営業職からのキャリアチェンジ|キャリアにならないってホント?
営業からのキャリアチェンジは可能ですが、2点注意が必要です。
1つ目は「採用側に自身のポテンシャルをアピールできるかどうか」、そして2つ目は「経験者との比較になると分が悪い」ということです。それぞれについて解説します!
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営業からのキャリアチェンジの前提条件
末永
先述したように、営業職からのキャリアチェンジをするとき、考えなければならない前提条件が2つあります。
- 20代であること
- 自身のポテンシャルや営業職で残した結果をいかにアピールできるか
末永
まず未経験職種へのキャリアチェンジは、20代(特に25歳以下)のうちしかできないと考えてください。
理由は、前提として転職先の企業は人材育成になるべくコストをかけたくないと考えており、せめて人材の将来の伸びを考えるとしたら20代にかけると相場が決まっているからです。
2点目は、経験者を取らずにわざわざ未経験者を取ろうと思わせるほどの秀でたポテンシャルや営業職での実績を持っているかどうかです。
採用者側の立場で考えると分かるように、そもそも転職で職種ポストを用意しているのはその道の経験者が欲しいからです。
職種とは関係のないスキルでもその企業においては評価されるスキルをアピールすることもポイントです。
例えば「帰国子女で英語が得意」や「美大出身でアート思考に秀でている」というような尖ったポテンシャルや、「若手にも関わらず50人のチームを束ねていた」などの前職での実績があれば、採用者側は是非うちに欲しい人材であると考えるかもしれません。
営業職の場合では、現場で培った数値感覚、マネジメントスキル、業務設計力(目標達成のために何が必要か考え、自発的に実行する力)などのスキルは、営業以外の職種でも必要となることが多く、未経験職種に転職する際でも、職種に関するところ以外の即戦力として重宝されます。
営業からキャリアチェンジならキャリアビジョンを立てよう
営業職に限らずですが、キャリアチェンジする場合は、キャリアビジョンを明確にしてから転職活動をおこなうことがおすすめです。
末永
キャリアビジョンを立てる理由はズバリ①転職成功率をアップさせ、②ブレずに転職活動を進めるためです。
順を追って理由を説明していきます。
まず、キャリアビジョンを立てると、「転職活動を通して何を目指すのか」「そのためにどんな会社に入りたいのか」と言ったことが整理され、転職活動におけるブレない軸(センターピン)が立った状態ができ上がります。
すると、明確で一貫性を持った志望動機を語れるため、面接での評価が上がります。
さらに、転職活動における様々な局面(退職を告げる、家族に相談する)で、自分の決定が明確なため、迷いも少なくなります。
そして最後に、希望条件をもっとも満たす転職先を選ぶことができ、限られた時間の中で転職活動を行う場合にも、優先順位をつけて対策ができるのです。
そのため、キャリアビジョンが明確な状態だと、飛躍的に選考通過率がアップし、スムーズに転職活動が進められるのです。
:確かに、キャリアビジョンを明確にする必要性はわかったのですが、正直1人で立てるのは難しいと感じています。おすすめの方法などはありますか?
末永
わかります、なかなか一人で考えてもキャリアビジョンを見つけることは難しいですよね。
キャリアビジョンを立てるには、徹底的な自己分析と深掘りが必要です。
なぜなら自分の現状を把握し、目標を立て、それに必要な行動を把握した上で、キャリアビジョンを考える必要があるからです。
ですが「徹底的な」自己分析というのは、自分一人でおこなうのが難しいんです。1人でおこなうと客観的な視点が足りなかったり、深掘りするポイントが偏ってしまうためです。
そんな時はぜひすべらないキャリアエージェントをご活用ください!
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自己分析の結果から、キャリアビジョンを立て、キャリアアドバイザーが転職者のキャリアビジョンに合った企業・求人を紹介いたします。
実際に弊社でサポートした転職者の入社半年以内の離職率は1.5%という業界水準の13.9% を大きく下回る実績を残しています。
営業からのキャリアチェンジをお考えでしたら、弊社のすべらないキャリアエージェントにご相談ください!
