26歳フリーターは就職しないとダメ?将来必要な貯蓄額から読み解く!

26歳フリーターは就職しないとダメ?将来必要な貯蓄額から読み解く!

    26歳でフリーターって就職しないとダメ?将来考えたらやっぱりアルバイトのままはダメ?と不安な人のために、おすすめの職種を紹介します!

    結婚・老後についてや、気をつけることについても解説します。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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26歳フリーターは今すぐ就職活動を始めよう!

26歳で現在フリーターの人は、今すぐ就職活動を始めたほうが良いです。

「まだ26歳だし大丈夫!」と思う人が多いですが、年齢が上がれば上がるほど採用してくれる会社が減っていき、周りで正社員をしている同世代との差も少しずつ感じてくるのではないかと思います。

また、金銭面も安定せず、肉体的な衰えも出てくるので、20代前半のときのような無理をするのも難しくなってきます。

金銭面・肉体面で安定したいなら、フリーターではなく、正社員として働くことをおすすめします。

フリーターのままだと結婚・老後が不安

フリーターのままでいると、結婚できるのか?老後はどうなるのか?と不安を抱えている人が多いかと思います。

結婚と老後に分けて、以下の順に解説していきます。

結婚や子育てには莫大なお金がかかる

結婚や子育てをするとなると、かなりお金がかかります。

なんとなく「お金がかかる」ということは理解していると思いますが、どれくらいかかるか?というはっきりした金額はわからないと思いますので、以下の表を参考にしてください。

金額
結婚にかかる費用 約500万円
新生活に必要な費用 約100万円以上
子供1人の養育費 国公立:約2500万円以上
私立:約5000万円以上
住宅を購入する費用 新築で平均4500万円ほど

