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ITコンサルのベンチャー一覧|主要10社の特徴と年収を比較

    ITコンサルのベンチャー企業が気になるものの、各社の違いが分からず比較しきれないと感じていませんか。

    この記事ではDirbatoやノースサンドなど主要10社の年収・特徴・設立年を一覧で比較しています。

    大手コンサルとの違いやメリット・デメリット、SIer・SESからの転職方法まで転職のプロが解説します。

末永雄大 この記事を書いた人

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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ITコンサルのベンチャーファーム主要10社一覧

ベンチャー系のITコンサルファームは2010年代以降に急増し、DX需要の拡大を追い風に成長を続けています。

ここでは主要10社を設立背景や強み領域ごとに分類して紹介します。

ベイカレント出身者が設立した急成長4社

ベンチャーコンサルの中でも特に注目されているのが、ベイカレント・コンサルティング出身者が立ち上げたファーム群です。

ベイカレントの営業力やプロジェクト推進のノウハウを受け継ぎながら、独自の成長戦略で急拡大しています。

企業名 設立年 売上高 従業員数 特徴
Dirbato(ディルバート) 2018年 約430億円 約1,445名 テクノロジー×コンサルのDX支援
ノースサンド 2015年 164億円 1,646名 「人」を大切にする社風
ビジョン・コンサルティング 2014年 非公開 1,000名超 グローバル展開に積極的
ライズ・コンサルティンググループ 2012年 非公開 非公開 東証グロース上場。現場密着型

出典:各社公式サイト・有価証券報告書(2025年3月期〜2026年4月時点)

末永雄大 末永

ベイカレント出身者が設立したファームは営業力が強く、案件を安定的に獲得できている点が共通しています。


ファーム選びでは案件の安定性も重要な判断材料ですよ。

ベイカレント・コンサルティングの詳しい転職情報は以下の記事で解説しています。

DX・新規事業に特化したベンチャーファーム

ベイカレント系以外にも、DXや新規事業領域に特化したベンチャーファームが存在します。

大手コンサルとは異なるアプローチで差別化を図っているのが特徴です。

企業名 設立年 推定平均年収 特徴
イグニション・ポイント 2014年 約700万円 コンサル+イノベーション+投資の3軸
INTLOOP(イントループ) 2005年 約629万円 フリーランス活用のハイブリッド型
シグマクシス 2008年 約1,134万円 東証プライム上場。DX戦略に強み

出典:各社有価証券報告書・OpenWork(2026年4月時点)

イグニション・ポイントはクライアントの新規事業創出に伴走するだけでなく、自らも投資を通じて事業を生み出しているユニークなモデルです。

INTLOOPはフリーランスのITコンサルタントを活用したハイブリッドモデルが特徴で、東証グロース市場に上場しています。

シグマクシスは独立系コンサルファームとして東証プライムに上場しており、経営基盤の安定感とベンチャーの機動力を兼ね備えています。

その他の注目ベンチャーコンサル

上記以外にも、特定の技術領域に強みを持つベンチャーコンサルが台頭しています。

WorkX(ワークエックス)は2018年設立で、AI・データ活用を軸にしたコンサルティングを展開しています。

プロジェクトホールディングスは2016年設立で、プロジェクトマネジメントの知見をベースにクライアント企業のデジタル変革を上流から支援しています。

フューチャーアーキテクトはフューチャーグループの中核企業で、IT戦略の立案からシステム構築まで一貫して手がけるスタイルに定評があります。

末永雄大 末永

ベンチャーファームは各社の強み領域がはっきり分かれています。


「どの技術領域で市場価値を高めたいか」から逆算してファームを選ぶとミスマッチを防げます。

ITベンチャー企業への転職全般について知りたい人は以下の記事もあわせてご覧ください。

ベンチャーコンサルと大手コンサルの違い

ベンチャーコンサルと大手コンサルの違いは、年収・案件・昇進スピードの3つの軸で整理すると分かりやすいです。

ここでは具体的なデータをもとに両者の違いを比較していきます。

年収の違い|職位別に比較

ベンチャーコンサルは同じ職位で比べると大手より100万〜200万円ほど低い傾向にあります。

職位 大手コンサル ベンチャーコンサル 差額
コンサルタント 600万〜700万円 〜600万円 100万〜200万円
シニアコンサルタント 700万〜1,000万円 〜900万円 100万〜200万円
マネージャー 1,000万〜1,300万円 900万〜1,200万円 100万円前後
シニアマネージャー 1,300万〜1,700万円 1,200万〜1,500万円 100万〜200万円
ディレクター・パートナー 1,700万円〜 1,500万円〜 200万円前後

