フリーターのままだとやばい!問題点や就職する方法を解説!
フリーターのままでいるとやばい8つの理由や、年齢が上がるほど正社員に就職しにくいことについて解説します。
また、フリーターから抜け出す方法や正社員との違いなども合わせてご紹介します!
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相談者
このようにフリーターで居続けることに不安を抱えている人も多いのではないでしょうか?
自分の年齢でフリータのままだとやばいのか、今後このままフリーターを続けていたらどうなるのかな?と悩んでいる人もいますよね。
そこで今回は10年以上キャリア支援をしてきた私が、フリーターのままだとやばいことをはじめ、リアルな情報を解説していきます。
この記事でわかること
・年齢を重ねるとフリーターから抜け出しにくくなる
・フリーターから抜け出したいなら就職エージェントがおすすめ
フリーターのままだとやばい理由8選
フリーターのままだと時間的に自由ですし、仕事に対する責任も比較的に軽いなどメリットがありますよね。ただ、その逆でデメリットもあります。
そこで、フリーターのままだとやばい理由を以下にまとめて挙げてみました。
- 雇用が安定しない
- 昇給やボーナスがない
- キャリアアップできる機会が少ない
- 福利厚生が充実していない
- 社会的信用が低い
- 年齢を重ねるにつれて体力的に辛くなる
- 正社員で働いている友人と比べて劣等感を感じやすくなる
- フリーター期間が長引くと正社員採用されにくくなる
フリーターで収入を安定させるために掛け持ちを考えている人もいるかもしれませんが、正社員として1つの会社に勤めるほうが良いと言えますね。
確かに現時点では掛け持ちしたほうが正社員よりも収入が増えるかもしれませんが、それぞれの職場に馴染む努力が必要になります。さらに、アルバイトは昇給しづらいため、おすすめはしません。
とはいえ、フリーターと正社員のどちらが得で楽なのか、自分の価値観や人生に何を求めるのかによって変わってくると思います。一概に正社員が良いとは言えないので、今一度改めて考えてみましょう。
金銭面を考えるとフリーターのままはやばい
フリーターのままだとやばいのは、やはり金銭面の部分が大きいからですね。フリーターは時給制のため収入が不安定かつ少ないので、今後の生活を安定させることが難しいと言えます。
実際に独立行政法人労働政策研究・研修機構の「ユースフル労働統計2020」を見てみると、正社員の平均生涯賃金は約2億円、フリーターの平均生涯賃金は約1.2億円となっています。
そして、総務省統計局の「家計調査年報(家計収支編)2020年(令和2年)」によると、1人暮らしの65歳までの生活費は約7,740万円かかるというデータが出ています。
1人暮らしの生活費の計算方法
- 15万円(月の平均生活費)×12ヶ月×43年(22歳〜65歳)=7740万円
また、老後20年としたとき、国民年金以外に厚生年金にも加入しているかどうかで必要なお金は変わりますが、およそ2,500万円〜4,000万円かかります。そうなると、手元に残るお金がほとんどなく、常に余裕のない状態になってしまいます。
もし、すでに正社員を考えているなら、就職エージェントや就職サイトを利用して早めに就活したほうが良いでしょう。
フリーターだと結婚や子育ては難しい
フリーターの場合は1人暮らしをするのもギリギリなので、結婚や育児となるとさらに金銭的な負担が大きくなります。そのため、結婚をしたくてもできないこともあるんです。
実際に文部科学省やリクルートマーケティングパートナーズなどの資料を参考に、結婚にかかる費用や子供の養育費を以下にまとめてみました。
中には最新の情報がなかったものもあるので、あくまでも参考程度にして頂けますと幸いです。
結婚にかかる費用 | 363.3万円 |
---|---|
新生活に必要な費用 | 72.3万円 |
子供1人の養育費 | オール公立:約541万円 オール私立:約2,000万円 |
住宅購入する費用 | 土地付注文住宅:4,200万円台 建売住宅:3,400万円 マンション:4,500万円台 中古戸建:2,500万円台 中古マンション:3,100万円台 |
結婚にかかる費用は前年度よりも低くなっているものの、指輪などの値段によっては多少増える可能性もあります。
また、子供1人の養育費も公立・私立の組み合わせ、もしくは大学の学部区分次第によっては、高額になるケースもありますね。
