東レに転職するには?面接難易度や年収・ボーナスについて徹底解説!
東レへの転職を考えているけれど、企業名だけ知っていて、どういったことをしている会社なのかわからないという人は結構多いのではないでしょうか?
今回は、東レに転職したい人向けに、面接難易度や気になる年収について解説します!
東レに転職できる人の特徴
東レでは、東レの理念に共感し、素材で世の中を変え、世界を舞台に活躍したい人を求めています。
東レの理念とは、進化・発展を続けていくために、社員が新しい東レを創出する気概を持ってイノベーションに挑戦していくことです。
素材のイノベーションなくして、魅力的な製品は生まれないという考えです。
研究・技術開発によって、常に世界に先駆け、新しい先端材料・先端技術を開発・事業化し、社会を本質的に変えて社会貢献していくことを目指しており、この考えに共感できる人が転職できます。
職種別で求められること
東レの職種は、大きく分けると以下の2点になります。
- 事務職
- 技術職
事務職の社員には、あらゆる市場の未来を見据え、自らの発信力をもって、技術を社会の価値に変えていくことが求められます。
技術職の社員は、時代の流れや社会のニーズを踏まえ、素材のイノベーションに向き合うことが求められます。
東レのキャリア採用
東レでは、中途を積極的にキャリア採用しています。
東レで募集されている職種は以下の通りです。
- 営業職
- スタッフ職
- 研究・技術開発職
- 工務・エンジニアリング職
- システムエンジニアリング職
入社後のプロセスは、まず前職のキャリアを活かし、即戦力として活躍できる環境で働けるようになっています。
東レには「ジョブローテーション制度」があり、異動希望や将来の希望職などを自己申告する機会が設けられます。
その自己申告により、社内で総合的に判断して、担当部門や職種を配置しています。
キャリア採用の詳細については、東レのコーポレートサイトを参考にしてください。
また、東レにはグループ会社がたくさんあり、国内だけでなく海外にも事業拠点があります。
グループ会社についても、東レのコーポレートサイトを参考にしてください。
東レのキャリア採用に応募するためには
東レの求人はコーポレートサイトからでもエントリーできますが、転職成功率を高めたいのなら、転職エージェントの利用をおすすめします。
東レのような大手素材メーカーは、転職者に人気があるので応募が殺到してしまい、結果として書類選考であっさりとお見送りになってしまうケースが非常に多いです。
しかし、転職エージェント経由で応募すれば、キャリアアドバイザーが応募書類では伝えきれない魅力を直接人事へ伝えてくれるので、書類選考通過率が上がる傾向にあります。
また、大手転職エージェントでは東レの非公開求人を保有している可能性があります。このような非公開求人は、転職エージェントに登録しないと応募どころか、存在を知ることすらできません。
そこで、筆者が登録をおすすめする大手転職エージェントを3社紹介します。
おすすめの転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No.1!転職者の8割が利用している定番エージェント -
doda
利用者満足度No.1!求人のマッチングに定評あり -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の求人が多数
また、転職するべきか迷っている人は、東レのような大手企業から直接スカウトされる可能性があるビズリーチに登録するのがおすすめです。
未経験だけどどうしても東レで働きたいという人は
先ほども申し上げたように、人気企業である東レには多くの応募が殺到し、難易度が高くなりがちです。
経験やスキルに自信がないけれど、どうしても東レで働きたい!という人は、「期間従業員」や「派遣従業員」からチャレンジして東レの正社員登用制度を利用してキャリアアップするという方法がおすすめです。
未経験から大手メーカーの社員として働くことができますし、期間満了や契約更新のタイミングで賞与やボーナスが支給されるため収入も安定するほか、寮・社宅完備で安心して就業できる環境が整っています。
東レの面接難易度
東レの面接はフランクで、リラックスした雰囲気の中進みますが、答えるのに少し戸惑ってしまうような質問が多いです。
面接での質問例
- この会社で何がしたいのか?
- 全力で勤められるか?
- 前職の退職理由
- 高校時代の部活について
- 前職でどのように活躍したか
- どんな人と働きたいか?
