日本生命保険は平均年収405万円!新卒初任給・賞与ボーナスや残業時間も紹介!

日本生命保険は平均年収405万円!新卒初任給・賞与ボーナスや残業時間も紹介!

    日本生命保険相互会社の平均年収や新卒初任給がどれぐらいなのか現役転職エージェントが徹底解説します。

    また、職種別や年代別、競合他社と比較した給与水準、残業時間や賞与ボーナスについても社員の口コミ評判を交えながら分かりやすく紹介します。

    給料以外に福利厚生や激務度を正しく理解し、就職・転職活動の際の企業分析として役立ててください。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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日本生命の平均年収は405万円

転職口コミサイト「エンゲージ会社の評判」によると、日本生命保険相互会社の平均年収は405万円(平均年齢32.6歳)でした。

この平均年収の金額は2024年8月時点の「エンゲージ会社の評判」に寄せられた口コミ回答者(1,750人)の平均年収です。

dodaの「平均年収ランキング最新版(業種別)」を見てみると、日本生命が属する金融業界全体の平均年収は約454万円であり、生命保険業界に限定すると平均年収は415万円です。

業界の平均年収と比較すると、日本生命の平均年収は「やや低め」であることがわかります。

業界全体は正社員の平均年収のみで算出していますが、エンゲージ会社の評判は契約社員・派遣社員の年収も含まれているため低い結果となっています。

日本生命の営業利益は盤石

日本生命は日本国内における4大生保(日本生命・第一生命・明治安田生命・住友生命)に数えられる大手生命保険会社です。

2022年5月に発表された決算報告資料によると、一般企業の売上高に相当する経常収益(保険料等収入と資産運用収益などの合計額)は6兆5424億円と第一生命に次ぐ規模を誇ります。

また、経常収益から保険金支払費用や事業費などを除いた経常利益は前年比14%増の4932億円を計上しており、日本を代表するリーディングカンパニーとして、潤沢な利益を社員に還元されていると考えられます。

日本生命の平均年収が低い理由

日本生命では年齢や性別・学歴関係なく実力のみが評価される風土があります。

そのため、仕事の成果がそのまま年収に反映され、年収に極端なバラつきが生じるんです。

気になる年収範囲ですが、100万円から1,940万円とその差は歴然ですね。(口コミサイト「キャリコネ」より*2023年8月時点)

平均年収は低い一方で、成果さえ出せば20代で年収1,000万円そして、学歴関係なく稼げる環境があることは間違いないでしょう。

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日本生命の職種別平均年収

2024年8月時点の転職口コミサイト「エンゲージ会社の評判」に投稿されている年収データを参考に、職種別の平均年収を紹介します。

職種 平均年収 平均年齢
営業系 376万円 32.0歳
企画・事務・管理系 535万円 34.7歳
専門職系 430万円 34.9歳

営業職は108万円~1300万円と年収幅が大きいのが特徴です。

ニッセイトータルパートナーとよばれる営業職は、販売実績に応じたインセンティブ給の比重が高く、社員の頑張りが給与に大きく反映される制度が採用されています。

1ヶ月、3ヶ月、半年、1年などでの期間ごとに目標値があり、契約件数・金額に応じた給与額が決定します。そのため、営業が得意で契約をバンバン取れる人であれば、高年収を狙えます。

上記の職種別平均年収は現役社員・元社員の回答を元に算出されていますが、役職や在籍時期にもよって変わってくるので、参考程度に見てもらえればと思います。

日本生命の年代別平均年収

2024年8月時点の転職口コミサイト「エンゲージ会社の評判」に投稿されている年収データを参考に、年代別の平均年収を紹介します。

年代 平均年収 最高年収
25~29歳 370万円 1,035万円
30~34歳 427万円 1,250万円
35~39歳 474万円 1,500万円
40~44歳 425万円 1,250万円
45~49歳 431万円 1,600万円

営業職の場合は実績に応じて給与額が決まる仕組みなので、年齢や在籍年数に関係なく営業成績次第で平均年収が大きく変動します。

対して、総合職など固定給の比重が多い職種は年功序列の文化が残っているのもあり、年齢が高くなるほど平均年収も増加していきます。

上記の年代別平均年収は現役社員・元社員の回答を元に算出されていますが、残業時間やポジションにもよって変わってくるので、参考程度に見てもらえればと思います。

日本生命の新卒社員の初任給

日本生命の2023年新卒採用では「総合職」「営業総合職」「エリア総合職」「法人職域フィナンシャルコーディネーター」「エリア業務職」の5職種で募集をしています。

新卒社員の初任給

  • 総合職:241,000円
  • 営業総合職:288,800円
  • エリア総合職:216,000円
  • 法人職域:218,400円~248,400円(地域による)
  • エリア業務職:201,000円

