住友林業への転職方法！中途採用の難易度や評判口コミを徹底解説！

住友林業の転職難易度

住友林業の転職難易度は職種にもよりますが中～高程度です。

住友林業は清水ハウス、大和ハウスなどとともに住宅業界大手5社に数えられる企業で、日本国内だけでなく海外でも幅広く展開しています。

知名度の高さや業界自体の安定性から転職者の人気度も高く、dodaの「転職人気企業ランキング(2023年)」では、住友林業は143位にランクインしています。

そのため、ライバルとなる転職者が多く、競争率が高くなるため必然的に転職難易度は高くなるのです。

ただし、住友林業の公式採用サイトを見ると、2023年9月時点で中途採用は11件のポジションで募集されており、継続的に中途採用がおこなわれています。

住宅営業や建築技術、インテリア専門職とさまざまな職種で募集があるので、チャレンジしやすい環境が用意されています。

ここからは、住友林業の職種別に転職難易度を紹介します。

営業職の転職難易度

住友林業の営業職は以下のような業務担当ごとに募集があります。

即戦力としての活躍を期待されるポジションですが、それぞれの募集要項をみると、必須条件は「高卒以上」「営業経験(個人/法人不問)」とあります。営業経験について、○○年以上の業務経験といった具体的な条件はありません。

そのため、応募のハードルは低く、比較的チャレンジしやすい職種ですが、人気企業だけにライバルが多くなるので転職難易度は中程度です。

応募にあたっては、過去の業務経歴を棚卸しし、住友林業に合わせたアピールポイントを用意しましょう。

建築技術職の転職難易度

住友林業の建築技術職には設計や生産技術(施工管理)など様々なポジションがあります。公式採用サイトを見ると、2023年9月時点では以下のポジションで募集があります。

応募条件は「高卒以上」「関連業界経験」が必須条件であり、ポジションによって1級(または2級)建築士有資格者や建築積算士などの資格が必要になります。

高度な専門性が求められる職種で、関連する業務経験は不可欠です。募集枠も限定的のため、転職難易度は中～高難易度と言えるでしょう。

他社での業務経験をうまくアピールし、即戦力として活用できることを訴求できると、選考はスムーズに進みます。

業務企画職の転職難易度

住友林業の業務企画職は既存事業の管理及び新規事業の企画を担う職種です。

日々の業務の中で課題を見つけ出し、解決の枠組みを企画・提案し解決に導くこと、業績を管理し収益性向上に粘り強く取り組むこと、他部門や他社と協業し木にまつわる新しいビジネスを企画することなど、幅広い業務範囲を持ちます。

ただし、公式採用サイトを見ると、2023年9月時点での募集は「支店総務(管理企画)」の1ポジションのみでした。

業務企画職は基本的に新卒採用で必要な人員を確保するので、中途採用は空きポジションがあった場合のみに募集がかけられます。そのため、採用数は限定的となるため、ライバルも多く転職難易度は高いです。

住友林業へ転職しやすい人の特徴

住友林業では以下メッセージを経営理念として掲げています。

住友林業の属する住友グループは、公正、信用を重視し社会を利するという「住友の事業精神」を重視しています。

これまで先人が築いてきた歴史を尊重する一方で、新しいことを取り入れ時代の変化に柔軟に対応しながら、次の時代へと持続的に事業を拡大・発展させられる人材が求められているのです。

そのため、目先の利益だけを追うのではなく、信用を重視しながら、「幅広い視点から今までにないモノやコトを柔軟に生み出せる人材」「専門性を発揮しながら課題を前向きに解決できる人材」が求められていると言えるでしょう。

また、住友林業グループは2022年2月に中期経営計画「Mission TREEING 2030 Phase 1」を公開しました。

中期経営計画では、2022年12月期～2024年12月期を「収益の柱となった海外住宅・不動産事業のさらなる拡大、国内事業の収益力回復」と「脱炭素の核となる資源環境事業への投資と、長期ビジョン実現」に向けた足場固めの3年間と位置付けています。

住友林業の面接傾向・選考対策

住友林業の公式採用サイトでは中途採用の選考プロセスは公開されていません。

過去の転職者による口コミを参考にすると以下のような選考プロセスとなるようです。

選考プロセスは採用時期や職種などによって変わるようで、応募後に案内される内容をよく確認して臨みましょう。

また、口コミを参考にすると、住宅設計職の場合は事前課題に対してのプランニングを実施する試験があったという口コミもありました。

住友林業の面接でよく聞かれる質問

志望動機や自己PRなど一般的な質問が多いですが、過去転職者の口コミから特徴的な質問を挙げると以下の通りです。

住友林業の中途採用では異業種から応募する人も多いようで、大学時の専攻内容や前職での業務経歴が不利になることはないです。

ただ、なぜ住友林業なのか、その職種を選んだのか、は論理的かつ明確に説明できるようにしておきましょう。

住友林業の企業情報・事業内容

住友林業は創業以来蓄積してきた木に関する技術やノウハウに加え、お客様とのつながりや国内外ネットワークといった当社独自の強みを活かし、「木」の魅力を最大限発揮することで唯一無二の価値を生み出しています。