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よくある営業からのキャリアチェンジ理由
次に営業職からキャリアチェンジしたいという人に多い理由をいくつか紹介していきます。
自分はどのような理由に当てはまっているのか、ぜひ参考にしてください。
営業からのキャリアチェンジの理由としては主に以下の3点があげられます。
営業の仕事がつらいからキャリアチェンジ
営業職の仕事は、自社の製品を購入してもらうために、テレアポ、飛び込みなどあらゆる方法を使って顧客、また潜在的顧客と接点を持つことが重要なミッションです。
それはエネルギーを使う上、そのような状況の中でノルマを課されることはガッツが必要となります。
そのような状況についていけないという人、今は何とかやっていけるけど、将来的に厳しいと考える人が営業職からのキャリアチェンジを考えてます。
提案の幅が狭いからキャリアチェンジ
営業職の仕事というのは、会社の製品をもって顧客の課題を解決し、お金をもらうお仕事です。
しかし、その提案は会社の製品力・サービス力が前提となります。
いくら自分が頑張ったとしても、製品・サービスの能力が発揮できないことに対して苛立ちを感じ、コンサルタントや会社の経営企画などのポジションに目を向ける人もいるようです。
ライフスタイルを変えるためキャリアチェンジ
とくに女性に多いのですが、結婚を意識したり、実際に結婚した場合、家庭に比重を置けるような仕事にしようとする傾向があります。
その結果、営業事務職といった事務系職種を希望する傾向にあります。
また、男性においても、家庭と仕事を両立させるために営業職から別の職種に就きたいと考える人も多くいるようです。
営業からキャリアチェンジの種類
では、営業からキャリアチェンジするにはどのような方法があるのでしょうか。
具体的には以下の3つの方法があります。
社内転職
営業職に限らず、社外転職より社内転職のほうが低リスクです。
なぜなら会社という組織は、スペシャリストより、ゼネラリストを育て、会社の事業を総合的に守ってくれる人材を育成したいと考えているからです。
そのため社内公募や社内異動という形で同じ会社にいながら別の職種にチャレンジできる制度を構築している会社が多くあります。
そして、この形のほうがあなたの職歴を汚さないという観点、またあなたが1番知っている会社の仕事をできるという観点からも低リスクでキャリアチェンジ・職種転換を実現することができます。
クライアント側への転職
二つ目にクライアント側に転職する方法もあります。
例えば、営業職から新製品の開発・改善をおこなうプロダクトマネージャーへのキャリアチェンジなどが存在します。
このようにクライアント側にキャリアチェンジするという方法も考えられます。
クライアント側は、ユーザーの心理や業界の知識を持っている人を欲しいと思ってます。そのため、その会社が欲しい人材により近いほど、採用したいと思うでしょう。
実際、転職エージェントでも、担当クライアントから引き抜かれてその会社の人事として活躍している人も大勢います。
あなたが営業職として働いているメリットを十分に生かした転職で職種転換もできます。
成長している企業に転職
創業間もない企業はとにかく人が足りていません。
そのため、カルチャーや志向性とマッチしていれば、該当職種での経験がなくてもあなたのスキルや前職での経験が評価され、採用される可能性が高くなります。
また、業務の細分化も進んでいないため、職種に縛られず、幅広い経験ができます。
職種転換を伴うキャリアチェンジを有利に進めるにはベンチャー企業などの成長している企業をターゲットにすることも1つの方法です。
営業職のまま転職するプラン
末永
ここまで営業職から他職種のキャリアチェンジについてお話をさせていただきました。ですが、キャリアチェンジを考えている人は再度立ち止まって考えてみましょう。
あなたが今、営業職として働いているのは適性があったから配属されたという可能性もあり、企画職・マーケティング職にキャリアチェンジしても後悔したという事例も実際に少なくありません。
また、ある業界の営業として働き、その仕事が合わないからと言って、営業職そのものの適性が合わないことにはなりません。
そのために、仮に現場に不満を抱えているのであれば、これまでの職種経験の棚卸しをにおこない、不満要因を徹底的に考えることをオススメします。
- 現職の何に不満を抱いているのか
- その項目は営業からキャリアチェンジしないと変えられないのか?