また、日本生命では社員一人ひとりを「財産」と考え、人材への投資を積極的におこなっています。

幅広い分野でビジネスプロフェッショナルを育成することを目標に、社内外でのトレーニングの機会を豊富に設け、留学・派遣の公募制度、職務公募制度、社内FA制度、公的資格取得支援などの制度を充実させているようです。

日本生命の中途採用情報や転職しやすい人の特徴について知りたい人は、以下の記事も読んでみてください。

日本生命と競合他社の年収比較

日本生命と同じ生命保険業界から「かんぽ生命」「明治安田生命」「第一生命」「住友生命」で平均年収を比較してみました。

各社とも2024年8月時点のエンゲージ会社の評判が公開している年収データを元に比較しています。

企業名 平均年収 平均年齢
かんぽ生命 483万円 32.5歳
日本生命 405万円 32.6歳
第一生命 397万円 32.7歳
住友生命 373万円 32.7歳
明治安田生命 352万円 30.2歳

出典:エンゲージ会社の評判

比較した生命保険会社の中では、日本生命とかんぽ生命の平均年収がもっとも高い金額となりました。ただ、各社横並びなので、金額の差はほぼ無いと言えるでしょう。

なお、平均年収は正社員比率や売上業績によって変わってくるため、上記の年収比較は参考程度で見てください。

日本生命の給与・評価制度

日本生命の給与・評価制度についてライトハウスの評判・口コミを一部抜粋しました。

評判・口コミ

40代・男性<br>拠点管理職

40代・男性
拠点管理職

入社するコースによって担当する領域が異なります。総合職、営業総合職等や、保険のセールスレディから入社する方法もあります。


総合職においては、徐々に成果比例方式を導入しておりますが、外資などに比べると年功序列の要素が強いです。2年目、6年目、13年目にそれぞれ昇進のタイミングがあり、昇進に応じて年収も増えていきます。


具体的には、1年目は300万、2年目からは600万、13年目からは1200万といったイメージです。

ライトハウス

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日本生命の残業時間・ボーナス・福利厚生

平均年収とも深い関わりがあり、働く上で気になる日本生命の残業代・ボーナス・福利厚生について詳しく紹介していきます。

残業時間

2024年8月時点の「エンゲージ会社の評判」によると平均残業時間は30時間です。

営業職は裁量労働制度となるため、月4万円程度のみなし残業代以外はどれだけ働いても残業代の支給されません。

個人の裁量で勤務時間を調整できるという口コミが多くみられましたが、担当するお客様によっては土日の業務や、早朝・夜間帯の業務もあるので、ワークライフバランスを実現できるかはお客様次第のようです。

対して総合職の場合は残業時間に応じた残業代が支給され、「残業をして働くのが当たり前」「残業時間の長さで会社への貢献度を見られている」という口コミがあるように、勤務時間は長めのようです。

賞与・ボーナス

ボーナスは職種に関わらず年2回(7月・12月)の支給です。

営業職の場合は半期分の業績に応じて賞与支給額が決まります。そのため、支給額の個人差は大きく、しっかりもらえる時ともらえない時の落差が激しいという口コミがみられました。

総合職の場合は基本給の4ヶ月分程度が賞与として支給されます。課長職以前までは目標達成度合いに応じて多少の加減算はあるものの、ほぼ横並びのボーナス支給額となるようです。

福利厚生・各種手当

日本生命の福利厚生制度は社宅や企業年金制度、財形貯蓄など一般的な福利厚生制度がおおむね揃っていて、マイナスな口コミはほとんど見られません。

他にも、社内預金制度・保育所利用補助制度といったユニークな制度や、留学・派遣支援やグローバル・インターンシップ制度、公認資格取得褒賞金制度など自己啓発を支援する制度も設けられているようです。

日本生命で年収1,000万円を超える方法

冒頭でもご紹介した通り、成果を出せば1,000万円を超えることも十分に可能です。

そこで、ここからは具体的に日本生命で年収1,000万円を超えることを紹介していきます。

営業力を身につける

ライトハウスに投稿された口コミによると、日本生命の営業職ではゴールド・シルバー・ブロンズの3つのランクによって給与レンジが決まります。

同じプレイヤーでもインセンティブに左右されるのではなく、ベースの給与ごと上がるので嬉しいですね。

また、課長代理クラスになれば年収1,000万円の到達となります。そして、課長や調査役クラスで年収1,200万円から1,600万円程度、部長クラスで1,600万円を超えてくるでしょう。

