
販売職から他職種への転職難易度と転職を成功させるためのポイントを解説!
「販売職の経験は、他の仕事では通用しないのでは」と不安に感じる人は少なくありません。しかし、実際の転職市場では店頭での接客・販売を経験した人が、法人営業や事務、IT・Web業界など幅広い職種へ移り、活躍しているケースは数多くあります。
この記事では、販売職の強みがどう評価されるのか、販売職の経験が活きる職種、実際に他職種へ移った人の事例、そして選考を通過するための準備までを転職エージェントの視点で解説します。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
この記事でわかること
- 販売職からの転職難易度は低め。20代なら未経験可の求人も多く、選択肢は思ったより広い
- 採用担当に響くのは接客経験そのものより、成果を数字で語れるか/提案力/クレーム対応力の3つ
- 販売職の経験が活きる職種を、営業系/事務・サポート系/専門系/福祉・医療系のタイプ別に紹介
- 弊社で支援した販売職から他職種転職した方の事例
- 実績の数字化や転職理由の伝え方など、転職を成功させるポイント
それでは販売職の転職が難しくない理由から順に見ていきましょう。
販売職からの転職は難しくない
結論から言うと販売職から異業種への転職難易度は低めです。特に20代なら未経験可の求人も多く、採用される可能性は十分にあります。
なぜなら販売職の経験が次の3つの形で多くの職種に転用できるからです。
販売職の経験が評価される理由
-
接客・提案の経験
相手のニーズを引き出して提案する流れは、法人営業やカスタマーサポートで「相手の課題を解決する力」として活きる -
数値管理の経験
売上・客単価・在庫を数字で追ってきた習慣は、成果を数字で示せる=入社後の再現性を証明できる -
クレーム対応の経験
クレームなど難しい要望に対応してきた経験は、そのまま問題解決力として評価される

販売職の人は、日々の接客で売上や客単価という数字の結果を求められてきた人が多いです。ただ、そこで得られた結果は「自分だからこう出せた」と自分の言葉で説明できて初めて評価されます。
裏を返せば、うまく言語化できれば十分に戦えるということです。だから難易度は「低め」であって「何もしなくても受かる」わけではありません。
では、この3つの経験はそれぞれどんな職種につながるのでしょうか。経験ごとに、活かせる代表的な職種を整理しました。
販売職の経験が活きる職種
- 接客・提案の経験|営業職、人材・不動産の営業
- 数値管理の経験|営業事務、Webマーケター・ECサイト担当、バイヤー・MD
- クレーム対応の経験|カスタマーサポート・コールセンター、介護職・医療事務
転職市場で評価される販売職のスキル
先ほど挙げた職種で販売職の経験を活かせるのは、その経験が次の3つのスキルを持っているからです。それぞれなぜ評価されるのか、面接でどう伝えれば響くのかをあわせて見ていきましょう。
転職市場で評価される販売職のスキル
接客・提案力|顧客の課題を解決する力として通用する
販売の接客は、営業やカスタマーサポートの仕事とほぼ同じ構造でできています。
接客と営業は同じ構造
- 販売の接客|相手の話を聞く→ニーズや課題を言語化する→最適な商品を提案する→納得して購入してもらう
- 営業のプロセス|ヒアリング→課題設定→提案→クロージング
ただし、営業にもいろいろな形があります。新規のお客さんを次々に開拓していく営業もあれば、相手の悩みをじっくり聞いて解決策を提案していく営業もあります。販売職として接客の経験がある人には、後者のような提案型の法人営業やカスタマーサポートが特に向いています。
面接では「商品を売っていた」ではなく「お客さんの課題をどう見つけ、どう解決したか」を、工夫とセットで話すのがポイントです。

面接官が本当に知りたいのは「うちのお客さんの課題も、同じように解決できる人か」です。だから"何を売っていたか"より"どう相手の本音を引き出し、どう解決したか"を、具体的なエピソードで話してください。
企業から返ってくる合否の理由を見ても、通る人は決まって「売れた結果」ではなく「売れた理由」を自分の言葉で説明できています。
数値管理力|成果を数字で示せる=再現性の証明になる
売上・客単価・在庫を数字で追ってきた習慣は、採用担当にとって「入社後も同じように成果を出せそうか」という再現性の判断材料になります。
だからこそ、実績は「目標→行動→結果」の型で数字にして語るのが効果的です。たとえば「月間売上目標に対して達成率◯◯%」「陳列を工夫して客単価を◯◯%改善」のように、行動と数字をセットで話すようにしましょう。