また「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③」によると、フリーターの有配偶者率も低いことがわかります。
男性 | 女性 | |
---|---|---|
有配偶者率 | ・25〜29歳…5.6% ・30〜34歳…12.0% ・35〜39歳…18.7% |
・25〜29歳…40.1% ・30〜34歳…66.8% ・35〜39歳…79.1% |
男性の有配偶者率は低くなっていますが、女性においては高所得の女性と離職して低所得になった女性の両極で有配偶率が高くなっています。
とくに低いのは、30歳以上では年収200万円〜299万円、20代後半では150万円〜249万円のケースであるというデータが出ています。
参考資料の一覧
年齢が上がるほどフリーターから抜け出しにくくなる
年齢を重ねれば重ねるほどフリーターから抜け出しにくくなります。その理由として企業から求められるレベルが高まってくることが挙げられますね。
ただし、20代の中でもとくに27歳までは第2新卒・既卒として扱われ、素直さやコミュニケーション能力など、社会人としてのポテンシャルで採用される可能性があるので就職しやすいです。
ですので、正社員を目指している高卒すぐの人や、大卒すぐフリーターになった20代はすぐに就活することをおすすめします。
一方、30代以降は業界・職種経験を求められるため、難易度が上がるものの、決して不可能ではありません。就職サイトなど自分にあったサービスを見つけて、求人を探してみましょう。
フリーターから抜け出す方法3選
フリーターのままだと金銭的にも負担が大きくなりやばいので、できるだけ早いうちに抜け出したほうが良いと言えます。
そんな人に向けて、フリーターから抜け出す3つの方法を以下に挙げてみました。
上記に挙げた3つの方法について、次でそれぞれ詳しくお伝えしていきますね。
就職エージェント
就職エージェントは、キャリアアドバイザーがあなたと一緒にキャリア設計を考えてくれます。考えたキャリア設計に基づいて求人の提案や面接対策、企業とのスケジュール調整まで一貫したサポートが受けられます。
これまでの就職支援の実績やノウハウを活かしながら、応募書類の添削や面接前の悩み相談などをおこなってくれるので、大きな安心感があります。
中でもとくにフリーターにおすすめなのは、UZUZやハタラクティブの2つです。
フリーターの就職支援に強みがあり、それぞれ内定獲得率が80%を超えています。
おすすめの就職エージェント
以下の記事では、フリーターにおすすめの転職エージェントについて、より詳しく解説しています。こちらも合わせて読んでみてくださいね。
就職サイト
就職サイトは、無料で自分の希望条件を打ち込んで求人を検索し、気になった求人に応募できるサービスです。自分のペースで就活できるのが大きなメリットですね。
また、フリーターの場合は書類選考率が低い傾向にあるので、自分の希望条件だけではなく「未経験歓迎」という求人に比重を置くと、求人が見つけやすくなりますよ。
ただし、転職エージェントのようなキャリアアドバイザーがいないため、応募書類の作成や面接対策、面接日程調整などを全て自分1人でしなければなりません。
ハローワーク
ハローワークは国が運営している職業紹介所です。中学校や高校在学中でなければ、年齢問わず利用することが可能です。
求職者の状況に合わせて正社員就職に向けた支援プランを作成し、そのプランにあった職業相談や求人提案をしてもらえます。もちろん、履歴書や職務経歴書の作成相談をはじめ、面接対策までしてくれますよ。
35歳未満のフリーターの人には「わかものハローワーク」もおすすめですね。この機関は若者の就職支援を専門とする職業相談員から、個別支援を受けられるようになっています。
ただし、職業相談員はキャリアアドバイザーのようなキャリアのプロではないため、支援に満足がいかない可能性もあります。
末永
東京や大阪・名古屋のハローワークよりも、地方都市のハローワークのほうが質の良い求人が多い傾向にあります。
ですので、地方都市在住のフリーターの人にはおすすめですね。
フリーターと正社員の違い
先ほどフリーターのままだと金銭的にやばいとお伝えしましたが、考え方によっては絶対に正社員にならないといけないというわけではありません。
あくまでも個人の自由なので、フリーターのままだとやばい…と思っている人や将来を考えてフリーターから脱出したい人は、ぜひ正社員への就職を検討してみてください。
