
既卒の就活は厳しい?内定獲得までの全手順をプロが解説
「既卒の就活は厳しい」「人生終了」と言われがちですが、最新データでは既卒の内定保有率は3割超、有効求人倍率も1.25倍と求職者にとって追い風です。
本記事では内定までの4ステップ、就活サイト・エージェントの選び方、面接で聞かれる既卒理由の答え方を、転職のプロが現場目線で徹底解説します。
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既卒の就活は本当に厳しい?最新データで見る現実
「既卒で正社員になるのは厳しい」と言われがちですが、最新のデータを踏まえると、そこまで悲観する必要はありません。
むしろ、人手不足を背景に既卒採用に前向きな企業は増えており、20代であれば動き出すほど内定に近づける環境です。
ただし、新卒よりも不利な側面があるのも事実です。まずはフラットに現状を理解するところから始めましょう。
既卒の定義と新卒・第二新卒との違い
既卒とは、学校を卒業した後に1度も正社員として就職していない人を指します。実は明確な法的定義はなく、企業によって解釈が分かれるのが実態です。
一般的には、卒業から3年以内の就業経験ゼロの人を既卒として扱うケースが多いです。
これは厚生労働省が「青少年雇用機会確保指針」で、卒業後3年以内の既卒者を新卒枠で応募できるよう企業に要請しているためです。
似た言葉に「第二新卒」がありますが、こちらは1度就職してから3年以内に離職した人を指します。つまり社会人経験の有無が、既卒と第二新卒の決定的な違いです。
応募する企業がどちらの枠で扱っているかは、求人票の応募資格欄や採用ページで必ず確認しましょう。同じ企業でも年度や職種によって区分が変わることもあります。
新卒・既卒・第二新卒の違いを詳しく整理した記事もあわせて参考にしてください。
既卒の内定率・有効求人倍率からわかる本当のところ
既卒の内定保有率は3〜4割で推移しており、決して「就職できない」レベルではありません。
マイナビの2023年度調査では、既卒で内定を保有している人の割合は34.8%と報告されています(出典:マイナビキャリアリサーチLab「2023年度 既卒者の就職活動に関する調査」)。
前年から10ポイント低下していますが、3人に1人以上が内定を獲得している事実は揺らぎません。
採用市場全体も追い風です。厚生労働省の発表では、2024年平均の有効求人倍率は1.25倍となっており、依然として人手不足の状況が続いています(出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」)。
求人数が求職者数を上回っている市場では、既卒であっても応募先が枯渇することはありません。
さらに、新卒採用に苦戦した企業が「卒業後3年以内なら新卒として応募可」と門戸を開くケースも増えています。
背景には、厚生労働省の青少年雇用機会確保指針で、卒後3年以内の既卒者を新卒枠で応募できるよう企業に要請していることがあります。
データだけ見れば、「既卒は無理」という時代ではありません。問題は数字ではなく、既卒に向けた採用ルートを知っているかどうかなのです。
「人生終了」は誇張──既卒でも就職できる3つの理由
「既卒 人生終了」という検索ワードが上位に上がるほど、不安を抱えている人は多いです。ただ、実際の転職市場でこの言葉どおりの状況に追い込まれている人は、ごく一部です。理由は大きく3つあります。
既卒でも就職できる3つの理由
不安が大きい人ほど、この3つを押さえておくと安心して動き出せます。
政府が既卒採用に助成金を投入しており、企業側にコストメリットがある
20代はポテンシャル採用が中心なので、職歴ゼロでも素直さや成長意欲で勝負できる
IT・建設・福祉介護・運輸・サービス業など、未経験から正社員になれる業界が常に存在する
1つ目について補足します。厚生労働省の三年以内既卒者等採用定着コース(特定求職者雇用開発助成金)では、3年以内の既卒者を新卒枠で採用・定着させた中小企業に、1人あたり最大70万円が支給されます。
つまり、企業からすれば既卒採用にコストメリットがあるのです。
2つ目のポテンシャル採用は、20代前半に最大の効果を発揮します。スキル不足が大前提として見られるため、職歴がない弱さを人物面で十分に補えます。
3つ目の「狙うべきレーン」を間違えなければ、既卒であっても受かる業界・職種は確実にあります。
既卒が内定をもらうまでの就活4ステップ
既卒の就活は、思いつきで動くと遠回りになります。資金と時間を確保し、業界・職種を絞り、書類と面接を仕上げるという順番で進めるのが最短ルートです。