数字は、大きさより"自分がどう関わったか"が大事です。「店舗全体で売上◯億」より「自分の担当で客単価を◯%上げた」のほうが、面接官に次の職場でも成果を出せそうだと信じてもらえるからです。
クレーム対応力|問題解決力として評価される
クレームや難しい要望への対応経験は、そのまま問題解決力として評価されます。面接では、対応を「問題発生→原因特定→代替案の提示→フォローアップ」のプロセスとして説明できると、筋道を立てて問題を解決できる人材として伝わります。
面接時の切り口も大切です。「クレームが嫌だから転職したい」ではなく「難しい対応をしてきた経験がある」と、経験として前向きに話すようにしましょう。
販売職の経験が活きる職種|タイプ別に8つ紹介
ここからは、販売職の経験が活きる8つの職種を、4つのタイプに分けて紹介します。

職種選びで大事なのは「消費者として好き」と「仕事として得意・続けられる」を分けて考えることです。たとえば「SNSが好きだから」とWebマーケを選んでも、地道な数字分析が合うとは限りません。
良さそうという印象ではなく、日々の業務が自分に合うかで選んでください。
タイプ別・おすすめ職種
- 営業系:営業職/人材・不動産の営業
- 事務・サポート系:営業事務/カスタマーサポート・コールセンター
- 専門・クリエイティブ系:Webマーケター・ECサイト担当/ITエンジニア/バイヤー・MD
- 福祉・医療系:介護職・医療事務
営業職
販売職の経験が最も汎用的に活きるのが営業職です。接客で培った対人スキルがそのまま武器になり、反響のあった顧客に対応するルート営業やインサイドセールスは未経験可の求人が多く、採用実績も豊富です。中でも、形のない商品やサービスを法人に売る営業は市場価値が上がりやすい王道とされています。

営業は、将来のキャリアの土台にもなりやすいです。「いずれは企画や事業開発を」と考える人もいますが、これらの職種は事業を数字で動かした実績が前提で、多くの企業では営業などで成果を出した人が登用されます。
未経験からいきなりは難しいので、まず営業で実績を積み、数年先から逆算して最初の一歩を選ぶのが現実的です。
ただし、接客の得意タイプと営業の適性はズレることがあります。来店客の困りごとに応える「受け身型」が得意な人はルート営業やインサイドセールスが合いやすく、新規開拓の飛び込みやテレアポ中心の「プッシュ型」の営業では苦戦しがちです。「接客できるから営業」と短絡せず、自分がどちらのタイプかを見極めてから選びましょう。
人材・不動産の営業
営業職の中でも特に販売職と相性がよく、高年収も狙えるのが人材・不動産の営業です。
人材紹介や不動産仲介は対人コミュニケーションが核にあり、業界未経験歓迎の求人が多く、接客で鍛えた「相手のニーズを引き出す力」が直結します。インセンティブ制度がある会社も多く、成果を出せれば販売職より大きな年収アップも狙えます。

人材や不動産の営業は、成果が数字で出るぶん未経験でも挑戦しやすく、販売で培った対人力が活きるという意味で相性がいいです。
ただ、目標が厳しく離職率が高めの会社もあります。募集が多いのは「人が辞めやすい」サインのこともあるので、入社前に評価制度や具体的な数値目標は必ず確認してください。
なお、接客経験者は、人材紹介のキャリアアドバイザー(CA)職を勧められることもよくあります。会社によっては自分で求職者を集める営業が中心だったり、自社の求人へ誘導するトークを求められたりします。人と関わりたいという理由だけで選ぶ前に、応募先の実際の働き方を確認しておくと安心です。
営業事務
在庫管理・レジ操作・発注など数字やデータを扱ってきた経験は、そのまま事務スキルとして評価されます。特に営業事務は表計算ソフトを日常的に使うため、ExcelやGoogleスプレッドシートに慣れている人は即戦力とみなされます。
数字のプレッシャーが比較的低く、働き方を整えたい人にも人気です。インセンティブがなくなる、未経験スタートで基本給ベースになるといった理由で転職直後は年収が下がることもありますが、残業が減って生活の質が上がるケースも多く、年収だけで判断しないことが大切です。