出典:AXISインサイトの調査データをもとに作成

ただしベンチャーファームは昇進が2〜3年早いため、生涯年収で見ると差が縮まるケースもあります。

末永雄大 末永

同職位での年収だけで判断すると見誤ります。


昇進スピードや担当する案件の幅も含めて比較検討することをおすすめします。

ベイカレント・コンサルティングの年収や賞与の詳細は以下で解説しています。

案件の違い|大手案件 vs 専門特化

大手ファームはグローバル企業や大企業を主要クライアントとし、数十億〜数百億円規模の大型プロジェクトを手がけることが多いです。

チーム規模も大きく、1つのプロジェクトに数十名のコンサルタントが参画するケースもあります。

一方でベンチャーファームは中堅企業や成長企業のDX案件が中心で、1人のコンサルタントが担当する範囲が広いのが特徴です。

プロジェクトリーダーを任されるタイミングも早く、複数案件を並行して担当することもあります。

大きな組織の一員として専門性を深めたいなら大手が向いており、裁量を持って幅広い経験を積みたいならベンチャーがフィットします。

昇進スピードと評価制度の違い

大手ファームではコンサルタントからマネージャーに昇進するまでに平均5〜8年かかるのが一般的です。

評価制度は整っている一方で、昇進枠が限られており優秀でも順番待ちになるケースがあります。

ベンチャーファームでは成果主義が徹底されており、2〜3年でマネージャーに昇進する事例も珍しくありません

年功序列の要素がなく、成果を出せばそのまま評価と昇進に反映される仕組みです。

ただし裏を返せば成果を出し続けなければポジションが上がらない厳しさもあるため、評価制度の実態はファームごとに転職前に入念に確認しておくことが大切です。

末永雄大 末永

昇進スピードや評価制度の実態は求人票だけでは分かりません。


実際にそのファームへの転職支援実績があるアドバイザーに聞くのが確実です。

下流工程ばかりで成長実感がないなら、今の技術力を上流の課題解決力に転換するキャリア設計から始めてみてください。

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ベンチャーコンサルのメリット・デメリット

ベンチャーコンサルへの転職を検討するうえで、メリットとデメリットの両面を把握しておくことは欠かせません。

ここでは具体的に整理した上で「やめとけ」と言われる理由についても踏み込みます。

ベンチャーコンサルの5つのメリット

ベンチャーコンサルで働くメリットは大きく5つあります。

ベンチャーコンサルの5つのメリット

  • 裁量が大きく成長スピードが速い

  • 昇進が早い(大手より2〜3年早い)

  • 経営層と近い距離で働ける

  • 幅広い業務を経験できる

  • 組織づくりに参加できる

少人数体制で動くプロジェクトが多いため、入社1〜2年目からクライアントに直接提案する機会があり、経験値の蓄積ペースが速いです。

経営層との距離が近く、代表や役員と日常的にコミュニケーションを取れる環境が多いのもベンチャーファームならではの特徴です。

戦略立案からシステム導入支援まで一気通貫で関わるケースもあり、大手のように担当領域が細分化されていない分、幅広い経験を積めます。

末永雄大 末永

ベンチャーコンサルで得られる経験は転職市場で高く評価されます。


特に裁量の大きさと経験の幅は将来のキャリアの選択肢を広げる大きな強みになりますよ。

ベンチャーコンサルの4つのデメリット

メリットの裏返しとしてデメリットも把握しておく必要があります。

ベンチャーコンサルの4つのデメリット

  • 同じ職位では大手より年収がやや低い

  • 業務負荷が高い(1人で複数案件を担当するケースも)

