INFPに向いてる仕事は？仲介者型の性格に適した職業を徹底解説

INFPに向いてる仕事

出典：MBTI性格診断(16personalities)

MBTI性格診断(16personalities)の外交官に分類されるINFP(仲介者型)は、創造力と共感力が高く、理想主義の側面が強い人たちです。これらの特徴を活かせる仕事を選べば適職に出会いやすいです。

これから紹介するINFP(仲介者型)に向いてる職業に就けば、自分の持つ長所を存分に活かせるので、仕事に対する満足度が得やすいだけでなくキャリアを成功させやすいです。

INFP(仲介者型)の性格を活かせる仕事に就けば、ポテンシャルを最大限発揮し、成果を出せるようになります。働きがいも感じやすいので、INFP(仲介者型)の人で自分に向いてる仕事がわからない人は下記を参考にしてみてください。

教師・教育者

INFP(仲介者型)にとって、教師や教育者は向いている職業の一つです。

教師や教育者は、学生の成長をサポートする役割を担います。理想的な教育を目指すという意味で、理想主義的なINFPに向いてるといえます。

また、INFPは共感力が強いため、学生の気持ちに寄り添った教育や日々のサポートをおこなうことが可能です。例えば、いじめを受けてる学生を見たらその辛さに共感し、親身になって相談を受けられるでしょう。

ライター・ジャーナリスト

INFP(仲介者型)にとって、ライターやジャーナリストも向いてる職業です。

ライターやジャーナリストの仕事は、情報や物語を文章にまとめるとともに自分の考えを読者に伝える必要があります。INFPは自己表現の才能があり豊かな想像力を持つため、自分の考えや物語を文章でまとめる仕事に向いています。

INFPの自己表現を最大限に活かせる職業としてライターやジャーナリストはおすすめです。

アーティスト・クリエイティブ職

アーティストやクリエイティブ職もINFP(仲介者型)に向いてる職業の一つです。

INFPは感受性と想像力が豊かなため、自分の内面にある世界観を作品として創り出すことを得意としています。そのため、画家やイラストレーター、グラフィックデザイナー、インテリアデザイナーなど、クリエイティブな仕事で活躍するINFPは多くいます。

また、上記のように独立した働き方ではなくても、企業内のデザイン部門やクリエイティブ部門でも活躍することは可能です。例えば、持ち前の感受性と想像力を活かして、新たな商品デザインをおこなったり開発アイデアを提案できたり活躍の場は多くあるでしょう。

人事・採用

INFP(仲介者型)に向いてる仕事に、人事や採用が挙げられます。

INFPは人の才能やポテンシャルを冷静に見極めることができます。そのため、人事や採用担当として企業内の適材適所を見つけて配置することができるのです。

特に、リクルーターとしては求職者の適性を見極め、企業のニーズに合った人材を選び出す重要な役割があります。また、トレーニングスペシャリストとして社員のスキルアップをサポートします。

このように人事や採用の仕事は、INFPが持つ共感力や洞察力を活かしながら、他の人の成長サポートをおこなえるやりがいのある仕事といえるでしょう。

医療従事者・福祉職

INFP(仲介者型)にとって、医療従事者や福祉職も向いてる仕事の一つです。

INFPは高い共感力を持っているので、他人を助けることに大きなやりがいを感じます。

特に、患者や利用者と直接関わることで、健康をサポートしていることや社会に貢献できていることを実感することができ、情熱的なINFPはモチベーションを維持して働くことができるでしょう。

医療従事者の具体的な職種としては、看護師や理学療法士、栄養士が挙げられ患者の健康をサポートします。また、福祉職ではNPOスタッフやコミュニティオーガナイザー、社会福祉士として、地域社会の問題を解決し支援を必要とする人々を助けることが仕事です。

関連記事

自分に向いてる仕事がわからない原因は？対処法や適職の診断ツールも紹介！

INFPに向いてない仕事

INFP(仲介者型)の豊かな創造力や共感力、理想主義といった強みを活かせる向いてる仕事があれば、向いていない仕事もあります。

INFPに向いてない仕事は下記の特徴に該当します。

INFP(仲介者型)の弱みに合致する仕事は、やりがいを感じにくく働くモチベーションが高まりにくいです。下記で紹介する仕事に就いてしまうと、自分の特性を活かせないのでINFPはストレスを感じるかもしれません。