日本生命では給与レンジを査定する際、それぞれのスキルセットが重要指標になるため、事業で成果を上げつつもその過程で自身のスキルを高めるという働き方が求められます。

テクニカルスキルを身につける

日本生命のもう1つの給与レンジ査定は、定性的評価によって決まります。

生命保険商品だけでなく金融商品や社会保障制度・税務・相続等に対する豊富な知識を有する「FP技能士(厚生労働省所管国家資格)やAFP(日本FP協会認定資格)など専門的なスキルのレベルが見られます。

あるいは苦情の有無など顧客からの声、さらには上長による評価なども査定の対象となります。

日本生命の年収に対する評判・口コミ

日本生命の年収に対する評価をライトハウスから集めてみました。

現役社員・元社員が年収に対して、どのように思っているのか、参考にしたい人はぜひ目を通してみてください!

日本生命の年収に対する良い評判・口コミ

評判・口コミ

20代・男性<br>総合職

20代・男性
総合職

総合職の場合は入社2年目で副主任となり600万円程度、30歳手前で課長補佐・課長代理となり、30代で年収1000万円に到達します。


給与水準は他社で働く同年代と比べても多くもらってると思います。

ライトハウス

評判・口コミ

0代・女性<br>生保営業

0代・女性
生保営業

給料ボーナス共に実力社会。いい人は入社一年で年収倍になる、年齢、社歴に関係なくお給料が歩合で反映してくるので、向いてる人にはとてもやりがいのある会社だと思う。


昇給は、入社してから半年ごとに、給料の基本給が2万くらい差がついてくる、上の給料狙う人は最初から飛ばして仕事していけば直ぐに昇給昇格できる

ライトハウス

評判・口コミ

20代・男性<br>総合職

20代・男性
総合職

年収の高さはもちろん、事業規模の大きさや、人の一生を支えるという社会貢献度の高さが魅力です。


また、若手でも能力が認められれば事業の中核に参画でき、やりがいを感じます。

ライトハウス

日本生命の年収に対する悪い評判・口コミ

評判・口コミ

20代・女性<br>エリア業務職

20代・女性
エリア業務職

業務上必要となる資格が多く仕事の合間で継続的な勉強が必要であり、仕事内容も専門性が高く難しいです。給与額を考えるとやる気を維持するのは厳しいなと感じます。


勉強が好きな人は向いているかもしれません。

ライトハウス

評判・口コミ

20代・女性<br>ライフプランナー

20代・女性
ライフプランナー

評価制度によって決まった役職と、営業成績によって、給料も賞与も決まります。


リーダー職についてはチーム員の離職率によっても賞与が決まるため、解約率も離職率も高い仕事としては、なかなか金額をあげるのは難しそうだと感じました。新卒の初めての夏季ボーナスで50,000円ほどもらえたし、あまり金額が上がらないとは言っても100,000円以上はあるため、全くもらえない会社と比べれば恵まれているようには思えます。


交通費については営業先へ行く交通費も含めて、全額支給です。
商談に使った飲食店で払った金額については、その店の一番安い商品であれば全額支給、それ以外ですと全額自腹でした。


声掛けや提案に使う会社のノベルティやクリアファイルは無料で会社からもらえるキャンペーンもありますが、専門の会社から自腹で購入します。飴やクリアファイルは問屋で買った方が安いので工夫してました。

ライトハウス

評判・口コミ

20代・女性<br>法人領域ファインシャルコーディネーター

20代・女性
法人領域ファインシャルコーディネーター

給料は23万だが、そのなかに残業代、営業職員手当、勤務地手当等が含まれているので基本給は12万と非常に少ない。賞与も一年目は夏5万、冬15万と決まっている。2年目以降は成績によっての加算もあるが、そこまで増えない。


二年間は育成期間で三年目から営業職の中でステップアップできる。しかし、成績次第なので相当頑張らないと基本的には昇進できない。

ライトハウス

日本生命への転職を成功させるコツ

dodaの「転職人気企業ランキング(2022年)」の134位にランクインするほど人気があり、年収も高い日本生命への転職を考えているのなら、転職エージェントを利用すると良いです。

なぜなら、転職エージェントでは日本生命の非公開求人を保有している可能性があるからです。また、日本生命の選考に合わせた応募書類の添削、面接対策なども無料でおこなってもらえます。

ただ、転職エージェントによって保有している求人やサポートに違いがあるので、まずは以下で紹介する転職エージェントの中から2〜3社に複数登録をして、実際にキャリアアドバイザーに会ってみた上で、サポートを任せるエージェントを絞り込むと良いです。

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