LIXIL(リクシル)への転職方法！中途採用の難易度・求人情報を解説！

リクシルの転職難易度

リクシル(LIXIL)の中途採用の転職難易度は比較的高めです。

リクシル(LIXIL)は100年以上もの歴史を持ち、国内外でトップシェアを獲得する大手住宅設備メーカーです。

そのため、知名度の高さから転職者からの注目度も高く、求人に多くの求職者が殺到するので競争率は高くなります。

ただ、中途採用は積極的に実施しており、2023年5月時点で50ポジションの募集がありました。

関連する業務経験が3年以上で即戦力となる人材の募集が中心となりますが、中途採用の門戸は十分に開かれています。

採用年度によってバラつきはありますが、過去4年間を見ても70～120人前後の中途採用があり、入社後も新卒・中途に関わらず活躍できる環境にあるようです。

求められるスキルや経験に合致する場合や、リクシル(LIXIL)の文化や理念に共感し、熱意を持って応募した場合には、採用可能性は十分にあります。

そこでリクシル(LIXIL)の職種別転職難易度を以下で詳しく解説していきます。

営業系ポジション

リクシル(LIXIL)の中途採用の中で営業系ポジションは転職難易度がやや低めです。

ルート営業は必須要件に営業経験を求めていますが、商材を指定していないため、営業職での実務経験があれば内定を獲得しやすいです。

管理系・開発研究系ポジション

リクシル(LIXIL)の管理系ポジションや開発・研究ポジションは転職難易度が高いです。

希望する職種に関連した実務経験が5年〜7年ほど必要で、さらに英語力も求められます。

英語力は職種によって違いますが、ビジネスレベルの読み書きが求められるため、TOEIC800点〜900点は必要だと考えておくと良いでしょう。

IT・デザイン系ポジション

リクシル(LIXIL)はIT・デジタルポジションやデザイン系ポジションは実務経験3〜5年が求められるので、転職難易度は高めです。

専門職は1人で黙々と仕事をしているように思われがちですが、リクシル(LIXIL)は新しい日常を創造するため、円滑なコミュニケーションがおこなえるかも重視されています。

リクシルへ転職しやすい人の特徴

リクシル(LIXIL)では「MAKE BETTER HOMES A REALITY FOR EVERYONE, EVERYWHERE(世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まいの実現)」というPurpose(存在意義)が存在します。

そして、Purpose(存在意義)を実現するために、全ての社員に求める行動指針(LIXIL Behaviors、3つの行動)として以下を定めています。

また、リクシル(LIXIL)では持続的成長を目指して、経営の変革と起業家精神にあふれた組織カルチャーの醸成を中期経営計画に掲げています。

そのため、行動指針の考え方に共感できることはもちろん、変化の激しい環境を楽しむことができる人や、何でもチャレンジしてみたいという意欲がある人にとってはリクシル(LIXIL)は魅力的な職場環境だと言えるでしょう。

そんなリクシル(LIXIL)へ転職する方法

リクシル(LIXIL)の公式採用ページから自分で直接応募するよりも転職エージェントの利用をおすすめします。

自分で直接応募すると実務経験と実績のある優秀な人材がライバルになってしまうからです。転職エージェントを利用すれば、企業に合わせたアピール方法を伝授してもらえるので、優秀なライバルに差をつけることが可能です。

リクシル(LIXIL)の採用ページから直接応募するよりも転職エージェントを利用したほうが良い理由について、さらに詳しく知りたい人は以下の記事もおすすめです。

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転職エージェントと直接応募はどっちが受かりやすい？採用側視点で解説！

リクシルの面接傾向・選考対策

リクシル(LIXIL)の公式採用サイトでは選考フローについて公開されていませんでしたが、転職者の口コミを参考にすると、以下のようなフローとなるようです。

一般的な選考フローですが、職種や応募時期によって選考フローが変わる可能性があるので、公式採用サイトからWeb応募した後に案内される内容をよく確認し、選考に臨みましょう。

リクシルの面接でよく聞かれる質問

リクシル(LIXIL)の面接では以下の質問をよくされる傾向にあります。

リクシル(LIXIL)の採用面接では志望動機や転職理由・退職理由など、オーソドックスな質問をされる傾向にあります。

過去の業務経験を棚卸ししておき、リクシル(LIXIL)のPurpose(存在意義)や行動指針、求める人物像と照らし合わせながら、具体的・論理的に語れるように志望動機や自己PRを考えましょう。

面接で見られているポイントやよく聞かれる質問について知りたい人は以下の記事も読んでみてください！

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転職面接でよく聞かれる質問集！成功率を上げる対策法を徹底解説

