
看護師の転職理由ランキング!退職理由との違いや面接での例文も紹介
転職を考えても、面接で伝える転職理由がうまくまとまらず悩む看護師は少なくありません。
この記事では看護師に多い転職理由を厚生労働省のデータで示しつつ、面接で好印象を残す伝え方や理由別の例文、退職理由との違いまでわかりやすく解説します。
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看護師の転職理由ランキングTOP10【厚労省データ】
看護師に多い転職理由は、結婚や子育てといったライフステージの変化が上位を占めます。
厚生労働省が公表した看護職員の実態調査をもとに、退職や転職の理由をランキングで見ていきます。回答総数は6万4,628人です。
| 順位 | 転職・退職理由 | 割合(人数) |
|---|---|---|
| 1位 | 結婚 | 11.6%(7,494) |
| 2位 | 子育て | 10.5%(6,807) |
| 3位 | 転居 | 9.1%(5,898) |
| 4位 | 妊娠・出産 | 8.8%(5,660) |
| 5位 | 自分の健康(身体的理由) | 7.4%(4,763) |
| 6位 | 他の職場への興味 | 7.2%(4,666) |
| 7位 | 親族の健康・介護 | 6.7%(4,303) |
| 8位 | 配偶者の転勤 | 6.5%(4,220) |
| 9位 | 勤務時間が長い・超過勤務が多い | 5.4%(3,482) |
| 10位 | 夜勤の負担が大きい | 4.9%(3,173) |
上位は結婚や子育て、妊娠・出産など家庭の事情が多くを占めます。一方で他の職場への興味や夜勤の負担といった、仕事内容そのものへの理由も一定数あります。

看護師さんの転職理由は、その時々のライフステージに大きく左右されます。
年代を問わず多いのは結婚で、子育てや転居がそれに続きます。

ここからは年代別に見ていきます。同じ看護師でも20代と50代では悩みの中身がかなり変わります。
年代別の転職理由ランキング
【20代】看護師の転職理由ランキング
20代の看護師は結婚や転居に加えて、他の職場への興味や心身の不調が理由になりやすい年代です。
| 順位 | 20代の転職・退職理由 | 割合(人数) |
|---|---|---|
| 1位 | 結婚 | 13.1%(952) |
| 2位 | 転居 | 12.7%(927) |
| 3位 | 他の職場への興味 | 11.5%(838) |
| 4位 | 自分の健康(精神的理由) | 8.9%(647) |
| 5位 | 夜勤の負担が大きい | 7.8%(571) |
| 6位 | 勤務時間が長い・超過勤務が多い | 7.1%(520) |
| 7位 | リフレッシュ | 6.6%(484) |
| 8位 | 自分の健康(身体的理由) | 6.2%(455) |
| 9位 | 自分の適性・能力への不安 | 5.9%(433) |
| 10位 | 看護師以外の職種への興味 | 5.5%(401) |
出典:厚生労働省「看護師等(看護職員)の確保を巡る状況」

20代は他の年代と比べて、精神的な不調や適性への不安が理由に挙がりやすいのが特徴です。
新人期の緊張感や夜勤の負担が重なり、心身がすり減ってしまう看護師さんは珍しくありません。
【30代】看護師の転職理由ランキング
30代は結婚に加えて妊娠・出産や子育てが一気に上位へ入り、家庭と仕事の両立が最大のテーマになります。
| 順位 | 30代の転職・退職理由 | 割合(人数) |
|---|---|---|
| 1位 | 結婚 | 15.7%(2,250) |
| 2位 | 妊娠・出産 | 15.2%(2,189) |
| 3位 | 子育て | 14.5%(2,083) |
| 4位 | 転居 | 13.1%(1,877) |
| 5位 | 配偶者の転勤 | 9.9%(1,417) |
| 6位 | 他の職場への興味 | 7.9%(1,139) |
| 7位 | 夜勤の負担が大きい | 6.9%(987) |
| 8位 | 勤務時間が長い・超過勤務が多い | 6.4%(912) |
| 9位 | 自分の健康(身体的理由) | 5.6%(804) |
| 10位 | 自分の健康(精神的理由) | 5.0%(715) |
出典:厚生労働省「看護師等(看護職員)の確保を巡る状況」

