薬剤師の初任給が高い勤務先は?手取りや勤務形態別で徹底解説

薬剤師の初任給が高い勤務先は?手取りや勤務形態別で徹底解説

    薬剤師の初任給や手取りがどれぐらいなのかを勤務先別に徹底解説します。

    気になる薬局や病院の平均年収や、薬剤師が収入をアップさせるための方法を紹介します。さらに転職を成功させるためのコツも教えます!

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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【業種別】薬剤師の初任給を比較

「2024年版」薬剤師の業種別平均初任給と年収は以下の通りです。データはライトハウスを参考にしています。

業種 初任給 年収
ドラッグストア 33万2,008円 約400万円
調剤薬局 30万9,956円 約370万円
病院 23万3,413円 約280万円
製薬会社 26万1,200円 約310万円

この結果から薬剤師の初任給ではドラッグストアがもっとも高く、病院の初任給は低いことがわかります。

なお、厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、全国的な初任給の平均は22万4,400円であり、大学を卒業した人の平均初任給は23万7300円です。

薬剤師の勤務先の中で初任給が1番低い病院でも23万円なので、薬剤師は全国平均と比べると初任給の高い職種であることがわかります。

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ちなみに薬剤師の初任給が高い理由は、資格手当や薬剤師手当といった各種手当が給料に追加されているためです。

薬剤師の初任給は手取りにすると約80%になる

薬剤師の初任給は手取りにすると、額面の約80%程度になります。

一般的に、給料の2割ほどは所得税や住民税として差し引かれるので、手取りとして残る給料が大体80%になります。手取りを額面の80%と仮定して、先ほどの調査結果から計算した勤務形態別の手取りは以下の通りです。

これらの手取りから、1日8時間週5日働いた場合の時給も算出しています。

勤務形態 初任給(手取り) 時給
ドラッグストア 26万5,607円 1,660円
調剤薬局 24万7,965円 1,549円
病院 18万6,731円 1,167円
製薬会社 20万8,960円 1,306円

最も手取りが高くなるのはドラッグストアで、薬剤師の主な勤務先となる調剤併設型ドラッグストアの初任給の平均手取り額は26万円を超えます。

調剤併設型ドラッグストアはOTC医薬品やサプリメント、日用品、健康食品などを扱う通常のドラッグストアに、医療機関からの処方箋を受け付ける調剤薬局が設置された店舗です。

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ドラッグストアでは調剤・服薬指導業務以外に幅広く業務を担うこと、シフト制や深夜勤務などで手当支給があることなどから、初任給~若手職員でも高収入になりやすいです。


つまり、新卒薬剤師の多くが就職する調剤薬局や病院よりも高収入が狙えますね。

また、ドラッグストアは一般社員で400万円~600万円、管理職・店長で600万円~700万円、エリアマネージャーで650万円〜1000万円程度の収入になるのが相場で、役職が上がるにつれて十分な収入アップが期待できます。

なお、ドラッグストアといっても職場や勤務形態はさまざまで、条件によって初任給やその後の月収額・手取り額は大きく変動します。

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少しでも高収入な職場を狙っているのであれば、転職エージェントに相談しながら、優良求人を紹介してもらうのが良いですね。特に薬剤師の転職支援実績が豊富で、ハイクラス求人も多く扱う薬キャリエージェントがおすすめです。

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募集要項から薬剤師の初任給例を比較

ここでは実際の求人情報から、薬剤師の初任給例を紹介していきます。平均の初任給は分かったと思いますが、平均はあくまでも中間値です。

薬剤師の主な就職先となる業種の中で、大手の新卒の初任給例を比較してみました。

ドラッグストア

ドラッグストアで働く薬剤師は、大きく「OTC販売のみ」と「調剤薬局併設」の大きく2種類に分かれます。仕事内容はOTC医薬品の販売・指導のほか、調剤薬局併設の場合は処方箋薬の調剤や服薬指導、薬歴管理などを担います。

職場によっては土日勤務や残業が発生する可能性はありますが、ほかの業種よりも高収入が狙いやすいのがメリットです。初任給でも400万円と手取り額も大きくなるので、収入面を優先して就職・転職活動をしている人には有力な選択肢となります。

大手ドラッグストアの薬剤師の初任給は下記の一覧にまとめています。

大手ドラッグストア 初任給
サンドラッグ 345,250~443,250円
ツルハ 300,000~460,000円
(薬剤師手当、店舗資格手当含む)
マツモトキヨシ 5,055,000円
(月額421,250円)
※地域によって異なる
ウエルシア 355,000円
ココカラファイン 年俸4,240,000円
(月額353,334円)
クリエイト 月給335,000円
スギ薬局 338,000円
(薬剤師手当等含む)
クスリのアオキ 公開なし
各社の2025年度 新卒採用 募集要項

