役員におすすめ転職サイト・エージェント比較7選!利用方法も解説!
役員に強いおすすめ転職エージェント・転職サイトを厳選して紹介します。各サイトやエージェントが持っている求人数も比較!
さらに選ぶ際のポイントや利用するメリットなども解説しています。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
役員の転職でおすすめのエージェント4選
役員の転職を成功させる上では転職エージェントを積極的に利用しましょう。
なぜなら、企業の中でもごく一部しかいない役員の求人は、公開求人よりも転職エージェントに登録した人のみが応募できる非公開求人で扱われることが多いからです。
エージェントを利用すべき理由
- 行きたい企業の非公開求人も含め幅広く求人提案をしてくれる
- 面談を行い自分が活躍できる業界/企業の提案をしてくれる
- 応募する企業が決定した後も転職終了まで支援し続けてくれる
転職エージェントでは、今までの支援をもとに「あなたが転職したいと思えるような企業」選びから選考準備まで全て手伝ってくれます。
末永
ここからは転職エージェントを10年以上行っている私がとくに登録をおすすめする転職エージェントをご紹介いたします。
特徴 | 求人数 | |
---|---|---|
JACリクルートメント |
✔高年収 ✔ハイクラス向け |
常時15,000件以上 |
リクルートエージェント |
✔求人数最多 ✔大手総合型 ✔非公開求人多数 |
715,190件 |
doda |
✔様々な業界 ✔大手総合型 ✔求人が豊富 |
297,230件 |
MS-Japan |
✔特化型 ✔管理部門 ✔CFOに転職 |
10,590件 |
2024年10月時点の求人数 |
JACリクルートメント
JACリクルートメントはハイクラス領域では最大手の転職エージェントです。管理職や役員など高年収帯の求人をメインで取り扱っています。
末永
役員経験者を対象としているので、年収600万円〜1,500万円以上の求人が多いです。今よりも年収を増やしたい役員経験者におすすめです。
末永
JACリクルートメントはサポートの質にも定評があります。細かく支援をしてほしい要望がある転職者にもおすすめのエージェントです。
運営会社 公式サイト |
株式会社ジェイエイシーリクルートメント https://www.jac-recruitment.jp/ |
---|---|
得意領域 | ●ハイクラス層 |
求人数 |
公開求人数+非公開求人数:常時15,000件以上 |
対応エリア 拠点 |
●全国・海外 |
2024年10月時点の求人数 |
末永
JACリクルートメントは日系企業の他に外資系企業の求人が多いのも特徴です。外資系企業の役員も選択肢に入れたい人は利用してみると良いですね。
おすすめの人
●年収500万円以上で収入を増やしたい人
●マネジメント経験や一定の専門スキルがあり、キャリアアップしたい人
●外資系やグローバル企業へ転職を考えている人
●スペシャリストを目指したい専門職の人
実際にJACリクルートメントを利用した人の口コミは以下にまとめてあります。
評判・口コミ
30代・女性
満足度4:☆☆☆☆
私の意見や考えを尊重し、気持ちを理解した上で求人を紹介してくれたように思います。
JACリクルートメントは1人のキャリアコンサルタントが全行程をサポートしてくれるので、企業側に私の魅力を売り込んでくれました。求人自体は少ないのですが、しっかり向き合ってくれるので満足しています。
評判・口コミ
40代・男性
満足度5:☆☆☆☆☆
JACの良いところは求人の質が高いところです。待遇の良い案件が多く、普通に探したら見つからないような求人が多くありました。
担当者が親身になって私の希望にあう求人を探してくれ、さらにその求人へのアプローチも迅速でした。スキルや経験がないと選べる求人が少ないので、他の転職エージェントも併用すると良いと思います。
評判・口コミ
40代・男性
満足度5:☆☆☆☆☆
良い点は他の転職支援サービスとは一線を画す求人案件の質、細やかな転職支援があげられます。とくに英語力を活かした転職はニッチな市場になるので、そこに対応可能な点は高評価です。
リクルートエージェント