30代は上位3つを結婚・妊娠・出産・子育てが占め、ライフイベントが集中します。
夜勤のある働き方を続けられるかどうかで、転職を考え始める看護師さんが増える時期です。
【40代】看護師の転職理由ランキング
40代になると子育てが1位となり、育児と仕事の両立に加えて自分の体力の変化も理由に挙がってきます。
| 順位 | 40代の転職・退職理由 | 割合(人数) |
|---|---|---|
| 1位 | 子育て | 16.1%(2,940) |
| 2位 | 結婚 | 13.0%(2,376) |
| 3位 | 妊娠・出産 | 11.9%(2,163) |
| 4位 | 転居 | 8.5%(1,559) |
| 5位 | 他の職場への興味 | 7.5%(1,375) |
| 6位 | 自分の健康(身体的理由) | 7.3%(1,330) |
| 7位 | 配偶者の転勤 | 7.2%(1,307) |
| 8位 | 親族の健康・介護 | 5.6%(1,028) |
| 9位 | 勤務時間が長い・超過勤務が多い | 5.4%(982) |
| 10位 | 家事と両立しない | 5.2%(951) |
出典:厚生労働省「看護師等(看護職員)の確保を巡る状況」

40代は上位4つが30代とほぼ重なり、子育てを軸にした転職が中心です。
そこに身体的な負担や親族の介護が少しずつ加わってくるのも、この年代の傾向です。
【50代】看護師の転職理由ランキング
50代は親族の健康・介護が1位となり、自分自身の身体的な理由も上位に入る点が他の年代と大きく異なります。
| 順位 | 50代の転職・退職理由 | 割合(人数) |
|---|---|---|
| 1位 | 親族の健康・介護 | 12.7%(1,942) |
| 2位 | 自分の健康(身体的理由) | 10.4%(1,595) |
| 3位 | 結婚 | 10.4%(1,584) |
| 4位 | 子育て | 9.0%(1,369) |
| 5位 | 転居 | 7.6%(1,162) |
| 6位 | 他の職場への興味 | 7.0%(1,068) |
| 7位 | 配偶者の転勤 | 6.7%(1,026) |
| 8位 | 勤務時間が長い・超過勤務が多い | 5.5%(847) |
| 9位 | 妊娠・出産 | 5.4%(823) |
| 10位 | 夜勤の負担が大きい | 4.3%(653) |
出典:厚生労働省「看護師等(看護職員)の確保を巡る状況」

50代は親族の介護と自分の身体的な理由が上位を占めます。
長く現場で頑張ってきたからこそ、働き方を見直す時期に入る看護師さんが多い印象です。
看護師の転職理由と退職理由の違い
転職理由と退職理由は似ていますが、面接では使い分けが必要です。
退職理由は前の職場を辞めた理由、転職理由は辞めた経験を踏まえて次に何を実現したいかを指します。
| 項目 | 退職理由 | 転職理由 |
|---|---|---|
| 理由例1 | 年収が低い | スキルアップしたい |
| 理由例2 | 夜勤の負担が大きい | 日勤中心で長く働きたい |
| 理由例3 | 超過勤務が多い | 家庭と両立できる環境で働きたい |
退職理由は今の状況や辞めるきっかけになった出来事です。転職理由はそれを踏まえて未来をどうしたいかという話になります。この2つを混同すると、面接で不満を並べるだけの印象になってしまいます。

退職理由は目の前の苦痛や、辞めるきっかけになった事実です。
転職理由は退職を踏まえて、次にどうなりたいかという未来の話になります。
面接で採用担当者が看護師に転職理由を聞く3つのワケ
採用担当者が転職理由を聞くのは、単に辞めた事情を知りたいからではありません。この人が長く働いてくれるか、同じ理由で辞めないかを見極めるために質問しています。
採用担当者が転職理由から確認していること
- 定着して長く働いてくれるか
- 前職と同じ理由で早期に辞めるリスクはないか
- 自院や施設で活躍できそうか
- 仕事への姿勢や考え方
とくに重視されるのは、前の職場と同じ理由で辞めないかどうかです。短期間で離職している看護師ほど、退職理由を深く掘り下げられます。