営業事務は、年収より働き方を優先したい人に向いています。シフトや立ち仕事、ノルマから離れられる一方で、年収や市場価値が大きく伸びる職種ではありません。
そこを納得したうえで選ぶなら良い選択で、単純作業にとどまらず数字を読んで改善を提案できると、事務の中でも重宝されます。
カスタマーサポート・コールセンター
接客で難しい対応をこなしてきた販売職の人が入りやすい職種です。「相手の不満を受け止めて解決する力」がそのまま求められ、カスタマーサポート・コールセンターの求人は未経験可が多く間口が広めです。就業開始までが早い求人も多く、リーダーやスーパーバイザー(現場責任者)へのキャリアパスもあります。

カスタマーサポートで顧客対応の経験を積むと、IT・SaaS系の「カスタマーサクセス」(契約後の顧客の成功を支援する職種)へ広げていくルートも見えてきます。目の前の間口の広さだけでなく、その先にどうつながるかで見てみてください。
Webマーケター・ECサイト担当
販売職で商品を売ってきた経験は、EC運営や広告運用での「購買心理の理解」に直結します。どう並べれば売れるか、どのタイミングで声をかけるかという店頭の感覚を持つ人は、ネット上の導線設計でも即戦力になりやすいです。
ECサイト担当は「アパレル・小売経験者歓迎」の求人も多く需要があります。Webマーケターは未経験採用もありますが、スクールでアクセス解析やSNS広告の基礎を学んでおくと成功率が上がります。

販売経験とWebスキルの掛け算は、市場価値が高くなりやすい組み合わせです。広告もECも成果が数字で出るので、販売で数字を追ってきた人は入ってからも伸びやすいです。
ただし、常に新しい手法を学び続ける必要がある世界でもあります。逆に言えば、学び続けられる人なら運用担当からマーケ責任者やEC事業の企画まで広げていけます。
ITエンジニア(スクール経由)
販売職とITエンジニアは一見かけ離れていますが、プログラミングスクール(オンライン中心の民間の学習サービス)で基礎を身につければ、未経験からの転職ルートがあります。プログラミングスクールは、専門学校のような長期就学ではなく、働きながら数か月で学べるものが中心です。
経済産業省の調査では2030年に最大約79万人の不足と試算され、未経験採用は続く見込みです。
ただし学習に3〜6か月かかり、紹介した職種の中では最も時間がかかります。習得後の年収水準は高めで、30代前半までは現実的な選択肢です。スクールは「転職支援付き」を選ぶのが鉄則で、学習だけのものだと転職活動の段階でつまずきがちなので、注意しましょう。

エンジニアは、数か月の学習と費用という"自己投資"が要る職種です。回収の視点で見ると、最初に年収が下がっても、身についたスキルは景気や年齢に左右されにくく、中長期では十分に取り戻せます。だから、目先の給料より数年後の伸びで判断してほしい領域です。
バイヤー・MD
主にアパレルや小売で販売経験を積んだ人に向いた選択肢です。商品の企画・仕入れ・品ぞろえ計画を担うバイヤーやMD(マーチャンダイザー)へ、同じ業界の上流工程として移るルートで、現場の売れ筋を肌で知っている点が差別化になります。
ただし採用枠が少なく競争率が高いため、転職エージェント経由で非公開求人を探すのが有効です。異業界への転職より倍率は高くなりますが、販売で積んだ経験をそのまま活かしたい人には向いています。

