フリーターの月収はいくら?正社員との収入を徹底比較【具体例あり】

    フリーターの月収は正社員と比べて低いというイメージがありますよね。

    そこで現役のプロが実際の平均月収や正社員との差に触れながら、収入を増やせる方法を紹介します。

この記事を書いた人

末永 雄大

新卒でリクルートキャリアに入社。数百を超える企業の採用支援を経験。
2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして年間数百人以上のキャリア相談に乗る。
Youtubeの総再生数は670万回以上、Yahooニュース・東洋経済オンラインでも情報発信。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック」
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フリーターの月収は平均18万円!

厚生労働省発表の「令和2年賃金構造基本統計調査」によると、非正規雇用(パート・アルバイト含む)の平均月収は18万円、男性が20万円、女性が16万円です。

ただ、フリーターは個人で国民年金、国民健康保険に加入し、さらに所得税や住民税も支払わないといけないので、手取りは平均より少ないです。

社会保険料と税金を引くと8割が手取りとして残るので、男性は16万円、女性は12.8万円が手取りの額になるというわけです。

フリーターの月収シミュレーション

ここでは時給別に、フリーターの月収を詳細にご紹介します。

厚生労働省によると、令和2年度までにおける最低賃金の全国平均は902円となっています。

そこで以下の月収シミュレーションでは最低賃金も含め、800円〜1,500円でそれぞれの月収をご紹介します。

ちなみに、月収はフルタイム(1日8時間、週5日の40時間勤務)を単純に12ヶ月かけた数字を算出しています。

      
時給 / 収入 月収 年収
800円12万円8,000円 153万6,000円
900円 14万円4,000円 172万8,000円
1,000円 16万円 192万円
1,100円 17万6,000円 211万2,000円
1,200円 19万2,000円 230万4,000円
1,300円 20万8,000円 249万6,000円
1,400円 22万4,000円 268万8,000円
1,500円 24万円 288万円

地方になれば時給は低く、都心になれば時給は高くなりますが、その分家賃や物価も都心のほうが高くなります。

都内で一人暮らしするのに必要な月収

都内で一人暮らしするには最低でも月収16万円ほど必要になります。

ここでいう月収は東京の最低賃金1,013円、家賃は都内でもっとも平均家賃の低い江戸川区の6万8,300円を参考に算出しました。

算出すると、月収は16万2,080円、手取りは12万9,664円、そこから家賃6万8,300円を引くと残るのは6万1,364円です。

そして、食費3万円、通信費・光熱費2万円と想定した場合、余りを日用品や娯楽に使うと残りはなくなってしまいます。

ざっと計算しましたが、都内でフリーターが一人暮らしするとなると、ギリギリの生活になり、貯金ができない状態になることが分かります。

年代別にフリーターと正社員の月収比較

厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査」を参考に、20代〜50代の年代別に、フリーターと正社員の月収を比較します。

年代 / 月収 正社員 正社員以外
20代 19.3万円 16万円
30代 25万円 17.5万円
40代 29.5万円 17.6万円
50代 32.8万円 17.5万円

20代は正社員とフリーターの月収の差はあまり大きくはありませんが、年齢を重ねるごとにその差は広がっていくことが分かります。

その理由としてはフリーターは時給制のため、年齢を重ねても自動的に収入は上がりません。一方で、正社員は年功序列の給与体系や昇給制度があるので、同じ年齢でもフリーターとの年収に差が生じてしまうのです。

また、正社員には賞与・ボーナスもあるので、フリーターとの収入差はかなり開くことが分かります。

収入を安定させたいのなら正社員がオススメ

独立行政法人の労働政策研究・研修機構の「ユースフル労働統計2020-労働統計加工指標集-」によると、フリーターと正社員では生涯年収に約1億円もの差が生じるというデータが出ています。

収入を安定させて余裕のある生活を送りたいと考えるなら、フリーターではなく正社員を目指すのが非常にオススメです。

具体的には、フリーターの就職に特化した就職エージェントに相談してみるのが良いでしょう。

無料で利用できますし、ブラック企業をあらかじめ排除した上で求人を紹介してくれるので、正社員を目指すならプロの力を頼ってみてくださいね。

フリーターにオススメの就職エージェント

  • UZUZ
    20時間以上に及ぶ手厚いサポート体制で安心!IT業界やベンチャー企業の求人も有り
  • ハタラクティブ
    大手企業が運営している老舗の転職エージェント。未経験から挑戦できる求人多数

フリーターで稼ぐコツ

年齢を重ねるごとに正社員とフリーターの収入には大きな差が生じますが、それでもフリーターとして働き続けることを選ぶ人に向け、フリーターで稼ぐコツを3つご紹介します。

アルバイトをかけ持ちする

フリーターで稼ごうと思えばアルバイトをかけ持ちするのがオススメです。かけ持ちをするとどれくらい稼げるか具体例をご紹介します。

  • 6〜8時:コンビニバイト
    2200円(時給1100円)