リクシルのSPI・適性検査対策

リクシル(LIXIL)の公式採用サイト上、選考フローの中でSPIや適性検査を実施するかどうかは明記されていません。

なお、新卒採用の選考プロセスではオンラインセミナーを受講後にSPI受験を適性検査を実施する流れです。

また、過去の転職者の口コミを見るとSPIや筆記試験を実施したという意見がありましたので、今後の中途採用でも適性検査を実施する可能性はあります。

とはいえ、適性検査の対策をしたい人も中にはいると思います。下記の記事では適性検査の1つでもあるSPIの対策について解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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転職にSPI・適性検査は必要？キャリアのプロが徹底解説！

リクシルの企業情報・事業内容

(2024年5月31日時点)

リクシル(LIXIL)は水まわり製品や住宅建材の分野で世界をリードする企業です。

2011年に国内の主要な建材・設備機器メーカー、トステム、INAX 、新日軽、サンウエーブ工業、東洋エクステリアの5社が統合して誕生しており、「INAX」「American Standard」「GROHE」「TOSTEM」など、グローバルな市場で高い認知度を誇るブランドを展開しています。

事業内容

リクシル(LIXIL)は毎日世界で10億人以上の人びとの暮らしを支える住宅設備メーカーで、主に2つの中核事業で構成されています。

さらに詳しい企業情報は以下で解説していきます。

売上業績・事業展望

2023年3月期決算説明会の資料を見ると、売上収益14,960億円(前年比5%増)、事業利益257億円(前年比391億円減)、最終利益160億円(前年比326億円減)で、増収減益となりました。

年初に実施した価格改定により全事業増収となったものの、円安や資材・部品価格高騰の影響を受けて減益につながったとされてています。

日本を含む世界の新築着工戸数は依然として減少傾向にあるものの、日本の断熱リフォーム需要、中東及び東南アジアは引き続き好調で、2024年3月期通期業績では売上収益15,300億円、事業利益400億円を見込んでいます。

支社・グループ会社一覧

LIXILは、約200社のグループ会社で構成され、150以上の国と地域で商品・サービスを提供するグローバルな企業グループです。

住宅およびビル向けの建材・設備機器の製造、販売、住宅フランチャイズの展開やその他の住宅関連サービスなど、幅広く住生活に関連する事業をおこなっています。

以下は代表的なグループ企業です。

リクシルの中途採用・求人情報

リクシル(LIXIL)の公式採用サイトを見ると、2023年5月時点で50件の求人情報があり、以下のような職種で募集されています。

最も募集が多いのは営業職で、全国各地の拠点ごとに募集があります。

既に取引実績のある顧客に営業をしていくルート営業での募集で、営業経験が求められているものの、応募要件として具体的な経験年数は指定されていないので、他の職種よりも転職ハードルは低めだと考えられます。

ここでは、「営業職」と「IT・デジタル職」の2職種について実際の求人情報を紹介します。

リクシル(LIXIL)の営業職の中途採用・求人情報

リクシル(LIXIL)の営業職は水まわり製品(トイレ・キッチン・浴室等)、窓や玄関ドア、エクステリア製品、インテリア建材などを中心とした製品のルートセールスです。

勤務地域、事業領域の組み合わせで求人が掲載されているので、希望条件に合わせて選ぶことができます。

リクシル(LIXIL)のIT・デジタル職の中途採用・求人情報

リクシル(LIXIL)のIT・デジタル職は様々なポジションがあります。

社内のITシステムを開発・管理するSAPエンジニアやDX推進・社内SEなどのポジションや、リクシル（LIXIL）製品にIoT技術組み込むIoTエンジニア、スマートホームシステム『Life Assist2』のアプリ/クラウドエンジニアなど、スキルに合わせて応募先を選びましょう。

ここでは、「家まわりの商材/クラウド開発のサブリーダー」の求人情報を紹介します。

リクシル(LIXIL)の中途採用では即戦力となる人材を求めています。そのため、リクシル(LIXIL)への転職を成功させたいのなら、まず必須スキル・経験を他の会社で積んだ上で志望動機・自己PRの入念な準備が重要です。

しかも転職エージェントでは求人紹介だけでなく、応募企業に合わせた履歴書・職務経歴書の書き方、面接対策などのアドバイスをしてもらえるため、内定獲得率を高めることができます。

これまでの実績に基づいたノウハウを活かして自分の魅力を最大限アピールするコツを伝授してもらえるため、他の求職者に差がつけられるようになりますよ。

リクシルの平均年収・福利厚生

2024年3月期の有価証券報告書によると、リクシル(LIXIL)の平均年収は686万円となっています。

dodaの「業種別の平均年収ランキング(2022年)」を見てみると、リクシル(LIXIL)が属するメーカー全体の平均年収は約453万円、中でもトイレタリーメーカーに限定すると平均年収は552万円でした。

トイレタリーメーカーの平均年収とリクシル(LIXIL)の年収額を比較すると145万円の差があり、リクシル(LIXIL)が高年収であることがわかります。

スキルや能力によって決まる基本給がベースとなり、時間外勤務手当・休日勤務手当・深夜勤務手当・家族手当・在宅勤務補助手当・通勤手当などが加算されます。

毎年5千～1万円/月昇給していく仕組みですが、大きく給与額を上げるには昇格する必要があります。実力主義的な人事制度への移行が徐々に進んでいて、30代前半で管理職になることも可能という意見がありました。

