。
転職エージェントにも種類がありますが、バックエンドエンジニアが活用するなら、以下の転職エージェントがおすすめなので、気になるサービスがあれば登録して、転職活動を進めていくと良いですよ。
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- 専門のアドバイザーチームがあり、IT・Web業界ならではのサポートが充実
他にもバックエンドエンジニアの転職におすすめの転職エージェントは下記の記事でも紹介しているので参考にしてみてくださいね。
AIによって自動化されるのは、人が介在しなくて良い部分に限られるので、仕事が完全に奪われることはありません。
特に顧客折衝や要件定義など、人が関わる業務は必要なので、時代の変化に合わせて最適化されるだけと考えておくと良いですよ。