各ステップでやることを明確にすれば、「何から始めればいいか分からない」という不安も解消できます。
既卒が内定までに踏む4ステップ
ステップ1: 就活に専念できる環境(資金・時間)を整える
まず最初にやるのは、就活に集中できる土台作りです。意外と見落とされがちですが、就活はお金も時間もかかります。
具体的には、面接交通費・スーツ代・写真撮影代・参考書籍代などで、最低でも10万円程度は見込んでおきましょう。地方在住で都市部の面接を受けるなら、宿泊費を含めて20万円以上必要になることもあります。
アルバイトをしながら就活する場合は、面接が入りやすい平日昼間にシフトを入れない交渉を、最初の段階でしておきましょう。
時間の確保も同じくらい重要です。1社あたりの応募準備に5〜10時間(企業研究・エントリーシート・履歴書・面接対策)かかるので、月10社応募なら週20時間は就活時間として確保したいところです。
ここを怠ると、面接前夜に徹夜で企業研究をすることになり、本番のパフォーマンスが落ちます。先に環境を整えれば、その後の3ステップが格段に進めやすくなります。
ステップ2: 業界・職種を「受かりやすさ×キャリア資本」で選ぶ
応募先を決めるとき、多くの既卒は「受かりやすい業界・職種」だけで選びがちです。しかし、それだけでは20代後半以降にキャリアが頭打ちになるリスクがあります。
既卒で受かりやすい代表的な業界・職種は次のとおりです。
既卒で受かりやすい業界・職種
人手不足で慢性的に募集している領域は、既卒の応募が歓迎されやすいです。
業界: IT、建設、福祉・介護、運輸・物流、サービス、飲食
職種: 営業、エンジニア(未経験OK枠)、施工管理、介護職、警備職
ただし、ここから一歩踏み込んで考えたいのが「キャリア資本になるか」という視点です。
市場価値を上げる観点では、特定の会社でしか通用しないスキル(社内人脈やお作法)ではなく、業界や会社をまたいで持ち出せる経験を積める仕事が望ましいです。
その意味で、20代の既卒からキャリアアップを目指すなら「無形商材の法人営業」は有力な選択肢です。IT・Web、コンサル、金融、広告、人材といった業界の法人営業は、課題抽出と提案のスキルが磨かれます。
これは将来マーケティングや事業企画、コンサル系の職種に転じるときの武器になります。
「希少価値の高い経験」を20代のうちに積めるかどうかで、30代以降のキャリアの幅が決まります。
受かりやすさだけで業界を選ぶと、社内でしか通用しないスキルしか積めない可能性もあるので注意してくださいね。
ステップ3: 履歴書・職務経歴書を既卒視点で仕上げる
書類は「正直に書く」のが原則ですが、既卒ならではの工夫がいくつかあります。
履歴書で押さえるべき3つのポイントは次のとおりです。
既卒の履歴書3つのポイント
- 職歴欄: アルバイト経験を書いてOK。長期間続けたものや責任ある仕事は具体的な業務内容まで明記する
- 志望動機: 業界研究と企業研究を踏まえ、「なぜこの業界か」「なぜこの会社か」の2段階で書く
- 自己PR: 企業の求める人物像をリサーチし、自分の強みとの接点を1つに絞る
職務経歴書は新卒就活では使いませんが、既卒の場合は提出を求められることがあります。書く内容は次のとおりです。
既卒の職務経歴書3つのポイント
- 職務要約: アルバイトや学生時代の活動を含め、社会経験を150〜200文字で要約
- 職務経歴: アルバイト、ボランティア、長期インターン、ゼミなどを時系列で記載
- 自己PR: 履歴書と差別化し、具体的な数字や成果を盛り込む
書類で落ちる既卒は、空白期間の言い訳に終始してしまうケースが目立ちます。重要なのは、その期間に「何を考え、どう動いたか」を前向きに言語化することです。例文と詳しい書き方は次の記事を参考にしてください。
ステップ4: 面接対策──「既卒になった理由」の伝え方が9割
面接は4ステップの中で最も準備が成果に直結します。特に既卒の場合、ほぼ確実に「なぜ新卒で就職しなかったのか」と聞かれるので、ここの回答精度で勝負が決まります。
既卒面接でよく聞かれる質問は次の7つです。
既卒面接で聞かれる7つの質問
すべての質問に対して、自分なりの回答を事前に準備しておきましょう。
なぜ新卒で就職しなかったのか
卒業後の空白期間は何をしていたか
なぜ今のタイミングで就職を決めたのか
将来どうなりたいか(キャリアビジョン)
なぜこの業界・この会社か
自己PR・強み
逆質問
ここで絶対にやってはいけないのが、嘘で固めることです。面接官は何百人もの面接を経験しているため、「取り繕った答え」と「正直な答え」の違いはすぐ分かります。