リクルートエージェントはリクルートグループが運営する業界最大手の転職エージェントです。そのため、色々な業界の役員求人を取り扱っています。
末永
希望する業界はなんであれ、役員の求人を取り揃えているリクルートエージェントはおすすめです。
非公開求人はリクルートエージェントに登録しなければ紹介してもらえません。1件でも多くの求人に応募するためにもぜひ利用しましょう。
運営会社 公式サイト |
株式会社リクルート https://www.r-agent.com/ |
---|---|
求人数 | 公開求人数:476,780件 非公開求人数:238,410件 エグゼクティブ 公開求人数:1,296件 |
対応エリア 拠点 |
全国・海外 東京/神奈川/北海道/宮城/愛知/京都/大阪/兵庫/福岡 |
2024年10月時点の求人数 |
おすすめの人
●役員へ転職したい全求職者
●新しい経験をしたい役員経験者
●初めて転職エージェントを使う人
●様々な業界の求人の中から選択したい人
doda
dodaはリクルートの次に求人を保有する大手総合型転職エージェントです。非公開求人数は公表されていませんが、リクルートエージェントと同程度あると考えて良いでしょう。
末永
こちらも色々な業界の求人に精通しているので、役員の求人を網羅するためにdodaも必ず利用しておきたいエージェントです。
運営会社 公式サイト |
パーソルキャリア株式会社 https://doda.jp/ |
---|---|
求人数 | 公開求人数+非公開求人数:297,230件 取締役員:4件 会計参与:9件 監査役:190件 |
対応エリア 拠点 |
全国・海外 東京/神奈川/北海道/宮城/愛知/京都/大阪/兵庫/福岡 |
2024年10月時点の求人数 |
おすすめの人
●役員へ転職したい全求職者
●役員にキャリアアップしたい人
●1度に転職エージェントと転職サイトに登録したい人
●面接確約オファーで必ず面接を受けたい人
MS-Japan
MS-Japanは管理部門・士業に特化した転職エージェントです。とくに経理・財務・人事・法務などの管理部門に特化しているので、専門性の高いサポートを受けることが可能です。公認会計士や税理士の資格を活かせる求人も多いですね。
末永
運営会社 公式サイト |
株式会社MS-Japan https://www.jmsc.co.jp/ |
---|---|
得意領域 | ●事業会社の管理部門、士業に特化 |
求人数 |
公開求人数:10,590件 役員・その他の公開求人数:58件 |
対応エリア 拠点 |
●関東・東海・関西の主要都市中心 |
2024年10月時点の求人数 |
末永
MS-Japanは対応エリアが関東・東海・関西の主要都市になるので、首都圏に住んでいる人は登録する方が良いでしょう。
もし地方に住んでいる人は大手のリクルートエージェント・dodaも合わせてみることをおすすめしますよ。
おすすめの人
●経理の実務経験がある人
●CFOに転職したい人
●専門性の高いサポートを受けたい人
●年収やキャリアアップしたい人
実際にMS-Japanを利用した人の口コミは以下にまとめてあります。
評判・口コミ
40代・女性
満足度4:☆☆☆☆
MS-Japanは他のエージェントとは違い、管理部門を専門としているため経理や財務などの案件が多いと感じました。
とくに関東や人口の多い都市の案件は多く、選択肢は非常に多かったです。専門分野の求人で探すなら、MS-Japanを利用した方が希望の案件に出会えるチャンスが多いと思います。
評判・口コミ
30代・男性
満足度4:☆☆☆☆
MS-Japanは経理に使える資格や実務経験がある人向けの求人が多いです。キャリアプランに沿ったアドバイスも的確で、レジュメの作成や面接対策なども丁寧に対応してもらえます。
転職セミナーや個別相談会も定期開催しており、転職に関する悩みを解消してもらえる機会が多いです。バックアップ体制も手厚く安心して利用できます。
評判・口コミ
30代・男性
満足度5:☆☆☆☆☆
MS-Japanは管理部門を経験している人向けの転職エージェントです。経理や人事、財務向けの求人が多いと思います。経験がない人は利用しづらいですが、経理の経験を生かしてキャリアアップしたい人には良いサービスです。
役員の転職でおすすめのサイト3選