短期離職の経験がある看護師さんは、ほぼ必ず離職理由を聞かれます。
そこで採用担当者が納得できる説明ができるかどうかが、合否を分けます。
転職サービスや看護師の転職市場についてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
看護師が転職理由を面接で伝える6つのポイント
転職理由を面接で伝えるときの大前提は、ネガティブな本音を前向きな言葉に置き換えることです。ここでは採用担当者に好印象を残すための6つのポイントを解説します。
面接で転職理由を伝える際のポイント
嘘はつかない
少しでも良く見せたいと考え、転職理由に嘘を混ぜてしまう看護師もいます。しかし面接官は転職理由を軸に深掘りしてくるため、嘘はすぐに見抜かれます。
嘘をつくと、次のような問題が起きてしまいます。
嘘をつくことで起きる問題
- 深掘りされた質問に答えられず矛盾する
- 適性検査の結果と食い違いが生じる

面接官は人柄や仕事への姿勢を知るために、転職理由をどんどん掘り下げてきます。
嘘をつくと深掘りに答えられず、かえって印象を落としてしまいます。
ネガティブな理由は前向きに言い換える
夜勤がつらい、人間関係が悪いといった本音は、そのまま伝えると「またすぐ辞めそう」と受け取られます。事実は変えずに、次にどうしたいかという前向きな言葉に変換するのがコツです。
| ネガティブな本音 | 前向きな転職理由 |
|---|---|
| 夜勤がつらい | 生活リズムを整え、日勤で長く働き続けたい |
| 残業が多い | 患者一人ひとりに丁寧に向き合える環境で働きたい |
| 給料が低い | 成果や経験を正当に評価される職場で成長したい |

面接官が知りたいのは辞めたい理由ではなく、入社後にすぐ辞めないかどうかです。
本音は変えなくてよいので、伝える言葉だけを未来向きに整えてみてください。
他責な理由にしない
漠然と他責な転職理由を述べると、不平不満を言っているように映ります。責任を人のせいにする人だと思われ、不採用につながりやすくなります。
他責と捉えられやすい転職理由の例
- 上司と馬が合わなかった
- 頑張っても評価されなかった
- やりたいことができなかった
- この職場ではキャリアアップできそうもない
ここで役立つのが、事実と自分の解釈を分けて話す考え方です。「とんでもないパワハラ上司だった」は解釈で、事実は「休日も返上して業務を求める方針だった」といった部分になります。
まず事実を淡々と述べると、悪口や愚痴に聞こえにくくなります。事実を土台に、自分がどう動いたかを添えるとより前向きに伝わります。

人間関係を理由にする看護師さんは多いですが、伝え方には注意が必要です。
上司や同僚の悪口ではなく、起きていた事実だけを冷静に話すようにしてください。
年収や待遇を前面に出さない
年収や待遇を転職理由の中心にするのは避けたほうが賢明です。書類選考や面接で好感触でも、条件面を前面に出したことで見送りになる看護師もいます。
転職理由として印象を下げやすい例
- 家から近い職場に移りたかった
- 年収500万円以下の職場では働きたくない
- ボーナスが出ず経営が不安になった
- 家賃補助のある職場で働きたい

家庭のために働きやすさを求める気持ちは自然なものです。
ただそのまま伝えると、条件次第でどこでもいい人だと受け取られてしまいます。
志望動機と一貫性を持たせる
転職理由は、自分のキャリアや目標、志望動機と一貫させることが大切です。一貫性があると、理想と現実のギャップを埋めるために転職していると伝わり、面接官も納得しやすくなります。
まずは自己分析で強みや価値観を整理してから、目標と志望動機に落とし込んでいきます。