このままフリーターを続けるか正社員を目指すか悩んでいる人は、以下にそれぞれの違いをまとめたので、参考にしてみてくださいね。
※以下の表はスクロールできます。
平均生涯賃金 | 仕事内容 | 福利厚生 | プライベート時間 | |
---|---|---|---|---|
正社員 | 約2億円 | 責任のある業務 | 受けられる | 残業や休日出勤することもある |
フリーター | 約1.2億円 | ノルマなどが少なく責任の重い業務は少ない | 受けられない | 時間的な自由がある |
上記がフリーターと正社員の違いですね。上には記載していませんが、フリーターと正社員では社会的信用度も異なります。
そのため、正社員なら金融や不動産の審査を問題なくクリアできますが、フリーターでは審査に通れないケースがありますね。
また、正社員は異動や転勤など職場環境が変わる可能性もありますが、フリーターは自分の好きなアルバイトや派遣で働くことができます。
フリーターと正社員の違いについて、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。ぜひ、合わせて参考にしてみてくださいね。
フリーターからよくある質問
フリーターの人が就職する際に、おすすめの業界や職種があれば知っておきたいところですよね。また、フリーターのままでもいいんじゃないか、と思っている人もいると思います。
そこで、フリーターの就職でよくある質問を以下に3つ挙げてみました。それぞれ、ぜひ参考にしてみてくださいね。
上記に挙げた3つのよくある質問について、次でお伝えしていきたいと思います。
フリーターが就職しやすい業界
相談者
フリーターが就職しやすい業界ってどこでしょうか?
末永
フリーターが就職しやすい業界は、建築や医療・介護、飲食業界ですね。
この業界は厚生労働省発表の有効求人倍率(令和3年2月度)によりますと、とくに求職者1人あたりの求人数が高くなっているのがわかります。
このことから、人手が足りて居ない業界だとわかるので、それに伴い採用のハードルも下がりつつあるんです。
フリーターが就職しやすい職種
相談者
フリーターが就職しやすい職種ってどんな職種ですか?
末永
フリーターが就職しやすい職種は営業職ですね。営業は嫌だなぁって思う人もいるかもしれませんが、初めから高度な専門スキルが求められないので、未経験からでも就職がしやすいです。
他の職種でも活用できるビジネスに必要な基本スキルが身につくため、キャリアアップも狙うことができますよ。
フリーターのままでもいいのでは?
相談者
周りからフリーターで居続けることを反対されますが、自分ではフリーターでもいいと思っています。
末永
先ほども軽くお伝えしましたが、あくまでフリーターでいるかどうかは本人の自由です。
ただし、繰り返しにはなりますが、金銭面での不安定さや50歳〜60歳など体力が衰えてきても、立ち仕事や肉体労働をし続ける可能性があることは理解しておきましょう。
以下の記事では、フリーターの老後がどうなるのかをはじめ、必要な貯金額などについて詳しく解説しています。ぜひ、こちらも参考までに目を通してみてくださいね。
フリーターから抜け出したい全ての人へ
就活を成功させるためには、キャリア設計をしっかりした上で自分にあった求人を探して、企業から内定をもらえるように対策することです。だからこそ、おすすめしたいのがフリーターの就活に強みを持つ就職エージェントなんです。
フリーターの場合は職歴の都合で書類選考率がどうしても低くなってしまいます。ですが、就職エージェントを利用することで、キャリアアドバイザーが履歴書・職務経歴書の書き方を教えてくれます。
それだけではなく、キャリア設計から求人の提案、あなたが希望する求人企業に合わせて面接対策も徹底的におこなってもらえます。
ただ、キャリアアドバイザーによってサポート力に違いが生じるので、まずは2社〜3社複数登録をした上で、自分にあったところを利用するのがおすすめですよ。
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フリーターのままではやばいと思っている人向けの記事
年齢別にフリーターの就職に関する記事を以下にまとめてみました。
また、合わせて年齢に関係なくフリーターから就職する方法などを解説している、おすすめの関連記事をいくつかピックアップしたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
やっぱりフリーターのままじゃやばいのかなぁ……。