主に考えるポイントは上記の2点です。とてもシンプルですが、しっかりと言語化しましょう!
無形商材の法人営業職がおすすめ!
営業職のまま転職するなら「無形商材の法人営業職」がおすすめです。
理由は以下の5つです。
- 専門性を身につけやすい
- 他社からの引き合い、選択肢を増やしやすい
- やりがいを感じやすい
- 中長期的に給与・年収を上げやすい
- 物売り的な要素が少ない
無形商材とは簡単に言うと、形のない商材・サービスを扱う職種の事で、扱う業界としては、IT・Web業界やコンサル、金融、広告、人材が挙げられます。
また無形商材は「商材が売れるかどうか」が、製品のスペックや外部要因ではなく、営業担当者自身のヒアリング能力やコミュニケーションスキル、問題解決能力が重要になってきます。
また無形商材の法人営業では、キャリアチェンジの理由として挙げられる「提案の幅が狭い」ということもかなり解消できます。
なぜなら無形商材の営業では目に見えないものを売り込まないといけないので、自分の提案力を最大限に活かした営業をおこないます。そのため有形商材に比べて提案の幅も広がります。
:無形商材の営業職の魅力はわかったのですが、自分でも転職できるのか不安です。
末永
確かに、無形商材の営業の選考難易度は、非常に高いです。
実際に無形商材の法人営業の仕事では、非常に高いレベルの課題解決力を求められるので、経験者であっても自分がどのように優れた営業をしてきたか?という点を効果的に伝えられないとお見送りになってしまいます。
注目されている職種ということもあって、近年全体的に選考の倍率が上がっています。
また優れた経験を持っていても、きちんとアピールできないと面接で落とされてしまいます。
そうならないために、弊社のすべらないキャリアエージェントを利用するのがおすすめです!
すべらないキャリアエージェントでは、無形商材の法人営業への転職サポートを得意としています。
そのため今までの転職サポートで培ってきたノウハウを活かして、書類選考・面接対策をおこなっております。
営業職からのキャリアチェンジを本気でお考えでしたら、ぜひ弊社のすべらないキャリアエージェントにご相談ください!
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無形商材の法人営業職についてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事もご覧ください。
営業はキャリアにならない?
末永
結論、営業職はキャリアにとても強いです。なぜなら営業はものを売る力というほとんどの会社で必要とされる力を身につけられているからです。
さらに、成果を出すことができれば、あらゆる企業から引っ張りだこな人材になることも可能です。
「営業を続けると営業しかできない人材となってしまうのではないか」「営業はキャリアにならないのではないか」と不安に感じられている方は多くいらっしゃいますが、実際は営業によって身につけたスキルは、キャリアを形成していく上で非常に役に立ちます。
ここからは、営業職はどうしてキャリア形成に強いのかに関して3つの理由とともに説明していきます。
営業からのキャリアチェンジを考えている方は、一度踏みとどまって考えてみるためにもぜひ読んでみてくださいね。
営業は市場価値が上がりやすい
まず、営業がキャリアに強い理由の1つ目は、市場価値が上がりやすいことです。
営業では、同じ商品でも交渉力や、お客様の課題に対してどうアプローチしたかによって売り上げが変動する職業です。
そのため、商品の魅力をわかりやすく説明する論理的思考力や、課題発見力など様々な能力が身につくため、市場価値が高まりやすく、キャリアに強いです。
給与が上がりやすい
次に、営業がキャリアに強い理由の2つ目は、給与が上がりやすいことです。
転職した後の給与は、企業や人によって様々ですが、前職の給与が考慮され決定されることが多く、現職の給与をあげておくことで、転職後も給与面での心配が少なくなります。
実際、営業職で成果を出していくと、直接企業の粗利につながっていくため、給与が上がりやすいです。
そのため、営業職はキャリア形成に強いのです。
若いうちにマネジメントを経験できる