志望動機は、ありたい姿と今の自分のギャップを埋める行動として語ると筋が通ります。
転職理由と志望動機がつながっていれば、すぐ辞めるのではという不安も払拭できます。
具体的に、かつ簡潔に伝える
転職理由を漠然と一言で済ませると、面接官は仕事への姿勢を評価しづらくなります。入社後に活躍する姿がイメージできるよう、具体的な行動まで添えて伝えます。
具体的になりすぎるのも注意
要点をまとめずダラダラ話すと、伝える力が弱い人だと思われてしまいます。具体例は入れつつ、要点を絞って話すことを意識してください。

転職理由を伝える場は、自分をアピールできる貴重なチャンスです。
具体的なエピソードを1つ添えつつ、30秒ほどで話せる長さにまとめておくと安心です。
【例文あり】看護師の転職理由別・面接での回答例
ここまでのポイントを踏まえ、看護師に多い転職理由ごとに面接での回答例を紹介します。自分の状況に近いものを参考に、言葉を組み立ててみてください。
理由別の回答例
結婚
転職理由の回答例
結婚を機に働き方を見直し、長期的にキャリアを積みながら仕事と家庭を両立したいと考え、転職活動を始めました。
これまで休日出勤や残業も当たり前にこなしてきましたが、今後さまざまなライフステージを迎えるにあたり、今の働き方では家庭か仕事のどちらかを選ぶことになりかねないと感じています。
看護師の仕事には誇りを持っており、患者さんに寄り添える看護を長く続けたいと考え、両立できる環境が整った貴院を志望しました。
【末永のワンポイント解説】
結婚だけを理由にすると、働き方に制限があると受け取られがちです。家庭と仕事を両立したい気持ちと、長くキャリアを積みたい意欲をセットで伝えると好印象になります。
自分の希望だけでなく、職場にどう貢献できるかも添えられると、さらに説得力が増します。
子育て
転職理由の回答例
育児のため産休と育休を取得し、子どもの入園を機に復帰しましたが、休日出勤を求められる場面が増え、家族との時間を確保するのが難しくなりました。
専門看護師を目指す目標があり、長く働き続けるためには家庭と仕事を両立できる環境が必要だと考えています。
院内に託児所があり、同じ立場の看護師が活躍している貴院でなら、周囲と助け合いながらキャリアを築けると感じ志望しました。
【末永のワンポイント解説】
子育ても転職理由として問題ありません。ただ仕事に制限があるのではという懸念は持たれやすいので、今後の目標やキャリアプランを添えて解消します。
働き方に制約がある場合は事前に共有しておくと、入社後のミスマッチを防げます。
転居
転職理由の回答例
転居することになり、今の職場への通勤が難しくなったため転職を決めました。前職では急性期病棟で5年間勤務し、患者さんへの迅速な対応やチーム医療の大切さを学びました。
新しい地域でもこれまでの経験を活かし、質の高い看護を提供できる職場を探しています。今後は緩和ケアの分野にも挑戦し、自分の成長につなげたいと考えています。
【末永のワンポイント解説】
転居を理由にするときは、経験が新しい職場でどう活きるかを前向きに伝えるのがポイントです。
単に転居するためと言うのではなく、その地域で貢献したいという意欲まで示すと印象が良くなります。
妊娠・出産
転職理由の回答例
妊娠・出産を控え、ライフステージに合わせて働き方を見直す必要があると考え、転職を決めました。前職では救急外来で3年間勤務し、迅速な判断力や協調性を養いました。
出産後も家庭と仕事を両立しながら、看護師として成長し続けたいと考えています。ワークライフバランスを重視できる貴院で、これまでの経験を活かして長く働きたいと希望しています。
【末永のワンポイント解説】
妊娠・出産を理由にするときは、育児と仕事の両立に前向きな姿勢と、将来のキャリアビジョンを伝えるのが大切です。
転職先の育児支援や柔軟な働き方に関心があると添えると、応募先にも前向きな印象を与えられます。
自分の健康(身体的理由)
転職理由の回答例
夜勤や長時間勤務が続くなかで身体的な負担を感じるようになり、健康を考えて転職を決めました。