バイヤーやMDは枠が少なく競争率が高いぶん、狙うなら今の店舗で「数字とトレンドを読んで売上を作った実績」を先に用意しておくのが近道です。同じ業界の上流だけに、現場での実績がそのまま武器になりやすいです。
介護職・医療事務
体力があり、人の役に立つ仕事を探している人には介護職・医療事務という選択肢もあります。厚生労働省の第9期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について(2024年)では介護職員が2040年度に約272万人必要とされ、慢性的な人手不足を背景に、意欲と体力を重視した未経験採用が行われています。
介護職は初任者研修を取得すると正社員採用の幅が広がり、取得費用を就職先が負担するケースも多いです。医療事務は受付・会計・カルテ入力が主で、接客経験が活きます。ただし給与水準は販売職と同程度か低めのため、年収アップを優先するなら他の選択肢と比較してから選びましょう。
どの職種が合うか迷うなら、一人で抱え込むより、転職エージェントに求人を比較してもらうほうが早く答えが出ます。

エージェントを使う一番の価値は、求人紹介のスピードよりも「自分の経験を棚卸しして、自分では気づかない"合う職種"を一緒に見つけてくれる」ことです。まずは頭の中を言語化する相手として使ってみてください。
| エージェント▼ | ポイント▼ | 公式サイト▼ |
|---|---|---|
リクルートエージェント | 業界最大級!転職者の8割が利用する定番エージェント | 詳細 |
doda | 顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント | 詳細 |
マイナビ転職エージェント | 20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数 | 詳細 |
販売職から他職種へ移った人の事例
ここでは、弊社が支援した転職者の事例を紹介します。転職前の状態から、どんな工夫で何が変わったのかに注目してみてください。
事例①|大手カフェの副店長 → メディア企業の法人広告営業
転職前|接客が中心のキャリアで、店頭ではくだけた話し方が身についていた。
工夫|その話し方を、法人向けのビジネスの伝え方へ意識して切り替えた。
結果|接客で培った対人力はそのままに、伝え方だけを合わせることで、メディア企業の法人広告営業へ移ることができた。
事例②|アパレル店長 → 広告代理店のアカウントプランナー
転職前|華やかそう、好きだからと、なんとなくの動機で応募先を選びかけていた。
工夫|その動機を自分で自覚し、転職の軸を定め直して応募先を7〜8社に絞った。
結果|軸が明確になったことで選考がかみ合い、広告代理店のアカウントプランナーへ転職できた。
事例③|旅行カウンターの接客 → システム開発の法人ソリューション営業
転職前|接客職から、専門性の高い法人営業への転職を志望していた。
工夫|いきなり一足飛びを狙わず、迂回や修業と割り切って段階を踏んだ。
結果|経験を積み重ねながら、システム開発の法人ソリューション営業へ移り、年収アップにつなげた。

3人に共通するのは、販売・接客で培った対人力そのものは変えず、"伝え方"や"選ぶ軸"だけを転職先に合わせて調整している点です。強みは持ったまま、見せ方を変えるだけで可能性が広がった例になります。
販売職からの転職を成功させるポイント
行ける職種が見えてきたら、次は選考を通過するための準備です。ここでは、販売職からの転職で押さえておきたい4つのポイントを紹介します。
転職を成功させる4つのポイント
実績を棚卸しして職務経歴書に書き出す
先ほどのスキルの章で見たとおり、数字は成果の再現性を示す材料になります。大切なのは「どの経験を、どう数字にするか」です。ここでは、実績の棚卸しと職務経歴書への落とし込み方を具体的に見ていきましょう。
まずは自分の経験を、数字で語れる形に棚卸しします。次のような切り口で、1つでも数字にできれば十分です。
数字で語れる実績の切り口
- 売上目標の達成率
- 客単価やリピート率の改善
- 担当した売場や商品カテゴリ
- 後輩やアルバイトの指導人数
- クレームの対応・解決件数
正確な数字を思い出せなくても「前月比約◯◯%」「担当した固定客およそ◯◯名」といった概算でかまいません。
棚卸しができたら、職務経歴書には行動と数字をセットで書きます。同じ経験でも、書き方しだいで伝わり方が変わります。
職務経歴書の書き方
△ 数字がない|売上目標の達成に向けて、接客と売場づくりに力を入れた。
◎ 行動+数字|月間売上120万円の目標に対して平均達成率105%。陳列を改善して翌月売上15%増を達成。

