
セールスフォースの営業はきつい?やばいと言われる5つの理由
セールスフォースの営業は年収の高さで注目される一方、やばい・きついという声も多く見かけます。ただネットの噂と現場の実態は別物です。SaaS業界の転職を見てきた立場から、きつさの理由と向いている人の条件を整理して解説します。
セールスフォース営業の「きつさの正体」とは?
- クォータ(ノルマ)とPIPの実態を共有:四半期ごとの厳しい目標設定や成果主義のリアル、活躍する人の共通点を客観的に共有
- 「売れる営業力」をハイクラス求人へ変換:THE MODELに基づく分業制営業や、AI(Agentforce等)を駆使した最先端のソリューションセリング経験を高く評価する優良企業を厳選
- 年収を落とさずに環境を整える選択肢:「フルコミッションや外資の激務は避けたいが、年収1,000万〜2,000万円台は維持したい」人に最適な国内優良SaaS・DXコンサルの非公開求人を多数紹介
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セールスフォースの営業は「やばい・きつい」って本当?
出典:Google検索画面
「セールスフォース 営業」で検索すると激務やクビという言葉が並びます。ただその多くは、不満を持って離れた人の声が残りやすい構造から生まれたものです。
確かにきついのは事実です。その理由は労働環境が特殊だからではなく、扱う商材と売り方の設計にあります。ここを取り違えたまま入社すると、想像していたきつさと現実がずれます。
ネットの口コミは参考程度にしておくのが良いです。なぜなら、口コミは「書き込みが辞めた人に偏ること」「まったく別の職務が同じセールスフォースの営業として語られていること」となっているため、判断材料としては適さないからです。
また、セールスフォースは営業といっても大きく2つに分類できます。どちらも営業ですが、働き方が異なるのできついと感じる人も中にはいるのです。
セールスフォースの営業は2種類ある
- 直販営業:自社の担当者が顧客企業に直接売る営業。大企業を担当する場合はエンタープライズ営業と呼ばれます
- パートナー営業:販売を代行してくれる代理店に売ってもらうため、代理店側の営業を動かす営業
同じセールスフォースの営業でも、直販営業とパートナー営業ではは日々やっていることが別物です。この記事では2つを分けたうえで、きつさの正体を解説していきます。
他のSaaS企業でも「やばい」という噂が独り歩きするケースがあります。気になる人は以下の記事も参考にしてみてください。
セールスフォースの営業がきつい・激務と言われる5つの理由
セールスフォースの営業のきつさは、感情的な不満ではなく職務設計から生まれています。転職支援の現場で見えている実態を、直販とパートナーの違いを含めて5つの理由に分けて解説します。
直販営業は顧客の理想とシステムの現実の差を埋める仕事
セールスフォースのエンタープライズ向けの直販営業は、製品を説明して受注する仕事ではありません。顧客は「こうなりたい」という理想を持って相談に来ますが、システムで実現できる範囲には限りがあります。
この差を埋める設計まで踏み込まないと、導入は前に進みません。商談がコンサルティングに近くなるぶん、求められる思考の深さが一般的な法人営業とは別物です。提案書を作る力より、顧客の業務そのものを再設計する点がきつさにつながりやすいです。
パートナー営業は自分ではなく代理店を動かさなければならない
セールスフォースのパートナー営業は、代理店に売ってもらう立場です。自分が動けば数字が動く直販とは違い、相手の優先順位を変えないと自分の数字にならないもどかしさがあります。
説明も交渉も自分のほうが上手にできる場面でも、最後の一歩は他社の営業に委ねます。ここに強いストレスを感じる人は少なくありません。人を動かす仕事が好きな人には面白く、自分の手で売り切りたい人にはきつく映ります。
進捗と見込みが常に見える状態で管理される
セールスフォースは商談の状況が共有され、数字が可視化された環境です。恣意的な評価が入りにくいという点ではフェアですが、うまくいっていない時期も同じように見えます。隠して立て直す時間が取りにくい環境だと理解しておく必要があります。
製品の進化が速く、学習が止められない
セールスフォースでは機能の更新が続くため、覚えたことが古くなります。売りながら学び続ける前提が職務に組み込まれているため、腰を落ち着けて同じ売り方を続けるという働き方は選べません。