ドラッグストアで働く総合薬剤師は、調剤や在宅医療事業のほかに、OTC医薬品の販売、さらにレジや品出しなど店舗業務全般の、薬剤師の仕事のほかにも幅広い業務をおこないます。

調剤薬剤師は、調剤室で調剤業務を専門がメインの業務で、訪問薬剤師として在宅医療事業に携わることもあります。

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この数字を見ると、やはりドラッグストアの初任給は全国平均と比べると高い水準であることがわかります。

一点注意すべきポイントは、ドラッグストアの薬剤師は昇級幅が少ないことです。ドラッグストア薬剤師は初任給が高いものの、将来的にみて他の職種に給与を追い越される可能性があります。また、紹介した初任給は正社員のもので、パートやアルバイト・契約社員などの勤務形態では初任給は異なります。

ドラッグストアへの転職について、さらに詳しく知りたい人は以下の記事も合わせてご覧ください。

調剤薬局

前述した【業種別】薬剤師の初任給を比較で紹介した通り、調剤薬局における新卒者の標準的な初任給額(基本給・賞与の他、各種手当を含めた年額)は約370万円でした。また、厚生労働省が2022年に公開した「薬剤師確保のための調査・検討事業」によると、平均415.3万円(中央値400.0万円)です。

調査によって目安となる初任給額は異なりますが、おおむね400万円前後であり、ドラッグストアと比較的近い手取りとなることが分かります。

ここでは、調剤薬局大手各社の初任給額を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

初任給
ウエルシア 355,000円
総合メディカル 320,000円~360,000円
スギ薬局 313,000円
(薬剤師手当等含む)
ファーマみらい 月給310,000円
日本調剤 280,000〜410,000円
アインファーマシーズ 月給270,000円~370,000円
クラフト
(さくら薬局グループ)
253,000円~352,500円
各社の2025年度 新卒採用 募集要項

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大手7社の初任給を比較すると、手取りが最も大きくなるのはウエルシア、次点で総合メディカルという結果でした。


ただし、勤務先による手当や各種福利厚生による手当支給で給料額は大きく変動します。

たとえば、大手の薬局は全国的に展開しており、とくに地方では薬剤師の数が不足しているため、地方への転勤を前提とした職種に就くと初任給は高くなります。一方で都内自宅の近くであったり、都心で働く場合などの初任給は低くなりがちです。

病院・クリニック

前述した【業種別】薬剤師の初任給を比較で紹介した通り、調剤薬局における新卒者の標準的な初任給額(基本給・賞与の他、各種手当を含めた年額)は約280万円でした。また、厚生労働省が2022年に公開した「薬剤師確保のための調査・検討事業」によると、平均372万円均(中央値372.0万円)です。

病院・クリニックは、ドラッグストアや調剤薬局よりも初任給・手取り額は低いものの、薬剤師としての専門性を磨き、幅広いスキル・技術を身につけられます。さらに研修・教育の機会も多いこと、医師、看護師など医療従事者とのチーム医療で患者の治療に貢献できることから、新卒薬剤師に人気の職場です。

また、勤続年数・年齢に応じて昇進・昇給しやすい傾向にあり、役職につくと年収800万円以上も目指すこともできます。

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実際に病院・クリニックは新卒薬剤師の約8割が就職しており、初任給の手取り額よりも、中長期的なキャリアを見据えたスキル・技術習得を優先する薬剤師が多い傾向が分かります。


病院・クリニックでキャリアを積む方法のほか、即戦力としてドラッグストアや調剤薬局へ転職する選択肢もありますね。

薬剤師の新卒採用をおこなっているクリック・病院の初任給を一覧にまとめてみました。

初任給
クリニック 年収380万円
国公立病院 月収222,700円
民間病院 月収222,700円
各社の2025年度 新卒採用 募集要項

クリニックなど小規模病院は病院によって大きく初任給・手取り額は異なりますが、今回調査した限りでは中~大規模病院よりもクリニックの初任給が高い結果となりました。

なお、病院勤務では休日出勤や夜勤などの手当てが加算されることがあり、実際にはさらに手取りが増えることもあります。

病院薬剤師について、さらに詳しく知りたい人は以下の記事も合わせてご覧ください。

製薬会社

薬剤師は製薬会社に勤務する人数は少ないものの、研究職や開発職や、新薬開発に関わるCRCやCRAといった働き方も可能です。

民間企業であり、初任給・手取り額は他の業種・職種と近くなることもあり、ドラッグストアや調剤薬局などの勤務先と比べると初任給額は見劣りします。ただ、勤続年数や年齢に応じて年功序列で給与額が増えたり、成果次第でインセンティブが支給されたりと、働き方次第では高収入を目指せます。