アピールのコツは、"結果"だけでなく、その結果を出すまでの"工程"のどこで差がついたかを語ることです。
同じ売上でも、品ぞろえの工夫で伸ばしたのか、接客の提案で伸ばしたのかで、伝わる強みは変わります。自分がどの工程で力を発揮したかを分解して数字にできると、未経験の職種でも通用するアピールになります。
自分の経験を棚卸しして「どの工程が強みか」を言葉にするのは、一人だと意外と難しいものです。転職の軸がぶれると選考も通りにくくなるため、第三者と一緒に強みを言語化しておくのもおすすめです。特に、自己分析からサポートしてくれるキャリアコーチングサービスを使うと、この整理が早く進みます。
経験の棚卸し・自己分析におすすめ
-
マジキャリ
自己分析を通して、強みの言語化から理想のキャリア設計までサポート!
転職理由は「次にやりたいこと」に言い換える
面接では必ず転職理由を聞かれます。本音を軸にしながら、前向きな表現に置き換えるのが正解です。「給与が低い」「シフトが不規則」といった本音をそのまま話すのはNGですが、うそをつく必要もありません。
転職理由の言い換え例
- 給与が低い → 成果が正当に給与へ反映される環境で、対人力を活かして挑戦したい
- シフトや休みが不規則 → 生活リズムを安定させ、腰を据えて専門性を高めたい
- キャリアの先が見えない → 接客で培った強みを土台に、専門スキルを積み上げていきたい
今の職場の否定ではなく、次の職場でやりたいことを軸に変換するのがポイントです。転職理由は複数の面接で整合性を問われるため「なぜ辞めるか」「なぜここを選んだか」の両方をセットで用意しておくと安心です。
転職理由の伝え方や面接対策を深めたい人は、以下の記事もあわせて確認してみてください。
応募先は2〜3職種に絞る
手あたり次第に応募すると、志望動機に一貫性が出ず、書類選考で落ち続けやすくなります。まずは「販売で培ったどのスキルを活かしたいか」という軸で、応募する職種を2〜3に絞りましょう。方向性が定まると、応募書類も面接も一本筋が通り、通過率が上がります。

年齢が上がるほど応募できる職種の幅は狭まりやすく、早めに方向性を定めておくことが大切です。20代のうち、あるいは30代を迎える前に軸を絞っておくと、選択肢を広く保てます。
職種を絞るには、それぞれにどんな求人がどれだけあるかを知っておく必要があります。複数職種の求人を横断で比較でき、自分の経歴で通りやすい方向を見極めやすいのが、求人数の多い大手総合型です。
| エージェント▼ | ポイント▼ | 公式サイト▼ |
|---|---|---|
doda | 顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント | 詳細 |
リクルートエージェント | 業界最大級の求人数!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント | 詳細 |
マイナビ転職エージェント | 20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数 | 詳細 |
在職中に計画的に進める
転職活動は、在職中に進めるのが基本です。収入が途切れない安心感があるぶん、焦って条件の悪い求人に飛びつかずにすみ、3〜6か月かけてじっくり比較できます。逆に先に辞めてしまうと、その余裕がなくなってしまいます。
とはいえ、「休みが合わない」「平日の昼に面接が入る」という壁がつきものです。ここは、面接日程を平日の夜19時以降も対応できるか先に確認しておくと、ぐっと動きやすくなります。エージェントを通せば日程調整も任せられ、企業側が夜間・休日の面接を設定してくれることもあります。
もうひとつ気をつけたいのが、現職に知られないための配慮です。SNSに転職活動中と書かないこと、応募先には在職中だと伝えて日程を調整すること。この基本を押さえておけば、余計な心配をせずに活動を進められます。
在職中の転職活動の進め方は、以下の記事も参考にしてみてください。
販売職の転職でよくある疑問
最後に、販売職からの転職でよく寄せられる疑問をまとめました。気になる項目から確認してみてください。
30代の販売職でも異業種転職できますか?
できますが、20代より難易度は上がります。一般的に20代後半までが未経験転職の動きやすい時期とされ、30代前半は「マネジメント経験または専門スキル」があれば十分に可能です。
後輩の育成・シフト管理・チームリーダーの経験があれば積極的に強調してください。30代後半は専門性が問われる傾向が強く、バイヤーやマネージャー職など経験が直結する職種のほうが転職の成功率が高くなります。
転職エージェントは販売職の転職に使えますか?
使えます。販売職の転職にも十分活用できます。リクルートエージェントやdodaは求人数が多く、販売職からの転職支援の実績も豊富なため、未経験可の求人を幅広く比較できます。非公開求人の紹介や、書類・面接のサポートも無料で受けられます。
選び方や併用のメリットは、以下の記事もあわせて参考にしてみてください。
転職で年収は上がりますか?
職種次第です。インセンティブのある営業職や、人材・不動産は、成果次第で販売職より大きく年収アップできます。
一方、事務職や介護は転職直後に年収が下がる場合もあります。転職の目的が「年収アップ」なのか「働き方の改善」なのかを、最初に明確にしておくことが大切です。
転職活動はどのくらいの期間かかりますか?
在職中の転職活動は平均3〜4か月です。応募から書類選考、面接、内定、入社までの流れがあるため、余裕をもって6か月前から動き出すのが理想です。
スーパーや飲食出身でも参考になりますか?
はい。スーパーの販売や飲食業出身の転職にも共通する内容がほとんどです。接客経験があれば、この記事で紹介した職種への転職は同様に検討できます。
業種別の詳細は、以下の記事もあわせて参考にしてみてください。
転職する前に、キャリア支援のプロとして問いたいこと
ここまで見てきたように、販売職の経験は多くの職種で活かせます。そのうえで、求人を探し始める前に一度だけ考えてほしいことがあります。
あなたが本当に変えたいのは、販売という仕事そのものでしょうか。それとも、今の職場や待遇でしょうか。