必ずしも性格診断で向いてる仕事や向いてない仕事が決まるわけではないので、参考程度に読んでみてください。

数字を使った詳細な分析

INFP(仲介者型)にとって、数字を使った詳細な分析の仕事は向いてない可能性があります。

INFPは豊かな想像力を活かしてアイデアを出したり、クリエイティブな仕事を得意とする傾向があります。そのため、それとは反対に具体的な数値やデータを扱うような仕事、には興味を持ちにくくモチベーションを維持するのが難しいです。

例えば、経理やファイナンシャルアナリスト、統計学者のような職業は、日常的に大量のデータを扱い分析をする必要があるので、INFPにとってはやりがいを感じにくいかもしれません。

1人で長時間おこなう仕事

1人で長時間おこなう仕事も、INFP(仲介者型)にとって向いていないかもしれません。

INFPは内向的である一方、他人との交流を求める傾向があります。長時間にわたって孤立した環境で作業を続けるとストレスを感じやすく、不満がたまりやすいです。

例えば、在宅でのデータ入力やコーディング、孤立した環境での研究職などは1人での作業が多くなります。初めのうちは問題なく働けるかもしれませんが、長期間になると他者と関わりたくてストレスを感じるでしょう。

形式が決まったルーティンワーク

INFP(仲介者型)は、形式が決まったルーティンワークの働き方には向いていません。

INFPは想像力を活かして新しいアイデアを考えたり、独自の視点で仕事を進めることにやりがいを感じます。その一方で、単純作業や毎日同じことを繰り返すような仕事には退屈に感じやすく、モチベーションを維持しづらい傾向があります。

例えば、工場でのライン作業や経理のデータ処理のような職業は、毎日同じ作業を繰り返すことが多いため想像力を発揮する場面が少ないです。

厳格なルールが多い公務員

厳格なルールが多い公務員も、INFP(仲介者型)には向いていない可能性があります。

INFPはクリエイティブに自己表現することにやりがいを感じる傾向にあります。しかし、公務員の仕事は型にはめられたものが多く、自分のアイデアや感性を自由に表現する機会が少ないです。そのため、自分を押さえ込んで仕事をしなければならず、ストレスを感じることも多いでしょう。

例えば、官僚や軍隊のような職業は、全体の統率をとるために細かい規則が設けられていて、それに従うことが求められます。ルールを守れないものは全体の統率を乱すことになってしまいます。

対立が多い仕事

INFP(仲介者型)にとって、対立が多い仕事は向いていないでしょう。

INFPは協力と調和を重視し、他人との競争を避ける傾向があります。そのため、出世争いや売上競争など、対立の多い職場ではストレスを感じるかもしれません。

例えば、売上目標のある営業職や競争の激しいコンサルティング業界は常に競争が求められます。これらの仕事では、強引な手法やプレッシャーを感じることが多く、INFPにとってストレスフルな環境になりがちです。

INFPの性格・特徴

INFP(仲介者型)タイプは理想主義者でありながら、感情的で内向的な一面も持っています。また、共感力が高いので他人の気持ちにも敏感になる傾向があります。

実際にINFP(仲介者型)にはどのような性格・特徴があるのかを下記で紹介していきます。就職・転職において、自分自身の強みと弱みを把握することは適切なキャリアを形成していく上では必要不可欠です。

自分に合わないキャリアを選択してしまわないように、これから紹介するINFP(仲介者型)の性格・特徴を理解しておきましょう。

理想主義の側面が強い

INFP(仲介者型)の性格には、理想主義の側面があります。

理想主義とは「こうあるべきだ」という価値観をベースに物事を判断したり行動したりすることです。INFPはこの価値観を強く持っているため、「公正」や「正義」に敏感であり、それに従って生活する傾向にあります。

例えば、職場でもちょっとした不正でも許さず正しい行動をしようとします。その結果、周りからは「真面目な人」という印象を与えるでしょう。

理想主義に従って生活することは正しいことですが、ストレスを感じるようであれば自分の中の基準を下げたほうがいいかもしれません。

他者の感情に敏感

INFP(仲介者型)の性格には、他者の感情に敏感な特徴があります。

他者の感情に敏感ということは「共感力が高い」「感受性が豊か」とも言い換えることができます。この特性により、他者に寄り添ったサポートをすることができ、人間関係で深いつながりを築くことが可能です。