前職では急性期病棟で4年間勤務し、迅速な対応やチームワークの大切さを学びました。
より安定した勤務形態で、これまでの経験を活かしながら患者さん一人ひとりに寄り添った看護を続けたいと考えています。日勤中心で働ける貴院でなら、安心して長く働けると感じ志望しました。
【末永のワンポイント解説】
身体的な理由は、健康を管理しながら看護を続けたいという前向きな姿勢を添えるとネガティブな印象を避けられます。
無理をして働き続けるより、長く現場に立つための選択だと伝えるのがコツです。
他の職場への興味
転職理由の回答例
病棟看護師として働くなかで、退院後のケアや在宅での看護支援の大切さを実感し、訪問看護に興味を持つようになりました。患者さんやご家族との信頼関係を大切にしている貴社の理念に共感しています。
これまで培った傾聴力を活かし、訪問看護師として患者さんとご家族に寄り添った看護で貢献したいと考えています。
【末永のワンポイント解説】
挑戦したいという気持ちだけでなく、なぜその道を選んだのかを具体的に伝えます。
訪問看護や美容クリニックなど、興味を持ったきっかけのエピソードを添えると、考えの深さや熱意が伝わります。
親族の健康・介護
転職理由の回答例
親族の介護が必要な状況となり、仕事と家庭を両立するために転職を決めました。
前職では一般病棟で5年間勤務し、患者さんへの包括的なケアや家族へのサポートを重視してきました。
介護と両立できる柔軟な勤務体制の職場で、これまでのスキルを活かしながら長く安定して働きたいと考え、勤務時間の調整ができる貴院を志望しました。
【末永のワンポイント解説】
介護を理由にするときは、両立に向けた具体的な計画と、経験が新しい職場でどう活きるかを示します。
介護をしながらも看護師を続けたいという意欲を伝えると、前向きな印象になります。
配偶者の転勤
転職理由の回答例
前職は先進医療を積極的に導入する総合病院で、さまざまな症例に関わり看護技術を高められました。今回、夫の転勤を機に、患者さん一人ひとりに丁寧に寄り添える環境を求めて転職活動を始めました。
転居したばかりで慣れない環境ですが、それも前向きに楽しみながら、これまでの経験を活かして働きたいと考えています。
【末永のワンポイント解説】
配偶者の転勤は、ありのまま伝えて問題ありません。ただ新しい土地で懸念されるのは環境のギャップです。
慣れない環境でもしっかり働けることを、事前の職場研究とあわせてアピールできると安心してもらえます。
勤務時間が長い・超過勤務が多い
転職理由の回答例
今の職場は勤務時間が長く超過勤務も多いため、健康や家庭生活への影響を考えて転職を決めました。
慢性期病棟で4年間勤務し、長期的なケアや慢性疾患を持つ患者さんへのサポートを行ってきました。
勤務時間を調整でき、働きやすさを重視している貴院でなら、経験を活かしながら健康を保って長く働けると考えています。
【末永のワンポイント解説】
勤務時間の長さによる影響を具体的に述べつつ、転職先での働き方の希望を明確に伝えます。
ただ楽をしたいのではなく、長く働くための選択だと示すと納得してもらいやすくなります。
夜勤の負担が大きい
転職理由の回答例
夜勤が多く生活リズムに大きな負担を感じるようになり、健康面を考えて転職を決めました。
内科病棟で2年間、夜勤を含むシフト勤務のなかで包括的なケアや急変対応を学びました。
夜勤の負担が軽く、より持続可能な働き方ができる職場を求めています。日勤中心で働ける貴院で、これまでの経験を活かして長く貢献したいと考えています。
【末永のワンポイント解説】
夜勤による健康や生活リズムへの影響を具体的に説明し、改善したい希望を伝えます。
あわせて、これまでの経験を新しい職場でどう活かすかを示すと、前向きな転職理由になります。
人間関係
転職理由の回答例
前職は個人プレーが目立つ風土があり、違和感が拭えず転職を決めました。1人で責任ある業務をこなすことも大切ですが、周りと意見を出し合い協力することで、より大きな成果を出せると考えています。