転職エージェントの他に転職サイト(求人サイト)も役員への転職で役立つサービスですが、単体で利用するのはおすすめしません。使うときは転職エージェントとセットで利用したほうが良いです。
というのも転職サイト(求人サイト)は求人情報のみを提供している場合が多いからです。転職エージェントのように希望にマッチする求人の提案、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、年収の代理交渉といったサポートはおこなっていません。
末永
また、役員のように限られたポジションはライバルも優秀であり、容易に転職できるとは限りません。
プロのサポートを受けることで、自分の魅力を最大限アピールできるようになり、ライバルに差をつけられるようになります。
そこで役員に強いおすすめの転職エージェントと同様に、転職サイト(求人サイト)も厳選してみました。それぞれの特徴と公開求人数を以下の早見表にまとめています。
特徴 | 求人数 | |
---|---|---|
ビズリーチ |
✔ハイクラス ✔求人が豊富 ✔高年収 |
294,630件 |
リクルート ダイレクトスカウト |
✔ハイクラス ✔求人が豊富 ✔高年収 |
394,760件 |
dodaX |
✔高年収 ✔ハイクラス ✔IT・Web |
59,540件 |
2024年10月時点の求人数 |
ビズリーチ
ビズリーチは転職を考えているすべての人におすすめのスカウト型転職サイトですが、とくにハイクラス層向けのサービスです。
末永
前職の経験を活かしてワンランク上のポジションへ転職したい人、年収1,000万円以上を目指している人におすすめです。
実はビズリーチは転職サイトだけでなく、転職エージェント・スカウトサービスの要素も併せ持つ転職支援サービスで、ヘッドハンターや企業の人事からのスカウトで転職を成功させた人が多いです。
末永
また、ビズリーチに登録しているヘッドハンターは独自のコネクションで得た求人を取り扱っているので、大手転職エージェントや転職サイトにはないレアな案件を紹介してもらえる可能性があります。
登録したら絶対に利用しないといけないのではなく、良いスカウトが届くまで待つという使い方もできます。
運営会社 公式サイト |
株式会社ビズリーチ https://www.bizreach.jp/ |
---|---|
得意領域 | ●IT・インターネット、メーカー、サービス、コンサルティング、流通・小売、金融、メディカル、不動産・建設、商社等 |
求人数 |
公開求人数+非公開求人数:294,630件 役員関連求人数:6,038件 |
更新日 | ●随時 |
2024年10月時点の求人数 |
おすすめの人
●役員経験者、専門性の高いスキルを持っている人
●中長期的に大手企業へ転職を考えている人
●現在の年収が500万円以上の人
●自分の市場価値を知りたい人
実際にビズリーチを利用した人の口コミは以下にまとめてあります。
評判・口コミ
30代・女性
満足度4:☆☆☆☆
自分の登録した経歴を見て、いろいろな企業やヘッドハンターからスカウトが届きました。企業の人事からは面接確約のメッセージももらえ、自分の経歴に自信が持てました。
スカウトが届くので自分で求人を探す手間がないのも良いです。面接確約であれば時間も節約できるので使い勝手が良いと思います。
評判・口コミ
30代・男性
満足度4:☆☆☆☆
ビズリーチの良いところは書類選考が免除されるところだと個人的に思っています。最初に登録する経歴が職務経歴書代わりになるので、そこを細かく書く必要はありますが。
評判・口コミ
30代・男性
満足度4:☆☆☆☆
ビズリーチはヘッドハンティング型転職サイトの草分け的な存在であり、登録しているヘッドハンター数も多いです。さらに求人はハイクラスな案件が多いのもよかった点です。
何よりも人事から直接スカウトがくるのが私にとっては1番のメリットでした。
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトはリクルートグループが運営するハイクラス・エグゼクティブ限定の会員制転職サイトです。ハイクラス・エグゼクティブ層の転職を専門としたヘッドハンターが役員に転職するにはどうしたら良いのかなど、キャリアの相談に乗ってくれます。
末永