  • 10時〜19時:フルタイムのアパレル販売スタッフ
    9600円(時給1200円、休憩1時間)

  • 20時〜23時:コンビニバイト
    3600円(時給1200円)

例えば、上記のように働いた時、日給は1万5,400円になり、月20日間勤務すると約30万円の月収となるので、かなり稼げることがわかります。

しかし、常に働いていますし、休息もしっかり取れず体を壊してしまう可能性が高いです。

また、歳を取ったら無茶な働き方も出来なくなるので、長くは続かないと言えます。

関連記事フリーターの老後はどうなる?必要な貯金額と入るべき年金制度を解説

時給が高い求人を選ぶ

高収入のアルバイトは警備スタッフ、パチンコ店スタッフ、軽作業スタッフなどが挙げられます。

都内の時給では1,500円〜2,200円程度で平均より高いです。

ですが、高収入のアルバイトは人気のない仕事や体力的にツライ仕事、職場衛生があまりよくない仕事ですので、体力的にも精神的にもツラいと感じることが多いです。

フリーターにオススメな仕事については、以下の記事も参考にしてみてください。

関連記事フリーターにおすすめの仕事を10つ紹介!バイトを探す人は必見!

夜勤バイトをする

夜勤は午後10時から午前5時までを指し、その間は時給が1.25倍となり、昼間のアルバイトより給与が高くなります。

夜勤のアルバイトとしては、軽作業系、イベント系、コンビニスタッフなどが挙げられます。これらの都内の時給は1,400円〜2,000円程度で、平均よりも高いです。

ですが、夜勤を続けると昼夜逆転し、体にも負担がかかりますので、歳を重ねて続けられることではないです。

フリーターのメリット・デメリット

フリーターを続けるべきか、それとも正社員として就職するべきか悩んでいる人に、フリーターのメリット・デメリットをご紹介します。

フリーターのメリット・デメリットは裏返すと、正社員のメリット・デメリットとしても理解できるので、正社員として就職するべきなのか判断する材料にしてくださいね。

フリーターとして働き続けるメリット

フリーターのメリットとしては以下の3つが挙げられます。

  • 時間的な自由がある
  • 仕事に対する責任が軽い
  • 正社員ほどのノルマがない

フリーターはシフト制であることが多く、また給与も時間で管理されており、残業もほとんどないため、時間的な自由があります。

また、仕事のミスは正社員の管理側が責任を取るため、フリーターが負う場面は少なく、仕事に対する責任も軽いでしょう。

そして、正社員ほどのノルマもなく、仕事に対して精神的なプレッシャーがないこともメリットとして挙げられます。

フリーターとして働き続けるデメリット

フリーターのデメリットとしては以下の5つが挙げられます。

  • 貯金ができない
  • 結婚ができず、老後も不安になる
  • 雇用が不安定
  • 福利厚生が利用できない
  • 病気・怪我になると収入がない

先ほどのシミュレーションのようにフリーターは月収が低く、貯金をする余裕はほとんどありません。

そのため貯金ができず、結婚も難しく、老後の生活まで不安が続きます。

また、不景気や会社の経営状況などによって、1番先に解雇されるのはフリーターなので、会社に守られている正社員と比べて雇用が不安定です。

そして、病気や怪我になったときは、正社員と異なり休職中の手当や給与はないので、休んだ分だけ収入がなくなるデメリットがあります。

フリーターのメリット・デメリットについてさらい詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてください。

関連記事フリーターって実際どうなの?メリット・デメリットを徹底解説!

フリーターから正社員に就職する方法

上記を読んで、フリーターではなく正社員に就職したいと思った方もいるのではないでしょうか。

しかし、正社員経験がなかったり、正社員時代から遠ざかったりしていると、フリーターから正社員に就職できるのか不安ですよね。

そんな方には、就職エージェントの利用がオススメです。あなたの希望を踏まえた求人を紹介してくれるだけでなく、履歴書の作成や面接対策など、内定獲得にむけて二人三脚でサポートしてくれます。

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フリーター向けの就職エージェント

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30代以上にオススメの就職方法

30代以上の人は、ハローワークや就職サイトを利用しましょう。ハローワークや就職サイトは利用に年齢制限はなく、30代以上でも求人の紹介をしてもらえます。

リクナビNEXTなどの転職サイトはすきま時間に求人検索ができるので非常に便利です。

ただ、登録された経歴のみで書類選考がおこなわれるため、面接をしてくれる企業が見つかるまで応募し続ける必要があります。

ハローワークも年齢制限がないものの、一方でブラックな求人も一定数混ざっていることもあるので、引っかからないようにしっかりと見極める必要があります。ハローワークで転職する場合は、以下の記事も参考にしてみてください。

関連記事ハローワークで良い転職はできる?流れや特徴なども紹介!

フリーターの情報に関する関連記事

フリーターについての情報をそれぞれ詳しく書いた記事を以下にまとめておきましたので、合わせてご覧になってください。

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