大卒フリーターの将来とは|就職するコツやよくある疑問を解説！

このように、大卒フリーターのままで大丈夫なのかな？と不安を抱えている人も多いのではないでしょうか？

そこで今回は、10年以上キャリア支援をしてきた私が、大卒フリーターの人に向けてリアルな就職事情を解説していきます。

大卒フリーターの割合

文部科学省の「令和元年度学校基本調査（確定値）の公表について」によると、平成31年度の大卒でフリーターになっている人の割合は男女合わせて全体卒業生の約2.7%に当たる1万6,000人であることがわかります。

上記の折れ線グラフの通り、大卒フリーターの数は年々減少していることもわかりますよね。

また、大卒フリーターの就職率についても「若年者雇用を取り巻く現状」を参考に、折れ線グラフを作成してみました。

以下のデータを見てみると、フリーターの期間が長くなれば長くなるほど就職率も下がってしまっているのがわかりますよね。

長期間フリーターのままで居続けてしまうと、正社員として就職できる確率が下がってしまう可能性があります。だからこそ、できるだけ早い段階で行動を起こすのがベストだと言えるでしょう。

大卒フリーターの末路

大卒フリーターを続けるメリットもいくつかあるものの、実はデメリットほうが多いんです。

では、実際にどんな末路を迎えてしまうのか、以下に挙げてみました。

大卒フリーターのままでいると、やはり安定した収入を得られないという部分が最も大きなデメリットとして挙げられますね。

確かにフリーターは掛け持ちをするという選択肢があります。しかし、アルバイトは時給制ですし昇給しづらいため、今後の生活を安定させることが難しいでしょう。

とくに正社員と比較すると、生涯年収に約1億円もの差が生じます。

実際に、独立行政法人労働政策研究・研修機構の「ユースフル労働統計2020」と「民間給与実態統計調査結果(令和元年分)」を参考に、表・グラフを作成してみました。

上記の表を見てみると、フリーターを含む非正社員と正社員の生涯年収に大きな差があるとわかりますよね。

さらに平均年収についても、フリーターを含む非正社員と正社員とでは、大きな差が生じていることが以下に挙げたグラフからわかります。

また、社会保険や厚生年金、健康保険といった福利厚生・待遇にも大きな違いがあります。

以下の記事では、フリーターの月収やメリット・デメリットをはじめ、フリーターで居続けることのキツさについて解説しています。こちらもご覧になってみてくださいね。

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大卒フリーターが就職しやすい選択肢3選

大卒フリーターでも就職できる方法を知っておくことで、どのように就活をおこなえば良いのか準備することができますよね。

そこで、これまで数多くの転職支援をおこなってきた筆者が考える、現実的に大卒フリーターが内定獲得しやすい3つの方法を以下に挙げてみました。

上記に挙げた3つの方法について、次でそれぞれお伝えしていきたいと思います。

ブラック企業

ブラック企業は大卒フリーターでも就職しやすいです。ブラック企業は大卒フリーターの人でも就職できますが、残業が常態化していたり非常識なルールなどがあったりする場合があります。

そのため、事前に確認した上でよく考えてから応募するようにしましょう。ただ、せっかく就職して働き始めることができても、体を壊してしまっては元も子もありません。

体力的・精神的にもタフな人なら良いかもしれませんが、正直あまりおすすめはしません。

ブラック企業の見分け方については、以下の記事で詳細を解説しています。ぜひ合わせて読んでみてくださいね。

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販売サービス系

販売サービス系の中でも、とくにおすすめなのは飲食業界やアパレル業界ですね。この業界は専門的なスキルが求められないので、職歴に自信がない人でも就職しやすいのが魅力です。

ただ、自分で求人票を見つけて1つずつ見極めていくことは難しい部分なので、不安な人は就職エージェントを活用するのが良いでしょう。

インフラエンジニア

インフラエンジニアは今後も需要が伸びていく仕事だと言われており、必要な資格があれば未経験でも就職できる可能性があります。

資格の有無で市場価値が決まり、それに伴って年収も大きく変わっていくのが特徴ですね。

シスコ技術者認定CCNAのような資格は、世界共通資格に認定を受けています。そのため、現場で求められるだけではなく、採用時にも評価・優遇される資格となっています。

しかし、独学で資格取得したり就職活動したりするのはとても難しいと思います。そこでおすすめなのがUZUZカレッジのCCNAコースなんです。

CCNAコースは完全個別指導で資格取得までサポートしてくれるうえに、ブラック企業を排除した求人リストから求人も紹介してくれます。

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大卒フリーターが就職活動で準備すべきこと

大卒フリーターの人が就職する際に準備しておきたいポイントを、以下に3つ挙げてみました。

大卒フリーターの人が就活する上でもっとも重要なのは自己分析です。なぜなら、自己分析はミスマッチや早期離職を防ぐために大切なものだからです。

また、自己分析では「なぜ就職したいのか」「就職して何を実現したいのか」「そのためにどんな軸で企業選定すれば良いのか」の3点を深掘るのが良いですね。

以下の記事では、就活の始め方や職務経歴書の書き方、内定獲得できる秘訣などについて詳しく解説しています。こちらも合わせてご覧ください！

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大卒フリーターの疑問を解決！Q＆A

大卒フリーターが就職する前に、気になることや不安に感じることも多いかと思うんですよね。

そこで、フリーターの就職でよくある質問を2つ、以下でご紹介しますので参考にしてみてください。

上記に挙げた2つのよくある質問について、次でお伝えしていきたいと思います。

やりたい仕事がない

正社員として働く自信がない

大卒フリーターから就職したい全ての人へ

「大学在学中に就職を決めきれなかった」「自分に合った仕事がわからない」など、大卒フリーターになった事情は様々だと思います。また、就職したいけど何から始めれば良いかわからないという人も多いと思うんです。

まずは、就活するには自分が何を実現したいのか、そのためにどんな企業に入りたいのか、事前に考えることが重要です。ですが、自分1人で考えるのは難しく大変なことでもありますよね。

そこで提案したいのが、就職エージェントなんです。就職エージェントでは、キャリアのプロであるキャリアアドバイザーがキャリア設計し、その内容に合わせた求人を紹介してくれます。

ただし、担当してくれるキャリアアドバイザーとの相性もあるので、まずは2社〜3社複数登録をして、自分に合ったところを見つけて就活を進めてみませんか？