リクルートダイレクトスカウトでは年収800万〜2000万のハイキャリア求人を多く取り扱っています。前職で培ってきた経験を活かし、さらなるキャリアアップを目指している人におすすめです。
末永
役員はポジションが限られており、基本的にハイクラス向けの求人は少ないです。役員の経験を活かせる転職をするためにはビズリーチも合わせて利用するとレアな求人を逃すことはありません。
運営会社 公式サイト |
株式会社リクルート https://careercarver.jp/ |
---|---|
得意領域 | ●IT・インターネット、メーカー、流通・小売・サービス、コンサルティング・シンクタンク、不動産・建設、金融、商社、マスコミ・メディア等 |
求人数 | 公開求人数:394,760件 エグゼクティブ職:5,328件 |
更新日 | ●随時 |
2024年10月時点の求人数 |
おすすめの人
●ハイクラスやエグゼクティブ転職をしたい人
●短期集中で期限を決めて転職をしたい人
●CEO・COO・CFO・CTO・CIOへの転職を考えている人
●副業顧問を考えている人
●年収やキャリアアップしたい人
実際にリクルートダイレクトスカウトを利用した人の口コミは以下にまとめてあります。
評判・口コミ
20代・女性
満足度4:☆☆☆☆
リクルートダイレクトスカウトはハイクラス人材向けのスカウト型転職サイトなので、20代若手の私には不向きなサービスでした。
しかし、将来のキャリアプランと照らし合わせたときに、どういう経験やスキルが必要なのかは求人票から読み取ることができたので、結果として利用してよかったと思っています。
評判・口コミ
20代・男性
満足度4:☆☆☆☆
高収入でハイクラス向けの求人がメインです。スカウトを送ってきたヘッドハンターとの相性も良く、いろいろな提案をしていただけました。ぼんやりとしたキャリアが話をすることで明確になり、自分にあった企業を選べました。
評判・口コミ
30代・男性
満足度4:☆☆☆☆
ハイクラスに特化した転職サイトなので、転職希望者もそれなりのスキルやキャリアが求められます。スキルやキャリアがある人であれば、登録して数日で数十件のスカウトがきます。
dodaX
dodaXのスカウトの種類
-
通常スカウト
求職者の職務経歴書の内容が企業の応募条件を満たしている場合に、自動送信される一般的なスカウト -
プラチナスカウト
ヘッドハンターが企業から預かる求人の中でも、とくに採用企業の戦略に影響を与える重要なポジションにとりわけふさわしいと判断した求職者だけに送られるスカウト -
ダイヤモンドスカウト
dodaXがとくに高く評価するヘッドハンターにだけ送信が認められた別格のスカウト。秘匿性が高く、企業の枢要を担うポジションへのスカウト。
送信する対象人数も厳格に限られていて貴重
プラチナスカウトは好条件・高待遇の非公開求人が多い傾向にあり、大幅な年収アップが見込めます。ダイヤモンドスカウトは、求職者の経歴やスキル、キャリアに強い興味や関心を持ったヘッドハンターから届くので年収交渉がしやすくなりますよ。
dodaXは届くスカウトの数やポジション、年収から自分の市場価値を把握できるため、転職先の選択肢を増やすことができます。逆に市場価値が低かった場合でも、自分に足りないスキルなども把握できるため、ネクストアクションが明確になりやすいですね。
末永
少しでも求人の選択肢の幅を広げるために、ビズリーチ・リクルートダイレクトスカウト・リクナビNEXTも併せて登録しておくと良いでしょう。
運営会社 公式サイト |
パーソルキャリア株式会社 https://doda.jp/ |
---|---|
業界・職種 | 経営・事業統括・管理統括/企画・管理/専門職/営業職/技術職/金融専門職など |
求人数 | 公開求人数:59,540件 取締役:962件 内部監査・コンプラ・リスク管理:637件 |
対応エリア | 全国・海外 |
登録ヘッドハンター数 | 約6,500人(2024年9月時点) |
更新日 | 随時更新 |
2024年10月時点の求人数 |
役員に未経験で転職するには
未経験から役員になれる求人は数が限られます。しかし、役員に転職するために取れる手段はいくつかあります。
ここでは、未経験で役員に転職するための手段について2つご紹介していきますね。
役員に転職するためのポイント
ベンチャー企業なども候補に入れる
