ISFJに向いてる仕事は?擁護者型の性格に適した職業を徹底解説

ISFJに向いてる仕事は?擁護者型の性格に適した職業を徹底解説

    MBTI診断(16personalities)のISFJ(擁護者型)タイプに向いてる仕事をキャリアのプロが徹底解説します。

    性格の特徴からわかる強み・弱みをもとに適職の紹介はもちろんのこと、向いていない仕事についても紹介します。自分の職業選びを考える際に参考にしてみてください。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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ISFJに向いてる仕事

MBTI性格診断テスト(16personalities)

出典:無料性格診断テスト|16Personalities

MBTI性格診断(16personalities)の番人に分類されるISFJ(擁護者型)は、誠実で責任感が強く、人の世話をするのが好きなタイプの人たちです。これらの特徴を活かせる仕事を選べば適職に出会いやすいです。

これから紹介するISFJ(擁護者型)に向いてる職業に就けば、自分の持つ長所を存分に活かせるので、仕事に対する満足度が得やすいだけでなくキャリアを成功させやすいです。

ISFJに向いてる仕事の共通点

  • 精密さ
  • 組織力
  • 奉仕精神
  • 人との関わりがある

ISFJ(擁護者型)の性格を活かせる仕事に就けば、ポテンシャルを最大限発揮し、成果を出せるようになります。働きがいも感じやすいので、ISFJ(擁護者型)の人で自分に向いてる仕事がわからない人は下記を参考にしてみてください。

医療従事者・福祉職

ISFJ(擁護者型)に向いてる仕事1つ目が医療従事者・福祉職です。

看護師・医療従事者は、患者に対して直接的なケアを提供し、健康と福祉に貢献することで、他人を助けることに喜びを見出せます。

ISFJは他人の世話をすることに情熱を持っているため、患者のケアや健康の管理に非常に適しているのです。細やかな注意力と共感力を活かして、看護師、医療アシスタント、薬剤師などの職業が適しています。

また、社会福祉・非営利団体では、他人を助けることに情熱を持ち、コミュニティや社会全体に貢献する活動にやりがいを感じます。

地域社会のサービスに関わる仕事、例えば社会福祉士やカウンセラー、介護職員なども、ISFJの性格に合っています。人々の問題を解決するのを助け、支援が必要な人々に手を差し伸べることで大きな充足感を得ることができるのです。

教師・教育者

ISFJ(擁護者型)に向いてる仕事2つ目が教師・教育者です。

教師・教育者は、学生の成長を支援し、教育を通じて他人に影響を与えることができるため非常に満足感があります。

また、保育士・幼稚園教諭は子供たちの成長と発展を支援し、教育とケアを通じて彼らの生活に影響を与えることができます。

細部に気を配る能力と計画性を生かし、教師や教育アドバイザーとしても成功しやすいです。ISFJは学生一人ひとりに配慮した教育を提供することができ、特に小学校教師や特別支援教育の分野でその資質を発揮します。

経理・事務職

ISFJ(擁護者型)に向いてる仕事3つ目が経理・事務職です。

事務や管理職はオフィスマネージャーや行政アシスタントとして、その組織力と責任感を活かすことができます。

ISFJはルーチンを守り、詳細に注意を払うことが得意なため、事務的な仕事や後方支援の役割で高い効率を発揮できるのです。

また、細部に注意を払い、正確な記録を維持する能力を活かして、財務管理や会計の仕事にも向いています。

人事・採用

ISFJ(擁護者型)に向いてる仕事4つ目が人事・採用です。

人事・採用は他人の才能を見つけ出し、適材適所に配置することで、組織の成長に貢献できます。

一方、人事や採用が機能しないと組織が衰退してしまいます。そのため、ISFJの責任感の強さや誠実さが活かせる仕事といえるのです。

管理職

ISFJ(擁護者型)に向いてる仕事5つ目が管理職です。

細部に注意を払い、組織的に物事を進める能力を活かして、効率的なオフィス環境を維持することができます。

ISFJは世話好きの人が多く、仕事に対する責任感が強いです。

そのため、組織を管理しマネジメントする管理職が向いてるのです。

転職エージェント末永 末永

ISFJ(擁護者型)の自分に向いてる仕事がわからない、対処法や適職診断を知りたい人は下記の記事もチェックしてみてください。

ISFJに向いてない仕事

ISFJ(擁護者型)の細部に注意を払えたり、組織的に物事を進められる強みを活かせる向いてる仕事があれば、向いていない仕事もあります。

ISFJに向いてない仕事は下記の特徴に該当します。

ISFJに向いてない仕事の特徴

  • 他者との競争が激しい仕事
  • 刻々と状況が変わっていき高い適応力が必要な仕事
  • 完全な自己管理が求められる
  • 人との関わりが少ない

ISFJ(擁護者型)の弱みに合致する仕事は、やりがいを感じにくく働くモチベーションが高まりにくいです。下記で紹介する仕事に就いてしまうと、自分の特性を活かせないのでISFJはストレスを感じてしまいます。