ここでは大手製薬会社で新卒採用をおこなっている5社の初任給を一覧にまとめてみました。

初任給
エーザイ 月給388,400円
アステラス製薬 月給317,500円
武田薬品 月給315,000円
第一三共 月給279,000円
中外製薬 月給26万5000円
各社の2025年度 新卒採用 募集要項

比較対象とした大手製薬会社の中ではエーザイが最も初任給が高く、次点でアステラス製薬という結果でした。

これらの企業は、薬学部を卒業した人でなくても応募は可能ですが、たとえばアステラス製薬でいうと、最終学歴ごとの初任給は以下のように設定されています。

アステラス製薬新卒初任給(2023年度実績)

  • 博士 月給360,000円
  • 修士・学士(6年制) 月給317,500円
  • 学士4年制 月給287,500円

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また、製薬会社に勤務する魅力ポイントとして、給与・賞与面の良さだけではなく福利厚生が整っていることもあげられ、薬剤師に人気の転職先です。

企業で活躍する薬剤師について、さらに詳しく知りたい人は以下の記事もチェックしてみてください。

都道府県別にみる薬剤師の初任給ランキング

厚生労働省が公開する令和5年賃金構造基本統計調査を元に、都道府県ごとの薬剤師初任給を紹介します。

初任給額の上位10県は以下の通りです。

初任給
広島 705万円
秋田 680万円
宮城 672万円
鹿児島 644万円
鳥取 630万円
三重 627万円
山形 614万円
山梨 612万円
佐賀 612万円
愛知 611万円
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初任給
群馬 606万円
大阪 606万円
香川 604万円
岡山 603万円
山口 602万円
島根 600万円
神奈川 598万円
福井 598万円
福岡 596万円
兵庫 595万円
石川 593万円
千葉 591万円
東京 588万円
愛媛 588万円
栃木 586万円
長崎 586万円
富山 583万円
和歌山 581万円
宮崎 578万円
大分 561万円
沖縄 561万円
岐阜 560万円
静岡 552万円
滋賀 552万円
福島 551万円
長野 548万円
奈良 529万円
北海道 524万円
茨城 520万円
岩手 517万円
埼玉 516万円
新潟 509万円
京都 499万円
熊本 499万円
青森 498万円
高知 491万円
徳島 463万円

47都道府県のうち、最も初任給が高いのは広島県の705万円で、最も低いのは徳島県の463万円でした。

全体的な傾向を見ると、必ずしも都心の給与が高いというわけではありません。地域により需要と供給のバランスが異なることから、より需要の高い都道府県で給与は高く、反対に供給過多の都道府県では給与が安くなると考えられます。

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都市部は病院や薬局・ドラッグストアと就職先が多く、薬剤師の需要は高いのです。しかし、都市部は薬学部を有する大学が多く、学校卒業後もそのまま残って働く薬剤師が多いです。


このような事情から都市部は極端な人材不足という状況ではないとみられますね。


薬剤師で少しでも収入を増やしたいのなら、都市部よりも地方を選んだほうが初任給が高く設定されている可能性があります。

薬剤師の年収ランキングについてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事もあわせてご覧ください。

初任給だけをみてドラッグストアに行く薬剤師は注意!

【業種別】薬剤師の初任給を比較で紹介した通り、業種別に薬剤師の初任給を比較すると、ドラッグストアが最も高い結果となりました。ただ、初任給だけを見てドラッグストアへの就職・転職を決めるのは注意が必要です。

ドラッグストアで働く薬剤師が、「きつい」「後悔した」と感じるのは事実で、たとえば以下のような理由があげられます。

  • 店舗異動の頻度が高い
  • シフト制で生活リズムが乱れやすい
  • 接客など服薬指導以外の仕事が多い
  • 商品搬入など力仕事が多い
  • 販売ノルマがある
  • 一人薬剤師になることがある
  • OTC医薬品に関する勉強が必要
  • パート・アルバイトとの人間関係が深刻化しやすい
  • 経営合併で勤務条件が変更される可能性がある

ドラッグストアは初任給が高く、大手ドラッグストアであれば研修制度も充実していますが、薬剤師としての資格を活かした業務だけでなく、「小売業」として接客・レジ打ち、商品補充、販売促進(売り場づくり・POP作成など)、在庫管理・商品発注などの業務も求められます。