面接に対して苦手意識のある人は、以下の記事を読んでしっかりと対策しておくことをおすすめします。
加えて、面接官に響く志望動機の考え方についても、しっかりと対策しておきましょう。
選考フロー
東レの選考フローは以下の通りです。
応募(Webエントリー)
↓
書類選考
↓
一次面接
↓
二次面接
↓
内定
選考フローに関しては、他の企業とあまり大差ないです。
とはいえ、大手企業なので倍率が高く、書類選考でお見送りになってしまうこともあります。
面接に進むためにも、履歴書・職務経歴書はしっかり作成するようにしましょう。
履歴書や職務経歴書だけで採用担当者にアピールする方法は、以下の記事を参考にしてください。
東レの年収・給与相場
東レの平均年収は、約600〜700万円となっています。
福利厚生と賞与が手厚いので、基本給は旭化成などの他素材メーカーよりも少ないと感じている社員が多いです。
また、東レでは社員のランクによって給与形態が変わってきます。
給与制度のランクが1〜5格まであり、基本的には年功序列なので係長クラスまでの社員は、長く働いていれば5格までエスカレーターで昇格できます。
ちなみに管理職のランクは、5格以上になります。
気になる賞与(ボーナス)は約5.5ヶ月分となっており、他の企業よりも多めです。
東レの福利厚生
東レは、福利厚生の充実に努めているので「福利厚生が手厚い」と、社員からよく声が上がる企業です。
福利厚生は以下の通りとなっています。
- 東レスマイルサポートプラン
- WELBOX
- 早帰りデー
- 計画的年休の取得推進・年休取得奨励日・計画的年休付与日の設定
- くるみんマークの取得
- 出産・育児支援制度
- 介護支援制度
社員の健康維持と心身のリフレッシュを目的に、全国各地の宿泊・保養施設と提携したり、テニス・野球・サッカー・華道などの、スポーツや趣味のクラブ活動も会社の支援制度を活用できます。
社宅や寮を全国に完備しており、人生をサポートする各種制度も充実しています。
東レの評判
東レで働いている人に、実際働いてみてどうなのか?という評判を聞いてみました。
出産や育児に関する制度が整っていて、制度をどんどん活用していく風土なので、結婚・出産・育児など、女性ならではのイベントがあっても会社を退社する人は少ないです。
また、制度を利用することによって、今後どういう働き方になっていくのか?という点を、女性社員同士で勉強会が実施されるので、長期で休暇を取ったあとの復帰も心配ないです。
年功序列なので、いくら評価が高くても給料は変化しません。
半期に1回の成果報告で昇給やボーナスには反映されますが、給与形態のランクが決まっているので大きく反映はされません。
自分の成果を給料に反映してほしい!という条件が強い人には合わないかもしれないですね。
「女性が働きやすい環境」とは言うものの、実際には古い企業なので、男性が得をしているなと感じることは正直あります。
私は営業職をしているのですが、女だからというだけで正当に評価されないということもありました。
実際、営業職として定着している女性は1人いるかいないか…といった感じで、ほとんどは5年以内に退社しています。
東レって何をしている会社?
東レは、トップクラスシェアを誇る、繊維業界のリーディングカンパニーです。
企業CMなどでも、一般層に知名度がある有名大手企業です。
東レでは、以下のようなサービスを展開しています。
- 繊維
- 機能化成品
- 炭素繊維複合材料
- 環境・エンジニアリング
- ライフサイエンス
東レグループは、有機合成化学・高分子化学・バイオテクノロジー・ナノテクノロジーといった4つのコア技術の深化と融合によってイノベーションを追求しています。
社会の発展と環境の保全・調和に積極的な役割を果たすとともに、先端技術のトップを目指しています。
東レの直近の業績
直近5年の売上高を見ると、2017年に若干の停滞は見られるものの、右肩上がりの業績となっています。
年 / 月 | 売上高 |
---|---|
2015 / 3 | 20,107億円 |
2016 / 3 | 21,044億円 |
2017 / 3 | 20,265億円 |
2018 / 3 | 22,049億円 |
2019 / 3 | 23,888億円 |
東レの経営ビジョンと経営課題・将来性
2020年まで継続していく長期経営ビジョンを策定し、成長分野と成長国・地域での事業拡大を柱とする成長戦略を実行しています。
現状、世界トップクラスの技術と売上で世界市場で存在感を示しており、安定志向による堅実な経営方針で売り上げが急激に減少することは考えにくい状況です。
また、世界各地に拠点がありグローバルな展開をしているため、日本市場に依存していないところも評価されています。
しかし、安定志向であるがゆえの変化を受け入れない体質があるようです。
意思決定も遅く、製品など、小さい単位ではベンチャーなどに出し抜かれる懸念があるというところが課題です。
東レへの転職を成功させるコツ!
新規プロジェクトに関する求人や管理職を募集する求人などは、コーポレートサイトには掲載されず、転職エージェントに非公開求人として依頼されている可能性が高いです。
また、転職エージェントでは転職のノウハウを持ったキャリアアドバイザーが、履歴書・職務経歴書に関するアドバイス、面接対策などをサポートしてくれます。
ただ、サポートの質はキャリアアドバイザーの経験やスキルによって変わってくるので、大手転職エージェントの中から2〜3社、特化型転職エージェントの中から1社程度、複数登録し、直接会ってみた上で1番相性が良いところを選ぶと転職を成功させやすいです!
そこで転職のプロである筆者がおすすめの転職エージェントをいくつか紹介します。気になるものがあれば、ぜひ登録してみてください!
大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント
大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。
業界No.1!転職者の8割が利用している
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ポイント
- 求人数が業界No.1!人気企業・大手企業の非公開求人を多数保有
- 数の強みを活かした幅広い業界・職種の提案が可能
- たくさんの求人の中から比較検討できる
CMでおなじみ!転職者満足度No1!
豊富な求人数に加えて、専任アドバイザーの手厚いサポートが強み
ポイント
- リクルートと並ぶ、実績豊富な国内最大級の転職エージェント
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20代の登録者数No.1!
20〜30代前半・第二新卒向けの非公開求人を多数保有
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- 新卒サイトNo.1のマイナビが運営。若手層を採用したい企業とのコネクションが豊富
- 営業、メーカー、金融、ITなどの転職支援に強み
- 20〜30代など若手層の転職サポート・アドバイスの手厚さに定評あり
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ハイクラス求人は全体的に少ないため網羅するためにも、転職サイトと転職エージェントは両方に登録しておくのがオススメです。
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