フリーターの職務経歴書の書き方!正社員経験なしでも書ける方法を伝授
フリーターの職務経歴書ってどう書くの?そもそもフリーターだからいらないんじゃないの?という疑問に、就職・転職支援のプロである現役転職エージェントがお答えします。
注意するポイントや書き方の見本、最終チェックの仕方についても紹介しています。
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フリーターが職務経歴書を書く前に注意するポイント
前提として、正社員として働いたことがないフリーターであっても、職務経歴書を書くことは可能です。
職務経歴書を持参するように指定されていない場合は、書いても書かなくてもどちらでもよく、面接の合否にも関係はありませんが、書くことによって企業側から「この人はこんなビジネススキルがあるんだ」とアピールすることができます。
では職務経歴書を書く前に、以下の3つのポイントを注意しましょう。
注意するポイントについて、以下で順に解説していきます。
文章はしっかりと書けているか
職務経歴書の文章をしっかりと書けているかどうかで、仕事ができる人なのかどうかを判断されることがあります。
中には、自分の職歴だけしか書かない人もいますが、文章として書いたほうが面接官に対してアピールになります。
文章の構成がバラバラにならないように書くコツとして、5W1Hで書く方法があります。
5W1Hとは?
- Who(誰が)
- When(いつ)
- Where(どこで)
- What(なにを)
- Why(なぜ)
- How(どのように)
主語と述語をしっかりと明記し、上記の5W1Hを記入することで、誰が読んでもわかりやすい基本の文章になります。
丁寧に書けているかどうか
当たり前のことではありますが、職務経歴書は綺麗な字で丁寧に書くようにしましょう。
字に自信のない人は、パソコンで作成しても良いです。
職務経歴書はフォーマットの決まりはとくになく、ネット上にある以下のようなダウンロード形式のものでも問題はないので、悩んだらダウンロードをしてみてください。ちなみに用紙はA4サイズを使います。
伝えたいことを伝えられているか
文章で伝えたいことを伝えるのは難しいと思いますが、いくつかコツがあります。
- 数値化して表現する
- 物事と相対比較する
- 求められるスキル・経験に合わせた成果を伝える
- ストーリーで成果を伝える
「すごい」や「多い」などのぼんやりとした言葉を使わず、数値ではっきりと表現したほうが面接官に伝わりやすくなります。また、ひとつの物事を他のものと比べるようにすると、比較ができるので頭で考えやすくなります。
企業が求めているスキルや経験を把握して、成果をアピールすることも大切です。今やっている仕事と違う職種で働きたい場合でも、活かせるような経験やスキルをアピールし「未経験でも成果を出せる」という再現性を伝えましょう。
そして、自分が今まで上げてきた成果や、これから成果を出したいという内容をストーリー仕立てに伝えると、面接官も想像がしやすいですよ。
職務経歴書を面倒に感じるフリーターは多い
職務経歴書か・・・難しそうだし面倒だから書かなくていいや!