初任給は勤務先を選ぶ重要な指標になりますが、メリット・デメリットの両面をしっかりと把握したうえで職場を選ぶことが大切です。

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ドラッグストアがすべてきついというわけではありません。中には働きやすい職場もあります。しかし、働きやすい職場を自力で見つけるのは大変なものです。


自分で見つける自信がない人は転職エージェントを利用し、働きやすいドラッグストアを紹介してもらうと良いです。希望条件にマッチする求人を紹介してもらえますよ。

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ドラッグストア薬剤師の働き方がきつくなる理由について、さらに詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください。

昇給を考慮した勤務先別の薬剤師の平均年収

ライトハウスの口コミを参考に、昇給なども考慮した薬剤師の勤務形態別の平均年収を一覧にまとめてみました。

初任給はもちろん重要ですが、その後の昇給がなければ収入を増やすことはできません。入社したあとにどれだけ年収が増えるのかの参考にしてみてください。

勤務形態 平均年収
ドラッグストア 557万円
調剤薬局 481万円
製薬会社 958万円
病院 416万円

初任給の金額のみを考えると、ドラッグストアがもっとも高いものの、長期的に考えると製薬会社の年収が最も高いという結果でした。

製薬会社の年収が高くなる理由は、勤続年数に応じた昇給やインセンティブの制度が充実していることがあげられます。

調剤薬局や病院も年功序列による昇給制度はあるものの、製薬会社やドラッグストアと比較すると年収額は低めです。たとえば、調剤薬局では年次昇給が年1回で、昇給幅は月3,000~5,000円程度となります。

店舗ごとに配置される管理薬剤師になると、毎月3~5万円の手当があるものの、管理薬剤師の平均年収は721万7054円なので、700万円程度が上限となるのが一般的です。

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初任給だけでなく、今後年収を上げていきたいと考えている人は、1度転職エージェントに相談してみてください。転職エージェントでは希望年収に合わせて求人を紹介してくれるからです。


とくに、薬キャリ AGENTマイナビ薬剤師など薬剤師の転職に特化した転職エージェントがおすすめですね。

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初任給以外で薬剤師が求人票から確認すべきこと

初任給が高いからと言って、安易に転職先を選ぶと、「この会社は自分に合わない」という状況に陥る可能性があります。

薬剤師がミスマッチを防ぎ、希望通りの職場に転職するためには以下のポイントを事前にチェックすることが大切です。

ここでは、求人票で確認すべきポイントや注意点をそれぞれ解説します。

ボーナス・賞与

初任給だけでなく、ボーナス・賞与額も確認しておきましょう。

例えば、基本給の金額が高いケース、年俸制でボーナスの支給がないケースの場合、初任給は低くてもボーナス・賞与の支給がある職場と比較すると、年収換算では手取り額が変わらない可能性もあります。

初任給の金額だけに注目するのではなく、想定年収・手取り額で比較すると良いですね。

福利厚生(各種手当・家賃補助・通勤交通費)

基本給の他に、残業手当や休日出勤手当、福利厚生として家賃補助や通勤交通費の支給などもあります。

基本給で比較すると低く見える職場でも、各種手当や補助金などを含めると、支給額が大きくなるケースもあります。

求人票や採用ページでチェックするのはもちろん、実際に働いている人の口コミなども参考にできると、よりリアルな支給額を確認することができますよ。

契約期間(入社日)

求人票を確認する際は、入社日の規定を確認しましょう。新卒の場合は4/1入社が基本となりますが、転職の場合は「募集の時点で入社日が未定で、内定後に入社日を決めるケース」と「すでに入社日が決まっているケース」の大きく2パターンあります。

応募を検討する求人の入社日がどのパターンに該当するのか確認することが重要です。

なお、面接時や内定前にあらかじめ交渉し、入社日を調整することは可能ですが、一般的に入社日は内定後1~3ヶ月以内が目安となります。現職で引継ぎ期間が必要な場合や、ボーナスを受け取ってから退職したい場合など、入社日の希望がある場合は、入社日から逆算して退職の段取りをしていくと良いです。

想定残業時間

求人票だけでは残業の目安時間は分かりにくいですが、入社後に思ったよりも残業が多い、プライベートな時間がほとんど取れないなど、後悔を減らすためには残業の有無や、ある場合はどの程度残業が発生するのかを確認しましょう。

残業時間の確認方法は、面接の場で確認する方法や、採用ページに記載される「1日の流れ」などで確認する方法があります。

面接の場で確認する場合は、ストレートに「残業時間はどれくらいですか?」と聞くと、残業はしたくないのだろうかと、仕事に対する熱意を疑われる恐れもあります。「前職では月に○○時間程度の残業がありました。御社ではいかがでしょうか」などと遠回しに確認するのがおすすめです。また、育児や介護など残業に対して制限がある場合は、必ず伝えるようにしましょう。

