失業保険の相談を無料でできる窓口6選!ハローワークでの手続きも解説
相談したくても「どこに聞けばいいかわからない」「お金がかかるのでは…」と悩んでいませんか?
実は、失業保険について無料で相談できる窓口がいくつもあります。
本記事では「無料相談ができる窓口」「無料相談で確認すべきこと」「ハローワークで相談するメリットや流れ」などについて詳しく解説します。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
失業保険の無料相談ができる窓口6選
失業保険の無料相談先はハローワークだけではありません。
公的な機関から民間のサポートサービスまで、失業保険に関する相談窓口は複数存在し、それぞれ特色や得意分野が異なります。
ここでは、失業保険の無料相談ができる窓口を6つ紹介します。
それぞれの窓口の特徴を理解し、自分の状況に最適な相談先を見つけて、ぜひ積極的に活用してみてください。
ハローワーク
「ハローワーク」は、失業保険に関する手続きや受給条件など、最も基本的かつ総合的な無料相談ができる国の機関です。
失業保険の申請受付や受給資格の決定、支給を直接おこなっています。
また制度内容や手続きに最も精通しているため、信頼性の高い情報を得ることが可能です。
ハローワークの特徴
- 全国各地に設置されている
- 無料の対面相談
- 失業保険の手続きをおこなう場所
- 求職活動のサポートや職業訓練の案内も実施
- 履歴書の書き方指導や面接対策など、再就職もサポート
労働条件相談ホットライン
「労働条件相談ホットライン」は、失業の原因となった解雇や雇い止め、労働条件の問題について電話で気軽に無料相談できる窓口です。
厚生労働省の委託事業として運営されており、労働問題に関する専門的なアドバイスを匿名・無料で受けられるため、デリケートな内容も安心して相談できます。
労働条件相談ホットラインの特徴
- 電話を通して匿名で相談ができる
- 失業保険の受給資格に関わる相談に対応
- 法的な観点からの助言や適切な相談機関に関する情報提供
もし退職理由や労働条件に納得がいかない点があれば、まずは匿名で相談できる「労働条件相談ホットライン」を利用して、専門家のアドバイスを受けてみましょう。
労働基準監督署
「労働基準監督署」は、不当解雇や賃金未払いなど、労働問題について相談でき、企業への是正指導も期待できる公的機関です。
労働基準法に基づいて企業への立ち入り調査や指導をおこなう権限を持っているため、悪質なケースに対して具体的な対応を求めることができます。
労働基準監督署の特徴
- 労働時間や未払い賃金などを証明する証拠の集め方を教えてくれる
- 企業に対して労働環境の改善を求めてくれる
- 失業保険の直接的な手続き相談機関ではない
労働問題が失業の原因となっている場合は、労働基準監督署に相談し、正当な権利を主張するために相談してみてください。
総合労働相談コーナー
「総合労働相談コーナー」は、解雇や労働条件、いじめなど、あらゆる労働問題について一貫して無料相談できる公的窓口です。
失業保険の受給に関わる労働トラブルの解決支援も期待でき、全国の労働基準監督署や各都道府県の労働局内などに設置されています。
専門の相談員が予約不要・無料で対応してくれるため、気軽に利用しやすいのが利点です。
総合労働相談コーナーの特徴
- 職場のトラブルに関する幅広い相談に対応
- 法的なアドバイスや関係機関(ハローワークなど)の情報も提供
- 失業保険の受給資格や条件に関わる適切な助言や支援
- 専門の相談員が予約不要・無料で対応
労働に関する悩みやトラブルを抱えている人は、「総合労働相談コーナー」で専門家の意見を聞いてみることをおすすめします。
転職×退職のサポート窓口
「転職×退職のサポート窓口」は、退職交渉から失業保険の手続き、転職活動までを一貫して支援する民間サービスです。
円満な退職の進め方や失業保険の賢い活用法、転職活動のノウハウなど、トータルでサポートしてもらえるのが利点です。
初回のLINEでの相談は無料ですが、実際のサービスは有料となっています。
転職×退職のサポート窓口の特徴
- 社労士によるサポートがある
- 有料サービス(給付金が受給できなかった場合の返金保証あり)