さらに成果も出ないため、自分に対する自信も失ってしまいやすいです。仕事に対する満足度が低下してしまわないためにも就職先・転職先選びをする前には、自分に向いてる仕事かを確認するようにしてください。

成果に対する競争が激しい営業職

ISFJ(擁護者型)には成果に対する競争が激しい営業職が向いてません。

ISFJは他人の感情に敏感です。高いプレッシャーの下で積極的に商品やサービスを売り込む必要がある営業職はストレスを感じやすいかもしれません。

また、協力と調和を重視し、他人との競争を避ける傾向があるISFJにとって、極度に競争的な環境はストレスを感じやすいです。

特に成果に基づく報酬や競争が激しい環境は避けた方が良いでしょう。

1人で長時間黙々と働く技術職

ISFJ(擁護者型)には1人で長時間黙々と働く技術職は向いてません。

他人との交流を重視するISFJにとって、在宅のデータ入力、孤立した研究職など孤立した環境での長時間作業はストレスを感じやすく、不満がたまりやすいです。

また、ISFJは人間関係や感情的なつながりを重視するため、ソフトウェアエンジニアや電気技師など技術的な細部に長時間集中する仕事は苦手とすることがあります。

そのため、ISFJには1人で長時間黙々と働く技術職は向いてないのです。

単調な繰り返し業務

ISFJ(擁護者型)には単調な繰り返し業務は向いてません。

ISFJは細部に注意を払う能力がありますが、単調で反復的な作業は退屈に感じやすく、長期的なモチベーションを保つのが難しいです。

そのため、工場のライン作業、データ入力など定型化されたルーチンワークは、ISFJには向いてないのです。

フリーランス・自営業

ISFJ(擁護者型)にはフリーランス・自営業は向いてません。

安定性を重んじるISFJにとって、定期的な収入が保証されないフリーランスや自営業は不安を感じる原因となるかもしれません。

特に初期段階での不確実性や収入の波は、ISFJにとって大きなストレスになることがあります。

また、ISFJは他人と協力し、サポートを提供することを好むため、フリーランスのライター、自営業のような完全な独立作業はストレスになることがあります。

危険を伴う仕事

ISFJ(擁護者型)には危険を伴う仕事は向いてません。

ISFJは、安全な環境で働くことを好みます。

そのため、物理的、心理的な危険が伴う職業(例えば、消防士や警察官)も、安全とセキュリティを非常に重視するISFJには不向きな場合があるのです。

転職エージェント末永 末永

ISFJの性格・特徴を活かせる仕事、逆に向いていない仕事は他にもあります。さらに詳しく知りたいのなら人材紹介会社が運営するマジキャリに相談してみてください。


適性診断の結果と自己分析を踏まえ、適性にマッチする最適な仕事をアドバイスしてもらえます。

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ISFJの性格・特徴

ISFJ(擁護者型)は誠実で責任感が強く、世話好きな特徴を有しています。さらに安定した環境で働くことを好むため、急激な変化が多い職場とは相性が合わない傾向にあります。

実際にISFJ(擁護者型)にはどのような性格・特徴があるのかを下記で紹介していきます。就職・転職において、自分自身の強みと弱みを把握することは適切なキャリアを形成していく上では必要不可欠です。