自分から確認しにくい場合は、転職エージェントを活用し、担当者であるキャリアアドバイザー経由で確認するのもおすすめですよ。

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休日

残業と同じく、休日についても確認するようにしてください。

たとえば、「週休2日制」なのか「完全週休2日制」や、休日出勤はどれくらいあるのか、休暇は希望通りに取得できるのかといった観点で確認します。

ただ、残業と同じく直接聞きにくい質問になるので、下記のポイントを意識して質問するようにしてください。自分で上手く聞ける自信がない場合は転職エージェントを利用すると良いです。

  • 残業や休日などの雇用条件を志望理由にしない
  • 面接の終盤で話を切り出す
  • 堂々とした態度で聞く
  • 仕事に対する熱意や覚悟を示したうえで質問する

就業場所

全国に店舗をもつドラッグストアや調剤薬局、病院など、転勤の可能性がある場合などは、あらかじめ勤務地についてのリサーチが重要です。

大手企業では全国転勤を前提に採用している場合が多いですが、勤務エリアが限定されている場合もあります。勤務地はライフプランに大きな影響を与えるので、入社前に配属先や転勤の有無・頻度・期間など、しっかりと確認しておきましょう。

薬剤師の退職金やボーナスに関する知識を身につけたい人は下記の記事もおすすめです。

薬剤師が年収をアップさせる方法

薬剤師が年収アップをさせる方法は、初任給が多い職場に就職するだけではありません。ここでは、薬剤師が自分の努力で年収アップを実現するための方法を3つ紹介します。

昇給や昇進で年収を増やす

薬剤師が年収を増やすために考えられるのが、現在の職場で昇給・昇進を目指す方法です。

たとえば、ドラッグストアで店長代行・次長、店長、エリアマネージャーと昇進したり、製薬会社で課長、部長、本部長と昇進したりすることで給与額・手取り額を増やしていくことが可能です。

また、製薬会社などインセンティブ制度が整備されている場合は、大きな成果をあげ、評価されることで、さらに年収アップを狙うこともできますね。

ただし、医療業界は他の業界・業種と比較すると昇給幅は小さい傾向にあり、役職つきのポジションも空きがないことも多いので、役職がなければ500万円程度が上限となることもあります。

そのため、昇給・昇進だけでなく、複合的に年収アップを目指すことが重要です。

資格を取得して年収を増やす

薬剤師として専門資格を取得することで、資格手当の支給などにより年収アップにつながるケースもあります。

たとえば、管理薬剤師の資格取得ができれば多くの職場で追加手当が支給されます。また、資格によって対外的にスキル・技術を有していることを証明できるため、転職時にも役立ちます。

管理薬剤師になるには、「薬局での5年以上の実務経験」と「認定薬剤師の資格」の2要件を満たすことが必要であり、簡単に取得できる資格ではありませんが、キャリアアップにつながりやすい資格なので、前向きに取り組めると良いですね。

転職で年収を増やす

年収アップを目指すなら、高収入な職場への転職も選択肢となります。

年収は働く環境によって大きく違うので、過去の業務経験やスキルを高く評価してもらえる職場へ転職できれば、年収アップが実現しやすくなります。

現在の環境では年収が頭打ちで、これ以上の収入アップが期待できない場合は、思い切って転職を検討してみるのが良いですね。

薬剤師が転職を成功させるコツ

結論から言うと、薬剤師として年収を上げたいのであれば転職エージェントを利用することをおすすめします。

転職エージェントでは求職者のスキル・経験や希望条件を踏まえ、今後活躍が見込める職場を紹介してもらえるので、自分で求人を探す手間を省くことができます。特に、薬剤師の転職事情に精通し、多くの支援実績を持つ転職エージェントであれば、より実践的なアドバイスから理想のキャリア形成を目指すことも可能です。

履歴書や職務経歴書といった応募書類の書き方指導や面接練習といった選考対策、給与・待遇の交渉、面倒なスケジュール調整代行など、求職者の転職活動を強力にサポートするサービスが全て無料で受けられるので、ぜひ前向きに活用してみましょう。

ただ、転職エージェントや担当のキャリアアドバイザーによって、サービス内容や質は異なります。

自分にピッタリな転職エージェントを見極めるためにも、まずは評判の良いサービスを2〜3社ほど複数登録し、使い勝手を比較しながら、相性の良いサービスに絞り込んでいく使い方がおすすめですよ。

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