厳しいことを言うと「職種を変えれば解決する」というのは、多くの場合は思い込みです。今の仕事の何が嫌なのかを言葉にしないまま動くと、次の職場でも同じ壁にぶつかります。
転職はゴールではなく、「より納得するキャリアを歩む」ための手段です。まずは、自分がどんな状態で働けていれば納得できるのかを決めることが大切です。
やり方はシンプルです。求人を見る前に、今の仕事の何が不満で、何が満たされれば納得して働けるのかを、書き出してみてください。給与なのか、休みの取りやすさなのか、それとも仕事内容そのものなのか、を具体的にしましょう。
それがはっきりすると、進むべき道が見えてきます。不満の原因が仕事内容なら職種を変える、給与や休みなら販売のまま職場を変える、というように、転職以外の選択肢まで含めて判断できるようになります。
販売職から転職するなら転職エージェントの活用がおすすめ
販売職から転職するなら、転職エージェントは積極的に活用しましょう。この記事で見てきたとおり、販売職の転職は「経験をどう言語化するか」で通過率が変わります。
エージェントは、第三者の視点であなたの強みを引き出し、職務経歴書や面接の言葉に落とし込むのを手伝ってくれる相手です。非公開求人の紹介や書類・面接のサポートも無料なので、一人で進めるより有利に動けます。
タイプ別・エージェントの使い分け
- 幅広く求人を比較したい|大手総合型
- 年収・キャリアアップを狙いたい|ハイクラス向け
- 正社員経験が少なく経歴に自信がない20代|20代特化型
- IT・Web系職種を目指したい|専門特化型
まず、幅広い求人から比較したい人は、全業界・職種の求人が集まる大手総合型が基本になります。
大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント
大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。
全業界・全職種の求人を扱う大手総合型エージェント
おすすめポイント
- 求人数が業界最大級!人気企業・大手企業の非公開求人を多数保有
- 数の強みを活かした幅広い業界・職種の提案が可能
- たくさんの求人の中から比較検討できる
CMでおなじみ!顧客満足度トップクラス!
豊富な求人数に加えて、専任アドバイザーの手厚いサポートが強み
おすすめポイント
- リクルートと並ぶ、実績豊富な国内最大級の転職エージェント
- 30万件以上(2026年6月時点、非公開求人を含む)の求人から、厳選して紹介をしてくれる数少ないエージェント
- リクルートが保有していない有名企業の求人に出会える可能性が高い
20代の登録者数No.1!
20〜30代前半・第二新卒向けの非公開求人を多数保有
おすすめポイント
- 新卒サイトNo.1のマイナビが運営。若手層を採用したい企業とのコネクションが豊富
- 営業、メーカー、金融、ITなどの転職支援に強み
- 20〜30代など若手層の転職サポート・アドバイスの手厚さに定評あり
ハイクラス求人が多いおすすめ転職サービス
ハイクラス求人は出回る数が少ない!求人数を網羅するためには転職サイトと転職エージェント両方の登録がオススメ
国内3位、高年収求人領域では国内No.1の転職エージェント
外資系企業やコンサル、管理職/専門職への転職サポートに強み(経験者のみ対象)
おすすめポイント
- 年収600〜1500万円の高年収の非公開求人を大量に保有