- キャリアアップアドバイザーによる転職支援も可能
退職から転職までを一貫してサポートしてほしいと考えている人は、「転職×退職のサポート窓口」の活用も検討してみてください。
失業保険サポート
「失業保険サポート」は、複雑なケースに関する相談に応じる、失業保険制度に特化した民間窓口です。
WEB説明会や初回のLINEでの相談は無料ですが、実際のサービスは有料となっています。
失業保険サポートの特徴
- 専任コンシェルジュによる申請サポート
- 受給額の試算サポート
- 受給遅れ・損失を防ぐサポート
- 有料サービス(給付金が受給できなかった場合の返金保証あり)
特に複雑な事情を抱えている場合や、専門的なサポートが必要だと感じる場合は、「失業保険サポート」への相談も選択肢の一つとして検討してみてください。
失業保険の無料相談で確認すべきこと
失業保険の無料相談を最大限に活用するためには、事前に何を確認したいのかを明確にしておくことが大切です。
事前に確認事項を整理しておくことで、限られた相談時間を有効に使い、必要な情報を効率的に得ましょう。
具体的に確認すべき主なポイントは以下の3点です。
給付条件や受給期間
失業保険の無料相談では、まず自分が受給対象かどうかと、受け取れる期間を確認することが大切です。
これらは今後の生活設計や転職活動の計画に直結する重要な情報であり、早めに把握しておくことで、安心して次の一歩を踏み出すことができます。
無料相談時には自分の状況を正確に伝え、給付条件と受給期間を確認した上で、今後の生活の見通しを立てましょう。
申請手続きの流れ
失業保険の申請から受給に至る過程は複雑に感じられるかもしれませんが、無料相談で一連の流れを把握しておくことが可能です。
書類準備や求職申込み、説明会への参加、失業認定など、段階を踏んで進めていきましょう。
また以下の点についても、申請手続きの流れと一緒に確認しておくといいですよ。
あわせて確認しておきたい内容
- 必要書類、提出先、期限
- 求職の申込みから最初の失業認定日までのスケジュール
- 雇用保険受給者説明会の内容
申請の流れを事前に把握し、各ステップで何をすべきかを確認しておくことで、スムーズに手続きを進めましょう。
ハローワークとの連携(相談先がハローワーク以外の場合)
ハローワーク以外の窓口で失業保険の相談をする場合は、ハローワークとの役割分担や情報共有の方法を理解しておくことが大切です。
最終的な失業保険の申請や手続きの多くはハローワークでおこないます。
そのため他の相談窓口を利用する際も、相談窓口とハローワークとの役割分担ついてあらかじめ把握しておくことで、手続きを効率的に進められ、二度手間を防ぐことができます。
ハローワークで失業保険の相談をするメリット
ハローワークは失業保険手続きの中心的機関であり、雇用保険制度の運用を直接担っているため、最も正確で包括的なサポートを受けられる場所です。
ハローワークで相談する主なメリットとして、以下の5つが挙げられます。
相談後すぐに手続きを進められる
ハローワークは失業保険の公的な申請窓口であるため、相談と同時に具体的な申請手続きを進められる点がメリットの一つです。
失業保険の受給資格について相談し、対象であることが分かれば、そのまま求職の申込みや離職票の提出といった申請手続きに入ることが可能です。
必要な書類が揃っていれば、その日のうちに申請が完了するため、時間的なロスが少なく、迅速に手続きを進められます。
失業後、できるだけ早く失業保険の手続きを済ませたいと考えている人にとって、ハローワークは最も直接的で効率的な窓口です。
専門知識を持つ職員が対応してくれる
ハローワークの職員は雇用保険制度の専門家であり、失業保険の仕組みや細かいルールにも精通しているため、的確なアドバイスが受けられます。
自己都合退職か会社都合退職かといった離職理由の判断が難しいケースや、病気療養後の申請などの複雑なケースについても、制度に基づいて専門的な知見から分かりやすく的確に答えてくれます。
失業保険制度は複雑な部分も多いため、専門知識を持つハローワークの職員に相談することで、安心して手続きを進めることができます。
最新の制度・手続き情報を得られる
