
システム監査技術者の転職先って?仕事内容や年収についてもご紹介!
システム監査技術者資格を活かせる転職先には何があるのかをご紹介します。
また、具体的にどのような仕事内容なのか、平均年収はどれぐらいなのかなどについても詳しく解説します。
システム監査技術者資格を活かせる転職先
システム監査技術者資格は、企業のシステム監査業務に役立つ資格です。
そのため、システム監査技術者資格は大きなシステムがある大手企業で重宝されます。
実際にどのような転職先があるのか、大きく3つに分けてご紹介します。
監査法人
監査法人とは、大規模な監査に対し、組織的に質の高い監査をおこなうために設立された法人のことです。
IT社会となった現代では、多くのビジネスや業務はITシステムの上に成り立っています。
具体的な仕事内容としては、外部から企業に対し、法令に基づくシステムデザインになっているのか、正しく運用されているのかを監査します。
監査の結果、不具合が見つかった場合は改善の提案もおこないます。今後、ビジネスにおいてのIT化は進んでいくため、システム監査の需要はさらに増すと考えられます。
大手監査法人
- 有限責任監査法人トーマツ
- EY新日本有限責任監査法
- 有限責任あずさ監査法人
- PwCあらた有限責任監査法人
大手企業
監査法人が外部から企業のシステム面を監査するのに対し、企業に所属するシステム監査技術者は内部から自社システムを監査します。
大手企業はシステム監査独自の部署があり、そこで自社のシステムに問題はないかを監視します。大手企業は様々なサービスを展開しており、自分たちで把握できないほどシステムが複雑になっています。
そのため、セキュリティがうやむやになっていることが多く、顧客情報の流出といった問題が発生しないようにシステム監査の部署が監視をおこなっています。
例えば、システムの脆弱性は見つかったけど、ちゃんとアップデートはしているのかなど、企業で活躍するシステム監査技術者は企業を守るために働いています。
システム監査の部署がある企業ですが、お金を扱う金融系は当然あります。あとは過去にシステム面で問題があった会社は、システム監査の重要性を痛いほど理解しているので、専門の部署がありますね。
中小企業は会社の規模的に、システム監査が必要なフェーズではないので部署は存在しないことが多いです。
公務員
企業以外であれば、情報系を担当する公務員も転職先の候補になります。
システム監査技術者資格を持っており、さらにある程度の社会人経験と実務経験があれば、年齢制限に関係なく特殊スキル枠で公務員になれます。
- 自衛隊
- 警察
- 海上保安庁
- 各省庁
ただ、公務員は安定した職種ですが、年収は企業のようには上がりません。
システム監査技術者とは
システム監査技術者試験は、情報処理技術試験の1つで、合格すると情報システムを監査するための知識を保有していることを証明できます。
1〜4で設定されている情報処理技術者試験区分では、スキルレベル4に相当し、高度情報処理技術者試験に該当します。
経済産業省はシステム監査の目的を「情報システムにまつわるリスクに適切に対処しているかどうかを、独立かつ専門的な立場のシステム監査人が点検・評価・検証することを通じて、組織体の経営活動と業務活動の効果的かつ効率的な遂行、さらにはそれらの変革を支援し、組織体の目標達成に寄与すること、又は利害関係者に対する説明責任を果たすこと」と定義しています。
つまり、システム監査技術者は、企業の情報ネットワークが管理されているのかを監査や評価をおこなったり、情報システムのガバナンス・マネジメント・コントロールの適切性などに対する保証を与えたり、改善のための助言をおこなえるほどの知識や経験、スキルがなければ対象者となり得ません。
システム監査技術者試験の難易度
システム監査技術者試験は、国家資格の中でも最難関レベルに分類されています。
合格率も15%未満であることが多く、公認会計士試験などと同じぐらい難易度が高いと言われています。
一般的に国家資格の合格率は20%を超えることが多いのですが、システム監査技術者は14%前後なので比較しただけでも、難易度がわかると思います。
ちなみに平成31年度のシステム監査技術者の合格率は14.6%でした。
難易度の高い試験ですが、例年出題されている問題と似たものが多いので、過去問をしっかり解けるようになれば合格率をあげることができます。
また、小論文を作成する課題があるため、小論文対策も忘れずにおこなってください。
システム監査技術者を取得するメリット
システム監査技術者を取得すると、以下の転職を有利に進めることができます。
- 企業の監査部門やセキュリティ担当への転職
- 監査法人のシステム監査業務担当への転職
- エンジニアとしてのキャリアの幅を広げる転職
システム監査技術者試験に合格すると、企業の監査部門でシステム監査業務を担当できたりと、エンジニアとしてワンランク上の仕事に関われます。
また、システム監査技術者はエンジニアとしてのスキルや知識の他に、経営者目線での課題も出題されるので、会社で経営者寄りの仕事をやりたい人にもおすすめの資格です。
実務未経験でも取得可能
システム監査技術者は年齢や学歴の制限はなく、独学でも取得することも可能です。
もちろん、実務経験はあったほうが良いのですが、しっかり勉強をすれば実務未経験でも合格する人はいますね。
システム監査業務の具体的な仕事内容
システム監査業務は、企業などが業務で使用している情報システムが「運用ルールの中で正しく利用されているのか」「障害が起きるリスクはあるのか」「不正アクセスなどから保護されているのか」「システムが業務で活用されているのか」といった観点から、信頼性・安全性・効率性などを第三者視点で点検・評価をします。
点検・評価をしている過程で課題が発見させた場合は、その改善の提案もおこないます。
システム監査業務の平均年収は635万円
システム監査業務の平均年収はデータとしてまとまっていないため、日本最大級の会計事務所で、システム監査業務もおこなう「有限責任監査法人トーマツ」の年収を参考にご紹介します。
求人票に記載されている年収は420万円〜850万円です。平均年収にすると635万円です。
賞与は年に3回、昇給は年に1回あります。
年収モデルをご紹介します。
| 勤続年数 | 年収内訳 | |
|---|---|---|
| 420万円 | 入社1年目 | 月給28万3千円+賞与 |
| 580万円 | 入社3年目 | 月給39万3千円+賞与 |
| 837万円 | 入社6年目 | 月給56万4千円+賞与 |
モデル年収はあくまでも目安なので、評価によって上下する可能性があります。
システム監査業務は難易度の高い仕事なのもあり、平均年収は高いと考えて良いでしょう。
システム監査技術者資格を活かして転職したいなら
システム監査技術者資格を活かして転職したいのなら、転職エージェントを頼ることをおすすめします。
システム監査技術者を求めている企業は、基本的に転職難易度が高いところばかりです。しかも優秀なライバルが多く、1人では太刀打ちできません。
しかし、転職のプロである転職エージェントは大手企業への転職支援実績を豊富に持っているので、どのように準備・対策をすれば良いのかを的確にアドバイスしてくれます。
また、思いがけないシステム監査技術者資格を活かした求人を紹介してもらえたりします。
転職エージェントを上手く活用するコツは、2~4社に複数登録することです。そして、それぞれの求人やサポートの質を比較しながら、最終的に1社に絞り込むと効率良く転職活動ができます。
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