成果が出ない期間が続くと立場が苦しくなる
いわゆるPIPの噂もここから来ています。ただこれは制度が特殊なのではなく、成果で評価する会社に共通する構造です。噂が怖く感じられるのは、中身が見えないまま言葉だけが流通しているからです。
怖がるべきなのは制度そのものより、自分に合わない側の営業に入ってしまうことです。実力があっても、合わない職務では数字になりません。
セールスフォースの営業のきつさを決める3つの条件
セールスフォースの営業そのものがきついと感じた人もいるはずです。ただきつさの正体は「営業だから」ではなく、商材と売り方と評価制度の組み合わせです。同じIT・SaaS業界の中でも、この3つが違えば働き方は別物になります。
営業のきつさを決める3つの条件
- 商材:導入に設計まで必要な商材か、説明で商談が完結する商材か
- 売り方:自分で売り切るのか、代理店に動いてもらうのか
- 評価制度:インセンティブの比重が大きいのか、固定給の比重が大きいのか
つまり「営業が向いていない」のではなく「この売り方が自分に合っていない」だけという可能性があります。事前にこれらを把握しておくことで、働き出してからのきつさを減らせるのです。

弊社のすべらないキャリアエージェントはIT・通信、Web・広告、ベンチャー・スタートアップ領域を得意としているため、同じ業界の中で売り方や評価制度の違う会社を紹介することが可能です。
営業のきつさは会社ごとに違うので、セールスフォースの噂だけで営業そのものを諦めるのは早いです。同じIT・SaaS業界でも、売り方や評価制度が違えば働き方は変わります。まずはどういう営業なら続けられるのかを、一緒考えてみませんか?
実際の業務内容や
本当にやばいのか教えてもらう
※現場を知る担当者がわかりやすく解説します
セールスフォースのレイオフ・リストラの実態(2023〜2026年)
セールスフォースの転職を考えるとき、レイオフ報道が気になる人は多くいます。まずレイオフとは会社の業績が悪化した際に、人件費を一時的に抑え、優秀な人材や技術が流出するのを防ぎ、業績が再び良くなったら再雇用する制度のことです。
安定して働けないのでは?と不安になるので、報道内容を交えながら実際の数字を踏まえて解説していきます。
報じられている人員削減の推移
Salesforce Benが2025年12月に公開した集計(2026年1月更新)によると、報じられている削減規模は次のとおりです。
| 時期 | 報じられている削減規模 |
|---|---|
| 2023年 | 全従業員の約10% |
| 2024年 | 約1,000人 |
| 2025年 | 約5,000人(うちサポート職が約4,000人) |
2023年の削減は、コロナ禍で採用を広げた反動として報じられました。数字の規模は年々小さくなっており、2023年のような全社規模の削減が毎年続いているわけではありません。
ここで重要な前提が1つあります。これらは全社の数字として報じられたもので、日本法人の状況として発表されたものではありません。応募先の状況は求人票と面談で個別に確認する必要があります。
AIシフトは営業職の仕事をなくすのか
2025年8月時点でCEOのマーク・ベニオフ氏はAIによる大量削減を否定していましたが、約3週間後にAIエージェントの導入がサポート職約4,000人の削減につながったと報じられました。
ただ置き換わったと報じられているのはサポート職であり、営業職が同規模で削減されたという報道はありません。手順が決まっている業務はAIに寄せやすく、寄せにくい業務が残ります。
営業に残るのは、顧客の理想とシステムの現実の差を埋める設計と、代理店を動かす交渉です。相手の状況で最適解が変わるため、自動化しにくい領域です。仕事がなくなるかより、自分の売り方が置き換えられる型かを見たほうが実務的です。

レイオフの報道を見て応募をやめる人がいますが、それは判断の順序が逆です。企業の利益は営業職が作っていくため、AIが普及したとしても営業の仕事はなくならないと考えておくと良いです。
実際の影響については現在の業界の状況も合わせ、転職エージェントに相談すると詳しく教えてもらえますよ。
営業職として成果を出すコツを伝授
※求める人物像からアドバイスします
きついだけじゃない!セールスフォース営業で得られるメリット・年収
セールスフォースの営業の年収は、直販かパートナーか、担当する企業規模、そして等級で大きく変わります。平均値を1つ持ってきても、自分に当てはまる金額にはなりません。