嘘がバレた瞬間、誠実さが疑われて選考は終わります。
正直に話すコツは、「事実→反省→今後の覚悟」の3段構成です。
たとえば公務員試験で不合格だった場合、「公務員試験を目指して勉強していたが結果が出なかった」(事実)と切り出します。
続けて「視野が狭く、民間の選択肢を最初から消していた点が反省点」(反省)、「今は民間で社会に貢献する道を本気で目指している」(今後)と組み立てましょう。
逆質問では、入社後の働き方や成長機会に関する質問を1〜2個準備しておきましょう。「特にありません」は意欲不足と判断されるので避けます。
面接官が見ているのは「過去の理由」より「今の覚悟」です。空白期間を隠そうとすると逆に印象が悪くなります。
反省点を踏まえて何を変えたかを話せれば、誠実さと成長意欲を同時に伝えられますよ。
既卒の就活サイト・エージェントの選び方と使い方
応募経路は1つに絞らず、複数を併用するのが鉄則です。就活エージェント、就活サイト、ハローワークの3つは、それぞれ得意分野が違います。年齢、職歴の有無、希望する求人タイプによって優先順位を変えましょう。
就活エージェント: 20代で手厚いサポートが欲しい人向け
就活エージェントは、20代の既卒で「何から始めればいいか分からない」「自分1人だと続かない」人に最適です。
プロの担当者がついて、求人紹介から書類添削、面接対策、選考スケジュール調整まで一気通貫で支援してくれます。
エージェントを使うべき理由は、独力では届きにくい情報や手厚い対策が無料で受けられることです。
担当者は企業ごとの選考傾向や面接で重視されるポイントを把握しているため、書類添削も模擬面接も「その企業に通りやすい形」に最適化できます。
一人で全部こなす場合と比べて、書類で落ちる回数が減り、面接の通過率も上がりやすくなります。
既卒に特に向いているエージェントは、20代の若手特化型です。代表例は次の3社です。
既卒におすすめの就活エージェント3社
20代の既卒に強みがあり、未経験OK求人を多数抱える3社です。
マイナビジョブ20's: 未経験OK求人が7割以上、新卒支援実績No.1のマイナビ運営
UZUZ: 1人あたり平均12時間以上の手厚いサポート、既卒・フリーター就職に強い
ハタラクティブ: 大手企業運営の老舗、未経験から挑戦できる求人が豊富
利用は全て無料です。1社だけでなく2〜3社に登録し、相性のいい担当者と組んで動くと内定率がさらに上がります。
「就活方法がわからない」と感じた段階で、まず1社目に登録するのがおすすめです。プロと話すことで、自分に合う業界や職種の解像度が一気に上がります。
「自分はどのエージェントが合うのか」と迷っている人は、こちらの比較記事で詳しく整理しています。
「方法はわかったけど自分1人で本当に動けるか不安」という人ほど、まずはプロに無料相談するのが最短ルートです。20代向け特化型なら未経験歓迎求人が多く、書類・面接対策も既卒前提で組まれています。
正社員経験が少ない人におすすめエージェント
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UZUZ
平均12時間以上の手厚いサポート!高卒・既卒・フリーターからの正社員転職に強み -
ハタラクティブ
大手企業が運営している老舗の転職エージェント!未経験から挑戦できる求人多数 -
マイナビジョブ20’s
未経験OKの求人が7割以上!新卒支援実績No.1のマイナビによる20代向けエージェント -
キャリアスタート
入社後定着率92%!転居サポートや転職交流会など選考対策以外のサポートも充実
就活サイト: 自分のペースで求人を探したい人向け
就活サイトは、アルバイトを続けながら自分のペースで進めたい人や、まずは多くの求人を眺めて方向性を考えたい人に向いています。
エージェントのような個別サポートはありませんが、求人数の多さと検索のしやすさが強みです。
20代の既卒におすすめの就活サイトは次の3つです。
既卒におすすめの就活サイト3つ
特にRe就活は、履歴書・職務経歴書の書き方コンテンツが充実していて、社会人経験が浅い20代でも安心して使えます。掲載企業も「20代を採用する前提」の求人が中心で、ミスマッチが起きにくいです。
サイトはエージェントと併用するのが賢い使い方です。サイトで気になる求人を見つけて、エージェントに「この会社の選考傾向を教えてほしい」と相談すると、サイト掲載情報には載っていない内部情報が手に入ります。
サイトとエージェントは敵同士ではなく補完関係です。サイトで視野を広げて、エージェントで深掘りするのが、20代の鉄板の使い方ですよ。