失業保険制度は法改正などにより内容が変更されることがありますが、ハローワークでは常に最新かつ正確な情報を得ることができます。
ハローワークは制度を所管する厚生労働省の地方機関であり、制度改正や手続きの変更に関する情報は真っ先に共有されるため、他の情報源よりも信頼性が高いです。
給付条件の変更や新たな特例措置が設けられた場合も、ハローワークなら確実な情報を確認できます。
誤った情報に基づいて手続きを進めてしまうと不利益を被る可能性もあるため、必ずハローワークで最新の情報を確認するようにしましょう。
求人情報を得られる
ハローワークは職業安定所としての機能も持っており、失業保険の手続きと並行して、地域の企業を中心とした幅広い求人情報を入手できます。
全国の企業から多くの求人が集まる公的な求人情報プラットフォームであり、地元密着型の求人や、ハローワーク独自の支援付き求人も豊富です。
ハローワーク内の端末で求人情報を検索したり、窓口で相談員に希望条件を伝えて求人を紹介してもらったり、 大手求人サイトには掲載されていない地元の優良企業の求人が見つかる可能性もあります。
失業保険の手続きでハローワークを訪れた際には、積極的に求人情報もチェックし、早期の再就職に繋げることがポイントです。
就職活動のサポートを受けられる
ハローワークでは、職業相談、履歴書の書き方指導、面接対策、職業訓練の案内など、再就職に向けた多岐にわたる専門的なサポートを無料で受けられます。
失業保険の手続きをするだけでなく、求職者のスキルアップや就職活動の支援など包括的なサポート体制が整っているのが魅力です。再就職への不安を軽減し、成功率を高められます。
また転職未経験の人や転職活動に不慣れな人は、転職エージェントの併用もおすすめです。
UZUZ・ハタラクティブ・マイナビジョブ20'sといった若者向け転職エージェントは、20代の就職・転職支援に特化しており、手厚いサポートを提供しています。
専任のキャリアアドバイザーが親身になって相談に応じてくれるため、効率よく自分の希望にマッチした仕事を見つけやすくなるので、気になる人はまずは登録してみてください。
とくにUZUZは職務経歴に自信がない人の支援に強みがあり、求職者一人あたりに平均12時間以上かける丁寧なサポートが魅力です。
「ブラック企業を除外した求人紹介」や「マンツーマン指導」など、若手が安心して働ける環境探しに特化しているのが大きな特徴です。
正社員経験が少ない人におすすめエージェント
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ハローワークで失業保険の相談をする際の注意点
ハローワークは、失業保険の相談や手続きの中心となる機関です。
利用する際には、注意点も押さえておくことでよりスムーズかつ効果的に活用できます。
ハローワークを利用する際の主な注意点は以下の3点です。
混雑する時間帯を避ける
ハローワークは多くの人が利用するため、訪問する時間帯や時期によっては窓口が混雑し、相談や手続きに時間がかかることを想定しておくべきです。
待ち時間が長くなると、それだけでストレスを感じたり、その後の予定に影響が出たりする可能性があります。
訪問する時間を考慮し、できるだけスムーズに手続きを済ませるのがポイントになります。
ハローワークの混雑傾向
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混雑しやすい時間帯や時期
・月曜日の午前中
・月初、月末
・連休明け -
比較的空いている時間帯
・火曜日〜金曜日の午後
ハローワークを利用する際は、混雑しやすい時間帯を避け、時間に余裕を持って訪問しましょう。
自分自身の現状を整理して正確な情報を伝える
限られた相談時間を最大限に活かすためには、事前に自身の職歴や退職理由、希望する職種や条件などを整理し、相談員に的確に伝えましょう。
相談員は提供された情報に基づいてアドバイスや手続きの案内をおこなうため、情報が曖昧だったり不足していたりすると、的確なサポートを受けられない可能性があるためです。
また、雇用保険被保険証や離職票、職務経歴のメモ、質問したいことのリストなども用意しておくと相談がスムーズに進みます。