住友林業は大きく5つの事業を通じて、持続可能で豊かな社会の実現に貢献しています。

ちなみに住友林業の競合他社には清水ハウス、大和ハウスが挙げられます。

売上業績・事業展望

2023年2月に公開された2022年12月期決算説明会資料から住友林業の連結業績を紹介します。

2022年12月期通期では米国住宅不動産事業において販売単価の上昇などにより増収増益と、業績は大きく伸長しました。

特に、経常利益は前期比41.6％増の1,950億円となり、過去最高益を更新しています。

また、2022年12月期決算説明会時点では米国での住宅市況悪化により、2023年12月期通期決算は減収減益の計画でしたが、2023年8月には直近の業績動向を踏まえて業績予想を修正しています。

売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも当初計画時から上回る見込みです。

支社・グループ会社一覧

住友林業グループは木のプロフェッショナルとして、人と地球環境にやさしい「木」を活かし、国内外における山林経営、植林事業からグローバルなネットワークによる木材・建材の調達、流通、製造、加工さらには住宅建築をはじめとする人々の生活に関するあらゆるサービスの提供にいたるまで独自のバリューチェーンを構築しています。

ここでは、住友林業の公式サイトを元に、事業ごとにグループ会社を紹介します。

住友林業の中途採用・求人情報

住友林業の中途採用は、公式採用サイトを見ると2023年9月時点で以下職種で募集があります。

ここからは、それぞれの領域で実際の求人情報を紹介します。ぜひ参考にしてください。

住友林業の営業職の中途採用・求人情報

住友林業の営業職は「戸建営業」と「賃貸住宅・非住宅営業」の大きく2職種に分けられます。

「戸建営業」は住宅購入を検討しているお客様のスケジュール管理やプランニング、資金計画提案、引き渡し後のアフターサービスまで長期にわたって窓口となりお客様の暮らしをサポートする仕事です。

対して「賃貸住宅・非住宅営業」は主に、住友林業の賃貸住宅ブランド「フォレストメゾン」の販売を担当します。土地オーナー様の資産活用のために、長期的安定経営に向けた賃貸住宅経営の事業計画を提案し、契約をもらう役割を担う職種です。

ここでは住友林業の戸建営業の求人情報を紹介します。

住友林業の建築技術職の中途採用・求人情報

住友林業の建築技術職は、大きく「設計」「生産(施工管理)」の2領域に分かれています。

それぞれ職種は細分化されており、2023年9月時点での公式採用サイトでは以下のようなポジションで募集がありました。

ここでは住友林業の住宅設計の求人情報を紹介します。

住友林業の業務企画職の中途採用・求人情報

住友林業の業務企画職は大きく、「商社営業」「管理企画」「研究開発」の3つに分けられます。

住友林業の中途採用では「支店総務(管理企画)」の求人情報を紹介します。

住友林業の中途採用では即戦力となる人材を求めています。

そのため、住友林業への転職を成功させたいのなら、まず必須スキル・経験を他の会社で積んだ上で志望動機・自己PRの入念な準備が重要です。

住友林業の平均年収・福利厚生

2023年3月に公開された有価証券報告書によると、住友林業の平均年収は約898万円です。

dodaの「平均年収ランキング最新版(業種別)」を見てみると、住友林業が属する建設／プラント／不動産業界全体の平均年収は約421万円であり、中でも住宅(ハウスメーカー)の平均年収は約437万円でした。業界の平均年収よりも2倍以上の年収額となるため、住友林業が高年収であることが分かります。

また、現役社員や元社員による口コミサイトライトハウスの口コミを参考にすると、職種別の平均年収は以下の通りです。

営業職や企画職と比較すると技術職の平均年収は高めで、645万円でした。

基本的には年功序列で評価されていく仕組みなので、マネージャークラスまでは同期ほぼ横並びで昇給・昇格していきます。

ただ、営業職は受注成果によってインセンティブが支給されるため、20代で1000万円を目指すことも可能となるようです。

賞与は年2回(6月、12月)に支給され、基本給の5ヶ月程度の支給額が目安となります。

評判・口コミ

20代・男性
営業

部署によっても異なりますが、一般的な大企業並みか、それ以上の年収です。昇格することで給与額は増えていき、非管理職のうちは3～5年で昇格し、マネージャークラス以上は実力とポストの空き状況により昇格できるかどうかが決まります。