1つ目にあげられるのがベンチャー企業なども候補に入れることです。
ベンチャー企業は、大企業に比べて若い年代が多く、実力主義な傾向があります。
ですので、実力があれば役員経験がなくても役員になれるでしょう。
末永
その際、マネジメント経験や管理職の経験があればアピールするのが良いでしょう。もし、アピールの仕方に自信がなければ転職エージェントに相談するのも1つの手ですよ。
おすすめの大手総合型転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
ベンチャー企業への転職に強い転職エージェントは、以下の記事で詳しく解説しています。
幹部候補者採用に応募する
2つ目は、幹部候補者採用に応募することです。
求人票を見てみると「幹部候補者採用」や「役員候補採用」と記載されている求人があります。
こういった求人は将来、役員にすることを視野に採用が行われるので一般的な求人よりも役員になれる可能性があります。
ただ、もちろん役員としての採用ではないので入社後も良い評価を受ける必要がありますね。
末永
上記の求人も、マネジメント経験や管理職での経験があれば評価に繋がりやすいです。自分の経験をしっかりと言語化できるように準備しましょう。
役員の転職でエージェントを使うメリット
役員の転職活動で転職エージェントを利用するのには、さまざまなメリットがあります。
実際にどのようなメリットがあるのかを以下にまとめてみました。
エージェントを利用する7つのメリット
- 非公開求人も紹介してもらえる
- 履歴書・職務経歴書の添削、作成アドバイス
- 質の高い面接対策で内定獲得率アップ
- 業界・職場のリアルを教えてもらえる
- 企業の人事に推薦してくれる
- 企業との日程調整・交渉の代行
- 年収・給料や雇用条件の交渉代行
役員への転職でエージェントを利用する最大のメリットは非公開求人を紹介してもらえる点です。
というのも役員の求人は公開求人よりも非公開求人のほうが多い傾向にあるからです。
末永
役員は企業の経営を直接左右する重大なポジションです。また、企業に数名しかいない重大なポジションですので非公開求人として転職エージェントに依頼している会社は多いです。
そのため、転職エージェントを利用すれば、通常では選択肢に入らなかった案件も候補に入れることが可能です。
また、大企業・有名企業の役員は条件が良く応募が殺到してしまう求人も非公開求人になっていることが多いです。
これ以外のメリット・デメリットに関しては以下の記事で詳しく解説しています。詳しく知りたい人はこちらの記事もチェックしてみてください。
役員に強い転職エージェントを選ぶコツ
役員に強い転職エージェントを選ぶ際に大切なのは、同じタイミングで複数の転職エージェントに登録することです。同じタイミングで登録すれば、それぞれの転職エージェントを比較しやすくなります。
そもそも転職エージェントは基本的なサービスはどこも同じで、違いは得意な領域やサポートの手厚さ、キャリアアドバイザーとの相性だけです。
希望する業界の求人は多いのか、独自の独占求人を紹介してもらえるのか、担当キャリアアドバイザーとの相性は比較対象があればこそ判明するものです。
末永
まずは求人が多い総合型転職エージェントのリクルートエージェント・dodaの2社に登録し、さらに気になる1社に登録してみましょう。
その後は実際に面談を受けてみて、良いと思ったところに絞り込むと効率よく納得のいく転職を実現しやすいです。
転職エージェントの選び方や正しい複数利用法については、以下の記事で詳しく解説しています。
役員に強いエージェントをさらに賢く使うコツ
役員の転職でエージェントを上手に活用するコツですが、サポートを担当するキャリアアドバイザーを自分の味方にすることです。
どのエージェントを利用しても転職のサポートをしてくれるのはキャリアアドバイザーです。利用者からしたら同じ転職者なのだから、平等にサポートしてもらえるだろうと思いがちですが実は違います。
転職エージェントは無料で利用できるサービスですが、それは求職者だからです。求職者の代わりに求人企業が転職エージェントに成功報酬を支払っているのです。
末永
つまり、求人企業が採用しそうな人材を紹介することが転職エージェントでは重要なのです。
