JR東日本の年収っていくら?残業代やボーナスについても徹底解説!
JR東日本の平均年収がどれぐらいなのか、転職のプロがズバリ解説します。
また、職種別や競合他社と比較した給与水準、残業代・ボーナスなどについても分かりやすく紹介します。
JR東日本の平均年収は719万円
2020年6月に公開された有価証券報告書によると、JR東日本の平均年収は約719万円です。
dodaの「平均年収ランキング最新版(業種別)」を見てみると、サービス業界の平均年収は367万円となっています。その中で陸運/鉄道/海運/航空の平均年収は388万円であるというデータが出ています。
JR東日本の平均年収は業界の平均年収よりも非常に高いことがわかりますね。鉄道業界は競合他社との競争が激しくなく、新規参入が難しいという点が特徴です。
また、関東や甲信越、東北までの1都16県の鉄道インフラを担っているということもあり、一定の収入基盤が確保されているので業績が安定しているという点も理由の1つとして挙げられますね。
ちなみに、JR東日本の平均勤続年数と平均年齢は以下の通りです。
勤続年数 | 16年 |
---|---|
平均年齢 | 38.8歳 |
JR東日本の平均勤続年数は、国税庁が発表している「民間給与実態統計調査(平成30年度)」の平均勤続年数12.2年よりも長くなっていますね。
大手企業のJR東日本へ転職するには
JR東日本へ転職したいのであれば、転職エージェントを使うのがおすすめです。
JR東日本のような大企業の場合、リクルートエージェント・マイナビエージェントの大手エージェントに人材紹介を依頼するケースがほとんどです。
また、ハイクラス向け転職サイトのビズリーチに登録しておくと、JR東日本の求人を保有しているヘッドハンターからスカウトしてもらえる可能性がありますよ。
大手エージェント3社と一緒にビズリーチを登録しておくのがおすすめです。
おすすめの転職エージェント
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エリア職と総合職での年収の差
まず、JR東日本の職種は大きく「エリア職(一般職)」「総合職」の2つに分かれています。どちらも現場第一線の業務からキャリアスタートします。
「エリア職」は、東日本の各エリアを軸にしたビジネスフィールドで地域社会の発展に深く貢献しつつ、エリア全体のマネジメント業務に携わります。
一方、「総合職」は、海外事業を含めたあらゆるビジネスフィールドで経験を積んで、JR東日本グループが持つ経営資源を最大限に活用しつつ、グループ全体のマネジメントに携わります。
そんな「エリア職」と「総合職」での年収の差について、Openworkのデータを元にご紹介します。職種 | 年収 |
---|---|
エリア職 | 約495万円 |
総合職 | 約532万円 |
エリア職・総合職ともに給与水準は若干低めとなっていますが、手当が充実していたり、昇給制度が設けられていたり、給与アップさせられる環境が整っているそうです。
とくにエリア職に分類されている車掌・運転士の場合は、係職から始まる職制度があり、昇進するたびに基本給が上がっていく、という口コミが多数見られました。
役職別の平均年収は出した成果にもよって異なってくるため、参考程度に見てくださいね。
JR東日本の職種別平均年収
2020年7月時点のLighthouse(旧カイシャの評判)に投稿されている年収データを元に、独自の方法で職種別平均年収を算出してみました。
営業系 | 約449万円 |
---|---|
企画・事務・管理系 | 約673万円 |
電気・電子・機械系エンジニア | 約529万円 |
建築・土木系エンジニア | 約520万円 |
運輸・物流・設備系 | 約483万円 |
上記の職種別平均年収は現役社員・元社員の回答を元に独自で算出しており、もっとも高いのは企画・事務・管理系となっています。その逆にもっとも低いのは営業系ですね。
回答人数や回答者の役職などにもよって平均年収は変わってくるので、参考程度に見てもらえればと思います。
JR東日本と競合他社の年収比較
JR東日本と同じ鉄道業界「JR東海」「東京メトロ」「東急電鉄」「小田急電鉄」の4社との年収を以下で比較してみました。
各社とも2020年7月17日時点で提出されている最新の有価証券報告書の平均年収を元に比較しています。
東急電鉄 | 約770万円 |
---|---|
小田急電鉄 | 約759万円 |
東京メトロ | 約745万円 |
JR東海 | 約736万円 |
JR東日本 | 約719万円 |
この中でもっとも平均年収が高いのは東急電鉄で、もっとも低いのはJR東日本ですね。
東急電鉄の平均年収が高くなっているのは、東急株式会社という親会社の有価証券報告書を参考にしているためです。
この中ではJR東日本の平均年収が低いという結果になっていますが、約719万円なので十分高収入だと言えるでしょう。
ただ、平均年収は各企業の業務形態や事業内容などによって変わってくるため、上記の平均年収比較は参考程度で見てください。
JR東日本の残業代・ボーナス・昇給制度
JR東日本の残業代・ボーナス・昇給制度について、以下で詳しく紹介します。
JR東日本の残業代
JR東日本は基本的にみなし残業というものがなく、残業した際にはきちんと残業代が支給されるようになっています。
Openworkの口コミによると、残業代は1分単位で申請することができ、確実に支給してもらえるみたいです。ただ、昨今残業に関して厳しくなっているため、申請が認められないケースもあるとのことです。
また、36協定によって残業時間の上限が決められているという声がある一方で、企画部門ではサービス残業が多い傾向が見られるという声もありました。
JR東日本のボーナス・昇給制度
JR東日本のボーナスは年に2回あります。会社の業績や個人の業績によって評価され、金額が決定されるようです。
ボーナスは年間で約6ヶ月分支給されるようです。また、都心と地方で金額に違いが生じる、現場に出る頻度によって手当のつき方も違うという口コミが多数見られました。
一方、昇給は年に1回あります。定期昇給という仕組みになっており、昇進試験が設けられています。昇給は一般的に「係職」「指導職」「主任職」「主務職」「主幹職」「指定職」というように昇進していくそうです。
JR東日本の年収に対する評判・口コミ
JR東日本の年収に対する評価を集めてみました。
現役社員・元社員が年収に対して、どのように思っているのか、参考にしたい人はぜひ目を通してみてください!
良い評判・口コミ
残業代も申請すれば1分単位で支給されますよ。
福利厚生も充実しているので、かなり良いほうではないでしょうか。
悪い評判・口コミ
挽回するチャンスがほぼないので、減点評価はその年の昇進試験にも影響する可能性が高いです。
これが本当の評価なのか?という疑問点が多いですね。
何で評価されているかなど、詳しいことがわかりません。
月に10〜20時間程度の残業が平均ですが、残業代のために残っている人も結構います。
JR東日本への転職を成功させるコツ
JR東日本への転職難易度は高いです。なぜなら、関東や甲信越、東北までの1都16県の鉄道インフラを担い、倒産する可能性が極めて低く安定している人気の大企業だからです。
そのため、中途採用の倍率が非常に高く、内定をもらって入社することが難しいんです。
だからこそ、自分1人で直接応募するよりも転職エージェントなどを利用して、転職サポートをしてもらいながら活動を進めるのがおすすめです。
ただ、そのキャリアアドバイザーによってサポート力やスキルに違いがあるので、2社〜3社に複数登録すると相性の良いキャリアアドバイザーと出会えるので、安心だと思います。
また、転職するべきか迷っている人は、JR東日本のような企業からスカウトされる可能性があるビズリーチに登録するのがおすすめです。
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