最後に、営業がキャリアに強い理由の3つ目は若いうちにマネジメントを経験できる点です。
営業職では、企業によって若くても実績を残すことができれば管理職のポジションを目指すことができ、マネジメントを経験することも可能です。
マネジメントを経験することによって身につく、人材育成・経営視点などはかなり市場価値が高いので、営業職からのキャリアチェンジに迷っている方は、ぜひマネジメントを経験してからの転職をおすすめします。
営業職の面接官へのアピール方法
営業職からのキャリアチェンジを有利に進めるためには、上述のように面接官に自身のポテンシャルを認めてもらうためのアピールが必要です。
では、どんなアピールをすれば良いのでしょうか。結論から言えば現職の営業経験の中で、転職先の仕事と親和性のある能力をアピールすることが最も効果的と言えます。
企画職や採用人事であれば、目標達成に関する意欲、相手を動かすためのインプレッション、経理職や営業事務職であれば短時間で正確に業務を完遂するための事務処理能力などが該当します。
ただ、それ以外にもアピールできると良い項目がありますので、以下で3点ご紹介をさせていただきます。
営業からのキャリアチェンジの動機が論理的であること
ビジネスというのは、論理的思考で成り立っているという側面があります。
それは採用面接においても例外ではありません。その論理性というのは志望動機で確認されます。
末永
志望動機というのはやる気や情熱を問う質問だと考えている人が多いのですが、それだけではなく論理性も見られています。
面接の中で「なぜ弊社の企画職を志望したのですか」と聞かれれば、あなたは相手が納得するようにその理由を答える必要があります。
そして次に聞かれる質問というのは「なぜ営業を続けたくないのか?」「なぜ営業職ではだめなのか?」「その仕事に就いてどのような人材に成長したいのか」「なぜ営業職では自分のなりたい将来像になれないのか」ということです。
面接官はその観点に至るまで深堀し、あなたの論理矛盾がないかを確認することもあります。
そのため、上記のような重箱の隅をつつくような疑問を持つ面接官を説得できるまで転職理由を深掘りし、理論武装しておく必要があります。
成長意欲があること
末永
未経験からキャリアチェンジという不利な点を克服するためには、熱意のアピールが不可欠です。
なぜなら未経験で転職するには採用者に経験者ではなく、即戦力にならない未経験者を採用してもよいと思わせる必要があるからです。
例えば、資格を取る、自分でWebアプリを開発しているなど自発的な努力をしていること、またその証明をアピールできると説得力が増します。
事実、未経験経理職で簿記取得は必須ではないです。
しかし経験者と未経験者を比べた時に経験では負けてしまっているため、簿記2級の取得などといった、それに対抗できるような資格をとっておくといいでしょう。
自主性・やる気、成長意欲があり、それを形として示せる人が、面接官から評価がされやすいのです。
柔軟な思考ができること
仕事が変わるということは、異なる環境でもすぐに慣れ、必要な内容をすべてキャッチアップできる柔軟性が不可欠であり、それをアピールすることもが大切です。
現職の経験など具体的なエピソードを織り交ぜられるとさらに良くなります。
柔軟性、対応力というものも長期就労という観点において評価されるのです。
本気で営業職からのキャリアチェンジをお考えなら
ここまで営業職からのキャリアチェンジについて解説してきました。
実際に転職市場は経験を重視するため、未経験でのキャリアチェンジは難しいです。
しかし、マーケティング職など、営業経験を優遇している職種もあるので可能性がないとは言い切れません。
未経験からのキャリアチェンジを成功させるためには現職で培った強みをアピールすること、キャリアチェンジの動機が明確であることが鍵です。
これらを深堀りする際におすすめなのが転職エージェントの利用です。
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営業から異業種にキャリアチェンジできるのか不安の人も多いでしょう。
ですが、これから説明する2つの前提条件に当てはまっている人は営業職から異業種にキャリアチェンジすることはそれほど難しくありません。