例えば、友人や同僚が悩んでいるときに彼らの気持ちを理解し、共感することで安心感を与えます。それにより、周りからの信頼を得ることができるでしょう。

他者への共感は周りから必要とされる要素ではありますが、いき過ぎるとストレスとなるため注意しましょう。

内向的な傾向

内向的な傾向が強いことも、INFP(仲介者型)の性格の特徴です。

INFPは人とのつながりを重視する反面、自分の思いや感情を内側に抱え込む内向的な傾向も持っています。これは「相手に余計な心配をさせたくない」という共感力の高さとも関係しているのです。

例えば、INFPは飲み会などの席、特に初対面の人との交流の場ですぐに自分の気持ちを表現しない場合があります。このような態度は、「冷たい」と誤解されることもありますが、一度親しくなれば感情をオープンに表現します。

INFPの内向的な特性は、周りから誤解されることもありますが、慎重に物事を進め成長するために必要な特性といえるでしょう。

創造力が豊か

INFP(仲介者型)は、創造力が豊かという特徴があります。

自分の内面を形にすることを得意とするINFPは、文学や音楽、芸術などのクリエイティブな分野で才能を発揮します。実際、詩人や作家、芸術家で活躍している人たちの中には、INFPタイプの人が多いといわれています。

しかし、創造力が豊かすぎると、現実とのバランスを取るのが難しくなることもあります。

変化に対して柔軟な対応ができる

INFP(仲介者型)は、変化に対して柔軟な対応ができるという特性を持っています。

INFPは、冷静に物事の判断ができるため、環境や物事の変化にあまり動じることがありません。そのため、その時の最善の対応策を検討し行動に移すことができるのです。

例えば、職場での急なプロジェクトの変更にも臨機応変に対応できますし、プライベートで突発的に家族が病気になったとしても冷静に対処できるでしょう。

そのため、変化と安定のバランスが取れている環境を見つけることで活躍の幅が広がるでしょう。

INFP-TとINFP-Aの違い

INFP(仲介者型)にはINFP-TとINFP-Aで2つのサブタイプがあります。

TとAで性格や特徴が異なるのではなく、INFPの特徴がありながら自分自身の感情やストレス耐性に違いがあります。

INFP-T

INFP-Tの「T」は不安型を表しています。

INFP-Tは自信がなかったり決断をするのは苦手だったりとネガティブな要素がありますが、「本当にこれでいいのか？」と自問自答を続けるような自分に厳しい人でもあります。

INFP-Tは、目の前の情報や自分自身に対しても「本当にこれでいいのか？」「もっといい方法があるのではないか？」と選択肢を模索し、最善策の発見にも繋がります。

INFP-Tはプレッシャーに敏感でもあるので、相手のニーズ・欲求を汲み取ることができます。

場合によっては、プレッシャーを重く感じてしまい、ストレスに感じることもあるので注意しましょう。

INFP-A

INFP-Aの「A」は安定型を表しています。

INFP-Aは、自分の能力や選択に自信を持ち、安定した精神状態を持つ特徴があります。

INFP-Aは、忙しない日常やストレスの多い状況下でも比較的穏やかに過ごし、メンタルも安定していることが多いです。

例えば、プレッシャーのある仕事を任されたとしても、落ち着いていて自信があるINFP-Aは冷静にその場を対処することが可能なので目標達成に向けて前向きに取り組むことができます。

INFPが仕事をする上での注意点

INFP(仲介者型)の性格・特徴は仕事に良い影響を与えることもありますが、悪い面で影響を及ぼすことがあります。

とくにINFP(仲介者型)は理想主義な側面があるので、現実的に達成が難しい目標を立てがちです。実現ができない目標を追い続けているとモチベーションの低下にも繋がっていきます。成果をしっかり出して働くためにも、INFPは下記の注意点に気を付ける必要があります。