チームワークを大切にする貴院で、周囲と協力しながら自分も成長し、貢献していきたいと考えています。
【末永のワンポイント解説】
特定の誰かのせいにせず、職場の雰囲気に触れてから自分の考えを志望動機につなげます。
ここでも事実と解釈を分けるのが有効で、悪口ではなく起きていた事実を淡々と話すと、他責な印象を避けられます。
一般企業への興味
転職理由の回答例
看護師として、人の気持ちを聞くことを大切にしてきました。後輩から相談を受けてキャリアの悩みにアドバイスをするうちに、人のキャリア支援にやりがいを感じるようになり、看護師向けのキャリアアドバイザーへの転職を決めました。
求職者第一を掲げる貴社で、看護師の経験や傾聴力を活かし、1人でも多くの看護師のキャリアを支援したいと考えています。
【末永のワンポイント解説】
看護師から一般企業への転職では、なぜその道を選んだのかが注目されます。看護師が嫌になったという理由ではなく、その仕事を選んだ前向きな理由を伝えます。
業界を問わず活かせるポータブルスキルを示せると、より説得力が高まります。
看護師を辞めて違う仕事に転職したい人は、下記の記事も参考にしてみてください。
スキルアップ・年収アップ
転職理由の回答例
今の病院はベテラン看護師が多く、若手の私は補助業務が中心で、スキルアップが図りづらいと感じ転職を決めました。
貴院は看護師の裁量権を広げており、私の目指す臨床実践力のある看護師を目指せると感じています。
これまで補助業務のなかでも、先回りした行動や効率的な申し送りを心がけてきました。この自発性と協調性を活かし、貴院で貢献したいと考えています。
【末永のワンポイント解説】
漠然とスキルアップしたいと伝えると、ここは学校ではないと受け取られることがあります。
目標やこれまでの経験を具体的に示し、自分のスキルがどう活かせるかまで言及するのがコツです。
早期離職の場合
転職理由の回答例
さまざまな経験を積んで一人前になりたいと考えていましたが、前職は決められた業務のみで個人プレーを重視する風土があり、環境が合わずに早期退職を決めました。
チームワークを大切にし、患者の心にも寄り添う貴院でなら、目指す相談できる看護師に近づけると感じています。自分の仕事に責任を持ちながら、チームでの看護にも力を入れて着実にキャリアを積みたいです。
【末永のワンポイント解説】
早期離職は、また同じことを繰り返さないかを見られます。目標やキャリアプランに沿った理由を伝えると、懸念を抱かれにくくなります。
転職回数が多い場合は深掘りされやすいので、一貫性を持たせて話すことを意識してください。
看護師の転職回数が不安な人は、下記の記事も参考にしてみてください。
転職理由が思いつかない看護師は転職エージェントに相談を
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看護師の転職理由に関するよくある質問
転職理由で悩んでいる看護師が抱えやすい疑問をまとめました。転職理由を考えるうえで参考にしてみてください。
転職理由と退職理由の違いは何ですか?
退職理由は前職を辞めた理由で、転職理由は退職を踏まえて次に何を実現したいかを伝えるものです。
2つを同じものとして話すと、愚痴を並べるだけの印象になるので分けて考えます。
面接では必ず転職理由を聞かれますか?
看護師の面接では、ほぼ必ず転職理由を聞かれると思っておいてください。
答えを準備すると同時に、面接官が何を知りたいのかを把握しておくと、良いアピールにつながります。
看護師の志望動機はどう考えればよいですか?
志望動機は、その病院や企業に興味を持った理由を明確にします。
この職場でなければならない理由を具体的に伝え、転職理由とも一貫させると説得力が高まります。詳しくは看護師の志望動機の書き方も参考にしてください。
看護師が円満退職するコツはありますか?
まず就業規則を確認し、適切な時期に退職を申し出て退職日を調整します。
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