フリーターと正社員の違いってなに?生活・仕事・収入で徹底比較!
フリーターと正社員の違いについて、生活費や障害年種、仕事における差など、様々な角度から比較しています!
また、就活するときの方法論も合わせて紹介しています!
フリーターと正社員の生活を比べてみた
フリーターと正社員の生活の違いとして、もっとも分かりやすい食費で比較していきます。以下に表でまとめたので、ご確認ください。
以下の一覧は、自炊をしていないフリーターと正社員の毎月の平均食費と1食の食費を比較したものです。
1食の平均額 | 1日の平均額 | 1ヶ月の平均額 | |
---|---|---|---|
正社員 | 約600〜800円 | 約1200〜1600円 | 約5万円 |
フリーター | 約300〜390円 | 約600〜780円 | 約3万5千円 |
フリーターと正社員の毎月の食費では、約15,000円の差があることがわかります。1食の差でいうと、具体的にはフリーターはカップラーメンやスーパーの半額弁当が主食となりますが、正社員は飲食店や弁当屋で食事をするのがメインになります。
また、外食がメインでも正社員は1食に使える食費にある程度余裕があるので、比較的栄養のバランスを取りやすいです。
比べてフリーターは、1食の食費がかなり少なく、食べるものをあまり選べないので、生活習慣病になりやすいです。体調を崩し長期間仕事を休んでしまうと、フリーターはその期間お金が入らないので、生活を圧迫してしまいます。
フリーターと正社員の違いを比較
次に、仕事面におけるフリーターと正社員の違いを解説していきます。
食費と同じように、以下に表でまとめたので、ご確認ください。
フリーター | 正社員 | |
---|---|---|
収入 | 低いかつ不安定 | 高く安定してる |
将来性 | 一生同じ業務 | 昇給が期待できる |
退職金 | なし | 基本的にある |
転勤 | ない | 場合による |
有給休暇 | 取りにくい | 取れる |
福利厚生 | 質が低い | 質が高い |
社会的信用 | 低い | 高い |
労働時間 | 融通が効きやすい | 固定されている |
仕事の責任 | ない | ある |
上記の一覧が、フリーターと正社員での仕事における違いになります。
とはいえ、正社員でも会社によって待遇が違うので、一概に上記の内容がすべてとは言えません。
他にも、フリーターと正社員で働くことのメリットとデメリットを以下の記事にまとめているので、気になる人はご確認ください。
フリーターと正社員の生涯年収比較
次に、フリーターと正社員の生涯年収を比較してみました。以下に一覧でまとめています。
フルタイムのフリーターを続けた場合の生涯年収 | ||
---|---|---|
男 | 中卒 | 1億4千万円 |
高卒・高専・短大卒 | 1億3千万円 | |
大学・大学院卒 | 1億6千万円 | |
女 | 中卒・高卒 | 1億円 |
高専・短大卒 | 1億1千万円 | |
大学・大学院卒 | 1億2千万円 |
正規雇用の生涯年収 | ||
---|---|---|
男 | 中卒 | 2億円 |
高卒・高専・短大卒 | 2億1千万円 | |
大学・大学院卒 | 2億7千万円 | |
女 | 中卒 | 1億4千万円 |
高卒 | 1億5千万円 | |
高専・短大卒 | 1億8千万円 | |
大学・大学院卒 | 2億2千万円 |
今20代など若い人は、バイトと正社員であまり収入に違いはないと思いますが、ユースフル労働統計の「労働統計加工指標集」によると、フリーターと正社員の生涯年収の差は学歴にもよりますが、1億円以上も多く、年収に大きな違いがあることがわかります。
詳しくは以下の記事に記載しているので、ご確認ください。
フリーターの将来性は低い
正社員と比べて、フリーターの将来性が低い理由は、主に以下の3点だと思っています。
- キャリアアップできない
- 雇用が安定しない
- 結婚がしにくい
アルバイトがおこなう業務は、基本的に誰でもできる仕事をするため、スキルが身につかず働き続けてもキャリアアップができません。また、アルバイト雇用は景気に左右される関係で、雇用が非常に不安定です。例えば、売上が落ちたから早上がり、今日は休みと言われやすいです。
結婚についても、時給制で給料が低く雇用の安定性がないのはもちろん、社会的信用も正社員と比べたらないので、難しいです。
結婚してから育児について考えると、出産から大学卒業の22歳まで養育費と教育費の合計が約2500万円から5000万円ほどかかると言われているので、年収が低いフリーターでは経済的に苦しい状況が続きます。
福利厚生の質が違う
正社員の福利厚生は、会社によりますが家族手当や家賃補助など、生活の助けになるものがあります。役職がつけば役職手当が支給されることもあり、福利厚生はかなり充実しています。
社会保険や厚生年金については、フリーターでも加入できますが、正社員との収入の差でもらえる年金額には大きく違いが出てきます。
詳しくは以下の記事にまとめていますので、ご確認ください。
フリーターの社会的信用
フリーターは、正社員と比べて収入が低かったり、雇用が安定していないので、社会的信用度が低いです。
主に、クレジットカードの審査が通らなかったり、住宅ローンが借りれないなど、フリーターというだけで社会から不遇な扱いを受けてしまう可能性が高いです。
フリーターから正社員になる方法
フリーターから正社員になる方法は2つあります。
筆者としては、就職エージェントを利用して正社員になる方法をおすすめします。その理由を以下で説明していきますね。
就職エージェントを利用して正社員になる
フリーターから正社員になるのなら、就職エージェントを利用するのが1番良いです。就職エージェントでは、男性と女性関係なく利用者と丁寧な面談をおこなった上で、希望にマッチする求人を紹介してくれます。
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他にも履歴書・職務経歴書の書き方に関するアドバイス、応募企業に合わせた面接対策など、手厚いサポートをおこなってくれます。時間をかけたサポートによって、就職エージェントの内定獲得率は80%を超えています!
自分で就活をすると、いまいちな企業に応募してしまったり、面接対策にも限度があるので、就職エージェントを利用したほうがもっとも効率良く就職することができます。
そこで、フリーターの人におすすめの就職エージェントを2社ご紹介します。どちらもサポートが丁寧で、ブラック企業の求人を排除しているためおすすめです。
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アルバイトから正社員になる
正社員登用をおこなっている会社にアルバイトや契約社員などの非正規雇用として入ってから、正社員を目指す方法もあります。
アルバイトから働いて正社員になるなら、まず本当にアルバイトから正社員登用をおこなったことがある会社か調べてください。正社員登用があるからといって、必ず正社員になれるわけではありません。
アルバイトから正社員になった人がいない会社だと、いくら働いてもそもそも本当に正社員として雇用してくれるのか分かりません。また、正社員として雇用した過去がある会社でも、状況や条件によっては正社員になれない場合があります。
例えば、経営が上手くいっていない会社なら、正社員になる前にアルバイトや派遣社員から契約を解除されてしまいます。
アルバイトから正社員になる方法で就活するなら、応募しようとしている会社について、しっかりと情報を調べておくのが重要です。
とはいえ、正直に言うとアルバイトから正社員になる方法は、簡単ではなくいまいち確実性がなく、かなり時間もかかってしまうので、筆者としてはあまりおすすめはしていません。
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