事前に情報を整理し、必要な書類を準備しておくことで、相談員とのコミュニケーションが円滑になり、より質の高いアドバイスを引き出せますよ。
相談内容に制限がある
ハローワークは公的機関であるため、提供できるアドバイスやサポートの範囲には限りがあり、全てのニーズに対応できないことを理解しておく必要があります。
ハローワークで主にできること
- 職業相談・キャリアカウンセリング
- 求人の紹介や検索・応募サポート(地域密着型の中小企業や地元企業の求人が多い)
- 職業訓練の受講
- 失業保険についての相談・手続き
ハローワークではできないこと
- 個別に寄り添ったキャリア相談やアドバイス
- 特定業界・職種に特化した専門的なコンサルティング
- 非公開求人の紹介
- 企業ごとの詳細な選考対策や面接準備
- 年収交渉の代行や企業との細かな調整
失業保険の手続きや制度の説明についてならハローワークが最も信頼できる相談先ですが、希望条件に合った求人紹介や選考対策などを求める場合は転職エージェントの利用をおすすめします。
転職エージェントではキャリアプランについてより深く掘り下げた相談や、特定のスキルを活かした専門職への転職支援が期待できますよ。
とくに求人数が業界NO.1のリクルートエージェントは豊富な実績があり、自分に合った求人紹介と細やかなサポートが受けられます。
また顧客満足度が高いdodaは、手厚いサポートが受けられるエージェントとして人気です。
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ハローワークでの失業保険を申請する流れ
ハローワークで失業保険を実際に申請する際は、具体的な手続きの流れをステップごとに把握しておくことが大切です。
ハローワークでの失業保険申請の主な流れは、以下の5ステップです。
必要書類を準備する
失業保険の申請には、離職票やマイナンバーカードなど複数の必要書類があり、これらは事前の準備が必要です。
書類の不備は手続きの遅延に繋がるため、必要書類を把握して漏れなく準備することで、スムーズに申請を進めましょう。
失業保険の申請に必要な書類は、以下の通りです。
必要な書類
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雇用保険被保険者離職票
-
個人番号確認書類(マイナンバーカード、通知カードなど)
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身元確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
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証明写真(最近のもの、正面上半身、縦3.0cm × 横2.5cm、2枚)
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印鑑
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本人名義の預金通帳又はキャッシュカード
離職票は退職した会社から交付されます。なかなか交付されない場合は、会社に催促するか、ハローワークに相談しましょう。
ハローワークのウェブサイトや窓口で最新の必要書類リストを確認し、不備のないようにしっかりと準備してください。
申請手続きをする
準備した書類を持参し、お住まいの地域を管轄するハローワークの窓口で求職の申込みと失業保険の受給資格決定の手続きをおこないます。
このステップが実質的な失業保険申請のスタート地点となり、受給資格の審査が始まるため、正確な情報提供と書類提出が求められます。
申請手続きは以下の手順で進められます。
申請手続きの手順
- 「求職申込書」を受け取って記入し、必要書類とともに提出
- 職員から離職理由や離職前の状況などについてヒアリングを受ける
- 受給資格が決定され、受給資格者のしおりなどが渡される
- 手続きの流れや今後のスケジュールについて説明を受ける
提出書類に不備がないか再度確認し、職員の説明をよく聞いて、落ち着いて手続きを進めましょう。
雇用保険受給者説明会に参加する