ハローワーク: 30代以上や地方の求人を探したい人向け
ハローワークは、30代以上の既卒や、地方在住で都市部のサービスが使いにくい人に向いています。新卒応援ハローワークと若者ハローワークが各都道府県にあり、既卒も無料で相談できます。
ハローワークの強みは、地元中小企業の求人が多いことです。掲載料が無料なので、採用予算が限られた優良企業も求人を出しています。求人数の多さでは民間サービスを上回る地域も少なくありません。
一方で注意点もあります。相談員は転職市場のプロではないので、面接対策や業界選定の精度はエージェントに劣ります。
また求人の質はピンキリで、ブラック企業が紛れている可能性もあります。応募する前には自分で口コミサイトや企業ホームページで裏取りをしましょう。
20代の既卒であれば、メインはエージェント+就活サイト、サブでハローワーク、という使い分けがおすすめです。ハローワークの活用法を詳しく知りたい人は、以下の記事もあわせて参考にしてください。
既卒で内定獲得率を上げる5つのコツ
ここまで「動き方」を解説してきました。最後に、内定率をさらに上げるための5つのコツをまとめます。どれも明日から実践できる内容です。
内定率を上げる5つのコツ
コツ1: 20代のうちに就職を決める
既卒で正社員を目指すなら、できるだけ20代前半のうちに動き始めるのが鉄則です。年齢が上がるほど企業の採用ハードルは確実に上がっていきます。
20代前半までの既卒は、ポテンシャル採用の対象です。スキル不足が前提なので、素直さや成長意欲、体力的なタフさで勝負できます。
一方、20代後半になると「即戦力かどうか」を見られ始め、30代に入るとほとんどの企業が即戦力採用に切り替わります。
現役のアドバイザーとしての肌感でも、20代前半と20代後半では応募できる求人の数が体感3〜5倍違います。
「来年やる」と先送りするほど選択肢は減るので、決めたなら今動きましょう。
コツ2: 新卒枠ではなく既卒枠・中途枠で応募する
既卒は基本的に既卒枠か中途枠で応募するのが王道です。「卒業3年以内なら新卒応募可」と書いてある企業もありますが、新卒枠で同じ評価を受けるのは現実的に難しいです。
理由はシンプルで、企業はポテンシャルが同じなら職歴ゼロが連続している人より、新卒の方を選ぶからです。よほどの語学力や独自経験がない限り、新卒枠での競争は不利になります。
逆に、既卒枠や中途の未経験歓迎枠は「既卒であること」を前提にした採用フローです。書類で空白期間を理由に落とされる確率が下がり、面接でも既卒向けの質問が中心になります。
同じ企業でも応募する枠を変えるだけで通過率が変わります。求人検索の段階で「既卒OK」「未経験歓迎」のフィルターを必ず使いましょう。
コツ3: 応募社数は新卒以上を意識する(目安26社)
既卒は新卒よりも書類選考で落ちやすいので、応募数を増やすことが内定率を上げる近道です。
マイナビの調査では、新卒は1年で平均26社に応募するのに対し、既卒は22社にとどまっています。不利な立場なのに行動量が少ないのは、内定までの時間を伸ばすだけです。
最低でも新卒並みの26社、可能なら30〜40社の応募を目指しましょう。
応募数を増やす際のコツは、企業ごとの志望動機に時間をかけすぎないことです。志望動機は「業界共通の動機」「企業固有の動機」の2階層で書き、業界共通部分はテンプレ化して使い回します。
書類1通あたりの作成時間が30分から15分になれば、同じ就活時間で2倍の社数に応募できます。
コツ4: ブラック企業を避けるための見分け方
応募数を増やすときに気をつけたいのが、ブラック企業の混入です。既卒は「人手不足の業界・職種」を狙うことが多いので、ブラックに当たる確率も上がります。
求人票のチェックポイントは次の5つです。
ブラック企業を見抜く5つのサイン
2つ以上当てはまる求人は、応募前に必ず裏取りをしてください。
給与レンジが極端に広い(例: 月給18万〜50万) = 上限はほぼ達成不可能
「アットホーム」「やりがい」「夢」を強調しすぎる = 労働条件で勝負できないサイン
常に求人を出している = 離職率が高い可能性大
業務内容が曖昧 = 実態がきつい仕事をぼかしている可能性
みなし残業時間が長い(45時間以上) = 長時間労働が前提になっている
応募前に必ず、企業名+「評判」「口コミ」「離職率」で検索しましょう。エン転職や転職会議のような口コミサイトで、現職・元職社員の声を確認できます。
エージェント経由で応募する場合は、担当者に「この会社の離職率は?」と直接聞くのが最速です。
コツ5: 就活支援サービスを併用して1人で抱え込まない