年収を考える際には構造だけ押さえておくと判断を誤りません。報酬はベースとインセンティブの二階建てで、目標の達成度が上振れにも下振れにも効きます。固定給を前提に生活設計をしていると、立ち上がりの時期に苦しくなります。
金額以上に効いてくるのが、身につくものの汎用性です。商談を段階で管理する型、意思決定者を見極める視点、導入後の定着まで見る目線。きつさの見返りは、年収そのものより転職市場での選択肢の増え方に出ます。SaaS業界で通用する型が手に入るため、次のキャリアで単価が上がりやすくなります。

現在の自分の市場価値や、実際にどのようなスキルが身に付くかはプロに聞くのがもっとも手っ取り早いです。
弊社のすべらないキャリアエージェントではセールスフォースの営業職の年収や身に付くスキルについて、詳しく把握しています。詳細な情報を提供できるので、ぜひ相談してみてください。
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セールスフォースの営業に向いている人・向いていない人
同じ「セールスフォースの営業」でも、直販とパートナーで向いている人が分かれます。
ここではセールスフォースの営業を目指す人向けに、どちらが向いているのかを判断しやすいようのまとめてみました。
| 比較項目 | 直販営業(エンタープライズ) | パートナー営業(代理店向け) |
|---|---|---|
| 中心的な難しさ | 顧客の理想とシステムの現実の差を埋める | 代理店の優先順位を動かす |
| 向いている人 | 課題を構造で捉え、設計まで踏み込める人 | 人を動かす調整そのものを面白いと思える人 |
| 向いていない人 | 製品説明で商談を完結させたい人 | 自分の手で売り切りたい人 |
両方に共通して向いていないのは、次の2タイプです。
直販・パートナーに共通して向いていない人
- 固定給を前提に生活設計をしたい人
- 評価や進捗が見えない環境のほうが落ち着く人
どちらの営業に向いているか分からないまま応募するのが、1番もったいないです。実力があっても、合わない側に入れば評価されません。

セールスフォースの営業で、どちらが自分に向いているのかわからない場合は、転職のプロに客観的な意見をもらうのがおすすめです。
転職のプロは入社後の活躍も把握しているため、適性のある営業職はどちらなのかを助言してくれます。
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セールスフォースで生き残れる人の決定的な違い
生き残る人と半年で苦しくなる人の差は、能力ではなく前提の持ち方に出ます。
きつさを覚悟してセールスフォースに入社する人は、立ち上がりで数字が出なくても手を止めません。一方で年収の高さだけを見て入った人は、最初の停滞で向いていないと結論を出してしまいます。成果が出るまでの期間をどう設計できるかで、結果が変わります。
もう1つの分岐点が、直販とパートナーのどちらが自分に合うかを理解して入っているかどうかです。この2つは求められる力が違うため、合わない側に入ると実力があっても数字になりません。

私が見てきた中で伸びた人は、入社前に立ち上がりの期間を織り込んでいました。最初の数ヶ月で数字が出ないことを失敗と捉えないので、動きが止まりません。逆に年収だけで決めた人は、停滞した瞬間に転職の話に戻ってきます。
セールスフォースの営業への転職は難しい?失敗しないための選考対策
セールスフォースの転職難易度が高いと言われますが、ハードルの正体は経歴の華やかさではありません。実績の数字ではなく、なぜ勝てたのかを構造で語れるかが分かれ目になります。
内定を獲得するための選考対策は下記の3つが考えられます。
セールスフォースの営業の選考対策3つ
- 商談を段階に分けて言語化する:どこで受注が決まったかを特定して説明できる状態にする
- 成功例を複数並べる:1件では偶然と見られるため、共通する勝ち筋を示す
- 志望職種を決めて理由を語る:直販とパートナーのどちらかを選び、自分の適性で説明する
3つ目を飛ばして応募する人が多く、面接で志望職種の理解が浅いと判断されます。セールスフォースの営業職を希望する際の志望動機と例文は下記で詳しく解説します。
直販営業を志望する場合