受給資格決定後は、原則として雇用保険受給者説明会へ参加しなければなりません。
雇用保険受給者説明会では、失業保険制度や今後の手続き、求職活動の進め方について詳しい説明を受けます。
雇用保険受給者説明会への参加は失業保険を正しく理解し、適切に受給するために重要な情報を得る機会であり、初回の失業認定を受けるための必須条件です。

末永

説明会の日時と場所は、申請手続きの際にハローワークから指定され、所要時間は1時間半~2時間程度です。
説明会では、「雇用保険受給資格者のしおり」の内容に基づき、失業保険の仕組みや失業認定申告書の書き方、不正受給に関する注意点、求職活動の具体的な方法などの説明があります。
指定された日時に必ず出席し、説明内容をしっかりと理解しましょう。
失業認定を受ける
失業保険を継続して受給するためには、原則として4週間に一度、ハローワークが指定する日に出向いて、失業状態にあることの認定(失業認定)を受ける必要があります。
失業保険は「失業している状態」に対して給付されるものであるため、定期的にその状態を確認する必要があり、失業認定がなければ給付はおこなわれません。
失業認定を受けるためには、まず「失業認定申告書」に「前回の認定日〜今回の認定日の前日までの求職活動の状況」を具体的に記入して提出します。
職員が内容を確認し、失業状態と認定されれば、その期間分の基本手当が支給されるという流れです。
求職活動の実績として認められるもの
- 求人への応募
- ハローワークでの職業相談
- 転職エージェントが開催するセミナーへの参加
なかでもdodaのオンラインセミナーは、「聞くだけ」で求職活動実績になります。
セミナーにはアーカイブ動画が多数あり、すぐに求職活動実績が必要な場合でも、視聴可能なセミナーを見つけやすいのがメリットです。
求職活動実績を作るのにおすすめの転職サイト
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doda
転職に役立つセミナー多数!転職サイトとしても安心の大手サービス
指定された失業認定日には必ずハローワークへ行き、正直かつ正確に求職活動の状況を申告しましょう。求職活動の実績作りも計画的におこなうことが大切です。
求職活動の実績作りについて詳しく知りたい人は、以下の記事が参考になりますので、あわせて読んでみてください。
受給する
失業認定日に失業が認定されると、後日、申請時に指定した口座に失業保険の基本手当が振り込まれます。
一連の失業保険手続きの最終的な成果であり、失業中の生活を支えるための重要な給付となるため、正確に振り込まれているか確認しましょう。
失業保険の振り込み期間や額
- 通常、失業認定日から土日祝日を除いて数営業日~1週間程度で振り込まれる
- 振り込まれる金額は、認定された日数分の基本手当日額
振り込みが確認できない場合は、ハローワークに問い合わせましょう。
給付金は失業中の貴重な生活資金です。計画的に活用しつつ、一日も早い再就職を目指して求職活動を続けましょう。
失業保険の無料相談だけで終わらせない!転職成功のコツ
失業保険の無料相談で制度や手続きについて理解を深めた後は、その情報を活かして積極的に行動を起こし、転職の成功を目指しましょう。
転職の成功には、主体的な行動と効果的な戦略が欠かせません。
転職を成功させ、キャリアアップを目指すためのコツは主に以下の3つです。
主体的に行動する
転職活動を成功させるためには、情報を集めるだけでは状況は変わりません。
不安があっても、「まずは求人に応募してみる」「面接を受けてみる」など、具体的な行動を起こすことが大切です。
多くの人が情報収集段階で足踏みしてしまい、絶好のチャンスを逃してしまう傾向があります。
実際に行動に移すことでしか得られない経験や気づきがあり、それが次のステップへと繋がるのです。
転職活動は、「完璧な準備ができてから」と考えるのではなく、少しでも興味を持った求人があれば積極的に応募してみましょう。
面接は企業との貴重な接点であり、たとえ不採用だったとしても、その経験から多くのことを学べます。
失業期間を活かしてキャリアアップを狙う
失業期間を単なるブランクと捉えず、資格取得やスキルアップのための学習など、自己投資の時間として有効活用することで、キャリアアップに繋げることができます。