  • 研修制度が手薄で自走力が求められる

  • 知名度が低くクライアント獲得で苦労するケースがある

前章で紹介した通り、同じ職位で比較すると100万〜200万円程度の年収差があります。

昇進スピードで補える可能性はあるものの、短期的には年収ダウンになるケースもある点は理解しておく必要があります。

少人数で案件を回すため1人あたりの業務量が多くなりがちで、タイムマネジメント力が問われます。

体系的な研修プログラムが整備されていないファームも多く、自分から学びに行く姿勢が求められる環境です。

「ベンチャーコンサルはやめとけ」と言われる理由

「ベンチャーコンサルはやめとけ」という声はデメリットが複合的に重なった時に出てくるものです。

特に多いのが「研修がなく放置された」「業務量が多すぎて体力的にきつかった」「ネームバリューがなくて転職時に説明が大変だった」という声です。

これらは実際に起こりうるリスクであり、軽視するべきではありません。

ただしこうした環境が「自分を成長させてくれた」と振り返る人がいるのも事実です。

重要なのは「やめとけ」という声を鵜呑みにするのではなく、自分のキャリアの軸に照らして合うかどうかを判断することです。

末永雄大 末永

ベンチャーと大手のどちらが合うか判断がつかない場合は、両方の選択肢を並べて比較するところから始めてみてください。


1人で考え込むよりプロに相談した方が選択肢が広がりますよ。

もし大手ファームの選考に不安があるなら、ベンチャーコンサルも含めた複数のキャリアパスを整理するところから始めてみてください。

ITコンサル転職に精通したすべらないキャリアエージェントなら複数ファームの比較検討をサポートできます。

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ITコンサルタントへの転職を未経験から目指す方法は以下の記事で詳しく解説しています。

SIer・SESからベンチャーコンサルに転職する方法

SIerやSESからベンチャーコンサルへの転職は、実は相性が良い組み合わせです。

ここではベンチャーコンサルが求める人材像から、失敗しないファーム選びの基準、その先のキャリアパスまで解説します。

ベンチャーコンサルが求める人材像

ベンチャーコンサルが中途採用で重視するのは技術力・自走力・クライアント折衝経験の3点です。

技術力はITコンサルとして最低限の基盤になります。

システム開発の上流工程(要件定義・基本設計)の経験やクラウド・データ分析などの技術トレンドへの理解があると評価されやすいです。

自走力はベンチャー特有の要件で、研修や指導体制が十分でない環境で自ら課題を見つけて解決策を実行に移せる力が問われます。

SIerでPLやPMの経験がある人はこの自走力を具体的に示しやすいです。

クライアント折衝経験は、コンサルタントの仕事の核です。

SIerで顧客との要件調整や提案活動を経験した人はそのままコンサル業務に活かせる強みになります。

末永雄大 末永

SIerやSESからコンサルへの転職では「自分の経験をコンサルの言葉に翻訳する」ことが重要です。


経験の中身は十分でも伝え方次第で選考の結果は大きく変わりますよ。

SIerからの転職を検討している人は以下の記事もあわせてご覧ください。

コンサル未経験から転職する方法は以下で解説しています。

転職で失敗しないファーム選びの3つの基準

ベンチャーコンサルはファームごとの特色が大きいため、選び方を間違えるとミスマッチが起きやすいです。

ファーム選びの3つの基準

  • 案件の質(クライアントと直接契約して上流から支援しているか)

  • 評価制度の透明性(昇進基準や評価プロセスが明確か)

  • ポストコンサルの実績(卒業生がどんなキャリアに進んでいるか)