こう考えているフリーターの人もいるのではないでしょうか?実は、就職活動の際に職務経歴書をきちんと書いていくフリーターは多くありません。
皆同じように、職務経歴書は面倒で難しいと考えています。だからこそ、フリーターは就職活動であまり差がつかず、 結果的に学歴や年齢で結果が左右されやすくなっているんです。
末永
これまでの頑張りや人柄が評価されず、学歴や年齢などの変えられないステータスで面接に落ちてしまうのは、辛いことですよね。
そこで、その壁を破ってほかのフリーターと差をつけるために「職務経歴書をきちんと書いて企業に提出すること」が有効なんです。
職務経歴書ではこれまでのアルバイトでの頑張りや人柄もアピールすることができるため、上手く書ければ応募企業にかなり良い印象を与えることができます。
その結果、学歴や年齢の壁を超えてライバルに差をつけられるという訳です。
このような理由で、フリーターでも就職活動の際は職務経歴書をしっかり書くことをおすすめします。
末永
とはいえ「職務経歴書の書き方に自信がない」という人は、就職活動のプロである就職エージェントに添削してもらうのもおすすめですよ。
とくにフリーターの就職支援に強みを持っているUZUZは平均12時間以上ものサポートをしてくれます。
時間をかけて添削してくれるので、企業に好印象な職務経歴書を完成させることができ、正社員への就職を成功させることができますよ。
職務経歴書はおもに書類選考の材料になりますが、書類選考で落ちてしまっては1次面接すら受けられません。早くスタートラインに立つためには、無理に1人で頑張るよりプロを頼るほうが得策です。
就職エージェントは最後まで無料でサポートしてくれます。本気で就職を考えているフリーターは、以下のリンクからぜひ相談してみてくださいね。
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フリーターの職務経歴書【書き方例】
職務経歴書の書き方に決まった形式はありませんが、一般的な書き方で解説していきます。
よく使われる主な項目は、以下の通りです。
それぞれ、どういったことを書くべきか解説します。
職務要約は2〜3行で簡潔にする
職務要約は、2〜3行で簡潔にまとめるようにしましょう。
職務経歴書のまとめ・概要といった感じで、何を担当していたのか、どのように仕事をしていたのかを記載します。
職務経歴は具体的に書く
人事や面接官は、どんな会社なのか?どんな業界なのか?など、仕事内容はどうなのか?ということがわからないので、誰が見てもわかるよう具体的に書きましょう。
職務経歴では「所属企業の情報」と「所属部署や自身の職務内容」の2つを書くようにしましょう。
職歴が複数ある場合は、新しい職歴から古い職歴の順に記載してください。
自己PRは400文字程度にまとめる
自己PRや志望動機欄は、最後の締めの文章として400文字程度でまとめます。
意気込みや大事にしている考え方、仕事への熱意や成果など、自分が働いてきた職種でPRできる部分を記載すると良いです。
例えば飲食店なら、接客でコミュニケーション能力をアピールできますし、売り上げをより多くするためにどうしてきたのか?という部分で明確な数値や考えを書くことで、マネージメント能力をアピールできます。
職務経歴書の自己PRを書く際、履歴書の自己PR・志望動機部分と同じことを書いてしまうと悩む人が多いかと思いますが、履歴書の自己PR・志望動機と同じことは書かないようにしてください。
まったく同じ内容だと手抜きだと思われてしまうので、書いてある内容自体は同じでも、書き方や表現を変えるようにしましょう。
職務経歴書だけでなく、履歴書の書き方に悩んでいる人は、以下の記事を参考にしてください。
職務経歴書の重要最終チェック3項目
フリーターが職務経歴書の最終チェックで欠かせない3項目を紹介していきます。以下の項目は職務経歴書を書いた後に、必ずチェックしてください。
誤字脱字や抜けがないか
フリーター以外の人でも意識すべき点ですが、大事な書類を書くときには、誤字脱字は絶対になくすべきです。
社会人としても当然のことなので、職務経歴書に誤字脱字があっては、採用担当者の評価は当たり前に下がります。
職務経歴書は応募者の第一印象を決める要因になります。そこにミスがあったら、印象が悪くなってしまっても仕方ありませんよね。
もう1度文章を読んでみる
職務経歴書を書き終わった後に、もう1度書いた内容を見直してみましょう。客観的に見て、おなしな文章はないか、矛盾している点はないかなどを確認すると良いです。
見直しすることで、ミスに気づけるのと同時に、職務経歴書に書いた内容を暗記しやすくもなります。
職務経歴や自己PR欄の内容についての質問にしっかり受け答えできるか
面接のとき、面接官は職務経歴書に書いてある内容についても質問をしてきます。職務経歴や自己PRについての内容は確実に質問されるところなので、書いてある内容はしっかり把握しておくべきです。
逆に言うと、職務経歴や自己PRの書き方次第では、質問内容をある程度コントロールできるようになります。質問してきそうな点をある程度予測しながら書けば、その分質問への対策もしやすくなりますよ。
フリーターが面接でよく聞かれる質問の回答例をまとめてありますので、参考にしてください。
就職活動を始めたての人へ
最近フリーターから就職活動を始めた人の中には、これからどう進めていったら良いのかわからない人も多いと思います。
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