直販営業(エンタープライズ)の志望動機を考える際には、自分の経験と、その職務特有の難しさをつなげて考えると良いです。難しさを理解していることが伝わるかどうかで通過率が変わります。
直販営業の志望動機の例文
前職では製造業向けに業務改善の提案を担当し、顧客の要望をそのまま実装するのではなく、業務フローごと見直す提案で受注につなげてきました。
セールスフォースの直販営業は、顧客の理想とシステムで実現できる範囲の差を埋める仕事だと理解しています。要望の裏側にある業務課題を設計に落とす経験を、エンタープライズ領域で活かしたいと考えています。
パートナー営業を志望する場合
パートナー営業では、自分が売った実績より他社の営業に動いてもらった経験が評価されます。代理店や協業先を巻き込んだ経験を軸にすると面接官の目を惹きやすいです。
パートナー営業の志望動機の例文
前職では代理店を通じた販売を担当し、自社商品を優先して扱ってもらうために、営業担当が使いやすい提案資料と勉強会を設計してきました。
パートナー営業は自分が売るのではなく代理店に動いてもらう仕事だと理解しています。相手の優先順位を変える働きかけを、SaaSの領域で広げたいと考えています。
例文はそのまま使わず、自分の実績に置き換えてください。なぜその職務を選んだのかを自分の言葉で説明できる状態にします。

踏み違えると合わない側で苦しみ、短期離職として経歴に残ります。年収の高さで判断しかけているなら、自分がどちらの営業に向いているかを確認するところから始めてください。SaaS業界を知るエージェントなら、適性の見立てから整理できます。
セールスフォースの
選考の傾向から対策
※よく質問される内容などから対策します
セールスフォースの営業に関するよくある質問
セールスフォースの営業職に関するよくある質問をまとめました。
セールスフォースの営業の離職率はどのくらいですか?
セールスフォースの職種別の離職率は公表されていません。ただ成果で評価する構造上、合わない人が早い段階で離れる傾向はあります。数字を探すより、自分がどちらの営業に向いているかを先に確認するほうが実務的です。
成績が悪いとクビ・解雇になるのですか?
成果で評価する会社に共通する構造で、セールスフォースの制度が特別に厳しいわけではありません。ただ成果が出ない期間が続くと立場が苦しくなるのは事実です。立ち上がりの期間をどう設計するかが実質的な対策になります。
英語力は必要ですか?
セールスフォースは募集職種によって求められる水準が変わります。グローバル企業のため社内資料や本社との連携で使う場面はありますが、必須かどうかは職種ごとに異なります。応募前に求人票の語学要件で確認するのが確実です。
未経験でもチャレンジできますか?
セールスフォースは無形商材の法人営業経験があるかどうかで難易度が変わります。まったくの営業未経験から直販のエンタープライズを狙うのは現実的ではありません。近い経験から段階を踏むほうが確実です。
激務でプライベートの時間は取れないのでしょうか?
セールスフォースは学び続ける前提が組み込まれているため、業務時間外にも一定の時間を使います。時間の使い方を自分で決めたい人には合いますが、完全に切り分けたい人には向きません。
セールスフォースへの転職を検討しているなら
セールスフォースへの転職は、IT業界でのキャリアアップを目指す人にとって大きなチャンスです。
しかし、高い競争率と厳しい選考を突破するには、業界特有の対策が不可欠です。
末永
セールスフォースの選考では、単なる営業スキルだけでなく、データ分析力、論理的思考力、そして成長意欲が重視されます。
特に中途採用では、なぜセールスフォースなのか、どのような価値を提供できるのかを明確に伝える必要があります。
業界知識やCRM市場への理解も選考では大きなアドバンテージになります。
弊社の すべらないキャリアエージェント は、IT業界・SaaS業界に特化した転職支援をおこなっており、セールスフォースをはじめとした外資系IT企業への転職実績、ノウハウも豊富です。
きつさの正体が構造だと分かれば、あとは自分がどちらの営業に向いているかだけです。ここを外さなければ、セールスフォースの営業は市場価値が大きく伸びる選択になります。判断に迷う段階でご相談ください。
ちゃんと企業研究をせずに選考を受けてませんか?
セールスフォースの傾向をもとに現状の課題を整理して今後の対策を明確にしましょう!
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