最後のコツは、独力主義を捨てることです。1人で全部こなそうとすると、求人探しから書類作成、面接対策、スケジュール管理まで全てが自分の肩に乗ります。これでは応募社数も対策の質も上がりません。
支援サービスを併用するメリットは大きく3つあります。
1つ目は、求人の網羅性です。サービスごとに保有求人が違うので、複数登録すれば応募候補が一気に広がります。
2つ目は、選考対策の質です。エージェントによって得意な業界・職種が違うので、複数の視点から書類添削や面接対策を受けられます。
3つ目は、相性のいい担当者との出会いです。担当者によってサポート品質に差があるので、複数登録すれば「この人なら任せられる」という担当者を選べます。
実際、転職成功者の多くが3〜4社の支援サービスを並行して使っています。中でも大手総合型エージェントは求人量と汎用性で他を圧倒するため、20代特化型と組み合わせるのが王道の選び方です。
おすすめの大手総合型転職エージェント
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マイナビ転職エージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数 -
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業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
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既卒の就活でよくある質問
最後に、既卒の就活でよく聞かれる質問にまとめて答えます。気になる項目だけ拾って読んでください。
既卒は何年まで新卒扱いになる?
明確な法的定義はありませんが、企業の多くは卒業から3年以内を新卒応募可としています。これは厚生労働省の指針に基づく運用で、3年を超えると基本的に中途採用扱いになります。
とはいえ企業ごとに運用が違うので、応募前に求人票で必ず確認しましょう。
既卒で大手企業に入るのは可能?
可能ですが、難易度は高めです。新卒採用枠での既卒応募は競争率が上がるため、既卒枠や第二新卒枠を持つ大手を狙うのが現実的です。
商社、メーカー、IT大手の一部は既卒採用枠を毎年公開しています。詳しい戦略は以下の記事で解説しています。
職歴なしの既卒でも正社員になれる?
なれます。ただし、人手不足業界(IT・介護・建設など)の未経験歓迎枠が中心になります。
20代のうちに動き出せば、職歴なしから正社員転換できる確率は十分にあります。具体的な進め方は次の記事を参考にしてください。
既卒で公務員を目指すべき?
公務員は安定性が魅力ですが、試験勉強で空白期間がさらに伸びるリスクがあります。公務員一本にせず、民間の就活と並行して進めるのが現実的です。
1〜2年で結果が出なければ民間に切り替える期限を最初に決めましょう。
派遣社員から正社員を目指すのはアリ?
選択肢としてはアリですが、最短ルートではありません。紹介予定派遣であれば派遣期間後に正社員登用される仕組みがあるので、正社員転換を前提に派遣を選ぶなら有効です。
ただし、20代前半なら最初から正社員求人にチャレンジする方がキャリア形成上は有利です。
まとめ──今日から動き出すための一歩
既卒の就活は、確かに新卒に比べて不利な側面があります。書類で落ちやすく、面接で空白期間を聞かれ、応募できる求人にも制限がかかります。
しかし、それは「不可能」とは違います。既卒の内定保有率は3割を超え、政府の助成金制度、人手不足の市場環境、20代のポテンシャル採用枠を正しく組み合わせれば、正社員への道は十分に開けています。
今日から取れる最初の一歩は、就活エージェントへの無料登録です。プロと話すだけで、自分に合う業界・職種の解像度が一気に上がります。
書類添削から面接対策まで全てサポートが受けられ、1社目への登録は5分で終わります。
「既卒だから」と諦めるのではなく、「既卒だから既卒枠で動く」という発想に切り替えてみてください。
動き出した瞬間から、状況は確実に変わり始めますよ。
1ヶ月後の自分が「動いておいてよかった」と思えるかどうかは、今この瞬間に1社目の登録ボタンを押せるかにかかっています。
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転職市場は良くも悪くも出来レースの面があります。
年齢と経験で受かる確率が決まるからこそ、20代前半は「ポテンシャルだけで勝負できる」貴重な時期です。
「人生終了」という言葉に振り回されず、今動けば取れる選択肢に集中しましょう。