INFP(仲介者型)が仕事をする上で注意すべき点について、下記で詳しく紹介していきます。

目標は実現可能な範囲で設定する

INFP(仲介者型)が仕事をする上で注意すべき点は、目標は実現可能な範囲で設定することです。

INFPは理想主義的な傾向があり、非現実的な目標を立ててしまうことがあります。

例えば、現実的な売上目標の3倍の目標を掲げて自らを追い込む傾向があります。このような目標は達成できれば大きな成果となりますが、あまりに高い目標だと逆にモチベーションが低下してしまう場合もあります。

目標設定は、頑張らなくても達成できる「コンフォートゾーン」でもなく、目標が高すぎてストレスに感じてしまう「パニックゾーン」でもなく、ちょっと手を伸ばせばギリギリ届きそうな絶妙なラインの「ストレッチゾーン」に置くことが重要です。

適度にストレスを解消する

適度にストレスを解消することも、INFP(仲介者型)が注意する点の一つです。

INFPは仕事のプレッシャーやストレスにより感情的になりやすいため、自分なりのストレス解消方法を持つことが大切です。これにより、ストレスを軽減し、仕事に対するモチベーションを保つことができます。

自己管理をしっかりとおこないストレスを上手に解消することで、自分の能力を最大限に発揮することができます。

フィードバックは成長の機会だと捉える

INFP(仲介者型)が仕事をする上での注意点として、フィードバックを成長の機会として捉えることが挙げられます。

感受性が強いINFPは、批判的なフィードバックを受けると傷つくことが多いです。しかし、フィードバックは成長するためのチャンスであり、それを受け入れることでより成長することができます。

例えば、プロジェクトの進捗に対して上司からフォローをされた場合、まず感情的に反応するのではなく、指摘された内容を客観的に分析することが大切です。どのような改善方法があるのかを冷静に考え、それを具体的なアクションプランに変えることで成長に繋げることができます。

フィードバックをポジティブに捉える姿勢は、INFPが仕事で成功するために重要なポイントです。

他人の意見に流されない

INFP(仲介者型)が仕事をする上での注意点として、他人の意見に流されないことが重要です。

INFPは対立を避ける傾向があるため、職場での意見の対立を苦手とすることがあります。しかし、職場では意見が対立することはあるため、その際には他人の意見に流されるばかりではなく自分の主張を押し通すことも必要です。

例えば、会議で同僚と意見の食い違いが起こったとき、同僚だからと引くのではなく自分の考えをしっかりと伝えるようにしましょう。これは、今後のキャリアアップを考える上でも重要なことです。

対立を避けるばかりではなく、周りを尊重しながら自分の意見をうまく主張することが大切です。

柔軟に対応するための準備を心がける

柔軟に対応するための準備を心がけることも、INFP(仲介者型)が注意すべき点の一つです。

INFPは変化に対して柔軟に対応できる特性を持っていますが、それは特性だけで達成するものではなく、事前の準備も必要になります。

例えば、職場で新しいプロジェクトが始まる際には、そのプロジェクトの背景や目的、必要なスキルについて事前に情報を集めることが効果的です。さまざまなケースを想定して準備しているからこそ、突発的な案件にも柔軟に対応できるのです。

INFPに向いてる仕事がわからないのなら

INFP(仲介者型)に向いてる仕事がわからない場合、自己分析を徹底しておこない自己理解を深めるようにしてください。自分の強みや弱みを把握していないと、適職はなかなか見つかりません。

しかし、自己分析と言われてもどのようにやれば良いのかわからない人も多いと思います。その際にはマジキャリのキャリアコーチングを利用するのがおすすめです。

マジキャリは人材紹介会社が運営しており、転職市場やキャリアに役立つ自己分析のやり方に熟知しています。

また、人材紹介会社なのでINFP(仲介者型)に向いてる仕事、活躍できる仕事に関するデータも豊富にあります。INFP(仲介者型)の適性にマッチする仕事についてアドバイスしてもらえるので、ぜひ利用してみてください。

キャリアコーチングサービスやキャリア相談について、さらに詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください。

関連記事

おすすめのキャリアコーチングサービス12選を徹底比較【2024年最新】

関連記事

キャリアコーチングのサービス内容とは？選び方や注意点も紹介！

関連記事

キャリア相談で何が解決する？おすすめ8社を転職のプロが徹底比較！

日本人の16タイプの割合ランキング