表を見てわかるように、フリーターの稼ぎではとても生活していけない金額です。

フリーターのまま結婚をしたら、常に節約をし、贅沢がなかなかできない生活を強いられることになります。

結婚・子育てにかかるお金について詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。

老後の生活に必要な貯金額は2500〜4500万円

フリーターが老後のために貯金しないといけない金額は、厚生年金に加入しているかどうかで、老後に支給される年金の額が大きく変わってきます。

具体的にどのぐらい貯金をするべきなのかを、厚生年金にも加入している場合と国民年金のみに加入している場合に分けて、以下で紹介をします。

60歳で定年を迎え、老後を20年と想定した場合

  • 厚生年金にも加入している場合→約2500万円
  • 国民年金のみ加入している場合→約4500万円

貯金しないといけない額が2000万円も違うので、フリーターでも老後のことを考えて厚生年金に加入しておくと良いでしょう。

フリーターの老後や、年金についてまとめたものがありますので、以下の記事を参考にしてください。

26歳フリーターが就職するなら無形商材の法人営業がおすすめ

26歳フリーターにおすすめしたい仕事は、無形商材の法人営業です。

無形商材とは「形のない商材・サービスを扱う職種」のことで、法人営業とは「個人ではなく、企業に対して商品・サービスを売り込む営業職」のことです。

具合的にどのような業界があるのか、以下でご紹介します。

無形商材を扱う業界

  • IT・WEB業界
    仕事内容:企業向け会計サービスを企業に売り込み、顧客のWebサイトに関する悩みを聞く

  • コンサル業界
    仕事内容:顧客の業務フローを分析、生産効率向上のための改善策を立案・実行・サポート

  • 金融業界
    仕事内容:企業が抱えるリスクを分析、現状の保険の見直しや最適な運用プランの提案

  • 広告業界
    仕事内容:様々な媒体を組み合わせて、効率よく集客できる広告運用プランを提案、運用代行

  • 人材業界
    仕事内容:人材紹介会社(転職エージェントなど)で企業から求める人材要件を聞く

営業職は、ビジネスの基本が詰まっており、工夫や努力次第で応用的なスキルが身に付きます。

また、営業で身につけたスキルは、転職やキャリアアップにおいて非常に役に立ちます。

しかし、営業職はブラックなのではないか?と思う人が多い職種でもあります。

営業とは言っても、色々な種類があるので「営業はブラックだ」と一括りにはできません。

営業職の中でも激務になりやすい職種を知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。

就職経験のある人は同じ職種がおすすめ

1度でも就職経験がある人は、同業界・同職種で転職することをおすすめします。

理由としては、ブランクがあるとはいえ経験やスキルはあるので、未経験の人よりも年収を上げやすい傾向にあるからです。

とくに、3〜5年くらい経験があれば、年収が上がる可能性が高いと言えます。

26歳フリーターが就職する際に気をつけたほうが良いこと

ぶっちゃけ、20代前半のときよりも「仕事を選ぶ」というのは難しくなります。

20代後半は経験やスキルを見られるので、20代前半のときのようにポテンシャルで採用されることも難しくなってきます。

また、大手企業への就職を狙う人もいますが、大手は高学歴で何らかの理由により就職活動ができなかった人でないと内定をもらうのは厳しいです。

狙い目は、大手企業よりも中小企業なので、これらの企業にも積極的に面接を受けに行くと良いです。

26歳フリーターに利用をおすすめしたい就職支援サービス

フリーターに利用をおすすめしたい就職支援サービスを、以下の早見表でまとめました。

求人の質 求人の量 サポート
エージェント
ハローワーク
求人サイト ×

ハローワークや求人サイトは、実際に利用したことがあるという人が多いと思いますが、実は26歳なら就職エージェントを使ったほうが良いです。

とくにフリーターの支援に特化した就職エージェントを利用すると、就職を成功させやすいです。でも、就職エージェントって何よ?と思う人も多いので、どのようなサポートをしてくれるのか以下で紹介します。

エージェントのサポート内容

  • ブラック企業を徹底排除した求人を紹介してくれる
  • 将来のキャリアプランの相談・アドバイス
  • 履歴書・職務経歴書のアドバイス
  • 面接対策
  • 応募企業とのスケジュール調整など
  • マナー講座など各種講座を開催

上記のような就職に関わるあらゆることを無料でサポートしてくれます。求人サイトやハローワークでも就職することはできますが、多数のフリーターを正社員にしてきた実績を持つ就職エージェントの支援があるのとないのとでは難易度が違ってきます。

なぜなら、フリーターの就職に強いエージェントは徹底したサポートはもちろんのこと、経歴やスキルよりもやる気とポテンシャルで人材を採用している企業の求人を取り扱っているため、安心して紹介を受けることができます。

そこで筆者が26歳フリーターにおすすめの就職エージェントをいくつかご紹介します。エージェントによって、サービス内容が異なるので、2〜3社に複数登録し、自分と1番合うエージェントと一緒に就活を進めて行くと良いでしょう。

既卒・正社員経験が少ない人向けの転職エージェント

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大手エージェントと合わせて登録しておきましょう。

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就職に向けて準備しておくべき3項目

就職活動をしようと言われても何から始めるべきか不安ですし、わからないものですよね。

交通費とか就活の時間をどう確保すべきかなど悩みもあるかと思います。そこで就職に向けて準備しておくべきポイントを以下にまとめてみました。

上記の3つについて、次で詳しく解説していきたいと思います。

就活のできる環境を整える

フリーターが就活をする場合、多くの人が働きながら同時並行ですることになると思います。

面接や移動時間を合わせると一日使うことも珍しくありませんし、思ったよりもスーツや交通費など費用も掛かります。

就活を始めるにあたって、今のアルバイト先と話をしておく、やめてから始めるなど時間的な融通が利くようにしておくことが必須です。

ある程度の資金を作っておくことも忘れずにしておきましょう。

履歴書・職務経歴書の作成

フリーターの場合、アルバイト歴を履歴書・職務経歴書に書いて良いんです。例えば、応募先の業務内容に繋げられる経験ならアピールしたほうが良いでしょう。

また、その際には「株式会社●● 入社(アルバイト)」と、一目で見てわかるようにするのが丁寧です。

フリーターの履歴書・職務経歴書の書き方について、以下の記事で詳しく解説しています。こちらもぜひご覧になってみてください!

面接に向けての対策

フリーターが面接に向けて対策しておきたいのは、「なぜフリーターになったのか」という原因を明確にしておくことです。

同時に面接官は「正社員として働く覚悟があるのか?」という部分もチェックしています。そのため、質問をされて迷ったり消極的な姿勢を見せたりすると、お見送りにされてしまう可能性があります。

他にも「なぜ辞めたのか?」「なぜこの会社に応募したのか?」という質問に答えられるようにしておくのも重要なポイントだと言えます。

効率的に分析をするなら、企業側がどんな質問をしてくるのか把握した上で分析するのが良いですよ。

フリーターの就職に役立つ関連記事

フリーターの就職に関する記事を以下にまとめておきましたので、合わせてご覧になってください。

  

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