また、賞与は7月と12月の年2回支給であり、会社業績と個人成果によって支給額が決まる仕組みです。業績や成果によって支給額は左右されますが、5ヶ月分程度の支給額という口コミがありました。

評判・口コミ

30代・男性
営業

給与額は大手企業の中では平均並み（少し少な目）と思いますが、管理職になるとそこそこもらえます。賞与は年2回で5ヶ月以上支給され、会社業績や個人成果によっては1ヶ月分程度支給額が上下します。

ただ、管理職は2022年度から年1回（7月）だけになり、12月の冬賞与は毎月の給与に均等割されるようになりました。一般職も2023年度以降、管理職と同じ仕組みになるといわれています。

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リクシルの平均年収・新卒初任給について詳しく知りたい人は以下の記事も読んでみてください。

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福利厚生

リクシル(LIXIL)の公式採用サイトでは以下のような福利厚生制度が紹介されていました。

社員、元社員の口コミを見ても、福利厚生制度についてはポジティブな意見が多くみられました。特に住宅補助の満足度が高いようです。

評判・口コミ

20代・女性
企画

退職金、401K、住宅手当、寮、単身赴任手当、財形貯蓄、持株会など福利厚生制度は一通り揃っています。その点では大企業の安心感がありますね。

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評判・口コミ

30代・男性
営業

本社のWINGビルは新しくとてもきれいです。フリーアドレス制を導入しているのでどこでも自由に働き場所を選べます。

バランスボールが設置されたアイデア会議室などリフレッシュしやすい環境もありました。

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リクシルの企業文化・働きがい

リクシル(LIXIL)の社風・企業文化・働きがいに対する評価をワンキャリアプラスや、ライトハウスから集めてみました。

現役社員・元社員が社風・企業文化・働きがいに対して、どのように思っているのか、参考にしたい人はぜひ目を通してみてください！

社風・企業文化

リクシル(LIXIL)は2011年に5社が合併してできた会社なので、各企業文化が混ざり合っているという意見が見られました。

部署によっては派閥を感じることもあり、特に地方拠点では、より元企業の企業文化を感じることがあるようです。

また、以前はトップダウン型・年功序列型の企業文化でしたが、実力主義の文化が浸透しているようで、ここ数年は若い年代の声が通りやすくなっているという口コミがあります。

一方で、変化の激しさを上げる声もあり、順応力が高くないとストレスを感じるかもしれません。

評判・口コミ

30代・女性
営業

トップ層が変わったことで、年功序列の企業文化から実力主義的な企業文化への変革を急速に進めています。

トップ層との意見交換ができる場が設定されるなど、随分と風通しの良い会社になってきたと思います。

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評判・口コミ

20代・男性
技術

ここ最近は若手の育成に力を入れています。若手から優秀な人材を選抜し、プログラムをこなして認められればスピーディーに昇格できる制度が整備されました。

また、職場の雰囲気は良いと思います。先輩・後輩関係なく困っている人をサポートする文化があります。

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成長・働きがい

リクシル(LIXIL)は人々の生活に密着し、暮らしをよりよくする製品・サービスを提供しています。そのため、国内外でトップシェアを持つことから社会貢献度の高さや影響力の大きさにやりがいを感じる意見が多く見られました。

また、若手でも実力があれば十分に大きな仕事を任せられるので、入社年次に関わらず仕事に充実感を持てることや、きちんと評価につながる点も働きがいに挙げる声があります。

評判・口コミ

20代・女性
開発

成熟市場なので先進的な開発・研究体制ではありませんが、各自のクリエイティビティに基づいて、自分らしい提案・開発につなげられることにやりがいを感じます。

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評判・口コミ

20代・男性
営業

住まいという全世界共通のテーマに対して、ここまでグローバルに多彩なアプローチができる企業は少ないのではないでしょうか？

世界中で起こるニーズや課題の解決のために大きく貢献できるのは住宅設備メーカーならではです。手を挙げた人を尊重し、挑戦させる文化もあるので、モチベーションにつながっています。

ライトハウス

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リクシルへの転職を成功させるコツ

リクシル(LIXIL)への転職を考えるなら、転職エージェントを利用することをおすすめします。

転職エージェントを利用することで、希望する職種の求人紹介や志望企業の選考に合わせた書類添削、面接対策などのサポートを受けることができます。

サービスは無料で利用できるので、業界事情・仕事内容についてもアドバイスしてもらえます。

ただ、キャリアアドバイザーのスキルには差があるので、まずは以下で紹介する転職エージェントの中から2〜3社に複数登録をして、実際にキャリアアドバイザーに会ってみた上で、サポートを任せるエージェントを絞り込むと良いです。

また、転職するべきか迷っている人は、リクシル(LIXIL)のような企業からスカウトされる可能性があるビズリーチに登録するのがおすすめです。