- 30〜40代のマネジメント層や専門スキルを持った人向けの求人も多数
- 業界・職種別コンサルタントによるレベルの高いサポートを受けられる
年収600万〜1500万の優良求人を多数掲載している転職サイト
登録しておくだけでスカウト機能が使えるので、どんな企業からどんなスカウトが来るかで、気軽に自分の市場価値を確かめることができますよ。
おすすめポイント
- 企業の採用責任者やヘッドハンターから直接スカウトが届く!
- 中小のエージェントとのコネクションも作れるので、大手エージェントと併用して利用するのがオススメ
- 大手エージェントで取り扱っていないような隠れた優良求人が見つかる
既卒・正社員経験が少ない人向けの転職エージェント
未経験OK、正社員経験ナシでもチャレンジできる求人を多数保有!20代で経歴に自信がない方向けに手厚い就職サポートを実施しています。
大手エージェントと合わせて登録しておきましょう。
多くのメディアに掲載されているUZUZが展開する
第二新卒・既卒・フリーターに特化した就職支援サービス
※サポートエリアが首都圏・関西圏に限られます。
愛知・福岡にお住いの人は、ニート/フリーター/既卒の求人を豊富に保有しているハタラクティブへの登録がおすすめです。
おすすめポイント
- 既卒・早期離職経験のあるカウンセラーが同じ目線でアドバイス
- 平均20時間の丁寧なサポートで内定率UP!1年後の定着率は96.8%!
- IT業界・Web業界の求人を数多く保有
18〜20代未経験OKの求人数は業界トップクラス!
人材業界で多数サービスを展開するレバレジーズが運営!若手向け転職支援サービス
※対象エリアは東日本(渋谷、立川、秋葉原、池袋、千葉、横浜)と西日本(大阪、福岡、名古屋、神戸)となります
おすすめポイント
- 経歴よりも人柄を重視して積極採用する企業を紹介!
- 20代未経験の方向けの求人3000件以上
- ハタラクティブ独自の自分発見カウンセリングが無料で受けられる!
20代・第二新卒・既卒の支援実績26万人以上!
新卒支援実績No.1のマイナビによる若手向け転職エージェント!
おすすめポイント
- 全求人が20代対象で未経験OKの求人が70%以上!
- 転職後の定着率93.6%!
- 新卒支援実績No.1のマイナビのノウハウを活用!
エンジニア・デザイナーの転職に特化した転職エージェント
大手上場企業から人気ベンチャー企業、隠れた優良企業の求人が多数!
エンジニアからPM、コンサルタントまで幅広い求人提案が可能!
おすすめポイント
- エンジニアがスキルアップできる求人多数
- 大手からベンチャー企業まで、コンサル、SIer、WEB系の幅広い求人を保有
- 人気の社内SE求人も多数!働き方に合わせた多彩な求人アリ
エンジニアの求人も豊富に保有している
国内最大級の定番エージェント
おすすめポイント
- エンジニア求人は業界最大の10万件以上!
- プログラマーや品質管理、社内SE、テクニカルサポートなど人気の職種を網羅
- 専門のアドバイザーチームがあり、IT・Web業界ならではのサポートが充実
おすすめポイント
- 保有求人7000件以上の約8割が年収600万円以上のハイクラスIT求人
- 大手IT系・Web系企業からスタートアップまで幅広く網羅
- WEB・アプリエンジニア、インフラエンジニア、PM、ITコン、SEなど多様な職種に対応