基本給は低めですが、賞与の割合が高くなるような仕組みで、評価次第で年収額は変動します。また、住宅手当や通勤手当などの手当支給のほか、持込自家用車制度を採用しており、燃費などに制限があるものの、毎月4万円程度の補助が支給されます。

ライトハウス

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福利厚生

住友林業の公式サイトを見ると、以下のような福利厚生制度が紹介されていました。

住友林業の現役社員・元社員による口コミを見ても、福利厚生制度についてネガティブなコメントは少なく、日系大手企業にみられる充実した福利厚生制度が整備されているようです。

評判・口コミ

20代・女性
設計

勤務地希望もあらかた想定通りで、実家が近い場合には補助はありませんが、住宅手当や社員寮も用意されています。その他福利厚生としては、定型している店舗の割引など一般的な福利厚生制度が揃っています。

ライトハウス

20代・男性
技術

大きな会社なので一般的な福利厚生制度は揃っている印象です。住宅補助は年齢に応じて支給額は減額していきますが、条件に合致していれば補助が出ます。自社で自宅を立てると、合計300万円近く分割で補助されるそうです。

ライトハウス

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住友林業の企業文化・働きがい

住友林業の社風・企業文化・働きがい・成長に対する評価を ライトハウスやワンキャリアプラスから集めてみました。

現役社員・元社員が社風・企業文化・働きがい・成長に対して、どのように思っているのか、参考にしたい人はぜひ目を通してみてください！

社風・企業文化

支店や部署によって雰囲気は異なりますが、若手でも意見を尊重してもらえたり、挑戦したいことに挑戦させてもらいやすかったりと、風通しのいい環境作りに取り組んでいるようで、ポジティブな企業文化を上げる口コミが多く見られました。

社員も、人柄が良く、まじめで、頭の回転が早い人が多く、コミュニケーションも取りやすく、前向きに協働しやすい社風のようです。

評判・口コミ

20代・女性
住宅営業

上司・部下の双方で積極的にコミュニケーションを取りやすい環境であり、困ったことがあってもすぐに相談しやすい雰囲気です。また、大企業なので社員それぞれの環境変化があっても柔軟に対応できるような制度が整備されており、各社員に寄り添い多様な働き方を考えている会社だと思います。

ライトハウス

20代・男性
生産

話しやすい上司が多く、指導も的確で、非常に働きやすい環境です。支店・部署によって雰囲気は全く異なるようですが、体育会系の文化が残っているところも多く、年功序列の文化を感じることもあります。

ライトハウス

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成長・働きがい

「住友の事業精神」を受け継ぐ住友林業では目先の利益を追うのではなく、社会貢献や社会とのつながりを重視する文化があります。

口コミを見ると、住友林業の社員も同じ目線で業務に向き合う人が多いようで、お客様や地域環境に尽くすこと、感謝されることにやりがいを感じる人が多くみられました。

また、住友林業には人を育てる文化があります。社内外の研修参加・OJT・資格報奨金などスキル伸長を目的とした制度が充実しており、成長・キャリア開発にも積極的に取り組める環境が整備されているようです。

評判・口コミ

20代・女性
設計

0から1を作り出すクリエイティブな仕事なので、そこに魅力を感じます。また、自分の提案にお客様が喜んでくれたり、建物の引き渡し時の感謝の言葉だったりと、苦労しながら取り組んだ成果が報われた気がする瞬間です。自分でも上手く設計できたと思える物件は特に引き渡しが楽しみですし、やりがいに繋がっています。

ライトハウス

20代・男性
技術職

住友林業は建築に携わりたい人には向いていると思います。入社年次の若いうちから、OJTで現場に参画し、職人さんや関連部署・会社とのやり取りを任せてもらえるので、さまざまな技術・スキルが身に付きます。

ライトハウス

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住友林業への転職を成功させるコツ

dodaの「転職人気企業ランキング(2023年)」の143位にランクインするほど人気がある住友林業への転職を考えているのなら、転職エージェントを利用すると良いです。

なぜなら、転職エージェントでは住友林業の非公開求人を保有している可能性があるからです。また、住友林業の選考に合わせた応募書類の添削、面接対策なども無料でおこなってもらえます。

ただ、転職エージェントによって保有している求人やサポートに違いがあるので、まずは以下で紹介する転職エージェントの中から2〜3社に複数登録をして、実際にキャリアアドバイザーに会ってみた上で、サポートを任せるエージェントを絞り込むと良いです。

また、転職するべきか迷っている人は、住友林業のような企業からスカウトされる可能性があるビズリーチに登録するのがおすすめです。