失業期間は、これまでのキャリアを振り返り、将来に向けて必要な知識やスキルを身につけるための貴重な時間と捉えましょう。
例えば、以下のことを実践してみてください。
キャリアアップに向けた行動
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興味がある分野の資格取得を目指して勉強する
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オンライン講座やセミナーに参加して専門知識を深める
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プログラミングやデザインなど、新しいスキルを習得する
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業界に関する本を読んだり、情報収集をする
失業保険の受給期間を自己成長のチャンスと捉え、積極的に学び、スキルを磨くことで、自信を持って次のキャリアに挑戦しましょう。
失業保険の無料相談×転職エージェントの併用がおすすめ
ハローワークの失業保険相談と転職エージェントのサポートを効果的に併用するためには、それぞれの強みと限界を理解し、状況に応じて賢く使い分けることが大切です。
転職エージェントでは、ハローワークの相談だけではカバーしきれない非公開求人の紹介や、きめ細やかな選考対策といった点を補完できます。
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失業保険の無料相談でよくある質問
ここでは、失業保険の無料相談に関するよくある質問についてお答えします。
失業保険を申請してから受け取るまでの期間は?
初回の支給日は、離職理由が会社都合の場合で申請から約1カ月、自己都合の場合で申請から2カ月程度かかります。
失業保険を受けるための条件は?
失業保険を受け取るためには、退職前の2年間に2ヵ月以上の雇用保険への加入実績が必要です。
また自己都合で退職した場合は、失業状態であることや就職活動をおこなう意思と能力があることも条件に含まれます。
会社都合の退職では、退職前の1年間で6ヵ月以上の雇用保険への加入実績が必要です。
ハローワークで失業保険以外で相談できることは?
失業保険以外で困っている場合も相談できるのがハローワークの特徴です。
たとえば、再就職に向けてスキルを身につけるための職業訓練や、求人紹介、将来のキャリア相談などです。
ハローワークは相談だけでも利用できますか?
ハローワークは相談だけでも利用可能です。
求人情報の紹介や就職に関するアドバイス、キャリアカウンセリングなど、さまざまな相談に応じてもらえます。
職業相談は求職活動実績として認められるため、失業保険を受給するために必要な実績作りにも役立ちます。
ハローワークで相談するには予約が必要ですか?
ハローワークでの相談は、一般的には予約なしで利用できます。
ただし一部のハローワークでは、予約制の職業相談を導入している場合もあります。
ハローワークでの相談は無料ですか?
ハローワークでの相談はすべて無料です。
就職に関する相談、求人情報の提供、就職活動のサポートなど、さまざまなサービスが無料で提供されています。
失業保険の相談は誰にすればいいですか?
失業保険に関するご質問・ご相談は、ハローワークに相談しましょう。
失業保険の申請手続きもハローワークでおこなうため、分からない点があれば、手続きと同時に相談してみましょう。
離職票は10日過ぎたらどうなる?
離職票そのものには明確な提出期限はありませんが、会社側が退職日の翌日から10日以内に申請書類を提出する義務があります。
この期限を正当な理由なく過ぎた場合、会社に対して労働基準法違反として罰則が科される可能性があります。
離職票の申請には、事業主がハローワークへ離職証明書などの必要書類を提出する必要があり、この手続きが遅れると、離職票の発行自体が遅れ、失業保険の申請や給付開始も遅れるおそれがあるため注意が必要です。
失業保険に関する相談や手続きの第一歩として、まずはお近くの「ハローワーク」に相談してみることをおすすめします。