二次請け・三次請けの案件が大半を占めるファームも存在するため、案件のポートフォリオは面接時に必ず確認しておきましょう。

ポストコンサルの実績は、そのファームで得られる経験の質を反映しています

事業会社の経営幹部やスタートアップのCxOに転身した卒業生がいるファームは、市場価値を高められる環境である可能性が高いです。

末永雄大 末永

ファーム選びでは「3年後にどんなスキルが手に入るか」から逆算して判断するのがおすすめです。


目先の年収や知名度だけで選ぶとキャリアの方向性がブレやすくなります。

SIerから転職したい人向けにおすすめの職種と企業の選び方を以下の記事で解説しています。

ベンチャーコンサルの先にあるキャリアパス

ベンチャーコンサルで3〜5年の経験を積んだ後のキャリアパスは大きく4つに分かれます。

1つ目は事業会社のCxO(経営幹部)で、DXや事業変革のプロジェクトを複数経験していると事業会社側からCDOやCIO候補として声がかかるケースがあります。

2つ目は起業で、ベンチャーコンサルで経営に近い経験を積んだ人はコンサル時代のクライアントネットワークや業界知見を足がかりに独立するケースが比較的多いです。

3つ目はBig4や大手総合系ファームへのステップアップで、ベンチャーでマネージャー以上の実績を積んだ上でシニアポジションに転職するルートです。

4つ目はフリーランスのITコンサルタントです。

ベンチャーコンサルで培った自走力と幅広い経験はフリーランスとして独立する際の大きな強みになります。

末永雄大 末永

ベンチャーコンサルはキャリアのゴールではなく市場価値を高めるステップとして活用するのが賢い選択です。


今の技術力をどう活かすかプロと一緒に戦略を立ててみてください。

ここまで見てきた通り、ベンチャーコンサルへの転職はファーム選びが成否を分けます。

自分の技術領域に合ったファームの選び方を相談してみてください。

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ITコンサルタントにおすすめの転職エージェントの比較は以下の記事で詳しく解説しています。

ポストコンサルに強い転職エージェントは以下で紹介しています。

ITコンサルのベンチャーに関するよくある質問

ベンチャーコンサルは未経験でも転職できますか?

コンサル未経験でも転職は可能で、特に25〜28歳でIT業界の実務経験が2〜3年以上ある人はベンチャーファームからのニーズが高いです。

ポテンシャル採用枠が中心になるため早めに動くことが重要です。

ベンチャーコンサルの年収は大手より低いですか?

同じ職位で比較すると100万〜200万円ほど低い傾向にあります。

ただしベンチャーは昇進スピードが2〜3年早いため、30代前半でマネージャーに到達すると大手の同年齢よりも年収が高くなるケースがあります。

ベンチャーコンサルから大手ファームに転職できますか?

マネージャー以上の実績を積んでいれば、Big4や大手総合系ファームへの転職は十分に可能です。

ベンチャーで幅広い経験を積んだ人材は大手からも評価されやすいです。

SIerからベンチャーコンサルへの転職で年収は上がりますか?

PLやPMの経験がある人は年収アップの可能性が高いです。

SIerで年収500万〜600万円台だった人がシニアコンサルタントとして700万〜900万円に上がるケースは珍しくありません。

ベンチャーコンサルの残業時間はどれくらいですか?

プロジェクトの繁閑によりますが月40〜60時間程度が目安です。

繁忙期には80時間を超えることもあります。

少人数で案件を回す分、1人あたりの業務範囲が広いのが特徴です。

まとめ|ベンチャーコンサルは「成長環境」で選ぶ

ベンチャー系のITコンサルファームはDirbatoやノースサンドをはじめ、それぞれ異なる強みを持ちながら急成長を続けています。

大手コンサルと比べると同職位での年収はやや低いものの、昇進スピードの速さ・裁量の大きさ・幅広い経験を通じて市場価値を効率的に高められる環境です。

ファーム選びで最も大切なのは「3年後にどんなスキルと経験が手に入るか」から逆算することです。

案件の質・評価制度の透明性・ポストコンサルの実績の3つを基準に比較検討すると、自分に合ったファームが見えてきます。

SIerやSESでの経験はベンチャーコンサル転職において大きな武器になります。

自分の技術力やプロジェクト経験がどのファームでどう評価されるのか、まずはプロに相談してみるのが最初の一歩です。

末永雄大 末永

ベンチャーコンサルへの転職は情報収集の質がそのまま結果に直結します。


入社後半年以内の退職率1.5%以下の実績が示す通り、キャリアの軸から逆算した転職はミスマッチが起きにくくなります。


気になるファームがあればまずは業界に詳しいアドバイザーに相談してみてください。

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すべらないキャリアエージェントについてさらに詳しく知りたい人は以下の記事もあわせてご覧ください。

コンサル業界に強い転職エージェントの比較は以下の記事でまとめています。

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