自分に合わないキャリアを選択してしまわないように、これから紹介するISFJ(擁護者型)の性格・特徴をぜひ把握してください。

世話好き

ISFJ(擁護者型)は世話好きであることが多いです。

ISFJは他人に対して非常に配慮深く、支援的です。彼らは他人の感情やニーズを敏感に察知し、人々が安心して快適に過ごせるよう努力します。

そのため、社会的な交流において、人々を助けることに大きな喜びを感じることが多いです。

責任感が強い

ISFJ(擁護者型)は責任感が強い人が多いです。

ISFJは信念が強く、一度責任を持った仕事に対しては献身的に取り組みます。倫理観が強く、義務感から行動するため、信頼される存在です。

その忠実さは、職場や個人的な関係の両方で評価されるでしょう。

内向的で自分の気持ちを表に出すことが少ない

ISFJ(擁護者型)は、内向的で自分の気持ちを表に出すことが少ないです。

ISFJは、感情を内に秘めることが多く、自分の個人的な感情や問題を他人に開示することは少ないです。

しかし、その分他人の話に耳を傾けサポートすることが得意で、深い人間関係を築くことができるでしょう。

協調性が高くチームで動くのが得意

ISFJ(擁護者型)は、協調性が高くチームで動くのが得意です。

ISFJは、実用的な解決策を好み、組織的なスキルに長けています。彼らは計画やスケジュールを立てることが得意で、ルーチンワークをこなす際も効率的です。

そのため、管理職や事務関連の仕事でその能力を発揮することができます。

変化には慎重になりやすい

ISFJ(擁護者型)は変化には慎重になりやすいです。

ISFJは、新しい状況や突然の変化に対しては慎重で、時に抵抗を感じることがあります。

安定を好み、予測可能な環境で最も快適に感じるため、大きな変更や不確実性はストレスの源となることがあります。

そのため、慣れない仕事や環境では実力を発揮できないかもしれません。

ISFJ-TとISFJ-Aの違い

ISFJ(擁護者型)にはISFJ-TとISFJ-Aで2つのサブタイプがあります。

TとAで性格や特徴が異なるのではなく、ISFJの特徴がありながら自分自身の感情やストレス耐性に違いがあります。

ISFJ-T

ISFJ-Tは不安定型と言われます。

ISFJ-Tは自己疑念を持ちやすく、感情の起伏が激しい傾向があります。これは、ストレスの多い状況で不安を感じやすいことを意味します。

また、他人の意見や反応に敏感であり、周囲の期待に応えようとするため、時には過度に気を使うことがあるでしょう。

そして、自分の欠点を克服しようと努力する傾向が強く、常に自己成長を目指して行動します。このため、自己反省や自己評価に多くの時間を費やすことがあるのです。

ISFJ-A

ISFJ-Aは積極的型と言われます。

ISFJ-Aは自信があり、冷静です。ストレスや圧力の下でも比較的落ち着いて対処できる特性があります。これにより、不確実な状況でも安定して行動することができます。

また、感情をうまく管理する能力があり、感情に振り回されることが少ないです。これは職場や日常生活での対人関係をスムーズにするのに役立ちます。

そして、自分自身の判断に依存することが多く、他人の影響を受けにくいため、自立して行動することが得意です。

ISFJが仕事をする上での注意点

ISFJ(擁護者型)の性格・特徴は仕事に良い影響を与えることもありますが、悪い面で影響を及ぼすことがあります。

とくにISFJ(擁護者型)は責任感が強く、引き受けたことは完遂しようとします。その結果、自分を犠牲にする傾向にあり、疲弊してしまいやすいです。疲弊してしまうと楽しく仕事をすることができなくなるので、円滑に働くためにも下記の注意点に気を付ける必要があります。

ISFJ(擁護者型)が仕事をする上で注意すべき点について、下記で詳しく紹介していきます。

自分の意見を主張する

ISFJ(擁護者型)は、自分の意見を主張することを意識しましょう。

ISFJは自然に対人関係を調和させようとするため、対立を避けがちです。しかし、これが原因で自分の意見やニーズを適切に主張できない場合があります。

職場での健全な対立も必要な場合があるため、適切なコミュニケーション技術を学び、自己主張を強化することが重要です。

オンとオフの切り替えをする

ISFJ(擁護者型)は、オンとオフの切り替えをするよう意識してください。

ISFJは責任感が非常に強く、他人のために自分を犠牲にすることがしばしばあります。このため、過労や燃え尽き症候群に陥りやすいことがあります。

自分の限界を理解し、健康やウェルビーイングを維持するために適切なワークライフバランスを保つことが大切です。

変化に対して不安を感じすぎない

ISFJ(擁護者型)は、変化に対して不安を感じすぎないようにしましょう。

安定を好むISFJにとって、予期せぬ変化や新しい環境への適応はストレスの原因となることがあります。

しかし、変化に対して事前に準備をしておくことで対応可能なこともありますし、何より変化によってさらに成長できる可能性があります。

変化に対して柔軟な姿勢を持つこと、または変化が起こる前に準備をすることが大切です。

目標を忘れない

ISFJ(擁護者型)は、目標を忘れないようにしてください。

細部に対する異常な集中は、大局を見失う原因となることがあります。

時には細部ではなく全体を見る広い視野が必要になることもあるのです。

全体の目標や目的を常に意識し、細かい点に囚われ過ぎないよう注意することが有効です。

ISFJに向いてる仕事がわからないのなら

ISFJ(擁護者型)に向いてる仕事がわからない場合、自己分析を徹底しておこない自己理解を深めるようにしてください。自分の強みや弱みを把握していないと、適職はなかなか見つかりません。

しかし、自己分析と言われてもどのようにやれば良いのかわからない人も多いと思います。その際にはマジキャリのキャリアコーチングを利用するのがおすすめです。

マジキャリは人材紹介会社が運営しており、転職市場やキャリアに役立つ自己分析のやり方に熟知しています。

また、人材紹介会社なのでISFJ(擁護者型)に向いてる仕事、活躍できる仕事に関するデータも豊富にあります。ISFJの適性にマッチする仕事についてアドバイスしてもらえるので、ぜひ利用してみてください。

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キャリアコーチングサービスやキャリア相談について、さらに詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください。

日本人の16タイプの割合ランキング

タイプ 割合
NFP(仲介者型) 16.44%
ENFP(広報活動家型) 13.78%
INTP(論理学者型) 7.19%
ISFJ(擁護者型) 6.82%
INFJ(提唱者型) 6.79%
ESFJ(領事型) 6.75%
ISFP(冒険家型) 6.74%
ESFP(エンターテイナー型) 6.02%
ENFJ(主人公型) 5.59%
ENTP(討論者型) 5.19%
INTJ(建築家型) 3.7%
ISTJ(管理者型) 3.57%
ESTJ(幹部型) 3.39%
ISTP(巨匠型) 2.87%
ESTP(起業家型) 2.62%
ENTJ(指揮官型) 2.57%
出典:16personalities
(2024年5月時点の回答者79,290人)

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