このような事情があるので転職意欲が高く、利益に直結しそうな求職者に力を入れたくなってしまうわけです。
この転職エージェントの事情を理解した上で味方にできれば、優先的に良い求人を紹介してもらえたり、選考対策に時間をかけてもらえて納得のいく転職を実現できるでしょう。
転職エージェントを賢く使い倒す方法については以下の記事で詳しく解説しています。
転職エージェントを利用する際の流れ
基本的にどのエージェントでも転職エージェントを利用する際は主に以下の流れで進んでいきます。
各過程でキャリアアドバイザーが入り、すべてをサポートしてもらえるので非常に心強い存在だと言えます。
詳しいステップ
- 利用申し込み・会員登録
- 面談
- 求人紹介・応募書類添削
- 応募
- 模擬面接
- 書類選考・面接
- 内定・退職交渉・入社
もちろん不安に感じやすい自己PRや転職理由などの最適な答え方、魅力的に見えるアピール方法なども選考対策ではアドバイスをしてもらえます。
さらに転職エージェントによっては入社後にアフターフォローをしてくれるところもあります。入社後に感じた悩みを相談できるので、不安がある人は事前に対応してもらえるか確認しておくと良いです。
転職サイトの利用の流れ
役員であれば転職エージェントを利用することで、よりスムーズに転職活動を行うことができますが、求人の幅を広げたいのであれば転職サイトも一緒に利用するのがおすすめです。
- 会員登録
- 求人検索(スカウトに返答)
- 応募書類作成〜応募
- 書類選考・面接
- 内定・意思決定
- 入社
ヘッドハンティング型転職サイトは自分で求人検索をすることもできますが、役員の求人を持つヘッドハンターからのスカウトを待つのが一般的な使い方になります。
役員の求人を持つヘッドハンターは登録された経歴・スキルを見て「この人は即戦力として活躍できそうか?」でスカウトを送るか判断しています。ぜひ、会いたいと思ってもらえるようにプロフィールは詳細に記入すると良いでしょう。
ちなみに役員の求人を持つヘッドハンターからスカウトがきた場合、返信をすることで詳細な話を聞けるようになります。その際に転職エージェントと同様にヒアリングをされるので、自分の希望をしっかりと伝えるようにしてください。
明確な希望を伝えることで、条件にマッチする案件を紹介してくれます。その後は求人の応募や面接の調整をヘッドハンターがサポートをする流れになっていきますね。ただ、転職エージェントのように履歴書・職務経歴書の添削や面接対策は自分から申し出ないと手厚くサポートをしてもらえないこともあります。
末永
ただ、サイトやスカウトの利用ではあまり手厚いサポートが受けられるわけではないので、転職のプロのアドバイスを受けながら役員の知見も深めつつ転職活動を進めましょう。その際にはハイクラス転職エージェントの利用がおすすめです。
ハイクラス求人が多いおすすめ転職サービス
-
ビズリーチ
年収600万円以上の求人が多数!企業とヘッドハンターから直接スカウトが届く -
JACリクルートメント
国内3位の規模を誇る転職エージェント!年収600万〜1,500万円以上の案件を多数保有
役員の平均年収
一般財団法人労務行政研究所が2022年に行った「役員報酬・賞与等の最新実態」調査によると社長の平均年収は、企業規模計で5,039万円となっており全体の36%が5,000万円以上とのことです。
また、企業規模計で役位別に見た時、従業員兼務取締役で1,665万円、取締役では2,009万円という結果です。
末永
役員は、企業の意思決定に直接携わる責任感のある仕事です。見返りとなる報酬も高く設定されていることがわかりますね。
役員の転職に役立つ関連記事
役員への転職に興味のある人におすすめの記事をご紹介します。
職種別おすすめ転職サイト・エージェント
転職したい職種がある場合は、以下の記事をご覧ください。
業種別おすすめ転職サイト・エージェント
転職したい業種がある場合は、以下の記事をご覧ください。
年代別おすすめ転職サイト・エージェント
年代別におすすめの転職サイト・転職エージェントをご紹介します。
ただ、転職エージェントによって得意な領域は違いが出てくるので、その領域に強いところを選んだほうが転職を成功させやすいです。
とくに役員の求人を持っている転職サービスは少ないので、ハイクラス特化型などのエージェントへの登録がおすすめです。